JP4239594B2 - 車両用空調ダクト構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は車両用強度部材に関し、特に車両用強度部材が内包する空調ダクトを備えた空調ダクト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
車室内前方(エンジンルームと車室内を区画するダッシュパネル近傍)の計器盤内側には、ステアリングシャフトを支持する構造部材としての役割を果たし、かつ電気配線(ワイヤーハーネス)等の機器が上面に取り付けられている梁部材(レインフォースバー)が車両幅方向に延びている。
【0003】
ところで、車両用空調装置の室内空調ユニットは、通常車室内前方の計器盤内側において車両幅方向の中央部に配置されており、この空調ユニットで温度調整された空調風は、計器盤の車両幅方向の中央に配置されたセンターフェイス吹出口から車室内中央部の乗員顔部側へ吹き出されると共に、計器盤の車両幅方向の左右両端部に配置されたサイドフェイス吹出口から車室内左右両端部の乗員顔部側へ吹き出されるようになっている。
【0004】
そのため、計器盤内の車両幅方向の中央部に位置する室内空調ユニットから車室内左右両端部に位置するサイドフェイス吹出口へ空調風を導くために空調ダクト(サイドフェイスダクト)が必要となる。この空調ダクトは、一般的には、計器盤内側において梁部材と略平行に延びるように配置されている。
【0005】
その結果、計器盤内側において空調ダクトが梁部材とは別に専用の搭載スペースを必要とし、空調ダクトの車両搭載性を悪化させていた。そこで、従来、空調ダクトを梁部材に内包させる構成として、空調ダクトと梁部材の搭載スペースを共用化することにより、空調ダクトの車両搭載性を改善するものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
この空調ダクトを内包した梁部材は、前述のように、ステアリングシャフトを支持するために、ある程度剛性を持たせる必要があり、そのため、金属で作られるのが一般的である。ところが、梁部材全体が金属で作られているので空調ダクト構造の重量が重くなってしまうという問題点があった。
【0007】
そこで、上記問題点に鑑み、本発明の目的は、剛性が確保されかつ重量が低減された車両用梁部材を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る車両用空調ダクト構造により、ステアリングシャフトを支持するために特に剛性の要求される運転席側領域を強度の高い金属で構成すると共に、剛性の要求されない運転席側領域以外の領域を重量の軽い樹脂で構成することにより、車両用強度部材を構成する梁部材の剛性を確保しかつ梁部材の重量を低減することができる。また、梁部材の閉空間において車両用空調ダクトを形成することにより、計器盤の高さを低減することができる。また、吹出口から空調風を吹き出すモードを切り替えるドアを梁部材の内部のエアミックスチャンバー内に組み込むことにより、空調ダクト構造の高さをさらに低減し、小型化することができる。また、サイドフェイス開口から出た空調風がサイドフェイス吹出口へ直接的に流れ、空調風の流れ性能を良好にすることができる。
【0009】
請求項2に係る車両用空調ダクト構造により、空調ダクト構造の構成要素の数を低減し、製造コストを低減することができる。
【0010】
請求項3に係る車両用空調ダクト構造により、樹脂製部材が金属製の延長部材により補強され、比較的に低い重量で梁部材の剛性をさらに高めることができる。
【0011】
請求項4に係る車両用空調ダクト構造により、梁部材と車両の他の部分を連結することにより、梁部材の剛性をさらに高めることができる。
【0012】
請求項5に係る車両用空調ダクト構造により、樹脂製部材の材質を比較的に高い強度を有する樹脂に特定し、梁部材の剛性を高めている。
【0013】
請求項6に係る車両用空調ダクト構造により、樹脂製部材が金属製の延長部材により補強され、比較的に低い重量で梁部材の剛性をさらに高めることができる。
【0014】
請求項7に係る車両用空調ダクト構造により、車両用強度部材に種々の機器を搭載することができる。
【0015】
請求項8に係る車両用空調ダクト構造により、空調ダクトは、断熱機能と、選択的に吸音効果とを有する。
【0016】
請求項9に係る車両用空調ダクト構造により、吹出口から空調風を吹き出すモードを切り替えるドアを梁部材の内部のエアミックスチャンバー内に組み込むことにより、空調ダクト構造の高さをさらに低減し、小型化することができる。
【0017】
請求項10に係る車両用空調ダクト構造により、リンクを梁部材の内部のエアミックスチャンバー内に組み込むことにより、空調ダクト構造の高さをさらに低減し、小型化することができる。
【0018】
請求項11に係る車両用空調ダクト構造により、アクチュエータを梁部材の内部のエアミックスチャンバー内に組み込むことにより、空調ダクト構造の高さをさらに低減し、小型化することができる。
【0019】
請求項12に係る車両用空調ダクト構造により、エアミックスチャンバーに設けられた開口の各々から梁部材に設けられた吹出口の各々へ流れる空調風が直接的に流れ、空調性能を良好にすることができる。
【0020】
