JP4281142B2 - 筒状継手機構 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明はホース接続対象物にホースを接続するための筒状継手機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば、自動車のエンジンルーム内において、ホースをラジエータのパイプ等に接続したり、ブローバイガスをエンジンの吸気系に排出するためのホースをシリンダヘッドカバーに接続するために筒状継手が利用されている。
【0003】
このような筒状継手は、ホースの内径よりも大きい外径のパイプ状に形成されている。この筒状継手にホースを取り付けるには、まずホースを拡径状態で筒状継手にホースを被せて、ホースの弾性力により筒状継手を締め付けさせる。そして、更にホースの周りからバンドにより強力に締め付けることにより、ホースを筒状継手に固定している。このような筒状継手としては、例えば、実開昭64−31286号公報、特開平7−35277号公報等が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、これらの筒状継手では十分強固にホースを固定しかつホースとの間を十分にシールするためには、上述したごとく筒状継手自体以外にバンドを必要とする。このため、継手機構としては部品点数が増加し、バンドによる締め付け作業も必要となる。したがって、部品の管理、製造コストおよび作業性の面で不利である。
【0005】
ホースを内側の筒状継手と外側の筒状補強環との間で挟持して支持する継手機構も存在する(実開昭62−153493号公報、特開平9−303645号公報等)。しかし、これらの構成は筒状継手に対する補強であるためホースの取付作業やホースの固定性・シール性が十分とは言えない。すなわち、ホースを強固に固定し十分なシール性を与えようとすると筒状継手と補強環との隙間を狭くしなくてはならず、この隙間にホースを押し入れるのが困難となる。また、ホースは2つの円筒面の間に挟まれているのみであることから、ホースが引っ張られると比較的抜け易いという問題がある。
【0006】
本発明は、部品点数を増加させることなく、簡単な作業でホースを強固に固定しかつ十分にシールすることができる筒状継手機構の提供を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の筒状継手機構は、ホース接続対象物にホースを接続するための筒状継手機構であって、ホース接続対象物に形成された開口を内周側にしてホース接続対象物から突出して形成された筒状継手と、前記筒状継手の外周面に全周にわたって形成され、外径が接続前のホースの内径よりも大であるリング状突条と、前記筒状継手との間にホース収納空間を設けるとともに、前記筒状継手の基端側またはホース接続対象物から前記筒状継手の外周面に沿って突出する状態で前記筒状継手の周方向に配列された複数のクランプ片と、前記クランプ片から前記筒状継手の外周面側へ突出して設けられ、ホース接続対象物側に角部を有するとともに、接続されたホースの外周面に少なくとも前記角部にて接触する爪部とを備えたことを特徴とする。
【0008】
このような構成の筒状継手機構において、ホースの先端を押し広げるようにして筒状継手にはめ込むと、ホースは筒状継手とクランプ片との間のホース収納空間に入り込む。ホースはその内周面にてリング状突条を締め付け、十分なシールがなされる。そして、ホースの外周面には、クランプ片に設けられた爪部が接触するので、前記シールがより確実なものとなる。
【0009】
しかも、爪部においては、ホース接続対象物側に形成されている角部がホースの外周面に接触しているので、ホースを抜く方向に力が働いても、この角部がホースの外周面に食い込む。このためホースがホース接続対象物から外れるのを確実に防止し強固に筒状継手に固定することができる。
【0010】
このようにバンド等の部品点数を増加させることなく、簡単な作業でホースを強固に固定しかつ十分にシールすることができる。
請求項2記載の筒状継手機構は、請求項1記載の構成に対して、前記角部を結ぶ径は接続前のホースの外径より小さくされているとともに、前記爪部にはホース接続対象物とは反対側にホース先端を内側に誘導するホース誘導面が形成されていることを特徴とする。
【0011】
爪部に形成されている角部の位置は、この角部を結ぶ径が接続前のホースの外径よりも大きくても、ホースが筒状継手に被せられた際にホースの外周面に接触すれば請求項1の作用効果を生じる。しかし、更に、角部を結ぶ径を接続前のホースの外径より小さいものとすると、ホースの外周面は、クランプ片に設けられた爪部により強く押圧されるので、前記シールが一層確実なものとなる。
