JP4285847B2 - 空袋供給装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、積み重ねられた空袋を1枚ずつ分離し供給する空袋供給装置、特にチャック付き袋など袋口付近に厚みをもつ包装袋を袋詰め包装機のグリッパーに供給するための空袋供給装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
チャック付き袋など袋口付近に厚みをもつ包装袋を1枚ずつ袋詰め包装機のグリッパーに供給する装置として、例えば特公昭58−28166号公報、実開昭61−59511号公報が知られている。上記公報に記載された技術は、多数の空袋を袋口を前方に向け上部の空袋が前方側にくるように長さ方向にずらしてベルトコンベア上に積み重ね、これを長さ方向に搬送し、そのベルトコンベア上で最上部(最前部)の空袋を1枚ずつ分離し早送りで前方に繰り出し、ベルトコンベアの先端付近に設置したストッパーに当接させて位置決めし、これを給袋手段の吸盤で吸着し袋詰め包装機のグリッパーに供給するというものである。
【0003】
上記の空袋供給装置において、空袋をベルトコンベア上に上記の形態で積み重ねるのは人手によって行われるが、余程注意して作業しても、積み重ねられた多数の空袋のなかには、上側の空袋が下側の空袋よりも後退位置にきているものがある。このような場合、上下の空袋のチャック取付部(凸状部)同士、あるいは袋口付近に貼着した開封用テープ部(凸状部)同士が係合し、上側の空袋が下側の空袋より少し後退した2枚重ねの状態で繰り出され、そのままの状態でストッパーに当接する。このとき下側の空袋がストッパーに当接しているため、袋詰め包装機のグリッパーに給袋される上側の空袋はストッパーから少し後退した位置にあり、そのため、その空袋を前記グリッパーに所定高さ位置で供給できないという問題が生ずる。
【0004】
このような問題を解決するため、特開平10−194238号公報、特開平10−287309号公報では、前記ベルトコンベアの前方に第2のベルトコンベアと押えローラを設置し、前記ベルトコンベア上を繰り出された空袋を吸盤で吸着して取り上げ、これを第2のベルトコンベアと押えローラの間に送り込み、第2のベルトコンベア上を前方に搬送し、その先端付近に設置したストッパーに当接させて位置決めし、これを給袋手段の吸盤で吸着し袋詰め包装機のグリッパーに供給している。この方法によれば、ベルトコンベア上を繰り出された空袋が仮に2枚重ねとなっていても、第2のベルトコンベアには常に1枚ずつ送り込まれるので、前記の問題は発生しない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記公報の技術によれば、2台のベルトコンベアを搬送方向に直列に設置する必要があるため、一方向に長い設置スペースが必要となる。特に一度に供給できる空袋の枚数を多く設定する場合、それだけ長い設置スペースが必要となるため、包装システム全体のレイアウト上、不都合を生じている。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、チャック付き袋の空袋を1枚ずつ供給できると同時に、一方向にのみ広い設置スペースを必要としない空袋供給装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明に係る空袋供給装置(請求項1)は、チャック付き袋の空袋を袋詰め包装機に供給するもので、上部の空袋が前方側にくるように幅方向にずらして積み重ねられた空袋群を幅方向に搬送する第1ベルトコンベアと、第1ベルトコンベア上で最上部の空袋を分離し前方に早送りする繰出手段と、第1ベルトコンベアの先端付近に設置した第1ストッパーと、第1ベルトコンベアに直交して隣接配置され空袋をその長さ方向に搬送する第2ベルトコンベアと、第1ストッパーに当接した空袋を袋口側を前方に向けて第2ベルトコンベアへ移送する空袋移送手段と、第2ベルトコンベアの先端付近に設置された第2ストッパーと、第2ストッパーに当接した空袋を袋詰め包装機に袋口側を上向きにして袋詰め包装機のグリッパーに供給する給袋手段を備えることを特徴とする。
