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JP4229487B2 - マクスウェル項誤差を補正する方法 - Google Patents

マクスウェル項誤差を補正する方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の背景】
本発明の分野は、核磁気共鳴イメージング方法及びシステムである。より具体的には、本発明は、MRIシステムのイメージング勾配によって発生される「マクスウェル項」によって生じる画像アーティファクトの補正に関する。
人体組織のような物体が一様の磁場(分極磁場B0 )にさらされると、組織内のスピンの個々の磁気モーメントは、この分極磁場に沿って整列しようとするが、各スピン固有のラーモア周波数で分極磁場の周りを歳差運動する。物体、即ち組織が、x−y平面内に存在すると共にラーモア周波数に近い磁場(励起磁場B1 )にさらされると、整列後の正味のモーメントMz は、x−y平面に向かって回転する、即ち「傾斜」して、正味の横(方向)磁気モーメントMt を発生することができる。励起したスピンによって信号が放出され、励起信号B1 を停止させた後に、この信号を受信すると共に処理して画像を形成することができる。
【0002】
これらの信号を利用して画像を形成するときに、磁場勾配(Gx 、Gy 及びGz )が用いられる。典型的には、イメージングされるべき領域は、これらの勾配が、用いられている特定の局在化方法に従って変化するような一連の測定サイクルによって走査される。結果として得られるNMR受信信号のセットをディジタル化すると共に処理し、多くの周知の再構成手法のうちの1つを用いて画像を再構成する。
【0003】
線形磁場勾配(Gx 、Gy 及びGz )の不完全性が、再構成される画像にアーティファクトを発生することは周知である。例えば、勾配パルスによって発生される渦電流が磁場を攪乱し、画像アーティファクトを発生することは周知の問題点である。又、このような渦電流誤差を補償する方法も、例えば、米国特許第4,698,591号、同第4,950,994号及び同第5,226,418号に開示されているように周知である。
【0004】
更に、上述の勾配が、イメージング空間の全体にわたって完全に一様なわけではなく、画像の歪みをもたらすおそれがあることも又、周知である。この非一様性を補償する方法は周知であり、例えば、米国特許第4,591,789号に記載されている。
【0005】
【数3】
Figure 0004229487
【0006】
水平磁場型のマグネット内で実行されるアキシャル・エコー・プラナ・イメージング(EPI)において、オフ・センタ・スライス(z≠0)における画像は、位相エンコーディング方向に沿ってシフトし得ることが観察されている。シフトの量(Δy)は、スライス位置zの平方に比例している(Δy∝z2 )。この放物線状のシフトは、脳の機能と解剖学的構造との間の相関を確立するために、EPI画像から得られた賦活化マップ(activation map)が高分解能の非EPI画像に重ね合わされているような神経の機能イメージングにおいて、画像のずれ表示(misregistration)の問題を引き起こす可能性がある。非機能イメージングにおいても、このシフトは、アキシャルの2次元スライスが任意の平面にリフォーマット(reformat)されるときには特に、臨床診断及び治療計画を混乱させるおそれがある。明らかに、このシフトの原因を同定する必要があると共に、このシフトを除去する方法を開発する必要がある。
【0007】
【発明の要約】
本発明は、読み出し勾配によって発生されるマクスウェル項によって生じるオフ・センタEPI画像のアーティファクトを減少させる方法である。より明確に述べると、EPIパルス・シーケンスにおいて各々のNMRエコー信号について、イメージング勾配波形、主磁場及びスライス位置に基づいて位相シフト(φ)及び周波数シフト(Δf)が算出される。算出されたこれらの値は、前述のNMRエコー信号が受信されているときに受信器に印加されているRF基準信号の位相及び周波数を制御するのに用いられるか、又は画像再構成中に、収集された信号(k空間データ)に対して適用されるかのいずれかで、アーティファクトを除去する。
【0008】
水平磁場型のマグネット(例えば、超伝導マグネット)において実行されるアキシャルのエコー・プラナ・イメージング(EPI)では、オフ・センタ・スライスの画像は、位相エンコーディング方向に沿ってシフトする可能性がある。シフトの量(Δy)は、スライス位置zの平方に比例している(Δy∝z2 )。この現象を放物線状シフトと呼ぶが、これは、EPIの読み出し勾配から主として発生されるz2 −マクスウェル項によって生じている。放物線状シフトは、水平磁場型マグネットでのアキシャル画像において最も頻繁に出現するものであるが、オフ・センタのサジタル・スライス及びコロナル・スライスにおいても観察されることがある。磁場が患者の前後方向に対応しているようないくつかのマグネットでは、放物線状シフトは、コロナル平面で最もよく見える。放物線状シフトに加えて、マクスウェル項は又、反対の方向にシフトされている2つの画像の差に比例しているような強度を有しているナイキスト・ゴーストを形成する可能性がある。