【0012】
また単に角部を結ぶ径を接続前のホースの外径より小さいものとすると、ホースの取付作業の際に、ホースの先端が爪部に対してホース接続対象物とは反対側にて引っかかる。しかし本請求項では、爪部においては、ホース接続対象物とは反対側の部分にホース先端を内側に誘導するホース誘導面を形成していることにより、ホース先端が内側に誘導されて縮径し円滑にホースの取付作業ができる。
【0013】
したがって請求項1の作用効果とともに、シール性と作業性とを更に向上することができるようになる。
請求項3記載の筒状継手機構は、ホース接続対象物にホースを接続するための筒状継手機構であって、ホース接続対象物に形成された開口を内周側にしてホース接続対象物から突出して形成された筒状継手と、前記筒状継手の内周面に全周にわたって形成され、内径が接続前のホースの外径よりも小であるリング状突条と、前記筒状継手との間にホース収納空間を設けるとともに、前記筒状継手の基端側またはホース接続対象物から前記筒状継手の内周面に沿って突出する状態で前記筒状継手の周方向に配列された複数のクランプ片と、前記クランプ片から前記筒状継手の内周面側へ突出して設けられ、ホース接続対象物側に角部を有するとともに、接続されたホースの内周面に少なくとも前記角部にて接触する爪部とを備えたことを特徴とする。
【0014】
本請求項の場合は、リング状突条とクランプ片とが筒状継手の内側に設けられている。このような構成の筒状継手機構において、ホースの先端を縮めるようにして筒状継手内に押し入れると、ホースは筒状継手とクランプ片との間のホース収納空間に入り込む。ホースはその外周面にてリング状突条に圧着され、十分なシールがなされる。そして、ホースの内周面には、クランプ片に設けられた爪部が接触するので、前記シールがより確実なものとなる。
【0015】
しかも、爪部においては、ホース接続対象物側に形成されている角部がホースの内周面に接触しているので、ホースを抜く方向に力が働いても、この角部がホースの内周面に食い込む。このためホースがホース接続対象物から外れるのを確実に防止し強固に筒状継手に固定することができる。
【0016】
このようにバンド等の部品点数を増加させることなく、簡単な作業でホースを強固に固定しかつ十分にシールすることができる。
請求項4記載の筒状継手機構は、請求項3記載の構成に対して、前記角部を結ぶ径は接続前のホースの内径より大きくされているとともに、前記爪部にはホース接続対象物とは反対側にホース先端を外側に誘導するホース誘導面が形成されていることを特徴とする。
【0017】
爪部に形成されている角部の位置は、この角部を結ぶ径が接続前のホースの内径よりも小さくても、ホースが筒状継手に挿入された際にホースの内周面に接触すれば請求項3の作用効果を生じる。しかし、更に、角部を結ぶ径を接続前のホースの内径より大きいものとすると、ホースの内周面は、クランプ片に設けられた爪部により強く押圧されるので、前記シールが一層確実なものとなる。
【0018】
また単に角部を結ぶ径を接続前のホースの内径より大きいものとすると、ホースの取付作業の際に、ホースの先端が爪部に対してホース接続対象物とは反対側にて引っかかる。しかし本請求項では、この爪部のホース接続対象物とは反対側の部分にホース先端を外側に誘導するホース誘導面を形成していることにより、ホース先端が外側に誘導されて拡径し円滑にホースの取付作業ができる。
【0019】
したがって請求項3の作用効果とともに、シール性と作業性とを向上することができるようになる。
請求項5記載の筒状継手機構は、請求項1〜4のいずれか記載の構成に対して、前記クランプ片の先端は前記筒状継手の先端よりも軸方向において突出するとともに、該クランプ片の先端に前記爪部が形成されていることを特徴とする。
【0020】
より、具体的にはこのように構成することにより、クランプ片を長くできるのでクランプ片自身の弾力により、ホース取付作業において、十分に筒状継手から離す方向に変形することが可能となる。また筒状継手は長くしなくてもよく短くできる。このため筒状継手の基端側に大きな力が集中しにくくなり、筒状継手やホース接続対象物が破損しにくくなる。こうして、筒状継手機構やホース接続対象物全体の耐久性を向上させることができる。
【0021】
