JP4169021B2 - 内燃機関の排気浄化システム - Google Patents
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Description
低減するために、内燃機関の排気系に、排気中のNOxを浄化するNOx触媒からなる排気浄化装置を設けることが知られている。この技術において、NOx触媒として例えば三元
触媒を用いた場合には、ストイキ近傍雰囲気でHC、CO及びNOxを同時に浄化するこ
とができる。また、NOx触媒として例えば吸蔵還元型NOx触媒を設けた場合には、流入する排気の酸素濃度が高いときは排気中のNOxを吸蔵し、流入する排気の酸素濃度が低
下し且つ還元剤が存在するときは吸蔵していたNOxを還元する機能により排気中のNOxを浄化することができる。
媒の床温を上昇させるとともに還元剤を供給する場合もある(以下、「SOx被毒回復処
理」という。)。
前記排気通路に設けられ、前記排気を浄化する一または複数の排気浄化装置と、
を備える内燃機関の排気浄化システムであって、
前記排気通路は、
前記複数の気筒群の各々に接続され、前記各気筒群から排出される排気が通過する前記気筒群の数と同数の気筒群直結排気通路と、
前記気筒群直結排気通路が分岐することにより、該気筒群直結排気通路の各々に対して複数形成された気筒群毎分岐通路と、
前記気筒群直結排気通路の各々に対して設けられた前記複数の気筒群毎分岐通路のうちの一部の気筒群毎分岐通路に設けられ、該気筒群毎分岐通路を通過する排気から外部への熱放出を抑制する保温手段と、
前記気筒群直結排気通路の各々から分岐した複数の気筒群毎分岐通路のうち、前記保温手段が設けられたものを、全ての前記気筒群直結排気通路について合流させた保温手段付混合排気通路と、
前記複数の気筒群毎分岐通路のうち、前記保温手段が設けられていないものを、全ての前記気筒群直結排気通路について合流させた混合排気通路と、
前記混合排気通路及び前記保温手段付混合排気通路が合流して形成される合流混合排気通路と、
前記合流混合排気通路に導入される前記混合排気通路および/または前記保温手段付混合排気通路を通過する排気の量を変更することにより、前記合流混合排気通路を通過する排気の温度を制御する排気温制御手段と、
を有し、
前記合流混合排気通路を通過する排気を前記排気浄化装置に導入することを特徴とする。
を通過する排気と前記保温手段付混合排気通路を通過する排気の混合比を変更することができる。
該吸蔵還元型NOx触媒についてのSOx被毒回復が要求された場合には、前記複数の気筒群のうちの一部の気筒群からの排気の空燃比を所定のリッチ空燃比とし、前記複数の気筒群のうちの残りの気筒群からの排気の空燃比を所定のリーン空燃比とするリッチ/リーン制御を行うとともに、前記排気絞り弁を開弁するようにしてもよい。
料と空気とが導入されて吸蔵還元型NOx触媒を昇温させることができ、SOxの還元放出が促進される。
の空燃比はストイキである必要があるため、複数の気筒群からの排気をより均一に混合した上で排気全体の空燃比を制御する必要がある。従って、前記排気絞り弁を開弁することにより、合流混合排気通路において、混合排気通路及び保温手段付混合排気通路を通過した排気をより確実に混合させることができ、排気の均一化の度合いを高めることができる。その結果、より確実に吸蔵還元型NOx触媒に導入される排気の空燃比をストイキに制御することができ、SOx被毒回復処理の処理効率を高めることができる。
前記保温手段付混合排気通路における排気の混合状態が良好となる所定の良好混合運転状態に属するときに、前記排気絞り弁を閉弁するようにしてもよい。
、SOx被毒回復に必要な温度により近い温度に維持することができる。
ーン制御に適した運転状態から外れたときに、前記リッチ/リーン制御を中断するとともに前記排気絞り弁を閉弁するようにしてもよい。
に、前記内燃機関の運転状態が前記リッチ/リーン制御に適した運転状態から外れた場合には、前記リーン/リッチ制御を中断し、さらに前記排気絞り弁を閉弁する。
ることを抑制できる。また、前記内燃機関の運転状態が前記リッチ/リーン制御に適した運転状態から外れた期間中に吸蔵還元型NOx触媒に導入される排気における、保温手段
付混合通路を通過した排気の比率を増加させることができるので、吸蔵還元型NOx触媒
の温度をSOx還元放出に必要な温度に近い温度のまま維持することができる。その結果
、内燃機関の運転状態がリッチ/リーン制御に適した運転状態に復帰した場合には、早急にSOxの還元放出を再開することができる。
型NOx触媒の温度を、SOx被毒回復に必要な温度に維持することができる。
