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JP4261708B2 - Nc加工装置 - Google Patents

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JP4261708B2 JP34219199A JP34219199A JP4261708B2 JP 4261708 B2 JP4261708 B2 JP 4261708B2 JP 34219199 A JP34219199 A JP 34219199A JP 34219199 A JP34219199 A JP 34219199A JP 4261708 B2 JP4261708 B2 JP 4261708B2
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Japan
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machining
machining program
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program
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康徳 加藤
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Toshiba Machine Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P90/02Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]

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  • Numerical Control (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、スケジュール運転が可能なNC加工装置に関する。詳しくは、選択した複数の加工プログラムを、予め設定したスケジュールに従って実行させてワークを連続加工するNC加工装置に関する。
【0002】
【背景技術】
従来、NC加工装置によってスケジュール運転を行う場合、スケジュールテーブルに加工プログラム名を実行する順番に入力し、このスケジュールテーブルに入力された加工プログラム名の中から最初に実行する加工プログラム名に運転ポインタをセットしたのち、サイクルスタートを行う。
すると、運転ポインタがセットされた加工プログラム名に対応する加工プログラムが加工プログラムメモリから読み出され、この加工プログラムに基づいて加工機本体が制御される。この加工プログラムが終了すると、次の加工プログラム名に対応する加工プログラムが加工プログラムメモリから読み出され、この加工プログラムに基づいて加工機本体が制御される。このような動作が繰り返されたのち、最終スケジュールの加工プログラム名または加工プログラム名のないとことろで運転が終了される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来のスケジュール運転では、たとえば、ワークの加工中において、工具の折損検知や切削異常検出、あるいは、自動工具長測定などで工具に異常が検出された場合、代替工具機能により工具交換が行われたのち、再度、最初から加工が行われていた。従って、あるワークに対して、▲1▼粗加工(1)、▲2▼工具交換、▲3▼粗加工(2)、▲4▼工具交換、▲5▼仕上げ加工を順番に行う場合、▲5▼仕上げ加工において工具異常が検出されると、最初の▲1▼粗加工から加工が行われる結果、極めて効率が悪い。
【0004】
しかも、工具異常が検出されたとき、工具がワークに残った状態(ワークに刺さった状態など)にあると、再度、最初から同じ工程が繰り返されても、同じ個所で工具異常が検出される頻度が高く、結局、運転が継続できない。
とくに、1つのテーブルに複数個のワークをセットして連続加工運転を行う場合、たとえば、最初のワークの加工時に工具異常が繰り返し検出されると、以後のワークについては加工が全く行われないことになり、結局、連続運転が実行されないという事態が生じる。
【0005】
本発明の目的は、このような従来の不都合を解消し、工具異常が検出されても効率よく運転を再開できるとともに、工具異常が2回以上繰り返される場合でも連続運転が可能なNC加工装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のNC加工装置は、上記目的を達成するため、次の構成を採用する。
