JP4275984B2 - プラットホームの簡易可動柵 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、鉄道駅のプラットホーム長手方向の側端縁に沿って設置される乗客防護用の固定柵(固定の鉄柵)間の乗降客用開口部(車両への乗降口)に、その開口部を開閉するための可動柵、殊に昇降方式の可動柵に関するものであり、列車の乗降用扉の位置の違いに対して広い範囲で対応できるようにするについて、その駆動機構を簡単にするとともに、乗降客に対する安全性を向上させることができるものである。
【0002】
【従来の技術】
列車のプラットホームにおける乗降客の安全対策として、プラットホーム長手方向の端縁に固定柵を設置し、固定柵間に、列車の乗降用扉の位置に対向させて開口部を設け、この開口部をスライドドアーで適宜開閉するようにしている。
ところで、列車の停止位置の誤差は1m以内を限度としてばらつくことが避けられず(列車の運転士に対する要求は停止位置誤差を1m以内とされているのが一般的)、また、同じプラットホームに停止する列車の種類が様々であり(例えば3つドアーの列車、4つドアーの列車など)、したがって、その乗降口の位置が一定しない。このように、列車停止位置の誤差、及び列車の種類の違いによる乗降口の位置の違いのために、固定柵間の開口部を列車の乗降口に対向させるために、その幅を広くせざるを得ず、実際にほぼ6mの幅の開口部を設けている場合もある。このように、固定柵間の開口部の幅が大きくなると、スライドドアーによる可動柵でこれを開閉すると、これを収納する戸袋の幅が大きくなり、その結果、プラットホームの側端縁のほとんどの部分が開口部と戸袋で占められてしまうことになり、可動柵の設置コストが極めて高いものになる。
【0003】
また、スライドドアー(可動柵)の幅が広くなると、その開閉ストロークが大きいので開閉操作時間が長くなり、適切な時間内で開閉操作を行うことは困難になっている。
【0004】
以上のような事情から、固定柵間の広い開口部を巻き取り式ベルトで閉じるようにして、戸袋を省略したもの(特開平9−3843号公報)があり、その構造は図7に示すようなものである。
このものは、プラットホーム長手方向の端縁に設けられた固定の鉄柵の開口部の片側に鉄柵とは別の固定の支柱を立てると共に開口部の床面内に案内レールを敷設し、この敷設された案内レールに沿って移動させる移動支柱を設置したものであり、移動支柱の移動によって反対側の固定の支柱からベルトを繰出させて、開口部を閉じ、逆方向に移動支柱が移動するとき、それにつれて固定支柱側でベルトを巻き取って開口部を開くものである。
【0005】
しかし、このものでは、プラットホームの床面に案内レールが存在するので、乗客がつまづく恐れがあり、またこのレールの保守に手間を要するという問題があり、また、ベルトで開口部を閉じるものであるから、もたれ掛かったときにこれを支えるほどの強度、剛性がなく、したがって、安全性に乏しい。
【0006】
他方、戸袋を必要としないものとして、昇降柵で広い開口部を開閉するものがあり(2001年10月1日、財団法人 日本鉄道車両機械技術協会発行、「ROLLING STOCK&MACHINERY」、第9巻第10号)、その構造は図8に示すようなものである。
このものは、パイプ製の枠組された柵をプラットホームの床下から床上に昇降させるもので、この枠組された昇降柵はプラットホームの側端縁に直径50〜60mmのパイプを埋設し、このパイプ内に昇降支柱を挿入し、これを約80cmのストロークで昇降させ、昇降支柱の上端の手摺をプラットホーム表面の幅23cm、長さ190cmの溝に収納するものである。
【0007】
しかし、このようなものでは、昇降柵の昇降支柱及び手摺がプラットホームの床下に収納されるものであるために、プラットホームの側端縁の床下高さに制限があるので、昇降支柱の引き込み高さが制限され、昇降柵の押上げ高さが80cm程度に制限されることになる。
このために、昇降柵によって固定柵の開口部を閉じる閉鎖効果が必ずしも高くないという問題がある。
【0008】
また、プラットホームの端縁の床下は線路補修工事のための作業員の待避場所等になっていたり、その他電気配線工事の作業スペースになっているが、この従来技術では、この空間に昇降支柱を収納するための上記パイプが大きく突き出ることになるので、当該空間の利用性が損なわれることになるという問題もある。さらに、この従来技術では、昇降柵がプラットホームの床面から上昇してくるものであるために、プラットホーム上を歩行している乗降客の安全上望ましくないという問題がある。
