JP4191923B2 - 露光方法および露光装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体素子や液晶表示装置等の製造において、特に、露光領域内のフォーカス条件を最適な状態にて行うために適した露光方法、露光装置、及び半導体装置の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、投影レンズの径の小型化などを可能とするものとして、レチクルとウエハとを相互に逆方向に移動させて露光を行うスキャン露光方式の光露光装置(以下、スキャン型露光装置と記す)が開発されている。
【0003】
スキャン型露光装置におけるフォーカス制御方法を図11を参照して説明する。これから露光しようとするウエハ104の露光エリアをあらかじめ先読みフォーカスセンサ112(112a,112b,112c)を用いて、エリア内のウエハ104表面の凹凸形状をモニタする。演算回路機構114は、モニタ結果から、スリット方向、及び、スキャン方向に対して適切なフォーカスと傾斜量を算出する。フォーカス&レベリング制御部115により、ウエハステージZ軸駆動機構111によって、ウエハステージ105を傾けながらスキャン露光を行い、フォーカスに対して傾斜成分である1次の補正までが行われていた。なお、101はレチクル、102はレチクルステージ、103は投影レンズである。
【0004】
図12,図3には、上記フォーカス制御方法をウエハ面に適用した例を示す。図12は、2次以上の成分がないウエハに対して、従来の露光方法で露光を行った場合の説明に用いる図である。また、図3は、2次以上の成分を有するウエハに対して、従来の露光方法で露光を行った場合の説明に用いる図である。
【0005】
ウエハ面(実線)と装置のオートフォーカス面(点線)との関係が、スキャン方向、及び、スリット方向に対して傾斜成分しかない場合(図12(a))には、従来の傾斜補正(図12(b))によりウエハ面をオートフォーカス面が合わせられる。その結果、図12(c)に示すようにフォーカス変動がなく露光することができた。
【0006】
しかしながら、実際にはウエハの平坦度や露光装置の収差を含めた影響により上記傾斜成分以外にも湾曲成分等の2次以上の成分がどうしても存在するため(図3(a))、従来の傾斜補正(図3(c))だけでは、図3(c)に示すようにフォーカス変動を押さえきることができなかった。
【0007】
この影響は、スリット幅の狭いスキャン方向については、上記従来法でもウエハの表面形状にそって、スキャン中に細かく傾斜補正が繰り返される為、緩やかな湾曲成分については補正することができた。しかしながら、スリット方向の湾曲成分については、補正することができないため、フォーカス変動の改善ができないという問題があり、フォーカスエラーによる歩留まりの低下を引き起こしていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、スキャン露光装置で露光を行った場合、でスリット成分の湾曲成分については補正することができないため、フォーカス変動の改善ができないという問題があり、フォーカスエラーによる歩留まりの低下を引き起こしていたという問題があった。
【0009】
本発明の目的は、スリット成分の湾曲成分を補正し、歩留まりの向上を図り得る露光方法及び露光装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために以下のように構成されている。
【0011】
(1)本発明に係わる露光方法は、レチクルが露光光に対して移動するのに同期して、光学系を通過した露光光に対してウエハが移動することにより、前記ウエハ上の被露光領域を走査露光する露光方法において、前記露光光が照射されていない計測領域の、前記光学系の光軸方向に関する位置分布を測定するステップと、測定された位置分布を傾斜成分と2次以上の成分とに分離するステップと、前記露光光が前記計測領域を照射する際、分離された傾斜成分に基づいて、被露光領域面の前記光学系の光軸方向に関する位置を調整すると共に、分離された2次以上の成分に基づいて、前記光学系の結像特性を補正するステップとを含むことを特徴とする。
【0012】