請求項13に係る車両用空調ダクト構造により、エアミックスチャンバー内のセンターフェイス開口及びドアとサイドフェイス開口及びドアとを特定している。
【0021】
請求項14に係る車両用空調ダクト構造により、サイドフェイス開口及びドアとフット開口及びドアをエアミックスチャンバーの同一の面に設けることにより、エアミックスチャンバーを小型にすることができる。
【0022】
請求項15に係る車両用空調ダクト構造により、リンクを梁部材の内部のエアミックスチャンバー内の中央に配置することにより、エアミックスチャンバーを小型化することができる。
【0023】
請求項16に係る車両用空調ダクト構造により、容易に金属製延長部材と樹脂製部材を接合することができる。
【0024】
請求項17に係る車両用空調ダクト構造により、ブレスを梁部材に締結する場所をフットダクトとすることにより、容易にブレスを梁部材に締結することができる。
【0025】
請求項18に係る車両用空調ダクト構造により、ブレスを梁部材に締結する場所をフットダクトから離間した位置とすることができ、容易にブレスを梁部材に締結することができる。
【0026】
請求項19に係る車両用空調ダクト構造により、ブレスとフットダクトを締結する必要をなくし、製造コストが低減される。
【0034】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例について添付図面を参照して詳細に説明する。最初に本発明の第一実施例について説明する。図1は本発明の第一実施例の車両用ダクト構造を含む計器盤の断面図であり、図2は本発明の車両用ダクト構造の梁部材の斜視図である。図1及び2において、矢印は車両搭載状態における車両左右(幅方向)、上下、前後の方向を示している。計器盤20は、車室内前部に位置して計器類やオーディオ機器等を装着すると共に、以下に詳細に説明する空調ダクト構造100を内包している。また、計器盤20の上には、運転手や乗員が見るセンターディスプレイ60が配置されている。一方、計器盤20は、車両のエンジンルームとはダッシュパネル21で仕切られている。
【0035】
計器盤20内の梁部材10について説明する。計器盤20の内部には、計器盤20の強度を確保するために、車両用強度部材としての梁部材10が車両幅方向に延びている。梁部材10は、軽量化のために内部において閉空間を有している。この梁部材10は、運転席側領域と、中央領域と、助手席側領域とを備えており、ステアリングシャフトを支持するために高い剛性が必要とされる運転席側領域は強度の高い金属で作られており、比較的に剛性が必要とされない中央領域及び助手席側領域は、重量の軽い樹脂のみ又は金属と樹脂で作られている。これにより、車両用強度部材の高剛性と低重量を両立することができる。また、梁部材10は、運転席側領域の車両前方側において、車両の床に接続された金属補強部材又はダッシュパネル21に接続された金属補強部材の少なくとも一つと直接的に接合されており、梁部材10の剛性をより一層高めることができる。なお、梁部材10は、空調ダクト構造と別部材でも一体でもよいが、図を参照して以下に示すように、梁部材10が空調ダクト構造を内包する形態でもよい。空調ダクト構造を内包することにより、計器盤20の高さを低減することができる。
【0036】
計器盤20の内部のエアコンユニット50について説明する。エアコンユニット50は、車両幅方向の略中央部に位置して車室内に吹き出す空気の温度や湿度を調節するものである。そのため、エアコンユニット50の内部には、冷房用熱交換器(蒸発器)、暖房用熱交換器(温水式ヒータコア)等の機器が内蔵されている。また、エアコンユニット50の上部には、空調風をエアミックスチャンバー90が設けられている。このエアミックスチャンバー90は、図11の本発明の梁部材及びエアミックスチャンバーの断面図に示すように、下から梁部材10内に突出した状態で配置されている。エアミックスチャンバー90は、本実施例では、矩形断面を有する。エアミックスチャンバー90の車両後方側の側面には2個のセンターフェイス開口部91、92が開口している。また、左右両側面にはサイドフェイス開口部93、94とフット開口53、54が開口している。さらに、車両前方側の側面(図示せず)には、デフロスタ開口(図示せず)が開口している。これら開口は、以下に示すように、梁部材の吹出口と連通している。
【0037】
エアコンユニット50は、内気又は外気を切り替え導入して送風する送風ユニットを一体に構成する完全センター置きタイプとして構成できるが、送風ユニットをエアコンユニット50に対して助手席側にオフセット配置するセミセンター置きタイプとして構成してもよい。
【0038】
次に梁部材10について再び詳細に説明する。梁部材10は、長手方向において、助手席側領域と中央領域において延びている中空の助手席側梁部材11と、運転席側領域において延びている中空の運転席側梁部材12とで構成されている。さらに、助手席側梁部材11と運転席側梁部材12の各々は、本実施例では、図2に示すように、上側梁部材11a、12aと、下側梁部材11b、12bとで構成されている。図3は助手席側梁部材の断面図であり、図4は運転席側梁部材の断面図である。助手席側梁部材11の材質は、例えばガラス繊維入りポリアミド(ナイロン(登録商標))又はガラス繊維入りポリプロピレンなどの高い強度を有する強化樹脂であり、運転席側梁部材12の材質は、例えばアルミニウムなどの金属である。助手席側梁部材11の剛性をさらに高めるために、図3に示すように、上側梁部材11aの角部には、金属製延長部材としての中空丸棒19が挿入される。好ましくは、この中空丸棒19は、梁部材11の長さ全体にわたって延びており、運転席側梁部材12と接合される、又は梁部材12と一体である。