したがって、請求項1〜4のいずれか記載の作用効果に加えて、更なる作業性の向上とともに、耐久性も向上させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
[実施の形態1]
図1の斜視図は、上述した発明が適用されたシリンダヘッドカバー(ホース接続対象物に相当する)2内のブローバイガスをホースを介してエンジンの吸気系に排出するための筒状継手機構4を示している。
【0023】
筒状継手機構4は、筒状継手6と、この筒状継手6の外周面6aに沿って周方向に配列形成された複数(ここでは3つ)のクランプ片8,10,12とを備えている。これら筒状継手6およびクランプ片8〜12は、シリンダヘッドカバー2において、耐熱性プラスチックにて突出状に一体成型されているものである。
【0024】
図2に筒状継手機構4の平面図、図3に正面図、図4に右側面図、図5に図2におけるA−A断面図を示す。
シリンダヘッドカバー2から突出して形成されている筒状継手6は円筒状をなしている。この筒状継手6の先端には外周面6aの全周にわたってリング状突条7が形成されている。このリング状突条7の外径は、接続しようとするホースの内径よりも大である。なお、リング状突条7において軸方向の両側にはテーパー面7a,7bが形成されている。
【0025】
また、筒状継手6の中心には先端に開口し軸方向に貫通している流体通路6bが形成されている。この流体通路6bは、シリンダヘッドカバー2に形成されている開口2aに連通し、シリンダヘッドカバー2内部のブローバイガスが流体通路6bを介して排出可能とされている。
【0026】
各クランプ片8〜12は、シリンダヘッドカバー2から筒状継手6の外周面6aに沿って筒状継手6の軸方向に突出して形成されている。このクランプ片8〜12の先端には爪部8a,10a,12aが筒状継手6の外周面6a側、すなわち内側に向けて突出するように設けられている。この各爪部8a〜12aは、シリンダヘッドカバー2側に角部8b,10b,12bを有する。この角部8b〜12bは直角に形成され、そのシリンダヘッドカバー2側の面8c,10c,12cは筒状継手6の軸方向に直交する。
【0027】
また、爪部8a〜12aの先端面8d,10d,12dは内周面状に形成されている。図5に示したごとく、径方向での先端面8d〜12dとリング状突条7との距離D1は接続するホースの肉厚T1(後述する図6参照)よりも小さく設定されている。また、各角部8b〜12bを結ぶ円の径は、接続前のホースの外径H1(後述する図6参照)より小さくされている。
【0028】
更に、爪部8a〜12aにおいては、シリンダヘッドカバー2とは反対側には、内側に向かって傾斜するテーパー状のホース誘導面8e,10e,12eが形成されている。
【0029】
このように構成された筒状継手機構4に対してゴム製ホース14は次のようにして取り付けられる。
まず、図6に示すごとく、ゴム製ホース14を筒状継手6に押し入れる。この時、角部8b〜12bを結ぶ円の径は、接続前のホース14の外径H1より小さいので、ゴム製ホース14の先端14aは3つのクランプ片8〜12のテーパー状のホース誘導面8e〜12eに当接する。このホース誘導面8e〜12eにより、ホース14の先端14aは縮径する。この時、クランプ片8〜12側においてもホース誘導面8e〜12eに力を受けて外側にわずかに開くように撓む。
【0030】
このことにより、図7に示すごとく、先端面8d〜12dに囲まれた中央の空間を通過したホース14は、その先端14aが筒状継手6の先端に当接する。筒状継手6の先端にはリング状突条7が全周に形成されていて、リング状突条7の外径E1は接続前のホース14の内径K1よりも大である。このため、リング状突条7の先端側のテーパー面7aにホース14の先端14aが当接する。更にホース14を押し入れると、テーパー面7aに誘導されてホース14の内径K1は押し広げられつつ、ホース14の内部通路14bに筒状継手6を挿入して行く。
【0031】
こうして、筒状継手6とクランプ片8〜12との間のホース収納空間4aにホース14の一端側を挿入して取付作業を完了する。この状態を図8の断面図および図9の斜視図に示す。
【0032】
以上説明した本実施の形態1によれば、以下の効果が得られる。
(イ).ホース14の先端14aを押し広げて筒状継手6にはめ込んだ際には、ホース14は復元力によりその内周面にてリング状突条7を締め付け、十分なシールがなされる。そして、ホース14の外周面には、撓んでいるクランプ片8〜12に設けられた爪部8a〜12aが押圧されるので、シールがより確実なものとなる。
【0033】
