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JP4227874B2 - 建物ユニットの柱と梁の接合構造 - Google Patents

建物ユニットの柱と梁の接合構造 Download PDF

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JP4227874B2
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Description

本発明は、ユニット建物を構成する建物ユニットの柱と梁の接合構造に関する。
ユニット建物は、運搬可能な一定の大きさの箱形の、且つ、内部、外部の仕上げられた建物ユニットと屋根ユニット・屋根パネルを、予め、工場で製造し、この建物ユニットや屋根ユニット・屋根パネルの複数個を施工現場に運搬し、施工現場で組み立てて建物となすものであって、現場施工期間が短く、且つ、寸法精度のよい標準化された建物となる特徴があるから、近年、多く建てられている。
このユニット建物に使用する建物ユニットとしては、種々な構造のものが知られている。
最も代表的な建物ユニットは、特許文献1に記載ある構造をしている。
即ち、矩形状の四隅に立設した4本の柱と、4本の柱の上端部を矩形状の辺に沿って連結した天井梁と、4本の柱の下端部を矩形状の辺に沿って連結した床梁とからなる骨格を有し、この骨格の相対する天井梁に天井野縁を差し渡して取り付け、この天井野縁の下面に天井面材を取り付けて天井を形成し、相対する床梁に床小梁を差し渡して取り付け、この床小梁の上に床根太を取り付け、この床根太の上に床面材を取り付けて床を形成したものである。
なお、外壁を設ける場所には、天井梁と床梁の間に間柱を差し渡して取り付け、この間柱に内壁パネルや外壁パネルを取り付けて外壁を形成する。
更に必要があれば、間仕切り壁パネル等を取り付ける。
この建物ユニットでは、柱に鋼製の四角筒を使用し、天井梁や床梁等の梁に鋼製の断面コ字形長尺体を使用している。
そして、建物ユニットの柱と天井梁や床梁等の梁の接合構造は、柱の側面に、直接、梁を溶着してもよいが、このように柱の側面に梁を、直接、溶着すると、機械的強度が不足することが多いので、通常、特許文献2の図3や図8に記載されているように、柱の側面から略水平に突出した状態にジョイントピースを溶着し、このジョイントピースに梁を溶着している。
また、特許文献3に記載されているように、四角筒状の柱に略平行な2枚の板状のジョイントピース(ブラケットと記載されている)を、柱の側面から略水平に突出した状態に、溶着し、断面コ字形長尺体の梁にウエブを延長した突部を設けていて、断面コ字形の梁のフランジをジョイントピースに溶着し、梁のウエブを延長した突部を柱の隣の側面に溶着した柱と梁の接合構造が記載されて知られている。
このようなユニット建物では、一般に、建物ユニットを工場で製造し、トラックで施工現場に運搬するために建物ユニットの幅をあまり大きくすることができない。
しかも、建物ユニットはできるだけ広い方が、ユニット建物の居住面積を大きくすることができるので好ましい。
従って、この建物ユニットを広くするために、柱を一番外側に立設し、この柱の梁を取り付ける際には、柱の屋外側面と梁の屋外面を略同一面上にして溶着することが好ましい。
この際、柱と梁の接合構造が、柱にジョイントピースを溶着し、このジョイントピースに梁を溶着する構造である場合には、ジョイントピースの内側面や外側面のどちらに梁を溶着してもよいが、ジョイントピースの内側面に梁を溶着する方が、ジョイントピースと梁との溶着部分が外側になり溶着し易い。従って、通常、四角筒状の柱の外側面とジョイントピースのウエブの外側面を略同一面上にして、柱の側面にジョイントピースを溶着し、このジョイントピースの内側面に梁を溶着している。
特公昭61−42061号公報 特開2002−322741号公報 特開平3−262843号公報
しかしながら、このようにジョイントピースのウエブの外側面を柱の外側面とを略同一面上にして溶接すると、このウエブの内側面に溶着された梁の外側面が柱の外側面よりジョイントピースの厚みだけ屋内側になり、それだけ建物ユニットの居住面積が小さくなるという問題がある。
また、このように四角筒状の柱の外側面と、ジョイントピースのウエブの外側面を略同一面上にして溶着しようとすると、柱の角部は湾曲していて、ウエブと柱との間に隙間が生じて、特許文献3にも記載されているように、柱の側面にジョイントピースのウエブを完全に溶着し難い。
また、建物ユニットを大量生産するときには、速く効率よく施工するために、次に示す方式が採用されることが多い。
