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JP4182045B2 - メモリへの情報の格納を制御する装置およびその方法 - Google Patents

メモリへの情報の格納を制御する装置およびその方法 Download PDF

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JP4182045B2 JP2004317804A JP2004317804A JP4182045B2 JP 4182045 B2 JP4182045 B2 JP 4182045B2 JP 2004317804 A JP2004317804 A JP 2004317804A JP 2004317804 A JP2004317804 A JP 2004317804A JP 4182045 B2 JP4182045 B2 JP 4182045B2
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Description

本発明は、携帯電話装置に関し、特に、電話帳機能を有する携帯電話装置に関する。
従来、携帯電話装置は、予め電話番号を登録しておき、必要なときに登録された電話番号を表示する電話帳機能を有している。例えば、発呼する場合に、この登録された電話番号を表示部に表示して、オフフック操作を行うことにより、相手先への発信を可能にしている。
また、一人の相手先に対して複数の電話番号が存在する場合があるため、一人の相手先名に対して複数の電話番号が登録できるようになっている。なお、複数の電話番号とは、例えば、Aさんの自宅の電話番号、会社の電話番号、携帯電話の番号等である。
図1に、従来の表示部への登録された名前と電話番号とを表示した表示例を示す。図1では、相手先名「佐藤」に対して3つの電話番号が登録されていることを前提としている。この表示された状態で、3つの電話番号のうちいずれか1つを選択してオフフック操作を行うことにより、選択された電話番号へ発呼を行うことが可能となる。
このように、従来の携帯電話装置では、一人の名前に対して複数の電話番号を登録できるよう、メモリの構成上、予め一人に対して登録可能な件数を固定して設定している。例えば、一人に対して最大3件登録可能なように設定している。この場合、1件しか登録しないと、他の2件分についてはメモリエリアの未使用状態となる。図2(a)は、この状態におけるメモリエリアの使用例を示している。
図2(a)において、登録名前メモリエリア51には、「佐藤」が登録され、登録名前メモリエリア51に対応して設けられた番号メモリエリア52乃至54のうち、番号メモリエリア52のみ電話番号「03−012−3456」が登録されている。
一方、一人に対して4件以上の電話番号を登録する場合には、2名分のメモリエリアを使用することになる。すなわち、図2(b)に示すように、登録メモリエリア51に対応する番号メモリエリア52乃至54は、使用されているので、新たに登録名前メモリエリア61に「佐藤」と登録して、この登録名前メモリエリア61に対応する番号メモリエリア62乃至64に4件目以降の電話番号を登録することになる。図2(b)では、番号メモリエリア63および64が空き状態となっている。
図3は、メモリの格納状態を説明するための図である。
図3において、各名前データ72は、1文字2バイトの漢字データ9文字分の格納エリアで、18バイトを使用し、各電話番号データ73は、2数字1バイトの番号データ24桁分の格納エリアで、12バイトを使用するものとする。各アドレス71は、最大登録件数を600とした場合、2バイトを必要とする。なお、アドレス71は、名前データ72に対応する電話番号データが格納されているアドレスを示している。 状態フラグ74は、電話番号データが存在するか否かをフラグ「1」、「0」で示している。
特開平10−164211号公報 特開平10−126486号公報
この種の携帯電話装置では、一人の名前に対して1つの電話番号を格納するために、アドレス2バイト、名前データ18バイト、および電話番号データ12バイトの合計32バイトを必要とするが、予め一人に対して3件の電話番号データ分のエリアが確保されているので、一人に対して、96バイトを要することになる。そのため、図3の名前Aに対して、一つの電話番号データしか格納されていなくても、2つの電話番号に対する未使用エリア(名前データ部、電話番号データ部およびアドレス部)が確保されることになる。したがって、200名登録すると、各名前に対して3件の電話番号を登録していないと、メモリを有効に使用することができない。