しかも、爪部8a〜12aにおいては、シリンダヘッドカバー2側に形成されている角部8b〜12bがホース14の外周面に接触しているので、ホース14を抜く方向に力が働いても、この角部8b〜12bがホース14の外周面に食い込む。このためホース14がシリンダヘッドカバー2から外れるのを確実に防止し強固に筒状継手6に固定することができる。
【0034】
したがって、バンド等の部品点数を増加させることなく、簡単な作業でホース14をシリンダヘッドカバー2に強固に固定しかつ十分にシールすることができる。
【0035】
(ロ).爪部8a〜12aにおいては、シリンダヘッドカバー2とは反対側の部分にホース14の先端14aを内側に誘導するホース誘導面8e〜12eを形成している。このことにより、角部8b〜12bを結ぶ径を接続前のホース14の外径H1より小さいものとしていても、ホース14の先端14aが内側に誘導されて縮径し円滑にホース14の取付作業ができる。したがって作業性を更に向上させることができるようになる。
【0036】
(ハ).クランプ片8〜12の先端は筒状継手6の先端よりも軸方向において突出している。そしてこのようなクランプ片8〜12の先端に爪部8a〜12aが形成されている。このようなクランプ片8〜12と筒状継手6との長さ関係によって、クランプ片8〜12を長く形成できることになる。このためホース14の取付時に、クランプ片8〜12自身の弾力により筒状継手6から離れる方向に変形して十分にホース14を筒状継手6側へ進入させることが可能となる。
【0037】
また筒状継手6の方は長く形成しなくてもよくなる。このため筒状継手6の基端側に大きな力が集中しにくくなり、筒状継手6やシリンダヘッドカバー2の破損が防止される。したがって、筒状継手機構4やシリンダヘッドカバー2全体の耐久性を向上させることができる。
【0038】
[実施の形態2]
図10の斜視図は、シリンダヘッドカバー(ホース接続対象物に相当する)102内のブローバイガスをホースを介してエンジンの吸気系に排出するための実施の形態2としての筒状継手機構104を示している。
【0039】
本実施の形態2における筒状継手機構104が前記実施の形態1と異なる点は、クランプ片108,110,112が筒状継手106の内側に形成されている点であり、他の構成も後述するごとく、この配置の違いに応じている。
【0040】
すなわち、筒状継手機構104は、筒状継手106と、この筒状継手106の内周面106aに沿って周方向に配列形成された複数(ここでは3つ)のクランプ片108〜112とを備えている。これら筒状継手106およびクランプ片108〜112は、実施の形態1の場合と同様にシリンダヘッドカバー102において、耐熱性プラスチックにて突出状に一体成型されている。
【0041】
図11に筒状継手機構104の平面図、図12に正面図、図13に右側面図、図14に図11におけるB−B断面図を示す。
シリンダヘッドカバー102から突出して形成されている筒状継手106は円筒状をなしている。この筒状継手106の先端には内周面106aの全周にわたってリング状突条107が形成されている。このリング状突条107の内径は、接続しようとするホースの外径よりも小である。なお、リング状突条107において軸方向の両側にはテーパー面107a,107bが形成されている。
【0042】
また、筒状継手106の内周面106aの内部は先端側に開口する流体通路106bの役目を果たしている。この流体通路106bは、シリンダヘッドカバー102に形成されている開口102aに連通し、シリンダヘッドカバー102内部のブローバイガスが流体通路106bを介して排出可能とされている。
【0043】
各クランプ片108〜112は、シリンダヘッドカバー102から筒状継手106の内周面106aに沿って筒状継手106の軸方向に突出して形成されている。このクランプ片108〜112の先端には爪部108a,110a,112aが筒状継手106の内周面106a側、すなわち外側に向けて突出するように設けられている。この各爪部108a〜112aは、シリンダヘッドカバー102側に角部108b,110b,112bを有する。この角部108b〜112bは直角に形成され、そのシリンダヘッドカバー102側の面108c,110c,112cは筒状継手106の軸方向に直交する。
【0044】
また、爪部108a〜112aの先端面108d,110d,112dは内周面状に形成されている。図14に示したごとく、径方向での先端面108d〜112dとリング状突条107との距離D2は接続するホースの肉厚T2(後述する図15参照)よりも小さく設定されている。また、各角部108b〜112bを結ぶ円の径は、接続前のホースの内径K2(後述する図15参照)より大きくされている。