即ち、図13に示すように、予め、柱101に妻側(矩形状の建物ユニットの短辺側)の梁102をジョイントピース103を介して溶着させると同時に、この柱101に、桁側(矩形状の建物ユニットの長辺側)の天井梁202を取り付けるためのジョイントピース209や床梁302を取り付けるジョイントピース309を溶着させた妻側構造体100を製造する。
また、桁側の天井梁202に天井野縁204や天井面材205を取り付けた天井構造体200と、桁側の床梁302に床小梁304や床根太305や床面材306を取り付けた床構造体300を製造する。
そして、2個の妻側構造体100の間に天井構造体200と床構造体300を配置し、2個の妻側構造体100の間の距離を縮めて、妻側構造体100の両側のジョイントピース209や309の中に、天井構造体200の天井梁202の端部や床構造体300の床梁302の端部を挿入し、この天井構造体200の天井梁202とジョイントピース209とを、また、床構造体300の床梁302とジョイントピース309とを溶着する方法が行われている。
この際、天井構造体200の天井梁202の端部や床構造体300の床梁302の端部を妻側構造体100のジョイントピース209や309の中に挿入し易くするために、妻側構造体100のジョイントピース209のウエブの内側面間の距離を天井構造体200にある両側の天井梁202のウエブの外側面間の距離より大きくしたり、妻側構造体100のジョイントピース309のウエブの内側面間の距離を床構造体300にある両側の床梁302のウエブの外側面間の距離より若干大きくしている。
このようになっているので、妻側構造体100のジョイントピース209や309の中に天井構造体200の天井梁202の端部や床構造体300の床梁302の端部を挿入すると、図14に示すように、ジョイントピース209や309のウエブと天井梁202や床梁302のウエブとの間に隙間400が生じる。
そして、この妻側構造体100のジョイントピース209のウエブと天井構造体200の天井梁202のウエッブとを、またジョイントピース309のウエブと床構造体300の床梁302のウエブとを溶接するときには、妻側構造体100のジョイントピース209、309のウエブを内側に押さえ付けて、天井構造物200の天井梁202や床構造体300の床梁302のウエブに当接させて溶着している。
その結果、このようにして製造した建物ユニットでは、押さえ付けられているジョイントピース209や309のウエブが元の状態に戻ろうとする力が働き、図15(イ)に示すように天井梁202や床梁302が外側に湾曲したり、図15(ロ)に示すように、妻側の梁102が外側に湾曲するという問題がある。
なお、ジョイントピース209や309の上側フランジと下側フランジの間の距離も天井梁202や床梁302の上側フランジと下側フランジの距離より大きくしていて、このジョイントピース209、309の上側フランジと下側フランジを押さえ付けて天井梁202や床梁302の上側フランジと下側フランジに溶着していて、このジョイントピース209、309の上側フランジと下側フランジには、元の状態に戻ろうとする力が発生するが、これは上下のフランジが元の状態に戻ろうとする力は相殺されて、天井梁202や床梁302が湾曲しないのである。
特許文献3に記載されている柱と梁の接合構造では、次に示す問題がある。
即ち、風や地震等で水平方向の力が建物ユニットに加わると、柱と梁との接合部には角度を変える方向に大きな力となる。
この力に抵抗するために、柱と梁の接合部分の機械的強度を大きくする必要がある。
特許文献2に記載されている柱と梁の接合構造では、ジョイントピースの厚みを大きくして機械的強度を大きくすることができるが、梁のウエッブを延長した突部を柱に溶接する場合には、この突部だけの鋼板の厚みを大きくすることができず、かかる力に対する抵抗力が小さいという問題がある。
そこで、本発明の目的は、柱にウエブと2個のフランジとからなるコ字状のジョイントピースを溶着し、このジョイントピースに梁を溶着して風等の水平力に対する抵抗力の大きな建物ユニットであって、柱の表面にコ字状のジョイントピースを溶着し易く、しかも、妻側構造体のジョイントピースの間に天井構造体の天井梁の端部や床構造体の床梁の端部を挿入してジョイントピースに天井梁や床梁を取り付ける大量生産方式の製造方法を採用しても天井梁や床梁が変形しない建物ユニットの柱と梁の接合構造を提供することである。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであって、請求項1記載の発明は、ウエブと2個のフランジとからなるコ字形のジョイントピースが柱に、柱の側面から略水平に突出した状態に、溶着され、このジョイントピースにウエブと2個のフランジとからなる断面コ字形長尺体の梁が溶着されている建物ユニットの柱と梁の接合構造において、前記ジョイントピースは、2個のフランジとウエッブが独立の板体であり、この2個のフランジとウエッブが柱の側面にコ字状に溶着されているものである。