さらに、上記床下から床上へ上昇する昇降式の場合は、上記のとおりの様々な問題があるので、プラットホームから上方へ引き上げる方式にすることが望ましい。
【0009】
しかし、引き上げ式の場合は、その昇降ストロークが最低限1.2m以上の上昇ストロークが必要であるから、その昇降駆動機構及びその制御機構が複雑で高コストにならざるを得ず、また、昇降柵が乗降客の頭上に引き上げられた状態で保持されることになるから、自由落下による危険性があること等から、引き上げ式の昇降柵によるものはまだ実現していない。
【0010】
【特許文献】
特開平9−3843号公報
【非特許文献】
「ROLLING STOCK&MACHINERY」、第9巻第10号、2001年10月1日発行
【0011】
【解決しようとする課題】
この発明は、鉄道駅のプラットホームの長手方向端縁に設置される固定柵間の開口部(列車への乗降口)に設けられる可動柵を昇降ドアーにするについて、上記可動柵の昇降駆動機構およびその制御機構を簡便にするとともに、自由落下の危険性等を完全に排除できるように、昇降駆動機構およびその制御機構を工夫することをその課題とするものである。
【0012】
【課題解決のために講じた手段】
【解決手段1】
この発明の上記課題解決のための手段1は、固定柵間の開口部の可動柵を引き上げ式の昇降ドアーとした、プラットホームの可動柵について、次の(イ)〜(ホ)によるものである。
(イ)固定柵間の開口部の両端に支柱を設け、この支柱の上端に巻き上げ装置を設け、内側面に昇降ドアーを昇降自在に支持する直動ガイドを設けており、上記巻き上げ装置で上記昇降ドアーを引き上げるようにしていること、
(ロ)上記巻き上げ装置が、巻き上げドラム、ウォームギアによる歯車伝動装置、電動モーターで構成されていること、
(ハ)昇降ドアーがその左右両端にスライダーを備えており、当該スライダーを上記支柱の上記直動ガイドによって案内させていること、
(ニ)巻き上げドラムに巻き付けられたワイヤロープの一端を上記スライダーに連結し、他端をバランスウエイトに連結し、
(ホ)上記バランスウエイトは上記支柱の中にあって当該支柱の中を昇降し、上記昇降ドアーよりも10〜20%程度軽いものであること。
【0013】
【作用】
引き上げ式の昇降ドアーは、固定柵間の開口部両端の支柱の内側に設けた直動ガイドによって、スライダーを介して昇降方向に案内されるから、極めて滑らかに昇降動作を行うことができる。
そして、電動モーターの正転駆動、逆転駆動によって、ウォームギアによる歯車伝動装置を介して巻き上げドラムが駆動され、バランスウエイトとのバランス状態を保ちながら、巻き上げドラムによってワイヤロープを介して昇降ドアーが昇降駆動される。
また、全開状態では、電動モーターと巻き上げドラムとの間にウォームギアによる歯車伝動装置が介在していて、巻き上げドラムの逆駆動がウォームギアによって阻止されるので、自然に昇降ドアーが降下することはない。
【0014】
さらに、昇降ドアーの降下動作中は、昇降ドアーとバランスウエイトとの重量がほぼバランスしている(ただし、上記バランスウエイトは上記昇降ドアーよりも10〜20%軽い)から、昇降ドアーの落下荷重がバランスウエイトの重量分だけ軽減され、自然降下することが万一あっても、その場合は、昇降ドアーはバランスウエイトとほぼバランスした状態でゆっくり降下する。
以上のとおり、二重に安全機構が働くので、昇降ドアーが無制御状態で降下することによる危険性は完全に排除される。
なお、バランスウエイトは上記支柱の中にあって当該支柱の中を昇降するので乗降者に対する危険性がなく安全である。
【0015】
【解決手段2】
この発明の上記課題解決のための手段2は、固定柵間の開口部の可動柵を引き上げ式の昇降ドアーとした、プラットホームの可動柵について、次の(イ)〜(ヘ)によるものである。
(イ)上記固定柵間の開口部の両端に支柱を設け、当該支柱の上端に固定滑車を備え、その内側面に昇降ドアーを昇降自在に支持する直動ガイドブロックを備えていること、
(ロ)上記支柱の固定柵側のプラットホーム上に巻き上げ装置を設けて、上記昇降ドアーを支柱の上方に引き上げるようにしたこと、
