JP4200404B2 - サスペンション制御装置 - Google Patents
サスペンション制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4200404B2 JP4200404B2 JP09271999A JP9271999A JP4200404B2 JP 4200404 B2 JP4200404 B2 JP 4200404B2 JP 09271999 A JP09271999 A JP 09271999A JP 9271999 A JP9271999 A JP 9271999A JP 4200404 B2 JP4200404 B2 JP 4200404B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- value
- road surface
- damping force
- control
- vehicle speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G17/00—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load
- B60G17/015—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements
- B60G17/016—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by their responsiveness, when the vehicle is travelling, to specific motion, a specific condition, or driver input
- B60G17/0165—Resilient suspensions having means for adjusting the spring or vibration-damper characteristics, for regulating the distance between a supporting surface and a sprung part of vehicle or for locking suspension during use to meet varying vehicular or surface conditions, e.g. due to speed or load the regulating means comprising electric or electronic elements characterised by their responsiveness, when the vehicle is travelling, to specific motion, a specific condition, or driver input to an external condition, e.g. rough road surface, side wind
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/10—Acceleration; Deceleration
- B60G2400/102—Acceleration; Deceleration vertical
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2400/00—Indexing codes relating to detected, measured or calculated conditions or factors
- B60G2400/80—Exterior conditions
- B60G2400/82—Ground surface
- B60G2400/821—Uneven, rough road sensing affecting vehicle body vibration
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2500/00—Indexing codes relating to the regulated action or device
- B60G2500/10—Damping action or damper
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2600/00—Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
- B60G2600/02—Retarders, delaying means, dead zones, threshold values, cut-off frequency, timer interruption
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2600/00—Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
- B60G2600/18—Automatic control means
- B60G2600/184—Semi-Active control means
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2600/00—Indexing codes relating to particular elements, systems or processes used on suspension systems or suspension control systems
- B60G2600/18—Automatic control means
- B60G2600/187—Digital Controller Details and Signal Treatment
- B60G2600/1877—Adaptive Control
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2800/00—Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
- B60G2800/16—Running
- B60G2800/162—Reducing road induced vibrations
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60G—VEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
- B60G2800/00—Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
- B60G2800/90—System Controller type
- B60G2800/91—Suspension Control
- B60G2800/916—Body Vibration Control