また、上述の例の場合、一人に対して1件の電話番号を登録しない場合でも、200名までしか登録できないので、それ以上の人に対して登録を行うことができなくなってしまう。
本発明の目的は、上述した課題を解決し、改良された携帯電話装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、電話帳機能のメモリエリアを有効に使用し得る携帯電話装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、登録される電話番号の数に応じて、登録可能な相手先の数を制御可能な携帯電話装置を提供することにある。
本発明のデータ格納制御装置は、相手先名を示す第1の情報および相手先名に対応する情報を示す第2の情報を格納するメモリと、
複数の前記第1の情報から任意の第1の情報を特定する操作部と、
前記第1の情報一つに対してメモリ内にある任意の複数の前記第2の情報を対応して前記メモリに格納する制御部と、
前述された制御部に接続される入力部とを有し、
前記メモリに少なくとも2以上の第1の情報が格納されている状態で、
前記操作部により第1の情報を2つ選択し、前記入力部を押下することで、
前記制御部が
他方の第1の情報に対応する前記第2の情報を、
一方の第1の情報に対応する前記第2の情報として登録するとともに、
前記他方の第1の情報を消去することを特徴とする。
本発明の携帯電話装置は、相手先名を示す第1の情報および相手先名に対応する情報を示す第2の情報を格納するメモリと、
複数の前記第1の情報から任意の第1の情報を特定する操作部と、
前記第1の情報一つに対してメモリ内にある任意の複数の前記第2の情報を対応して前記メモリに格納する制御部と、
前述された制御部に接続される入力部とを有し、
前記メモリに少なくとも2以上の第1の情報が格納されている状態で、
前記操作部により第1の情報を2つ選択し、前記入力部を押下することで、
前記制御部が
他方の第1の情報に対応する前記第2の情報を、
一方の第1の情報に対応する前記第2の情報として登録するとともに、
前記他方の第1の情報を消去することを特徴とする。
本発明のデータ格納制御方法は、第1の情報を入力し、入力された前記第1の情報をメモリに格納し、
格納された前記第1の情報に対応する第2の情報を入力し、
相手先名を示す第1の情報と、および複数の前記第1の情報に対応する情報とを個々に関連付けてメモリに格納し、
操作部により、第1の情報を特定し、入力部を押下することで、
制御部が、
特定された第1の情報に対応する前記第2の情報を、
他の特定された第1の情報に対応する前記第2の情報として登録すると共に、
前記他に特定された第1の情報を消去することを特徴とする。
本発明では、名前と電話番号とを一対の情報として登録された情報を検索する場合に、検索したい名前もしくはその名前の識別情報を入力し、登録された情報内に一致するものがあると、同一名前もしくは同一識別情報に対して名前もしくは識別情報を1つの表示して複数の電話番号を表示する。このことにより、使用者に対して、認識しやすくし、操作性や利便性を向上させることが可能となる。また、本願発明では、登録済みの複数の名前を1つに統合して、個々の名前に対応して登録されている電話番号を1つの名前に対応して登録させることが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の好適な実施例について説明する。
図4は、本発明の好適な一実施例を示す構成ブロック図である。同図では、移動体通信装置の一例である携帯電話装置の主要部を示している。
図4において、無線部1にて図示せぬ基地局から着信した場合、制御部2は、ROM3に格納された固有の識別番号(ID)と着信信号に含まれるIDとを比較し、一致すると、報知手段としてのスピーカー4を鳴音させる。携帯者によりこの着信報知に対してキー操作部5の開始(発信)ボタン11(図5参照)が操作されると、制御部2は、無線部1から着信応答信号を送出し、送受話部5を用いて通話を開始する。通話を終了する場合には、終話ボタン12を操作することにより、制御部2にて終話処理が実行される。