請求項1記載の発明における梁とは、天井梁や床梁等の梁をいう。
そして、この請求項1記載の発明では、この梁がジョイントピースの2個のフランジやウエブに溶着されているが、この際、梁がジョイントピースのフランジやウエブの内側面に溶着されていてもいし、外側面に溶着されていてもよい。
しかし、フランジでは、ジョイントピースのフランジを梁の内側に入れて内側から溶接しようとすると対峙する他方のフランジが邪魔になって溶着し難いので、外側から溶着できるように、梁をジョイントピースの内側に溶着した構造が好ましい。また、ウエブでは、ウエブの背後に邪魔な別のウエブがなく、どちらからでも溶着し易いので、梁をウエブの内側と外側のどちらに溶接した構造でもよい。
また、通常、筒状の柱の上端面と下端面には蓋体が取り付けられている。従って、フランジと蓋体が一体になった板体とし、この板体を柱に溶着させ
更に詳細に説明すると、桁側の天井梁を連結するジョイントピースの上側のフランジと、柱の上端面に取り付けられた蓋体と、妻側の天井梁を連結するジョイントピースの上側のフランジとは略同一平面上にあり、しかも、隣り合った位置にあるので、これ等を連続した1枚の板体にする
また、床梁についても同様である。即ち、桁側の床梁を連結するジョイントピースの下
側のフランジと、柱の下端面に取り付けられた蓋体と、妻側の床梁を連結するジョイントピースの下側のフランジとは略同一平面上にあり、しかも、隣り合った位置にあるので、これ等を連続した1枚の板体にする
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に係り、前記ジョイントピースのウエブは、梁のウエブの内側面に溶着されているものである。
この請求項2記載の発明ではジョイントピースのウエブは、梁のウエブの内側面に溶着されているが、ジョイントピースのフランジは、特に、限定されない、即ち、梁のフランジの内側面に溶着されていてもよいし、梁のフランジの外側面に溶されていてもよい。
(作用)
請求項1記載の発明では、ウエブと2個のフランジとからなるコ字形のジョイントピースが柱に、柱の側面から略水平に突出した状態に、溶着され、このジョイントピースにウエブと2個のフランジとからなる断面コ字形長尺体の梁が溶着されている建物ユニットの柱と梁の接合構造において、前記ジョイントピースは、2個のフランジとウエッブが独立の板体であり、この2個のフランジとウエッブが柱の側面にコ字状に溶着されているので、ジョイントピースのフランジとウエブを柱にそれぞれ独立に溶着したり、このジョイントピースのフランジとウエブを梁にそれぞれ独立に溶着することができる。
例えば、ジョイントピースのフランジの外側面に梁のフランジを溶着したり、ジョイントピースのウエブの内側面に梁のウエブを溶着することができるし、四角筒状の柱の外側面とウエブの外側面を略同一面上にして溶着する際に、柱の角部が湾曲していても、柱の角部の湾曲面に接近する方向にウエブを移動させたり、ウエブの溶着面を柱の角部に合わせた形状にして柱に溶着させることができる。そして、このようにすると、ウエブと柱の角部との間隙間を小さくして、ウエブを柱に当接することができ、簡単に且つ良好に溶着することができる。
また、図13に示すように、梁のウエブとジョイントピースのウエブとの間に隙間300を設け、ジョイントピースのウエブを梁のウエブに押し付けて溶着する建物ユニットの大量生産方式の製造方法を採用したときに、ジョイントピースのウエブは独立の板であるので、このジョイントピースのウエブを曲げて押し付け、簡単に溶着することができるし、曲げられたジョイントピースのウエブには、元の状態に戻ろうとする力が働くが、たの力は弱く、従って、梁が図15に示すように曲がらない。
請求項2記載の発明では、請求項1記載の発明に係り、前記ジョイントピースのウエブは、梁のウエブの内側面に溶着されているので、請求項1記載の発明の作用に加えて、更に、このウエブの外側面に溶着されている梁のウエブの外側面を柱の外側面と略同一面上にすることができる。その結果、ジョイントピースのウエブの内側に梁のウエブを溶着するよりも、建物ユニットの広さをジョイントピースのウエブの厚みだけ広くすることができる。
しかも、このように梁のウエブの外側面を柱の外側面と略同一面上にすると、ジョイントピースのウエブを柱の角の湾曲部分より梁の厚みだけ屋内方向に移動した平面部分に溶着するようになり、溶着し易い。