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両ばね上の揺れを抑え快適な乗り心地を提供できるサスペンション制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のサスペンション制御装置の一例として、本願出願人が特願平9−367760号で提案した装置がある。この装置は、加速度センサ、車高センサなどの路面状態検出手段の信号から、うねり路、悪路等の路面の判定を行い、その路面に応じた減衰力制御を行うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車両が走行する路面状態は、例えば表1のように、普通路、うねり路、悪路に大略区分される。前記うねり路には、例えば図10(a)に示されるように断面形状が略波状をなすもの(以下、便宜上、標準うねり路という。)の他に、図10(b)に示されるように、高さが10〜20cmで長さが30cm〜4mの凸部(凹部)が所定長さにわたって略周期的に形成される単発うねり路(いわゆるアパートバンプ)を含んでいる。
【0004】
表中「中・大の中間値」は上下加速度が中ないし大の間の値をいう。
【0005】
そして、上述した従来技術では、うねり路、悪路等の路面の判定を行い、その路面に応じた減衰力制御を行うが、時間管理をしておらず、その分、路面に応じた減衰力制御が十分適切なものになっていなかった。すなわち、前記アパートバンプのように長さ(範囲)があらかじめ定められている場合にはその路面(アパートバンプ)を検出した際、その路面に応じた減衰力設定をその路面状態が続く間、行えばよいが、上述した従来技術では、制御周期毎に繰り返し路面状態の検出及びその検出結果に応じた減衰力設定を行う必要があり、不便であった(すなわち、減衰力制御が十分適切なものになっていなかった)。
【0006】
前記うねり路のうちアパートバンプを走行する場合、アパートバンプは、その段差の高さが高い(10〜20cm)ため、通過車速は一般に低くされる一方、ばね上が大きくあおられやすくなる。これに対して、上述した従来技術では、うねり路走行時にはうねり路判定をすることによりゲインを高くし(うねり路ゲインを設定し)、一律に減衰力を大きくするようにしている。一方、うねり路のうちアパートバンプを走行している場合は、標準うねり路を走行しているときに比して、大きなゲインを設定する(減衰力を大きくする)必要がある。しかしながら、うねり路ゲインをアパートバンプ走行時に合わせて定めると、アパートバンプ以外のうねり路(標準うねり路)を走行するときには過制御となってしまい、乗り心地の悪化を招くことになる。
【0007】
また、上述したようにアパートバンプはその段差の高さが高いため、このアパートバンプを走行する際には、サスペンションの伸びきり(フルリバウンド)、縮みきり(フルバンプ)の発生を招きやすくなる。このようなフルリバウンド、フルバンプの発生を防止するためには、ショックアブソーバの減衰力をさらに高くすることが望まれ、この対策として通常走行時における減衰力を高く設定することが考えられるが、このように減衰力を高く設定することは、更に乗り心地の悪化を招き、適切な改善策になり得ていなかった。
【0008】
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、路面に応じた減衰力制御をより適正に行うことができるサスペンション制御装置を提供することを目的とする。
また、本発明の他の目的は、アパートバンプ走行時に良好な乗り心地を確保できるサスペンション制御装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、車両の車体と車軸の間に設けられ減衰特性が可変のショックアブソーバと、該ショックアブソーバの減衰特性を調整するアクチュエータと、車体の上下加速度を検出する加速度検出手段と、前記加速度検出手段からの加速度信号に基づいてリアルタイムに制御演算値を求め、この制御演算値に基づく制御信号を前記アクチュエータに出力するコントローラとからなるサスペンション制御装置において、路面状態に対応した信号を出力する路面状態検出手段を設け、前記コントローラは、前記路面状態検出手段からの信号の周波数成分に応じて路面状態を判定する路面状態判定手段と、前記路面状態判定手段が路面状態をうねり路と判定したとき、所定の間減衰特性を最低減衰力を大きくするオフセット制御とを有し、前記オフセット制御は、前記加速度信号に基づいてリアルタイムに求められる制御演算値の絶対値に比して予め設定された最低減衰力値が同等以上であるときは前記制御信号を最低減衰力値とし、前記制御演算値の絶対値に比して予め設定された最低減衰力値が小さいときにはリアルタイムに求められる前記制御演算値の絶対値を前記制御信号として出力するオフセット制御であることを特徴とする。
本願の請求項2に係る発明は、請求項1記載のサスペンション制御装置において、車速を検出する車速検出手段を備え、前記路面状態検出手段が、路面状態がうねり路であると判定したとき、車速に応じて最低減衰力値または/及びオフセット制御を行う時間を設定することを特徴とする。
本願の請求項3に係る発明は、請求項1記載のサスペンション制御装置において、前記路面状態検出手段が検出する周波数成分が低周波数で所定振幅よりも大きいとき、最低減衰力値を所定量よりも大きい値に設定することを特徴とする。
本願の請求項4に係る発明は、請求項3記載のサスペンション制御装置において、車速を検出する車速検出手段を備え、前記路面状態検出手段が検出する周波数成分が低周波数で所定振幅よりも大きいと判定したとき、車速に応じて最低減衰力値または/及びオフセット制御を行う時間を設定することを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の第1の実施の形態のサスペンション制御装置を図1ないし図5に基づいて説明する。図1において、車両を構成する車体1と4個(図には一つのみを示す。)の車輪2の車軸(符号省略)との間には、ばね3と減衰特性が可変のショックアブソーバ4が並列に介装されており、車体1を支持している。車体1上には、車体1の上下方向の加速度を検出する加速度センサ5(路面状態検出手段)が取り付けられている。加速度センサ5の加速度信号αはコントローラ6に供給される。なお、ショックアブソーバ4及びばね3は4個の車輪2に対応してそれぞれ4個設けられているが、便宜上そのうち一つのみを図示している。
【0011】
ショックアブソーバ4にはアクチュエータ7が設けられている。アクチュエータ7は、コントローラ6からの制御信号Iに基づいてショックアブソーバ4の図示しない減衰力発生機構を駆動しショックアブソーバ4に制御信号Iに応じた減衰力を発生させ、かつ制御信号Iに基づいて減衰力を調整できるようにしている。
【0012】
コントローラ6は、加速度センサ5の加速度信号αに基づいて制御信号Iを求め、この制御信号Iをアクチュエータ7に出力する。この場合、コントローラ6には、ショックアブソーバ4の減衰特性と制御信号Iとの対応関係を示す情報が格納されており、制御信号Iをアクチュエータ7に出力することにより、アクチュエータ7にショックアブソーバ4の減衰力発生機構(図示省略)を駆動させて、ショックアブソーバ4に制御信号Iに対応する伸び側、縮み側減衰力〔伸び/縮みがハード(H)/ソフト(S)、S/S又はS/Hなど〕を発生させるようにしている。
【0013】
コントローラ6の演算制御内容を、図2ないし図4のフローチャートに基づいて説明する。
コントローラ6は、図2に示すように車両のエンジン始動等により電力供給を受ける(ステップS1)と、まず初期設定を行なって(ステップS2)制御周期に達したか否かを判定する(ステップS3)。ステップS3では、制御周期に達したと判定するまで繰り返して制御周期に達したか否かを判定する。
【0014】
ステップS3で制御周期に達したと判定すると、前制御周期に算出されている結果に基づいてアクチュエータ7を駆動する(ステップS4)。続いてステップS5でアクチュエータ7以外の機構(例えばLED)に信号を出力して制御する。次に加速度センサ5から加速度信号αを読み込む(ステップS6)。続いて、ステップS6で読み込んだ加速度信号αに基づいて、路面判定制御部(図示省略)において路面状態の判定を行い制御パラメータを決定する(ステップS7)。ステップS7の判定結果に基づいて車体1の制振に必要な減衰力を求め、この減衰力を発生するためにアクチュエータ7に出力する制御信号I(電流)を求める(ステップS8)。
