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JP4275575B2 - 電話交換システム及びサーバ並びにゲートウェイ - Google Patents

電話交換システム及びサーバ並びにゲートウェイ Download PDF

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Description

本発明は、電話交換システム及びサーバ並びにゲートウェイに関する。
近年、IP(Internet Protocol)を利用した通信トラヒックは急激に増加しており、それに伴い、IP通信網は拡充され、IP通信網への広帯域アクセスや常時接続なども提供されている。また、IP通信機器は安価に提供され、IPを利用した電話サービスを実現するVoIP(Voice over IP)も実現されてきている。
しかし現在、VoIPの接続は基本的な二者間呼が対象であり、PBX(Private Branch Exchange)などの構内交換サービスに関しては、端末が収容されるビルなどにPBX交換機のような高価な専用装置の設置が必要であった。さらに、同じ会社内で構内交換サービスを構築する場合、地理的に離れた箇所に拠点があるときには、拠点ごとに専用装置を設置しなけばならないことがあった。これらにより、ユーザにコストがかかっていた。よって、ユーザはコストを削減したいという要求がある。また、サービスの追加や機能の変更などの必要がある場合には、専用装置の販売元に依頼して直接専用装置に対して作業を施してもらう必要があり、煩雑であった。
一方、通信事業者は、専用装置のサポートのために、個別にユーザの専用装置の設置場所に出向く必要があった。これは、煩雑であるとともに、保守・運用のための人的リソースもかかってしまっていた。そこで、通信事業者は保守・運用の負担を軽減したいという要求がある。
この要求に対応し、VoIP通信機器を搭載し、任意のグループを構成する端末と、この端末の管理および通信接続制御を行う交換サーバ(VPBX)と、該端末が属する通信網を収容する接続装置(GW;ゲートウェイ)と、公衆回線通信網に接続された他の端末とで構成される電話交換システムがある(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−324524号公報
しかしながら、特許文献1に示す装置構成にあっては、第1の通信網に所属する第1の端末が第2の通信網に属する第2の端末に対する呼を要求した場合、第1の交換サーバが第2の交換サーバに問い合わせて、該第2の交換サーバが第2の端末の通信網を収容しているゲートウェイを検索して、第1及び第2の交換サーバにより各々管理しているゲートウェイを用いて通信経路を確立している。
このため、従来の電話交換システムにおいては、第1の交換サーバが第2の交換サーバと種々のデータの交換を行い、かつ各々第1及び第2の通信網の内部において、それぞれゲートウェイを制御して、第1及び第2の端末間の呼を確立するため、互いのゲートウェイを有効に利用することができず、呼の接続に時間がかかるという欠点がある。
また、従来の電話交換システムにおいては、第1の交換サーバが第2の交換サーバの管理するゲートウェイにおける課金料金を直接情報として知ることができずに、第1の端末の課金管理を完全に行うことができない。
このとき、第1の交換サーバが、第1の端末の呼が接続されている時間により課金しようとしても、各通信網における呼接続に対する課金の基準が異なり、一律の課金基準で行うことができないため、課金管理を行えないのも理由となっている。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、交換サーバが他の交換サーバの管理しているゲートウェイを自由に利用し、直接に呼の接続を行い、かつそのときの課金管理を行うことが可能な電話交換システム及びサーバ並びにゲートウェイを提供することを目的とする。
本発明の電話交換システムは、端末と、該端末の管理および通信接続制御を行うサーバと、前記端末の所属する通信網を収容し、公衆回線網を利用して他の端末と呼接続を行うゲートウェイとがIP交換網上にある電話交換システムであり、前記サーバは、アクセスした端末が接続を許可されているか否かを検出する接続許可端末認証部と、前記他の端末に対する呼要求があると、接続先情報から利用可能な所属ゲートウェイとして予め登録された呼接続先解決データベースから、端末に対して使用が許可されている1つまたは複数の所属ゲートウェイを抽出し、一方、自身の呼接続先解決データベースに接続先情報に対応したゲートウェイが無い場合、他のIP交換網にあるサーバに問い合わせ、接続先情報に対応したゲートウェイを非所属ゲートウェイとして得る呼接続先解決部と、各所属または非所属ゲートウェイの通信資源情報に基づいて通信資源が端末に対して対応可能な所属または非所属ゲートウェイを選択するゲートウェイ資源利用可否判定部と、選択された所属または非所属ゲートウェイに対して認証情報の発行を要求し、所属または非所属ゲートウェイから送付された認証情報を端末に送信する認証情報受渡処理部とを有し、前記所属または非所属ゲートウェイは、認証情報を要求したサーバが接続許可サーバ管理データベースに登録されているか否かを検出するサーバ認証部と、登録されていることを検出した場合、保有する通信資源の状態を示す通信資源情報を調査し、前記サーバに対してアドレス情報及び通信資源情報を含む前記認証情報を送信する認証情報発行部とを有し、前記端末は、サーバから送信された認証情報により、前記サーバにより他の端末との呼確立を前記所属ゲートウェイまたは非所属ゲートウェイとを介して行うことを特徴とする。
本発明の電話交換システムは、前記ゲートウェイ資源利用可否判定部が、端末の契約しているゲートウェイにおけるチャンネル同時利用数以上の空きチャンネル数のあるゲートウェイを選択することを特徴とする。
本発明の電話交換システムは、前記認証情報発行部がサーバからの認証情報の要求に対応して、接続許可サーバデータベースに該サーバが登録されているか否かの検出を行い、登録されていることが検出されると、保有している通信品質がサーバに対応しているか否かと、現在利用されている通信資源とを調査し、調査結果を通信資源情報として、発行した認証情報とともにサーバに送信することを特徴とする。
本発明の電話交換システムは、前記端末が認証情報から所属または非所属ゲートウェイのアドレス情報を検出して該ゲートウェイに接続するとともに該認証情報を送付すると、ゲートウェイの端末認証部が前記端末からの認証情報が自身で発行したか否かの検出を行い、自身で発行したことを検出し、かつサーバに呼要求した端末であることを検出すると、他端末接続部が他の端末への接続処理を行うことを特徴とする。
本発明の電話交換システムは、前記所属または非所属ゲートウェイが、前記他の端末の接続処理を行う際、接続開始時にタイマーのカウントを開始させ、該カウント数に対応させ、接続に対する課金を積算する課金処理部と、前記サーバに積算された課金を通知する課金情報通知部とを有し、該サーバが該所属または非所属ゲートウェイから通知された課金を積算して、他端末との接続における端末の課金とする課金情報処理部を有することを特徴とする。
