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JP4239079B2 - ヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルム及び包装体 - Google Patents

ヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルム及び包装体 Download PDF

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本発明は、ヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルム及び包装体に関し、さらに詳しくは、重量物を包装するのに十分なヒートシール強度と透明性を有し、特に製袋加工性が良好で包装用途に好適に用いることができるヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルム及びかかるフイルムを用いてなる包装体に関する。
従来から、包装用に使用するヒートシーラブルフイルムとしては、一般的に、ポリプロピレン系樹脂に低融点のポリオレフィン系樹脂を積層した共押出し積層ポリプロピレン系樹脂フイルム、或いは無延伸ポリエチレン系樹脂フイルム又はポリプロピレン系樹脂フイルムと延伸ポリプロピレン系樹脂フイルムとをラミネートした積層ポリプロピレン系樹脂フイルムが多用されている。しかしながら、ポリプロピレン系樹脂に低融点のポリオレフィン系樹脂を積層した共押出し積層ポリプロピレン系樹脂フイルムでは、ある程度のシール強度はあるものの、水物などの重量物を包装するまでのシール強度はなく、無延伸ポリエチレン系樹脂フイルム又はポリプロピレン系樹脂フイルムと延伸ポリプロピレン系樹脂フイルムとをラミネートした積層ポリプロピレン系樹脂フイルムにおいては、十分なシール強度はあるものの、有機溶剤等を使用するラミネート工程が必要であり、経済的にも地球環境に与える影響の面からも好ましくない。
また、共押出し積層ポリプロピレン系樹脂フイルムのシール強度を改善する方策として、ポリプロピレン系樹脂を基材層とし、直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂を熱融着層に使用するものもある(例えば、特許文献1参照。)が、異種素材を積層する為、その層間強度が弱く本件が目的とする十分なヒートシール強度は得られるものではない。さらに、ポリプロピレン系樹脂層と直鎖状低密度ポリエチレン系樹脂層の間に接着層を設けるものもある(例えば特許文献2参照。)が、これらは透明性に劣るものであり内容物の見栄えが悪くなり、商品としての価値を下げることとなる。また、異種素材を積層する場合、溶融、フイルム状に成形時の結晶化の違い、収縮率の違いより一方向にカールするという問題がおこり、製袋加工等の際支障をきたすものである。
また、低温ヒートシール性と高いヒートシール強度を両立させる場合、一般に厚い熱融着層が必要となり、滑り性、耐ブロッキング性が悪くなるという問題があった。
特開平9−207294号公報 特開平10−76618号公報
本発明は、上記従来の積層ポリプロピレン系フイルムの有する問題点を解決し、重量物を包装するのに十分なヒートシール強度と透明性を有し、滑り性、耐ブロッキング性が良好で、一方向にカールすることのなく、製袋加工性に優れるヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルム及びかかるフイルムを用いてなる包装体を提供することを目的とする。
すなわち本発明は、結晶性ポリプロピレン系樹脂からなる基材層(A)、中間層(B)及び融点が150℃以下の熱融着層(C)が順に積層されてなる積層延伸ポリプロピレン系樹脂フイルムであって、基材層(A)の厚みμaと中間層(B)の厚みμbと熱融着層(C)の厚みμcが以下の関係を満足することを特徴とし、
μb≧2(μa+μc)
μc>μa
中間層(B)を構成する樹脂として冷キシレン可溶分が3重量%以下であるα−オレフィン共重合体を少なくとも一種類以上含有し、且つ熱融着層(C)同士の動摩擦係数が0.5以下を特徴とするヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルムである。
本発明のヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルムによれば、重量物を包装するのに十分なヒートシール強度を有し、腰感が良好で透明性、滑り性に優れ、カールのない製袋加工性が良好な積層ポリプロピレンフィルムを提供することができる。
本発明の包装体によれば、重量物の包装が可能な十分なヒートシール強度を有し、腰感がよく取り扱いが良好な包装体とすることができる。
以下、本発明のヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルム及び包装体の実施の形態を説明する。