続くステップS9で、前記ステップS7の路面判定結果及びステップS8の制御演算結果に基づいて、最終的に最低減衰力(オフセット制御)についての処理を行う。
【0015】
ここで、上記ステップS7の路面判定制御サブルーチンを図3に基づいて説明する。まず、ステップS11 でうねり路フラグをクリアする。次に、うねり成分を抽出する(ステップS12 )。このステップS12 でのうねり成分の抽出は、加速度信号αに対してローパスフィルタ(LPF)処理して、低周波分(うねり成分、表1参照)を抽出して行うようにしている。
【0016】
続くステップS13 で、前記ステップS12 で抽出したうねり成分の振幅値があらかじめ設定されたうねり基準値以上か否かを判定する。
ステップS13 でYES (うねり成分の振幅値がうねり基準値以上)と判定すると、ステップS14 で現うねり路フラグを1とする(セットする)。ステップS14 に続いて、前うねり路フラグが0であるか否かを判定する(ステップS15 )。
【0017】
ステップS15 でYES (前うねり路フラグが0である)と判定すると、オフセットスタートフラグ(オフセット制御開始用フラグ)をセットすると共に、オフセットタイマ(オフセット制御時間計測用タイマ)をクリアする(ステップS16 )。ステップS16 に続いて、前うねり路フラグの更新を行い(ステップS17 )、路面判定制御サブルーチンを終了して、図2のメインルーチンに戻る。
前記ステップS13 でNOと判定したり、ステップS15 でNOと判定したりすると、ステップS17 に進む。
上述したようにステップS13 〜S16 の処理を行うことにより、車両がうねり路に入ったことが判定され、この時点が後述する時間計測の基準にされている。
【0018】
前記ステップS9のオフセット実行サブルーチンは、図4に示すように行われる。
まず、オフセットスタートフラグ(ステップS16 )が「1」であるか否かを判定し(ステップS21 )、ステップS21 でYES (オフセットスタートフラグ=1)と判定すると、オフセットタイマをカウント(「1」インクリメント)する(ステップS22 )。次に、オフセットタイマの値があらかじめ設定した時間基準値未満であるか否かを判定する(ステップS23 )。ここで、時間基準値はうねり路走行時の標準的な車速及びうねり路の距離等からあらかじめ定めている。
ステップS23 でYES (オフセットタイマの値が時間基準値未満である)と判定すると、うねり路走行時の車体1の制振に必要とされる最小の減衰力(最低減衰力値)を示すものとして例えば図5に示すように定めた減衰力オフセット値(以下、オフセット値という)を、あらかじめ設定した減衰力基準値とする(ステップS24 )。ステップS23 でNO(オフセットタイマの値が時間基準値以上である)と判定すると、オフセット値(最低減衰力値)を「0」とし(ステップS25 )、オフセットスタートフラグ及びオフセットタイマをクリアする(ステップS26 )。
【0019】
ステップS21 でNOと判定したり、ステップS24 の処理が行われたり、あるいはステップS26 の処理が行われたりすると、オフセット値が制御演算値の絶対値より小さいか否かを判定する(ステップS27 )。ここで、ステップS27 での判定に用いられる制御演算値は、加速度センサ5からの加速度信号αに基づいてリアルタイムに求められる制御信号I(ステップS8参照)に対応する所望の減衰力値であり、この制御演算値は、例えば図5に点線で示される。
【0020】
ステップS27 でYES (オフセット値が制御演算値の絶対値より小さい)と判定すると、制御信号Iとして最終的にアクチュエータ7に出力される最終出力値を前記制御演算値(リアルタイム制御演算値)とする(ステップS28 )。
ステップS27 でNO(オフセット値が制御演算値の絶対値以上である)と判定すると、制御信号Iとして最終的にアクチュエータ7に出力される最終出力値をオフセット値とする(ステップS29 )。
ステップS28 又はステップS29 の処理が終了すると、このオフセット実行サブルーチンを終了して、図2のメインルーチンに戻る。
【0021】
上述したように構成されたサスペンション制御装置では、車両がうねり路に入ると、ステップS13 の判定(うねり成分の振幅値がうねり基準値以上か?)でYES と判定すると共に、ステップS15 の判定(前うねり路フラグが0であるか?)でYES と判定し、オフセットスタートフラグがセットされ(ステップS16 )、図4のオフセット制御が行われる。
【0022】
そして、図4のオフセット制御の開始によりオフセットタイマによる時間計測が行われ(ステップS22 )、オフセットタイマの値が時間基準値(うねり路走行に要する時間に相当する)に達するまでは(ステップS23 でYES と判定する間)、オフセット値(図5参照)を減衰力基準値とし(ステップS24 )、ステップS24 で定めたオフセット値が制御演算値の絶対値より小さいか否かを判定する(ステップS27 )。
【0023】
例えば、加速度信号αに基づいてリアルタイムに求められる制御演算値(図5点線)の絶対値に比してオフセット値が同等以上である(ステップS27 でNOと判定する)と、制御信号Iとして最終的にアクチュエータ7に出力される最終出力値を図5に点線で示される制御演算値でなくオフセット値とし(ステップS29 )、これにより制振性を確保する一方、制御演算値(図5点線)の絶対値に比してオフセット値が小さい〔図5に示す制御演算値でオフセット値に比して大きい部分(曲線部)参照〕とステップS27 でYES と判定し、アクチュエータ7に出力される最終出力値を図5に実線で示される制御演算値とし(ステップS28 )、制振性を確保する。上述したオフセット値を減衰力基準値とする設定(ステップS24 )は、ステップS23 でNOと判定するまで(すなわち、うねり路走行開始から時間基準値に達するまでの間)実行され、ステップS23 でNOと判定されると、オフセット値が「0」とされる(ステップS25 )と共に、ステップS27 でYES と判定されアクチュエータ7に出力される最終出力値が制御演算値とされ(ステップS28 )、制振性が確保される。
【0024】
上述したように、うねり路を走行する場合(ステップS13 〜S16 )、アクチュエータ7に出力される最終出力値として少なくとも減衰力基準値としたオフセット値(ステップS24 )を出力することが可能であり(すなわち、図5に示されるように「オフセット制御有り」の場合には最終出力値がオフセット値以下にならないようにしており)、うねり路走行時において、制振性を確実に確保することができる。また、減衰力基準値としたオフセット値のアクチュエータ7への最終出力値としての出力は、ステップS23 の判定(オフセットタイマの値が時間基準値未満?)でNOと判定したときオフセット値を「0」とする(ステップS25 )ことにより、所定時間(時間基準値)内に納めることが可能となり、その分、減衰力増大に伴う乗り心地の悪化を必要最小限に抑えることができ、減衰力制御をより適切なものにできる。
【0025】
前記図2のステップS9のオフセット実行サブルーチンは、図4に示すものに代えて、図6に示すように実行してもよい。図6に示すオフセット実行サブルーチン(このサブルーチンを実行するように構成したサスペンション制御装置を、以下、便宜上、第2の実施の形態という。)では、オフセット時に車速信号からオフセット時間及びオフセット値を決定するようにしている。この第2の実施の形態のサスペンション制御装置は、図示しない車速検出手段を備えており、この車速検出手段が車速を検出して車速信号として出力する。