【0039】
梁部材10の内面について説明する。梁部材10の内面、すなわち、助手席側梁部材の上側梁部材11a、下側梁部材11b、運転席側梁部材の上側梁部材12a、下側梁部材12bの内面には、図3及び4に示すように、発泡材11c、11d、12c、12dが内張りされている。この発泡材は、空気層を持ち、かつ曲げ加工可能な柔軟性に富んだ断熱吸音材からなる。具体的には、発泡材は、発泡ウレタン、発泡ポリプロピレン、発泡ポリエチレンなどの樹脂発泡材が好適であり、発泡材の形態は、発泡材シートでも発泡スプレイ材でもよい。これらの樹脂発泡材では材料自身が発泡することにより空気層を持ち、断熱機能を有する。さらに、発泡度合いの調整や材質により吸音効果も備えている。しかしながら、発泡材の材料は、硬質ウレタン樹脂のように主に断熱機能のみを発揮する材料でもよい。
【0040】
なお、梁部材10の構成の変形例として、樹脂製の助手席側梁部材11と金属製の運転席側梁部材12が車両幅方向の中央で分割された梁部材でもよい。また、梁部材10の構成のさらなる変形例として、車両幅方向全体に延びている凹状断面の第一半分部と第二半分部で構成されたものであり、第一半分部は金属製で、運転席側が金属製で助手席側が樹脂製である第二半分部である梁部材10でもよい。
【0041】
次に梁部材10の吹出口とエアミックスチャンバーの開口について説明する。最初に吹出口の位置について説明する。梁部材10の車両後方側の側面の中央には、乗員の顔部に向けて空調空気が吹き出されるセンターフェイス吹出口71、72が設けられている。このように、センターフェイス吹出口71、72は、本実施例では車両の後方側面に設けているため、従来のように梁部材の上面に設けていた場合に比べて、空調ダクト構造、すなわち計器盤の高さを低減することができる。また、梁部材の車両後方側の側面の両端側には、乗員の顔部又は車両側窓ガラスに向かって空調空気が吹き出されるサイドフェイス吹出口73、74が設けられ、梁部材のエアコンユニット側へ突出した部分の側面には、乗員の足元に向かって空調空気が吹き出されるフット吹出口51、52が設けられ、梁部材の前方側の側面(図示せず)には、窓76に空調空気が吹き出されるセンターデフロスタ吹出口が設けられている。また、エアミックスチャンバーの開口の位置は、開口から出た空調空気が直接的に吹出口に流れるように選択される。それゆえ、センターフェイス開口91、92、フット開口53、54及びデフロスタ開口は、センターフェイス吹出口71、72、フット吹出口51、52、及び、デフロスタ吹出口それぞれに通じたセンターデフロスタダクト70それぞれに向けて面している。それにより、これら開口から出た空調風は直接的に吹出口それぞれに流れることが保証される。
【0042】
一方、図11に示すように、サイドフェイス開口93、94とサイドフェイス吹出口73、74は離れており、かつ梁部材11とエアミックスチャンバー90の間隔が小さいので、サイドフェイス開口93、94からサイドフェイス吹出口73、74までの空気通路を確保して空調性能を良好にするようにサイドフェイス開口の位置を選択する。この場合、サイドフェイス開口93、94をサイドフェイス吹出口73、74に向けるべく、車両後方側の側面でなく、車両側面にサイドフェイス開口93、94を設ける。
【0043】
次にモード切替装置40の構成について説明する。モード切替装置40は、図6の分解斜視図に示すように、センターフェイス吹出口71、72からの風量を調節するためにセンターフェイス開口91、92の内側に設けられたセンターフェイスドア41と、フット吹出口51、52からの風量を調節するためにフット開口53、54の内側に設けられたフットドア部とサイドフェイス吹出口73、74からの風量を調節するためにサイドフェイス開口93、94の内側に設けられたサイドフェイスドア部とが一体となったフット・サイドフェイスドア42と、センターデフロスタ吹出口の風量を調節するためにデフロスタダクト70の内側に設けられたデフロスタドア75とで主に構成されているドア機構である。
【0044】
センターフェイスドア41は、平板状であり、車両幅方向及び水平方向に延びている長手軸41a回りで回転可能に梁部材20に取り付けられており、好ましくはエアミックスチャンバー90の中央に配置されたリンク43、44、45及び46からなるリンク機構を介して取り付けられたサーボモータなどのアクチュエータ(図示せず)によって駆動される。
【0045】
また、フット・サイドフェイスドア42は、車両幅方向及び水平方向に延びている中心軸42a回りで回転可能に梁部材20に取り付けられており、リンク機構を介してそれぞれ取り付けられたサーボモータなどのアクチュエータ(図示せず)によって駆動される。このフット・サイドフェイスドア42は、フットドア部とサイドフェイスドア部が一体となって共用されるものである。それゆえ、構成要素の数を低減し、製造コストを低減することができる。
