JP4231596B2 - データ通信システム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばバスの運賃データ等を車外から車載機器へ転送するデータ通信システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えばバスの路線毎及び停留所毎の運賃データは、車内に設置された車載機器としての運賃表示装置内部のデータカセットに記憶されており、運賃表示装置はデータカセットに記憶された運賃データに基づいて運賃を表示していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、前述した従来の運賃表示装置において、運賃改正等に伴う運賃データの変更作業は、作業者が車内に乗り込んで現行運賃データが記憶された現行データカセットと改正運賃が記憶された変更データカセットとを交換することにより行われていた。このため、この交換作業は運賃データを変更する必要がある複数台のバス全てについて、例えばバスの運行が終了した夜間等に行う必要があった。また、この作業にあたっては、各バスの車内へ1台ずつ作業者が乗り込んでカセット交換をしなければならなかった。従って、運賃データの変更作業は面倒で時間がかかるという問題点があった。
【0004】
本発明は前記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、車載機器に記憶されたデータの変更作業効率を向上させることができるデータ通信システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、車両内部に設置された内部通信手段と、前記内部通信手段に対して車載機器の動作制御用データを車両外部から送信可能な外部通信手段と、前記内部通信手段と共に車両内部に設置され、同内部通信手段が受信したデータを記憶可能な記憶手段と、前記内部通信手段と記憶手段との間に設けられ、前記車載機器を制御する制御手段と、当該制御手段に設けられた時計と、前記内部通信手段に設けられ、受信したデータ内容に基づいて、前記制御手段による記憶手段へのデータ書き込み制御を許容又は規制する判別手段と、前記車載機器及び前記制御手段への電力供給が遮断され前記車載機器及び前記制御手段を停止させるリレー手段とを備え、前記動作制御用データは、少なくとも、改正日データを含み、 前記制御手段は、前記時計に基づいて、前記記憶手段に記憶された複数の動作制御用データから前記改正日データに従って所定の動作制御用データを選択して前記車載機器を動作させ、前記判別手段には、予め、車両毎に異なる車両ナンバーと、車載された運賃表示装置毎に異なる機器ナンバーとから構成されたチャンネルコード、及び暗号コード(パスワード)が設定され、前記判別手段は、前記外部通信手段から送信された動作制御用データに含まれたチャンネルコードが予め設定されたチャンネルコードと一致した場合であって、かつ送信された暗号コードが予め設定された暗号コードと一致した場合に限り、受信した動作制御用データ内容において、前記制御手段による記憶手段へのデータ書き込み制御を許容し、前記判別手段は、前記チャンネルコードが一致しない場合若しくは暗号コードが一致しない場合には不正と判断して、当該判別手段は、前記リレー手段により前記車載機器及び前記制御手段への電力供給が遮断され前記車載機器及び前記制御手段を停止させることをその要旨とする。
【0006】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、前記動作制御用データは、さらに表示データを含み、前記制御手段は、前記時計に基づいて、前記記憶手段に記憶された表示データから前記改正日データに従って所定の表示データを前記車載機器に表示させることをその要旨とする。
【0007】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記動作制御用データは、さらに複数の運賃データを含み、前記制御手段は、前記時計に基づいて、前記記憶手段に記憶された複数の運賃データから前記改正日データに従って所定の運賃データを選択して前記車載機器を動作させることをその要旨とする。
【0008】
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明において、前記内部通信手段(14)と外部通信手段(13)との間の通信は、無線を利用して行うように構成したことをその要旨とする。
【0009】
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明において、前記外部通信手段(13)は、同一構内に複数設置されると共に相互に接続されて、構内通信網を構築していることをその要旨とする。
(作用)