本発明のNC加工装置は、ワークと工具とを相対移動させながらワークを加工する加工機本体と、複数種の加工プログラムを記憶した加工プログラムメモリと、選択した加工プログラムの実行順序を記憶したスケジュールテーブルと、このスケジュールテーブルに記憶された加工プログラムの実行順序に対応する加工プログラムを前記加工プログラムメモリから順次読み出し、この加工プログラムに基づいて前記加工機本体を制御する実行制御手段と、この実行制御手段による加工プログラムの実行時に前記工具の異常を検出する工具異常検出手段とを備えたNC加工装置において、前記各加工プログラムには、加工プログラム実行中に第1回目の工具異常が生じたときに前記スケジュールテーブルに記憶された加工プログラムの実行順序の中から次に実行する加工プログラムを指定する第1加工プログラム指定データと、同一加工プログラム実行中に第2回目の工具異常が生じたときに前記スケジュールテーブルに記憶された加工プログラムの実行順序の中から次に実行する加工プログラムを指定する第2加工プログラム指定データとが記憶され、前記第1加工プログラム指定データとして現在実行中のワークの先頭加工プログラムが記憶されているとともに、前記第2加工プログラム指定データとして次に実行するワークの先頭加工プログラムが記憶され、前記実行制御手段は、前記工具異常検出手段によって工具異常が検出されたとき、何回目の工具異常かを判断し、第1回目の工具異常のときには実行中の加工プログラムに記憶された第1加工プログラム指定データに対応する加工プログラムを読み出して実行するとともに、第2回目の工具異常のときには実行中の加工プログラムに記憶された第2加工プログラム指定データに対応する加工プログラムを読み出して実行する、ことを特徴とする。
【0007】
この構成によれば、スケジュール運転では、スケジュールテーブルに記憶された加工プログラムの実行順序に対応する加工プログラムが加工プログラムメモリから順次読み出され、この加工プログラムに基づいて加工機本体が制御されワークが加工される。
この加工中において、工具異常が生じると、その加工を実行している加工プログラムに記憶された加工プログラム指定データによって、スケジュールテーブルに記憶された加工プログラムの中から次に実行する加工プログラムが指定され、この加工プログラムに従って加工が実行される。従って、工具異常が生じたときに次に実行する加工プログラムを任意に指定することができるから、工具異常が検出されても、効率よく運転を再開できる。
たとえば、1つのワークについて、▲1▼粗加工(1)、▲2▼工具交換、▲3▼粗加工(2)、▲4▼工具交換、▲5▼仕上げ加工を順番に行う場合、▲5▼仕上げ加工を実行する加工プログラムに▲4▼工具交換の加工プログラムを指定する加工プログラム指定データを記憶しておけば、工具異常からの再開後、▲4▼工具交換の加工プログラムから行うことができる。従って、従来のように、最初から同じプログラムを行わなくてもよいから、効率よく運転を再開できる。
また、1つのテーブルに複数個のワークをセットして連続加工運転を行う場合でも、あるワークを加工する加工プログラムに次のワークの加工を行う加工プログラムを指定する加工プログラム指定データを記憶しておけば、あるワークの加工中に工具異常が生じても、次のワークに飛んで連続に加工することができる。つまり、現在加工中のワークについては不良品として加工を停止して、次のワークから加工を継続させることができる。
【0009】
とくに、本発明によれば、ある加工プログラムの実行中において、工具異常が生じると、何回目の工具異常かが判断される。第1回目の工具異常のときには、実行中の加工プログラムに記憶された第1加工プログラム指定データに対応する加工プログラムが読み出され、この加工プログラムに従って加工が行われる。第2回目の工具異常のときには、実行中の加工プログラムに記憶された第2加工プログラム指定データに対応する加工プログラムが読み出され、この加工プログラムに従って加工が行われる。
従って、第1加工プログラム指定データと第2加工プログラム指定データとを異なるデータとしておけば、第1回目に工具異常が生じたときに再開する加工プログラムと、2回目に工具異常が生じたときに再開する加工プログラムとを変えることができるから、工具異常の回数に応じて再開するスケジュールを変えることができる。
【0010】
また、第1回目の工具異常のときには、現在実行中のワークの先頭加工プログラムが読み出され、この加工プログラムに従って加工が行われる。第2回目の工具異常のときには、次に実行するワークの先頭加工プログラムが読み出され、この加工プログラムに従って加工が行われる。
従って、第1回目に工具異常が生じたときには同じワークについて再度同じ加工プログラムが実行されるが、2回目の工具異常が生じたときには、次のワークに対して加工が行われるから、1つのテーブルに複数個のワークをセットして連続加工運転を行う場合でも、途中で工具異常が生じても、次のワークに飛んで連続に加工することができる。