【0046】
サイドフェイスドア部は、中心軸42aの両端に取り付けられた切欠き付き円板42b、42cとで構成されている。これらの切欠き付き円板42b、42cは、切欠き部と扇形円板部とで構成され、中心軸42aの回転位置に対応してサイドフェイス吹出口73、74の開度を調節する。なお、センターフェイス開口91、92及びセンターフェイスドア41と、サイドフェイス開口93、94及びサイドフェイスドア部とが互いに垂直向きに設けられている。
【0047】
また、フットドア部は、円板42bと円板42cの間に板42dと板42eが中心軸42aに取り付けられている。この板42c、42dは、中心軸42aの回転位置に対応してフット吹出口51、52の開度を調節する。あるいは、フットドア部が円板42b、42cでなく、サイドフェイス開口93、94及びサイドフェイスドア部と、フット開口53、54及びフットドア部が、エアミックスチャンバーの同一面、すなわち、エアコンユニット側へ突出した部分の側面に設けられている。
【0048】
一方、デフロスタドア75は、同様に、リンク機構を介してサーボモータなどのアクチュエータ(図示せず)によって駆動される。
【0049】
以上のように、従来ではモード切替装置40´が図1中の点線に示すように梁部材の外に配置されていたのでセンターディスプレイ60を大きくすることができなかったのに対して、本発明ではモード切替装置40を梁部材10の内部に組み込むことにより梁部材10を小型化することができ、センターディスプレイを大きくすることができるという利点がある。
【0050】
次にモード切替装置の三つのモードについて図12を参照して説明する。フェイスモードでは、図12(A)に示すように、フット・サイドフェイスドア42はフット開口53、54を全閉しかつサイドフェイス開口93、94を開口する。一方、センターフェイスドア41はセンターフェイス開口91、92を全開している。これにより、車両乗員の顔に空調風を送風する。また、バイレベルモードでは、図12(B)に示すように、フット・サイドフェイスドア42はフット開口53、54を半開しかつサイドフェイス開口93、94を一部閉める。一方、センターフェイスドア41はセンターフェイス開口91、92を半開している。これにより、頭寒足熱暖房を強制的に行う。また、フットモードでは、図12(C)に示すように、フット・サイドフェイスドア42はフット開口53、54を全開しかつサイドフェイス開口93、94をほぼ閉める。この時、サイドフェイスドアの上側はわずかに開口している。一方、センターフェイスドア41はセンターフェイス開口91、92を全閉している。これにより、車両乗員の足に空調風を送風する。
【0051】
一方、梁部材10の外面には、種々のブラケットが取り付けられている。運転席側梁部材12には、ステアリングシャフト(図示せず)を支持する支持部材を留めるためのステアリングサポート18が設けられている。また、助手席側梁部材11には、エアバッグ(図示せず)を留めるためのエアバッグ用取付ブラケット13が設けられている。また、運転席側梁部材12の先端と助手席側梁部材13の先端には、梁部材10の両端を車両ボディに固定するための、例えばアルミニウム合金などの金属製のサイドブラケット14、15が設けられている。
【0052】
さらに、梁部材10の上面には、本発明の空調ダクト構造全体の斜視図である図5に示すように、強化樹脂製の筐体に包囲されたフラットワイヤーハーネス30及びエアバッグ65が配置されている。助手席側梁部材11の下面には、電子制御装置(以下、ECUと略す)とジャンクションボックスの一体ボードを収納した強化樹脂製の第一筐体31が取り付けられている。また、運転席側梁部材12の下面には、ECUボードを収納した強化樹脂製の第二筐体32が取り付けられている。
【0053】
また、梁部材10の外面には、梁部材10を支持する運転席側ブレス16及び助手席側ブレス17が取り付けられている。運転席側ブレス16の先端に設けられたタッピングボルトを運転席側梁部材12にねじ込んで締結し、床に運転席側ブレス16の他端を固定する。同様に、助手席側ブレス17の先端に設けられたタッピングボルトを助手席側梁部材11にねじ込んで締結し、床に助手席側ブレス17の他端を固定する。一般に、ブレス16、17と梁部材10の締結箇所近傍においてフット吹出口51、52を有するフットダクトが梁部材10から突出しているのでブレス16、17を梁部材10に締結し難いという問題点がある。そこで、フットダクトの形状を変えてフットダクトの圧損を生じさせないようにフットダクトの形状をそのままにして、この問題を解決する方法として、ブレス16、17をフットダクトの外側面に締結する方法がある。また、別の解決方法として、図13に示すように、ブレス16、17をフットダクトの一部分としてブレス16、17とフットダクトを一体成形してもよい。これにより、フットダクトを締結する必要をなくし、製造コストが低減される。また、さらに別の解決方法として、ブレス16、17の先端形状が、図14に示すように、Y字状又はO字状に形成されており、この先端がフットダクトを包囲した状態で梁部材10に締結される。これにより、フットダクトから離れた位置でブレスを梁部材に締結することができる。
【0054】