【0009】
発明者等は、マクスウェル項によって生じる放物線状シフト及びナイキスト・ゴーストを除去する2つの手法を開発した。第1の手法では、マクスウェル項によって生じる周波数誤差及び位相誤差が、個々のスライス及び個々のエコーに基いて解析的に算出される。次いで、算出された誤差は、データ収集「中に」受信器の周波数及び位相を調節することにより補償される。第2の手法では、周波数誤差及び位相誤差は先ず、k空間データにおいて、一方は読み出し方向にあり他方は位相エンコーディング方向にある2つの線形位相シフトに変換される。これらの線形位相シフトは、データ収集「後に」画像再構成過程において除去される。
【0010】
【発明の一般的な記載】
【0011】
【数4】
Figure 0004229487
【0012】
式(1a)及び式(1c)から、以下の式が得られる。
(∂Bx /∂x)+(∂By /∂y)+(∂Bz /∂z)=0 (2)
(∂Bx /∂y)=(∂By /∂x) (3a)
(∂By /∂z)=(∂Bz /∂y) (3b)
(∂Bz /∂x)=(∂Bx /∂z) (3c)
以上の4つの方程式(2)及び(3a)〜(3c)は、全部で9つの偏導関数を含んでおり、そのうちの5つのみが独立である。次の作業は、これら5つの独立変数を選択することである。(∂Bz /∂x)≡Gx 、(∂Bz /∂y)≡Gy 及び(∂Bz /∂z)≡Gz (Gx 、Gy 及びGz は線形勾配である。)であることがわかっているので、最初の3つの独立変数としてGx 、Gy 及びGz を直ちに選択することができる。円筒座標における放射形対称のGz 磁場については、(∂Bx /∂x)及び(∂By /∂y)は同一であるはずである。しかしながら、より一般的な場合を網羅するために、第4の独立変数として、無次元の対称パラメータαを選択する。即ち、
α≡−(∂Bx /∂x)/Gz (4a)
又は
1−α≡−(∂By /∂y)/Gz (4b)
最後の独立変数は、(式(3a)に基づいて)便宜的に以下のように選択することができる。
【0013】
g≡(∂Bx /∂y)=(∂By /∂x) (5)
この時点で、式(2)及び式(3)に記述されている偏導関数のすべてを、5つの独立変数Gx 、Gy 、Gz 、α及びgを用いて表すことができる。
【0014】
【数5】
Figure 0004229487
【0015】
すべての項を用いると、総合的磁場は、以下の式のようになる。
【0016】
【数6】
Figure 0004229487
【0017】
ここで、1次まででは、
【0018】
【数7】
Figure 0004229487
【0019】
である。上の式には、2つの重要な意味がある。第1に、B0 磁場は、横方向の磁場Bx 及びBy があるので、もはやz軸に沿って整列してはいないということである。第2に、B0 磁場の大きさは、単純にB=B0 +Gx x+Gy y+Gz zによって与えられるのではなく、
B(x,y,z)=(Bx 2+By 2+Bz 21/2 (9)
によって与えられるということである(B0 +Gx x+Gy y+Gz zは単に、総合的磁場のうちのz成分を表しているに過ぎない。)。式(9)に対して、x、y及びzのそれぞれに関して3回のテイラ級数展開を順次実行すると、磁場が通常のゼロ次及び1次の空間的依存性を有しているばかりでなく、より高次の空間的成分を示すことがわかる。2次までのテイラ展開の結果は、式(10)によって与えられる。
【0020】
Figure 0004229487
MRIで用いられている殆どの勾配システムについては、g=0であり、α≒1/2である(円筒対称性により)。これらの条件下で、式(10)は以下のように単純化される。
【0021】
Figure 0004229487
式(10)及び式(11)は、線形磁場勾配が印加されているときには常に、マクスウェル方程式を満たすようなより高次の勾配磁場が発生されることを示している。これらのより高次の勾配磁場を「マクスウェル項」又は「マクスウェル磁場」と呼ぶ。
【0022】
マクスウェル項を含めると、2次元NMR信号の方程式は以下のようになる。
【0023】
【数8】
Figure 0004229487
【0024】
Figure 0004229487
ここで、BM はマクスウェル磁場であり、φM は関連する位相誤差である。式(12a)〜(12c)によって示唆されるように、マクスウェル位相誤差は、各々のパルス・シーケンスの細部に依存している。パルス・シーケンスによっては、位相誤差は無視できるものであることもあるし、ゼロであることもあり、すると、画像の劣化は生じない。しかしながら、他の殆どのシーケンスでは、無視できない位相誤差が形成されるので、歪み、ゴースト、画像シフト、シェーディング(暗影)、ボケ(blurring)及び強度低下等の様々な画質の問題が起こる。
【0025】
【数9】
Figure 0004229487
【0026】
M =(1/2B0 )(Gx 2+Gy 2)z2 (14)