【0045】
更に、爪部108a〜112aにおいては、シリンダヘッドカバー102とは反対側には、内側に向かって傾斜するテーパー状のホース誘導面108e,110e,112eが形成されている。
【0046】
このように構成された筒状継手機構104に対してゴム製ホース114は次のようにして取り付けられる。
まず、図15に示すごとく、ゴム製ホース114を筒状継手106に押し入れる。この時、角部108b〜112bを結ぶ円の径は、接続前のホース114の内径K2より大きいので、ゴム製ホース114の先端114aは3つのクランプ片108〜112のテーパー状のホース誘導面108e〜112eに当接する。このホース誘導面108e〜112eにより、ホース114の先端114aは拡径する。この時、クランプ片108〜112側においてもホース誘導面108e〜112eに力を受けて内側にわずかに閉じるように撓む。
【0047】
このことにより、図16に示すごとく、先端面108d〜112dの外側を通過したホース114は、その先端114aが筒状継手106の先端に当接する。筒状継手106の先端の内周面106aにはリング状突条107が全周に形成されていて、リング状突条107の内径E2は接続前のホースの外径H2よりも小である。このため、リング状突条107の先端側のテーパー面107aにホース114の先端114aが当接する。更にホース114を押し入れると、テーパー面107aに誘導されてホース114の外径H2は押し縮められつつ、ホース114は筒状継手106内部の流体通路106b内に挿入されて行く。
【0048】
こうして、筒状継手106とクランプ片108〜112との間のホース収納空間104aにホース114の一端側を挿入して取付作業を完了する。この状態を図17の断面図および図18の斜視図に示す。
【0049】
以上説明した本実施の形態2によれば、以下の効果が得られる。
(イ).リング状突条107とクランプ片108〜112とが筒状継手106の内側に設けられているため、ホース114の先端を縮めて筒状継手106内に押し入れると、ホース114は筒状継手106とクランプ片108〜112との間のホース収納空間104aに入り込む。ホース114は自身の復元力によりその外周面114bにてリング状突条107に圧着され、十分なシールがなされる。そして、ホース114の内周面114cには、クランプ片108〜112に設けられた爪部108a〜112aが接触し押圧しているので、前記シールがより確実なものとなる。
【0050】
しかも、爪部108a〜112aにおいては、シリンダヘッドカバー102側に形成されている角部108b〜112bがホース114の内周面114cに接触しているので、ホース114を抜く方向に力が働いても、この角部108b〜112bがホース114の内周面114cに食い込む。このためホース114がシリンダヘッドカバー102から外れるのを確実に防止し強固に筒状継手106に固定することができる。
【0051】
このようにバンド等の部品点数を増加させることなく、簡単な作業でホース114を強固に固定しかつ十分にシールすることができる。
(ロ).爪部108a〜112aにおいては、シリンダヘッドカバー102とは反対側の部分にホース114の先端114aを外側に誘導するホース誘導面108e〜112eを形成している。このことにより、角部108b〜112bを結ぶ径を接続前のホース114の内径K2より大きいものとしていても、ホース114の先端114aが外側に誘導されて拡径し円滑にホース114の取付作業ができる。したがって作業性を更に向上させることができるようになる。
【0052】
(ハ).前記実施の形態1の(ハ)と同じ効果を生じる。
[その他の実施の形態]
・前記実施の形態1において、クランプ片8〜12はシリンダヘッドカバー2から突出して形成したが、これ以外に、図19に示すごとくクランプ片308を、筒状継手306の基端306a側から筒状継手306の先端306b側へ突出するように形成してもよい。同様に、実施の形態2においても、図20に示すごとく、クランプ片408を、筒状継手406の基端406a側から筒状継手406の先端406b側へ突出するように形成してもよい。このようにしても、バンド等の部品点数を増加させることなく簡単な作業でホース314,414を強固に固定しかつ十分にシールすることができ、前述した実施の形態1,2と同様な効果を生じる。特に図20に示した構成では、シリンダヘッドカバー402の開口402aの径を大きくでき流路抵抗を小さくすることができる。