請求項1記載の発明は、ウエブと2個のフランジとからなるコ字形のジョイントピースが柱に、柱の側面から略水平に突出した状態に、溶着され、このジョイントピースにウエブと2個のフランジとからなる断面コ字形長尺体の梁が溶着されている建物ユニットの柱と梁の接合構造において、前記ジョイントピースは、2個のフランジとウエッブが独立の板体であり、この2個のフランジとウエッブが柱の側面にコ字状に溶着されているから、柱の湾曲して後退した距離だけウエブを移動させたり、ウエブの溶着面を柱の角部の湾曲面に合わせることにより、四角筒状の柱の外側面とウエブの外側面を略同一面上にして簡単に溶着することができるし、建物ユニットの大量生産方式の図13に示す製造方法を採用しても、ジョイントピースのウエブを曲げて簡単に溶着することができるし、曲げられたジョイントピースのウエブには、元の状態に戻ろうとする力がかかるが、この力は弱く、従って、梁が図15に示すように曲がらない。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明に係り、前記ジョイントピースのウエブは、梁のウエブの内側面に溶着されているから、請求項1記載の発明の効果に加えて、更に、梁のウエブの外側面と柱の外側面を略同一面上に溶着することができ、建物ユニットをジョイントピースのウエブの厚みだけ広くすることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を実施例で詳細に説明する。
図1〜図6は本発明の一実施例であって、図1は建物ユニットを示す一部切欠斜視図、図2は天井梁を連結するジョイントピースを示す斜視図、図3は床梁を連結するジョイントピースを示す斜視図、図4はジョイントピースを柱に連結している状態の主要部を示す斜視図、図5は桁側構造体に天井構造体と床構造体を連結している状態の一部を示す斜視図、図6は桁側構造体に天井構造体と床構造体を連結する際の床梁や天井梁と、柱に溶着されているジョイントピースとの位置を示す斜視図である。
図1〜図6において、1は建物ユニットであり、この建物ユニット1は、図1に示すように、矩形状の四隅に立設した鋼製の四角筒の4本の柱11と、4本の柱11の下端部を矩形状の下端部を矩形状の辺に沿って連結した鋼製の断面コ字形長尺体の床梁12と、柱11の上端部を矩形状の辺に沿って連結した鋼製の断面コ字形長尺体の天井梁13とからなる骨格を有する。
そして、この骨格の相対する床梁12に鋼製の四角筒の床小梁14を差し渡して取り付け、この床小梁14の上に木製の床根太15を取り付け、この床根太15の上にパーチクルボードの床面材16を取り付けて床を形成し、相対する天井梁17に木製の天井野縁18を差し渡して取り付け、この天井野縁18の下面に石膏ボードの天井面材19を取り付けて天井を形成したものである。
なお、外壁を設ける場所には、天井梁13と床梁12の間に間柱2を差し渡して取り付け、この間柱2に内壁パネルや外壁パネルを取り付けて外壁が形成されている。
更に必要があれば、間仕切り壁パネル等が取り付けられている。
この建物ユニット1の柱12と天井梁13や床梁12の接合構造を詳細に説明する。
先ず、柱11に天井梁13が接合されている構造について説明する。
3は天井梁13を連結するためのジョイントピースであり、このジョイントピース3は、図2に示すように、独立の板体である上側フランジ31と下側フランジ32とウエブ33とからなるが、上側フランジ31は柱11の蓋体111と一体になっている。。
即ち、Aは、桁側の天井梁13を連結するジョイントピースの上側フランジ31と、柱11の上端面に取り付けられている上側蓋体111と、妻側の天井梁13を連結するジョイントピースの上側フランジ31とが一体になっているものである。
また、ウエブ33の柱11に取り付けられる端面331は、柱11の角部に形成されている湾曲面に沿った形状になっている。
そして、図4に示すように、柱11の上端面に上側蓋体111が溶着されている。
すると、この上側蓋体111とジョイントピース3の上側フランジ31とは一体になっているので、ジョイントピース3の上側フランジ31も同時に溶着されていることになる。
また、下側フランジ32が柱11に、上記上側フランジ31から天井梁13の高さより若干低い位置に略平行に溶着されている。
また、ウエブ33は、この上側フランジ31と下側フランジ32の間の柱11の角に形成されている湾曲面に溶着されている。
このようになっているので、この上側フランジ31、下側フランジ32、ウエブ33とでコ字状のジョイントピース3が形成される。
そして、このコ状に溶着されているジョイントピース3の上側フランジ31、下側フランジ32、ウエブ33の中に天井梁13の端部が挿入され、上側フランジ31、下側フランジ32、ウエブ33が天井梁13の上側フランジ、下側フランジ、ウエブにそれぞれ溶着されている。
次に、柱11に床梁12が接合されている構造について説明する。
4は床梁12を連結するためのジョイントピースであり、このジョイントピース4は、図3に示すように、独立の板体である上側フランジ41と下側フランジ42とウエブ43とからなるが、下側フランジ43は柱11の下側蓋体112と一体になっている。。