以上の記載から明らかなように、本発明の車両用空調ダクト構造は、ステアリングシャフトを支持するために特に剛性の要求される運転席側梁部材を金属製とし、かつ剛性の要求されない部分を樹脂製とすることにより、梁部材の剛性を確保しつつ梁部材の重量を低減することができる。
【0055】
次に本発明の空調ダクト構造の形成方法について図6を参照しつつ説明する。最初に、筒状の金属製の運転席側梁部材12を切断して二片にし、この二片を上側梁部材12aと下側梁部材12bに分割する。運転席側梁部材12の上側梁部材12aと、金属製の丸棒19とを溶接で接合する。
【0056】
次に、運転席側梁部材と助手席側梁部材のインサート成形を行う。丸棒19が取り付けられた運転席側梁部材12の上側梁部材12aは、型に入れられ、強化樹脂製の助手席側梁部材11の上側梁部材11a、サイドブラケット14、15及びエアバッグブラケット13が接合される。他方、運転席側梁部材12の下側梁部材12bも同様に、型に入れられ、強化樹脂製の助手席側梁部材11の下側梁部材11bが接合される。このように、インサート成形により、種々の金属製部材と種々の樹脂製部材を容易に接合することができる。
【0057】
次に、ステアリングサポート18を運転席側梁部材12の下側梁部材12bに溶接、スポット溶接又はボルト締めなどにより接合し、梁部材10の上側半分と下側半分の外面が仕上げられる。次に、梁部材10の上側半分と下側半分のそれぞれの内面に発泡材を噴霧又は塗布することによって、梁部材10の内面に発泡材の層を被覆する。
【0058】
次に、モード切替装置40を内部に組み付けた状態で梁部材10の上側半分部と下側半分、すなわち助手席側梁部材11の上側梁部材11aと下側梁部材11b、運転席側梁部材12の上側梁部材12aと下側梁部材12bを組付ける。この場合の組付け方法は、強化樹脂製の助手席側梁部材11では、振動溶着、ボルト締め等であり、金属製の運転席側梁部材12では、リベット締め、スポット溶接、ボルト締め等である。
【0059】
梁部材10を完成させた後、梁部材10に第一筐体31、第二筐体32、センターデフロスタダクト70、エアコンユニット60、運転席側ブレス16及び助手席側ブレス17を組付ける。なお、エアコンユニット60は樹脂製であり、一方、梁部材10のエアコンユニット60と嵌合させる個所は樹脂製であるので、嵌合が容易である。最後に、フラットワイヤーハーネス30を梁部材10に取り付けることにより、図5に示すように、本発明の空調ダクト構造を完成させることができる。
【0060】
第二実施例の空調ダクト構造について説明する。図7は本発明の第二実施例の空調ダクト構造の梁部材の斜視図であり、第一実施例との差異を示すためにエアコンユニット50等の構成要素の記載を省略している。図7に示すように、本実施例では、モード切替装置40が梁部材10の外部、例えば梁部材10の下のエアコンユニットに配置されている点で第一実施例とは異なっている。しかしながら、本実施例の空調ダクト構造は、梁部材10が助手席側梁部材11と運転席側梁部材12とで構成され、助手席側梁部材11が樹脂製であり、運転席側梁部材12が金属製である点は第一実施例と同じである。このような構成により、梁部材の剛性を確保しつつ梁部材の重量を低減することができる。
【0061】
本発明の第三実施例について説明する。図8は本発明の第三実施例の空調ダクト構造の梁部材の斜視図であり、第一実施例及び第二実施例との差異を示すためにエアコンユニット等の構成要素を省略している。本実施例では第二実施例と同様にモード切替装置40が梁部材10の外部に配置されている。図8に示すように、本実施例では、運転席側梁部材12の一部から助手席側の端部まで延びた金属製部材80が樹脂製の助手席側梁部材11に接合される。このような構成により、樹脂製の助手席側梁部材11の剛性を確保しつつ梁部材の重量を低減することができる。
【0062】
本発明の第四実施例について説明する。図10は本発明の第四実施例の空調ダクト構造の斜視図である。第一実施例において梁部材10、第一筐体31及び第二筐体32それぞれを別個に形成した後に第一筐体31及び第二筐体32を梁部材10に組付けていたのに対し、本実施例では、図10に示すようにインサート成形時に第一筐体31及び第二筐体32を梁部材10に組付けている。これにより、本実施例では空調ダクト構造の組み付けが一層容易になる。
【0063】
本発明の第五実施例について図15〜20を参照して説明する。本実施例では、梁部材10の金属製部材80は、少なくとも運転席側領域において閉断面であり、その他の領域においては閉断面又は開断面である。金属製部材80の内側には、例えば発泡材ウレタンなどの発泡材又は樹脂からなる筒状ダクトが接合されている。このような構成により、発泡材又は樹脂は強度にほとんど寄与していないが、軽量効果が著しく大きいという利点がある。図15(A)には、運転席側領域において閉断面であり、かつ中央領域及び助手席側領域において上面が開放した開断面である金属製部材が示されている。少なくとも金属製部材の開断面部分に発泡材を発泡スプレイ又は発泡注入で接合することにより、図15(B)に示すように、全領域において閉断面の梁部材10(タイプAと称する)が形成される。また、タイプAの変形例として、開断面の領域が助手席側領域のみにわたっている梁部材10(タイプBと称する)でもよい。図15(C)において本実施例の梁部材と従来の梁部材の重量効果が比較されるように、タイプAとタイプBは、共に従来よりも軽いことが認識される