【0053】
・前記各実施の形態においては、シリンダヘッドカバーにおける筒状継手機構の例を示したが、これ以外のホース接続対象物にホースを接続するための筒状継手機構であってもよい。例えば、ラジエータに対するホース取付のための筒状継手機構であってもよい。
【0054】
・前記実施の形態1において、爪部8a〜12aの角部8b〜12bによるホース14の抜け止め効果を更に高めるためには、角部8b〜12bを結ぶ円の径を更に小さくして距離D1を小さくしてもよい。これ以外に、図5に示したごとく、角部8b〜12bとリング状突条7との軸方向における距離F1を小さくしてもよい。同様に前記実施の形態2においても、爪部108a〜112aの角部108b〜112bによるホース114の抜け止め効果を高めるためには、角部108b〜112bを結ぶ円の径を更に大きくして距離D2を小さくしてもよい。これ以外に、図14に示したごとく、角部108b〜112bとリング状突条107との軸方向における距離F2を小さくしてもよい。
【0055】
・前記実施の形態1のリング状突条7の先端は角を丸くしてRを設けてもよい。このようにするとホース14の表面を保護することができる。また、爪部8a〜12aにおける先端面8d〜12dとホース誘導面8e〜12eとの間の稜線についても同様であり、角を丸くしてRを設けることによりホース14の表面を保護することができる。前記実施の形態2のリング状突条107および先端面108d〜112dとホース誘導面108e〜112eとの間の稜線についても同様であり、ホース114の表面を保護することができる。
【0056】
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の実施の形態には、特許請求の範囲に記載した技術的事項以外に次のような技術的事項の実施形態を有するものであることを付記しておく。
【0057】
(1).前記筒状継手のリング状突条におけるホース接続対象物とは反対側には、ホース先端を前記クランプ片側に誘導するテーパー面が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか記載の筒状継手機構。
【0058】
【発明の効果】
請求項1記載の筒状継手機構おいては、ホース接続対象物に形成された開口を内周側にしてホース接続対象物から突出して形成された筒状継手と、前記筒状継手の外周面に全周にわたって形成され、外径が接続前のホースの内径よりも大であるリング状突条と、前記筒状継手との間にホース収納空間を設けるとともに、前記筒状継手の基端側またはホース接続対象物から前記筒状継手の外周面に沿って突出する状態で前記筒状継手の周方向に配列された複数のクランプ片と、前記クランプ片から前記筒状継手の外周面側へ突出して設けられ、ホース接続対象物側に角部を有するとともに、接続されたホースの外周面に少なくとも前記角部にて接触する爪部とを備えた構成としている。このような構成の筒状継手機構において、ホースの先端を押し広げるようにして筒状継手にはめ込むと、ホースは筒状継手とクランプ片との間のホース収納空間に入り込む。ホースはその内周面にてリング状突条を締め付け、十分なシールがなされる。そして、ホースの外周面には、クランプ片に設けられた爪部が接触するので、前記シールがより確実なものとなる。しかも、爪部においては、ホース接続対象物側に形成されている角部がホースの外周面に接触しているので、ホースを抜く方向に力が働いても、この角部がホースの外周面に食い込む。このためホースがホース接続対象物から外れるのを確実に防止し強固に筒状継手に固定することができる。このようにバンド等の部品点数を増加させることなく、簡単な作業でホースを強固に固定しかつ十分にシールすることができる。
【0059】
請求項2記載の筒状継手機構においては、請求項1記載の構成に対して、前記角部を結ぶ径は接続前のホースの外径より小さくされているとともに、前記爪部にはホース接続対象物とは反対側にホース先端を内側に誘導するホース誘導面が形成されている。爪部に形成されている角部の位置は、この角部を結ぶ径が接続前のホースの外径よりも大きくても、ホースが筒状継手に被せられた際にホースの外周面に接触すれば請求項1の効果を生じる。しかし、更に、角部を結ぶ径を接続前のホースの外径より小さいものとすると、ホースの外周面は、クランプ片に設けられた爪部により強く押圧されるので、前記シールが一層確実なものとなる。また単に角部を結ぶ径を接続前のホースの外径より小さいものとすると、ホースの取付作業の際に、ホースの先端が爪部に対してホース接続対象物とは反対側にて引っかかる。しかし本請求項では、爪部においては、ホース接続対象物とは反対側の部分にホース先端を内側に誘導するホース誘導面を形成していることにより、ホース先端が内側に誘導されて縮径し円滑にホースの取付作業ができる。
