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JP4207716B2 - 便器上面設備 - Google Patents

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Description

本発明は、洋風便器の後部上面に設置される便座ボックス、タンクカバー等の便器上面設備に係り、特に昇降式の便器上面設備に関する。
洋風便器の上面に設置された便座は、便座ボックスあるいはタンクカバーなどの部材を介して洋風便器に対し俯仰方向に回動可能に取り付けられている。
この便座ボックス等と洋風便器上面との間に尿などの汚れが染み込んで臭気の原因となり易い。そこで、便座ボックスを洋風便器に対し上下動可能とし、洋風便器の清掃時に便座ボックスを便座と共に上方に移動(浮上)させるようにしたものが提案されている。
例えば、特開2002−4383号公報には、前部を含む上側部分を昇降可能とした便座ボックスが記載されている。また、特開2002−242273号公報及び特開平9−28619号公報には、昇降可能なタンクカバーが記載されている。
この特開2002−4383号公報の図10には、便座ボックスの浮上を阻止するために、着脱式のキーを設けることが記載されている。便器上面設備が製作工場から出荷されるときには、このキーを装着して浮上を阻止しておき、トイレルームに設置された後に該キーを抜き取る。
上記の特開2002−242273号公報には、ロータンクカバーの両側面の下端部に浮上阻止用ロックレバーを設けておき、浮上時にはこのロックレバーによるロックを解除させる構成が記載されている。
上記特開平9−28619号公報には、ロータンクカバーの昇降を案内するガイド機構として、スライダ及び該スライダが摺動するガイドとを備えたものが記載されている。
特開2002−4383号公報 特開2002−242273号公報 特開平9−28619号公報
上記の特開2002−4383号及び特開2002−242273号では、浮上部材と固定部材とをキー又はロックレバーで連結するようにしているため、浮上部材が下降限まで下降した状態においてキー又はロックレバーをキー孔やレバー係止孔に正確に合致させる必要があり、部材寸法精度や組立精度を高くする必要があり、コスト高になりがちである。
本発明は、比較的簡易な機構により昇降メンバの浮上を阻止することができ、昇降メンバや固定メンバの寸法精度、組立精度の緩和を図ることができる便器上面設備を提供することを目的とする。
本発明の便器上面設備は、洋風便器の後部上面に設置される便器上面設備であって、該洋風便器に固定される固定メンバと、該固定メンバに対し昇降可能に取り付けられた昇降メンバと、該昇降メンバの昇降を案内するガイド装置とを有する便器上面設備において、該ガイド装置に、該昇降メンバの浮上を阻止するストッパ手段が設けられており、該ストッパ手段による浮上阻止を解除操作する操作手段を備えた便器上面設備であって、該ガイド装置は、上下方向に移動するスライダと、上下方向に延在し、該スライダが係合した一対のガイド本体と、該一対のガイド本体の上端部同士を跨ぐように架設された架材とを備えており、前記ストッパ手段は、該架材に下方から当接することにより、該スライダが該ガイド本体に沿って移動することを阻止する当接部を有しており、該操作手段は、該便器上面設備の上面に設けられており、該当接部の該架材への当接を解除操作するものであることを特徴とするものである。
かかる本発明の便器上面設備にあっては、昇降メンバの昇降を案内するガイド装置にストッパ手段を設けており、このガイド装置は、それ自体が精度良く構成されているため、昇降メンバが下降した場合に確実にストッパ手段が係合する。従って、本発明によると、昇降メンバ及び固定メンバの寸法精度、組立精度を緩和することができる。
本発明では、ストッパ手段の浮上阻止を解除するための操作手段を便器上面設備の面に設ける。これにより、解除操作を容易に行うことができる。なお、この操作手段をカバーで隠すよう構成してもよく、これにより美観が向上する。また、操作手段の誤操作や悪戯が防止される。
本発明では、操作手段は、少なくとも浮上阻止を解除して浮上を許容する状態にあるときに、手を掛けて昇降メンバを引き上げ得るよう該昇降メンバに設けられてもよく、特にこの操作手段が昇降メンバの外面から突出可能に設けられていることが好ましい。このように構成した場合、操作手段に手を掛けて昇降メンバを容易に浮上させることができる。
本発明においては、ガイド装置は、上下方向に移動するスライダと、上下方向に延在し、該スライダが係合したガイド本体とを備えており、ストッパ手段は、該スライダが該ガイド本体に沿って移動することを阻止するよう構成されている。このようにスライダの移動を阻止するよう構成することにより、昇降メンバの浮上を確実に阻止することができる。