本発明において、基材層(A)に用いるポリプロピレン系樹脂としては、通常の押出成形などで使用するn−へプタン不溶性のアイソタクチックのプロピレン単独重合体又はプロピレンを70重量%以上含有するポリプロピレンと他のα−オレフィンとの共重合体であればよい。共重合成分としてのα−オレフィンは、炭素数が2〜8のα−オレフィン、例えば、エチレン、ブテン−1、ペンテン−1、ヘキセン−1、4−メチル−1−ペンテンなどが好ましい。ここで共重合体とは、ランダム又はブロック共重合体が含まれる。また、メルトフローレート(MFR)は0.1〜100g/10min、好ましくは0.5〜20g/10min、さらに好ましくは、1.0〜10g/10minの範囲のものを例示することができる。さらに、基材層Aの結晶性ポリプロピレン樹脂は、2種以上の混合物であってもよい。
また、本発明において、熱融着層Cに用いる樹脂は融点が150℃以下の熱可塑性樹脂であって、エチレン、プロピレン、ブテン、ペンテン、ヘキセン、オクテン、デセン等の炭素数が2〜10のα−オレフィン系モノマーから選ばれた2種以上を重合して得たランダム共重合体又はブロック共重合体が好ましく、また、この共重合体は単独又は混合して使用することができる。
さらにまた、熱融着層Cを形成する熱可塑性樹脂の融点は150℃以下、好ましくは60〜150℃にすることが望ましい。このようにすることにより、ヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルムに十分なヒートシール強度を与えることができる。熱融着層Cを形成する熱可塑性樹脂の融点が60℃未満ではヒートシール部の耐熱性が乏しく、150℃を越えるとヒートシール強度の向上が期待できない。
また、MFRは0.1〜100g/10min、好ましくは0.5〜20g/10min、さらに好ましくは、1.0〜10g/10minの範囲のものを例示することができる。
中間層Bには、冷キシレン可溶分(CXS)が3重量%以下であるα−オレフィン共重合体を少なくとも一種類以上含有する必要がある。冷キシレン可溶分が3重量%以下であるα−オレフィン共重合体を含まない場合は、中間層Bと熱融着層C間での結晶化や収縮率の差が大きくなり、カール等の問題が発生する。
また、冷キシレン可溶分が3重量%以下であるα−オレフィン共重合体の中間層Bにおける配合量は、10〜70重量%であり、好ましくは、
15〜60重量%、さらに好ましくは、20〜50重量%である。ここで、10重量%未満の場合は、それぞれの層間での接着力が不十分となり、十分なシール強度が得られない場合があり、70重量%を越える場合は、フイルム全体の腰が低下する他、カール等が発生する場合があり好ましくない。
中間層Bを形成する樹脂は、冷キシレン可溶分が3重量%以下であるα−オレフィン共重合体の他には、特に限定されるものではないが、基材層A及び熱融着層Cに使用する樹脂をそれぞれ1種類以上含有する事が、十分なシール強度を得る上で好ましい。
また、MFRは0.1〜100g/10min、好ましくは0.5〜20g/10min、さらに好ましくは、1.0〜10g/10minの範囲のものを例示することができる。
熱融着層Cに使用する無機又は有機の滑剤は平均粒径で3μm以上のものを一種類以上含有する事が必要であり、有効な滑り性を得る上で4〜20μm、さらに好ましくは、5〜15μmの平均粒径のものを例示することができる。
熱融着層Cに使用する3μm以上の無機粒子とは二酸化珪素、無水ナトリウム・カリウム・アルミニウムシリケート、炭酸カルシウム、二酸化チタン、タルク、カオリン、雲母、ゼオライトなどが挙げられる。これらの形状は、球状、楕円状、円錐状、不定形と種類を問うものではい。フィルムに有効な滑り性を付与する為の熱融着層C中の含有量は0.1〜10重量%であり、好ましくは0.2〜5重量%さらに好ましくは0.3〜2重量%である。
熱融着層Cに使用する有機質の粒子としては、アクリル、アクリル酸メチル、スチレンーブタジエン、などの架橋体粒子を使用することができ、形状に関しては無機質微細粒子と同様に様々なものを使用することが可能である。また、これら無機質あるいは有機質の微細粒子表面に各種の表面処理を施すことも可能であり、また、これらは単独で使用し得るほか、2種以上を併用することも可能である。
熱融着層Cに使用する有機の滑剤としては、エルカ酸アミド及びその誘導体等に代表される有機滑剤を使用することができ、添加量として0.01〜2重量%であり、好ましく0.1〜1重量%である。
本発明において、各層を形成する樹脂には、必要に応じて各層の特性を阻害しない範囲で、各種添加材、充填材、例えば、熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、帯電防止剤、滑剤、核剤、難燃剤、顔料、染料、炭酸カルシウム、硫酸バリウム、水酸化マグネシウム、マイカ、タルク、クレー等を添加することができる。さらにまた、その他の熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー、ゴム類、炭化水素樹脂、石油樹脂等を本発明のフイルムの特性を害さない範囲で配合してもよい。
本発明のヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルムの各層の厚み構成は、次式を満足する必要がある。
μb≧2(μa+μc)
μc>μa
ここで、μaは基材層(A)の厚み、μbは中間層(B)の厚み、μcは熱融着層(C)の厚みを意味する。
μb<2(μa+μc)の場合は、十分なシール強度が得られなかったり、カール等の問題が発生する。
また、μc≦μaの場合は、カールの問題が発生し、取り扱い上、好ましくない。
さらに好ましい各層の厚みは、基材層(A)は1〜10μm、熱融着層(C)は3〜20μm、中間層(B)は8〜100μmを例示することができる。
本発明のヒートシール性の良好な積層ポリプロピレン系樹脂フイルムはそれ自体公知の方法で任意に製造することができ、特に制限するものではない。例えば、一般的なポリオレフィンの場合の製膜条件となんら変わるものではなく、例えば、押し出し温度150〜300℃の温度で溶融押し出しした樹脂組成物を 10〜100℃の冷却ロールで固化させたシートに延伸を施すことによって得られる。
延伸工程では、面積倍率で8〜50倍程度、好ましくは10〜40倍程度に延伸することができる。また、延伸方法は、1軸延伸、2軸延伸を問うものではなく、2軸延伸の場合も、同時2軸延伸法、逐次2軸延伸法、インフレーション法などで実施することができるが逐次2軸延伸が一般的である。
逐次2軸延伸を行う場合の条件としては、まず縦方法に、100〜150℃に加熱した周速差を有するロール間で3〜8倍程度延伸し、次いで幅方向にテンター延伸機を用いて140〜170℃程度の温度で4〜10倍程度延伸する。しかる後、150〜170℃の温度で熱固定処理を施した後、巻き取ることによって得られる。
本発明のヒートシール性の良好な積層ポリプロピレン系樹脂フイルムは、基材層Aの表面に他の樹脂層、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体けん化物、ポリビニルアルコール等のガスバリア性樹脂層をさらに積層してもよく、また、基材層Aと中間層Bの間、中間層Bと熱融着層Cの間に同様に積層することも、その特性を害さない限り、特に制限されない。
本発明のヒートシール性の良好な積層ポリプロピレン系樹脂フイルムは、印刷性、ラミネート性等を向上させるために表面処理を行うことができる。表面処理の方法としては、コロナ放電処理、プラズマ処理、火炎処理、酸処理等が例示でき、特に制限はない。連続処理が可能であり、このフイルムの製造過程の巻き取り工程前に容易に実施できるコロナ放電処理、プラズマ処理、火炎処理を行うのが好ましい。
以下、本発明の具体例を実施例によってさらに説明するが、本発明は、その要旨を逸脱しない限り以下の実施例に限定されるものではない。なお、本明細書中における特性は下記の方法により評価をおこなった。
(ヒートシール強度)
ヒートシール温度100℃及び140℃、圧力0.1MPa、ヒートシール時間1秒の条件で、積層フイルムの熱融着層C面同士を重ね合わせて熱板シールを行い、15mm幅の試験片を作製した。この試験片の180度剥離強度を測定し、ヒートシール強度(N/15mm)とした。
(冷キシレン可溶分)
試料1gを沸騰キシレン100mlに完全に溶解させた後、20℃に降温し、4時間放置する。その後、これを析出物と溶液とにろ別し、ろ液を乾固して減圧下70℃で乾燥した。その重量を測定して重量%を求め冷キシレン可溶分とした。
(カール性)
100mm角のシート状試験片を準備し、カールの程度を目視で測定した。
○:カール性なし
△:ややカール性あり
×:著しいカール性あり
(腰:5%伸張時の応力)
ASTM D882に準拠し、TD方向の5%伸張時の応力を測定した。
(滑り性)
JIS K 7125に準拠し、シール面同士の動摩擦係数を測定した。
(自動包装適性)
大森機械工業製横ピロー機を使用し、180個/分で菓子を包装し、トップシール及びセンターシール部を観察して以下のように評価した。
○:通常に包装可能
△:一部に若干シワが入る
×:シワが入ったり、フィルム詰り等で包装出来ない
(MFRの測定法)
単位:g/10分 JIS K−7210 (条件230℃、荷重2.16kg)に準拠して測定した。
(実施例1)
3台の溶融押出機を用い、第1の押出機にてプロピレン単独重合体(密度0.90g/cm3、MFR2.5g/10分、融点157℃、冷キシレン可溶分3.3重量%)を基材層(A)として、第2の押出機にて、プロピレン・エチレン・ブテンランダム共重合体(密度0.89g/cm3、MFR4.6g/10分、融点128℃、冷キシレン可溶分4.6重量%)を83.65重量%、プロピレン・ブテンランダム共重合体密度0.89g/cm3、MFR9.0g/10分、融点130℃、冷キシレン可溶分14.0重量%)を15重量%、平均粒経5.8μmの無機粒子を0.55重量%、平均粒経11.6μmの無機粒子を0.3重量%、エルカ酸アミドを0.5重量%配合した混合樹脂を熱融着層Cとして、第3の押出機にて、プロピレン・エチレン・ブテンランダム共重合体(密度0.89g/cm3、MFR3.1g/10分、融点133℃、冷キシレン可溶分1.6重量%)を40重量%、プロピレン単独重合体(密度0.90g/cm3、MFR2.5g/10分、融点157℃、冷キシレン可溶分3.3重量%)を60重量%とした混合樹脂を中間層Bとして、ダイス内にて基材層A/中間層B/熱融着層Cとるように、基材層A、中間層B、熱融着層Cの順にTダイ方式にて溶融共押出し後、チルロールにて冷却固化し、縦方向に4.5倍、横方向に8倍延伸し、基材層A、中間層B、熱融着層Cの厚みがそれぞれ順に3μm、20μm、7μmである積層フイルムを得た。得られた積層フイルムは本発明の要件を満足するものであり、十分なヒートシール強度と腰感、滑り性、耐カール性を有するものであった。
(実施例2)
熱融着層Cとしてプロピレン・エチレン・ブテンランダム共重合体(密度0.89g/cm3、MFR4.6g/10分、融点128℃、冷キシレン可溶分4.6重量%)を83重量%、プロピレン・ブテンランダム共重合体密度0.89g/cm3、MFR9.0g/10分、融点130℃、冷キシレン可溶分14.0重量%)を15重量%、平均粒経5.8μmの無機粒子を1.0重量%、エルカ酸アミドを1.0重量%配合した以外は、実施例1と同様にして積層フイルムを得た。得られた積層フイルムは本発明の要件を満足するものであり、十分なヒートシール強度と腰感、耐カール性、滑り性、耐ブロッキング性を有するものであった。
(比較例1)
熱融着層Cに添加した無機粒子の平均粒経が3.5μmである以外は、実施例2と同様にして積層フイルムを得た。得られた積層フイルムは、シール強度は満足するものの、滑り性が劣り製袋加工性の悪いものであった。
(比較例2)
基材層A、中間層B、熱融着層Cの厚みがそれぞれ順に3μm、15μm、14μmである以外は、実施例1と同様にして積層フイルムを得た。得られた積層フイルムは、中間層の厚み比が低く、腰がなく、カールするものであり、滑り性も悪く製袋時の加工性が悪く、製袋実包品の取り扱い性も悪いものであった。
(比較例3)
中間層Bに用いる樹脂として、プロピレン・エチレン・ブテンランダム共重合体(密度0.89g/cm3、MFR3.1g/10分、融点133℃、冷キシレン可溶分1.6重量%)の変わりに、プロピレン・エチレン・ブテンランダム共重合体(密度0.89g/cm3、MFR4.6g/10分、融点128℃、冷キシレン可溶分4.6重量%)を用いた以外は、実施例1と同様にして積層フイルムを得た。中間層として使用した樹脂が冷キシレン可溶分が多く非晶部の多い原料である為、得られた積層フイルムは、カールするものであり、製袋時の加工性が悪いものであった。
実施例及び比較例のシール強度、腰、動摩擦係数、カール性、自動包装適性を上記の方法で測定し、表1にまとめた。
Figure 0004239079
本発明のヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルムは、重量物を包装するのに十分なヒートシール強度を有し、透明性が良好で小麦粉、米、麦などの穀物類や板・糸こんにゃく類、たくあん漬、醤油漬、奈良漬などの各種漬物類、各種味噌類、だしのもと、めんつゆ、醤油、ソース、ケチャップ、マヨネーズなどの包装材料として好適であり、また、これらは、ペーパーカートン、チューブ用、袋用、カップ用、スタンディングパック用、トレイ用などの包装体として用いることができる。

Claims (3)

  1. 結晶性ポリプロピレン系樹脂からなる基材層(A)、中間層(B)及び融点が150℃以下の熱融着層(C)が順に積層されてなる積層延伸ポリプロピレン系樹脂フイルムであって、基材層(A)の厚みμaと中間層(B)の厚みμbと熱融着層(C)の厚みμcが以下の関係を満足することを特徴とし、
    μb≧2(μa+μc)
    μc>μa
    中間層(B)を構成する樹脂として冷キシレン可溶分が3重量%以下であるα−オレフィン共重合体を20〜50重量部含有し、且つ熱融着層(C)同士の動摩擦係数が0.5以下を特徴とするヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルム。
  2. 請求項記載のヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルムであって、前記中間層(B)に熱融着層(C)を形成する樹脂の少なくとも一種類を5重量部以上含有することを特徴とするヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルム。
  3. 請求項1あるいは2記載のヒートシール性積層ポリプロピレン系樹脂フイルムであって、前記中間層(B)に基材層(A)を形成する樹脂の少なくとも一種類を10重量部以上含有することを特徴とする包装用フィルム及び包装体。
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