(2)本発明に係わる露光方法は、レチクルが露光光に対して移動するのに同期して、光学系を通過した露光光に対してウエハが移動することにより、前記ウエハ上の被露光領域を走査露光する露光方法において、前記露光光が照射されていない計測領域の、前記光学系の光軸方向の位置分布を測定するステップと、測定された計測領域の光軸方向の位置分布を、傾斜成分と2次以上の成分とに分離するステップと、前記レチクル面の前記光学系の光軸方向の位置分布を測定する測定ステップと、測定されたレチクル面の光軸方向の位置を、傾斜成分と2次以上の成分とに分離するステップと、前記露光光が前記計測領域を照射する際、前記非露光領域面及びレチクル面の傾斜成分に基づいて、前記ウエハの前記光学系の光軸方向位置を調整すると共に、前記非露光領域面及びレチクル面の2次以上の成分に基づいて、前記光学系の結像特性、及び、前記レチクル面の位置の少なくとも一方を調整するステップとを含むことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を以下に図面を参照して説明する。
【0014】
(第1の実施形態)
発明者は、傾斜補正だけでは押さえることができないスリット方向の2次以上の湾曲成分を投影レンズの収差補正機能を用いてレンズ制御を行うことで補正できることに着目した。
【0015】
図1は、本発明の第1の実施形態に係わるスキャン露光装置の縮小投影型光露光装置の概略構成を示す図である。
【0016】
図1に示すように、図示省略された照明光学系によりスリット状の矩形の照明領域により、レチクルステージ102上に載置されたレチクル101上のパターンが照明され、そのパターンの像が投影レンズ103を介して、ウエハステージ105上のウエハ104上に投影露光される。この露光の際、スリット状の照明領域に対して、レチクル101がスキャン方向に一定速度で走査させるのに同期して、ウエハ104がスキャン方向に走査される。
【0017】
この時、レチクル101とウエハ104とが相互に逆方向に移動することによって、レチクル101の投影レンズ103側の面、つまりパターン面に形成されている全パターン像が、投影レンズ103により所定の倍率で縮小されて、ウエハ104上の露光面に投影される。
【0018】
ウエハ104上の露光面にはフォトレジストが塗られており、このレジストが、投影レンズ103を介して投影された縮小パターン像により露光される。
【0019】
レチクル101は、光束の光軸方向(投影レンズの光軸方向)に垂直なX軸方向、Y軸方向にそれぞれ移動可能なレチクルステージ102上に搭載される。レチクルステージ102のX軸方向の移動、つまりスキャン方向への移動はレチクルX軸駆動機構106によって、Y軸方向への移動はレチクルY軸駆動機構107によって、それぞれ行われる。
【0020】
ウエハ104は、光束の光軸方向に対する傾斜角の変更、並びに光束の光軸方向に垂直なX軸方向、Y軸方向及び光束の光軸方向に平行なZ軸方向にそれぞれ移動可能なウエハステージ105上に搭載される。ウエハステージ105のX軸方向の移動、つまりスキャン方向への移動はウエハステージX軸駆動機構109によって行われる。また、Y軸方向への移動はウエハステージY軸駆動機構110によって行われる。Z軸方向への移動及び露光面の光軸方向に対する傾斜角の変更はウエハステージZ軸駆動機構111によって行われる。
【0021】
先読みフォーカスセンサ112(112a,112b,112c)は、これから露光しようとする露光エリア(計測領域)内のウエハ104表面の凹凸形状をあらかじめモニタする。先読みフォーカスセンサ112は、ウエハのこれから露光する領域の形状を捉えるのに十分な数だけ計測領域内の複数の位置にそれぞれ照明光を照射する照射器112aと、それぞれの反射光を受光する受光器112bとを具備する。先読みフォーカスセンサ112は、受光器112bが受光した各反射光の信号から、計測領域の複数の位置におけるウエハの露光面の高さ位置に関する情報、つまり光束の光軸方向(Z軸方向)の位置を測定するウエハ形状モニタ機構112cを更に具備する。
【0022】
投影レンズ103には収差(結像特性)を補正するためのレンズ制御部113が設けられている。
【0023】
演算回路機構114は、先読みフォーカスセンサ112からのデータから、1次成分の最小2乗平面と、スリット方向について2次以上の最小2乗曲面とを求める。そして、求められた2乗曲面から1次の最小2乗平面成分を差し引きいた2次の湾曲成分と、2次平面成分である1次の傾斜成分とを求める。