【0064】
次に第五実施例の梁部材10の発泡スプレイによる成形工程について図16及び17を参照して説明する。金属製部材は、開断面の開放領域と同一平面の平板状の上側部材201と、エアコンユニット連通穴111、112、113、114を中央に有する凹状断面を有する下側部材202とからなり、これら上側部材201と下側部材202を組み合わせることにより筒状となる。最初に図16を参照して下側部材202の成形工程について示す。図16(A)に示すように、発泡材との分離が容易である離ケイ材で被覆された治具(以下、単に治具と称す)101を下側部材202の一方の開放端面に配置し、かつ治具102をエアコンユニット連通穴112を塞ぐように配置する。この状態で治具101と102の間の領域をスプレイ140で液状の発泡材を吹き付ける。これにより、この領域の内面を発泡材で被覆すると共に、開放した端面において壁131と、エアコンユニット連通穴111と112の間において壁121とを形成する。次に、図16(B)に示すように、治具101を下側部材202の他方の開放端面に配置し、かつ治具102をエアコンユニット連通穴113を塞ぐように配置した状態で治具101と102の間をスプレイ140で発泡材を吹き付け、同様に、内面を発泡材で被覆すると共に、開放した端面において壁132と、エアコンユニット連通穴111と112の間において壁122とを形成する。最後に、図16(C)において、スプレイ140で壁121と122の間の内面を発泡材で被覆して下側部材202の成形が終了する。次に図17を参照して上側部材201の成形工程について示す。最初に、図17(A)に示すように、治具103を上側部材201の開放領域側の端面に相当する位置に配置し、かつ平板状の治具105を開放領域に配置し、かつ治具104を中央において端面に平行に配置する。治具105には、開口部を形成するために突起105a、105bが設けられている。治具103、104及び105の間をスプレイ140で発泡材を吹き付ける。こうして、壁124と、この突起部105a、105bに対応する個所が開口部となった上面領域の板状部分と、壁123とを形成する。次に、図17(B)に示すように、治具105にさらに突起105cを配置し、かつ治具103を上側部材201の他方の端面に配置した状態で、治具103と105の間をスプレイ140で発泡材を吹き付ける。こうして、図17(C)に示すように、金属製部材の内面を発泡材で被覆すると共に、開放した端面において壁125と、エアコンユニット連通穴111と112の間において壁122とを形成し、上側部材201の成形が終了する。このようにして成形した上側部材201と下側部材202を接合することにより梁部材10を形成することができる。このようにして行う発泡スプレイによる成形は、成形の自由度が高いという利点がある。
【0065】
次に第五実施例の梁部材10の発泡注入による成形工程について図18及び19を参照して説明する。最初に下側部材202の成形工程について説明する。最初に、図18(A)に示すように、上型301と、金属製の下側部材202と、下側部材202のエアコンユニット連通穴を閉塞する下型302と、下側部材の両端面を閉塞する治具311、312とでキャビティを形成する。次に、上型301のゲート316から発泡材を注入し、図18(B)に示すように、下側部材202の成形が終了する。次に、上側部材の成形工程について説明する。最初に、図19(A)に示すように、上型331と、下側部材201を担持する治具315と、上側部材の両端面を閉塞する治具313、314とでキャビティを形成する。次に、上型331のゲート317から発泡材を注入し、図19(B)に示すように、下側部材202の成形が終了する。このようにして成形した上側部材201と下側部材202を接合することにより梁部材10を形成することができる。このようにして行う発泡注入による成形は、製造が容易であるという利点がある。
【0066】
さらに、梁部材10を注入段階において一体に成形する発泡注入について図20を参照して説明する。図20(A)に示すように、略筒状の金属製部材353を内部に配置して梁部材10の上面を区画する上型341と、梁部材10の下面を区画する下型342と、上側341と下型342の間において梁部材10の両端面及び内面を区画する治具343、344とを図中の矢印に向けて取り付けることによってキャビティを形成する。なお、上型341は、第一部341a、第二部341b、第三部341c及び第四部341dからなる。次に、上型341のゲートから発泡材を注入し、図20(B)に示すように、梁部材10を成形し、梁部材10の両端面にブラケット14、15を接合することにより完成する。
【0067】
最後に、振動剛性、強度及び重量について本発明の空調ダクト構造と従来の空調ダクトとを対比した解析結果について、図9を参照しつつ説明する。図9は従来の空調ダクト構造と本発明の空調ダクトの性能を比較した表である。解析の対象例は、梁部材が丸棒である従来例1と、梁部材が三角断面である従来例2と、従来例2とほぼ同様な形状の第二実施例と、従来例2及び第二実施例とほぼ同様な形状の第三実施例である。また、解析項目は、最小共振周波数、エアバッグ展開荷重、梁部材の荷重、梁部材を含むダクト構造全体の荷重である。なお、最小共振周波数は、空調ダクト構造の固有周波数であり、その値が大きいほど振動に対する剛性が高いことを示している。エアバッグ展開荷重とは、エアバッグ展開時に必要とされる材料の強度であり、単位は、単位長さ当りの力の大きさである。