本発明のサーバは、端末と、該端末の管理および通信接続制御を行うサーバと、前記端末の所属する通信網を収容し、公衆回線網を利用して他の端末と呼接続を行うゲートウェイとがIP交換網上にある電話交換システムに用いられるサーバであり、アクセスした端末が接続を許可されているか否かを検出する接続許可端末認証部と、前記他の端末に対する呼要求があると、接続先情報から利用可能な所属ゲートウェイとして予め登録された呼接続先解決データベースから、端末に対して使用が許可されている1つまたは複数の所属ゲートウェイを抽出し、一方、自身の呼接続先解決データベースに接続先情報に対応したゲートウェイが無い場合、他のIP交換網にあるサーバに問い合わせ、接続先情報に対応したゲートウェイを非所属ゲートウェイとして得る呼接続先解決部と、各所属または非所属ゲートウェイの通信資源情報に基づいて通信資源が端末に対して対応可能な所属または非所属ゲートウェイを選択するゲートウェイ資源利用可否判定部と、選択された所属または非所属ゲートウェイに対して認証情報の発行を要求し、所属または非所属ゲートウェイから送付された認証情報を端末に送信する認証情報受渡処理部とを有することを特徴とする。
本発明のサーバは、前記呼接続先解決部が前記端末の契約しているゲートウェイにおけるチャンネル同時利用数以上の空きチャンネル数のある非所属ゲートウェイを、前記呼接続先解決データベースから選択することを特徴とする。
本発明のサーバは、保有している通信資源がサーバに対応しているか否かの情報と、現在の通信資源の使用状況とを含む、使用要求への応答として非所属利用ゲートウェイから入力される通信資源情報に基づき、利用可能か否かを判定するゲートウェイ通信資源利用可否判定部を有し、前記認証情報受渡処理部が該ゲートウェイ通信資源利用可否判定部の利用可能と判定した利用ゲートウェイの認証情報を前記端末に送信することを特徴とする。
本発明のサーバは、所属及び非所属ゲートウェイ毎の課金及びこれら課金の合計金額が、各端末単位の利用料金として記憶されている課金情報管理データベースと、各所属及び非所属利用ゲートウェイから入力される課金を各端末単位に積算し、積算結果を端末毎の利用料金として前記課金情報管理データベースに格納する課金情報処理部とを有していることを特徴とする。
本発明のゲートウェイは、端末と、該端末の管理および通信接続制御を行うサーバと、前記端末の所属する通信網を収容し、公衆回線網を利用して他の端末と呼接続を行うゲートウェイとがIP交換網上にある電話交換システムに用いられるゲートウェイであり、接続可能なサーバが登録されている接続許可サーバデータベースと、他の端末への接続を要求する端末にアクセスされたサーバからの利用許可としての認証情報の要求に対して、該サーバが接続許可サーバデータベースに登録されているか否かを検出し、登録されていることを検出すると、前記要求への応答として前記端末に対する認証情報を発行するサーバ認証部と、保有する通信資源及び現在利用可能な通信資源を示す通信資源情報が記憶されたゲートウェイ通信資源管理データベースとを有することを特徴とする。
本発明のゲートウェイは、前記サーバ認証部がゲートウェイ通信資源管理データベースから、保有する通信資源の状態を示す通信資源情報を調査し、ゲートウェイが使用可能か否かを判定する情報として、アドレス情報を含む前記認証情報とともに、前記サーバに対して通信資源情報を通知することを特徴とする。
本発明のゲートウェイは、自身の発行した認証情報を、発行先の端末に対応させて格納する認証情報保持データベースと、該認証情報保持データベースを参照して、アクセスを依頼する端末から入力された認証情報が自身の発行した認証情報であるか否かの検出を行う端末認証部と、端末から入力した認証情報が自身の発行した認証情報であることが検出されると、該端末を他の端末に接続する他端末接続部とを有することを特徴とする。
本発明のゲートウェイは、前記他端末接続部が前記端末及び他の端末間の接続を確立すると、接続時間をカウントし、接続時間に対応した料金を端末に通知する課金処理部と、単位時間あたりの料金が格納されている課金管理データベースと、一定時間間隔または接続の切断時における、前記課金処理部から入力される前記接続時間に対応する料金を、前記課金管理データベースを参照して判定して、判定結果の料金を該課金処理部に通知する課金情報通知部とを有することを特徴とする。
以上説明したように、発明によれば、交換サーバが管理下に無い、すなわち他のIP交換網にあるゲートウェイを、他のIP交換網にある他の交換サーバから紹介してもらい、非所属ゲートウェイとして、一時的に管理下において、他の交換サーバによる関与を受けずに呼接続処理を行わせることができるため、呼接続処理における交換サーバ選択の自由度を向上させることができる。
また、発明によれば、呼処理接続において、他のIP交換網にあるゲートウェイにおいてカウントされた課金情報を直接に管理することができるため、後に集計のために、他の交換サーバに問い合わせて、使用した端末毎に分類して加算処理する必要が無くなり、課金の処理を効率化させることが可能となる。
以下、本発明の一実施形態による電話交換システムを図面を参照して説明する。図1は同実施形態の一構成例を示すブロック図である。
この図において、IP(Internet Protocol)交換網AI及びIP交換網BIは、各々ルータA7,B7及びインターネット,専用データ通信網及び公衆データ通信網などから構成されているネットワークGIを介して、接続されている。上記IP交換網AI及びIP交換網BIは、同一または異なる通信事業者により構成されている。
IP交換網AIには、各種データベースと、1つまたは複数の管理サーバ(例えば、交換サーバA2,A6)と、この交換サーバの管理下にある複数のゲートウェイ(例えば、ゲートウェイA3〜A5)が接続されている。
同様に、IP交換網BIにも、各種データベースと、1つまたは複数の交換サーバ(例えば、交換サーバB2,B6)と、この交換サーバの管理下にある複数のゲートウェイ(例えば、ゲートウェイB3〜B5)が接続されている。
ゲートウェイA3〜A5とゲートウェイ(以下、GW)B3〜B5とは同一または異なる通信事業者が設置しており、端末との間の呼接続に対する課金の基準が異なっている。
これらGW・A3〜A5及びGW・B3〜B5は、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成され、CPUがメモリに記録されたプログラムを読み出し逐次実行することにより、以下の機能を実現するものである。
GW・A3〜A5及びGW・B3〜B5は、公衆電話網AK,BK各々と接続するためのPRI(Primary Rate Interface)などの加入者線−交換機間インタフェース、あるいは、STM(Synchronous Transport Module)−0/1やT−1などの音声の送受信及び共通線信号などの呼制御信号の送受信に使用する交換機間インタフェースを実装する。
さらに、GW・A3〜A5及びGW・B3〜B5は、TCP/IP、SIPやH.323などのIP交換網上の呼制御プロトコル、G.711、G.729などの、音声をIPデータに変換するためのコーディックを実装する。
そして、交換サーバA2,A6及び交換サーバB2,B6の指示により、端末A1またはB1との間の音声回線のコネクションを確立・切断したり、公衆電話網AK,BKと接続される音声回線上の音声データとIP交換網上の音声データを変換する機能を実現する。
そして、通信事業者は、IP交換網AIを管理し、同じ構内電話交換のグループ内での発着信(内線電話)、及び、公衆電話網AKを介した端末A11〜A16との、あるいは、外部にあるIP交換網BIを介した端末B1,端末B11〜端末B16との発着信(外線電話)が可能な電話交換サービスを提供する。