【0024】
また、演算回路機構114は、求められた傾斜成分から、スリット方向及びスキャン方向に対して適切なフォーカスとレベリング量とを演算し、フォーカス&レベリング制御部115にこれを引き渡す。
【0025】
又、演算回路機構114は、求められた湾曲成分を打ち消してフォーカス変動の一番すくない状態を実現するのに所望となる投影レンズの収差調整量を求めて、レンズ制御部113にこれを引き渡す。
【0026】
この露光装置による露光制御方法を図2のフローチャートを参照しつつ説明する。
【0027】
(ステップS101)
レチクルに対してスリット状の露光領域に露光光を照射すると共に、レチクル101及びウエハ104を移動させてスキャン露光を開始する。
【0028】
(ステップS102)
先ず、先読みフォーカスセンサ112を用いて、次露光エリアである計測領域のウエハ形状データを取得する。
【0029】
(ステップS103)
先読みフォーカスセンサ112で取得された計測領域のウエハ形状データから、演算回路機構114は、ウエハ形状データをスリット方向及びスキャン方向について最小2乗平面と、スリット方向についての最小2乗曲面とをそれぞれ求め、1次の傾斜成分と2次以上の湾曲成分とを分離する。
【0030】
(ステップS104)
演算回路機構114は、分離された傾斜成分がZ軸に対して垂直となるように、光学系の光軸方向と直交するために必要とされるウエハステージ105のレベリング量を求める。
【0031】
(ステップS105)
演算回路機構は、分離された湾曲成分を打ち消してフォーカス変動の一番少ない状態を実現するのに所望となる投影レンズ103の収差調整量を求める。ここで、投影レンズ103の像面湾曲特性を調整し、ウエハ104の湾曲成分の値を打ち消す方向に補正する。
【0032】
(ステップS106)
計測領域が露光領域に達したら、フォーカス&レベリング制御部115により、演算された傾き調整量に基づいて、ウエハZ軸駆動機構111を制御すると共に、演算された収差補正パラメータに基づいて、レンズ制御部113により投影レンズ103の像面湾曲特性の補正を行う。この時、必要に応じて露光領域にきた際もフォーカスセンサー112はその場所のウエハ形状データを取得し、リアルタイムに露光前に得た補正データに対して、更に微調整が施されている。
【0033】
従来の補正方法では、図3(a)のような湾曲成分を持った部分を露光する場合、図3(b)に示したように傾斜補正のみが実施される。従って最終的には、図3(c)に示したようにフォーカス変動の主要部分を占める湾曲成分については、補正することができないため、大きなフォーカス変動残差が残ってしまう。
【0034】
これに対して、本発明では、演算回路機構114によって、従来の傾斜補正(図4(a))だけではなく、図4(b)に示したように2次以上の湾曲成分データが形成され、スリット方向に対して、上記湾曲成分を打ち消すために適切な収差補正量が決定される。そして、この求められた収差補正量を基に、レンズ制御部113において投影レンズの収差の補正が実効され、図4(c)に示したように湾曲成分についても適切な補正がなされる。その結果、ウエハ面上での実効的なフォーカス変動を大きく低減することができた。
【0035】
さらに、ウエハの形状だけでなく、露光装置の残存の像面湾曲量についても考慮して、補正すべき湾曲成分量やそれに相当する収差補正量を求めて補正を実行すればよい高精度な補正が可能となる。
【0036】
上記手法を用いることにより、図4に示したように、従来では補正できなかった2次以上の湾曲成分の補正が可能となり、露光領域内のフォーカスバラツキΔfを大幅に軽減することができた。これにより、従来ではフォーカスバラツキが大きく使用できなかったウエハ周辺部のウエハ平坦度が悪い領域についてもフォーカスを高精度に合わせることができることから、歩留まりの向上、生産コストの低減が実現できた。
【0037】
尚、今回、ここで示した実施例は、スキャン型露光装置を想定しており、スリット方向の傾斜成分及び湾曲成分についての補正を行ったが、スキャン方向についても必要に応じて同様な補正をすることも可能である。また、一括露光型の露光装置であれば、X方向及びY方向の双方について収差補正をすれば効果的であり、同様な効果が得られる。
【0038】