【0068】
以下、解析項目について比較する。最小共振周波数については、全ての例が満たしている。また、エアバッグ展開荷重については、従来の構造のサンプル1、2に比べて、本発明の構造のサンプル3、4は小さな値であるが、基準値である500N/mmを超えている。一方、梁部材の荷重及び空調ダクト構造全体の荷重については、第二実施例は従来例に比べて約800g以上、第三実施例は約300g以上低減している。
【0069】
以上のように、本発明の空調ダクト構造により、振動剛性及び強度の基準を満たしつつ、軽量化及び/又は小型化を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用ダクト構造を含む計器盤の断面図である。
【図2】本発明の第一実施例の車両用ダクト構造の梁部材の斜視図である。
【図3】助手席側梁部材の断面図である。
【図4】運転席側梁部材の断面図である。
【図5】本発明の空調ダクト構造全体の斜視図である。
【図6】本発明の梁部材の分解斜視図である。
【図7】本発明の第二実施例の車両用ダクト構造の梁部材の斜視図である。
【図8】本発明の第三実施例の車両用ダクト構造の梁部材の斜視図である。
【図9】従来の空調ダクト構造と本発明の空調ダクトの性能を比較した表である。
【図10】本発明の第四実施例の車両ダクト構造の梁部材の斜視図である。
【図11】本発明の梁部材及びエアミックスチャンバーの断面図である。
【図12】本発明のモード切替装置の三つのモードを示す図である。
【図13】一体成形されたブレスとフットダクトを示す図である。
【図14】梁部材に取り付けられたブレスを示す図である。
【図15】図15(A)及び(B)は、本発明の第五実施例の梁部材の斜視図であり、図15(C)は、第五実施例の梁部材と従来の梁部材の重量効果を示す表である。
【図16】本発明の第五実施例の梁部材の下側部材の発泡スプレイによる成形工程を示す図である。
【図17】本発明の第五実施例の梁部材の上側部材の発泡スプレイによる成形工程を示す図である。
【図18】本発明の第五実施例の梁部材の下側部材の発泡注入による成形工程を示す図である。
【図19】本発明の第五実施例の梁部材の上側部材の発泡注入による成形工程を示す図である。
【図20】本発明の第五実施例の梁部材の発泡注入による成形工程を示す図である。
【符号の説明】
10…梁部材
11…樹脂製部材
12…金属製部材
100…空調ダクト構造
Claims (19)
- 車両の計器盤内において車両幅方向に延びている、その内部において閉空間を有する梁部材を備えた車両用強度部材であって、前記梁部材は、運転席側領域と、中央の領域と、助手席側領域とを備え、前記梁部材は、前記運転席側領域における金属製部材と、前記中央の領域と前記助手席側領域における樹脂及び金属製部材とで構成されている車両用強度部材を備え、かつ前記車両用強度部材の閉空間において空調ダクトを形成する車両用空調ダクト構造において、
前記梁部材は、前記運転席側領域における金属製部材と、前記中央の領域及び前記助手席側領域における樹脂製部材とで構成されており、
エアコンユニットのエアミックスチャンバーが前記梁部材の内部に突出しており、前記梁部材は複数の吹出口を有し、前記複数の吹出口から空調空気を吹き出す量を調節するように、前記複数の吹出口に対応して前記エアミックスチャンバー内に設けられた開口の開度を調節するドアがそれぞれ設けられており、
前記エアミックスチャンバーのサイドフェイス開口から前記梁部材の両端側それぞれに設けられたサイドフェイス吹出口に向けて空調風を車両幅方向に直接的に吹き出すように、前記サイドフェイス開口及び対応のドアが前記エアミックスチャンバー内において向けられていることを特徴とする車両用空調ダクト構造。 - 車両の計器盤内において車両幅方向に延びている、その内部において閉空間を有する梁部材を備えた車両用強度部材であって、前記梁部材は、運転席側領域と、中央の領域と、助手席側領域とを備え、前記梁部材は、前記運転席側領域における金属製部材と、前記中央の領域と前記助手席側領域における樹脂及び金属製部材とで構成されている車両用強度部材を備え、かつ前記車両用強度部材の閉空間において空調ダクトを形成する車両用空調ダクト構造において、
前記梁部材は、前記運転席側領域における金属製部材と、前記中央の領域及び前記助手席側領域における樹脂製部材とで構成されており、
エアコンユニットのエアミックスチャンバーが前記梁部材の内部に突出しており、前記梁部材は複数の吹出口を有し、前記複数の吹出口から空調空気を吹き出す量を調節するように、前記複数の吹出口に対応して前記エアミックスチャンバー内に設けられた開口の開度を調節するドアがそれぞれ設けられており、
前記サイドフェイスドアと前記フットドアは一体であることを特徴とする車両用空調ダクト構造。 - 車両の計器盤内において車両幅方向に延びている、その内部において閉空間を有する梁部材を備えた車両用強度部材であって、前記梁部材は、運転席側領域と、中央の領域と、助手席側領域とを備え、前記梁部材は、前記運転席側領域における金属製部材と、前記中央の領域と前記助手席側領域における樹脂及び金属製部材とで構成されている車両用強度部材を備え、かつ前記車両用強度部材の閉空間において空調ダクトを形成する車両用空調ダクト構造において、