そして、複数の企業ユーザは、通信事業者の提供する電話交換サービスを受けている。
端末A1及び端末B1はIP電話機であり、具体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成され、CPUがメモリに記録されたプログラムを読み出し逐次実行することにより、以下の機能を実現するものである。
端末A1及び端末B1は、xDSL(Digital Subscriber Line)やFTTH(Fiber to the home)、CATV(Community Antenna Television)などのIP常時接続でIP交換網AI,BIへそれぞれ接続される。
また、端末A1,B1は、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)、SIP(Session Initiation Protocol)やH.323などのIP上の呼制御プロトコル、及び、G.711、G723.1、G.729などの、音声をIPデータに変換するためのコーディックが実装され、各々ネットワーク,IP交換網AI及びBIを介したIPによる電話通信の機能を実現する。
そして、交換サーバA2またはA6の指示により、GW・A3〜A5、GW・B3〜B5あるいは着端末とIPによる電話通信の機能を実現する。
さらに、端末A1は、交換サーバA6から受信した信号の指示により着信等を示すランプを点灯・消灯する機能や、ボタンに代表電話番号などの番号情報や保留のための番号などを割り付ける機能を備え、また、自端末を識別するための端末IDと、自端末の製造メーカ名及び型番からなる端末型情報を記憶している。
ここで、交換サーバA2がGW・A3〜A5を管理し、交換サーバB6がGW・B3〜B5を管理しているとすると、交換サーバA2に対してGW・A3〜A5が所属ゲートウェイとなり、GW・B3〜B5が非所属ゲートウェイとなる。
また、端末A11〜A16、及び端末B11〜B16は、一般のアナログ電話機やISDN(Integrated Service Digital Network)電話機であり、公衆電話網AKまたは公衆電話網BKを介した電話の発着信の機能を実現する。
ここで、端末A11〜A16各々はGW・A3〜A5により電話回線の通信網が収容されており、同様に、端末B11〜B16各々はGW・B3〜B5により電話回線の通信網が収容されている。
交換サーバA2,A6,B2,B6は、具体的には、CPUならびにメモリを含む周辺LSIで構成され、CPUがメモリに記録されたプログラムを読み出し逐次実行することにより、以下の機能を実現するものである。交換サーバA2,A6,B2,B6は、TCP/IP及びSIPやH.323などのIP上の呼制御プロトコルを実装している。
交換サーバA2,A6,B2,B6各々は、TCP/IPを実装しており、図2に示すように、少なくとも、接続許可端末認証部1,呼接続先解決部2,GW資源利用可否判定部3,認証情報受渡処理部4,課金情報処理部5,接続許可端末DB6,呼接続先解決DB7,GW資源DB8,課金情報DB9を有しており、各部が各々対応するデータベースと相互動作することにより、端末A1やGW・A3〜A5の発呼・着呼、さらに端末B1やGW・B3〜B5の発呼・着呼を制御する。図2は、交換サーバA2,A6,B2,B6の一構成例を示すブロック図である。
接続許可端末DB6は、TCP/IPを実装しており、このデータベースが設けられている交換サーバに対してアクセス可能な端末の端末IDが登録されており、また、登録されている端末ID毎に、ゲートウェイ資源を利用する権利を有するか否かを判定するサービスクラス(すなわち、ゲートウェイの利用を許可されているサービスクラスか否かを示す情報)が対応して記憶されている。
また、接続許可端末DB6は、TCP/IPを実装しており、電話交換サービスのサービス内容にかかわる情報、すなわち、呼の状態遷移に従って変化することのない静的な情報を記憶する。例えば、
・収容する端末ID
・上記端末に対して相互接続を許可するGW
・ダイヤルイン契約及びダイヤルイン番号
・発信規制・着信規制
などを記憶している。
呼接続先解決DB7は、端末から要求された接続先としての他の端末の通信網を収容する(他の端末に接続可能な)所属ゲートウェイと、また、上記接続先に接続可能な非所属ゲートウェイを管理する他の交換サーバのアドレス情報とを格納している。
すなわち、呼接続先解決DB7は、TCP/IPを実装しており、着信先を示す接続情報(相手番号)から接続すべきゲートウェイ、端末、及び、前記着信先のゲートウェイ、端末が存在する地理的な位置を示す対地情報を取得するためのルーティングテーブルを記憶する。接続先情報には、電話番号やURL(Universal Resource Locator)などが使用される。
GW資源DB8は、TCP/IPを実装しており、呼の状態遷移によって変化する動的な情報を記憶する。例えば、
・現在の端末毎の呼の状態(呼出中、通話中、空など)
・GWリソース(資源)の使用状態
・GWの契約数管理、すなわち各端末毎が契約している通信資源(チャンネル)の同時利用数
などを記憶する。
課金情報管理DB9は、具体的には、TCP/IPを実装しており、各端末の利用状況に応じた課金情報を、各端末毎に蓄積している。例えば、
・呼毎の発信あるいは着信した端末ID
・呼毎のGW(所属及び非所属のゲートウェイ)の呼処理番号(GWが発信を受け付けた呼毎に割り当てる番号)
・呼毎の接続先の対地情報・呼毎の通話時間・呼毎の料金・月毎の契約固定料金(サービスの契約内容に依存した固定料金)
・月毎の従量料金(呼数、通話時間、接続先の対地により変動する料金)
などを蓄積する。
接続許可端末認証部1は、端末が所属しているGWを介して、交換サーバにアクセスしたとき、端末の端末IDを接続許可端末DBにおいて検索し、検索結果として登録されていた場合、この端末IDに対応したサービスクラスのデータの判定を行い、ゲートウェイの利用が可能なサービスクラスであるか否かの判定を行い、利用可能で有ると判定した場合、認証したことを示す認証信号を出力し、登録されていないかまたはサービスクラスがゲートウェイを使用できないと判定した場合、認証しないことを示す非認証信号を出力する。
呼接続先解決部2は、端末からの接続先情報に対応する端末の通信網を、同じIP交換網におけるゲートウェイ(以下、所属ゲートウェイ)が収容している場合、この端末が使用を許可されているゲートウェイ(1つまたは複数)を、呼接続先解決DB7から選択し、GW資源利用可否判定部3に対して選択した所属ゲートウェイを送信し、使用可能か否かの判定を行い、GW資源利用可能可否判定部3により利用可能であることが検出された所属ゲートウェイを最終的に指定して、端末に対する認証情報(ゲートウェイのアドレス情報及び通信資源情報を含む)の発行を、指定した所属ゲートウェイに対して要求する。
上記認証情報は、認証したことを示すデータと、認証したゲートウェイのアドレス情報とを含んでおり、後に述べる非所属ゲートウェイの発行するものも同様である。