【0026】
アパートバンプは、所定の長さであることから、車両が前記所定の長さ走行する時間だけオフセットをかければよいため、車速の増加に従い時間基準値を短くなるようにしている。
すなわち、図6に示すオフセット実行サブルーチンでは、車速の増加に従い前記時間基準値を短くするように、時間基準値を車速検出手段からの車速で割るように演算して車速に応じた時間基準値を求める(ステップS31 )。次に、同等状態の路面を走行した場合、車速が高い程車両の挙動が大きくなることに基づいて図7に示すように車速の増加に合わせて増加するように減衰力オフセット値(オフセット値)を算出し(ステップS32 )、以下、前記図4で説明したステップS21 〜ステップS29 の処理を実行する。
【0027】
この第2の実施の形態によれば、前記第1の実施の形態と同様にして、アクチュエータ7に出力される最終出力値として少なくとも減衰力基準値としたオフセット値(ステップS24 )を出力することが可能であり(図5参照)、うねり路走行時において、制振性を確実に確保することができる。また、減衰力基準値としたオフセット値のアクチュエータ7への最終出力値としての出力は、ステップS23 の判定(オフセットタイマの値が時間基準値未満?)でNOと判定したときオフセット値を「0」とする(ステップS25 )ことにより、所定時間(時間基準値)内に納めることが可能となり、その分、減衰力増大に伴う乗り心地の悪化を必要最小限に抑えることができ、減衰力制御をより適切なものにできる。
さらに、車速に応じて時間基準値を調整することが可能であり、この分、さらに、減衰力制御性の向上を図ることができると共に、減衰力制御を車速に応じてより精度高く行うことができる。
【0028】
図2のステップS7の路面判定サブルーチンは、図3に示すものに代えて、図8に示すように実行してもよい。図8に示す路面判定サブルーチン(このサブルーチンを実行するように構成したサスペンション制御装置を、以下、便宜上、第3の実施の形態という。)では、うねり成分の振幅値の比較判定に用いられる基準値として、第1、第2うねり基準値〔(第1うねり基準値)<(第2うねり基準値)〕を備えており、2種類のうねり路(標準うねり路及びアパートバンプ)を第1、第2うねり基準値を用いて判定し、オフセット値としてそれぞれ第1、第2減衰力基準値〔(第1減衰力基準値)<(第2減衰力基準値)〕を設定するようにしている。第3の実施の形態では、メインルーチンは前記図2のように実行され、オフセット実行サブルーチンは前記図4のように実行される。
【0029】
すなわち、図8に示す路面判定サブルーチンでは、前記図3のステップS11 及びステップS12 を実行した後、ステップS12 で抽出したうねり成分の振幅値が第2うねり基準値以上か否かを判定する(ステップS13A)。
ステップS13AでYES (うねり成分の振幅値が第2うねり基準値以上である)と判定すると、前記ステップS14 〜S16 と同様にステップS14A〜S16Aの処理を行い、ステップS16Aに続いて、オフセット値(最低減衰力値)をあらかじめ設定した第2減衰力基準値とする(ステップS41A)。
【0030】
ステップS13AでNO(うねり成分の振幅値が第2うねり基準値未満である)と判定すると、ステップS12 で抽出したうねり成分の振幅値が第1うねり基準値以上か否かを判定する(ステップS13B)。
ステップS13BでYES (うねり成分の振幅値が第1うねり基準値以上である)と判定すると、前記ステップS14 〜S16 と同様にステップS14B〜S16Bの処理を行い、ステップS16Bに続いて、オフセット値(最低減衰力値)が前記第2減衰力基準値であるか否かを判定する(ステップS42 )。ステップS42 でNO〔オフセット値(最低減衰力値)が前記第2減衰力基準値でない〕と判定すると、オフセット値をあらかじめ設定した第1減衰力基準値とする(ステップS41B)。
【0031】
ステップS15AでNOと判定したり、ステップS13BでNOと判定したり、ステップS15BでNOと判定したり、ステップS42 でYES と判定したり、ステップS41Aの処理を行ったり、又はステップS41Bの処理を行ったりすると、前うねり路フラグの更新を行い(ステップS17A)、本サブルーチンを終了する。
【0032】
この第3の実施の形態では、うねり成分の振幅値が第2うねり基準値〔(第1うねり基準値)<(第2うねり基準値)〕以上か否かを判定する(ステップS13A)と共に、ステップS13AでNO(うねり成分の振幅値が第2うねり基準値未満である)と判定すると、うねり成分の振幅値が第1うねり基準値以上か否かを判定する(ステップS13B)ので、第1、第2うねり基準値に対応して2種類のうねり路(標準うねり路及びアパートバンプ)の判定が可能になる。
また、ステップS13AでYES と判定した(アパートバンプ走行と想定される)際には、前うねり路フラグが「0」である(ステップS15AでYES である)と、オフセット値を第2減衰力基準値〔(第2減衰力基準値)>(第1減衰力基準値)〕に設定し(ステップS41A)、これによりアクチュエータ7への最終出力値が大きくなり、うねり路が仮にアパートバンプであっても、サスペンションの伸びきり(フルリバウンド)、縮みきり(フルバンプ)の発生を抑制できる。
【0033】
また、ステップS13BでYES と判定した(標準うねり路走行と想定される)際には、前うねり路フラグが「0」である(ステップS15BでYES である)と、オフセット値を第1減衰力基準値〔(第2減衰力基準値)>(第1減衰力基準値)〕に設定し(ステップS41B)、アクチュエータ7への最終出力値を前記ステップS41Aで設定した第2減衰力基準値に比して小さくして、標準うねり路に沿う減衰力制御を行って制振性を確保する(標準うねり路ではアパートバンプに比してフルリバウンド、フルバンプが発生しにくく、減衰力を小さくして所望の制振効果を得ることができる)と共に、アパートバンプにおける制御(ステップS41A)時に比して、オフセット値を小さくすることにより、その分、乗り心地の向上を図ることができる。
【0034】
また、前記第1の実施の形態と同様にして第1、第2減衰力基準値としたオフセット値のアクチュエータ7への最終出力値としての出力は、所定時間(時間基準値)内に納めることが可能となり、その分、減衰力増大に伴う乗り心地の悪化を必要最小限に抑えることができ、減衰力制御をより適切なものにできる。また、減衰力を大きくする時間が短くなることによりショックアブソーバ4の耐久性が向上すると共に、乗り心地の向上を図ることができる。
【0035】
図2のステップS7の路面判定サブルーチンは、図3に示すものに代えて、図9に示すように実行してもよい。図9に示す路面判定サブルーチン(このサブルーチンを実行するように構成したサスペンション制御装置を、以下、便宜上、第4の実施の形態という。)では、ばね上振動レベルによってうねり路を2つに分けている。また、車速を検出し低車速でかつうねり路レベルが大きいときにはアパートバンプと判定するようにしている。よって、高車速のときは、ばね上振動レベルが大きくてもアパートバンプとは判定しないようにしている。この第4の実施の形態のサスペンション制御装置は、図示しない車速検出手段を備えており、この車速検出手段が車速を検出して車速信号として出力する。
【0036】
図9に示す路面判定サブルーチンでは、前記図3のステップS11 及びステップS12 を実行した後、ステップS12 で抽出したうねり成分の振幅値が第2うねり基準値(中・大の中間値に相当する)以上で、かつ車速検出手段が検出した車速があらかじめ設定した低車速しきい値未満であるか否かを判定する(ステップS13C)。