上記装置において、第2ベルトコンベアを直列配置された複数個のベルトコンベアで構成し、さらにその間に空袋の通過又は停止を制御する袋ストッパーを配置することができる(請求項2)。また、第2ベルトコンベアの後端付近に、空袋移送手段により移送された空袋を第2ベルトコンベアと協働して第2ベルトコンベア上に強制的に送り込む送りローラを設置することもできる。
【0008】
なお、通常の空袋は所定枚数が垂直に積層され束ねられた状態で保管されており、このような積層空袋は、各袋の厚みや材質又はその保管状態などにより袋面が湾曲している場合があり、この湾曲は通常は袋の長さ方向に生じるので、この積層空袋を袋口を前方に向け上部の空袋が前方側にくるように長さ方向にずらしてベルトコンベア上に積み重ねる作業はきわめて煩雑である。そして、長さ方向に湾曲した袋はその湾曲部同士が係合状態となり、2枚以上重なって繰り出されることが多くなる。しかし、上記空袋供給装置のように、多数の空袋を袋の幅方向にずらして積み重ね、これを幅方向に搬送するようにした場合、空袋は湾曲軸に平行に繰り出されるので、上下の袋が重なっても湾曲部同士が係合状態になることはなく、確実に1枚ずつ繰り出される。しかも、仮に上側の空袋が下側の空袋よりも後退位置にきているものがあったとしても、空袋はチャック取付部あるいは開封用テープ部(チャック付き袋の場合)に平行に繰り出されるので、これら同士が搬送方向前後に係合して空袋が2枚重ねの状態で前方に繰り出されるようなこともない。
【0009】
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図1〜図7を参照して、本発明に係る空袋供給装置をより具体的に説明する。
まず、図1に示す空袋供給装置(参考例)は、チャック付き空袋W(a;チャック部)を図示しない包装機のグリッパー1に供給するもので、ベルトコンベア2と、ベルトコンベア2の上方に設置された繰り出し手段3(早送り装置4、送り出し装置5)と、ベルトコンベア2の先端付近に設置したストッパー6と、ストッパー6に当接した空袋Wをグリッパー1に供給する給袋手段(吸盤7のみ示す)等で構成される。ベルトコンベア2上には空袋群W0が上部の空袋が前方側(図において左側)にくるように幅方向にずらして積み重ねられ、ベルトコンベア2はこれを幅方向に平行に搬送する。なお、本発明では、ベルトコンベア2、繰出手段3及びストッパー6等で構成される装置を一括して横送り式コンベアマガジンと称する。
【0011】
この横送り式コンベアマガジンにおいて、繰り出し手段3の一部を構成する早送り装置4は、駆動プーリー8、その駆動軸に一端を回動自在に取り付けられたアーム9、その先端に取り付けられた従動プーリー11、両プーリーに張架された早送りベルト12を備え、その走行速度はベルトコンベア2の送り速度より速くされている。また送り出し装置5は、駆動プーリー13、ベルトコンベア2の上面に摺接可能で柔軟な複数個の突起を周囲に有する爪車14、駆動プーリー13と爪車14の軸に張架したベルト15を備える。この早送り装置4により、ベルトコンベア2上の最上部(最前部)の空袋から順に1枚ずつ早送りベルト12に接触して早送りされ、さらに爪車14により前方に送り出されて後続の空袋群W0から分離され、ストッパー6に当接して停止し、ここで位置決めされる。
なお、ベルトコンベア2による空袋W(空袋群W0を含め)の搬送時、空袋Wの袋口端部がガイドプレート16により、袋底端部がガイドプレート17によりガイドされ、空袋Wはその幅方向に平行に安定して搬送される。
【0012】
空袋Wがベルトコンベア2上でストッパー6に当接し停止すると、これを袋検出用センサ18が検出し、その検出信号に基づき給袋手段が作動し(吸盤7が下降して空袋Wを吸着し、上昇、揺動)、その空袋Wを所定位置に移送してグリッパー1に受け渡す(実線→仮想線)。この移送はベルトコンベア2に垂直な面内で行われる(ベルトコンベア2から横方向に移送される)。