さらに、スキャン露光時のレチクル形状の変位についても演算回路機構114に取り込まれて、最終的なレンズ収差の補正量を決定しても良い。図5に、スキャン露光時のレチクル形状の変位を測定可能な露光装置の概略構成を示す。図5に示すように、レチクル平坦度モニタ120(120a,120b,120c)により、スキャン時のレチクル形状の変位が測定される。そして、測定結果が、演算回路機構114に取り込まれて、最終的な投影レンズ103の収差補正量が決定される。また、レチクルステージZ軸駆動機構108により、レチクルステージ102を傾けて補正を行っても良い。さらにレチクルの状態も含めた補正が可能であることから、図1に示した装置に比べ、さらに高精度の補正が可能となっている点である。
【0039】
レチクル平坦度モニタ120は、レチクル101の露光領域内のレチクル形状を捉えるのに十分な数だけ計測領域内の複数の位置にそれぞれ照明光を照射する照射器120aと、それぞれの反射光を受光する受光器120bとを具備する。この時に、露光領域内のセンシング位置をレチクル上とウエハ上でそれぞれが対応する位置をモニタするようにすることが望ましい。レチクル平坦度モニタ120は、受光器120bが受光した各反射光の信号から、計測領域の複数の位置におけるレチクルの高さ位置に関する情報、つまり光束の光軸方向(Z軸方向)の位置を測定するレチクル形状モニタ機構120cを更に具備する。
【0040】
(第2の実施形態)
次に本発明者は、第1の実施形態において説明した装置に対して、特にレチクルの形状歪によるフォーカス変動が大きい場合に有効な手法として、レチクルのチェック板に微小上下動機構を付加することで、ウエハ面上の実効的なフォーカス変動を改善する手法を考案した。
【0041】
(構成)
装置構成は図5に示した装置を用いた。第1の実施形態との違いは、レチクル形状が大きく歪でいる場合、上記収差補正では補正しきれない部分が存在することである。図6には、上記歪みの大きいレチクルをチャックした際のレチクル形状を示した。図6(a)に示したように、チャック後の形状がレチクルの端の方で大きく変形しており、収差補正の許容範囲を超えていた。図6(b)にはレチクル形状の歪みを第1の実施形態の手法を適用して、傾斜補正、及び、収差補正を用いた場合のフォーカス変動残差を示している。実線は、ウエハの傾斜補正実施後として得られたレチクル形状の歪みによるフォーカス変動残差を、点線は、傾斜補正に対して、収差補正でできるだけ残差が少なくなるように調整した限界の補正量を示している。また、図6(c)に、実線と点線のトータルとして、レチクルの歪みを傾斜補正と収差補正した後のフォーカス変動残差を示した。以上の結果から、レチクル形状が悪い場合、特に、レチクルの端の部分で形状劣化が大きい場合には、どうしても収差補正だけでは補正しきれない湾曲成分としてΔfのフォーカス変動が残留してしまった。
【0042】
そこで、レチクルを保持するチャック板にPZT等の上下方向に微小変動が可能である変動機構を設けた。微小上下動機構によって、収差補正だけでは補正しきれなかったフォーカス変動の湾曲成分を補正した。
【0043】
図7にはレチクルステージとチャック、及び、チャック下部に設置した微小上下動機構を示した。図7(a)はレチクル及びチャックの構成を示す平面図、図7(b)は図7(a)の矢印方向から見た側面図、図7(c)はチャック及び微小上下動機構の構成を示す平面図である。
【0044】
図7(a),(b)に示すように、レチクルステージ102に微小上下動機構131を介してチャック132が搭載されている。図7(b),(c)に示すように、各々チャック132下部に6個の微小上下動機構131a〜131fが設置されている。
【0045】
以下に図7のチャック下部の微小上下動機構によるフォーカス制御方法を図8,9に従って記載する。
まず始めに、図5に示したレチクル平坦度モニタ120によりレチクル形状を観察しながら、上記記載の計18個の微小上下動機構131を動かして、レチクル101の歪みが収差調整で補正可能な領域になるように調整した。調整の結果、レチクルチャック後のレチクル101の面形状が図8(a)から図8(b)に示したような収差補正で十分フォーカス変動が補正できる状態になった。
【0046】