ここで、B0 は主磁場である。式(13b)及び式(14)を組み合わせると、以下の式を得る。
M =(1/2B0 )Gro 22 (15)
マクスウェル磁場BM は、スライスが無限に薄いとすると、中央のスライス(z=0)では消失する。しかしながら、オフ・センタ・スライスの場合には、BM はスライス位置zに関して放物線状に増大する。このような2次の磁場は、2つの結果を生じる。
【0027】
第1に、スピンのラーモア共鳴周波数が、予め設定された受信器の復調周波数(式(16))から離れるようにシフトされるので、読み出し方向に沿った空間シフトが生じる(式(17))。
Δf(z)=γBM (z) (16)
δro(z)=Δf(z)/γGro=(1/2B0 )Gro2 (17)
読み出し勾配は双極であるので、空間シフトδroは、奇数エコーと偶数エコーとの間で交番し、読み出し勾配に沿って反対の方向にシフトした(即ち、±δro)2つの画像の間の差に相当するナイキスト・ゴーストを形成する。この効果は、双極の読み出し勾配を用いていることに起因している。Gro=2.2G/cm、z=24cm及びB0 =1.5Tを用いているならば、最大のゴースト対画像の強度比は、0.5%になることが判明している。
【0028】
第2に、z2 −マクスウェル項は、エコー・トレインの全体にわたり、各々のエコー収集において、「累積的な」位相シフトを導入する。エコーmの中心における位相は以下のように与えられる。
【0029】
【数10】
Figure 0004229487
【0030】
ここで、tm は、m番目のエコーの中心における時刻であり、ts は、読み出し勾配(プリフェイジング勾配を含む)が最初に作用したときの時刻である。周期的読み出し勾配Groについては、式(18)を以下のように表すことができる。
φ(m,z)=φp (z)−[λ(z)/2]+mλ(z) (19)
ここで、
【0031】
【数11】
Figure 0004229487
【0032】
であり、tesp は、エコー間間隔であり、φp (z)は、プリフェイジング読み出し勾配によって導入されるマクスウェル位相である。図3に示す台形状の読み出し勾配トレインについては、λ(z)を明示的に以下のように表すことができる。
Figure 0004229487
ここで、gro、t1 及びt2 は、図3に定義されている。シングル・ショットEPIでは、連続したmの値が、位相エンコーディング方向に沿った連続したk空間の線に対応している。従って、式(19)の位相は、k空間の線形位相に相当しており、これにより、フーリエ変換のシフト理論に従って、画像領域でのシフトδpeが求まる。
【0033】
δpe,ss (z)=(Lpe/2π)λ(z) (20)
ここで、Lpeは、位相エンコーディング方向の視野(FOV)である。gro=2.2G/cm、z=24cm、B0 =1.5T、t1 =184μs及びt2 =512μs(128の読み出しデータ点について±125kHzの受信器帯域幅と対応している)と選択すると、δpe=0.251Lpeとなり、驚くべきことに、シフトはFOVの4分の1を超えることが判明している。Nショットのマルチ・ショットEPIについては、式(20)は以下のようになる。
【0034】
δpe,ms (z)≒(Lpe/2πN)λ(z) (21)
この場合にも、位相エンコーディング方向に沿ったシフトは重大なものとなり得る。
まとめると、アキシャルEPI走査における読み出し勾配によって形成されるz2 −マクスウェル項は、ナイキスト・ゴースト及び位相エンコーディング方向に沿った画像シフトを引き起こす可能性がある。ゴーストのレベルは無視できるものであるかもしれないが、画像シフトは重大なものである。シフトの量は、スライス位置及び読み出し勾配に2次で比例しており、且つ静磁場に反比例しているので、スライス・オフセット又は読み出し勾配を増大させたり、主磁場を減少させたりすると、放物線状シフトの問題が悪化するおそれがある。
【0035】
放物線状シフト及びナイキスト・ゴーストを除去するために、発明者等は、データ収集中の補償手法と、画像再構成中の収集後補正手法という2つの手法を開発した。
第1の手法では、各々のエコーmについて、又、zに位置している各々のスライスについて、式(16)〜式(19)から、周波数誤差及び位相誤差が先ず算出される。これらの誤差は、データ収集が進行している間に、個々のエコー及び個々のスライスに基づいて受信器の周波数及び位相を動的に調節することにより補償される。周波数補償値及び位相補償値はそれぞれ、Δfcomp(z)=−Δf(z)及びφcomp(m,z)=−φ(m,z)である。ここで、Δf(z)及びφ(m,z)は、式(16)及び式(19)によってそれぞれ与えられている。
【0036】
第2の手法では、周波数誤差及び位相誤差の存在下で、エコー信号が先ず収集される。データ収集の後に、式(22)によって与えられている1つの線形位相シフトψro(z)が読み出し方向に沿って適用されて、周波数誤差(式(16))を補正し、もう1つの線形位相シフトψpe(z)=−λ(z)が位相エンコーディング方向に沿って適用されて、位相誤差(式(19))を除去する。
【0037】