ステップS13CでYES と判定すると、路面はアパートバンプであるとする(ステップS51 )。なお、ステップS13Cで、高車速である(車速が前記低車速しきい値以上である)と、仮にうねり成分の振幅値が第2うねり基準値以上であっても、アパートバンプとは判定しない(YES と判定する)。
ステップS51 に続いて、前記ステップS14 〜S16 と同様にステップS14C〜S16Cの処理を行い、ステップS16Cに続いて、オフセット値を所定の減衰力値(ここでは、便宜上、前記第2減衰力基準値とする)にセット(ステップS52 )する。続いて、前うねり路フラグの更新を行い(ステップS17C)、本サブルーチンを終了する。
【0037】
ステップS13CでNO(うねり成分の振幅値が第2うねり基準値未満であるか、あるいは車速が低車速しきい値以上である)と判定すると、ステップS12 で抽出したうねり成分の振幅値が第1うねり基準値以上か否かを判定する(ステップS13D)。なお、車両が高車速で走行している際には、図12に示すようにうねり成分の振幅値が大きくても、アパートバンプとは判定しない。これに対して、車両が低車速(低車速しきい値以上の車速)で走行している際には、図11に示すように、うねり成分の振幅値が第2うねり基準値(中・大の中間値に相当する)以上であると、アパートバンプであると判定する(ステップS51 )。
【0038】
ステップS13DでYES と判定すると、路面はうねり路であるとし(ステップS53 )、ステップS17Cに進む。
ステップS15CでNOと判定したり、ステップS13DでNOと判定したり、ステップS52 、ステップS53 の処理が行われたりすると、ステップS17Cに進む。
【0039】
このように構成された第4の実施の形態では、うねり成分の振幅値が第2うねり基準値以上で、かつ車速検出手段が検出した車速があらかじめ設定した低車速しきい値未満であるか否かを判定し(ステップS13C)、ステップS13CでYES と判定すると路面がアパートバンプであるとし(ステップS51 )、ステップS13CでのNO判定に対応して路面が標準うねり路とする(ステップS53 )ので、2種類のうねり路(標準うねり路及びアパートバンプ)の判定が可能になる。
【0040】
また、ステップS13CでYES と判定した(アパートバンプ走行と判定される)際には、前うねり路フラグが「0」である(ステップS15CでYES である)と、オフセット値を第2減衰力基準値に設定し(ステップS52 )、これによりアクチュエータ7への最終出力値が大きくなり、うねり路が仮にアパートバンプであっても、サスペンションの伸びきり(フルリバウンド)、縮みきり(フルバンプ)の発生を抑制できる。
【0041】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、路面状態判定手段が路面状態をうねり路と判定したとき、所定の間減衰特性を最低減衰力を大きくするので、うねり路走行時において、制振性を確実に確保することができる。また、路面状態判定手段が路面状態をうねり路と判定したとき、最低減衰力を大きくするのは所定の間であり、その分、減衰力増大に伴う乗り心地の悪化を必要最小限に抑えることができ、減衰力制御をより適切なものにできる。また、最低減衰力を大きくする時間が短くなることによりショックアブソーバの耐久性が向上すると共に、乗り心地の向上を図ることができる。
請求項2記載の発明によれば、車速に応じて最低減衰力値または/及びオフセット制御を行う時間を調整することが可能であり、車速により異なって車両が挙動することに適切に対処することができ、この分、減衰力制御性の向上を図ることができると共に、減衰力制御を車速に応じてより精度高く行うことができる。
【0042】
請求項3記載の発明によれば、路面状態検出手段が検出する周波数成分が低周波数で所定振幅よりも大きいとき、すなわち、走行路がうねり路(低周波数)のうちアパートバンプであるとき、最低減衰力値を所定量よりも大きい値に設定しており、アパートバンプ走行時に減衰特性が大きい値にされるので、フルリバウンド、フルバンプの発生を抑制できる。
請求項4記載の発明によれば、請求項3記載の発明と同様にアパートバンプ走行時にフルリバウンド、フルバンプの発生を抑制できると共に、車速に応じて最低減衰力値または/及びオフセット制御時間を調整することにより、車速により異なって車両が挙動することに適切に対処することができ、この分、減衰力制御性の向上を図ることができると共に、減衰力制御を車速に応じてより精度高く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のサスペンション制御装置を模式的に示す図である。
【図2】図1のコントローラのメインルーチンを示すフローチャートである。
【図3】図2の路面判定制御サブルーチンを示すフローチャートである。
【図4】図2のオフセット制御サブルーチンを示すフローチャートである。
【図5】図4のオフセット制御サブルーチンによる作用を説明するための図である。
【図6】図4のオフセット制御サブルーチンに代える他のオフセット制御サブルーチン(本発明の第2の実施の形態)を示すフローチャートである。
【図7】図6のオフセット制御サブルーチンに用いられる車速−オフセット値との対応関係を示す図である。
【図8】図2の路面判定制御サブルーチンに代える他の路面判定制御サブルーチン(本発明の第3の実施の形態)を示すフローチャートである。
【図9】図2の路面判定制御サブルーチンに代えるさらに他の路面判定制御サブルーチン(本発明の第4の実施の形態)を示すフローチャートである。
【図10】うねり路(標準うねり路及びアパートバンプ)を模式的に示す図である。
【図11】路面を加速度周波数及び加速度振幅により区分して示す(低速走行時における路面状態判定基準を示す)模式図である。
【図12】高速走行時における路面状態判定基準を模式的に示す図である。
【符号の説明】
1 車体
2 車輪
4 ショックアブソーバ
5 加速度センサ(路面状態検出手段)
6 コントローラ(路面状態判定手段)
7 アクチュエータ
Claims (4)
- 車両の車体と車軸の間に設けられ減衰特性が可変のショックアブソーバと、該ショックアブソーバの減衰特性を調整するアクチュエータと、車体の上下加速度を検出する加速度検出手段と、前記加速度検出手段からの加速度信号に基づいてリアルタイムに制御演算値を求め、この制御演算値に基づく制御信号を前記アクチュエータに出力するコントローラとからなるサスペンション制御装置において、
路面状態に対応した信号を出力する路面状態検出手段を設け、
前記コントローラは、前記路面状態検出手段からの信号の周波数成分に応じて路面状態を判定する路面状態判定手段と、
前記路面状態判定手段が路面状態をうねり路と判定したとき、所定の間減衰特性を最低減衰力を大きくするオフセット制御とを有し、
前記オフセット制御は、前記加速度信号に基づいてリアルタイムに求められる制御演算値の絶対値に比して予め設定された最低減衰力値が同等以上であるときは前記制御信号を最低減衰力値とし、前記制御演算値の絶対値に比して予め設定された最低減衰力値が小さいときにはリアルタイムに求められる前記制御演算値の絶対値を前記制御信号として出力するオフセット制御であることを特徴とするサスペンション制御装置。 - 車速を検出する車速検出手段を備え、前記路面状態検出手段が、路面状態がうねり路であると判定したとき、車速に応じて最低減衰力値または/及びオフセット制御を行う時間を設定することを特徴とする請求項1記載のサスペンション制御装置。