なお、図1において、19はアーム9の揺動を検出するセンサであり、早送りベルト12がベルトコンベア2との間に2枚以上の空袋を挟み込んでアーム9が揺動(図において右回りの揺動)した場合、このセンサ19がアーム9の揺動を検出し、その検出信号に基づいてベルトコンベア2の駆動が停止する。その間、空袋Wの送り出しは早送りベルト12のみで行われるため、最上部の空袋Wのみが送られ、複数枚重ねの送り出しが防止される。
【0013】
この空袋供給装置では、コンベアマガジンを横送り(ベルトコンベア上で空袋Wを袋の幅方向に搬送する)としたので、空袋を1枚ずつ繰り出す際に上下の空袋のチャック取付部同士が搬送方向前後に係合したり、湾曲部同士が係合することもなく、繰り出しの確実性が大きく高まる。この横送りコンベアマガジンのみで、他のベルトコンベア等を特に設置しなくてもよく、その設置スペースが短くて済む。しかも、袋の幅方向に搬送することから、ベルトコンベアの長さを袋の長さ方向に搬送する従来装置(特公昭58−28166号公報、実開昭61−59511号公報)よりさらに短くし(袋のサイズは幅方向の方が短い)、あるいは多数の空袋群をベルトコンベア上に配置できるようになる。また、袋の長さ方向に搬送する上記従来装置では、積み重ねた空袋群は上方の空袋が必ず前方側にきていなくてはならなかったが、本発明では一部に前後しているものがあっても上下の空袋のチャック取付部同士が係合しないので、積み重ね作業が従来に比べ楽になる。
【0014】
図2及び図3に示す空袋供給装置(本発明例)は、図1と同じ横送り式コンベアマガジンに第2送り装置を付加し、さらに送りの確実性を高めたものである(図1と同じ部位には同じ番号を付与した)。この第2送り装置は、横送り式コンベアマガジンのベルトコンベア2に直交し、搬送される空袋Wの袋口側に隣接配置された第2ベルトコンベア21と、その後端付近上方に設置され第2ベルトコンベア21と協働する送りローラ22と、第2ベルトコンベア21の先端付近に設置された第2ストッパー23、ガイドプレート24、25等で構成される。また、この空袋供給装置は、ベルトコンベア2上でストッパー6に当接した空袋Wを第2ベルトコンベア21に供給する移送手段(吸盤26のみ示す)と、第2ベルトコンベア21上で第2ストッパー23に当接した空袋Wをグリッパー1に供給する給袋手段(吸盤27のみ示す)等を備える。
【0015】
空袋Wがベルトコンベア2上でストッパー6に当接し停止すると、これを袋検出用センサ18が検出し、その検出信号に基づき移送手段が作動し(吸盤26が下降して空袋Wの袋口近傍を吸着し、上昇、水平移動)、吸着した空袋Wの袋口側先端を第2ベルトコンベア21の後端と送りローラ22の間に差し入れる(実線→仮想線)。すると空袋Wは第2ベルトコンベア21と送りローラ22に挟まれて強制的に引き込まれ、空袋Wは幅方向両側をガイドプレート24、25によりガイドされ、第2ベルトコンベア21上をその長さ方向に平行に安定して搬送される。
空袋Wがベルトコンベア21上でストッパー23に当接し停止すると、これを袋検出用第2センサ28が検出し、その検出信号に基づき給袋手段が作動し(吸盤27が下降して空袋Wを吸着し、上昇、揺動)、その空袋Wを所定位置に移送してグリッパー1に受け渡す(実線→仮想線)。
【0016】
この空袋供給装置は、図1の空袋供給装置(特に横送り式コンベアマガジン)の作用効果を全て備え、さらにベルトコンベア2上でストッパー6に当接し停止した空袋を、移送装置(吸盤26)により1枚ずつ確実に吸着して第2ベルトコンベア21に送り込み、それを長さ方向に搬送するようにしたので、さらに確実に空袋を1枚ずつ搬送して正確に位置決めできるようになる。
また、2つのベルトコンベアが直交して隣接配置されているので、ベルトコンベアが直列に配置された従来装置(特開平10−194238号公報、特開平10−287309号公報)に比べ、設置スペースが一方向にのみ長くならず、しかもベルトコンベア2は従来装置より短くすることもでき、包装システム全体のレイアウト上、不都合を生じさせない。
【0017】