本発明によると、比較的簡易な構成により昇降メンバの浮上を阻止することができると共に、昇降メンバや固定メンバの寸法精度、組立精度の緩和を図ることができる便器上面設備が提供される。
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。
図1は実施の形態に係る便器上面設備の斜視図であり、(a)図は把手部材を倒した状態を示し、(b)図は把手部材を起した状態を示している。図2は図1の便器設備の側面図であり、(a)図は便座ボックスの浮上前の状態を示し、(b)図は便座ボックスの浮上後の状態を示している。図3(a)は便座ボックスの浮上時における透視斜視図であり、図3(b)はこのときのガイド装置及びストッパの斜視図である。図4は図3(b)と反対側から見たガイド装置及びストッパの斜視図である。また、図5(a)は便座ボックス浮上阻止時におけるガイド装置及びストッパの斜視図であり、図5(b),(c)は、それぞれ便座ボックス浮上阻止時及び阻止解除時におけるガイド装置及びストッパの側面図である。
陶器製の洋風便器本体1の後部上面に便座ボックス2が昇降可能に設置されており、この便座ボックス2に便座2a及び便蓋2bが起倒方向回動可能に取り付けられている。
この実施の形態では、便座ボックス2は、前部に配置された昇降可能なフロントベースプレート3aと、無底箱状の合成樹脂製のカバー3bとによって外殻が形成されている。図示は省略するが、このフロントベースプレート3aに、人体臀部を温水で洗浄するための温水洗浄ノズル及びモータ駆動式温水切替弁装置が設置されている。また、このフロントベースプレート3aの底面には、便座ボックス2が浮上したときにその下側領域Sを照らすための照明3cが設けられている。この照明3cとしてはLEDが好適であるが、これに限定されない。
また、このフロントベースプレート3a上には、便座2a及び便蓋2bを開閉させる電動開閉ユニット、人体臀部に向けて温風を吹き出してその乾燥を行う温風ファン、便鉢内から臭気を含んだ空気を吸引して脱臭する脱臭ファン及び脱臭カートリッジが設けられている。カバー3bには、便器本体1に近づいたり着座した人体を検知するための人体検知センサが設けられている。
便器本体1の最後部上面には、カバー3bの後部側が上方から被さるようにリアベースプレート4aが設けられている。このリアベースプレート4aには、前記温水洗浄ノズルへ温水を供給するためのヒータ付き温水タンク4b(図2にのみ図示)、便座ボックス2を押し上げたり、降下させたりする際の動きを緩衝させるための浮上ユニット10のほか、図示はしないがヒータ及び電動ファンよりなる部屋暖房ファン、電源基板、制御回路基板、便鉢やトラップ部へ水を供給するためのバルブユニット等が設けられている。
この浮上ユニット10は、図4に示す通り、ロータリダンパ11と、該ロータリダンパ11の回転軸に固着されたピニオン12と、該ピニオン12が噛合したラック13とを有する。ロータリダンパ11は、フロントベースプレート3aに固着されている。リアベースプレート4aからは浮上ユニット10のフレーム14が立設され、該フレーム14にラック13が固設されている。符号14aはこのフレーム14をリアベースプレート4aに固定するためのブラケットを示し、符号14bは、このフロントベースプレート14の転倒防止用の足片を示している。この足片14bは、該フレーム14の基端部から洋風便器1の後部上面に沿って前方に延出している。
このフレーム14には上下方向に延在した1対のレール状のガイド本体14c,14cが設けられており、フロントベースプレート3aに設けられたスライダ3dが該ガイド本体14c,14cに沿って上下方向に移動可能とされている。このスライダ3dに、便座ボックス2の浮上を阻止するためのストッパ16が設けられている。
この実施の形態では、リアベースプレート4aが固定メンバであり、フロントベースプレート3a及びカバー3bが昇降メンバである。また、スライド3bとガイド本体14c,14cとが該昇降メンバの昇降を案内するガイド装置である。
ストッパ16は、この実施の形態では、バネ鋼等の弾性材料よりなる細長い板バネ状部材である。このストッパ16は、図3及び図5に示すように、上下方向に延在し且つスライダ3dから上方に延出するように配置され、下端側が該スライダ3dの前面に固着されている。
この実施の形態では、ストッパ16は略クランク形に折曲した側面視形状のものである。即ち、このストッパ16の長手方向の途中部分には、該ストッパ16の板面から略直角に後方に向って突出する突出部16aが設けられている。