- 前記路面状態検出手段が検出する周波数成分が低周波数で所定振幅よりも大きいとき、最低減衰力値を所定量よりも大きい値に設定することを特徴とする請求項1記載のサスペンション制御装置。
- 車速を検出する車速検出手段を備え、前記路面状態検出手段が検出する周波数成分が低周波数で所定振幅よりも大きいと判定したとき、車速に応じて最低減衰力値または/及びオフセット制御を行う時間を設定することを特徴とする請求項3記載のサスペンション制御装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09271999A JP4200404B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | サスペンション制御装置 |
KR1020000016432A KR100363268B1 (ko) | 1999-03-31 | 2000-03-30 | 서스펜션 제어 장치 |
US09/538,896 US6412788B1 (en) | 1999-03-31 | 2000-03-30 | Suspension control system |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP09271999A JP4200404B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | サスペンション制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000280720A JP2000280720A (ja) | 2000-10-10 |
JP4200404B2 true JP4200404B2 (ja) | 2008-12-24 |
Family
ID=14062273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP09271999A Expired - Fee Related JP4200404B2 (ja) | 1999-03-31 | 1999-03-31 | サスペンション制御装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6412788B1 (ja) |
JP (1) | JP4200404B2 (ja) |
KR (1) | KR100363268B1 (ja) |
Families Citing this family (44)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100747994B1 (ko) * | 2002-02-08 | 2007-08-08 | 주식회사 만도 | 현가 장치의 제어 방법 |
DE10318110A1 (de) * | 2003-04-22 | 2004-11-11 | Continental Aktiengesellschaft | Verfahren zur Regelung einer Dämpfung |
US7085636B2 (en) * | 2003-10-17 | 2006-08-01 | Visteon Global Technologies, Inc. | Transmissibility shaping control for active vehicle suspension systems |
US8285447B2 (en) * | 2007-03-20 | 2012-10-09 | Enpulz, L.L.C. | Look ahead vehicle suspension system |
DE102007051212A1 (de) * | 2007-10-26 | 2009-04-30 | Volkswagen Ag | Verfahren oder Regelungssystemkomponente zur Ermittlung des Straßeneinflusses auf ein Fahrzeug unter spezieller Berücksichtigung von stochastischen und Einzelereignissen |
JP5041966B2 (ja) * | 2007-10-31 | 2012-10-03 | アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 | 車両制御装置、車両制御方法および車両制御プログラム |
DE102007060703A1 (de) * | 2007-12-17 | 2009-06-25 | Continental Aktiengesellschaft | Verfahren zur Steuerung eines Kraftfahrzeug-Fahrwerks |
US20120305350A1 (en) | 2011-05-31 | 2012-12-06 | Ericksen Everet O | Methods and apparatus for position sensitive suspension damping |
US11306798B2 (en) | 2008-05-09 | 2022-04-19 | Fox Factory, Inc. | Position sensitive suspension damping with an active valve |
US9452654B2 (en) | 2009-01-07 | 2016-09-27 | Fox Factory, Inc. | Method and apparatus for an adjustable damper |
US8627932B2 (en) | 2009-01-07 | 2014-01-14 | Fox Factory, Inc. | Bypass for a suspension damper |
US10060499B2 (en) | 2009-01-07 | 2018-08-28 | Fox Factory, Inc. | Method and apparatus for an adjustable damper |
US20100170760A1 (en) | 2009-01-07 | 2010-07-08 | John Marking | Remotely Operated Bypass for a Suspension Damper |
US10047817B2 (en) | 2009-01-07 | 2018-08-14 | Fox Factory, Inc. | Method and apparatus for an adjustable damper |
US9033122B2 (en) | 2009-01-07 | 2015-05-19 | Fox Factory, Inc. | Method and apparatus for an adjustable damper |
US8393446B2 (en) | 2008-08-25 | 2013-03-12 | David M Haugen | Methods and apparatus for suspension lock out and signal generation |
EP3216495B1 (en) | 2008-11-25 | 2019-04-24 | Fox Factory, Inc. | Methods and apparatus for virtual competition |
US9140325B2 (en) | 2009-03-19 | 2015-09-22 | Fox Factory, Inc. | Methods and apparatus for selective spring pre-load adjustment |