Figure 0004229487
(Lroは、読み出し方向のFOVである)。マルチ・ショットEPIについては、式(22)は同じままであるが、位相エンコーディング方向に沿った線形位相シフトは、個々のk空間線ではなく、一群のk空間線に関して行われねばならない。興味深いこととして、読み出し方向に沿った線形位相シフトの極性が、式(22)によって示されるように、読み出し勾配の極性と共に交番することを特記しておく。
【0038】
放物線状シフト及びナイキスト・ゴーストを除去する上述の各方法では、z2 −マクスウェル項がEPI読み出し勾配から主として生じていることを仮定している。このことは一般的には、位相エンコーディング勾配のブリップが読み出し勾配の対応するブリップよりも遥かに小さく、又、短時間しか作用しないので、良好な近似となっている。多数回のショットを行うマルチ・ショットEPIのように、位相エンコーディング勾配に起因するマクスウェルが重大になる場合には、式(15)及び式(19a)は、以下のようにそれぞれ修正されねばならない。
【0039】
M =(1/2B0 )(Gro 2 +Gpe 2 )z2 (23)
【0040】
【数12】
Figure 0004229487
【0041】
ここで、Gpeは、位相エンコーディング勾配の波形である。以上の議論では、位相エンコーディング勾配については考察しなかったが、この勾配を含めるのは簡単なことであり、僅かな変更しか要しない。
マクスウェル項に誘起される放物線状のシフト及びゴーストは、水平磁場型マグネットについてのアキシャル・スライスで最も顕著であるが、サジタル画像及びコロナル画像でも同様の問題が観測される可能性がある。例えば、読み出し勾配としてGz を用いて収集されたコロナル画像(xz平面)では、対応するマクスウェル項は以下のようになる。
【0042】
M =(Gz 22 /8B0 )+(Gz 22 /8B0 ) (25)
式(25)の第1項は、平面内の画像の歪みを形成し(R.M. Weiskoff等、Magnetic Resonance in Medicine誌、1993年、第29巻、第796頁〜第803頁)、第2項は、スライス選択方向(y方向)に沿った2次位相を形成するので、アキシャル画像について議論したものと同様の放物線状シフト及びゴーストが生じる。アキシャル画像について提示した理論的分析及び補正方法のすべては、コロナル画像及びサジタル画像についても同等に適用可能である。但し、マクスウェル項の係数は、4分の1の大きさである。興味深いこととして、コロナル画像において読み出し勾配がx軸に沿って選択されているときには、y方向に沿った2次のマクスウェル磁場は形成されないことを特記しておく。従って、この画像は、放物線状シフト及びゴーストを示さない。読み出し方向がy軸に沿ったサジタル画像についても同じ議論が成立する。
【0043】
マクスウェル項の分析では、水平磁場型のマグネット構成を仮定していた。垂直磁場型のマグネットが用いられるときには、物理的なz軸は、患者の前後方向に変更される。従って、アキシャル画像ではなくコロナル画像が最も顕著な放物線状シフト及びゴーストを示す。水平磁場型のマグネットにおけるアキシャル・スライスについて提示されたアーティファクトの補正の原理と同じ原理が、僅かな特記的変更を行うだけで、上述の場合にも同等に適用可能である。
【0044】
以上の議論では、一例として、台形状の読み出し勾配を有しているEPIパルス・シーケンスを採用したが、本発明は、他のEPIパルス・シーケンス、及び多数のエコー収集を行うための双極の読み出し勾配を採用しているその他のシーケンスにおいても実行され得ることを理解されたい。例えば、図3及び図4の台形状の読み出し勾配をシヌソイド状の勾配で置き換えることができる。台形状の勾配についても、データ収集は、平坦頂部に限定されておらず、勾配が上昇又は下降している間にも収集することができる。これらの場合にも、やはり式(16)及び式(19a)を用いて周波数誤差及び位相誤差を算出するが、このとき、式(16)のΔf(z)が時間依存的になる、即ち、Δf(z,t)となることを理解されたい。EPIパルス・シーケンスのもう1つの変形は、いわゆる「スキップ・エコー」EPIであり、この場合には、読み出し勾配ローブが同じ極性を有しているときに奇数エコー又は偶数エコーのみが収集される。マクスウェル磁場に誘起されるアーティファクトを補正するために導出された前述の方程式はすべて、スキップ・エコーEPIにもやはり有効である。なぜなら、tesp を、正の勾配ローブと負の勾配ローブとの間の時間間隔としてではなく、エコー間間隔(即ち、2つの連続して収集されたエコー同士の間の時間間隔)として定義したからである。又、エコー・プラナ・イメージングを高速スピン・エコー法と組み合わせて、多数のスピン・エコー内での多数のグラディエント・エコーを収集してもよい。式(15)〜式(24)に提示された補正方法は、このイメージング手法にも同等に適用可能である。
【0045】
【好ましい実施例の記載】
