JP4213282B2 - ボルトまたはナットの回り止め構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定物に被固定物をボルトおよびナットで締付けて固定した後、ボルトまたはナットが緩むのを防止することができるボルトまたはナットの回り止め構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ボルトまたはナットの回り止め構造として、例えば実開昭52−170958号公報に記載された緩み止め板や実公平3−32825号公報に記載のボルト又はナットの回り止め用座金が知られている。
【0003】
前者の緩み止め板は、基板にボルトの頭部に嵌合する開口を設け、この開口の内周縁には複数の舌を設けるとともに、対向する舌の先端間の距離をボルトの頭部の対角距離よりも小さくするようにして舌を折り曲げ、基板には緊締対象物の側面に係合させる係合部を設けてボルトまたはナットの緩みを防止している。
【0004】
後者のボルトまたはナットの回り止め用座金は、薄板等の金属製または合成樹脂板製等の比較的弾性を有する材料で形成されており、台座にボルトを挿通可能なボルト挿通孔を形成し、緊締対象物に形成した溝部に係合させる係止片を台座の両端に形成し、前記ボルト挿通孔の周縁に切込み部を設けて当接片と抜止片とを形成している。この当接片は、ボルトの頭部の側面に弾性復元力によって当接させてボルトの緩みを防止し、抜止片は、ボルトの頭部の下方に形成される空間に配置させて座金が抜けるのを防止している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した前者の緩み止め板にあっては、ボルトまたはナットを回転させる場合には、緩み止め板を取り外さなければならないため、緩み止め板を紛失してしまったり、施工完了後に緩み止め板を装着するのを忘れてしまい、その後ボルトまたはナットが緩んでしまうという問題があった。
【0006】
また、後者のボルトまたはナットの回り止め用座金にあっては、弾性復元力を利用して当接片をボルトの頭部の側面に当接させていることから、その状態でボルトを回転させれば、当接片を変形させながら回転させることができるが、作業の度に座金が変形してしまい新しい座金に取り替えなければならないという問題があった。
【0007】
そこで、本発明は、取り外さなくてもボルトまたはナットを回転させることができ、しかも回転させた後も取り替える必要のないボルトまたはナットの回り止め構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明のボルトまたはナットの回り止め構造は固定物にボルトとナットによって緊結される被固定物と、前記ボルトまたはこのボルトに螺合したナットが緩むのを防止する回り止め機構とからなるボルトまたはナットの回り止め構造であって、前記回り止め機構は、ボルトの頭部またはナットとこれに対向する被固定物の対向面との間に介在させるボルトの頭部またはナットより径小のスペーサーと、前記頭部またはナットの外側部に係合可能な係合孔を穿設するとともに、被固定物に水平回転不能に配置した回り止め板と、回り止め板と前記対向面との間に介在させるとともに前記スペーサーが内接するように配置可能な弾性体とを有し、常時は前記係合孔が前記頭部またはナットの外側部に係合し、回り止め板を前記対向面側に押圧すると、回り止め板が弾性体の弾性力に抗して下降し、前記係合孔と前記頭部またはナットの外側部との係合が解除されるように構成したことを特徴としている。
【0009】
このような構成としたことにより、常時は回り止め板の係合孔がボルトの頭部またはナットの外側部に係合しているため、ボルトまたはナットの緩みを防止することができる。また、ボルトまたはナットを緩める場合、工具で回り止め板を対向面側に押圧すると回り止め板が弾性体の弾性力に抗して下降しボルトまたはナットとの係合が解除されるため、ボルトまたはナットを緩めることができる。さらに、ボルトまたはナットを回転させた後においては、工具を外すときにボルトの頭部またはナットと回り止め板の係合孔とを整合させるようにすれば、回り止め板が弾性体の弾性復元力によって上昇して回り止め板の係合孔がボルトの頭部またはナットの外側部に係合し、ボルトまたはナットの緩みを防止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明のボルトまたはナットの回り止め構造では、前記スペーサーおよび弾性体の下方に座金を配置させ、この座金をスペーサーの下面と被固定物の対向面とで挟持し、座金、弾性体および回り止め板を相互に接合して一体としたことにより、装着後、振動や衝撃等で回り止め板がボルトまたはナットから外れるのを防止することができる。