【0060】
したがって請求項1の効果とともに、シール性と作業性とを更に向上することができるようになる。
請求項3記載の筒状継手機構においては、ホース接続対象物に形成された開口を内周側にしてホース接続対象物から突出して形成された筒状継手と、前記筒状継手の内周面に全周にわたって形成され、内径が接続前のホースの外径よりも小であるリング状突条と、前記筒状継手との間にホース収納空間を設けるとともに、前記筒状継手の基端側またはホース接続対象物から前記筒状継手の内周面に沿って突出する状態で前記筒状継手の周方向に配列された複数のクランプ片と、前記クランプ片から前記筒状継手の内周面側へ突出して設けられ、ホース接続対象物側に角部を有するとともに、接続されたホースの内周面に少なくとも前記角部にて接触する爪部とを備えた構成としている。本請求項の場合は、リング状突条とクランプ片とが筒状継手の内側に設けられている。このような構成の筒状継手機構において、ホースの先端を縮めるようにして筒状継手内に押し入れると、ホースは筒状継手とクランプ片との間のホース収納空間に入り込む。ホースはその外周面にてリング状突条に圧着され、十分なシールがなされる。そして、ホースの内周面には、クランプ片に設けられた爪部が接触するので、前記シールがより確実なものとなる。しかも、爪部においては、ホース接続対象物側に形成されている角部がホースの内周面に接触しているので、ホースを抜く方向に力が働いても、この角部がホースの内周面に食い込む。このためホースがホース接続対象物から外れるのを確実に防止し強固に筒状継手に固定することができる。このようにバンド等の部品点数を増加させることなく、簡単な作業でホースを強固に固定しかつ十分にシールすることができる。
【0061】
請求項4記載の筒状継手機構においては、請求項3記載の構成に対して、前記角部を結ぶ径は接続前のホースの内径より大きくされているとともに、前記爪部にはホース接続対象物とは反対側にホース先端を外側に誘導するホース誘導面が形成されている。爪部に形成されている角部の位置は、この角部を結ぶ径が接続前のホースの内径よりも小さくても、ホースが筒状継手に挿入された際にホースの内周面に接触すれば請求項3の効果を生じる。しかし、更に、角部を結ぶ径を接続前のホースの内径より大きいものとすると、ホースの内周面は、クランプ片に設けられた爪部により強く押圧されるので、前記シールが一層確実なものとなる。また単に角部を結ぶ径を接続前のホースの内径より大きいものとすると、ホースの取付作業の際に、ホースの先端が爪部に対してホース接続対象物とは反対側にて引っかかる。しかし本請求項では、この爪部のホース接続対象物とは反対側の部分にホース先端を外側に誘導するホース誘導面を形成していることにより、ホース先端が外側に誘導されて拡径し円滑にホースの取付作業ができる。したがって請求項3の効果とともに、シール性と作業性とを向上することができるようになる。
【0062】
請求項5記載の筒状継手機構においては、請求項1〜4のいずれか記載の構成に対して、前記クランプ片の先端は前記筒状継手の先端よりも軸方向において突出するとともに、該クランプ片の先端に前記爪部が形成されている。より、具体的にはこのように構成することにより、クランプ片を長くできるのでクランプ片自身の弾力により、ホース取付作業において、十分に筒状継手から離す方向に変形することが可能となる。また筒状継手は長くしなくてもよく短くできる。このため筒状継手の基端側に大きな力が集中しにくくなり、筒状継手やホース接続対象物が破損しにくくなる。こうして、筒状継手機構やホース接続対象物全体の耐久性を向上させることができる。したがって、請求項1〜4のいずれか記載の効果に加えて、更なる作業性の向上とともに、耐久性も向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1の筒状継手機構の斜視図。
【図2】 実施の形態1の筒状継手機構の平面図。
【図3】 実施の形態1の筒状継手機構の正面図。
【図4】 実施の形態1の筒状継手機構の右側面図。
【図5】 図2におけるA−A断面図。
【図6】 実施の形態1におけるホース取付説明用断面図。
【図7】 実施の形態1におけるホース取付説明用断面図。