即ち、Bは、桁側の床梁12を連結するジョイントピースの下側フランジ42と、柱11の下端面に取り付けられている蓋体112と、妻側の床梁12を連結するジョイントピースの下側フランジ42とは一体になっているものである。
また、ウエブ43の柱11に取り付けられる端面431は、柱11の角部に形成されている湾曲面に沿った形状になっている。
そして、図4に示すように、柱11の下端面に下側蓋体112が溶着されている。
すると、この下側蓋体112とジョイントピース4の下側フランジ42とは一体になっているので、ジョイントピース4の下側フランジ42も同時に溶着されていることになる。
また、上側フランジ41が柱11に、上記下側フランジ42から床梁12の高さより若干高い位置に略平行に溶着されている。
また、ウエブ43は、上側フランジ41と下側フランジ42の間の柱11の角に形成されている湾曲面に溶着されている。
このようになっているので、この上側フランジ41、下側フランジ42、ウエブ43とでコ字状のジョイントピース4が形成される。
そして、このコ字状に溶着されたジョイントピース4の上側フランジ41、下側フランジ42、ウエブ43の中に床梁12の端部が挿入され、上側フランジ41、下側フランジ42、ウエブ43が床梁12の上側フランジ、下側フランジ、ウエブにそれぞれ溶着されている。
次に、この建物ユニット1の施工方法および作用について説明する。
まず、図4に示すように、柱11の上端面に、Aの上側蓋体111部分を溶着する。
すると、Aは、の上側蓋体111とジョイントピース3の上側フランジ31とが一体になっているから、ジョイントピース3の上側フランジ31も同時に溶着される。
また、下側フランジ32を上記上側フランジ31から天井梁13の高さより若干低い位置に略平行に溶着する。
また、ウエブ33を、上側フランジ31と下側フチンジ32の間の柱11の角に形成されている湾曲面に溶着する。
すると、ウエブ33は独立の板体であるので、このウエブ33のみを柱11の湾曲面で遠くなっているだけ移動させるたとができるし、ウエブ33の溶接面331が柱11の湾曲面に沿った形状になっているので、良好に溶着できるし、柱11に上側フランジ31、下側フランジ32、ウエブ33とからなるコ字状のジョイントピース3が形成される。
次に、柱11の下端面にBの下側蓋体112部分を溶着する。
すると、Bは、下側蓋体112とジョイントピース4の下側フランジ42とは一体になっているから、ジョイントピース4の上側フランジ42も同時に溶着される。
また、上側フランジ41を上記下側フランジ42から床梁12の高さより若干高い位置に略平行に溶着する。
また、ウエブ43を、上側フランジ41と下側フランジ42の間の柱11の角に形成されている湾曲面に溶着する。
すると、ウエブ43は独立の板体であるので、このウエブ43のみを柱11の湾曲面で遠くなっているだけ移動させることができるし、ウエブ43の溶接面431が柱11の湾曲面に沿った形状になっているので、良好に溶着できるし、柱11にこの上側フランジ41、下側フランジ42、ウエブ43とからなるコ字状のジョイントピース4が形成される。
次に、このジョイントピース3、4が溶着された2本の柱11を、妻側(短辺側)の天井梁13や床梁12を取り付けるジョイントピース3、4を向かい合わせにして、略平行に配置し、このジョイントピース3の中に天井梁13の端部を入れ、このジョイントピース3と天井梁13のフランジ同士やウエブ同士を溶着する。また、ジョイントピース4の中に床梁12の端部を入れ、このジョイントピース4と床梁12のフランジ同士やウエブ同士を溶着する。
すると、図5に示すような、柱11に妻側(矩形状の建物ユニットの短辺側)の天井梁13や床梁12がジョイントピース3、4を介して溶着されれると同時に、この柱11に、桁側(矩形状の建物ユニットの長辺側)の天井梁13を取り付けるためのジョイントピース3と床梁12を取り付けるジョイントピース4が溶着された妻側構造体Kとなる。
また、桁側の天井梁13を略平行に配置し、この天井梁13に天井野縁17を差し渡し、天井梁13から天井野縁17の端面にビスを螺入して天井野縁17を取り付け、この天井野縁17の下面に天井面材18を取り付けて天井構造体Tを製造する。
また、桁側の床梁12を略平行に配置し、この床梁12に床小梁14を差し渡し、この床小梁14の上面に床根太15を取り付け、この床根太15の上に床面材16を取り付けて床構造体Yを製造する。
このように、桁側構造体Kや天井構造体Tや床構造体Yは別々に製造するので、地上で製造することができる。
従って、予め、建物の骨格を製造し、この骨格に床面材や天井面材等の部品を取り付けるより、例えば、天井面材を取り付ける場合には上を向いて取り付ける必要があり極めて困難であったが、かかることがなくなり、製造し易い。