次に、上記第1の実施形態の手順に従って制御を行った。これから露光しようとするエリアのウエハ形状(段差情報)を先読みフォーカスセンサ112により計測がなされる。計測されたデータは演算回路機構114によって、1次の傾斜補正成分と2次以上の湾曲成分とに分離される。その後、傾斜補正成分に応じて傾斜補正がなされ(図9(a))、次に得られた2次以上の湾曲成分データから、同じく演算回路機構114において、スリット方向に適切な収差補正量が決定される(図9(b))。この求められた収差補正量を基にレンズ制御部113において投影レンズの収差補正を行い(図9(c))、露光を実施した。
【0047】
尚、傾斜量の補正については、従来のどおりの手法により、フォーカス&レベリング制御部115により、ウエハステージZ軸駆動機構111により、露光中にウエハステージ105の傾斜を制御し補正が行われている。
【0048】
また、今回は1箇所のチャック当たりに設ける微小上下動機構の数を6個にしたが、特に6個に限定するものではない。また、レチクルチャック部以外の場所でもレチクル表面形状の歪み特性を変えることができる場所に設置すればよい。
【0049】
上記手法を用いることにより、図8,9に示したように、従来では補正できなかった2次以上の湾曲成分の補正が可能となり、露光領域内のフォーカスバラツキΔfを大幅に軽減することができた。これにより、従来ではフォーカスバラツキが大きく使用できなかったウエハ周辺部のウエハ平坦度が悪い領域についてもフォーカスを高精度に合わせることができることから、歩留まりの向上、生産コストの低減が実現できた。
【0050】
(第3の実施形態)
第3の実施形態では、第1及び第2の実施形態の手法をより効率的に行い、スループットを向上させるための制御方法について以下に記載する。第1及び第2の実施形態では、演算回路機構114への負担が大きく、スループットを劣化させる要因になっていた。
【0051】
そこで、発明者はウエハの平坦度データについては、あらかじめ計測されたデータを蓄積しておき、このデータを用いることを考案した。以下に詳細に記載する。
【0052】
図10に従ってフォーカス制御手順について以下に説明する。
【0053】
(ステップS201)
まず始めに、あらかじめ露光するウエハについての形状データを取得する。本実施形態においては、露光装置と同一のチャッキング状態で平坦度の測定が可能なニコン製のウエハ平坦度測定装置(NIWF−300)を用いてあらかじめウエハ平坦度データを求める。尚、上記ウエハ平坦度測定装置と露光装置が計測するウエハ平坦度データとの相関は十分得られることを十分に確認したうえで実施している。
【0054】
ここで特に注意する点は、あらかじめ得ておくウエハ形状データは使用する露光装置と同一の構造のチャック、及び、チャッキング条件で測定されていることが重要となる。異なった構造のチャックやチャッキング状態で測定したデータを用いると、実際の露光におけるウエハ平坦度と相関が全く得られない場合があり、返ってフォーカス変動を引き起こす要因となってしまう。同一条件にそろえることができない場合でも、両者の相関を十分に確認しその相関を考慮して計測データに対して補正を加えて実施する必要がある。
【0055】
(ステップS202)
露光マップを読みこみ、スキャン露光がスタートする。
【0056】
(ステップS203)
ステップS202と同時に、予め測定されているウエハ平坦度データを取得し、各サイトの形状データを演算する。
【0057】
(ステップS204)
演算された形状データをスリット方向とスキャン方向の傾斜成分、及び、湾曲成分に分離する。
【0058】
(ステップS205,S206)
順次各露光サイトについて、傾斜成分からレベリング量を決定すると共に、湾曲データから収差補正パラメータを決定する。
【0059】
(ステップS207)
各露光サイトにおけるレベリング量及び収差補正パラメータのデータに基づいて補正を行う。
【0060】
ここで、処理の効率化を図るために、1枚目のウエハの露光中に次のウエハの露光に備えて、ステップS203〜S205,S206は、あらかじめ露光中に並列して計算処理がなされるようにしても良い。このようにすることで、スループットの向上が図られる。
【0061】
上記手法を用いることにより、図10に示したように、従来の露光処理にくらべ、処理が増える分を露光中に処理できることからスループットが低下することなく、従来では補正できなかった2次以上の湾曲成分の補正が可能となり、露光領域内のフォーカスバラツキΔfを大幅に軽減することができた。これにより、従来ではフォーカスバラツキが大きく使用できなかったウエハ周辺部のウエハ平坦度が悪い領域についてもフォーカスを高精度に合わせることができることから、歩留まりの向上、生産コストの低減が実現できる。