前記ガイド本体14c,14cは、この実施の形態ではスライダ3dの左右両サイドに設けられており、該スライダ3dの左右両側部が該ガイド本体14c,14cに係合している。これらのガイド本体14c,14cの上端部同士を跨ぐようにして架材14dが架設されている。突出部16aは、図5(b)に示すように、フロントベースプレート3aが下降限に配置されているときに、下方からこの架材14dに当接する。このとき、ストッパ16の該突出部16aよりも上端側は、該架材14dよりも上位となる高さまで延在している。
このように、フロントベースプレート3aが下降限にあるときにストッパ16の突出部16aが架材14dに下方から当接することにより、スライダ3dがガイド本体14cに沿って上方へ移動することが阻止され、これにより、フロントベースプレート3aの浮上が阻止される。
この実施の形態では、カバー3bの上面に、このストッパ16によるフロントベースプレート3aの浮上阻止状態を解除操作するための操作手段として把手部材5が設けられている。この把手部材5は、1対の脚部5kを有した略コ字形状である。各脚部5k,5kの基端部同士の間には支軸5aが架設されており、この支軸5aにより、各脚部5k,5kの基端部がカバー3bに回動可能に取り付けられている。該支軸5aの長手方向の途中部分には、把手部材5が回動されたときにこれと一体に回動するカム18が設けられている。このカム18は、浮上ユニット10のフレーム14の上方に配置されている。
カバー3bの上面には、この把手部材5が収容されるコ字形状の凹所6が設けられている。把手部材5を前方に倒すと、把手部材5は凹所6内にほぼすっぽりと納まり、把手部材5を約90°後方に回動させて起立させると、該把手部材5がカバー3bの上面から上方に突出する。
このカム18は、把手部材5が凹所6内に倒れているときには、図5(b)に示すようにカム面18aが支軸5aから下方に垂下した姿勢となり、把手部材5が起立したときには、図5(c)に示すように、カム面18aがストッパ16の上端側の板面に当接して該ストッパ16の上端側を前方に押圧した姿勢となるように配置されている。
このようにストッパ16の上端側が該カム面18aによって前方に押圧されることにより、図5(c)の通り、該ストッパ16が前方に撓んで突出部16aが架材14dから外れ、スライダ3dがガイド本体14cに沿って上方へ移動することが許容されるようになる。なお、フロントベースプレート3aが下降限に位置している状態で把手部材5が凹所6内に倒されると、カム面16aによるストッパ16上端側の押圧が解除され、図5(b)の如くストッパ16が弾性的に元形状に復帰して突出部16aが架材14dの下側に係合するようになる。
便座ボックス2を浮上させるに当っては、まず、図1(b)のように把手部材5を凹所6から引き起す。これにより、図5(c)のようにストッパ16によるフロントベースプレート3aの浮上阻止状態が解除される。次いで、この把手部材5に手を掛けて引き上げることにより、フロントベースプレート3a及びカバー3bが上昇する。また、便座照明3gが点灯する。これにより、浮上した便座ボックス2の前部の下側スペース(下側領域)Sが照明される。このように下側領域Sが明るく照らされるので、該下側領域Sに臨む便器本体1の上面や、フロントベースプレート3aの下面等を容易に清掃することができる。
なお、図示はしないが、浮上ユニット10には、上昇したフロントベースプレート3aを軽くラッチするラッチ片及びラッチバネが設けられており、把手部材5から手を離してもフロントベースプレート3aが下降することはない。
カバー3bを下向きにやや力を込めて押すと、このラッチが解除され、該カバー3b及びフロントベースプレート3aが下降する。フロントベースプレート3a及びカバー3bが下降した後、把手部材5を倒すことにより、図1(a)の状態に復帰すると共に、図5(b)の通りストッパ16によってフロントベースプレート3aの浮上が阻止されるようになる。
この実施の形態では、ガイド本体14c,14cに係合したスライダ3dにストッパ16が設けられており、このストッパ16によって該スライダ3dの上方移動が阻止されることによりフロントベースプレート3aの浮上が阻止される構成となっているので、該フロントベースプレート3a及びカバー3bの浮上を確実に阻止することができる。
これらのスライダ3d及びガイド本体14c,14cは、それ自体が精度良く構成されているため、フロントベースプレート3aが下降した場合には確実にストッパ16が架材14dに係合するようになる。このようにスライダ3d及びガイド本体14c,14cからなるガイド装置にストッパ16を設けたことにより、これら以外のフロントベースプレート3a及びカバー3b(昇降メンバ)やリアベースプレート4a(固定メンバ)等の寸法精度、組立精度を緩和することができる。
また、この実施の形態では、該ストッパ16は、長手方向の途中部分に突出部16aが設けられた板バネ状部材であり、構造が極めて簡易である。