US10036443B2 (en) | 2009-03-19 | 2018-07-31 | Fox Factory, Inc. | Methods and apparatus for suspension adjustment |
US9422018B2 (en) | 2008-11-25 | 2016-08-23 | Fox Factory, Inc. | Seat post |
DE102008062340A1 (de) | 2008-12-15 | 2010-06-17 | GM Global Technology Operations, Inc., Detroit | Adaptives Fahrwerk |
US10821795B2 (en) | 2009-01-07 | 2020-11-03 | Fox Factory, Inc. | Method and apparatus for an adjustable damper |
US11299233B2 (en) | 2009-01-07 | 2022-04-12 | Fox Factory, Inc. | Method and apparatus for an adjustable damper |
US12122205B2 (en) | 2009-01-07 | 2024-10-22 | Fox Factory, Inc. | Active valve for an internal bypass |
US9038791B2 (en) | 2009-01-07 | 2015-05-26 | Fox Factory, Inc. | Compression isolator for a suspension damper |
US8936139B2 (en) | 2009-03-19 | 2015-01-20 | Fox Factory, Inc. | Methods and apparatus for suspension adjustment |
JP2010235011A (ja) * | 2009-03-31 | 2010-10-21 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 車両用サスペンション制御装置 |
EP2248691A1 (en) * | 2009-05-04 | 2010-11-10 | Fox Factory, Inc. | Suspension system for a vehicle |
US8955653B2 (en) | 2009-10-13 | 2015-02-17 | Fox Factory, Incorporated | Methods and apparatus for controlling a fluid damper |
US8672106B2 (en) | 2009-10-13 | 2014-03-18 | Fox Factory, Inc. | Self-regulating suspension |
US10697514B2 (en) | 2010-01-20 | 2020-06-30 | Fox Factory, Inc. | Remotely operated bypass for a suspension damper |
DE102010015425A1 (de) * | 2010-04-19 | 2011-10-20 | Audi Ag | Vorrichtung zum Betreiben einer Antriebseinheit eines Kraftfahrzeugs |
EP3778358B1 (en) | 2010-07-02 | 2023-04-12 | Fox Factory, Inc. | Positive lock adjustable seat post |
US9902379B2 (en) * | 2011-05-23 | 2018-02-27 | Ford Global Technologies, Llc | Controlling wheel hop in a vehicle axle |
EP3929459A1 (en) | 2011-09-12 | 2021-12-29 | Fox Factory, Inc. | Methods and apparatus for suspension set up |
US11279199B2 (en) | 2012-01-25 | 2022-03-22 | Fox Factory, Inc. | Suspension damper with by-pass valves |
US10330171B2 (en) | 2012-05-10 | 2019-06-25 | Fox Factory, Inc. | Method and apparatus for an adjustable damper |
US9963006B2 (en) | 2013-03-13 | 2018-05-08 | Kyb Corporation | Damper control device |
US10737546B2 (en) | 2016-04-08 | 2020-08-11 | Fox Factory, Inc. | Electronic compression and rebound control |
GB2552706B (en) | 2016-08-04 | 2019-09-11 | Jaguar Land Rover Ltd | A system for use in a vehicle |
CN110267832B (zh) * | 2017-02-24 | 2023-01-31 | 日立安斯泰莫株式会社 | 车辆变动控制装置 |
DE102017111107B4 (de) | 2017-05-22 | 2024-09-05 | Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft | Verfahren und Vorrichtung zum Anpassen eines Fahrwerkes bei einem Kraftfahrzeug |
US11642929B2 (en) * | 2020-04-27 | 2023-05-09 | Hyundai Motor Company | Apparatus and method for controlling damping force through road frequency classification |
CN114643824B (zh) * | 2022-04-15 | 2023-10-13 | 安徽博泰微电子有限公司 | 一种电子控制悬挂系统 |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6047709A (ja) * | 1983-08-24 | 1985-03-15 | Mitsubishi Motors Corp | 自動車の懸架装置 |
US4770438A (en) * | 1984-01-20 | 1988-09-13 | Nissan Motor Co., Ltd. | Automotive suspension control system with road-condition-dependent damping characteristics |
JPS60183211A (ja) * | 1984-02-29 | 1985-09-18 | Nissan Motor Co Ltd | 車両用サスペンシヨン装置 |
JPS6110218U (ja) * | 1984-06-26 | 1986-01-21 | 三菱自動車工業株式会社 | 電子制御サスペンシヨン装置 |