【0062】
また、ステップS203〜S205,S206は、露光処理とは別に独立した演算装置を利用することも可能であり、また、あらかじめその演算結果をデータベース上に保存しておき、露光装置は露光時に、それらを呼び出して実行するだけにしておくと、演算処理時間が短縮できるのでさらにスループットの向上を図ることが可能である。
【0063】
また、あらかじめウエハ面の形状データを測定しておくための装置としては、露光装置が検出するウエハ面形状と相関をもって十分検出できる計測装置であればよく、一般的な平坦度計測装置や露光装置のオートフォーカス機能を直接使用してもよい。
【0064】
さらに、レチクルの平坦度についてもあらかじめデータを取得しておき、上記、ウエハ平坦度情報と合わせて同様に処理することも、ここでは、詳細には記載していないが当然可能である。
【0065】
尚、今回、ここで示した実施例は、スキャン型露光装置を想定しており、スリット方向としたが、スキャン方向についても必要に応じて同様な補正をすることも可能である。また、一括露光型の露光装置であれば、X,Y双方について収差補正をすれば効果的であり、同様な効果が得られる。
【0066】
なお、本発明は、上記各実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。例えば、実施形態に示される全構成要件から幾つかの構成要件が削除されても、発明が解決しようとする課題の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べられている効果が得られる場合には、この構成要件が削除された構成が発明として抽出され得る。
【0067】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、スリット方向における2次以上の湾曲成分の補正が可能となり、露光領域内のフォーカスバラツキΔfを大幅に軽減することができることから、フォーカスを高精度に合わせることができ、歩留まりの向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係わる露光装置の概略構成を示す図。
【図2】第1の実施形態に係わる露光方法の説明に用いるフローチャートを示す図。
【図3】2次以上の湾曲成分があるウエハに対して、従来の露光方法で露光を行った場合の説明に用いる図。
【図4】2次以上の湾曲成分があるウエハに対して、第1の実施形態に係わる露光方法で露光を行った場合の説明に用いる図。
【図5】第1の実施形態に係わる露光装置の概略構成を示す図。
【図6】第2の実施形態に係わる歪みの大きいレチクルをチャックした際のレチクル形状を示した図。
【図7】第2の実施形態に係わるレチクルステージ、チャック、及び、チャック下部に配置した微小上下動機構を示す図。
【図8】チャック下部の微小上下動機構によるレチクルの変形状態を示す図。
【図9】チャック下部の微小上下動機構による露光方法の説明に用いる図。
【図10】第3の実施形態に係わる露光方法の説明に用いるフローチャートを示す図。
【図11】従来のスキャン型露光装置の概略構成を示す図。
【図12】2次以上の湾曲成分が無いウエハに対して、従来の露光方法で露光を行った場合の説明に用いる図。
【符号の説明】
101…レチクル
102…レチクルステージ
103…投影レンズ
104…ウエハ
105…ウエハステージ
106…レチクルステージX軸駆動機構
107…レチクルステージY軸駆動機構
108…レチクルステージZ軸駆動機構
109…ウエハステージX軸駆動機構
110…ウエハステージY軸駆動機構
111…ウエハステージZ軸駆動機構
112…先読みフォーカスセンサ
112a…照射器
112b…受光器
112c…ウエハ形状モニタ機構
113…レンズ制御部
114…演算回路機構
115…フォーカス&レベリング制御部
Claims (8)
- レチクルが露光光に対して移動するのに同期して、光学系を通過した露光光に対してウエハが移動することにより、前記ウエハ上の被露光領域を走査露光する露光方法において、