また、呼接続先解決部2は、端末からの接続先情報に対応する端末の通信網を、同じIP交換網における所属ゲートウェイが収容していない場合、呼接続先解決DB7から接続先情報に対応した端末を収容するゲートウェイ(以下、非所属ゲートウェイ)を管理している他のIP交換網(異なるIP交換網)にある他の交換サーバのアドレス情報を、接続先情報により検索して、この他の交換サーバに対して、呼を要求する端末の資源同時利用数のデータを接続先情報及び自身のサーバ情報とともに送信して、接続先情報に対応する他の端末の通信網を収容している非所属ゲートウェイ(この呼接続先管理部2の交換サーバの接続されたIP交換網とは異なるIP交換網に接続されている)の問い合わせを行う。
ここで、呼接続先解決部2は、他の交換サーバに対する問い合わせにおいて、使用する通話品質(たとえば、G.711、G723.1、G.729などの)情報及び利用したい資源数(チャンネル数)情報を添付して問い合わせを送付する。
さらに、呼接続先解決部2は、上記他の交換サーバから、所属ゲートウェイの問い合わせが入力された場合、呼接続先解決DB7から、問い合わせられた接続先情報に基づき、この接続先情報に対応する端末の通信網を収容する所属ゲートウェイ(1つまたは複数)を選択し、この所属ゲートウェイのアドレス情報が含まれる識別番号を、他の交換サーバへ送信するとともに、各所属ゲートウェイに対して、上記他の交換サーバの登録を行う。
また、呼接続先解決部2は、他の交換サーバに接続情報を送信して、問い合わせの結果として、他の交換サーバから入力されたアドレス情報の所属ゲートウェイを非所属ゲートウェイとし、すなわち、他の交換サーバの管理下にあり、接続先の端末の接続情報に対応して通知された所属ゲートウェイを、非所属ゲートウェイトして以降使用する。
ここで、呼接続先解決部2は、GW資源利用可否判定部3に対して選択した非所属ゲートウェイを送信し、使用可能か否かの判定を行い、GW資源利用可能可否判定部3により利用可能であることが検出された非所属ゲートウェイを最終的に指定して、端末に対する認証情報の発行を、指定した非所属ゲートウェイに対して要求する。
GW資源利用可否判定部3は、呼接続先解決部2から入力される所属または非所属ゲートウェイの識別番号により、各ゲートウェイ毎に、交換サーバが利用できる資源同時利用数、さらに、この資源同時利用数の範囲内において、現在利用されていない資源が、端末の利用する資源数以上であるか否かの検出を行い、利用可能であることが検出されたゲートウェイの識別番号を利用可能であることを示すOK信号とともに、また、利用可能でないことが検出された所属または非所属ゲートウェイの識別番号を利用できないことを示すNO信号とともに、呼接続先解決部2に送信する。
認証情報受渡処理部4は、認証情報の要求に対して、端末の利用を許可した所属または非所属ゲートウェイから認証情報及びゲートウェイの利用状況のデータを受けると、再度、GW資源利用可能可否判定部3により利用可能であることの検出を行い、利用可能であることを確認すると、呼要求をした端末へ上記認証情報を送信する。
課金情報処理部5は、所属または非所属ゲートウェイに対して、呼接続の切断(終話)時に、課金情報の問い合わせを行い、問い合わせに対応して返送された課金情報を、各端末毎に課金情報管理DB9に格納する。
図1の端末A1及びB1は、図3に示すように、少なくとも、接続許可申請処理部11,認証情報受信部12,接続要求部13,所属サーバ情報記憶部14及びGW認証情報記憶部15を有しており、各部が各々対応するデータベースと相互動作することにより、他の端末に対する発呼または着呼の処理を制御する。図3は、端末A1または端末B1の一構成例を示すブロック図である。
所属サーバ情報記憶部14は、端末が接続を許可されている、同一IP交換網に接続された交換サーバ(1つまたは複数)のアドレス情報と、端末自身の端末IDとが記憶されている。端末A1や端末B1がIP交換網に設置された時点で、各々が所属するIP交換網における所定の交換サーバが所属サーバ情報記憶部14に格納される。
GW認証情報記憶部15には、呼要求に対して交換サーバから送信された、着呼である接続先情報に対応した端末の通信網を収容したゲートウェイの認証情報を一時的に記憶されている。
接続許可申請処理部11は、発信要求を、端末IDとともに、所属サーバ情報記憶部14に記憶されている交換サーバに対して送信する。
認証情報受信部12は、交換サーバから送信された所属または非所属ゲートウェイ(1または複数)の認証情報を、GW認証情報記憶部15に一旦格納する(呼要求した回線の接続が切断されるまでの間格納している)。
接続要求部13は、GW認証情報記憶部15に格納された所属または非所属ゲートウェイからいずれかを選択して、選択した上記識別情報からアドレス情報を抽出して、抽出されたアドレス情報により、選択されたゲートウェイに対してこの識別情報を付加して、交換サーバA2(またはA6)に対して接続要求(接続の依頼)を行う。
次に、図1のGW・A3〜A5,B3〜B5は、図4に示すように、少なくとも、サーバ認証部21,端末認証部22,他端末接続部23,課金処理部24,課金情報通知部25,認証情報発行部26,接続許可サーバ管理DB27,認証パスワード保持DB28,GW資源管理DB29および課金管理DB30を有している。
接続許可サーバ管理DB27には、TCP/IPが実装されており、接続を許可する交換サーバのリスト(たとえば、交換サーバの識別情報),該リストにある交換サーバ毎の利用可能資源(たとえばチャンネル数)の最大数情報,使用可能な通話品質,各交換サーバ毎の現在利用中の資源数が記憶されている。
ここで、図4は、GW・A3(A4,A5,B3〜B5)の一構成例を示すブロック図である。
認証パスワード保持DB28には、TCP/IPが実装されており、認証情報発行部26が発行した認証情報と、該認証情報を発行した端末の端末IDとが対応づけて記憶されている。
GW資源管理DB29には、TCP/IPが実装されており、保有している総資源数情報と、現在利用可能な資源数(チャンネル数)情報と、これらの資源の利用可能な通話品質とが記憶されている。
課金管理DB30には、TCP/IPが実装されており、接続を行った端末毎に、端末IDに対応させて接続に対する課金が積算された課金情報が記憶されている。
サーバ認証部21は、同一IP交換網または異なるIP交換網にある交換サーバが、端末に対する認証情報を要求してアクセスしてくると、同一または異なるIP交換網にあるサーバからの、同一または異なるIP交換網のいずれにあるかを示すサーバ情報が添付された認証情報要求であることを検出する。サーバ認証部21が認証情報要求に添付されたサーバ情報がいずれのIP交換網に存在するかを検出すると、認証情報発行部26は、アクセスしてきた交換サーバが接続許可サーバ管理DB27に登録されているか否かを検出する。サーバ認証部21はアクセスしてきた交換サーバが接続許可サーバ管理DB27に登録されていることを検出すると、認証情報発行部26に認証情報の発行を要求する。
また、サーバ認証部21は、異なるIP交換網にある他の交換サーバから、所属ゲートウェイの検索を要求されると、上記他の交換サーバの識別情報を接続許可管理サーバDB27に、異なるIP交換網にある交換サーバであることを示すフラグを添付して、交換サーバのリストに格納する(接続許可サーバ管理DB27に登録する)。このフラグにより、同一のIP交換網にある交換サーバか異なるIP交換網にある交換サーバかの判別が行われる。