【0011】
また、本発明のNC加工装置において、前記実行制御手段は、前記工具異常検出手段によって工具異常が検出されたとき、加工機本体をホームポジションへ復帰させることが好ましい。
この構成によれば、工具異常が検出されると、まず、加工機本体はホームポジションへ復帰され、この状態から次に指定された加工プログラムが実行されるから、安全が図れるとともに、次の加工プログラムへの移行をスムーズに行える。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本実施形態のNC加工装置を示している。同NC加工装置は、ワークと工具とを三次元方向(X,Y,Z軸方向)へ相対移動させてワークを加工する加工機本体10と、ホストコンピュータ20と、NC装置30と、シーケンサ40とを備える。
【0013】
加工機本体10は、テーブル11と、このテーブル1の前後方向(Y軸方向)へ移動可能に設けられた門形フレーム12と、この門形フレーム12の水平ビーム12Aに沿って左右方向(X軸方向)へ移動可能に設けられたサドル13と、このサドル13に上下方向(Z軸方向)へ昇降可能に設けられた昇降ブロック14と、この昇降ブロック14に回転可能に設けられた主軸15とから構成されている。主軸15には、工具ホルダ(図示省略)を介して工具16が取り付けられている。また、この加工機本体10の近傍には、表示画面17を有する操作盤18が設置されている。
【0014】
ホストコンピュータ20は、加工プログラムメモリ21を備える。加工プログラムメモリ21には、複数種の加工プログラムが記憶されている。
各加工プログラムには、図2に示すように、プログラムの先頭に、工具異常が生じたときに次に実行する加工プログラムを指定する加工プログラム指定データ22,23が記憶されている。具体的には、加工プログラム実行中に第1回目の工具異常が生じたときに次に実行する加工プログラムを指定する第1加工プログラム指定データ22と、同一加工プログラム実行中に第2回目の工具異常が生じたときに次に実行する加工プログラムを指定する第2加工プログラム指定データ23とが記憶されている。なお、加工プログラム指定データ22,23によって指定される加工プログラムは、後述するスケジュールテーブル31に記憶された加工プログラムの実行順序の中から選択される。
【0015】
NC装置30は、選択した加工プログラムの加工プログラム名(ファイル名)を実行順序に従って順番に記憶したスケジュールテーブル31と、このスケジュールテーブル31に記憶された加工プログラム名に対応して前記ホストコンピュータ20の加工プログラムメモリ21から読み出された加工プログラムを格納する加工プログラム格納メモリ32と、この加工プログラム格納メモリ32に格納された加工プログラムを実行するために記憶し前記加工機本体10を制御する実行バッファ33と、加工プログラムの実行時に加工機本体10の工具異常を検出する工具異常検出手段としての主軸異常検出回路34と、これらを制御するマクロプログラムを有する実行制御部35とを備えている。なお、主軸異常検出回路34は、主軸15を駆動するモータの電流値から工具異常を検出するものであるが、これに限られない。
【0016】
シーケンサ40は、前記NC装置30の主軸異常検出回路34からの異常検出信号に基づいて、前記実行制御部35に割り込み指令を与えるマクロプログラム割込回路41を備えている。
これにより、実行制御部35は、主軸異常検出回路34で工具異常が検出されたとき、何回目の工具異常かを判断する。第1回目の工具異常のときには、実行中の加工プログラムに記憶された第1加工プログラム指定データ22に対応する加工プログラムを加工プログラムメモリ21から読み出し、これを実行させる。第2回目の工具異常のときには、実行中の加工プログラムに記憶された第2加工プログラム指定データ23に対応する加工プログラムを加工プログラムメモリ21から読み出し、これを実行させる。
【0017】
このような構成において、いま、図3に示すように、1つのテーブル51に複数個(4個)のワークNO1〜NO4をセットして連続加工運転を行う場合を想定する。
まず、操作盤18において、スケジュールテーブル31に、図4に示すプログラム名(ファイル名)を入力する。最初のワークNO1については、加工する順番に加工プログラム名ABC,DEF,GHIを入力する。次のワークNO2については、加工プログラム名JKL,MNO,PQを入力する。次のワークNO3については、加工プログラム名RS,TUを入力する。最後のワークNO4については、加工プログラム名VW,XYXを入力する。すると、表示画面17には、図5に示すように表示される。
【0018】