また、前記被固定物には、ボルトの頭部またはナットに対向する対向面としての底面部と中心方向を除く三方を取り囲む側面部とから凹溝を形成するとともに、前記回り止め板はその外周が前記凹溝の側面部に係合する平面視四角形状に形成され、前記回り止め板が前記被固定物に水平回転不能に配置したことにより、ボルトまたはナットの緩みを確実に防止することができる。
【0011】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を参照して具体的に説明する。先ず、第1実施例を図1乃至図4を用いて説明する。
【0012】
なお、この実施例では、マンホールを構成する固定物としての側塊1と、その上方に設置される被固定物としての受枠2とをボルト3で固定し、このボルト3の緩みを回り止め機構によって防止するようにしている。
【0013】
側塊1には、図1に示すように、その内周面上部の等間隔位置3ヵ所に固定突出部1aを設け、この固定突出部1aにはその上下に貫通するインサートナット1bを埋設している。
【0014】
この側塊1上に設置される受枠2は、その内周面上部で蓋本体(図示せず)を開閉可能に嵌合支持するものであり、この受枠2の内周面下部には、側塊1の上方に設置したときに前記側塊1の固定突出部1aと整合する突出部2aを、周方向に等間隔で3ヵ所形成している。この突出部2aの上面には、ボルト3の頭部3aに対向する対向面としての底面部6と中心方向を除く三方を取り囲む側面部5とからなる凹溝4を形成し、その底面部6の中央には前記インサートナット1bの軸線上に、ボルト3の径よりやや径大の透孔6aを穿設している。
【0015】
この受枠2は、間に嵩調整リング7を介在した状態で側塊1上に設置し、その突出部2aの底面部6上に、後述する回り止め機構としての回り止め板8、弾性体10,座金11およびスペーサー12を配置した状態で、透孔6aにボルト3を上方から挿通させ、その先端を側塊1のインサートナット1bに螺合させて側塊1に固定させている。
【0016】
以下、回り止め機構について説明する。
回り止め板8は、図2および図3に示すように、その外周が凹溝4の側面部5に係合する平面視四角形状の平板で、その中央には、ボルト3の六角形状の頭部3aの外側部に係合する係合部9aを30°間隔の12カ所に設けた係合孔9を形成している。
【0017】
また、回り止め板8の下方には、クロロプレンゴムからなる平面視四角形状の弾性体10を配置し、回り止め板8を押圧することで回り止め板8がボルト3の軸方向に下降可能としている。なお、本実施例では、弾性体10としてクロロプレンゴムを使用したが、スポンジ、皿バネまたはコイルバネ等を使用することもできる。
【0018】
さらに、弾性体10の下方には、平面視四角形状の座金11を配置させ、この座金11、弾性体10および回り止め板8を相互に接着して一体にしている。
【0019】
前記座金11の内周側上面には、ボルト3が挿通可能でボルト3の頭部3aより径小の筒状のスペーサー12を前記弾性体10に内接するようにして配置し、回り止め板8を押圧した場合に回り止め板8がボルト3の頭部3aより下方に位置するように、ボルト3の頭部3a下面と座金11上面との間に一定の間隔を保持させている。
【0020】
上記構成において、側塊1への受枠2の設置は次のようにして行う。
まず、側塊1の上面に設置した蒿調整リング7の上面に受枠2を設置し、受枠2の突出部2aに形成した凹溝4の底面部6に、一体とした座金11,弾性体10および回り止め板8を配置するとともに、スペーサー12を底面部6の透孔6aと連通するように配置する。そして、回り止め板8の係合孔9にボルト3を挿通し、側塊1の固定突出部1aに埋設したインサートナット1bにボルト3の先端を螺合する。このとき、図4(イ)に示すように、ボルト3の頭部3aにボックススパナ13を被せ、弾性体10の弾性力に抗して回り止め板8を上方から押圧すると、回り止め板8がボルト3の頭部3aより下方に移動し、係合孔9の係合部9aとボルト3の頭部3aの外側部との係合が解除されるので、その状態でボルト3を締付ければよい。
【0021】
ボルト3の締付け完了後、図4(ロ)に示すように、ボックススパナ13を取り外すと、回り止め板8が弾性体10の弾性復元力によって上昇し、係合孔9の係合部9aがボルト3の頭部3aの外側部に係合することになり、ボルト3の緩みを防止することができる。このとき、係合孔9の係合部9aは、30°間隔で12カ所に形成されているため、ボルト3の六角形状の頭部3a外側部に係合しない位置があるが、その場合には、ボルト3を僅かに回転させるか、回り止め板8を凹溝4内で水平方向にガタつかせるようにすれば、係合孔9の係合部9aをボルト3の頭部3aの外側部に係合させることができる。