一方、発信する場合には、キー操作部5のテンキー13から相手先がダイヤルされ開始ボタン11が操作されると、制御部2は無線部1から発呼信号を送出する。ダイヤルされた相手先の電話番号は、表示部8に確認のため表示される。相手側と回線接続され、応答があると、通話が開始される。
メモリとしてのRAM7には、好ましくはメモリダイヤルや短縮ダイヤルが登録されている。これらは、相手先名に対応して相手先の電話番号を予め登録しておくもので、発信の際にテンキーにて相手先の電話番号を入力しなくても、RAM7から希望する相手先を選択することにより、この選択された相手先電話番号に発信を行うことが可能となる。
例えば、発呼の際、キー操作部5のコールボタン16の操作により、登録された相手先およびこの相手先に対応する電話番号を表示部8に表示し、テンキー13等を用いて希望する相手先および電話番号を選択するためにスクロールさせ、開始ボタン11の押下により発信を行うことができる。
登録時には、テンキー13を操作することにより、相手先名およびこの相手先に対応する電話番号を入力し、メモリボタン15の押下によりRAM7内に登録を行うことができる。さらに、既に登録した相手先に対して、他の電話番号を追加登録することができる。
この追加登録は、特殊ボタン14を操作することにより実行される。すなわち、既に登録された相手先名を表示部8に表示中に特殊ボタン14を押下することにより、追加登録モードとなり、テンキーを用いて電話番号を入力し、メモリボタン15を押下すると、同一相手先名に対して新たな電話番号が追加登録される。
図6は、本発明のメモリの使用状態(格納状態)を説明するための概念図である。
図6において、各名前データ21は、1文字2バイトの漢字データ9文字分の格納エリアで、18バイトを使用する。名前データは必ずしも漢字データである必要はなく、アルファベット等、名前を示す記号でも良い。各電話番号データ23は、2数字1バイトの番号データ24桁分の格納エリアで、12バイトを使用するものとする。各アドレス22は、電話番号のアドレスを記憶するとともに、次に登録されている電話番号アドレスを格納している。すなわち、本願発明では、1つの登録相手先名に対して任意の件数の電話番号登録が可能であるために、登録された相手先名に対して複数の電話番号がランダムに(任意のアドレスに)登録される。そのため、1つの相手先名がどの電話番号に対応するのか、すなわち、どのアドレスに記憶された電話番号に対応するのか分かるように記憶する必要がある。
具体的に述べると、相手先名Aに対して、M個の電話番号を登録した場合、アドレスA1には、電話番号A1のアドレスと、後で入力された電話番号A2のアドレスが格納される。また、アドレスA2には、電話番号A2のアドレスと、後で入力された電話番号A3のアドレスが格納される。電話番号の最大登録件数が600件である場合を考えると、アドレスA1には、電話番号A1のアドレスA1格納分および電話番号A2のアドレスA2格納分の各10ビットが必要であるので、合計20ビットとなり、アドレスとしては、3バイト必要となる。したがって、1つの登録済みの相手先名に対して電話番号を追加登録する場合には、アドレス22を3バイト、電話番号23を12バイトの、合計15バイトのメモリ使用量となる。
例えば、名前Aの電話番号A1、名前Bの電話番号B1、名前Aの電話番号A2の順に登録を行った場合について説明する。まず、予め定められたキー操作により、登録モードを選択し、相手先名Aおよび電話番号A1を入力して、メモリボタン15を押下すると、相手先名Aおよび電話番号A1が登録される。このとき、アドレスA1には、電話番号A1が格納されたアドレスだけが格納されている。次に、相手先名Bおよび電話番号B1を入力して、メモリボタン15を押下すると、相手先名Bおよび電話番号B1が登録される。このとき、アドレスB1には、電話番号B1が格納されたアドレスだけが格納されている。そして、これらが格納されている状態で、相手先名Aに対して電話番号A2を追加登録する場合には、まず、コールボタン16の操作により、相手先名Aを表示部18に表示させる。相手先名Aが表示された状態で、特殊ボタン14が操作されると、追加登録モードとなる。このモードにおいて、電話番号A2が入力され、メモリボタン15が操作されると、電話番号A2がRAM7に格納される。このとき、アドレスA2には、電話番号A2が格納されたアドレスが格納され、アドレスA1には、電話番号A1のアドレスおよび電話番号A2のアドレスが格納される。