(ハ)上記巻き上げ装置を、巻き上げドラムとウォームギアによる歯車伝動装置と電動モーターで構成したこと、
(ニ)上記昇降ドアーがその左右両側端に昇降支柱を備えており、
上記巻き上げ装置で巻き上げられるワイヤロープの一端に上記昇降支柱の下端部を連結し、他端がバランスウエイトに連結されており、上記バランスウエイトは上記支柱の中にあって当該支柱の中を昇降し、上記昇降ドアーよりも10〜20%程度軽いものであること、
(ホ)そのワイヤロープを固定柵上方の滑車及び巻き上げ装置の巻き上げドラムに巻き掛けたこと、
(ヘ)上記昇降支柱を上記支柱の内側面に設けた上記直動ガイドブロックによって案内させていること。
【0016】
【作用】
固定柵の高さより若干高い支柱に昇降ドアーを昇降自在に支持する直動ガイドブロックと滑車とを設け、この直動ガイドブロックによって昇降ドアー側部に設けた昇降支柱を昇降自在に支持させ、プラットホーム上に設置した巻き上げ装置の駆動により、一端を昇降支柱に連結したワイヤロープを巻き上げて昇降支柱と共に昇降ドアーを引き上げ、また、ワイヤロープの他端に連結したバランスウエイトを引き上げながらワイヤロープを巻き戻して昇降支柱を支柱の高さまで降下させることによって開口部の開閉を行うものであるから、昇降ドアーの降下動作中は、昇降ドアーとバランスウエイトとの重量がほぼバランスしている(ただし、バランスウエイトは昇降ドアーよりも10〜20%程度軽い)。したがって、昇降ドアーの落下荷重がバランスウエイトの重量分だけ軽減される。
また、全開状態では、電動モーターと巻き上げドラムとの間にウォームギアによる歯車伝動装置が介在していて、巻き上げドラムの逆駆動がウォームギアによって阻止されるので、自然に昇降ドアーが降下することはなく、自然に降下することが万一あっても、その場合、昇降ドアーはバランスウエイトとほとんどバランスしているのでゆっくり降下する。
さらに、昇降ドアーが支柱まで降りたとき、つまり、開口部を閉じているときには昇降支柱は降りているので、固定柵上に昇降ドアーを昇降させる支柱が視界を遮ることがなく、車掌やプラットホームに設けた監視用カメラによる見通しが支柱で邪魔されることはない。
【0017】
【解決手段3】
解決手段3は、解決手段1又は解決手段2を前提として、その巻き上げドラムとその軸との間に一方向クラッチを介在させたことである。
【0018】
【作用】
固定柵間の開口部が昇降ドアーによって閉じられている状態において、停電した場合、昇降ドアーを押し上げて開口部を開く必要があるが、巻き上げドラムがウォームギアを介して電動モーターで駆動されるようになっているので、昇降ドアーを人手で押し上げて上記開口部を解放することはできない。
しかし、巻き上げドラムとその軸との間に一方向クラッチを介在させたことで、昇降ドアーを人手で押し上げると、それにつれて巻き上げドラムがバランスウエイトによって駆動されて、ワイヤロープが巻き上げられて昇降ドアーが引き上げられる。そして、昇降ドアーは人手によって押し上げられた位置に、ウォームギアによって確実に保持される。
【0019】
【実施の形態】
【実施例1】
次に、この発明の実施例1を、図1〜図4を参照しながら説明する。
図1(a)および(b)は、この発明のプラットホームの長手方向の端縁に沿って設置される乗客防護用の固定柵3,3間の開口部4に設けられた昇降ドアー1がそのプラットホーム2の上方に上昇して開口部4が開けられた状態と、降下して開口部4が閉じられた状態を概略的に示す正面図である。
上記開口部4に設けられた昇降ドアー1は、剛性を大きくしかつ軽量にするために、上弦材5と下弦材6と斜材とで構成されたトラス構造になっており、その梁高さがほぼ40cm、幅がほぼ6mのものである。特に、下弦材6には、昇降中に乗降客が不用意に下弦材6に当たっても傷付かないように、緩衝ゴムが巻かれている。
そして、高さがほぼ1.2mの固定柵3,3間の開口部4の両端の支持部材7の上端に固定された高さ2.5mの支柱8に、昇降ドアー1が昇降自在に支持されている。
【0020】
支柱8は、ステー28などを用いて上記支持部材7に固定されており(図2、(b)参照)、固定柵3の上面に昇降ドアー1及びバランスウエイト13に対するクッション材(ストッパーゴム)22が固定されている。