【0022】
このように、本実施例のボルトまたはナットの回り止め構造にあっては、回り止め板8の外周が凹溝4の側面部5に係合し水平回転不能とされるとともに、係合孔9の係合部9aがボルト3の頭部3aの外側部に係合することによってボルト3の緩みを防止するようにしている。また、ボルト3を再度回転させる場合は、回り止め板8をボックススパナ13で押圧すれば、上記で述べたとおり係合部9aとボルト3の頭部3aの外側部との係合が解除されるため、回り止め板8を外さずにボルト3を回転させることができる。しかもボルト3を回転した後においても、上記で述べたとおり、回り止め板8の押圧を解除するだけで回り止め板8が弾性体10の弾性復元力によって上昇し、ボルト3の頭部3aの外側部に係合してボルト3の緩みを防止することができる。
【0023】
次に、図5乃至図8は、本発明におけるボルトまたはナットの回り止め構造の第2実施例乃至第5実施例を示す縦断面図である。これらの第2実施例乃至第5実施例において、第1実施例と同一の構成要素については、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0024】
第2実施例は、図5に示すように、ボルト3の頭部3aの下面にスペーサー12を一体に形成することによって、部品点数を減らして装着しやすくしたもので、このスペーサー12の下面で座金11の内周側上面を押さえるようにしている。
【0025】
第3実施例は、図6に示すように、受枠2の凹溝4の底面部6にスペーサー12を一体に形成することによって、部品点数を減らして装着しやすくしたもので、この場合は、座金を用いずに、弾性体10の下面を凹溝4の底面部6に直接接着しておき、装着後回り止め板8がボルト3の頭部3aから外れないようにしている。
【0026】
次に、第4実施例は、図7に示すように、固定突出部1aに植設されたアンカーボルト3に、上方からナット15を螺合させて受枠2を側塊1上に固定する場合の例である。この第4実施例では、アンカーボルト3の先端を、受枠2の凹溝4の底面部6に形成した透孔6aに挿通させ、このボルト3の先端に、一体とした座金11,弾性体10および回り止め板8を装着するとともに、スペーサー12を弾性体10に内接させてからナット15を螺合するようにしており、このナット15の外側部に係合孔9の係合部9aを係合させてナット15が緩むのを防止するようにしている。
【0027】
さらに、第5実施例は、図8に示すように、受枠2の内周面下部に突出部2aを形成し、その上面には凹溝を形成せずに平面としている。したがって、回り止め板8は、その一辺を折り曲げて爪部8aを形成し、その爪部8aを受枠2の突出部2aの側面に係合させることによって、水平回転不能とされている。
【0028】
以上、本発明のボルトまたはナットの回り止め構造について、各実施例を説明したが、本発明は、これらの各実施例に限定されるものではない。
【0029】
例えば、実施例では、固定物としての側塊1の上方に被固定物としての受枠2を設置する際に、受枠2側でボルト3またはナット15が緩むのを防止するようにしたが、固定物を受枠2とし被固定物を側塊1としてもよい。この場合には、上述した実施例においてボルト3またはナット15が緩むのを防止したのと同様に、側塊1側でボルト3またはナット15の緩みを防止する。
【0030】
また、実施例では、回り止め機構のうち、座金11,弾性体10および回り止め板8をそれぞれ接着剤で接着して一体としたが、一体とする手段に限定されるものではない。なお、それぞれを一体とせずに装着してもよいが、装着後車両の振動や衝撃等で回り止め板8が外れるのを防止するためには、座金11,弾性体10および回り止め板8を一体として、座金11の内周側上面をスペーサー12で押圧しておくのが好ましい。
【0031】
また、実施例では、回り止め板8の係合孔9に係合部9aを30°間隔で12個形成しているが、さらに係合部9aの個数を多くしておけば、係合部9aをボルト3の頭部3aまたはナット15の外側部に係合させやすくなるため好ましい。
【0032】
また、実施例では、側塊1に形成した固定突出部1aおよび受枠2に形成した突出部2aをそれぞれの内周面側に形成し、これらの固定突出部1aおよび突出部2aに挿通したボルト3が緩むのを防止する場合について説明したが、側塊1の上面に下端を埋設して立設させたアンカーボルトを受枠2の外周に形成したフランジのアンカー孔に挿通し、このアンカーボルトに螺合したナットが緩むのを防止する場合に適用してもよい。