従って、請求項1〜3に記載の発明では、外部通信手段から送信された車載機器の動作制御用データは、車両内部に設置された内部通信手段により受信され、この受信されたデータは記憶手段に記憶される。このため、車両に乗り込むことなく、外部からデータの転送が可能となる。
【0010】
特に、請求項1〜3に記載の発明では、たとえば、運賃等の改正日前夜において、データ等を変更する必要がある全ての車両のデータを一斉に変更する必要がなく、数日前から余裕をもってデータを記憶させておくようなことが可能となる。従って、データの変更作業に伴う作業者への負担を軽減することができる。
【0011】
このように、請求項1〜3に係る発明は、車載機器に記憶されたデータの変更作業効率を向上させることができる。
さらに、請求項1〜3に記載の発明では、誤ったデータの書き込みを防止することができる。
【0012】
加えて、請求項1〜3に記載の発明では、外部の人間による不正なデータの変更を防止することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、前記内部通信手段と外部通信手段との間の通信は、無線を利用して行われる。このため、遠隔地からデータを転送可能となる。
【0013】
請求項5に記載の発明では、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明の作用に加えて、前記外部通信手段は同一構内に複数設置されると共に、相互に接続される。このため、データの転送先が複数の場合等、データ転送作業を各外部通信手段に分散して行うことが可能となる。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明をデジタル運賃表示装置を備えたバスに具体化した一実施形態を図1及び図2に従って説明する。本実施形態は双方向の赤外線通信ユニットを使用して、デジタル運賃表示装置の運賃データ等を、バスの車外から転送するものである。
(データ通信システム)
図1に示すように、データ通信システム11は、車両としてのバス12の車外にて使用される外部通信手段としての外部通信端末装置13、車内に設置された内部通信手段としての内部通信ユニット14、及び同じく車内に設置されたデジタル運賃表示装置(以下、「運賃表示装置」という。)15等を備えている。
(外部及び内部通信手段)
外部通信端末装置13は作業者Wが携帯可能なノートパソコン等から構成されている。内部通信ユニット14は内部通信端末装置16と同装置16に接続された判別手段としての自己チャンネル信号判別装置17等から構成されている。外部通信端末装置13及び内部通信端末装置16は、それぞれ赤外線を生成する発光ダイオード等からなる発光器(図示略)と、同発光器からの赤外線を受光して電気信号に変換するフォトダイオード等からなる受光器(図示略)とを備えている。
【0015】
外部通信端末装置13と内部通信端末装置16とは所定の通信エリア内において赤外線により双方向に通信可能とされている。所定の通信エリアとは赤外線の伝搬範囲のことである。本実施形態においては、両通信端末装置13,16が互いに直視方向に位置する状態で、両者13,16間の距離が2〜30m程度であれば通信可能となるように前記発光器の赤外線発光量が設定されている。また、前記発光器は赤外線の発光束が進行するにつれて徐々に拡開し、ある程度の広がりを持つように構成されている。このため、赤外線の送出方向が若干ずれていても受光器にて受光可能となっている。
【0016】
両通信端末装置13,16はそれぞれ運賃データ等からなる通信データを含む赤外線の送受信のために信号の変調及び復調を行う。即ち、通信データを送信する場合、両通信端末装置13, 16は通信データをパルスに変換(変調)し、これを赤外線の流れに乗せて送る。通信データを受信する場合、両通信端末装置13,16は送られてきた通信データを含む赤外線を電気信号に変換(復調)する。この電気信号は両通信端末装置13,16に内蔵された増幅、検波及びその他の回路(図示略)を介して処理され、各部に伝送される。内部通信端末装置16に受信された通信データは電気信号に変換されて前記自己チャンネル信号判別装置17へ伝送される。
(判別手段)
自己チャンネル信号判別装置17はディップスイッチ(図示略)を備えており、このディップスイッチによりチャンネルコード及び暗号コード(パスワード)が予め設定されている。チャンネルコードはバス12毎に異なるバスナンバーと、車載された運賃表示装置15毎に異なる機器ナンバーとから構成されている。
【0017】
自己チャンネル信号判別装置17は運賃表示装置15のリレー回路18に接続されている。自己チャンネル信号判別装置17は、送られてきた通信データに含まれるチャンネルコード及び暗号コードと、前記ディップスイッチにて予め設定された自己のチャンネルコード及び暗号コードとをそれぞれ比較し、両者の一致不一致によりリレー回路18を投入又は開放する。