先ず、図1について説明する。同図には、本発明を組み込んだ好ましいMRIシステムの主要な構成要素が示されている。システムの動作は、キーボード及び制御パネル102と、表示装置104とを含んでいるオペレータ・コンソール100から制御される。コンソール100はリンク116を介して、独立した計算機システム107と交信しており、計算機システム107は、オペレータがスクリーン104上での画像の形成及び表示を制御することを可能にしている。計算機システム107は、バックプレーンを介して互いに交信している多数のモジュールを含んでいる。これらのモジュールは、画像プロセッサ・モジュール106と、CPUモジュール108と、画像データを記憶するフレーム・バッファとして当業界で知られているメモリ・モジュール113とを含んでいる。計算機システム107は、画像データ及びプログラムを記憶するためのディスク記憶装置111及びテープ・ドライブ112に結合されており、又、高速シリアル・リンク115を介して別個のシステム制御部122と交信している。
【0046】
システム制御部122は、バックプレーン118によってまとめて接続された一組のモジュールを含んでいる。これらのモジュールは、CPUモジュール119と、パルス発生器モジュール121とを含んでおり、パルス発生器モジュール121は、シリアル・リンク125を介してオペレータ・コンソール100に接続している。リンク125を介して、システム制御部122は実行されるべき走査シーケンスを指示する命令(コマンド)をオペレータから受け取る。パルス発生器モジュール121は、システムの構成要素を動作させて、所望の走査シーケンスを実行する。モジュール121は、発生されるべきRFパルスのタイミング、振幅及び形状、並びにデータ収集ウィンドウのタイミング及び長さを指示するデータを発生する。パルス発生器モジュール121は、一組の勾配増幅器127に接続しており、走査中に発生される勾配パルスのタイミング及び形状を指示する。パルス発生器モジュール121は又、患者に接続された多数の異なるセンサからの信号、例えば電極からの心電図(ECG)信号又はベローズからの呼吸信号を受信する生理学データ収集制御装置129から患者のデータを受信する。最後に、パルス発生器モジュール121は、走査室インタフェイス回路133に接続しており、走査室インタフェイス回路133は、患者及びマグネット・システムの状態に関連した様々なセンサからの信号を受信する。走査室インタフェイス回路133を介して、患者位置決めシステム134も又、走査に望ましい位置に患者を移動させるための命令を受信する。
【0047】
パルス発生器モジュール121によって発生される勾配波形は、Gx 増幅器と、Gy 増幅器と、Gz 増幅器とで構成されている勾配増幅器システム127に印加される。各々の勾配増幅器は、全体的に参照番号139で示すアセンブリ内の対応する勾配コイルを励起して、収集される信号を空間的にエンコードするのに用いられる磁場勾配を発生する。勾配コイル・アセンブリ139は、分極マグネット140と全身型RFコイル152とを含んでいるマグネット・アセンブリ141の一部を形成している。システム制御部122内の送受信器モジュール150がパルスを発生し、これらのパルスは、RF増幅器151によって増幅されて、送信/受信(T/R)スイッチ154によってRFコイル152に結合される。患者の内部の励起した核によって放出される結果として生ずる信号は、同じRFコイル152によって検知され、送信/受信スイッチ154を介して前置増幅器153に結合され得る。増幅されたNMR信号は、送受信器150の受信器部において復調され、濾波されると共にディジタル化される。送信/受信スイッチ154は、パルス発生器モジュール121からの信号によって制御されて、送信モード時にはRF増幅器151をコイル152に電気的に接続し、受信モード時には前置増幅器153をコイル152に電気的に接続する。送信/受信スイッチ154は又、送信モード又は受信モードのいずれの場合にも、分離型RFコイル(例えば、頭部コイル又は表面コイル)を用いることを可能にしている。
【0048】
RFコイル152によって捕えられたNMR信号は、送受信器モジュール150によってディジタル化されて、システム制御部122内のメモリ・モジュール160へ転送される。走査が完了してデータの配列の全体がメモリ・モジュール160内に収集されたときに、アレイ・プロセッサ161が動作して、このデータを画像データ・セットへフーリエ変換する。この画像データ・セットは、シリアル・リンク115を介して計算機システム107へ伝送されて、ここで、ディスク・メモリ111に記憶される。オペレータ・コンソール100から受信された命令に応答して、この画像データ・セットをテープ・ドライブ112に保管してもよいし、又は画像プロセッサ106によって更に処理してオペレータ・コンソール100へ伝送すると共に表示装置104に表示してもよい。