GB8610842D0 (en) * | 1986-05-02 | 1986-06-11 | Bl Tech Ltd | Suspension system |
JP2946511B2 (ja) * | 1988-07-29 | 1999-09-06 | トヨタ自動車株式会社 | ショックアブソーバの減衰力制御装置 |
JP2830049B2 (ja) * | 1989-05-12 | 1998-12-02 | トヨタ自動車株式会社 | ショックアブソーバ制御装置 |
JP2616141B2 (ja) * | 1989-05-29 | 1997-06-04 | 三菱電機株式会社 | サスペンションまたはスタビライザの制御装置 |
JPH03189218A (ja) * | 1989-12-19 | 1991-08-19 | Mitsubishi Electric Corp | サスペンション制御装置 |
US5203584A (en) * | 1990-04-17 | 1993-04-20 | Mazada Motor Corporation | Suspension system for a vehicle |
JP2913842B2 (ja) * | 1990-12-10 | 1999-06-28 | 三菱自動車工業株式会社 | サスペンション制御方法 |
JP2560564B2 (ja) * | 1991-05-17 | 1996-12-04 | 三菱電機株式会社 | サスペンション制御装置 |
JP3049896B2 (ja) | 1991-11-30 | 2000-06-05 | スズキ株式会社 | 電子制御サスペンションの大バンプ制御方式 |
FR2778489B1 (fr) | 1998-05-07 | 2006-05-12 | Thermocompact Sa | Procede et dispositif pour la fabrication d'un fil electrode pour electroerosion |
-
1999
- 1999-03-31 JP JP09271999A patent/JP4200404B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
2000
- 2000-03-30 US US09/538,896 patent/US6412788B1/en not_active Expired - Lifetime
- 2000-03-30 KR KR1020000016432A patent/KR100363268B1/ko active IP Right Grant
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6412788B1 (en) | 2002-07-02 |
KR20010006923A (ko) | 2001-01-26 |
JP2000280720A (ja) | 2000-10-10 |
KR100363268B1 (ko) | 2002-12-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4200404B2 (ja) | サスペンション制御装置 | |
US7333882B2 (en) | Suspension control apparatus | |
JP5463263B2 (ja) | 車両用サスペンション制御装置 | |
JP6773881B2 (ja) | 車両挙動制御装置 | |
JP2898949B2 (ja) | セミアクティブサスペンション制御装置及びその方法 | |
KR100715594B1 (ko) | 전자제어 현가 장치의 감쇠력 제어 방법 | |
JPH1067215A (ja) | 減衰力発生装置のための制御装置 | |
JPH10119528A (ja) | 減衰力発生装置のための制御装置 | |
JP2748546B2 (ja) | 車両振動制御装置 | |
JP2002321513A (ja) | サスペンション制御装置 | |
JPH11192826A (ja) | サスペンション制御装置 | |
JPH05262113A (ja) | 車両のサスペンション制御装置 | |
JP3093567B2 (ja) | 電子制御サスペンション装置 | |
JP5224058B2 (ja) | サスペンション制御装置 | |
JP3186474B2 (ja) | 路面形状検出装置 | |
JPH1178467A (ja) | サスペンション制御装置 | |
JP5512490B2 (ja) | 減衰力可変ダンパの制御装置 | |
JP2004182031A (ja) | サスペンション制御装置 | |
JPH11105525A (ja) | サスペンション制御装置 | |
JP2687704B2 (ja) | サスペンション制御装置 | |
JPH08268025A (ja) | 車両用懸架装置 | |
JP3791874B2 (ja) | 車両のロール制御装置 | |
US20230166744A1 (en) | Active chassis control for a motor vehicle | |
JP3122573B2 (ja) | サスペンション制御装置 | |
KR20070060852A (ko) | 차량의 서스펜션 제어장치 및 방법 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20041126 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20050930 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20051004 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080403 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080611 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080811 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080917 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080924 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017 Year of fee payment: 3 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017 Year of fee payment: 3 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111017 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121017 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131017 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131017 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141017 Year of fee payment: 6 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |