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JP4282555B2 - 濾過装置 - Google Patents

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JP4282555B2 JP2004174295A JP2004174295A JP4282555B2 JP 4282555 B2 JP4282555 B2 JP 4282555B2 JP 2004174295 A JP2004174295 A JP 2004174295A JP 2004174295 A JP2004174295 A JP 2004174295A JP 4282555 B2 JP4282555 B2 JP 4282555B2
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Description

本発明は、例えば油圧アクチュエータなどを備えた液圧機器の液圧回路において、循環する液を濾過するための濾過装置に関する。
液圧シリンダなどのアクチュエータを有する機器において、液圧回路を循環する液を濾過するためにフィルタ装置(濾過装置)が使用されている(例えば、特許文献1参照。)。フィルタ装置は、内部に交換可能なエレメント(フィルタエレメント)を備えている。この種のフィルタ装置は、定期的に、あるいは必要に応じてエレメントを交換することが行われている。
特開2001−170422号公報
しかし、エレメントを交換する場合、フィルタ装置に対して正規なエレメントではなく、正規なエレメント以外のエレメントに交換されることがある。この場合、正規なエレメントと、正規なエレメント以外のエレメントとの形状や濾過性能の相違などによって、フィルタ装置の機能が充分に発揮されないことが考えられる。
このため、正規のエレメント以外のエレメントが長期にわたって使用されると、フィルタ装置が組み付けられる機器に不具合が生じることが考えられる。
したがって、本発明の目的は、正規なフィルタエレメント以外のフィルタエレメントが組み付けられることが抑制される濾過装置を提供することにある。
本発明の濾過装置は、上部側の端面に開口を有する筒状のフィルタエレメントと、該フィルタエレメントの前記開口を液密に塞ぐ着脱可能な蓋部材とを具備する。また、濾過装置は、前記蓋部材を前記フィルタエレメントに取り付ける取付手段を具備する。前記蓋部材の下面に、前記フィルタエレメントの前記端面に向かって突出しかつ、所定の文字,記号,図柄の少なくとも1つに応じた形状の蓋側凸部が形成される。前記フィルタエレメントは、前記開口の周囲に設けられて前記蓋部材の前記下面に密接可能なシール部と、前記端面の周縁の全域から立ち上がる立ち上り部と、前記端面の前記蓋側凸部と対応した位置に形成され、前記シール部と前記蓋部材とが密接した状態において前記蓋側凸部と嵌合する前記所定の文字,記号,図柄の少なくとも1つを表す形状のフィルタ側凹部とを備える。前記取付手段は、前記立ち上り部の内周面に形成されて径方向外側に向かって凹む凹状であって前記内周面に沿って円環状に形成される溝部と、円環状に形成されて前記溝部内に着脱可能に装着できるとともに前記溝部内に装着された状態において前記溝部から出る一部を備え、かつ、前記蓋部材が前記端面に重ねられて前記蓋側凸部が前記フィルタ側凹部に嵌合した状態において前記溝部から出る一部が前記蓋部材の上面の周縁と係合することによって前記蓋部材を前記フィルタエレメントに取り付ける止め輪とを備える。
フィルタ側凹部は、例えば正規なフィルタエレメントを製造したり販売する会社の社名や登録商標などを表すものである。蓋側凸部は、フィルタ側凹部の鏡像の形状である。なお、正規なフィルタエレメントとは、蓋部材が取り付けられることが正規に認められているフィルタエレメントである。
本発明の好ましい形態では、前記蓋部材の前記下面に蓋側凹部がさらに形成される。前記フィルタエレメントの前記端面には、前記蓋側凹部と対応した位置に、前記シール部と前記蓋部材とが密接した状態において前記蓋側凹部と嵌合するフィルタ側凸部がさらに形成される。前記止め輪は、前記蓋側凸部が前記フィルタ側凹部に嵌合し、かつ、前記フィルタ側凸部が前記蓋側凹部に嵌合した状態において、前記蓋部材の前記上面の前記周縁と係合する。
本発明の濾過装置は、上部側の端面に開口を有する筒状のフィルタエレメントと、該フィルタエレメントの前記開口を液密に塞ぐ着脱可能な蓋部材とを備える。前記濾過装置は、前記蓋部材を前記フィルタエレメントに取り付ける取付手段を備える。前記蓋部材の下面に、所定の文字,記号,図柄の少なくとも1つに応じた形状の蓋側凹部が形成される。前記フィルタエレメントは、前記端面の周縁の全域から立ち上がる立ち上り部と、前記開口の周囲に設けられて前記蓋部材の前記下面に密接可能なシール部と、前記端面の前記蓋側凹部と対応した位置に前記蓋部材の前記下面に向かって突出して形成され、前記シール部と前記蓋部材とが密接した状態において前記蓋側凹部と嵌合する所定の文字,記号,図柄の少なくとも1つを表す形状のフィルタ側凸部とを備える。前記取付手段は、前記立ち上り部の内周面に形成されて径方向外側に向かって凹む凹状であって前記内周面に沿って円環状に形成される溝部と、円環状に形成されて前記溝部内に着脱可能に装着されるとともに前記溝部内に装着された状態において前記溝部から出る一部を備え、かつ、前記蓋部材が前記端面に重ねられて前記フィルタ側凸部が前記蓋側凹部に嵌合した状態において前記溝部から出る一部が前記蓋部材の上面の周縁と係合することによって前記蓋部材を前記フィルタエレメントに取り付ける止め輪とを備える液密に塞ぐ着脱可能な蓋部材とを備える
フィルタ側凸部は、例えば正規なフィルタエレメントを製造したり販売する会社の社名や登録商標などを表すものである。蓋側凹部は、フィルタ側凸部の鏡像の形状である。
本発明の濾過装置によれば、正規なフィルタエレメント以外のフィルタエレメントが組み付けられることが抑制される。
以下に本発明の第1の実施形態に係る濾過装置について、図1から図5を参照して説明する。図1は、濾過装置10が液圧回路20に組み込まれている状態を示している。液圧回路20は、油圧アクチュエータに用いる作動油などの液を循環させる。濾過装置10は、濾過すべき液F1を濾過する機能を有している。
図2に示すように、濾過装置10は、フィルタエレメント30と、蓋部材40と、取付手段50とを備えている。フィルタエレメント30は、外側筒部材31と、内側筒部材32と、濾材33と、下端支持部材34と、上端支持部材35とを備えている。
図1から図3に示すように、外側筒部材31は、上端と下端とが開口する略円筒状である。外側筒部材31の側壁は、略全域にわたって複数の第1の連通孔31aが形成されている。第1の連通孔31aは、外側筒部材31の外側と内側とを連通している。なお、図1から図3には、第1の連通孔31aは、側壁の一部にだけ示されているが、実際は、側壁の略全域に形成されている。また、外側筒部材31の形状は、円筒に限定されるものではない。
内側筒部材32は、上端と下端が開口する略円筒状であって、外側筒部材31と略同じ高さを有している。内側筒部材32の径は、外側筒部材31の径よりも小さい。内側筒部材32の側壁は、略全域にわたって複数の第2の連通孔32aが形成されている。第2の連通孔32aは、内側筒部材32の側壁の外側と内側とを連通している。なお、図1から図3に示すように、第2の連通孔32aは、側壁の一部にだけ示されているが、実際は、側壁の略全域に形成されている。また、内側筒部材32の形状は、円筒に限定されるものではない。
濾材33は、上端と下端とが開口する略円筒状であって、外側筒部材31と略同じ高さを有している。濾材33は、濾過すべき液F1中の汚れを濾す機能を有している。濾材33の径は、外側筒部材31の径よりも小さく内側筒部材32の径よりも大きい。
内側筒部材32は、外側筒部材31の内側に収容されている。濾材33は、該濾材33の側壁が外側筒部材31の側壁と、内側筒部材32の側壁との間に位置するように外側筒部材31の内側に収容されている。外側筒部材31と内側筒部材32と濾材33とのそれぞれ下端は、下端支持部材34によって支持されている。下端支持部材34は、内側筒部材32の下端開口に対応して開口する環状である。つまり、内側筒部材32の下端開口は、下端支持部材34によって覆われることはなく、開口した状態が保たれている。下端支持部材34は、外側筒部材31の下端から内側筒部材32の下端までを液密に閉塞している。
上端支持部材35は、外側筒部材31の側壁上端と内側筒部材32の側壁上端とを覆う幅を有する略円環状部材である。上端支持部材35は、内側支持部材の開口32bと対応して開口する開口35aを有している。内側筒部材32の開口32bは、上端支持部材35によって覆われることなく、開口した状態が保たれている。上端支持部材35の開口35aと、内側筒部材32の開口32bとは、本発明で言うフィルタエレメント30の上部側の開口である。上端支持部材35は、外側筒部材31の上端と内側筒部材32の上端との間を液密に閉塞している。図3に示すように、上端支持部材35は、周縁の全域から立ち上る立ち上り部36を有している。
図2に示すように、蓋部材40は、本体部41と、取手42と、リリーフ弁43とを備えている。図1と図4とに示すように、本体部41は、フィルタエレメント30の上端支持部材35の上面35bに重なる略円板状である。本体部41は、立ち上り部36の内側に嵌る大きさである。本体部41の下面41aは、上端支持部材35の上面35bと対向する。本体部41の下面41aは、上端支持部材35の開口35aの周囲に対応する位置に、第1の溝44が円環状に形成されている。第1の溝44には、Oリング45が収容されている。
また、図3に示すように、上端支持部材35は、開口35aの周囲がシール部35cとなっている。シール部35cは、本体部41の下面41aと密接する。上端支持部材35の開口35aは、本体部41の下面41aと上端支持部材35のシール部35cとが密接するとともにOリング45がシール部35cと当接することによって、液密に閉塞される。
なお、本実施の形態では、本体部41の下面41aにOリング45が設けられているが、これに限定されるものではない。例えば、シール部35cにOリング45が設けられてもよい。この場合であっても、本体部41は、上端支持部材35の開口35aを液密に閉塞することができる。また、上端支持部材35の上面35bの全域がシール部35cとなって、上面35bの全域が本体部41の下面41aと密接してもよい。
図4に示すように、本体部41の下面41aには、上端支持部材35の上面35bに向かって突出する複数の蓋側凸部46が形成されている。それぞれ蓋側凸部46は、例えば、文字の鏡像形状をなしている。図中に示されているA、B、Cの鏡像形状は一例であって、これに限定されるものではない。例えば、複数の蓋側凸部46は、濾過装置10が組み込まれる油圧アクチュエータを製作する会社の社名や登録商標の鏡像形状であってもよい。あるいは、正規なフィルタエレメントであるフィルタエレメント30を製作する、あるいは販売する会社の社名や登録商標の鏡像形状であってもよい。
なお、フィルタエレメント30は、蓋部材40が取り付けられることが正規に認められているフィルタエレメントである。
図3に示すように、上端支持部材35の上面35bには、蓋側凸部46に対応した位置に、フィルタ側凹部37が形成されている。フィルタ側凹部37は、蓋側凸部46が嵌合可能な形状である。蓋部材40が上端支持部材35の開口35aを液密に閉塞すると、つまり、本体部41の下面41aと上端支持部材35のシール部35cとが密接した状態において、蓋側凸部46がフィルタ側凹部37に嵌合する。つまり、フィルタ側凹部37は、蓋側凸部46と対応した文字を表す形状となっている。
本体部41の下面41aには、嵌合部47が形成されている。嵌合部47は、円環状である。嵌合部47は、蓋部材40が上端支持部材35に取り付けられると、上端支持部材35の開口35aに嵌合する。取手42は、本体部41の上面に設けられている。リリーフ弁43は、本体部41の下面41aの中央部に設けられている。リリーフ弁43は、濾過装置10の外側の圧力が所定値よりも大きくなると開くようになっている。
図2に示すように、取付手段50は、第2の溝51と、止め輪52とを備えている。図3に示すように、第2の溝51は、上端支持部材35の立ち上り部36の内周面に形成されており、径方向外側に向かって凹状であって内周面に沿って円環状である。第2の溝51の底部は、上端支持部材35の上面35bから蓋部材40の略本体部41の厚み分の高さの位置に形成されている
止め輪52は、円環状に形成されており、第2の溝51に装着される。止め輪52は、第2の溝51に装着された状態では、一部が第2の溝51から外に出る。
止め輪52は、蓋部材40が上端支持部材35の上面35bに重ねられ、蓋側凸部46とフィルタ側凹部37とが嵌合した状態で第2の溝51に装着される。この状態では、第2の溝51から出る止め輪52の一部は、蓋部材40の本体部41の上面の周縁と係合する。このように、蓋部材40は、取付手段50によって抜け止めがなされる。
フィルタエレメント30は、蓋部材40に対して着脱可能である。なお、取付手段50において、止め輪52を備える構造は、一例であってこれに限定されるものではない。
図1に示すように、液圧回路20は、タンク21と、流入管22と、流出管23となどを備えている。タンク21は、内側部屋24と、外側部屋26とを備えている。内側部屋24は、上端が開口する有底形状である。内側部屋24の上端開口は、タンクカバー25によって液密に閉塞されている。外側部屋26は、内側部屋24を囲むように形成されている。
内側部屋24の内側には、濾過装置10が装着される。内側部屋24の底壁には、外側部屋26と連通する連通管27が設けられている。フィルタエレメント30の下端開口は、連通管27に嵌合する。蓋部材40の本体部41の上面とタンクカバー25の下面との間には、濾過装置10が浮き上がらないようにする固定用ばね28が設けられる。
流入管22は、タンク21の上部側において、タンク21の外側から内側部屋24内にかけて設けられている。流入管22は、内側部屋24の内側に開口している。流入管22は、濾過すべき液F1をタンク21に導く。流出管23は、タンク21の外側から外側部屋26の底壁を貫通して、外側部屋26内に開口している。流出管23は、濾過後のクリーンな液F2をタンク21から液圧回路20の他の部位へ導く。
つぎに、濾過装置10の動作について説明する。
まず、蓋部材40の蓋側凸部46が上端支持部材35のフィルタ側凹部37に嵌合するように、蓋部材40が上端支持部材35に取り付けられる。このとき、蓋側凸部46とフィルタ側凹部37とが対向するように、ある程度お互いの位置を決めてから蓋部材40が重ねられる。
なお、蓋部材40を重ねた状態で蓋側凸部46とフィルタ側凹部37とが嵌合しない場合は、蓋部材40の本体部41の下面41aを、上端支持部材35の上面35bに対して回転させる。これにより、蓋側凸部46がフィルタ側凹部37と対向するようになり、嵌合するようになる。
上端支持部材35の開口35aは、蓋部材40によって液密に閉塞される。ついで、止め輪52が第2の溝51に装着される。ついで、図1に示すように、濾過装置10がタンク21の内側部屋24内に装着される。この状態で、流入管22からタンク21の内側部屋24の内側に濾過すべき液F1が導かれる。
濾過すべき液F1は、フィルタエレメント30の外側筒部材31の側壁に形成された第1の連通孔31aから内側に浸入する。このとき、上端支持部材35の開口35aは、蓋部材40によって液密に閉塞されている。このため、濾過すべき液F1が第1の連通孔31a以外の箇所から侵入することはない。なお、内側部屋24の内部の圧力が所定値よりも大きくなった場合は、リリーフ弁43が開く。浸入した濾過すべき液F1は、濾材33によって濾過される。濾過後のクリーンな液F2は、内側筒部材32の側壁に形成された第2の連通孔32aから内側筒部材32の内側へ浸入する。
濾過後のクリーンな液F2は、内側筒部材32の内側に出た後、連通管27を通ってタンク21の外側部屋26の内側へ導かれる。濾過後のクリーンな液F2は、外側部屋26に溜まるとともに、図示しないポンプなどによって流出管23から液圧回路20の他の部位へ導かれる。
フィルタエレメント30は、上記のように濾過すべき液F1を濾過することにより、次第に濾過能力が低下していくため、定期的にまたは必要に応じて新しいフィルタエレメント30に交換される。交換の手順は、まず、止め輪52を第2の溝51から取り外す。ついで、蓋部材40をフィルタエレメント30から取り外す。蓋部材40と止め輪52とは、再び用いられる。新しいフィルタエレメント30が用意されると、蓋部材40が新しいフィルタエレメント30に取り付けられる。ついで、止め輪52が第2の溝51に装着される。
なお、フィルタエレメント30が交換される際に、濾過装置10の使用者は、上端支持部材35の上面35bを見ることになる。それゆえ、フィルタ側凹部37は、該フィルタ側凹部37が示す文字が使用者に認識されやすいように正しい姿勢に形成されている。このため、蓋側凸部46は、フィルタ側凹部37に対して鏡像形状をなしている。
つぎに、図5に示すように、フィルタエレメント30の交換の際に、上端支持部材35にフィルタ側凹部37が形成されていないフィルタエレメント38が誤って用いられた場合の濾過装置10の動作について説明する。なお、フィルタエレメント38は、フィルタ側凹部37以外の構成は、フィルタエレメント30と同様な構成であるので、同一な機能を有する構成にはフィルタエレメント30と同一の符号を付して説明を省略する。
フィルタエレメント38は、上端支持部材35の上面35bにフィルタ側凹部37が形成されていない。このため、フィルタエレメント38に蓋部材40とが取り付けられると、本体部41の下面41aと、上端支持部材35の上面35bとの間に、隙間48が形成される。隙間48は、本体部41の下面41aと、上端支持部材35の上面35bとの間に、蓋側凸部46が介在することによって形成される。濾過すべき液の一部F1aは、隙間48を通って濾過されることなくフィルタエレメント30を通過し、再び液圧回路20内を循環することになる。
なお、取付手段50は、蓋部材40をフィルタエレメント38に取付可能であっても、取り付けることができなくてもよい。取付可能である場合は、蓋部材40をフィルタエレメント38の取り付ける際に、取り付けにくくなるなどの不具合が生じることが好ましい。
このように、濾過装置10は、正規なフィルタエレメントであるフィルタエレメント30を用いることによって、蓋側凸部46がフィルタ側凹部37と嵌合して上端支持部材35の開口35aが液密に閉塞される。そして、フィルタエレメント30以外のフィルタエレメント38が用いられると、隙間48が形成されることによるがたつきや、取付手段50の異常例えば止め輪52を第2の溝51に装着しにくくなるなどの不具合が生じる。
濾過装置10の使用者は、上記のような不具合が生じることによって、蓋部材40を正規なフィルタエレメントであるフィルタエレメント30以外のフィルタエレメント38に取り付けたことを認識することができる。これにより、正規なフィルタエレメントであるフィルタエレメント30以外のフィルタエレメント38が濾過装置10に組み付けられることが抑制される。
また、フィルタ側凹部37によって会社名や登録商標が形成される場合は、正規なフィルタエレメントであるフィルタエレメント30と、そうでないフィルタエレメント38との区別が明確になるとともに、フィルタ側凹部37が宣伝作用を有するようになる。
つぎに、本発明の第2の実施形態に係る濾過装置10について図6と図7とを参照して説明する。なお、第1の実施形態と同様な機能を有する構成については同一の付号を付して説明を省略する。
図7に示すように、蓋部材40の本体部41は、さらに、蓋側凹部49を有している。蓋側凹部49は、本体部41の下面41aに形成されている。蓋側凹部49の形状は、蓋側凸部46と同様に、文字の鏡像形状であるが、これに限定されるものではない。
図6に示すように、上端支持部材35の上面35bは、さらに、蓋側凹部49と対応する位置にフィルタ側凸部39が形成されている。フィルタ側凸部39は、蓋側凹部49に嵌合可能な形状である。フィルタ側凸部39は、蓋側凹部49と対応した文字を表す形状となっている。フィルタ側凸部39は、該フィルタ側凸部39が示す文字の正しい姿勢になるように形成されている。
これは、濾過装置10の使用者が、フィルタエレメント30の交換の際に上端支持部材35の上面35bを見るため、フィルタ側凹部37と同様に、フィルタ側凸部39が示す文字が認識されやすいようにするためである。このため、蓋側凹部49は、フィルタ側凸部39に対して鏡像形状をなしている。本体部41の下面41aと上端支持部材35のシール部35cとが密接した状態において、フィルタ側凸部39は、蓋側凹部49に嵌合する。
第2の実施形態では、上端支持部材35にフィルタ側凹部37とフィルタ側凸部39が形成されることによって、上端支持部材の形状が複雑になる。このため、第1の実施形態の効果に加えて、正規なフィルタエレメントであるフィルタエレメント30と、正規なフィルタエレメントではないフィルタエレメント38との区別がより明確になる。
つぎに、本発明の第3の実施形態に係る濾過装置10について図8を参照して説明する。なお、第2の実施形態と同様な機能を有する構成については同一の付号を付して説明を省略する。第3の実施形態では、蓋側凸部46と、蓋側凹部49と、フィルタ側凹部37(図示せず)と、フィルタ側凸部39(図示せず)とは、単純な凸形状や凹形状である。なお、図中では、一例として平面円形状であるが、これに限定されるものではない。例えば平面四角形や平面三角形などであってもよい。第3の実施形態では、第2の実施形態と同様な効果が得られる。
つぎに、本発明の第4の実施形態に係る濾過装置10について図9を参照して説明する。なお、先の実施形態と同様な機能を有する構成については同一の付号を付して説明を省略する。図9に示すように、第4の実施形態では、蓋部材40の本体部41には、蓋側凸部46が形成されず、蓋側凹部49が形成されている。
図9では、蓋側凹部49の形状は、文字の鏡像形状であるが、これに限定されるものではない。図中に示されているA、B、Cの鏡像形状は一例である。例えば、複数の蓋側凹部49は、濾過装置10が組み込まれる油圧アクチュエータを製作する会社の社名や登録商標の鏡像形状であってもよい。あるいは、正規なフィルタエレメントであるフィルタエレメント30を製作する、あるいは販売する会社の社名や登録商標の鏡像形状であってもよい。または、第3の実施形態で示されたように単純な形状であってもよい。フィルタエレメント30の上端支持部材35の上面35bには、蓋側凹部49に嵌合可能なフィルタ側凸部39が形成されている。
濾過装置10は、前記の構成によって、正規なフィルタエレメントであるフィルタエレメント30以外のフィルタエレメント38が、フィルタ側凸部39に形状が似ているフィルタ側凸部を有する場合であっても、該フィルタ側凸部が蓋側凹部49にできなかったり、または嵌合できてもゆるすぎたりまたはきつすぎたりする。
ゆるすぎたりきつすぎたりする場合、濾過装置10の使用者は、フィルタエレメント38に蓋部材40を組み付ける際に感触の異常を感じることによって、フィルタエレメント38を用いていることを認識することができる。これにより、正規なフィルタエレメントであるフィルタエレメント30以外のフィルタエレメント38が、フィルタ側凸部39に形状が似ているフィルタ側凸部を有する場合であっても、フィルタエレメント38が濾過装置10に組み付けられることが抑制される。
嵌合できない場合は、フィルタエレメント38と蓋部材40との間に隙間が生じる。この隙間によって、がたつきや、取付手段50の異常例えば止め輪52を第2の溝51に装着しにくくなるなどの不具合が生じる。このため、正規なフィルタエレメントであるフィルタエレメント30以外のフィルタエレメント38が、フィルタ側凸部39に形状が似ているフィルタ側凸部を有する場合であっても、フィルタエレメント38が濾過装置10に組み付けられることが抑制される。
また、フィルタ側凸部39によって会社名や登録商標が形成される場合は、正規なフィルタエレメントであるフィルタエレメント30と、そうでないフィルタエレメント38との区別が明確になるとともに、フィルタ側凸部39が宣伝作用を有するようになる。
なお、第1から4の実施形態において、蓋側凸部46と、蓋側凹部49と、フィルタ側凹部37と、フィルタ側凸部39の形状として、文字形状や単純な形状を示したが、これらに限定されるものではなく、例えば記号や図柄などを表す形状であってもよい。要するに、蓋側凸部46がフィルタ側凹部37へ、およびフィルタ側凸部39が蓋側凹部49へ嵌合できる形状であればよい。
この場合も、第1と2の実施形態と同様に、フィルタ側凹部37とフィルタ側凸部39とは、それぞれが示す記号,図柄などが使用者に認識されやすいように正しい姿勢に形成され、蓋側凸部46と蓋側凹部49とは、対応するフィルタ側凹部37とフィルタ側凸部39とが示す記号,図柄などの鏡像形状に形成されることが好ましい。
また、蓋側凸部46と、蓋側凹部49と、フィルタ側凹部37と、フィルタ側凸部39とは、それぞれ複数形成されているが、これに限定されるものではない。それぞれ1つずつであってもよく、形成される数は限定されるものではない。
また、蓋部材40は、取手42とリリーフ弁43とを備える構造であるが、これに限定されるものではない。例えば、蓋部材40は、取手42やリリーフ弁43を備えていなくてもよい。
また、フィルタエレメント30は、外側筒部材31と内側筒部材32とを両方備える構造であるが、これに限定されるものではない。例えば、フィルタエレメント30は、外側筒部材31と内側筒部材32とのうち、いずれか一方を省略して用いることが可能である。
本発明の第1の実施形態に係る濾過装置が液圧回路に組み込まれている状態を示す縦断面図。 図1に示された濾過装置の分解縦断面図。 図1に示された濾過装置のフィルタエレメントの上面を示す斜視図。 図1に示された濾過装置の蓋部材の本体部の下面を示す斜視図。 図1に示された濾過装置の蓋部材が正規なフィルタエレメント以外のフィルタエレメントに取り付けられた状態を示す縦断面図。 本発明の第2の実施形態に係る濾過装置が液圧回路に組み込まれている状態を示す縦断面図。 図6に示された濾過装置の蓋部材の本体部の下面を示す斜視図。 本発明の第3の実施形態に係る蓋部材の本体部の下面を示す斜視図。 本発明の第4の実施形態に係る蓋部材の本体部の下面を示す斜視図。
符号の説明
10…濾過装置、35a…開口、35b…上面(端面)、35c…シール部、36…立ち上がり部、37…フィルタ側凹部、39…フィルタ側凸部、40…蓋部材、41a…下面、46…蓋側凸部、49…蓋側凹部、50…取付手段、51…第2の溝(溝部)、52…止め輪。

Claims (3)

  1. 上部側の端面に開口を有する筒状のフィルタエレメントと、
    該フィルタエレメントの前記開口を液密に塞ぐ着脱可能な蓋部材と、
    を具備する濾過装置であって、
    前記蓋部材を前記フィルタエレメントに取り付ける取付手段を具備し、
    前記蓋部材の下面に、前記フィルタエレメントの前記端面に向かって突出しかつ、所定の文字,記号,図柄の少なくとも1つに応じた形状の蓋側凸部が形成され、
    前記フィルタエレメントは、
    前記開口の周囲に設けられて前記蓋部材の前記下面に密接可能なシール部と、
    前記端面の周縁の全域から立ち上がる立ち上り部と、
    前記端面の前記蓋側凸部と対応した位置に形成され、前記シール部と前記蓋部材とが密接した状態において前記蓋側凸部と嵌合する前記所定の文字,記号,図柄の少なくとも1つを表す形状のフィルタ側凹部とを具備し、
    前記取付手段は、
    前記立ち上り部の内周面に形成されて径方向外側に向かって凹む凹状であって前記内周面に沿って円環状に形成される溝部と、
    円環状に形成されて前記溝部内に着脱可能に装着できるとともに前記溝部内に装着された状態において前記溝部から出る一部を備え、かつ、前記蓋部材が前記端面に重ねられて前記蓋側凸部が前記フィルタ側凹部に嵌合した状態において前記溝部から出る一部が前記蓋部材の上面の周縁と係合することによって前記蓋部材を前記フィルタエレメントに取り付ける止め輪と
    を具備することを特徴とする濾過装置。
  2. 前記蓋部材の前記下面に蓋側凹部がさらに形成され、
    前記フィルタエレメントの前記端面には、前記蓋側凹部と対応した位置に、前記シール部と前記蓋部材とが密接した状態において前記蓋側凹部と嵌合するフィルタ側凸部がさらに形成され、
    前記止め輪は、前記蓋側凸部が前記フィルタ側凹部に嵌合し、かつ、前記フィルタ側凸部が前記蓋側凹部に嵌合した状態において、前記蓋部材の前記上面の前記周縁と係合
    する
    ことを特徴とする請求項1に記載の濾過装置。
  3. 上部側の端面に開口を有する筒状のフィルタエレメントと、
    該フィルタエレメントの前記開口を液密に塞ぐ着脱可能な蓋部材と、
    を具備する濾過装置であって、
    前記蓋部材を前記フィルタエレメントに取り付ける取付手段を具備し、
    前記蓋部材の下面に、所定の文字,記号,図柄の少なくとも1つに応じた形状の蓋側凹部が形成され、
    前記フィルタエレメントは、
    前記端面の周縁の全域から立ち上がる立ち上り部と、
    前記開口の周囲に設けられて前記蓋部材の前記下面に密接可能なシール部と、
    前記端面の前記蓋側凹部と対応した位置に前記蓋部材の前記下面に向かって突出して形成され、前記シール部と前記蓋部材とが密接した状態において前記蓋側凹部と嵌合する所定の文字,記号,図柄の少なくとも1つを表す形状のフィルタ側凸部とを具備し、
    前記取付手段は、
    前記立ち上り部の内周面に形成されて径方向外側に向かって凹む凹状であって前記内周面に沿って円環状に形成される溝部と、
    円環状に形成されて前記溝部内に着脱可能に装着されるとともに前記溝部内に装着された状態において前記溝部から出る一部を備え、かつ、前記蓋部材が前記端面に重ねられて前記フィルタ側凸部が前記蓋側凹部に嵌合した状態において前記溝部から出る一部が前記蓋部材の上面の周縁と係合することによって前記蓋部材を前記フィルタエレメントに取り付ける止め輪と
    を具備することを特徴とする濾過装置。
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