前記梁部材は、前記運転席側領域における金属製部材と、前記中央の領域及び前記助手席側領域における樹脂製部材とで構成されており、
前記樹脂製部材は、前記金属製部材から延びている金属製の延長部材に接合されており、
前記金属製延長部材は、前記金属製部材から車両幅方向に延びており、
前記梁部材は、車両幅方向に延びている凹状断面の第一半分部及び第二半分部で構成されており、前記第一半分部は金属で作られており、前記第二半分部は、前記運転席側領域において金属で作られかつ前記中央の領域及び前記助手席側領域において樹脂で作られており、前記第一半分部と前記第二半分部を組み合わせることにより、前記梁部材が閉空間を形成することを特徴とする車両用空調ダクト構造。 - 前記車両用強度部材は、運転席側領域の金属部において、車両の床に接続された金属補強部材又は車両前方のダッシュパネルに接続された金属補強部材の少なくとも一つと直接的に接合されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用空調ダクト構造。
- 前記樹脂製部材はガラス繊維入り強化樹脂で形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車両用空調ダクト構造。
- 前記樹脂製部材は、前記金属製部材から延びている金属製の延長部材に接合されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車両用空調ダクト構造。
- 前記梁部材は、エアバッグ用取付ブラケットと、ジャンクションボックス用取付ブラケットと、ECU用取付ブラケットとを備えていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用空調ダクト構造。
- 前記樹脂製部材及び前記金属製部材の各々は上側部材と下側部材とで構成され、前記梁部材の内部は発泡材シート又は発泡スプレイ材で内張りされていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用空調ダクト構造。
- エアコンユニットのエアミックスチャンバーが前記梁部材の内部に突出しており、前記梁部材は複数の吹出口を有し、前記複数の吹出口から空調空気を吹き出す量を調節するように、前記複数の吹出口に対応して前記エアミックスチャンバー内に設けられた開口の開度を調節するドアがそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項3に記載の車両用空調ダクト構造。
- 前記ドアを移動させるために前記ドアに連結されたリンク機構が前記エアミックスチャンバー内に設けられていることを特徴とする請求項9に記載の車両用空調ダクト構造。
- 前記リンク機構に連結されたアクチュエータが前記エアミックスチャンバー内に設けられていることを特徴とする請求項10に記載の車両用空調ダクト構造。
- 前記梁部材の複数の吹出口は、サイドフェイス吹出口、センターフェイス吹出口、フット吹出口又はセンターデフロスタ吹出口であり、前記吹出口に対応する開口は、サイドフェイス開口、センターフェイス開口、フット開口又はデフロスタ開口であり、各前記開口に設けられた各ドアは、各前記吹出口に向けられていることを特徴とする請求項10又は11に記載の車両用空調抱くと構造。
- 前記センターフェイス開口及び対応のドアと、サイドフェイス開口及び対応のドアとが互いに垂直向きに前記エアミックスチャンバー内において設けられていることを特徴とする請求項1、2又は9〜11のいずれか1項に記載の車両用空調ダクト構造。
- 前記サイドフェイス開口及び対応のドアと、前記フット開口及び対応のドアとが前記エアミックスチャンバーの同一の面上に設けられていることを特徴とする請求項1、2又は9〜11のいずれか1項に記載の車両用空調ダクト構造。
- 前記リンクが前記エアミックスチャンバー内の略中央に設けられていることを特徴とする請求項10又は11に記載の車両用空調ダクト構造。
- 前記金属製延長部材と前記樹脂製部材は共にインサート成形されていることを特徴とする請求項3に記載の車両用空調ダクト構造。
- 前記フット吹出口は前記梁部材から延びているフットダクトの先端に設けられており、前記梁部材と車両の床とを連結するブレスの一端は、前記フットダクトの外側面に締結されていることを特徴とする請求項12に記載の車両用空調ダクト構造。
- 前記フット吹出口は前記梁部材から延びているフットダクトの先端に設けられており、前記梁部材と車両の床とを連結するブレスの前記梁部材側の端部は、前記フットダクトを包囲するようにY字状又はO字状に形成されていることを特徴とする請求項12に記載の車両用空調ダクト構造。
- 前記フット吹出口は前記梁部材から延びているフットダクトの先端に設けられており、前記梁部材と車両の床とを連結するブレスは、前記フットダクトと一体成形されて前記フットダクトの筒状部分の一部を構成していることを特徴とする請求項12に記載の車両用空調ダクト構造。
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