次に、2個の妻側構造体Kを、ジョイントピース3、4を対峙させて略平行に立設し、この間の天井の位置に天井構造体Tを配置し、床の位置に床構造体Yを配置し、この天井構造体Tと床構造体Yの両側から妻側構造体Kを接近させて、妻側構造体Kの両側のジョイントピース3、4の間に、天井構造体Tの天井梁13や床構造体Yの床梁12の端部を挿入し、この天井構造体Tの天井梁13とジョイントピース3とを、また、床構造体Yの床梁12とジョイントピース4とを溶着する。
この際、天井構造体Tの天井梁13の端部や床構造体Yの床梁12の端部を、妻側構造体Kのジョイントピース3や4の間に挿入し易くするために、妻側構造体Kのジョイントピース3のウエブ33の内側面間の距離を天井構造体Tの両側の天井梁13のウエブの外側面間の距離より若干大きくしたり、妻側構造体Kのジョイントピース4のウエブ43の内側面間の距離を床構造体Yの両側の床梁12のウエブの外側面間の距離より若干大きくしている。
そのために、妻側構造体Kのジョイントピース3や4の中に天井構造体の天井梁13や床構造体Yの床梁4の端部を挿入すると、図6に示すように、隙間Dが生じる。
そして、この隙間Dをなくするように、妻側構造体Kのジョイントピース3のウエブ33やジョイントピース4のウエブ43を屋内側に(矢印で示す方向)に押さえ付けて、ウエブ33や43を天井構造物Tの天井梁13のウエブや床構造体Yの床梁12のウエブに当接させて溶着する。
その結果、このようにして製造した建物ユニットでは、押さえ付けられているジョイントピース3、4のウエブ33、43には、元の状態に戻ろうとする力が働くが、ジョイントピースのウエブ33、43は独立の板体であるので、この力が小さく、妻側の床梁12や天井梁13が外側に湾曲することもない。
最後に、この連結部分やその他の仕上げを行うと建物ユニット1が完成する。
このように、妻側構造体K、天井構造体T、床構造体Yを予め製造し、これを組み立てるだけで、建物ユニット1が形成できるので、この建物ユニット1は極めて製造し易いし、速く製造することができ、大量生産し易い。
図7〜図10は参考例であって、図7は天井梁を連結するジョイントピースを示す斜視図、図8は床梁を連結するジョイントピースを示す斜視図、図9はジョイントピースを柱に連結している状態の主要部を示す斜視図、図10は桁側構造体に天井構造体と床構造体を連結する際の床梁や天井梁と、柱に溶着されているジョイントピースとの位置を示す斜視図である。
この図7〜図10に示す実施例2を図1〜図6に示す実施例1と比較すると、図7に示すように、ジョイントピース3aの上側フランジ31aと柱11aの上側蓋体111aとが別々になっていること、図8に示すように、ジョイントピース4aの下側フランジ42aと柱11aの下側蓋体112aとが別々になっていること、図9に示すように、ウエブ33a、43aが柱11aの湾曲面から屋内側に天井梁や床梁の厚みと略等しい距離だけ移動した位置に溶着されることが異なるだけであり、その他は略同じであるので、建物ユニットやその他の構造を省略する。
次に、この建物ユニットの施工方法および作用について説明する。
まず、図9に示すように、柱11aの上端面に上側蓋体111aを溶着する。
次に、ジョイントピース3aの上側フランジ31aを溶着し、この上側フランジ31aから天井梁の高さより若干低い位置に下側フランジ32aを略平行に溶着し、ウエブ33aを、上側フランジ31aと下側フランジ32aの間の柱11aの角に形成されている湾曲面から天井梁の厚みと略等しい距離だけ屋内方向に移動した位置に溶着する。
すると、柱11aの角部が湾曲面になっていても、ウエブ33aは湾曲面より天井梁の厚みと略等しい距離だけ離れた平板状の部分に溶着するので、良好に溶着できるし、この上側フランジ31a、下側フランジ32a、ウエブ33aとでコ字状のジョイントピース3aが形成される。
次に、柱11aの下端面に下側蓋体112aを溶着する。
次に、ジョイントピース4aの下側フランジ42aを溶着し、この下側フランジ42aより床梁の高さより若干高い位置に上側フランジ41aを略平行に溶着し、ウエブ43aを柱11aの角に形成されている湾曲面から床梁の厚みだけ離れた位置に溶着する。
すると、柱11aの角部が湾曲面になっていても、ウエブ43aは湾曲面より床梁の厚みだけ離れた平板状の部分に溶着するので、良好に溶着できるし、この上側フランジ41a、下側フランジ42a、ウエブ43aとでコ字状のジョイントピース4aが形成される。
次に、このジョイントピース3a、4aが溶着された柱11aを使用して、実施例1と同様にして妻側構造体や天井構造体や床構造体を製造する。
このように、桁側構造体や天井構造体や床構造体は別々に製造するので、地上で製造することができ、製造し易い。