認証情報発行部26は、サーバ認証部21が同一IP交換網にある交換サーバからの認証情報を要求を検出すると、接続許可サーバ管理DB27にこの交換サーバが登録されているか否かの検出を行う。そして、認証情報発行部26は、登録されていることを検出した場合、接続許可サーバ管理DB27およびGW資源管理DB29を参照して、要求先の交換サーバが利用可能資源の最大数情報と、現在使用中の資源数とを調査して、現在使用中の資源数を上記最大数から減算した結果が、端末の要求する資源数以上であると判定し、かつ利用可能な資源の通話品質が交換サーバの利用可能な通話品質に対応していると判定すると、この端末に対して認証情報を発行して、認証パスワード保持DB28に対して、この端末の端末IDに対応させて、発行した上記認証情報を登録するとともに、要求した交換サーバに対して認証情報に、このGWのアドレス情報及び使用可能な資源数及びこれらの使用可能な通話品質のデータ(通信資源情報)を添付して送信する。
また、認証情報発行部26は、サーバ認証部21が異なるIP交換網にある交換サーバからの認証情報要求を検出すると、接続許可サーバ管理DB27にこの交換サーバが登録されているか否かの検出を行う。そして、認証情報発行部26は、登録されていることを検出した場合、現在使用中の資源数を上記最大数から減算した結果が、端末の要求する資源数以上であると判定し、かつ利用可能な資源の通話品質が交換サーバの利用可能な通話品質に対応していると判定すると、この端末に対して認証情報を発行して、認証パスワード保持DB28に対して、この端末の端末IDに対応させて、発行した上記認証情報を登録するとともに、要求した交換サーバに対して認証情報を、使用可能な資源数及びこれらの使用可能な通話品質のデータを添付して送信する。
端末認証部22は、交換サーバからの接続要求のアクセスに対して、送信されてきた端末ID及び認証情報に基づいて、認証パスワード保持DB28を参照して、この認証情報が自信の発行したものか否かの検出を行い、認証パスワード保持DB28において、認証情報を検出し、この検出された認証情報に対応する端末IDが、送信されてきた送信IDと等しいことを検出すると、送信されてきた認証情報を自信の発行した認証情報として確認して、他端末接続部23に対して呼接続の要求を出力する。
他端末接続部23は、呼を要求した端末と、この端末の出力した接続先情報の示す端末との間に呼接続を確立する。
課金処理部24は、他端末接続部23が上記呼接続を行った時点から、タイマーのカウントを開始して、所定の時間間隔毎に所定の単位の課金を積算して、各端末の端末IDに対応させて、課金の積算結果の課金情報を、上記時間間隔毎または呼接続の切断時に課金管理DB30に格納する(記憶させる)。
ここで、上記時間間隔及び課金の単位は課金管理DB30にあらかじめ記憶されており、課金処理部24は、課金を開始する時点で、時間間隔及び課金の単位を課金管理DB30から読み出して用いる。
課金情報通知部25は、同一または異なるIP通信網にある交換サーバからの課金情報の要求に対応して、指定された端末IDに対応する課金情報を課金管理DB30から読み出し、要求元の交換サーバへ送信する。
<所属ゲートウェイを使用した、端末への呼接続>
以下に、接続先情報の示す端末の通信網が同一のIP通信網にあるゲートウェイに収容されている場合の呼接続の流れを、図5を参照して説明する。ここで、図5は端末A1が端末A11に対して外線発信を行った場合を示すシーケンス図である。
呼接続の説明において、端末A1が端末A11に対して発信を行ったとする。この場合、交換サーバA2またはA6と同一のIP交換網AIにあるゲートウェイ、すなわち所属ゲートウェイであるGW・A3〜A5のいずれかを用いて、端末A11に呼接続を行う。
利用者が端末A1から端末A11へ外線発信を行うと、接続許可申請処理部11は所属サーバ情報記憶部14を参照して、所属先の交換サーバを検索して、検索された交換サーバA2に対して端末ID及び接続先情報(端末A11の電話番号が設定された相手番号が含まれる)を送信する(ステップS1)。
次に、交換サーバA2において、接続許可端末認証部1は、端末A1から入力された端末IDが接続許可端末DB6に登録されており、かつゲートウェイの資源を使用する権利があるか否かの検出を行う(ステップS2)。
そして、接続許可端末認証部1は、端末A1の端末IDが接続端末許可DB6に登録されており、かつゲートウェイの資源を利用する権利があることを検出すると認証信号を出力し、処理をステップS4へ進める(ステップS3)。
一方、接続許可端末認証部1は、端末IDが登録されていないか、またはゲートウェイのチャンネル(通信チャンネル)を利用するサービスクラスでないことのいずれかを検出した場合、非認証信号を端末A1に出力し、回線の切断を行う。
次に、呼接続先解決部2は、端末A1から入力された端末ID及び接続先情報により、呼接続先解決DB7を参照して、該接続先情報に対応するゲートウェイを検索して、検索されたゲートウェイから、この端末A1が使用可能なゲートウェイを一つまたは複数個、たとえば、GW・A3〜A5を選択する(ステップS4)。ここで、選択されたゲートウェイを、交換サーバA2及びA6と同一のIP交換網AIにあり、交換サーバA2またはA6が管理しているため、所属ゲートウェイと呼ぶ。
そして、GW資源利用可否判定部3は、交換サーバA2(端末A1が所属する)が契約しているチャンネル数をGW管理DB8において検索して、これら所属GWにおけるチャンネル(資源の一例)の契約数から利用中のチャンネルを減算した残りのチャンネル数(資源数の一例)が、端末A1の要求する資源の利用数より大きいことが確認されると、その所属GWが利用可能であることを検出する。
この結果、GW資源利用可否判定部3は、呼接続先解決部2の選択した所属GW(ゲートウェイ)・A3〜A5において、利用可能であることが可能と検出した所属GW毎にOK信号を呼接続先解決部2へ出力する。
これにより、呼接続先解決部2は、このOK信号を入力して、利用可能であることが検出された所属GWに対して、呼接続を許可する認証情報の発行を依頼する(ステップS5)。
一方、GW資源利用可否判定部3は、現在の残りのチャンネル数が端末A1の要求するチャンネル数(資源数の一例)より少ないことを検出すると、端末A1に対して接続が失敗したことを示す情報を出力した後、端末A1との呼接続を切断する。
次に、たとえば、所属GW・A3において、サーバ認証部21が同一IP交換網AIにある交換サーバA2からの同一IP交換網AIにある事を示すサーバ情報を添付した認証情報要求であることを検出すると、認証情報発行部26は接続許可サーバ管理DB27にこの交換サーバA2が登録されているか否かの検出を行う。そして、認証情報発行部26が登録を確認すれば、サーバ認証部21は認証情報発行部26に、端末A1に対する認証情報の発行を指示する。
これにより、認証情報発行部26は、接続許可サーバ管理DB27にこの交換サーバA2が登録されていることを検出し、サーバ認証部21からの指示を入力することにより、GW資源管理DB29において、交換サーバA2の利用可能なチャンネル数を示す最大数情報から、交換サーバA2が現在利用しているチャンネル数を減算し、この演算結果が端末A1の要求するチャンネル数以上であることを検出し、かつあらかじめ送信されている交換サーバA2が利用可能な通話品質に対応していることを検出すると、端末A1に対する認証情報を発行する。
そして、認証情報発行部26は、上記発行した認証情報を端末A1の端末IDに対応させて、認証パスワード保持DB28に登録するとともに、この認証情報を交換サーバA2へ送信する(ステップS6)。他の所属GW・A4及びA5も、上述した所属GW・A3と同様に、認証情報の発行処理を行う。