なお、上述した実施例では、コールボタンの操作により相手先名を表示した状態で追加登録モードとしているが、コールボタンの操作に限らず、相手先名が表示された状態で、特殊ボタンを操作することにより追加登録モードに移行することが好ましい。
また、相手先名Aに対して電話番号A1およびA2を続けて入力して登録する場合には、電話番号A1の入力後にメモリボタン15を操作し、続けて(好ましくは、特殊ボタンを押下して追加登録モードとして)電話番号A2を入力してメモリボタン15を操作することにより、アドレスA1には、電話番号A1のアドレスが格納され、アドレスA2には、電話番号A1および電話番号A2のアドレスが格納される。
このように、本願発明では、随時電話番号を登録していくことにより、状態フラグ24は、全て使用中を示すことになる。
なお、携帯電話機は図4に示された構成以外にも他の構成を有しているが、本発明と特に関係しない部分については、その説明を省略している。
また、図4では、携帯電話機を用いたが、本発明は、ページャーや自動車電話、コードレス電話、第二世代コードレス電話PHS等の移動体通信装置であれば、適用可能であり、さらに、移動体通信装置以外の、固定通信装置や携帯情報端末、パーソナルコンピュータ等にも適用可能である。
図7は、本発明の好適な新規登録の一例を示す動作フローチャートである。
図7において、まず、予め定められたキー操作により登録モードが選択されたか否かが、制御部2にて判断される(ステップS101)。登録モードであると判断されると(ステップS101、YES)、続いて、登録される名前がテンキー13等の操作により入力され(ステップS102)、入力された名前が表示部8に表示される(ステップS103)。名前の入力操作はメモリボタン15が押下されるまで継続するが(ステップS104、NO)、メモリボタン15が押下されると(ステップS104、YES)、メモリとしてのRAM7に入力された名前が格納される(ステップS105)。
次に、電話番号が入力され(ステップS106)、表示されている名前とともに入力された電話番号が表示される(ステップS107)。電話番号の入力は、メモリボタン15が押下されるまで継続するが(ステップS108、NO)、メモリボタン15が押下されると(ステップS108、YES)、名前に対応して電話番号がRAM7に格納される(ステップS109)。
電話番号の格納後、特殊ボタン14が押下されなければ(ステップS110、NO)、メモリボタン15の押下(ステップS111、YES)により登録モードを終了する。一方、ステップS110にて特殊ボタン14が押下されると、同一名前に対する電話番号の追加登録モードに移行する(ステップS112)。
このように、新規に名前が格納されると、図6の各名前に対する1つの電話番号が対応して格納されていく。
図8は、登録モード以外のモードから、電話番号追加モードへ移行する処理を説明するためのフローチャートである。
図8において、メモリダイヤルを表示する場合等のコールボタン16が押下されると(ステップS201、YES)、RAM7に格納された名前が表示部8に表示される(ステップS202)。表示された名前が希望する名前ではない場合には、希望する名前が表示されるまで、テンキー等の操作によりスクロール表示され、希望する名前を表示する(ステップS203、204)。希望する名前が表示された状態で、特殊ボタン14が押下されることによって(ステップS205、YES)、追加登録処理を実行するモードへ移行する(ステップS206)。ステップS205の処理にて、特殊ボタンが押下されない場合には、追加登録モードには移行せず、操作されたボタンに応じた処理が実行される。
図9は、本発明の電話番号の追加登録処理を説明するための動作フローチャートである。
図9において、図7または図8の追加登録処理が選択された場合、追加登録モードへ移行する(ステップS301)。この状態で、追加すべき電話番号が入力され(ステップS302)、表示されている名前とともに入力された電話番号が表示される(ステップS303)。電話番号の表示においては、今回の電話番号のみが表示されても良いが、同一電話番号の入力を避けるため、前回の電話番号も表示されることが好ましい。