【0018】
尚、前記内部通信端末装置16及び自己チャンネル信号判別装置17は、内蔵された電源(図示略)によって常時通電待機状態に保持されている。即ち、通信時及び非通信時を問わず常時通信可能な状態に保持されている。
(車載機器)
前記運賃表示装置15は、バス12の路線毎及び停留所毎の運賃等を表示する車載機器としてのLED表示部19、同表示部19の表示制御等を行う制御手段としての中央処理演算装置(以下、「CPU」という。)20、通信データ及び各種プログラム等が記憶される記憶手段としてのメモリ21、及び日時をカウントする時計(カレンダ)22を備えている。LED表示部19、メモリ21及び時計(カレンダ)22はそれぞれCPU20に接続されている。
(LED表示部)
LED表示部19は、複数のドット式LED及び7セグメントLEDからなるLED表示回路(図示略)を備えている。7セグメントLEDとは7個の発光ダイオード(LED)が組み合わせられたものであり、各LEDを適宜発光させることにより0〜9の数字を表示する。前記LED表示回路はドット式LED及び7セグメントLEDが複数組み合わせられることにより複数桁の文字や数字、即ち停留所名や運賃を表示可能に構成されている。
(CPU)
CPU20には前記内部通信端末装置16が接続されている。このCPU20は受信したデータのメモリ21への書き換え及び書き込み制御を行う。CPU20によるメモリ21への書き込み制御は、前記自己チャンネル信号判別装置17による受信データ内容の判断結果に基づいて許容又は規制される。また、CPU20はメモリ21に記憶された各種データ及びプログラムを呼び出し、その解読及び実行を行う。即ち、CPU20はメモリ21に記憶された各種データ及びプログラム等に基づいて、LED表示部19の表示制御等の各種の処理を行う。
(電源装置)
LED表示部19及びCPU20にはそれぞれバッテリ等からなる電源装置23が前記リレー回路18を介して接続されている。即ち、リレー回路18が投入されるとLED表示部19及びCPU20には電力が供給され、メモリ21に記憶されたデータの書き換え及びデータの書き込みが可能となる。リレー回路18が開放されるとLED表示部19及びCPU20への電力供給が遮断され、メモリ21に記憶されたデータの書き換え及びデータの書き込みが不能となる。即ち、前記CPU20によるメモリ21への書き込み制御は、前記自己チャンネル信号判別装置17による受信データ内容の判断結果に基づいてリレー回路18が投入又は開放されることにより許容又は規制される。メモリ21に記憶されたデータはバックアップ電源(図示略)により保持される。
(メモリ)
メモリ21には、第1データ記憶エリア24、第2データ記憶エリア25、自己診断履歴データ記憶エリア26及びワークエリア(図示略)等が確保されている。第1データ記憶エリア24には現在使用されている現行運賃データ等が記憶されている。第2データ記憶エリア25には運賃改定等により将来使用される改正運賃データ等が記憶されている。
【0019】
自己診断履歴データ記憶エリア26には運賃表示装置15の電源がONされたとき、即ち運賃表示装置15の起動時に、同運賃表示装置15自身が行うセルフチェック(自己診断)の履歴データ、及び両通信端末装置13, 16間の通信日時及び通信エラー等の通信履歴データが格納される。ワークエリアはシステムソフトや各種プログラムの作業用として使用される。
【0020】
セルフチェック時には、メモリ21のワークエリアの動作確認、及びLED表示部19におけるLED表示回路の動作確認等が行われる。ワークエリアの動作確認では、同ワークエリアが正常に動作するか否かが判断される。また、LED表示回路の動作確認では、各LEDをスキャンし、ある特定のLEDを点灯させたときに、LED表示部19に規定電流が流れているか否かを判断する。LEDが点灯しない場合、LED表示部19に流れる電流が通常の場合、即ちLEDが点灯する場合と異なるため、同LEDの異常を判断することができる。
【0021】
CPU20は、第2データ記憶エリア25に記憶された改正日データに基づいて、運賃改正日までは運賃データの読込先を第1データ記憶エリア24に保持し、同第1データ記憶エリア24に記憶された現行運賃データに基づいて、運賃をLED表示部19に表示する。また、CPU20は、第2データ記憶エリア25に記憶された改正日データに基づいて、運賃データの読込先を第1データ記憶エリア24から第2データ記憶エリア25へと切り替える。即ち、第2データ記憶エリア25に記憶された改正運賃データを新たな現行運賃データとする。そして、運賃改正日以後、第2データ記憶エリア25に記憶された運賃データに基づいて、運賃をLED表示部19に表示する。CPU20は前記時計(カレンダ)22を介して常時日付及び時間を把握している。