この実施の形態では、フロントベースプレート3aの浮上阻止状態を解除操作する操作手段としての把手部材5がカバー3bの上面に設けられているので、フロントベースプレート3aの浮上阻止状態解除操作を容易に行うことができる。また、このように把手部材5がカバー3bの上面に設けられていることにより、片手で容易に便座ボックス2を浮上させることができる。この把手部材5は、普段は倒して凹所6内に収容しておくことができ、カバー3b上に無用な突出部が存在しない。
以下に、図6〜8を参照して別の実施の形態について説明する。
図6(a)は別の実施の形態に係る便器上面設備の便座ボックスと操作部カバーとの分解斜視図であり、図6(b)は該操作部カバーを取り外した状態における斜視図である。図7(a),(b)は、それぞれフロントベースプレート浮上阻止時及び浮上時におけるガイド装置の斜視図である。また、図8は、このガイド装置のフレームとストッパとの分解斜視図である。
上記実施の形態では、浮上ユニット10は、板バネよりなるストッパ16を備えているが、この実施の形態の浮上ユニット10Aでは、キー状のストッパ20が設けられている。
このストッパ20は、図7,8に示すように、上下方向に延在した細長い略長方形板状のキー片部20aと、上下方向に延在しており、下端側が該キー片部20aの上端側に連なった軸部20bと、該軸部20bの上端側に固着されたハンドル20cとを有している。該キー片部20aの幅は、軸部20bの直径よりも大きい。該軸部20bは、キー片部20aの上側辺縁の該幅方向中間付近に連なっている。
この軸部20bの上端側は、便座ボックス2のカバー3bの上面に設けられた軸部挿通口(図示略)に挿通され上方に突出している。この軸部20bの上端に固着されたハンドル20cは、該カバー3bの上側(外部)に配置されている。この実施の形態では、カバー3bの上面に凹所7が設けられており、ハンドル20cはこの凹所7内に収容されている。この凹所7を覆うように、該凹所7に着脱可能にカバー8が装着されている。
フレーム14の架材14dには、このストッパ20のキー片部20aが差し込まれる略々スリット状のキー片部挿通口22が設けられている。該キー片部挿通口22は、その長手方向の中央付近に、軸部20bの通過を許容する円形孔部22aを有している。
該キー片部20aの長さは、フロントベースプレート3aが下降限まで下降している状態におけるスライダ3dの上面と架材14dの下面との間の間隔と同等か、又はこの間隔よりもごく僅かに小さいものとなっている。
フロントベースプレート3aが下降限まで下降している状態においては、該キー片部20aの全体がスライダ3dの上面と架材14dとの間に介在し、軸部20bの下端側が円形孔部22b内に配置された状態となる。この状態において、ハンドル20cを操作してストッパ20を軸部20bの軸心回りに回転させると、図7(a)の通り、該キー片部20aの幅方向がキー片部挿通口22の延在方向と交叉方向になり、該キー片部20aがキー片部挿通口22から抜け出し不能となる。これにより、スライダ3dが上方へ移動し得なくなり、フロントベースプレート3aの浮上が阻止される。
図7(a)の状態から、図7(b)のようにキー片部20aの上側辺縁の延在方向とキー片部挿通口22の延在方向とが同一方向となるまでハンドル20cを逆方向に回転させることにより、該キー片部20aがキー片部挿通口22から抜け出し可能となる。この状態にあっては、スライダ3dが上方へ移動しようとしたときには、キー片部20aが該スライダ3dに押し上げられるようにしてキー片部挿通口22から抜け出し、該スライダ3dの上方移動が許容されるようになる。
なお、この実施の形態では、ハンドル20cの上面に設けられた指掛り又は手掛りとしての凸条20dは、ハンドル20cの回転位相を視認し得るように、該ハンドル20cの直径方向に延在している。
この便器上面設備のその他の構成は図1〜5の実施の形態と同様となっており、図6〜8において図1〜5と同一符号は同一部分を示している。
便座ボックス2を浮上させるに当っては、まず、凹所7に装着されたカバー8を取り外し、この凹所7内のハンドル20cを約90°回転させる。次いで、便座ボックス2のカバー3bを両手で抱えて引き上げることにより、該便座ボックス2が上昇する。
また、カバー3bを下降させ後、ストッパ20のハンドル20cを90°回転させることにより、該ストッパ20によってフロントベースプレート3aの浮上が阻止されるようになる。その後、カバー8を凹所7に装着する。
このように、この実施の形態では、スライダ3dと架材14dとの間にキー片部20aを介在させることによりカバー3bの浮上を確実に阻止することができる。