次に、交換サーバA2において、認証情報受渡処理部4は、呼接続先解決部2の認証情報の要求に対応して、要求した各所属GWから返送される認証情報を受信する。
そして、認証情報受渡処理部4は、認証情報を送信してきた各所属GWに対して、再度、GW資源利用可否判定部3によるチャンネルの利用可能の可否の判定(すでに述べた利用可否の判定処理と同様)を行い、利用可能であると判定された所属GWの認証情報を端末A1に対して転送する(ステップS7)。
これにより、端末A1において、認証情報受信部12は、入力される各所属GW(たとえば、A3〜A5)の認証情報を、一端、GW認証情報記憶部15へ格納する。
そして、端末A1は、表示部に認証情報を送信してきた所属GWの情報(認証情報に添付されている位置、利用価格)を表示する。
利用者が表示部に表示されている所属GWからいずれかを選択することにより、接続要求部13は、選択された所属GWの認証情報を添付して、交換サーバA2に対して接続要求を出力する(ステップS8)。
次に、呼接続先解決部2は、端末A1から送信してきた認証情報に対応した所属GWに対して呼接続を行う要求を出力する(ステップS9)。
これにより、端末認証部22は、認証パスワード保持DB28を参照して、自身の認証情報発行部26の発行した認証情報であることを検出すると、他端末接続部23は、公衆電話網AKを介して電話網の呼制御プロトコルを使用して端末A11との呼接続を確立するとともに、端末A1と所属GW・A3との間でIP上の呼制御プロトコルを使用した呼接続処理を行い、音声データの送受信のための音声パスの確立も行う。
すなわち、他端末接続部23は、端末A1と端末A11とのあいだの通話を可能とする(ステップS10)。
このとき、課金処理部24は、呼接続が確立した時点から、通話時間を計数するタイマーを動作させて、課金処理を開始し、たとえば、通話終了時に、課金管理DB30を参照して、記憶されている料金表により、所定の時間間隔毎の課金単位を読み出し、上記通話時間に対応する料金を課金情報(使用料金)として求め、この課金情報を端末IDとともに管理サーバである交換サーバA2へ送信する(ステップS11)。
そして、課金情報処理部5は、課金情報管理DB9において、端末ID毎に、入力される課金情報を積算し、所定の期間毎に端末A1へ、単位期間内の利用料金情報として送信する(ステップS12)。
<非所属ゲートウェイを使用した呼接続>
以下に、接続先情報の示す端末の通信網が異なるIP通信網にあるゲートウェイに収容されている場合の呼接続の流れを、図6を参照して説明する。ここで、図6は端末A1が端末B11に対して外線発信を行った場合を示すシーケンス図である。
呼接続の説明において、端末A1が端末B11に対して発信を行ったとする。この場合、交換サーバA2またはA6と異なるIP交換網BIにあるゲートウェイ、すなわち非所属ゲートウェイであるGW・B3〜B5のいずれかを用いて、端末B11に呼接続を行う。
利用者が端末A1から端末B11へ外線発信を行うと、接続許可申請処理部11は所属サーバ情報記憶部14を参照して、所属先の交換サーバを検索して、検索された交換サーバA2に対して端末ID及び接続先情報(端末B11の電話番号が設定された相手番号が含まれる)を送信する(ステップF1)。
次に、交換サーバA2において、接続許可端末認証部1は、端末A1から入力された端末IDが接続許可端末DB6に登録されており、かつゲートウェイのチャンネルを使用する権利があるか否かの検出を行う(ステップF2)。
そして、接続許可端末認証部1は、端末A1の端末IDが接続端末許可DB6に登録されており、かつゲートウェイのチャンネルを利用する権利があることを検出すると認証信号を出力し、処理をステップF4へ進める(ステップF3)。
一方、接続許可端末認証部1は、端末IDが登録されていないか、またはゲートウェイのチャンネルを利用するサービスクラスでないことのいずれかを検出した場合、非認証信号を端末A1に出力して呼を切断する。
次に、呼接続先解決部2は、端末A1から入力された端末ID及び接続先情報により、呼接続先解決DB7を参照して、該接続先情報に対応するゲートウェイを検索し、呼接続先解決DB7に対応するゲートウェイがないことを検出すると、接続先情報に対応する端末の通信網を収容している、他のIP交換網BIにある交換サーバB2を検出し、この交換サーバB2に対して(交換サーバB2のアドレス情報に基づいて、ルータA7,ネットワークGI及びルータB7を介した通信経路により)、端末B11の接続先情報を送信して、この接続先情報に対応するゲートウェイの問い合わせを行う(ステップF4)。
これにより、交換サーバB2において、呼接続先解決部2B(以降、IP交換網BIに属する装置に関しては符号の後ろにBを付加して説明することとする)は、入力された接続先情報により、呼接続先解決DB7Bを検索して、端末B11に対応するゲートウェイを一つまたは複数個、たとえば、GW・B3〜B5を選択し、交換サーバA2に対して、アドレス情報を含む識別番号を通知するとともに(ステップF5)、GW・B3〜B5に対して、交換サーバA2の登録を要求する。ここで、選択されたゲートウェイは、交換サーバA2及びA6が管理しているIP交換網AIと異なるIP交換網BIにあり、交換サーバB2またはB6が管理しているため、交換サーバA2及びA6からみた場合に、非所属ゲートウェイと呼ぶ。
そして、GW資源利用可否判定部3は、交換サーバB2(端末B1等が所属する)が契約しているチャンネル数をGW管理DB8Bにおいて検索して、これら非所属GWにおけるチャンネルの契約数から利用中のチャンネルを減算した残りのチャンネル数が、端末A1の要求するチャンネルの利用数より大きいことが確認されると、その非所属GWが利用可能であることを検出する。
この結果、GW資源利用可否判定部3は、呼接続先解決部2Bの選択した非所属GW(ゲートウェイ)・B3〜B4において、利用可能であることが可能と検出した非所属GW毎にOK信号を呼接続先解決部2へ出力する。
これにより、呼接続先解決部2は、このOK信号を入力して、利用可能であることが検出された非所属GWに対して、呼接続を許可する認証情報の発行を依頼する(ステップF6)。
一方、GW資源利用可否判定部3は、現在の残りの資源数が端末A1の要求するチャンネル数より少ないことを検出すると、端末A1に対して接続が失敗したことを示す情報を出力した後、端末A1との呼接続を切断する。
次に、たとえば、所属GW・B3において、サーバ認証部21Bは、異なるIP交換網AIにある交換サーバA2からの異なるIP交換網AIにあることを示すサーバ情報が添付された認証情報要求であることを検出する。これにより、認証情報発行部26Bは接続許可サーバ管理DB27に、この交換サーバA2が登録されているか否かの検出を行う。そして、認証情報発行部26Bが接続許可サーバ管理部27Bに交換サーバA2が登録されていることを検出すると、サーバ認証部21Bは認証情報発行部26Bに端末A1に対する認証情報の発行を指示する。