【0022】
次に、前述のように構成したデータ通信システムにおけるデータ転送の手順及び作用を図2に示すフローチャートに従って説明する。尚、本実施形態における「ステップ」の記載は図2においては「S」と略記する。
【0023】
運賃改正等による新しい運賃データをバス12内の運賃表示装置15におけるメモリ21に転送する場合、作業者Wはまず外部通信端末装置13を携帯し、所定の通信エリア内に待機する。本実施形態においては、作業者Wと停車状態のバス12とが対面している。この状態で、作業者Wは外部通信端末装置13を操作し、変更運賃データ等を含んだ通信データを内部通信端末装置16へ送信する。
【0024】
すると、ステップ100において、内部通信端末装置16は外部通信端末装置13との間で通信が成功したか否かを判断する。即ち、内部通信端末装置16は外部通信端末装置から送信されてきた通信データを受信することができたとき、通信に成功したと判断する。また、内部通信端末装置16が赤外線の伝搬範囲外に位置しており外部通信端末装置13からの通信データが内部通信端末装置16に届かない等の原因で、通信データを受信できなかったとき、内部通信端末装置16は通信に失敗したと判断する。この受信の成否の結果は、その通信日時と共に通信履歴データとしてメモリ21の自己診断履歴データ記憶エリア26に格納される。
【0025】
内部通信端末装置16は、通信成功であると判断したとき、正常に通信データを受信した旨の回答信号を外部通信端末装置13に送信し、次のステップ101に進む。また、内部通信端末装置16は、通信失敗であると判断したとき、通信データが受信できなかった旨の回答信号を外部通信端末装置13に送信し、再度、通信データが送信されてくるまで待機する。
【0026】
ステップ101において、自己チャンネル信号判別装置17は、受信した通信データに含まれるバスナンバーと予め設定された自己のバスナンバーとを比較する。両バスナンバーが一致したとき、自己チャンネル信号判別装置17は送られてきた通信データが自己へのものと判断する。また、両バスナンバーが一致しなかったとき、自己チャンネル信号判別装置17は、送られてきた通信データが自己へのものではなく、他のバス12への通信データが誤って送信されてきたものであると判断する。このバスナンバーの一致不一致の結果は日時と共に通信履歴データとしてメモリ21の自己診断履歴データ記憶エリア26に格納される。
【0027】
自己チャンネル信号判別装置17は、送られてきた通信データが自己へのものであると判断したとき、両バスナンバーが一致した旨の回答信号を外部通信端末装置13へ送信し、次のステップ102へ進む。また、自己チャンネル信号判別装置17は、送られてきた通信データが自己へのものでないと判断したとき、両バスナンバーが一致しなかった旨の回答信号を外部通信端末装置13へ送信し、再度、通信データが送信されてくるまで待機する。
【0028】
ステップ102において、自己チャンネル信号判別装置17は、受信した通信データに含まれる機器ナンバーと予め設定された自己の機器ナンバーとを比較する。両機器ナンバーが一致したとき、自己チャンネル信号判別装置17は送られてきた通信データが自己の運賃表示装置15へのものと判断する。また、両機器ナンバーが一致しなかったとき、自己チャンネル信号判別装置17は、送られてきた通信データが自己の運賃表示装置15へのものではなく、他のバス12の運賃表示装置15への通信データが誤って送信されてきたものであると判断する。
この機器ナンバーの一致不一致の結果は日時と共に通信履歴データとしてメモリ21の自己診断履歴データ記憶エリア26に格納される。
【0029】
自己チャンネル信号判別装置17は、送られてきた通信データが自己の運賃表示装置15へのものであると判断したとき、両機器ナンバーが一致した旨の回答信号を外部通信端末装置13へ送信すると共に前記リレー回路18に投入信号を出力し、次のステップ103へ進む。また、自己チャンネル信号判別装置17は、送られてきた通信データが自己の運賃表示装置15へのものでないと判断したとき、両機器ナンバーが一致しなかった旨の回答信号を外部通信端末装置13へ送信し、再度、通信データが送信されてくるまで待機する。
【0030】
ステップ103においては、自己チャンネル信号判別装置17からの投入信号に基づいて、前記リレー回路18が投入され、LED表示部19及びCPU20に電力が供給される。即ち、運賃表示装置15の電源がONされる。この結果、LED表示部19及びCPU20は動作可能となり、メモリ21内のデータを書き換え又は書き込み可能となる。
【0031】
運賃表示装置15の電源がONされると、同運賃表示装置15は前述のセルフチェックを開始する。セルフチェックの正常異常の結果は日時と共に履歴データとしてメモリ21の自己診断履歴データ記憶エリア26に格納される。セルフチェックの結果が正常の場合、CPU20はセルフチェック結果が正常の旨の回答信号を内部通信端末装置16を介して外部通信端末装置13へ送信し、次のステップ104に進む。セルフチェックの結果が異常の場合、CPU20はLED表示部19にエラーコードを表示すると共に、異常内容、即ちワークエリアの動作異常又はLED表示部19の動作異常を示す回答信号を内部通信端末装置16を介して外部通信端末装置13へ送信する。
【0032】
ステップ104において、自己チャンネル信号判別装置17は、受信した通信データに含まれる暗号コードと予め設定された自己の暗号コードとを比較する。
両暗号コードが一致したとき、自己チャンネル信号判別装置17は正当な呼び出しと判断する。また、両暗号コードが一致しなかったとき、自己チャンネル信号判別装置17は不正な呼び出しと判断する。この暗号コードの一致不一致の結果は日時と共に通信履歴データとしてメモリ21の自己診断履歴データ記憶エリア26に格納される。
【0033】
自己チャンネル信号判別装置17は、正当な呼び出しであると判断したとき、この旨の回答信号を外部通信端末装置13へ送信し、次のステップ105へ進む。また、自己チャンネル信号判別装置17は、不正な呼び出しであると判断したとき、この旨の回答信号を外部通信端末装置13へ送信すると共に、所定時間をおいて前記リレー回路18に開放信号を出力する。この結果、リレー回路18が開放し、LED表示部19及びCPU20への電力供給が遮断される。そして、通信終了となる。
【0034】
ステップ105において、内部通信端末装置16は送られてきた通信データに含まれる運賃データ及び改正日データを受信し、次のステップ106へ進む。ステップ106において、CPU20は受信したデータのメモリ21への書き換え及び書き込み制御が可能となっており、同CPU20は受信した運賃データ及び改正日データを第2データ記憶エリア25に書き込む。第2データ記憶エリア25へのデータ書き込みが完了すると、CPU20は内部通信端末装置16を介して書込処理が正常に終了した旨の回答信号を外部通信端末装置13に送信すると共に、リレー回路18に開放信号を出力する。この結果、リレー回路が開放し、LED表示部19及びCPU20への電力供給が遮断される。そして、通信終了となる。
【0035】
以上で、バス12の車外からの通信データの転送が完了する。
以後、CPU20は運賃改正日前日までは第1データ記憶エリア24内の現行運賃データを維持し、同現行運賃データに基づいて運賃をLED表示部19に表示する。そして、運賃改正日前日の業務終了後、CPU20は運賃データの読込先を第1データ記憶エリア24から第2データ記憶エリア25へと切り替え、運賃改正日の業務開始時以後、第2データ記憶エリア25に記憶された改正運賃データに基づいて運賃を運賃表示装置に表示する。
【0036】
従って、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
(1) 外部通信端末装置13から送信された変更運賃データは、内部通信端末装置16により受信され、メモリ21に記憶されるように構成した。そして、前記CPU20はメモリ21に記憶された変更運賃データに基づいて、運賃を運賃表示装置15に表示するように構成した。このため、従来とは異なり、バス12内に設けられた運賃データ等を記憶するデータカセットが不要となり、運賃データを変更するために、バス12に乗り込む必要がなくなる。即ち、現行データカセットを取り外し、変更データカセットを装着するデータカセットの交換作業が省略される。従って、運賃データ変更作業の手間が低減され、運賃データの変更作業効率を向上させることができる。また、作業者Wの手によってデータカセットを交換しなくてもよいことにより、運賃データの変更作業に要する人手を減少させることができる。
【0037】
(2) 前記内部通信端末装置16には、通信データに含まれるチャンネルコードと予め設定された自己のチャンネルコードとを比較して、両者が一致したとき、自己チャンネルへの呼び出しと判定し、運賃表示装置15の電源を投入する自己チャンネル信号判別装置17を設けた。このため、本来の転送先とは異なった変更運賃データを転送しようとしても、運賃表示装置15の電源は投入されず、変更運賃データの書き込みが不可能となる。従って、誤った変更運賃データの書き込みを防止することができる。
【0038】
(3) 前記自己チャンネル信号判別装置17は、運賃表示装置15の電源投入後、通信データに含まれる暗号コードと予め設定された自己の暗号コードとを比較して、両者が一致しなかったとき、不正な呼び出しと判断し、所定時間後に運賃表示装置15の電源を遮断するように構成した。このため、暗号コードが一致しない場合、運賃データの転送は不可能となる。従って、外部の人間による不正な運賃データの変更を防止することができる。
【0039】
(4) 前記メモリ21には、現行運賃データを記憶する第1データ記憶エリア24と、将来使用される変更運賃データを記憶する第2データ記憶エリア25とを備えた。そして、CPU20は運賃改正日前日までは第1データ記憶エリア24内の現行運賃データを維持し、運賃改正日前日の業務終了後、運賃データの読込先を第1データ記憶エリア24から第2データ記憶エリア25へと切り替えるように構成した。このため、運賃改正日前夜において、運賃データを変更する必要がある全てのバス12の運賃データを一斉に変更する必要がなく、数日前から余裕をもって変更運賃データを記憶させておくことが可能となる。従って、運賃データの変更作業に伴う作業者Wへの負担を軽減することができる。
【0040】
(5) 前記外部通信端末装置13は携帯可能な構成とされ、また、外部通信端末装置13と内部通信端末装置16との間の通信は赤外線を利用して行うように構成した。このため、作業者Wは外部通信端末装置13を携帯して赤外線の伝搬範囲内に車両が入る位置まで移動すれば、この位置にて変更運賃データを内部通信端末装置16に転送可能となる。従って、バス12に乗り込むことなく運賃データの変更作業を行うことができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を図3に従って説明する。本実施形態は前記外部通信端末装置13の配置構成と電波を利用して通信を行う点において前記第1実施形態と異なる。従って、前記第1実施形態と同一の部材構成については、同一の符号を付し、その重複した説明を省略する。
【0041】
図3に示すように、外部通信手段としての外部通信端末装置31はバス営業所の室内に設置されたデスクトップパソコン32、及びバス営業所の外壁33に固定された送受信器34を備えており、両者32,34はデータバスにて接続されている。デスクトップパソコン32により処理された各種通信データは送受信器34によりパルスに変換(変調)され、これが電波の流れに乗せられてバス12内の内部通信端末装置16へ送信される。また、送受信器34は内部通信端末装置16からの何らかの回答信号を含んだ電波を電気信号に変換し、デスクトップパソコン32へ伝送する。変更運賃データを含んだ通信データの転送作業は作業者Wがデスクトップパソコン32を操作することにより行われる。以後、図2に示すフローチャートに従って、前述したステップ100〜106の動作と同様の動作が行われる。
【0042】
従って、本実施形態によれば、以下の効果を得ることができる。
・ 外部通信端末装置31をバス営業所に設置すると共に、赤外線よりも伝搬範囲の広い電波を利用してデータ通信を行うように構成した。このため、複数台のバス12への運賃データの転送作業をバス営業所の室内にて実行可能となる。
即ち、前記第1実施形態と異なり、複数台のバス12それぞれが赤外線の伝搬範囲に位置するように移動し、1台ずつ運賃データの転送を行う必要がない。従って、運賃データの変更作業効率をいっそう向上させることができる。また、電波を利用してデータ通信を行うことにより、太陽光等の外光が入ってもデータ通信可能となる。
【0043】
尚、前記各実施形態は以下のように変更して実施してもよい。
・ 前記第2実施形態においては、バス営業所に外部通信端末装置31を設置し、同装置31の操作により変更運賃データを転送するように構成したが、図3に二点鎖線で示すように、各地に点在するバス営業所に設置されている外部通信端末装置31を、それぞれ本社に設置されたホストコンピュータ等からなる統括制御手段としての統括制御端末装置35に接続して広域ネットワークを構築し、同装置35により各バス営業所の外部通信端末装置31を一括して制御可能に構成してもよい。このようにすれば、各バス営業所に駐車された複数のバス12への変更運賃データの転送作業を、遠隔地にある1つの統括制御端末装置35の操作により行うことができる。従って、作業者Wが各バス営業所に出向く必要がなく、運賃データの変更作業効率をいっそう向上させることができる。また、運賃データの変更作業に要する作業者Wの数をいっそう削減することができる。
【0044】
・ 前記第2実施形態においては、1つのバス営業所構内に1台の外部通信端末装置31を設置したが、図4に示すように、外部通信端末装置31を同一バス営業所構内に複数台設置すると共に、各外部通信端末装置31を相互に接続し、構内通信網、即ちLAN(ローカル・エリア・ネットワーク)を構築してもよい。このようにすれば、データの転送先が複数の場合等、データ転送作業を各外部通信端末装置31に分散して行うことが可能となる。従って、データ転送の作業効率を向上させることができる。また、1つの外部通信端末装置31が故障しても、他の外部通信端末装置31によりデータ通信可能となり、システム11の信頼性を向上させることができる。
【0045】
・ 第2実施形態においては、電波を利用してデータ通信可能に構成したが、光等、波長の異なる他の電磁波を利用してデータ通信可能に構成してもよい。このようにしても、バス12に乗り込むことなく変更運賃データを転送することができる。
【0046】
・ 前記第1及び第2実施形態においては、外部通信端末装置13, 31と内部通信端末装置16との間のデータ通信は無線を利用して行ったが、図5に示すように構成してもよい。即ち、バス12の外壁に外部から接続可能なコネクタ部41を設けると共に、同コネクタ部41と内部通信端末装置16とを接続する。
そして、一端が外部通信端末装置13,31に接続されたケーブル42の他端を前記コネクタ部41に接続する。このようにしても、両通信端末装置13,31間のデータ通信はケーブル42を介して行うことができる。即ち、バス12の車外からデータを転送することができる。
【0047】
・ 前記第1及び第2実施形態においては、自己チャンネル信号判別装置17に備えられたディップスイッチによってチャンネルコード及び暗号コード(パスワード)を予め設定し、両コードと送られてきたデータに含まれるチャンネルコード及び暗号コードとをそれぞれ比較するように構成したが、ディップスイッチを、例えばメモリスイッチ等に置き換え、このメモリスイッチにチャンネルコード及び暗号コードを予め記憶させるように構成してもよい。このようにしても、誤った変更運賃データの書き込みを防止すると共に、外部の人間による不正な運賃データの変更を防止することができる。
【0048】
・ 前記第1及び第2実施形態においては、メモリ21に第1及び第2データ記憶エリア24,25を設け、2種類の運賃データを記憶可能に構成したが、第3、第4及びこれ以上にデータ記憶エリアを設けてもよい。このようにしても、複数の運賃データを記憶させることができる。
【0049】
・ 前記第1及び第2実施形態においては、データ通信システム11により変更運賃データを運賃表示装置15へ転送するように構成したが、同システム11によって、運賃箱、磁気リーダ/磁気ライタ及び整理券発行装置等、バス12の運賃収受にかかわる他の車載機器へも各種データを転送し得るように構成してもよい。このようにしても、バス12に乗り込むことなく、各機器にデータを転送することができる。
【0050】
・ 前記第1及び第2実施形態においては、外部通信端末装置13,31をノートパソコン及びデスクトップパソコンにて構成したが、携帯電話、PHS等を利用してデータ通信可能に構成してもよい。このようにしても、バス12の外部から変更運賃データを転送可能となる。
【0051】
次に、前記実施形態から把握できる請求項記載発明以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と共に記載する。
・ 前記判別手段(17)は、受信したデータに含まれるチャンネルコードと予め設定された自己のチャンネルコードとの比較結果、及び受信したデータに含まれる暗号コードと予め設定された自己の暗号コードとの比較結果のうち少なくとも一方に基づき、車載機器(19)の電源を投入又は開放するものである請求項2に記載のデータ通信システム。このようにすれば、本来の転送先とは異なった転送先への通信データの書き込みが不可能となり、誤ったデータの書き込みを防止することができる。また、暗号コードが一致しない場合、通信データの転送は不可能となり、外部の人間による不正なデータの書き込みを防止することができる。
【0052】
【発明の効果】
請求項1〜3に記載の発明によれば、車両に乗り込むことなく、外部からデータの転送が可能となることにより、車載機器に記憶されたデータの変更作業効率を向上させることができる。
【0053】
特に、請求項1〜3に記載の発明では、たとえば、運賃等の改正日前夜において、データ等を変更する必要がある全ての車両のデータを一斉に変更する必要がなく、数日前から余裕をもってデータを記憶させておくようなことが可能となる。従って、データの変更作業に伴う作業者への負担を軽減することができる。
【0054】
このように、請求項1〜3に係る発明は、車載機器に記憶されたデータの変更作業効率を向上させることができる。
さらに、請求項1〜3に記載の発明によれば、誤ったデータの書き込みを防止することができる。
【0055】
加えて、請求項1〜3に記載の発明によれば、外部の人間による不正なデータの変更を防止することができる。
請求項4に記載の発明によれば、請求項1〜請求項3のうちいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、遠隔地からデータを転送可能となることにより、車載機器に記憶されたデータの書き換えに伴う作業者の負担を軽減させることができる。
【0056】
請求項5に記載の発明によれば、請求項1〜請求項4のうちいずれか一項に記載の発明の効果に加えて、データの転送先が複数の場合等、データ転送作業を各外部通信手段に分散して行うことが可能となり、データ転送の作業効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態におけるデータ通信システムの概略構成図。
【図2】 本実施形態のデータ転送時の動作を示すフローチャート。
【図3】 別の実施形態におけるデータ通信システムの概略構成図。
【図4】 別の実施形態におけるデータ通信システムの概略構成図。
【図5】 別の実施形態におけるデータ通信システムの概略構成図。
【符号の説明】
12…バス(車両)、13,31…外部通信端末装置(外部通信手段)、
14…内部通信ユニット(内部通信手段)、15…デジタル運賃表示装置、
16…内部通信端末装置、
17…自己チャンネル信号判別装置(第1及び第2判別手段)、
18…リレー回路、19…LED表示部(車載機器)、
20…中央処理演算装置(制御手段)、21…メモリ(記憶手段)、
24…第1データ記憶エリア、25…第2データ記憶エリア、
35…統括制御端末装置(統括制御手段)。
Claims (5)
- 車両(12)内部に設置された内部通信手段(14)と、
前記内部通信手段(14)に対して車載機器(19)の動作制御用データを車両(12)外部から送信可能な外部通信手段(13, 31)と、
前記内部通信手段(14)と共に車両(12)内部に設置され、同内部通信手段(14)が受信したデータを記憶可能な記憶手段(21)と、
前記内部通信手段(14)と記憶手段(21)との間に設けられ、前記車載機器(19)を制御する制御手段(20)と、
当該制御手段(20)に設けられた時計(22)と、前記内部通信手段(14)に設けられ、受信したデータ内容に基づいて、前記制御手段(20)による記憶手段(21)へのデータ書き込み制御を許容又は規制する判別手段(17)と、前記車載機器(19)及び前記制御手段(20)への電力供給が遮断され前記車載機器(19)及び前記制御手段(20)を停止させるリレー手段(18)とを備え、
前記動作制御用データは、少なくとも、改正日データを含み、
前記制御手段(20)は、前記時計(22)に基づいて、前記記憶手段(21)に記憶された複数の動作制御用データから前記改正日データに従って所定の動作制御用データを選択して前記車載機器(19)を動作させ、
前記判別手段(17)には、予め、車両(12)毎に異なる車両ナンバーと、車載された運賃表示装置(15)毎に異なる機器ナンバーとから構成されたチャンネルコード、及び暗号コード(パスワード)が設定され、
前記判別手段(17)は、前記外部通信手段(13)から送信された動作制御用データに含まれたチャンネルコードが予め設定されたチャンネルコードと一致した場合であって、かつ送信された暗号コードが予め設定された暗号コードと一致した場合に限り、受信した動作制御用データ内容において、前記制御手段(20)による記憶手段(21)へのデータ書き込み制御を許容し、
前記判別手段(17)は、前記チャンネルコードが一致しない場合若しくは暗号コードが一致しない場合には不正と判断して、当該判別手段(17)は、前記リレー手段(18)により前記車載機器(19)及び前記制御手段(20)への電力供給が遮断され前記車載機器(19)及び前記制御手段(20)を停止させる
ことを特徴とする車載機器へデータを転送するデータ通信システム。 - 前記動作制御用データは、さらに表示データを含み、
前記制御手段(20)は、前記時計(22)に基づいて、前記記憶手段(21)に記憶された表示データから前記改正日データに従って所定の表示データを前記車載機器(19)に表示させることを特徴とする請求項1に記載のデータ通信システム。 - 前記動作制御用データは、さらに複数の運賃データを含み、
前記制御手段(20)は、前記時計(22)に基づいて、前記記憶手段(21)に記憶された複数の運賃データから前記改正日データに従って所定の運賃データを選択して前記車載機器(19)を動作させることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のデータ通信システム。 - 前記内部通信手段(14)と外部通信手段(13)との間の通信は、無線を利用して行うように構成した請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のデータ通信システム。
- 前記外部通信手段(13)は、同一構内に複数設置されると共に相互に接続されて、構内通信網を構築している請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のデータ通信システム。
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