【図8】 実施の形態1におけるホース取付説明用断面図。
【図9】 実施の形態1におけるホース取付説明用斜視図。
【図10】 実施の形態2の筒状継手機構の斜視図。
【図11】 実施の形態2の筒状継手機構の平面図。
【図12】 実施の形態2の筒状継手機構の正面図。
【図13】 実施の形態2の筒状継手機構の右側面図。
【図14】 図11におけるB−B断面図。
【図15】 実施の形態2におけるホース取付説明用断面図。
【図16】 実施の形態2におけるホース取付説明用断面図。
【図17】 実施の形態2におけるホース取付説明用断面図。
【図18】 実施の形態2におけるホース取付説明用斜視図。
【図19】 実施の形態1の変形例の断面図。
【図20】 実施の形態2の変形例の断面図。
【符号の説明】
2…シリンダヘッドカバー、2a…開口、4…筒状継手機構、4a…ホース収納空間、6…筒状継手、6a…外周面、6b…流体通路、7…リング状突条、7a,7b…テーパー面、8,10,12…クランプ片、8a,10a,12a…爪部、8b,10b,12b…角部、8c,10c,12c…シリンダヘッドカバー側の面、8d,10d,12d…先端面、8e,10e,12e…ホース誘導面、14…ゴム製ホース、14a…先端、14b…内部通路、102…シリンダヘッドカバー、102a…開口、104…筒状継手機構、104a…ホース収納空間、106…筒状継手、106a…内周面、106b…流体通路、107…リング状突条、107a,107b…テーパー面、108,110,112…クランプ片、108a,110a,112a…爪部、108b,110b,112b…角部、108c,110c,112c…シリンダヘッドカバー側の面、108d,110d,112d…先端面、108e,110e,112e…ホース誘導面、114…ゴム製ホース、114a…先端、114b…外周面、114c…内周面、306…筒状継手、306a…基端、306b…先端、308…クランプ片、314,414…ホース、402…シリンダヘッドカバー、402a…開口、406…筒状継手、406a…基端、406b…先端、408…クランプ片。
Claims (5)
- ホース接続対象物にホースを接続するための筒状継手機構であって、
ホース接続対象物に形成された開口を内周側にしてホース接続対象物から突出して形成された筒状継手と、
前記筒状継手の外周面に全周にわたって形成され、外径が接続前のホースの内径よりも大であるリング状突条と、
前記筒状継手との間にホース収納空間を設けるとともに、前記筒状継手の基端側またはホース接続対象物から前記筒状継手の外周面に沿って突出する状態で前記筒状継手の周方向に配列された複数のクランプ片と、
前記クランプ片から前記筒状継手の外周面側へ突出して設けられ、ホース接続対象物側に角部を有するとともに、接続されたホースの外周面に少なくとも前記角部にて接触する爪部と、
を備えたことを特徴とする筒状継手機構。 - 前記角部を結ぶ径は接続前のホースの外径より小さくされているとともに、前記爪部にはホース接続対象物とは反対側にホース先端を内側に誘導するホース誘導面が形成されていることを特徴とする請求項1記載の筒状継手機構。
- ホース接続対象物にホースを接続するための筒状継手機構であって、
ホース接続対象物に形成された開口を内周側にしてホース接続対象物から突出して形成された筒状継手と、
前記筒状継手の内周面に全周にわたって形成され、内径が接続前のホースの外径よりも小であるリング状突条と、
前記筒状継手との間にホース収納空間を設けるとともに、前記筒状継手の基端側またはホース接続対象物から前記筒状継手の内周面に沿って突出する状態で前記筒状継手の周方向に配列された複数のクランプ片と、
前記クランプ片から前記筒状継手の内周面側へ突出して設けられ、ホース接続対象物側に角部を有するとともに、接続されたホースの内周面に少なくとも前記角部にて接触する爪部と、
を備えたことを特徴とする筒状継手機構。 - 前記角部を結ぶ径は接続前のホースの内径より大きくされているとともに、前記爪部にはホース接続対象物とは反対側にホース先端を外側に誘導するホース誘導面が形成されていることを特徴とする請求項3記載の筒状継手機構。
- 前記クランプ片の先端は前記筒状継手の先端よりも軸方向において突出するとともに、該クランプ片の先端に前記爪部が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか記載の筒状継手機構。
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