電話番号の入力は、メモリボタン15の押下まで継続され、メモリボタン15が押下されると(ステップS304、YES)、同一の名前に対して新たな電話番号が新たなアドレスに追加登録される(ステップS305)。また、この登録に際して、前回登録したアドレス情報(図3の参照番号22)に、前回格納した電話番号のアドレスおよび今回格納した電話番号のアドレスを格納する(ステップS306)。
電話番号の格納後、特殊ボタン14が押下されると(ステップS307、YES)、電話番号の追加登録処理が継続される(ステップS301乃至306)。特殊ボタン14が押下されずにメモリボタン15が押下されれば(ステップS308、YES)、追加登録モードを終了する。
次に、これらの新規および追加の登録について具体的な例を用いて説明する。
相手先名として「佐藤」を入力し、メモリボタン15が押下されると、メモリに「佐藤」が登録される。続いて、電話番号「0303333333」と入力して「佐藤」に対応して電話番号「0303333333」が登録される。アドレスA1には、この電話番号が格納されたアドレスが格納される。この状態において、連続して、電話番号「0107654321」を登録する場合には、特殊ボタン14を押下し、電話番号「0107654321」が入力され、メモリボタン15が押下されると、新たな電話番号「0107654321」が新たなアドレスに相手先名「佐藤」に対応してメモリに格納される(アドレス情報A2には電話番号「0107654321」を格納したアドレスが格納される)。このとき、アドレス情報A1には、2つの電話番号が格納されたアドレスが格納されることになる。
さらに、継続して電話番号「0301111111」を登録する場合には、特殊ボタン14を押下した後、この電話番号を入力してメモリボタン15を押下することにより、電話番号「0301111111」が新たなアドレスに格納され、アドレス情報A3には、この電話番号が格納されたアドレスが格納される。そして、アドレス情報A2には、電話番号「0107654321」と電話番号「0301111111」が格納されたアドレスが格納されることになる。
次に、これら3つの電話番号が登録され、且つ使用されていた状態で、全く新たに、電話番号「0301234567」を追加する場合には、コールボタン16等の操作により「佐藤」を表示させた状態で、特殊ボタン14を押下することにより、追加登録モードに移行し、電話番号「0301234567」を入力して、メモリボタン15を押下する。これに応答して、電話番号「0301234567」が新たなアドレスに格納され、前回の電話番号に対応するアドレス情報A3には、前回の電話番号のアドレスおよび今回の電話番号のアドレスが格納される。
このように、本願発明では、図10にて従来技術とメモリの使用量について対比しているように、はるかにメモリ使用量を削減することが可能となる。さらに、逆に、多くの電話番号および多数の人に対する電話番号を登録することが可能となる。
図11(a)および(b)は、具体的なメモリマップを示す。図11(a)は、名前エリアであり、図11(b)は、電話番号エリアである。すなわち、メモリは、名前エリアと電話番号エリアの2つの領域に別れている。名前エリアにおいては、各メモリアドレスX1〜Xm(mは任意の整数)に対して、名前と、この名前に対応する電話番号の記憶されている先頭アドレスが格納される。図111(a)では、“Sato”に対して、2件の電話番号が登録されている。
電話番号エリアにおいては、メモリアドレスY1〜Yn(nは任意の整数)に対して、同一名前に対する電話番号が記憶されている次のアドレスと、電話番号とが格納される。nはmより大であることが好ましいが、設計者によって設定される。