図1及び図2について詳細に説明する。送受信器150は、電力増幅器151を介してコイル152Aの所でRF励起磁場B1 を発生すると共に、コイル152B内に誘導された結果としての信号を受信する。上述のように、コイル152A及びコイル152Bは、図2に示すような分離型であってもよいし、又は図1に示すような単一の全身型コイルであってもよい。RF励起磁場の基本周波数、即ち搬送周波数は、周波数合成器200の制御下で発生されている。周波数合成器200は、CPUモジュール119及びパルス発生器モジュール121から一組のディジタル信号を受信する。これらのディジタル信号は、出力201の所で発生されるRF搬送波信号の周波数及び位相を示している。命令に従って発生されたRF搬送波は、変調器及びアップ・コンバータ202に印加され、ここで、その振幅は、やはりパルス発生器モジュール121から受信された信号R(t)に応答して変調される。信号R(t)は、発生されるべきRF励起パルスの包絡線を画定しており、記憶された一連のディジタル値を順次読み出すことによりモジュール121内で発生されている。これらの記憶されたディジタル値は又、オペレータ・コンソール100から変更可能であり、任意の所望のRFパルス包絡線を発生することができる。
【0049】
出力205の所で発生されたRF励起パルスの振幅は、バックプレーン118からディジタル命令を受信している励起信号減衰器回路206によって減衰される。減衰されたRF励起パルスは、RFコイル152Aを駆動する電力増幅器151へ印加される。送受信器122のこの部分に関する更なる詳細については、米国特許第4,952,877号に記載されている。
【0050】
図1及び図2について説明を続ける。被検体によって発生された信号は、受信器コイル152Bによって捕えられ、前置増幅器153を介してもう1つの受信信号増幅器207の入力へ印加される。受信信号増幅器207は、バックプレーン118から受信されたディジタル減衰信号によって決定されている量だけ信号を更に増幅する。
【0051】
受信される信号は、ラーモア周波数又はそれに近い周波数であり、この高周波信号は、ダウン・コンバータ208によって次の2段階の処理で下降変換(ダウン・コンバート)される。即ち、先ず、NMR信号を線201の搬送波信号と混成し、次いで結果である差信号を線204の2.5MHzの基準信号と混成する。下降変換されたNMR信号は、アナログからディジタルへの(A/D)変換器209の入力へ印加され、A/D変換器209は、アナログ信号をサンプリングしてディジタル化すると共に、これをディジタル検出器及び信号プロセッサ210へ印加し、ディジタル検出器及び信号プロセッサ210は、受信された信号に対応する16ビットの同相(in-phase(I))値及び16ビットの直角位相(quadrature(Q))値を発生する。受信された信号のディジタル化されたI値及びQ値の結果であるストリームは、バックプレーン118を介してメモリ・モジュール160へ出力され、ここで画像を再構成するのに用いられる。
【0052】
本発明の好ましい実施例に採用されているEPIパルス・シーケンスを図4に示す。スライス選択勾配パルス251の存在下で90°RF励起パルス250が印加されており、スライス内に横磁化を形成する。励起したスピンは、スライス選択勾配上の負のローブ252によってリフェーズされ、次いで、ある時間間隔が満了すると、180°RFリフォーカシング・パルス260が、クラッシャ勾配によって包囲されているスライス選択勾配パルス262の存在下で印加される。このEPIパルス・シーケンスの間には、参照番号253に示すように、総数でNy (例えば、Ny =128)の独立したNMRエコー信号が収集される。
【0053】
NMRエコー信号253は、振動型読み出し勾配255の印加によって発生されるグラディエント・リコールド・エコーである。読み出しシーケンスは、プリフェイジング読み出し勾配ローブ256で開始し、読み出し勾配が正値と負値との間を振動するのと同時にエコー信号253が発生される。各々の読み出し勾配パルス255の最中に、各々のNMRエコー信号253から総数でNx (例えば、Nx =128)のサンプルが採取される。連続したNy 個のNMRエコー信号253は、一連の位相エンコーディング勾配パルス258によって別個に位相エンコードされる。収集されるエコー信号の前にプリフェイジング位相エンコーディング・ローブ259が生じて、中央のビュー(ky =0)を所望のエコー時間(TE)の所に配置する。読み出し勾配パルス255が極性をスイッチするのと同時に後続の位相エンコーディング・パルス258が生じ、これらのパルス258は、位相エンコーディングをky 空間の全体にわたって単調に上方に段階的に変化させる。
【0054】
従って、EPIパルス・シーケンスの完了時には、別個に位相エンコードされたNy 個のNMRエコー信号253の別個に周波数エンコードされたNx 個のサンプルが収集されている。時間反転する他のすべてのエコーの後に、このNx ×Ny の要素から成る複素数の配列が、その両方の次元(ky 及びkx )に沿ってフーリエ変換されて、その2つの次元(x及びy)の各々に沿ったNMR信号の大きさを示す画像データ・セットを形成する。
【0055】
図4について説明を続ける。従来のEPIパルス・シーケンスの間には、NMR信号253を復調させるのに用いられる受信器の基準信号は、参照番号264に示すように固定された周波数に設定されており、その位相は、参照番号266に示すように固定された割合で蓄積する。図2に示すように、2.5MHzの基準信号及び250kHzのサンプリング信号、並びに5MHz、10MHz及び60MHzの基準信号は、共通の20MHzのマスタ・クロック信号から基準周波数発生器203によって発生されている。