次に、実施例1と同様にして、2個の妻側構造体を略平行に立設し、この間の天井の位置に天井構造体を配置し、床の位置に床構造体を配置し、この天井構造体と床構造体の両側から妻側構造体を接近させて、妻側構造体の両側のジョイントピース3a、4aの間に、天井構造体や床構造体の端部を挿入し、この天井構造体の天井梁とジョイントピース3aとを、また、床構造体の床梁とジョイントピース4aとを溶着する。
この際、図10に示すように、ジョイントピース3aのウエブ33aの外側に天井梁13aのウエブを挿入したり、ジョイントピース4aのウエブ43aの外側に床梁12aのウエブを挿入する。
また、天井構造体や床構造体を妻側構造体のジョイントピース3aや4aのウエブ33a、43aの外側に挿入し易くするために、妻側構造体のジョイントピース3aのウエブ33aの外側面間の距離を天井構造体の両側の天井梁13aのウエブの内側面間の距離より小さくしたり、妻側構造体のジョイントピース4aのウエブ43aの外側面間の距離を床構造体の両側の床梁12aのウエブの内側面間の距離より小さくしている。
そのために、妻側構造体Kのジョイントピース3a、4aのウエブ33a、43a外側に天井構造体の天井梁13aや床構造体の床梁12aの端部を挿入すると、隙間Daが生じる。
そして、この隙間Daをなくするように、妻側構造体のジョイントピース3aのウエブ33aやジョイントピース4aのウエブ43aを屋外側に(矢印で示す方向)押さえ付けて、ウエブ33aを天井構造物の天井梁13aに、また、ウエブ43aを床構造体の床梁12aに当接させて溶着する。
この際、妻側構造体のジョイントピース3aのウエブ33aやジョイントピース4aのウエブ43aを屋外側に押さえ付けて溶着させるときに、ジョイントピース3aや4aの内側から溶接するが、ウエブ33aや43aの背後には邪魔するものがないので、比較的簡単に溶着することができる。
このようにして製造した建物ユニットでは、押さえ付けられているジョイントピース3a、4aのウエブ33a、43aには、元の状態に戻ろうとする力が働くが、ジョイントピースのウエブ33a、43aは独立の板体であるので、この力が小さく、妻側の床梁や天井梁が内側に湾曲することもない。
最後に、この連結部分やその他の仕上げを行うと建物ユニットが完成する。
このように、妻側構造体、天井構造体、床構造体を予め製造し、これを組み立てるだけで、建物ユニットが形成できるので、この建物ユニットは極めて製造し易いし、速く製造でき、大量生産し易い。
また、このようにして製造された建物ユニットでは、このウエブの外側面に溶着されている梁のウエブの外側面を柱の外側面と略同一面上にすることができ、建物ユニットの広さをジョイントピースのウエブの厚みだけ広くすることができる。
図11及び図12は参考例であって、図11は天井梁(床梁)を連結するジョイントピースを示す斜視図、図12は桁側構造体に天井構造体と床構造体を連結する際の床梁や天井梁と、柱に溶着されているジョイントピースとの位置を示す斜視図である。
この図11及び図12に示す実施例3を図1〜図6に示す実施例1と比較すると、図11に示すように、ジョイントピース3b(4b)に柱の蓋体が一体になってないこと、ジョイントピース3b(4b)が上側フランジ31b(41b)、ウエブ33b(43b)、下側フランジ32b(42b)がコ字状に一体になっていること、上側フランジ31b(41b)とウエブ33b(43b)との境界部分及びウエブ33b(43b)と下側フランジ32b(42b)との境界部分には、それぞれ先端から柱方向にスリット状の切欠部35b(45b)が設けられていることが異なるだけであり、その他は略同じであるので、この建物ユニットのその他の構造は省略する。
次に、この建物ユニットの施工方法および作用について説明する。
まず、柱の上端面に上側蓋体を溶着する。
次に、ジョイントピース3bを溶着する。
この際、ウエブ33bの柱と角に形成されている湾曲面との間に隙間があって、溶着し難い場合にはスペーサーを入れて溶着する。
次に、柱の下端面に下側蓋体を溶着する。
次に、ジョイントピース4bを溶着しする。
この際、ウエブ43bと柱の角に形成されている湾曲面との間に隙間があって、溶着し難い場合にはスペーサーを入れて溶着する。
次に、このジョイントピース3b、4bが溶着された柱を使用して、実施例1と同様にして妻側構造体や天井構造体や床構造体を製造する。
このように、桁側構造体や天井構造体や床構造体は別々に製造するので、地上で製造することができ、製造し易い。
次に、実施例1と同様に、2個の妻側構造体を略平行に立設し、この間の天井の位置に天井構造体を配置し、床の位置に床構造体を配置し、この天井構造体と床構造体の両側から妻側構造体を接近させて、妻側構造体の両側のジョイントピース3b、4bの間に、天井構造体の天井梁13bの端部や床構造体の床梁12bの端部を挿入し、この天井構造体の天井梁13bとジョイントピース3bとを、また、床構造体の床梁12bとジョイントピース4bとを溶着する。