図12は、制御部によるメモリへの格納制御を説明するための動作フローチャートである。図12において、名前と電話番号の登録に際し、名前エリアのアドレスXtと、電話番号エリアのアドレスYuがセットされる(ステップS401)。最初の時には、“t”および“u”には、1がセットされる。アドレスXtには、名前とこの名前に対応する電話番号が格納される電話番号エリアのアドレスYuとが格納される(ステップS402)。最初の登録時には、名前エリアのアドレスX1に、名前と電話番号エリアアドレスY1とが格納される。続いて、電話番号エリアのアドレスYuに、名前に対応する電話番号が格納される(ステップS403)。1つの名前に対して、1つの電話番号だけが登録される場合には(ステップS404、YES)、電話番号エリアの次データアドレスには、続く電話番号がないことを示すエンドコード(実施例では、“−”)が登録される(ステップS405)。そして、“t”および“u”は、それぞれ“1”カウントアップされ(ステップS406)、次の登録を待つ。
一方、1つの名前に対して、複数の電話番号を登録する場合には(ステップS404、NO)、“u”を“1”カウントアップし(ステップS407)、電話番号エリアの次データアドレスにYu+1を登録する(ステップS408)。そして、アドレスYu+1に、電話番号を格納する(ステップS409)。3以上の電話番号を登録する場合には(ステップS410、YES)、ステップS407からの処理の繰り返す。追加の電話番号がない場合には、ステップS405の処理に移行する。
すでに登録してある名前に対して、電話番号を追加する場合、たとえば、“Sato”に対して、電話番号が2件登録されており、“Tanaka”に対して、1件電話番号が登録されている状態で、“Sato”に対して、3件目の電話番号を追加等録する場合を考える。この場合、“Sato”に対する次データアドレスのエンドコードをサーチし、この次データアドレスに対して、空きのアドレスを登録する。たとえば、アドレスYn−2が空きの場合には、電話番号アドレスY2の次データアドレスにYn−2を登録する。すなわち、電話番号アドレスY2の次データアドレスを、エンドコート“−”から“Yn−2”に変更する。
ただし、必ずしも空きのアドレスを設定する必要はなく、アドレスY3以降を順番にずらし、アドレスY3に新たな電話番号を登録することも可能である。この場合、同一名前に対する電話番号は連続して格納されることになる。
図13は、本発明の他の好適なメモリ使用状況を示している。
図13において、各アドレス31には、名前もしくは、電話番号の情報33が格納されている。フラグ情報32は、このアドレスに格納されている情報が名前であるか電話番号であるかを示すものである。例えば、フラグ情報が「1」であれば、名前を示し、「0」であれば、電話番号を示している。
アドレス2および3は、「佐藤」に対応する2つの電話番号を格納し、アドレス5は、「田中」に対応する1つの電話番号を格納し、アドレス7乃至9には、「鈴木」に対応する3つの電話番号が格納されている。
これらの名前が新規に登録される場合には、まず、名前を空いている最初のアドレスに格納し、続いて入力される電話番号を次のアドレスに格納する。
例えば、全くメモリの中が空の状態で、新規に「佐藤」を登録する場合には、アドレス1に「佐藤」がフラグ情報を「1」として格納され、続いて入力される電話番号をフラグ情報を「0」としてアドレス2および3に格納する。次に、「田中」を登録する場合には、空いているアドレス4に格納し、電話番号をアドレス5に格納する。同様に、「鈴木」について、アドレス6に格納し、対応する電話番号をアドレス7乃至9に格納する。
このような状態で、「佐藤」に対して全く新たな第3の電話番号を登録する場合には、「佐藤」が表示された状態で、新たな第3の電話番号を入力して登録処理を行うことにより、アドレス4移行のデータがアドレス5移行に格納され、空いたアドレス4に新たな第3の電話番号を格納する。
一方、上述の移行を行わない場合には、図14に示すように、次データアドレスを設定し、連続するデータの紐付けを行う。したがって、「佐藤」に対して2つの電話番号が登録されている状態で、あらたに3番目の電話番号を登録する場合、空きのアドレス“10”に新たな電話番号が登録され、アドレス3のエンドコード“−”がアドレス10に変更される。