この実施の形態では、ストッパ20のハンドル20cを便座ボックス2のカバー3bの上面に配置しているので、フロントベースプレート3aの浮上阻止状態解除操作を容易に行うことができる。また、このハンドル20cは凹所7に収容されており、普段は、該凹所7を覆うようにカバー8が装着されているので、便器上面設備の美観を損うことがないと共に、ストッパ20の誤操作や悪戯等も防止することができる。
なお、この実施の形態でも、カバー3bに、カバー3bを引き上げる際の手掛りとして把手部材を設けてもよい。
上記実施の形態では便器上面設備は便座ボックスであるが、タンクカバーであってもよい。便座ボックスやタンクカバーの形状、大きさは特に限定されるものではない。便座ボックスやタンクカバーは、前部のみが昇降するものであってもよく、前部から後部も含めて昇降するものであってもよい。
実施の形態に係る便器上面設備を備えた洋風便器の斜視図である。 図1の洋風便器の側面図である。 図1の便器上面設備の浮上ユニットの斜視図である。 図3と反対側から見た斜視図である。 図1の便器上面設備のストッパの構成図である。 別の実施の形態に係る便器上面設備を備えた洋風便器の斜視図である。 図6の便器上面設備の浮上ユニットの斜視図である。 図6の便器上面設備の浮上ユニットとストッパとの分解斜視図である。
符号の説明
2 便座ボックス
3a フロントベースプレート
3b (便座ボックスの)カバー
3d スライダ
4a リアベースプレート
5 把手部材
6,7 凹所
8 (操作部の)カバー
10,10A 浮上ユニット
14c ガイド本体
16 ストッパ
16a 突出部
18 カム
20 ストッパ
20a キー片部
20b 軸部
20c ハンドル
22 キー片部挿通口

Claims (6)

  1. 洋風便器の後部上面に設置される便器上面設備であって、
    該洋風便器に固定される固定メンバと、
    該固定メンバに対し昇降可能に取り付けられた昇降メンバと、
    該昇降メンバの昇降を案内するガイド装置と
    を有する便器上面設備において、
    該ガイド装置に、該昇降メンバの浮上を阻止するストッパ手段が設けられており、
    該ストッパ手段による浮上阻止を解除操作する操作手段を備えた便器上面設備であって、
    該ガイド装置は、上下方向に移動するスライダと、上下方向に延在し、該スライダが係合した一対のガイド本体と、該一対のガイド本体の上端部同士を跨ぐように架設された架材とを備えており、
    前記ストッパ手段は、該架材に下方から当接することにより、該スライダが該ガイド本体に沿って移動することを阻止する当接部を有しており、
    該操作手段は、該便器上面設備の上面に設けられており、該当接部の該架材への当接を解除操作するものであることを特徴とする便器上面設備。
  2. 請求項において、該操作手段は、少なくとも浮上阻止を解除して浮上を許容する状態にあるときに、手を掛けて該昇降メンバを引き上げ得るよう該昇降メンバに設けられていることを特徴とする便器上面設備。
  3. 請求項において、該操作手段は該昇降メンバの面から突出可能に設けられていることを特徴とする便器上面設備。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記ストッパ手段は、前記スライダから上方に延出するように配置され、上下方向の途中部分がクランク形に折曲して前記当接部となっている板バネ状部材であることを特徴とする便器上面設備。
  5. 請求項4において、前記操作手段は、支軸によって前記便器上面設備の上面に起倒回動可能に設けられた把手部材であり、
    該支軸には、該把手部材と一体に回動するカムが設けられており、
    該カムは、該把手部材が起立したときには、カム面が前記ストッパ手段の上端側を押圧した姿勢となって前記当接部を前記架材から外し、該把手部材が倒れたときには、該カム面が前記ストッパ手段の上端側と非当接の姿勢となって該当接部を該架材の下側に係合させるように配置されていることを特徴とする便器上面設備。
  6. 請求項1ないし3のいずれか1項において、前記ストッパ手段は、前記スライダの上面に配置された、上下方向に延在する板状のキー片部と、該キー片部の上端側から上下方向に延在する軸部を有しており、
    前記操作手段は、該軸部の上端側に設けられた、該ストッパ手段を該軸部の軸心回りに回転させるハンドルであり、
    前記架材は、該ストッパ手段及び該軸部を挿通可能なスリット状の挿通口を有しており、
    該挿通口は、該キー片部の幅方向が該挿通口の延在方向と同一方向であるときに、該キー片部が該挿通口から抜け出して上下動可能となり、該幅方向が該延在方向と交叉方向であるときに、該キー片部が該挿通口から上方に抜け出し不能となる形状であることを特徴とする便器上面設備。
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