【0033】
【発明の効果】
本発明のボルトまたはナットの回り止め構造は上述のように構成したので、常時は回り止め板の係合孔がボルトの頭部またはナットの外側部に係合し、ボルトまたはナットの緩みを防止することができる。また、ボルトまたはナットを緩める場合、回り止め板を工具で対向面側に押圧することにより、弾性体が圧縮されて回り止め板の係合孔と、ボルトの頭部またはナットの外側部との係合が解除されるので、回り止め板を取り外さなくてもボルトまたはナットを緩ませることができる。しかも回り止め板を変形させることなくボルトまたはナットを回転させることができるため、回り止め板を取り替えることなく継続して使用することができる。
【0034】
また、ボルトまたはナットを回転させた後、工具を外すときにボルトの頭部またはナットの外側部と回り止め板の係合孔とを整合させれば、回り止め板が弾性体の弾性復元力によって上昇して回り止め板の係合孔がボルトの頭部の外周またはナットの外側部に係合するため、回り止め板を装着するのを忘れることがなく、ボルトまたはナットの緩みを確実に防止すると共に、回り止め板を紛失するのを防止することができる。
【0035】
また、スペーサーおよび弾性体の下方に座金を配置させ、この座金をスペーサーの下面と被固定物の対向面とで挟持し、座金、弾性体および回り止め板を相互に接合して一体としたことにより、装着後、振動や衝撃等で回り止め板がボルトまたはナットから外れるのを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボルトまたはナットの回り止め構造の第1実施例を示す縦断面図である。
【図2】図1を左方より見た斜視図である。
【図3】図2を受枠全体とともに示す分解斜視図である。
【図4】(イ)図は回り止め板を工具で下降させボルトを回転可能にした状態の正面図である。(ロ)図はボルトの締付けが完了し、回り止め板の係合部をボルトの頭部外側部に係合させた状態の正面図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す正面図である。
【図6】本発明の第3実施例を示す正面図である。
【図7】本発明の第4実施例を示す縦断面図である。
【図8】本発明の第5実施例を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 側塊(固定物)
1a 固定突出部
1b インサートナット
2 受枠(被固定物)
2a 突出部
3 ボルト
3a 頭部
4 凹溝
5 側面部
6 底面部(対向面)
6a 透孔
7 蒿調整リング
8 回り止め板
8a 爪部
9 係合孔
9a 係合部
10 弾性体
11 座金
12 スペーサー
13 ボックススパナ
14 ボルト挿通孔
15 ナット
GL グラウンドレベル
Claims (3)
- 固定物にボルトとナットによって緊結される被固定物と、前記ボルトまたはこのボルトに螺合したナットが緩むのを防止する回り止め機構とからなるボルトまたはナットの回り止め構造であって、
前記回り止め機構は、
ボルトの頭部またはナットとこれに対向する被固定物の対向面との間に介在させるボルトの頭部またはナットより径小のスペーサーと、
前記頭部またはナットの外側部に係合可能な係合孔を穿設するとともに、被固定物に水平回転不能に配置した回り止め板と、
回り止め板と前記対向面との間に介在させるとともに前記スペーサーが内接するように配置可能な弾性体とを有し、
常時は前記係合孔が前記頭部またはナットの外側部に係合し、回り止め板を前記対向面側に押圧すると、回り止め板が弾性体の弾性力に抗して下降し、前記係合孔と前記頭部またはナットの外側部との係合が解除されるように構成したことを特徴とするボルトまたはナットの回り止め構造。 - 前記スペーサーおよび弾性体の下方に座金を配置させ、この座金をスペーサーの下面と被固定物の対向面とで挟持し、座金、弾性体および回り止め板を相互に接合して一体とした請求項1に記載のボルトまたはナットの回り止め構造。
- 前記被固定物には、ボルトの頭部またはナットに対向する対向面としての底面部と中心方向を除く三方を取り囲む側面部とから凹溝を形成するとともに、前記回り止め板はその外周が前記凹溝の側面部に係合する平面視四角形状に形成され、前記回り止め板が前記被固定物に水平回転不能に配置された請求項1または請求項2に記載のボルトまたはナットの回り止め構造。
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