なお、メモリダイヤル等を利用する際に、名前をスクロールさせる場合には、フラグ情報が「1」であるアドレスを順次読出し、この状態で、対応する複数の電話番号(次にフラグ情報が「1」となるまでの電話番号)を表示部に一度に表示させることができる。一度に全ての電話番号を表示できない場合には、電話番号のスクロールを実行させることにより、名前でなく、電話番号をスクロールさせる。例えば、コールボタン16が押下されると、1番目の名前「佐藤」が表示され、テンキーの「1」または「3」を押下することにより、順方向または逆方向に名前(フラグ情報「1」を有する情報)をスクロール表示させることができる。一方、名前が表示された状態で、1つの電話番号しか表示できない場合には、テンキーの「4」または「6」を押下することにより、該名前に対応する電話番号を順方向または逆方向にスクロール表示させることができる。すなわち、「鈴木」および電話番号「0707777777」が表示されている状態で、テンキー「4」が押下されると、次のアドレス8に格納された電話番号「0709999999」が表示される。この操作は、フラグ情報が「1」となるまでのアドレスにおいて実行される。
この実施例の場合にも、図3に示した従来例に比べ、アドレスa2、a3、c3のような空きをつくることがないので、メモリを有効利用することが可能となる。また、図15に示すように、従来同様、各電話番号に対して重複して名前を格納する場合でも、図3の従来例のような空きが不要となるので、メモリの有効利用を図ることができる。
さらに、図6に示されるように名前AとBとがあるが、重複して同じ名前に対して、登録されている場合に、名前を統合して1つにすることについて、以下に説明する。たとえば、名前Aとして、「佐藤」が登録されている状態で、新たな電話番号を登録する際に、新規に名前「佐藤」と電話番号を登録した場合、佐藤という名前が2つ登録され、各々の名前に対して個別の電話番号が登録されることになる。この場合、この事実に気づいた時に、名前を統合し、1つの名前「佐藤」に対して、容易にすべての電話番号を関連付ける事ができることが望まれる。
すなわち、図6の名前AおよびBが同一人物である場合に、図16に示されるように、名前Aに付随したアドレスA1〜AMと、名前Bに付随したアドレスB1〜BLとを統合し、名前Aに対して、アドレスA1〜AMおよびB1〜BLとが関連付けられる。
図17は、統合を実現するための、キー操作部5‘を示すものであり、図4に示したキー操作部5に対応する。また、キー操作部5’は、図5に示したキー操作部5に配されるボタン群11乃至16に加え、統合ボタン17を有することを特徴とする。コールボタン16の操作により、メモリに登録されている名前が表示される。名前が表示されている状態で、統合ボタン17を押下すると、表示されている名前が統合される先の名前と判断される。そして、さらに、コールボタン16の操作により、統合される後の名前を選択し、統合ボタン17の操作により、統合される後の名前に付随した電話番号を統合される先の名前に関連付けて登録する。
コールキー16が押下されると、メモリに登録されている名前が表示され(ステップS501)、コールキー16の押下の繰り返しにより、表示される名前が順次スクロールされる。統合したい名前が表示された状態で、統合ボタン17が押下されると(ステップS502、YES)、制御部は、表示されている名前が統合先の名前であると判断する。この状態で、さらに、コールキー16が押下されると、表示される名前が再度スクロールされ、統合先の名前に統合したい名前が表示された時点で、統合キーが押下されると(ステップS505、YES)、さらに統合される名前があると判断され、ステップS504の処理に移行する。一方、ステップS502の統合ボタンの押下に続くコールキー16の押下(ステップS504)により、統合される名前が表示された状態で、メモリキー15が押下されると、メモリ統合が実行される(ステップS506)。すなわち、アドレスAMにおいて、次の後続するアドレスとしてB1が登録されることになる。
なお、統合キー17は、他のキーと兼用可能である。たとえば、特殊キー14を長押しすることにより、統合キー操作と同様にすることも可能であり、他のキーも同様である。
また、図11および13乃至15についても、同様である。さらに、異なる名前であっても、統合操作が行われると、統合処理は行われる。たとえば、“エリザベス”という名前で1つの電話番号を登録している状態で、“エリザベス”の愛称である“リズ”で新たな1つの電話番号を登録した場合を考える。使用者は後から、両者を1つにしたいと思った時、統合処理を実行することが可能である。すなわち、先に“エリザベス”を読み出し、後から“ベス”を読み出して統合させれば、“エリザベス”に関連して2つの電話番号が登録されることになる。逆の順番で操作を行えば、“リズ”の名前で統合されることになる。