ここで、サイクルスタート(スケジュール運転のサイクルスタート)すると、スケジュールテーブル31に記憶された加工プログラム名に対応する加工プログラムがホストコンピュータ20の加工プログラムメモリ21から順に読み出され、加工プログラム格納メモリ32に格納されたのち、実行バッファ33を通じて加工機本体10が制御される。つまり、加工プログラム格納メモリ32に格納された加工プログラムに基づいて加工機本体10が制御される。
この加工中において、工具異常が生じると、その加工を実行している加工プログラムに記憶された加工プログラム指定データ22,23によって、スケジュールテーブル31に記憶された加工プログラムの中から次に実行する加工プログラムが指定され、この加工プログラムに従って加工が実行される。
【0019】
つまり、図6のフローチャートに示すように、工具異常が生じると、まず、ホームポジションへ移動されたのち、工具交換が行われる。続いて、何回目の工具異常かが判断される。
第1回目の工具異常(C=0)のときには、現在実行中のワークの先頭加工プログラム(たとえば、図2に示すV100=1で指定されるプログラム名:ファイル名ABC)が読み出されたのち、C=1の処理が行われる。従って、第1回目に工具異常が生じたときには同じワークについて再度同じ加工プログラムが実行される。
第2回目に工具異常(C=2)のときには、次に実行するワークの先頭加工プログラム(たとえば、図2に示すV101=4で指定されるプログラム名:ファイル名JKL)が読み出されたのち、C=0の処理が行われる。従って、2回目に工具異常が生じたときには、次のワークに対して加工が行われるから、1つのテーブルに複数個のワークをセットして連続加工運転を行う場合でも、途中で工具異常が生じても、ワークを連続的に加工することができる。
【0020】
また、1つのテーブルに1個のワークをセットし加工を行う場合、たとえば、図7に示すように、1つのテーブル51に1個のワークNO5をセットして加工する場合には、図8に示すように、スケジュールテーブル31に▲1▼粗加工(1)、▲2▼工具交換、▲3▼粗加工(2)、▲4▼工具交換、▲5▼仕上げ加工を行う加工プログラム名ARA1,T1,ARA2,T2,SIAGEを入力する。
ここで、図9に示すように、▲5▼仕上げ加工を行う加工プログラム(加工プログラム名SIAGE)の先頭に、▲4▼工具交換を行うプログラムを指定する加工プログラム指定データ22(V100=4)を記憶しておけば、工具異常からの再開後、▲4▼工具交換のプログラム(ファイル名T2)から行うことができる。従って、従来のように、最初から同じプログラムを行わなくてもよいから、効率よく運転を再開できる。
【0021】
従って、本実施形態によれば、スケジュール運転の加工中において、工具異常が生じると、その加工を実行している加工プログラムに記憶された加工プログラム指定データ22,23によって、スケジュールテーブル31に記憶された加工プログラムの中から次に実行する加工プログラムが指定され、この加工プログラムに従って加工が実行されるから、つまり、工具異常が生じたときに次に実行する加工プログラムを任意に指定することができるから、工具異常が検出されても効率よく運転を再開できる。
【0022】
また、加工中において、工具異常が生じると、何回目の工具異常かが判断され、第1回目の工具異常のときには、実行中の加工プログラムに記憶された第1加工プログラム指定データ22に対応する加工プログラムが読み出され、この加工プログラムに従って加工が行われ、第2回目の工具異常のときには、実行中の加工プログラムに記憶された第2加工プログラム指定データ23に対応する加工プログラムが読み出され、この加工プログラムに従って加工が行われる。
従って、第1加工プログラム指定データと第2加工プログラム指定データとを異なるデータとしておけば、第1回目に工具異常が生じたときに再開する加工プログラムと、2回目に工具異常が生じたときに再開する加工プログラムとを変えることができるから、工具異常の回数に応じて再開するスケジュールを変えることができる。
【0023】
とくに、第1加工プログラム指定データ22として現在実行中のワークの先頭加工プログラムが、第2加工プログラム指定データ23として次に実行するワークの先頭加工プログラムが記憶されているから、第1回目の工具異常のときには、現在実行中のワークの先頭加工プログラムが読み出され、この加工プログラムに従って加工が行われ、第2回目の工具異常のときには、次に実行するワークの先頭加工プログラムが読み出され、この加工プログラムに従って加工が行われる。
従って、第1回目に工具異常が生じたときには同じワークについて再度同じ加工プログラムが実行されるが、2回目に工具異常が生じたときには、次のワークに対して加工が行われるから、1つのテーブルに複数個のワークをセットして連続加工運転を行う場合でも、途中で工具異常が生じても、ワークを連続に加工することができる。