そして、この昇降ドアー1は、支柱8の上端部に装備した駆動装置により昇降されるものであり、この昇降駆動は固定柵3に設けられている制御装置20によって制御される。
なお、上記制御装置20はプラットホーム2に設けられていて中央制御装置からの指令信号で一括して遠隔制御される。
【0021】
また、昇降ドアー1を降下させる際の乗降客への安全性確保のために、上記支持部材7の開口部4側に検知センサー9を設けてあり、この検知センサー9によって昇降ドアー1の下方近傍に乗降客がいるときこれを検知して、昇降ドアー1の降下を停止させるようにしている。
【0022】
次に、上記昇降ドアー1の昇降駆動機構について説明する。
この昇降駆動機構は、図2乃至図4に示すように巻き上げ装置10、スライダー11、ワイヤロープ12、バランスウエイト13等で構成されている。
巻き上げ装置10は、巻き上げドラム14とウォームギア21を軸25に備えた電動モーター15とからなり、この巻き上げドラム14の軸24に、一方向クラッチ23を介して巻き上げドラム14が連結されている。この一方向クラッチ23は、軸24に取り付けられたカム(ラチェット爪)26とバネ27とで構成されており、また、軸24に被駆動歯車33が固定されていて、この被駆動歯車33が中間ギア34を介して上記ウォームギア21と噛み合っている。
【0023】
そして、上記ワイヤロープ12が巻き上げドラム14に2〜3回巻き付けられており、その一方端を昇降ドアー1の両外側端部に固定さたスライダー11に連結し、他端をバランスウエイト13に連結している。巻き上げドラム14がウォームギア21を介して電動モーター15で正転駆動、逆転駆動されて、ワイヤロープ12の上記一方端を巻き上げ、巻き戻しする。これによって、昇降ドアー1がバランスウエイト13とのバランス状態を保ちながら昇降駆動される。
【0024】
昇降ドアー1が上昇して開口部4が全開状態で停電しても、電動モーター15と巻き上げドラム14との間にウォームギア21を介在させているので、巻き上げドラム14による逆駆動はウォームギア21によって阻止されるから、昇降ドアー1が自然に落下することはない。
【0025】
また、バランスウエイト13はこの昇降ドアー1よりも10〜20%程度軽いにすぎないから、その昇降ドアー1はバランスウエイト13とほぼバランスした状態でゆっくり降下する。
また、上記スライダー11に支持ブラケット17が固定されており、昇降ドアー1の左右両端部に部材16が固定されており、部材16と支持ブラケット17とは、横長の長孔とボルトとによって伸縮自在に結合されている。したがって、昇降ドアー1の撓みによって支持ブラケット17が引っ張られ、スライダー11が横方向に引っ張られることはない。
他方、支柱8内に設けられた直動ガイドブラケット18に直動ガイド(案内レール)19が固定されており、この直動ガイド(案内レール)19に上記スライダー11が前後、左右に昇降自在に案内されている。
したがって、昇降ドアー1の左右両端が左右の支柱8によって円滑に、かつ安定的に案内されて昇降する。
【0026】
【実施例2】
図5(a),(b)に示す実施例2は、上記実施例1における固定柵3,3間の開口部4の側端部の両支持部材7,7を、昇降ドアーを昇降自在に支持する支柱29,29に変えたものである。
この固定柵3,3間の開口部4の側端部に設けられた支柱29は、高さが1.2mの固定柵3よりも若干高く、ほぼ1.6mである。
そして、この支柱29の上端部と固定柵の高さ位置とに固定滑車35,35が設けられ、開口部4側の上方側部に上下一対の直動ガイドブロック30が設けられている。
【0027】
ワイヤロープ12が支柱上端の滑車35、巻き上げ装置36の巻き上げドラム36a及び、固定柵の高さ位置の固定滑車35に順次巻き掛けられており、その一端がバランスウエイト13に連結され、他端が昇降支柱32の下端に連結されている。なお、バランスウエイト13は支柱29の中空部内にあり、この中空部内で昇降する。
支柱29の内側面に固定された断面コ型の直動ガイドブロック30に、昇降支柱32に固定された長尺のスライドレール32aが嵌まり込んでいて、直動ガイドブロック30により、スライドレール32aを介して昇降支柱32が昇降方向に案内される。
上記昇降支柱32は、その支持ブラケット37と昇降ドアー1の両側端部に設けた部材16とを横長の長孔とボルトで伸縮自在に連結することによって、昇降ドアー1の両側端部に取り付けられている。
【0028】
そして、上記昇降支柱32は、プラットホーム2に設置された巻き上げ装置36によって昇降駆動されるものであり、巻き上げ装置36の巻き上げドラム36aでワイヤロープ12を一方に駆動することで昇降ドアー1が上昇させられ、開口部4が開かれる。このとき、昇降支柱32の下端部は支柱29の上方部分の位置に保持される。つまり、この実施例2においては、開口部4を閉じているときは昇降ドアー1と一体の昇降支柱32が支柱29と同じ高さ位置にあり、開いたときは昇降支柱32が支柱29よりも上方の位置にある。
【0029】
また、巻き上げ装置36による昇降駆動は、それぞれに装備した制御装置(図示省略)によって制御され、当該制御装置は、実施例1と同様に、中央制御装置(図示省略)からの信号により制御されるので、プラットホーム2に設けられている全ての昇降ドアー1が一括して開閉操作される。
また、実施例2は、上記実施例1と同様に昇降ドアー1を降下させる際の乗降客への安全確保のために、上記支柱29の開口部4側に検知センサー(図示省略)を設けている。
【0030】
実施例2の昇降ドアー1は、中空角材の上弦材1aと短い下弦材1bとを斜材1cで連結した梁構造であり、隣接する下弦材1b,1bが下端材1eで互いに連結されている。
そして、上記下端材1eの両端は、その長手方向のボルト1dにより下弦材1bに連結されており、これにより、下端材1eはボルト1dを支軸にして昇降ドアー1の前後方向に揺動可能に吊り下げられている。また、上記ボルト1dは下弦材1bの下面に突設されたブラケットの上下方向長孔に挿入されていて、下端材1eが下弦材1bに対して上下方向に移動できるようになっており、さらに、下端材1eは丸棒材を弾性チューブで被覆して構成されている。したがって、昇降ドアー1が昇降しているときなどにおいて、乗降客が下端材1eに衝突しても、下端材1eがボルト1dを軸にして揺動して逃げ、また、上記弾性チューブで緩衝されるので、その衝撃は小さい。
なお、実施例2の昇降ドアー1の構造は、実施例1の昇降ドアー1にも適用することができる。
【0031】
【発明の効果】
請求項1に係る発明は、プラットホームの固定柵間の開口部両側端の支柱で昇降ドアーの昇降を案内させ、この昇降ドアーを昇降駆動するのに、一端を昇降ドアーに他端をバランスウエイトに連結したワイヤロープを電動モーターによって巻き上げ、巻き戻しするものであるから、構造が非常に簡易で、設備コストも安価である。
さらに、巻き上げ装置が、巻き上げドラム、ウォームギアによる歯車伝動装置、電動モーターで構成されたものであるから、万一、昇降ドアーに対する制御が不能な状態になっても、自然に昇降ドアーが降下することは絶対になく、乗降客に対する安全性が高い。
【0032】
また、請求項2に係る発明は、昇降ドアーを解放位置に支持する支柱が昇降ドアーとともに昇降するから、昇降ドアーが閉位置まで降りたときには、昇降ドアーを全開位置まで案内する支柱が視界を遮ることはなく、車掌やプラットホームに設けた監視用カメラによる見通しが邪魔されることはない。
【0033】
また、請求項1、請求項2に係る発明は、昇降ドアーで開口部が閉じられているときは昇降ドアーが支柱と同じ位置にあり、開口部が開かれているときは昇降ドアーが固定柵両側端の支柱よりも上方に位置するので、プラットホームの美観が損なわれることはないという利点がある。
【0034】
さらに、請求項3に係る発明は、上記電動モーターによって駆動される巻き上げドラムの軸に一方向クラッチを介在させているから、昇降ドアーを人手で押し上げると、それにつれて巻き上げドラムがバランスウエイトによって駆動されて、ワイヤロープを巻き上げて昇降ドアーが引き上げられるので、人手によって昇降ドアーを簡単に、軽く押し上げることができる。そして、昇降ドアーは押し上げられた位置に確実に保持されるので、停電などがあっても、乗降客の列車への乗降に支障を生じることはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】の(a)は、実施例1における、昇降ドアーを上方に上昇させて開口部を開けた状態を概略的に示す正面図であり、(b)は、その昇降ドアーを降下させて開口部を閉じた状態の概略的な正面図である。
【図2】の(a)は、実施例1の昇降ドアー昇降駆動機構の正面図であり、(b)は、側面図である。
【図3】の(a)は、図2(a)のX−X方向から見た平面図であり、(b)は、Y−Y断面図である。
【図4】の(a)は、実施例1の巻き上げ駆動機構を模視的に示す斜視図であり、(b)は、その巻き上げ装置に設けられた一方向クラッチの概略側面図である。
【図5】の(a)は、実施例2において昇降ドアーを開口部から上方に上昇させた状態を示す正面図であり、(b)は、その昇降ドアーを開口部内に降下させた状態を示す正面図である。
【図6】は、図5(b)の要部拡大図である。
【図7】は、プラットホームの側端縁に沿って設置される乗客防護用の固定柵間の開口部をベルトで開閉するようにした従来例の正面図であり、(a)は、そのベルトを開口部の片側に巻き込んで開口部を開いた状態の正面図、(b)は、そのベルトで開口部を閉じた状態の正面図である。
【図8】は、プラットホームの長手方向の端縁に沿って設置される乗客防護用の固定柵間の開口部をプラットホームの床下に収納した昇降柵で開閉するようにした従来例の正面図であり、(a)は、その昇降柵を床下に下降させて開口部を開いた状態の正面図、(b)は、その昇降柵を床上に上昇させて開口部を閉じた状態の正面図である。
【符号の説明】
1:昇降ドアー
2:プラットホーム
3:固定柵
4:開口部
5:上弦材
6:下弦材
7:支持部材
8:支柱
9:検知センサー
10:巻き上げ装置
11:スライダー
12:ワイヤロープ
13:バランスウエイト
14:巻き上げドラム
15:電動モーター
16:部材
17:支持ブラケット
18:直動ガイドブラケット
19:直動ガイド
20:制御装置
21:ウォームギア
22:クッション材
23:一方向クラッチ
24,25:軸
26:カム
27:バネ
28:ステー
29:支柱
30:直動ガイドブロック
31:支持ブラケット
32:昇降支柱
33:被駆動歯車
34:中間ギア
35:滑車
36:巻き上げ装置
36a:巻き上げドラム
37:支持ブラケット
Claims (3)
- 鉄道駅のプラットホームの側端縁に設けられた固定柵間の開口部を開閉する可動柵を引き上げ式の昇降ドアーとした、プラットホームの簡易可動柵において、
上記固定柵間の開口部の両端に支柱を設け、この支柱の上端に巻き上げ装置を設け、内側面に昇降ドアーを昇降自在に支持する直動ガイドを設けており、上記巻き上げ装置で上記昇降ドアーを引き上げるようになっており、
上記巻き上げ装置が、巻き上げドラムとウォームギアによる歯車伝動装置と電動モーターで構成されており、
上記昇降ドアーがその左右両端にスライダーを備えており、当該スライダーが上記支柱の上記直動ガイドによって案内され、
巻き上げドラムに巻き付けられたワイヤロープの一端が上記スライダーに連結され、他端がバランスウエイトに連結されており、
上記バランスウエイトは上記支柱の中にあって当該支柱の中を昇降し、上記昇降ドアーよりも10〜20%程度軽いものであることを特徴とするプラットホームの簡易可動柵。 - 鉄道駅のプラットホームの側端縁に設けられた固定柵間の開口部を開閉する可動柵が引き上げ式の昇降ドアーであるプラットホームの可動柵において、
上記固定柵間の開口部の両側端に支柱を設け、当該支柱の上端に固定滑車を備え、内側面に昇降ドアーを昇降自在に支持する直動ガイドブロックを備えており、
上記支柱の固定柵側のプラットホーム上に巻き上げ装置を設けて、上記昇降ドアーを支柱の上方に引き上げるようになっており、
上記巻き上げ装置が、巻き上げドラムとウォームギアによる歯車伝動装置並びに電動モーターで構成されており、
上記昇降ドアーがその左右両側端に昇降支柱を備えており、
上記巻き上げ装置で巻き上げられるワイヤロープの一端が上記昇降支柱の下方端部に連結され、他端がバランスウエイトに連結されており、
上記バランスウエイトは上記支柱の中にあって当該支柱の中を昇降し、上記昇降ドアーよりも10〜20%程度軽いものであるとともに、
そのワイヤロープを固定柵上端の固定滑車に巻き掛け、
上記昇降支柱が上記支柱の内側面に設けた上記直動ガイドブロックによって案内されていることを特徴とするプラットホームの簡易可動柵。 - 上記巻き上げドラムとその軸との間に一方向クラッチが介在していることを特徴とする請求項1又は請求項2のプラットホームの簡易可動柵。
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