【0056】
本発明を実現する1つの方法は、線201の2.5MHzの基準信号の周波数及び位相を制御して、式(16)に与えられた周波数シフトΔf(z)及び式(19)に与えられた累積的位相シフトを補正するものである。図4及び図5を見ると、EPIパルス・シーケンスの間にRFパルス250及び260が発生された後に、線201の2.5MHzの基準信号の周波数及び位相は、パルス発生器モジュール121からの命令信号によって制御されて、読み出し勾配255が印加されている間に補正変更される。この補正の量は、スライスのz軸に沿った位置に依存しているので、補正Δf(z)及びφ(m,z)の量は、マルチ・スライス収集では各々のスライス(1からnまで)ごとに異なるものになる。このことは、図5において、参照番号268の様々なレベルの受信器周波数及び参照番号270の様々な割合の位相蓄積によって示されている。
【0057】
本発明を実現し得るもう1つの方法は、前述したように、個々のスライスについて2つの線形位相シフトψro(z)及びψpe(z)を先ず計算することによるものである。次いで、これらの線形位相シフトを複素k空間データの読み出し方向及び位相エンコーディング方向に対してそれぞれ適用する。位相補正の後に、このk空間データに対して2次元フーリエ変換を行うと、マクスウェル項によって生じる放物線状シフト及びゴーストが除去された画像が形成される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を採用しているMRIシステムのブロック線図である。
【図2】図1のMRIシステムの一部を形成している送受信器の電気ブロック線図である。
【図3】EPIパルス・シーケンスに用いられる読み出し勾配のグラフ図である。
【図4】本発明が適用されるEPIパルス・シーケンスのグラフ図である。
【図5】本発明の第1の好ましい方法を実行するように図4のパルス・シーケンスに加えられる変更のグラフ図である。

Claims (8)

  1. エコー・プラナ・パルス・シーケンスを用いた核磁気共鳴画像の収集中に核磁気共鳴システムのイメージング勾配により発生されるマクスウェル項誤差を補正する装置であって、
    (a) 前記エコー・プラナ・パルス・シーケンスにおける各々の核磁気共鳴エコー信号m、及びzに位置している各々のスライスについて、マクスウェル項誤差により生ずる位相シフトφ(m,z)を読み出し勾配の振幅(G ro (t))と位相エンコーディング勾配(G pe (t))の双方に基づいて算出する手段と、
    (b) zに位置している各々のスライスについて、マクスウェル項誤差により生ずる周波数シフトΔf(z)を算出する手段と、
    (c)(i) RF励起パルスを発生し、
    (ii) 値が交番する読み出し磁場勾配を発生して、対応する一連の核磁気共鳴エコー信号を発生し、
    (iii) 該核磁気共鳴エコー信号の各々を受信すると共に、該核磁気共鳴エコー信号の各々を、対応する前記算出された位相シフトφ(m,z)だけ位相がシフトされていると共に前記算出された周波数シフトΔf(z)だけ周波数がシフトされているRF基準信号と共に復調させ、
    (iv) 各々の復調した核磁気共鳴エコー信号を記憶して、核磁気共鳴データ・セットを形成することにより、前記エコー・プラナ・パルス・シーケンスを実行する手段と、(d) 前記核磁気共鳴データ・セットから画像を再構成する手段とを備えたマクスウェル項誤差を補正する装置
  2. 各々のエコーについての前記位相シフトφ(m,z)は、
    φ(m,z)=−[λ(z)/2]+mλ(z)+φP
    により算出され、ここで、
    Figure 0004229487
    Gro(t)=読み出し勾配
    Gpe(t)=位相エンコーディング勾配
    Gp,ro(t)=プリフェイジング用読み出し勾配
    Gp,pe(t)=プリフェイジング用位相エンコーディング勾配
    tesp =エコー間間隔
    tp,ro=前記プリフェイジング用読み出し勾配の持続時間
    tp,pe=前記プリフェイジング用位相エンコーディング勾配の持続時間
    m=エコー信号のインデクス
    =主磁場強度
    z=z軸に沿ったスライス位置
    γ=磁気回転定数
    である請求項1に記載のマクスウェル項誤差を補正する装置。
  3. 前記周波数シフトΔf(z)は、
    Δf(z)=γB(z)
    により算出され、ここで、
    =(1/2B)(Gro+Gpe)z
    Gro=読み出し勾配
    Gpe=位相エンコーディング勾配
    =主磁場強度
    z=z軸に沿ったスライス位置
    γ=磁気回転定数
    である請求項1または2に記載のマクスウェル項誤差を補正する装置