この際、天井構造体や床構造体を妻側構造体のジョイントピース3bや4bの間に挿入し易くするために、妻側構造体のジョイントピース3bのウエブ33bの内側面間の距離を天井構造体の両側の天井梁13bのウエブの外側面間の距離より若干大きくしたり、妻側構造体のジョイントピース4bのウエブ43bの内側面間の距離を床構造体の両側の床梁12bのウエブの外側面間の距離より若干大きくしている。
そのために、妻側構造体のジョイントピース3b、4bの中に天井構造体の天井梁13bや床構造体の床梁12bの端部を挿入すると、図12に示すように、隙間Dbが生じる。
そして、この隙間Dbをなくするように妻側構造体のジョイントピース3bのウエブ33bの外側面やジョイントピース4bのウエブ43bの外側面を屋内方向(矢印で示す方向)に押さえ付けて、ジョイントピース3、4のウエブ33b、43bを天井構造物の天井梁13bや床構造体の床梁12bのウエブに当接させて溶着している。
このように、ジョイントピース3b(4b)のフランジ31b、32b(41b、42b)とウエブ33b(43b)との間には、切欠部35b(45b)があるので、この切欠部で挟まれているウエブ33b、43bを曲げて簡単に溶着することができるし、曲げられたジョイントピース3b(4b)のウエブ33b、43b)には、元の状態に戻ろうとする力が働くが、この力は弱く、従って、梁が曲がらない。
最後に、この連結部分やその他の仕上げを行うと建物ユニット1が完成する。
このように、妻側構造体、天井構造体、床構造体を予め製造し、これを組み立てるだけで、建物ユニットを形成することができるので、この建物ユニットは極めて製造し易い。
この実施例では、天井梁と床梁の両方がある建物ユニットについて説明したが、天井梁と床梁のどらから一方のみが取り付けられた建物ユニットにも応用できる。
また、この実施例では、柱に四角筒を使用したが、この柱は四角筒に限定されない。例えば、断面コ字形長尺体でもよいし、断面L字形長尺体でもよいし、断面エ字形長尺体でもよい。
実施例1の建物ユニットを示す一部切欠斜視図である。 実施例1の天井梁を連結するジョイントピースを示す斜視図である。 実施例1の床梁を連結するジョイントピースを示す斜視図である。 実施例1のジョイントピースを柱に連結している状態の主要部を示す斜視図である。 実施例1の桁側構造体に天井構造体と床構造体を連結している状態の一部を示す斜視図である。 実施例1の桁側構造体に天井構造体と床構造体を連結する際の床梁や天井梁と、柱に溶着されているジョイントピースとの位置を示す斜視図である。 実施例2の天井梁を連結するジョイントピースを示す斜視図である。 実施例2の床梁を連結するジョイントピースを示す斜視図である。 実施例2のジョイントピースを柱に連結している状態の主要部を示す斜視図である。 実施例2の桁側構造体に天井構造体と床構造体を連結する際の床梁や天井梁と、柱に溶着されているジョイントピースとの位置を示す斜視図である。 実施例3の天井梁(床梁)を連結するジョイントピースを示す斜視図である。 実施例3の桁側構造体に天井構造体と床構造体を連結する際の床梁や天井梁と、柱に溶着されているジョイントピースとの位置を示す斜視図である。 従来のの桁側構造体に天井構造体と床構造体を連結している状態の一部を示す斜視図である。 従来の桁側構造体に天井構造体と床構造体を連結する際の床梁や天井梁と、柱に溶着されているジョイントピースとの位置を示す斜視図である。 従来の問題点を示す平面図である。
符号の説明
1 建物ユニット
11 柱
12、12a、12b 床梁
13、13a、13b 天井梁
3、3a、3b 天井梁を取り付けるジョイントピース
4、4a、4b 床梁を取り付けるジョイントピース
K 桁側構造体
T 天井構造体
Y 床構造体

Claims (2)

  1. ウエブと2個のフランジとからなるコ字形のジョイントピースが柱に、柱の側面から略水平に突出した状態に、溶着され、このジョイントピースにウエブと2個のフランジとからなる断面コ字形長尺体の梁が溶着されている建物ユニットの柱と梁の接合構造において、
    前記ジョイントピースは、柱を挟んで二方向に設けられるものであるとともに、前記ジョイントピースは、2個のフランジとウエブとが独立の板体であり、前記柱の端面側の前記二方向に設けられるフランジは、柱の端面に取り付けられる蓋体によって一体にされるとともに、前記ジョイントピースのフランジとウエブとはそれぞれが柱に溶着され、かつ、前記ジョイントピースに挿入された前記梁のフランジとウエブにそれぞれ溶着されることを特徴とする建物ユニットの柱と梁の接合構造。
  2. 前記ジョイントピースのウエブは、梁のウエブの内側面に溶着されていることを特徴とする請求項1記載の建物ユニットの柱と梁の接合構造。
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