このとき、認証情報発行部26Bは、接続許可サーバ管理DB27Bにこの交換サーバA2が登録されていることを検出し、かつ交換サーバA2が異なるIP交換網にある交換サーバであることを示すフラグが添付されていることを検出し、サーバ認証部21からの指示を入力することにより、GW資源管理DB29Bにおいて、ゲートウェイを非所属ゲートウェイとして交換サーバA2に通知した交換サーバB2の利用可能なチャンネル数を示す最大数情報から、交換サーバB2が現在利用しているチャンネル数を減算し、この演算結果が端末A1の要求するチャンネル数以上であることを検出し、かつ通話品質が交換サーバA2の利用可能なもの(問い合わせの時点で通信品質、端末A1の要求するチャンネル数等の資源情報を送信している)と対応していることを検出すると、端末A1に対する認証情報を発行する。
そして、認証情報発行部26Bは、上記発行した認証情報を端末A1の端末IDに対応させて、認証パスワード保持DB28Bに登録するとともに、この認証情報を交換サーバA2へ送信する(ステップF7)。他の非所属GW・B4及びB5も、上述した非所属GW・B3と同様に、認証情報の発行処理を行う。
次に、交換サーバA2において、認証情報受渡処理部4は、呼接続先解決部2の認証情報の要求に対応して、要求した各非所属GWから返送される認証情報を受信する。
そして、認証情報受渡処理部4は、認証情報を送信してきた各非所属GWに対して、再度、GW資源利用可否判定部3によるチャンネルの利用可能の可否の判定(すでに述べた利用可否の判定処理と同様)を行い、利用可能であると判定された非所属GWの認証情報を端末A1に対して転送する(ステップF8)。
これにより、端末A1において、認証情報受信部12は、入力される各非所属GW(たとえば、B3〜B5)の認証情報を、一端、GW認証情報記憶部15へ格納する。
そして、端末A1は、表示部に認証情報を送信してきた非所属GWの情報(認証情報に添付されている位置、利用価格)を表示する。
利用者が表示部に表示されている非所属GWからいずれかを選択することにより、接続要求部13は、選択された非所属GWの認証情報を添付して、交換サーバA2に対して接続要求を出力する(ステップF9)。
次に、呼接続先解決部2は、端末A1から送信してきた認証情報に対応した非所属GWに対して呼接続を行う要求を出力する(ステップF10)。
これにより、端末認証部22Bは、認証パスワード保持DB28Bを参照して、自身の認証情報発行部26Bの発行した認証情報であることを検出すると、他端末接続部23Bは、公衆電話網BKを介して電話網の呼制御プロトコルを使用して端末B11との呼接続を確立するとともに、端末A1と非所属GW・B3との間でIP上の呼制御プロトコルを使用した呼接続処理を行い、音声データの送受信のための音声パスの確立も行う。
すなわち、他端末接続部23Bは、端末A1と端末B11とのあいだの通話を可能とする(ステップF11)。
このとき、課金処理部24Bは、呼接続が確立した時点から、通話時間を計数するタイマーを動作させて、課金処理を開始し、たとえば、通話終了時に、課金管理DB30Bを参照して、記憶されている料金表により、所定の時間間隔毎の課金単位を読み出し、上記通話時間に対応する料金を課金情報として求め、この課金情報を端末IDとともに交換サーバA2へ送信する(ステップF12)。
そして、課金情報処理部5は、課金情報管理DB9において、端末ID毎に、入力される課金情報を積算し(ステップS11の所属ゲートウェイからの課金情報も加算した、所属及び非所属の各ゲートウェイからの課金情報を後継する)、所定の期間毎に端末A1へ、単位期間内の利用料金情報として送信する(ステップF13)。
<公衆電話網からの着信>
端末A12が端末A1に対して着信を要求すると、たとえば、GW・A4は公衆電話網AKから端末A12が指定した着番号と端末A12を識別する発番号とを受信する。
そして、GW・A4は、内部の接続許可管理サーバDB27により、呼接続を管理する交換サーバ、たとえば交換サーバA6を検出すると、受信した着番号を交換サーバA6へ送信する。
これにより、交換サーバA6は、この着番号に対応する端末A1を検索して、この端末A1の接続先情報をGW・A4へ送信する。
そして、GW・A4は、上記接続先情報により、ステップS10やステップF11と同様にして、端末A12と端末A1との呼接続処理を行う。
なお、図1における交換サーバ、ゲートウェイ及び端末各々の機能を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより、各交換処理,接続処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータシステム」は、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)を備えたWWWシステムも含むものとする。また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)および電波を利用した無線のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
本発明の一実施形態の電話交換システムの一構成例を示す概念図である。 図1の交換サーバA2(A6,B2,B6)の一構成例を示すブロック図である。 図1の端末A1(A2)の一構成例を示すブロック図である。 図1のGWA3(A4,A5,B3〜B5;ゲートウェイ)の一構成例を示すブロック図である。 本発明の電話交換システムにおける所属ゲートウェイを使用した場合の電話交換の処理を示すシーケンス図である。 本発明の電話交換システムにおける非所属ゲートウェイを使用した場合の電話交換の処理を示すシーケンス図である。
符号の説明
1…接続許可端末認証部
2…呼接続先解決部
3…GW資源利用可否判定部
4…認証情報受渡処理部
5…課金情報処理部
6…接続許可端末DB(データベース)
7…呼接続先解決DB
8…GW管理DB
9…課金情報管理DB
11…接続許可申請処理部
12…認証情報受信部
13…接続要求部
14…所属サーバ情報記憶部
15…GW認証情報記憶部
21…サーバ認証部
22…端末認証部
23…他端末接続部
24…課金処理部
25…課金情報通知部
26…認証情報発行部
27…接続許可サーバ管理DB
28…認証パスワード保持DB
29…GW資源管理DB
30…課金管理DB
A1,B1…端末
A2,A6,B2,B6…交換サーバ
A3,A4,A5,B3,B4,B5…GW(ゲートウェイ)
A7,B7…ルータ
A11,A12,A13,A14,A15,A16…端末
B11,B12,B13,B14,B15,B16…端末
AI,BI…IP交換網
AK,BK…公衆電話網

Claims (13)

  1. 端末と、該端末の管理および通信接続制御を行うサーバと、前記端末の所属する通信網を収容し、公衆回線網を利用して他の端末と呼接続を行うゲートウェイとがIP交換網上にある電話交換システムであり、
    前記サーバは、アクセスした端末が接続を許可されているか否かを検出する接続許可端末認証部と、前記他の端末に対する呼要求があると、接続先情報から利用可能な所属ゲートウェイとして予め登録された呼接続先解決データベースから、端末に対して使用が許可されている1つまたは複数の所属ゲートウェイを抽出し、一方、自身の呼接続先解決データベースに接続先情報に対応したゲートウェイが無い場合、他のIP交換網にあるサーバに問い合わせ、接続先情報に対応したゲートウェイを非所属ゲートウェイとして得る呼接続先解決部と、各所属または非所属ゲートウェイの通信資源情報に基づいて通信資源が端末に対して対応可能な所属または非所属ゲートウェイを選択するゲートウェイ資源利用可否判定部と、選択された所属または非所属ゲートウェイに対して認証情報の発行を要求し、所属または非所属ゲートウェイから送付された認証情報を端末に送信する認証情報受渡処理部とを有し、