図13の例で説明すると、アドレス1の佐藤にアドレス4の田中を統合する場合には、アドレス4の田中が消去され、アドレス5以降のデータがアドレス4以降にスライドすることとなる。
従来の技術を説明するための図である。 図2(a)および(b)は従来のメモリ内の格納状態を説明するための図である。 従来のメモリ内の格納状態を説明するための概念図である。 本発明の好適な一実施例の構成ブロック図である。 図4に示したキー操作部の好適な一実施例を示す構成図である。 図4に示したRAM内の好適な一実施例の格納パターンを示す図である。 本発明の好適な一実施例の登録動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の好適な一実施例の登録動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の好適な一実施例の登録動作を説明するためのフローチャートである。 本発明のメモリ効率を説明するための図である。 図11(a)および(b)は、好適な格納パターンを示す図である。 制御部における格納制御を示す動作フローチャートである。 図4に示したRAM内の好適な他の実施例の格納パターンを示す図である。 図4に示したRAM内の好適な他の実施例の格納パターンを示す図である。 図4に示したRAM内の好適なさらに他の実施例の格納パターンを示す図である。 図4に示したRAM内の好適なさらに他の実施例の格納パターンを示す図である。 キー操作部の他の好適な実施例を示す図である。 本発明の好適な他の登録動作を説明するための動作フローチャートである。
符号の説明
1 無線部
2 制御部
3 ROM
4 スピーカー
5 キー操作部
6 送受話部
7 RAM
8 表示部

Claims (3)

  1. 相手先名を示す第1の情報および相手先名に対応する情報を示す第2の情報を格納するメモリと、
    複数の前記第1の情報から任意の第1の情報を特定する操作部と、
    前記第1の情報一つに対してメモリ内にある任意の複数の前記第2の情報を対応して前記メモリに格納する制御部と、
    前述された制御部に接続される入力部とを有し、
    前記メモリに少なくとも2以上の第1の情報が格納されている状態で、
    前記操作部により第1の情報を2つ選択し、前記入力部を押下することで、
    前記制御部が
    他方の第1の情報に対応する前記第2の情報を、
    一方の第1の情報に対応する前記第2の情報として登録するとともに、
    前記他方の第1の情報を消去することを特徴とするデータ格納制御装置。
  2. 相手先名を示す第1の情報および相手先名に対応する情報を示す第2の情報を格納するメモリと、
    複数の前記第1の情報から任意の第1の情報を特定する操作部と、
    前記第1の情報一つに対してメモリ内にある任意の複数の前記第2の情報を対応して前記メモリに格納する制御部と、
    前述された制御部に接続される入力部とを有し、
    前記メモリに少なくとも2以上の第1の情報が格納されている状態で、
    前記操作部により第1の情報を2つ選択し、前記入力部を押下することで、
    前記制御部が
    他方の第1の情報に対応する前記第2の情報を、
    一方の第1の情報に対応する前記第2の情報として登録するとともに、
    前記他方の第1の情報を消去することを特徴とする携帯電話装置。
  3. 第1の情報を入力し、入力された前記第1の情報をメモリに格納し、
    格納された前記第1の情報に対応する第2の情報を入力し、
    相手先名を示す第1の情報と、および複数の前記第1の情報に対応する情報を示す第2の情報とを個々に関連付けてメモリに格納し、
    操作部により、第1の情報を特定し、入力部を押下することで、
    制御部が、
    特定された第1の情報に対応する前記第2の情報を、
    他の特定された第1の情報に対応する前記第2の情報として登録すると共に、
    前記他に特定された第1の情報を消去することを特徴とするデータ格納制御方法。
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