図4に示す空袋供給装置(本発明例)は、図2及び図3に示す空袋供給装置の変形例である(同じ部位には同じ番号を付している)。相違点は、第2送り装置に送りローラ22が設置されてない点と、移送手段(吸盤29のみ示す)の移送距離が長くなり、吸着した空袋Wを直接第2ベルトコンベア21上に移送して載せる(実線→仮想線)点だけである。作用効果については、図2及び図3に示す空袋供給装置とほぼ同じである。
【0018】
図5に示す空袋供給装置(本発明例)は、同じく図2及び図3に示す空袋供給装置の変形例である(同じ部位には同じ番号を付している)。相違点は、図2及び図3に示す空袋供給装置ではベルトコンベア2の先端部の袋口側側方がベルトコンベア21の後端に面していたが、この空袋供給装置では、ベルトコンベア2の先端がベルトコンベア21の後端部側方に面している点、第2送り装置に送りローラ22が設置されていない点、及び移送手段(吸盤30のみ示す)がストッパー6に当接した空袋Wの前方側側縁近傍を吸着し、第2ベルトコンベア21上に移送して載せる(実線→仮想線)点だけである。作用効果については、図2及び図3に示す空袋供給装置とほぼ同じである。
【0019】
図6及び図7に示す空袋供給装置(参考例)は、同じくチャック付き空袋W(a;チャック部)を図示しない包装機のグリッパー1に供給するもので、図2及び図3の横送り式コンベアマガジンと第2送り装置の組み合せの代わりに、バケット式コンベアマガジンと第2送り装置の組み合せとしたものである。
このバケット式コンベアマガジンは、搬送方向に垂直に向く仕切り板31が等間隔で設置されたベルトコンベア(=バケットコンベア)32であり、隣接する仕切り板31の間に空袋群W 0 がその幅方向を搬送方向に向けて収納され(つまり、隣接する仕切り板31がバケットとして機能する)、これを間欠的に搬送する。また、バケットコンベア32上に、該バケットコンベア32の表面及び仕切り板31の一方の端と干渉しない程度の隙間を置いて、空袋群W 0 の袋口側の位置を規制する位置決め板33が設置され、さらに各バケット内の空袋の有無を検出する袋検出用センサ34が設けられている。この袋検出用センサ34が先端のバケット内に空袋がないことを検出すると、その検出信号に基づきバケットコンベア32が駆動して次位のバケットを先端位置に搬送する。また、次位以降のバケット内に空袋がない場合は人手により空袋群W 0 を補充すればよい。バケットコンベア32に隣接して例えば特開平8−337217号公報に記載されたような空袋群の補充装置を設置し、袋検出用センサ34の検出信号に基づいて自動的に補充することもできる。
【0020】
第2送り装置は、図2及び図3に記載された第2送り装置とほぼ同じであり、バケットコンベア32に直交して空袋Wの袋口側に隣接配置されたベルトコンベア35と、その後端付近上方に設置されベルトコンベア35と協働する送りローラ36と、ベルトコンベア35の先端付近に設置されたストッパー37、ガイドプレート38、39等で構成される。なお、ベルトコンベア35は直列に配置された2つのベルトコンベア35a、35bからなり、ベルトコンベア35aと35bの間にはエアシリンダーにより作動する昇降式袋ストッパー41が設置されている。
また、この空袋供給装置は、所定位置に停止したバケット(先端のバケット)内の空袋Wをベルトコンベア35に供給する移送手段(吸盤42のみ示す)と、ベルトコンベア35上でストッパー37に当接した空袋Wをグリッパー1に供給する給袋手段(吸盤43のみ示す)等を備える。
【0021】
この空袋供給装置において、空袋Wがベルトコンベア35b上でストッパー37に当接し停止すると、これを袋検出用センサ44が検出し、その検出信号に基づき給袋手段が作動し(吸盤43が下降して空袋Wを吸着し、上昇、揺動)、その空袋Wを所定位置に移送してグリッパー1に受け渡す(実線→仮想線)。一方、袋検出用センサ44により空袋Wがないことが検出されると、その検出信号に基づき昇降式袋ストッパ41が下降し、ここで待機していた空袋Wが幅方向両側をガイドプレート38、39によりガイドされベルトコンベア35a上からベルトコンベア35bへと搬送される。同時に移送手段が作動し(吸盤42が下降して空袋Wの袋口近傍を吸着し、上昇、前後動)、吸着した空袋Wの袋口側先端をベルトコンベア35aの後端と送りローラ36の間に差し入れる(実線→仮想線)。すると空袋Wはベルトコンベア35aと送りローラ36に挟まれて強制的に引き込まれ、空袋Wは幅方向両側をガイドプレート38、39によりガイドされ、ベルトコンベア35a上をその長さ方向に平行に安定して搬送され、その先端部において上昇した昇降式袋ストッパ41に当接し待機する。
【0022】
この空袋供給装置は、バケットコンベア32とベルトコンベア35が直交して隣接配置されているので、ベルトコンベアが直列に配置された従来装置(特開平10−194238号公報、特開平10−287309号公報)に比べ、設置スペースが一方向にのみ長くならず、包装システム全体のレイアウト上、不都合を生じさせない。しかも袋のサイズは幅方向の方が短いため、バケットコンベア2は搬送方向に短くでき、あるいは多数の空袋群をバケットコンベア上に配置できる。
また、バケット内に空袋群を通常の保管状態のまま縦に積み重ねて供給できるため、バケットへの供給作業がきわめて容易で自動化も可能であり、かつ小スペースに多数の空袋を貯留でき、さらにコンベアマガジンのように2枚の空袋が重なって搬送される心配が全くなく、確実にグリッパーに対し所定高さで供給することができる。
さらに、昇降式袋ストッパ41により空袋の供給タイミングを調整することができる。
【0023】
なお、図6及び図7の空袋供給装置において、図4又は図5に関して説明したような変形を行ってもよい。また、第2送り装置のベルトコンベア35を図2及び図3に示すような単一のコンベアで構成してもよく、逆に図2及び図3のベルトコンベア21を図6及び図7のような複数のベルトコンベア(さらに袋ストッパー)で構成してもよい。
【0024】
【発明の効果】
本発明に係る空袋供給装置によれば、空袋群から空袋を1枚ずつ分離してベルトコンベア上を搬送できるので、袋詰め包装機のグリッパーに対し空袋を常に所定高さで供給することができる。同時に、本発明の空袋供給装置は、一方向にのみ広い設置スペースを必要とせず、包装システム全体のレイアウト上、有利であり、また、空袋群の供給作業も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の参考例に係る空袋供給装置の(a)平面図、(b)正面図及び(c)側面図である。
【図2】 本発明に係る空袋供給装置の平面図である。
【図3】 その正面図である。
【図4】 その変形例(正面図)である。
【図5】 その変形例(平面図)である。
【図6】 本発明の参考例に係る他の空袋供給装置の平面図(a)及び(b)側面図である。
【図7】 その正面図である。
【符号の説明】
1 グリッパー
2 ベルトコンベア
3 繰出手段
4 早送り装置
5 送り出し装置
6 ストッパー
7 給袋手段の吸盤
16、17 ガイドプレート
W 空袋
W0 空袋群
21 第2コンベアベルト
22 送りローラ
23 第2ストッパー
24、25 ガイドプレート
Claims (2)
- チャック付き袋の空袋を袋詰め包装機に供給する空袋供給装置であり、上部の空袋が前方側にくるように幅方向にずらして積み重ねられた空袋群を幅方向に搬送する第1ベルトコンベアと、第1ベルトコンベア上で最上部の空袋を分離し前方に早送りする繰出手段と、第1ベルトコンベアの先端付近に設置した第1ストッパーと、第1ベルトコンベアに直交して隣接配置され空袋をその長さ方向に搬送する第2ベルトコンベアと、第1ストッパーに当接した空袋を袋口側を前方に向けて第2ベルトコンベアへ移送する空袋移送手段と、第2ベルトコンベアの先端付近に設置された第2ストッパーと、第2ストッパーに当接した空袋を袋口側を上向きにして袋詰め包装機のグリッパーに供給する給袋手段を備えることを特徴とする空袋供給装置。
- 前記第2ベルトコンベアが直列配置された複数個のベルトコンベアで構成され、その間に空袋の通過又は停止を制御する袋ストッパーが配置されていることを特徴とする請求項1に記載された空袋供給装置。
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