前記ウエハ面の前記露光光が照射されていない次露光エリアである計測領域の、前記光学系の光軸方向に関する位置分布を順次測定するステップと、
測定された位置分布を傾斜成分と2次以上の成分とに分離するステップと、
前記露光光が前記計測領域を照射する際、分離された傾斜成分に基づいて、被露光領域面の前記光学系の光軸方向に関する位置を調整すると共に、分離された2次以上の成分に基づいて、前記光学系の像面湾曲特性を補正し、且つ該調整及び補正を露光エリア毎に行うステップと、
を含むことを特徴とする露光方法。 - レチクルが露光光に対して移動するのに同期して、光学系を通過した露光光に対してウエハが移動することにより、前記ウエハ上の被露光領域を走査露光する露光方法において、
前記ウエハ面の前記露光光が照射されていない次露光エリアである計測領域の、前記光学系の光軸方向の位置分布を順次測定するステップと、
測定された計測領域の光軸方向の位置分布を、傾斜成分と2次以上の成分とに分離するステップと、
前記レチクル面の前記光学系の光軸方向の位置分布を測定する測定ステップと、
測定されたレチクル面の光軸方向の位置を、傾斜成分と2次以上の成分とに分離するステップと、
前記露光光が前記計測領域を照射する際、前記被露光領域面及びレチクル面の傾斜成分に基づいて、前記ウエハの前記光学系の光軸方向位置を調整すると共に、前記被露光領域面及びレチクル面の2次以上の成分に基づいて、前記光学系の像面湾曲特性及び前記レチクル面の位置の少なくとも一方を補正し、且つ該調整及び補正を露光エリア毎に行うステップと、
を含むことを特徴とする露光方法。 - 前記像面湾曲特性の補正は、前記ウエハ上に投影する際に、前記被露光領域面の位置の2次以上の成分を打ち消す方向に調整することを特徴とする請求項1又は2に記載の露光方法。
- 前記計測領域の位置分布の測定は、前記ウエハに対して走査露光される前に予め行われることを特徴とする請求項1又は2に記載の露光方法。
- 請求項1〜4の何れか1項に記載された露光方法に基づいた半導体装置の製造方法。
- レチクルに形成されたパターン像をウエハ上に投影する光学系と、
前記レチクルが搭載され、前記光学系の光軸方向に対して垂直な方向に移動可能なレチクルステージと、
前記ウエハが搭載され、前記光学系の光軸方向および前記光学系の光軸方向と垂直な方向に移動可能なウエハステージと、
前記ウエハ面の前記露光光が照射されていない次露光エリアである計測領域の、前記光学系の光軸方向の位置を順次測定するウエハ面位置測定手段と、
このウエハ面位置測定手段により得られた測定値を傾斜成分と2次以上の成分に分離する演算機構と、
この演算機能により分離された傾斜成分に基づいて、前記ウエハの前記光学系の光軸方向位置を調整し、且つ該調整を露光エリア毎に行う調整手段と、
前記演算機能により分離された2次以上の成分に基づいて、前記光学系の像面湾曲特性を補正し、且つ該補正を露光エリア毎に行う補正手段と、
を具備することを特徴とする露光装置。 - レチクルに形成されたパターン像をウエハ上に投影する光学系と、
前記レチクルが搭載され、前記光学系の光軸方向および前記光軸方向と垂直な方向に移動可能なレチクルステージと、
前記ウエハが搭載され、前記光学系の光軸方向および前記光学系の光軸方向と垂直な方向に移動可能なウエハステージと、
前記ウエハ面の前記露光光が照射されていない次露光エリアである計測領域の、前記光学系の光軸方向の位置を順次測定するウエハ面位置測定手段と、
前記レチクル面の前記光学系の光軸方向の位置を測定するレチクル面位置測定手段と、このウエハ面位置測定手段、及び、レチクル面位置測定手段の双方から得られた測定値を傾斜成分と2次以上の成分に分離する演算機構と、
前記傾斜成分に基づいて、前記ウエハの前記光学系の光軸方向位置を調整し、且つ該調整を露光エリア毎に行う調整手段と、
前記2次以上の成分に基づいて、前記光学系の像面湾曲特性及び前記レチクルステージ上に配置された微小上下動機構の少なくとも一方を補正し、且つ該補正を露光エリア毎に行う補正手段と、
を具備することを特徴とする露光装置。 - 前記補正手段は、前記ウエハ上に投影する際に、前記ウエハの前記光学系の光軸方向位置を前記2次以上の成分の値を打ち消す方向に補正することを特徴とする請求項6又は7に記載の露光装置。
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