  4. エコー・プラナ・パルス・シーケンスを用いた核磁気共鳴画像の収集中に核磁気共鳴システムのイメージング勾配により発生されるマクスウェル項誤差を補正する装置であって、
    (a)(i) 1つ又はそれ以上のRFパルスを発生し、
    (ii) 極性が交番する読み出し勾配を発生して、対応する一連の核磁気共鳴グラディエント・エコー信号を発生し、
    (iii ) 位相エンコーディング勾配を発生して、前記核磁気共鳴エコー信号を個別に空間エンコーディングし、
    (iv) 該核磁気共鳴エコー信号の各々を受信して、
    (v) 該核磁気共鳴エコー信号を記憶することにより、前記エコー・プラナ・パルス・シーケンスを実行する手段と、
    (b) zに位置している各々のスライスについて、読み出し方向の線形位相補正値ψro(z)を算出する手段と、
    (c) zに位置している各々のスライスについて、位相エンコーディング方向の線形位相補正値ψpe(z)を読み出し勾配の振幅(G ro (t))と位相エンコーディング勾配(G pe (t))の双方に基づいて算出する手段と、
    (d) 読み出し方向に沿って、前記記憶されている核磁気共鳴エコー信号に対して線形位相補正ψro(z)を適用する手段と、
    (e) 位相エンコーディング方向に沿って、前記記憶されている核磁気共鳴エコー信号に対して線形位相補正ψpe(z)を適用する手段と、
    (f) 該補正された核磁気共鳴エコー信号から画像を再構成する手段とを備えたマクスウェル項誤差を補正する装置
  5. 前記線形位相ψpe(z)は、
    ψpe(z)=−λ(z)
    により算出され、ここで、
    Figure 0004229487
    Gro(t)=読み出し勾配の振幅
    Gpe(t)=位相エンコーディング勾配
    tesp =周期的な前記読み出し勾配についてのエコー間間隔
    m=エコー信号のインデクス
    =主磁場強度
    z=z軸に沿ったスライス位置
    γ=磁気回転定数
    である請求項4に記載のマクスウェル項誤差を補正する装置。
  6. 前記エコー・プラナ・パルス・シーケンスがマルチ・ショットEPIのパルス・シーケンスである請求項1乃至5の装置
  7. エコー・プラナ・パルス・シーケンスを用いた核磁気共鳴画像の収集中に核磁気共鳴システムのイメージング勾配により発生されるマクスウェル項誤差を補正する装置であって、(a) 前記エコー・プラナ・パルス・シーケンスにおける各々の核磁気共鳴エコー信号m、及びzに位置している各々のスライスについて、マクスウェル項誤差により生ずる位相シフトφ(m,z)を読み出し勾配の振幅(G ro (t))と位相エンコーディング勾配(G pe (t))の双方に基づいて算出する手段と、(b) zに位置している各々のスライスについて、周波数シフトΔf(z)を算出する手段と、(c)(i) RF励起パルスを発生し、(ii) 値が交番する読み出し磁場勾配を発生して、対応する一連の核磁気共鳴エコー信号を発生し、(iii ) 該核磁気共鳴エコー信号の各々を受信すると共に、該核磁気共鳴エコー信号の各々を、対応する前記算出された位相シフトφ(m,z)だけ位相がシフトされていると共に前記算出された周波数シフトΔf(z)だけ周波数がシフトされているRF基準信号と共に復調させ、(iv) 各々の復調した核磁気共鳴エコー信号を記憶して、核磁気共鳴データ・セットを形成することにより、前記エコー・プラナ・パルス・シーケンスを実行する手段と、(d) 前記核磁気共鳴データ・セットから画像を再構成する手段とを備えたマクスウェル項誤差を補正する装置。
  8. エコー・プラナ・パルス・シーケンスを用いた核磁気共鳴画像の収集中に核磁気共鳴システムのイメージング勾配により発生されるマクスウェル項誤差を補正する装置であって、(a)(i) 1つ又はそれ以上のRFパルスを発生し、(ii) 極性が交番する読み出し勾配を発生して、対応する一連の核磁気共鳴グラディエント・エコー信号を発生させ、(iii ) 位相エンコーディング勾配を発生して、前記核磁気共鳴エコー信号を個別に空間エンコーディングし、(iv) 該核磁気共鳴エコー信号の各々を受信して、(v) 該核磁気共鳴エコー信号を記憶することにより、前記エコー・プラナ・パルス・シーケンスを実行する手段と、(b) zに位置している各々のスライスについて、読み出し方向の線形位相補正値ψro(z)を算出する手段と、(c) zに位置している各々のスライスについて、位相エンコーディング方向の線形位相補正値ψpe(z)を読み出し勾配の振幅(G ro (t))と位相エンコーディング勾配(G pe (t))の双方に基づいて算出する手段と、(d) 読み出し方向に沿って、前記記憶されている核磁気共鳴エコー信号に対して線形位相補正ψro(z)を適用する手段と、(e) 位相エンコーディング方向に沿って、前記記憶されている核磁気共鳴エコー信号に対して線形位相補正ψpe(z)を適用する手段と、(f) 該補正された核磁気共鳴エコー信号から画像を再構成する手段とを備えたマクスウェル項誤差を補正する装置。
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