    前記所属または非所属ゲートウェイは、認証情報を要求したサーバが接続許可サーバ管理データベースに登録されているか否かを検出するサーバ認証部と、登録されていることを検出した場合、保有する通信資源の状態を示す通信資源情報を調査し、前記サーバに対してアドレス情報及び通信資源情報を含む前記認証情報を送信する認証情報発行部とを有し、
    前記端末は、サーバから送信された認証情報により、前記サーバにより他の端末との呼確立を前記所属ゲートウェイまたは非所属ゲートウェイとを介して行うことを特徴とする電話交換システム。
  2. 前記ゲートウェイ資源利用可否判定部が、端末の契約しているゲートウェイにおけるチャンネル同時利用数以上の空きチャンネル数のあるゲートウェイを選択することを特徴とする請求項1記載の電話交換システム。
  3. 前記認証情報発行部がサーバからの認証情報の要求に対応して、接続許可サーバデータベースに該サーバが登録されているか否かの検出を行い、登録されていることが検出されると、保有している通信品質がサーバに対応しているか否かと、現在利用されている通信資源とを調査し、調査結果を通信資源情報として、発行した認証情報とともにサーバに送信することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電話交換システム。
  4. 前記端末が認証情報から所属または非所属ゲートウェイのアドレス情報を検出して該ゲートウェイに接続するとともに該認証情報を送付すると、ゲートウェイの端末認証部が前記端末からの認証情報が自身で発行したか否かの検出を行い、自身で発行したことを検出し、かつサーバに呼要求した端末であることを検出すると、他端末接続部が他の端末への接続処理を行うことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電話交換システム。
  5. 前記所属または非所属ゲートウェイが、前記他の端末の接続処理を行う際、接続開始時にタイマーのカウントを開始させ、該カウント数に対応させ、接続に対する課金を積算する課金処理部と、前記サーバに積算された課金を通知する課金情報通知部とを有し、
    該サーバが該所属または非所属ゲートウェイから通知された課金を積算して、他端末との接続における端末の課金とする課金情報処理部を
    有することを特徴とする請求項4に記載の電話交換システム。
  6. 端末と、該端末の管理および通信接続制御を行うサーバと、前記端末の所属する通信網を収容し、公衆回線網を利用して他の端末と呼接続を行うゲートウェイとがIP交換網上にある電話交換システムに用いられるサーバであり、
    アクセスした端末が接続を許可されているか否かを検出する接続許可端末認証部と、
    前記他の端末に対する呼要求があると、接続先情報から利用可能な所属ゲートウェイとして予め登録された呼接続先解決データベースから、端末に対して使用が許可されている1つまたは複数の所属ゲートウェイを抽出し、一方、自身の呼接続先解決データベースに接続先情報に対応したゲートウェイが無い場合、他のIP交換網にあるサーバに問い合わせ、接続先情報に対応したゲートウェイを非所属ゲートウェイとして得る呼接続先解決部と、
    各所属または非所属ゲートウェイの通信資源情報に基づいて通信資源が端末に対して対応可能な所属または非所属ゲートウェイを選択するゲートウェイ資源利用可否判定部と、
    選択された所属または非所属ゲートウェイに対して認証情報の発行を要求し、所属または非所属ゲートウェイから送付された認証情報を端末に送信する認証情報受渡処理部と
    を有することを特徴とするサーバ。
  7. 前記呼接続先解決部が前記端末の契約しているゲートウェイにおけるチャンネル同時利用数以上の空きチャンネル数のある非所属ゲートウェイを、前記呼接続先解決データベースから選択することを特徴とする請求項6記載のサーバ。
  8. 保有している通信資源がサーバに対応しているか否かの情報と、現在の通信資源の使用状況とを含む、使用要求への応答として非所属利用ゲートウェイから入力される通信資源情報に基づき、利用可能か否かを判定するゲートウェイ通信資源利用可否判定部を有し、
    前記認証情報受渡処理部が該ゲートウェイ通信資源利用可否判定部の利用可能と判定した利用ゲートウェイの認証情報を前記端末に送信することを特徴とする請求項6または請求項7に記載のサーバ。
  9. 所属及び非所属ゲートウェイ毎の課金及びこれら課金の合計金額が、各端末単位の利用料金として記憶されている課金情報管理データベースと、
    各所属及び非所属利用ゲートウェイから入力される課金を各端末単位に積算し、積算結果を端末毎の利用料金として前記課金情報管理データベースに格納する課金情報処理部と
    を有していることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載のサーバ。
  10. 端末と、該端末の管理および通信接続制御を行うサーバと、前記端末の所属する通信網を収容し、公衆回線網を利用して他の端末と呼接続を行うゲートウェイとがIP交換網上にある電話交換システムに用いられるゲートウェイであり、
    接続可能なサーバが登録されている接続許可サーバデータベースと、
    他の端末への接続を要求する端末にアクセスされたサーバからの利用許可としての認証情報の要求に対して、該サーバが接続許可サーバデータベースに登録されているか否かを検出し、登録されていることを検出すると、前記要求への応答として前記端末に対する認証情報を発行するサーバ認証部と、
    保有する通信資源及び現在利用可能な通信資源を示す通信資源情報が記憶されたゲートウェイ通信資源管理データベースと
    を有することを特徴とするゲートウェイ。
  11. 前記サーバ認証部がゲートウェイ通信資源管理データベースから、保有する通信資源の状態を示す通信資源情報を調査し、ゲートウェイが使用可能か否かを判定する情報として、アドレス情報を含む前記認証情報とともに、前記サーバに対して通信資源情報を通知することを特徴とする請求項10記載のゲートウェイ。
  12. 自身の発行した認証情報を、発行先の端末に対応させて格納する認証情報保持データベースと、
    該認証情報保持データベースを参照して、アクセスを依頼する端末から入力された認証情報が自身の発行した認証情報であるか否かの検出を行う端末認証部と、
    端末から入力した認証情報が自身の発行した認証情報であることが検出されると、該端末を他の端末に接続する他端末接続部と
    を有することを特徴とする請求項10または請求項11に記載のゲートウェイ。
  13. 前記他端末接続部が前記端末及び他の端末間の接続を確立すると、接続時間をカウントし、接続時間に対応した料金を端末に通知する課金処理部と、
    単位時間あたりの料金が格納されている課金管理データベースと、
    一定時間間隔または接続の切断時における、前記課金処理部から入力される前記接続時間に対応する料金を、前記課金管理データベースを参照して判定して、判定結果の料金を該課金処理部に通知する課金情報通知部と
    を有することを特徴とする請求項12に記載のゲートウェイ。
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