【0024】
また、工具異常が検出されると、加工機本体10はホームポジションへ復帰され、この状態から次に指定された加工プログラムが実行されるから、安全が図れるとともに、次の加工プログラムへの移行をスムーズに行える。
【0025】
なお、上記実施形態において、複数種の加工プログラムをホストコンピュータ20の加工プログラムメモリ21に記憶するようにしたが、これに限らず、ワークステーションやパソコンなどに記憶するようにしてもよい。
また、上記実施形態において、工具異常検出手段として主軸異常検出回路34を設けたが、これに限らず、自動工具長測定などで工具の異常を検出するものでもよい。
【0026】
【発明の効果】
本発明のNC加工装置によれば、ワークの加工中において、工具異常が生じると、その加工を実行している加工プログラムに記憶された加工プログラム指定データによって、スケジュールテーブルに記憶された加工プログラムの中から次に実行する加工プログラムが指定され、この加工プログラムに従って加工が実行されるから、つまり、工具異常が生じたときに次に実行する加工プログラムを任意に指定することができるから、工具異常が検出されても効率よく運転を再開できるとともに、工具異常が2回以上繰り返される場合でも連続した運転が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のNC加工装置の一実施形態を示す全体のブロック図である。
【図2】同上実施形態の加工プログラム例を示す図である。
【図3】同上実施形態のテーブルとそれにセットされた複数のワークを示す図である。
【図4】図3に示す複数のワークを加工する際のスケジュールテーブルを示す図である。
【図5】図4に示すスケジュールテーブルに登録された加工プログラム名が表示された画面を示す図である。
【図6】同上実施形態において、工具異常が検出されたときの処理フローを示す図である。
【図7】同上実施形態のテーブルとそれにセットされた1つのワークを示す図である。
【図8】図7に示すワークを加工する際のスケジュールテーブルを示す図である。
【図9】図8に示す加工プログラム名のうちの1つの加工プログラムを示す図である。
【符号の説明】
10 加工機本体
16 工具
20 ホストコンピュータ
21 加工プログラムメモリ
30 NC装置
31 スケジュールテーブル
32 加工プログラム格納メモリ
34 主軸異常検出回路(工具異常検出手段)
35 実行制御部
40 シーケンサ

Claims (2)

  1. ワークと工具とを相対移動させながらワークを加工する加工機本体と、
    複数種の加工プログラムを記憶した加工プログラムメモリと、
    選択した加工プログラムの実行順序を記憶したスケジュールテーブルと、
    このスケジュールテーブルに記憶された加工プログラムの実行順序に対応する加工プログラムを前記加工プログラムメモリから順次読み出し、この加工プログラムに基づいて前記加工機本体を制御する実行制御手段と、
    この実行制御手段による加工プログラムの実行時に前記工具の異常を検出する工具異常検出手段とを備えたNC加工装置において、
    前記各加工プログラムには、加工プログラム実行中に第1回目の工具異常が生じたときに前記スケジュールテーブルに記憶された加工プログラムの実行順序の中から次に実行する加工プログラムを指定する第1加工プログラム指定データと、同一加工プログラム実行中に第2回目の工具異常が生じたときに前記スケジュールテーブルに記憶された加工プログラムの実行順序の中から次に実行する加工プログラムを指定する第2加工プログラム指定データとが記憶され、
    前記第1加工プログラム指定データとして現在実行中のワークの先頭加工プログラムが記憶されているとともに、前記第2加工プログラム指定データとして次に実行するワークの先頭加工プログラムが記憶され、
    前記実行制御手段は、前記工具異常検出手段によって工具異常が検出されたとき、何回目の工具異常かを判断し、第1回目の工具異常のときには実行中の加工プログラムに記憶された第1加工プログラム指定データに対応する加工プログラムを読み出して実行するとともに、第2回目の工具異常のときには実行中の加工プログラムに記憶された第2加工プログラム指定データに対応する加工プログラムを読み出して実行する、ことを特徴とするNC加工装置。
  2. 請求項1に記載のNC加工装置において、
    前記実行制御手段は、前記工具異常検出手段によって工具異常が検出されたとき、加工機本体をホームポジションへ復帰させることを特徴とするNC加工装置。
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