させた場合には、前記リッチ/リーン制御における各気筒群からの排気の空燃比をよりストイキに近づけることができ、内燃機関における燃焼を安定化させ、ノッキングや燃焼不良の発生をより確実に抑制することができる。なおここでリッチ/リーン比率とは、前記リッチ/リーン制御における各気筒群からの排気がストイキに対して何%リッチまたはリーンに制御されているかを示す数値であり、この値が小さい程、各気筒群からの排気の空燃比はストイキに近いといえる。
/リーン制御に適した運転状態から外れたときに前記リッチ/リーン制御を中断するとともに前記排気絞り弁を閉弁するようにした場合には、前記排気絞り弁の閉弁に伴い、さらに前記複数の気筒群からの排気の空燃比をストイキにするようにしてもよい。
前記内燃機関の運転状態が前記リッチ/リーン制御に適した運転状態から外れたときには、前記リッチ/リーン制御を中断することとした。この場合、前記リッチ/リーン制御の中断期間中の各気筒群からの排気の空燃比を例えばリーン空燃比に戻してしまうと、吸蔵還元型NOx触媒の温度が高温になっていることから、排気中のNOxを浄化することが困難となるおそれがある。
気中のNOxを浄化することが可能となる。その結果、前記リッチ/リーン制御の中断期
間中のエミッションの悪化を抑制することができる。
該吸蔵還元型NOx触媒についてのSOx被毒回復処理が要求された場合には、
第1所定期間に亘り、前記複数の気筒群からの排気の空燃比をストイキにするとともに前記排気温制御手段により前記合流混合排気通路を通過する排気の温度を上昇させ、
前記第1所定期間の経過後、前記複数の気筒群のうちの一部の気筒群からの排気の空燃比を所定のリッチ空燃比とし、前記複数の気筒群のうちの他の気筒群からの排気の空燃比を所定のリーン空燃比とするリッチ/リーン制御を行うとともに、前記排気温制御手段により、前記合流混合排気通路を通過する排気の温度を前記排気浄化装置におけるSOx被
毒回復が可能な所定温度とし、
前記SOx被毒回復の要求が解除された後の第2所定期間に亘り、前記複数の気筒群か
らの排気の空燃比をストイキにするとともに前記排気温制御手段により前記合流混合排気通路を通過する排気の温度を低下させるようにしてもよい。
Ox触媒の温度を上昇させるために、例えば通常のリーン空燃比による運転から直接リッ
チ/リーン制御に移行する場合を考える。このような場合は、吸蔵還元型NOx触媒の温
度を大幅に上昇させなくてはならないため、リッチ/リーン制御における、リッチ/リーン比率を大きくする必要がある。そうすると、内燃機関の運転状態によっては、ノッキングや燃焼の不安定化をまねく場合があった。
えば直接リーン空燃比による運転に移行すると、吸蔵還元型NOx触媒の温度が充分に低
下するまでは、吸蔵還元型NOx触媒においてNOxの吸蔵が出来ない場合があった。そうすると、吸蔵還元型NOx触媒の温度が充分に低下するまでの期間においてエミッション
が悪化するおそれがあった。
は、前記複数の気筒群からの排気の空燃比をストイキにするとともに、前記排気温制御手段により前記合流混合排気通路を通過する排気の温度を上昇させることとした。
る程度上昇させておくことができる。従って、リッチ/リーン制御に移行した際のリッチ/リーン比率が過度に大きくなることを抑制できる。その結果、リッチ/リーン制御中の内燃機関におけるノッキングや燃焼不良の発生を抑制することができる。
に亘り、前記排気温制御手段により前記合流混合排気通路を通過する排気の温度を低下させることとしたので、吸蔵還元型NOx触媒の温度を早期に低下させることができる。さ
らに、上記第2所定期間においては、前記複数の気筒群からの排気の空燃比をストイキにするので、吸蔵還元型NOx触媒の温度が充分に低下しない期間にも、NOxを良好に浄化することができる。
、CO2、H2O及びN2にする触媒であり、例えばPtとRhの混合物、又はPtとPd
とRhの混合物をアルミナに担持させたものとして使用することができる。
い。また、右混合管3については、必ずしも二重管構造によって形成されている必要はない。
吸蔵することが可能な温度範囲は、略350℃〜450℃とされている。従って、特に吸入空気量が低く排気浄化装置に導入される排気の温度が低い運転状態において、あるいは、吸入空気量が多く排気浄化装置に導入される排気の温度が高い運転状態においては、右主排気浄化装置4及び左主排気浄化装置54の温度が上記温度範囲から外れ、NOxの浄化効率が低下しエミッションが悪化する場合があった。
ることとした。また、吸入空気量が多く排気浄化装置に導入される排気の温度が高い運転状態あるいは触媒温度が高い状態であって、右主排気浄化装置4及び左主排気浄化装置54におけるNOx浄化効率が低下する場合においては、排気絞り弁7を開弁することとした。
抑制することができる。
を直接制御することができる。
温度を350℃から450℃の範囲に維持することができる。
ートである。横軸は時間、縦軸は各項目の変化を示す。
供給する制御である。これにより、リーン空燃比の排気に含まれるO2、NO2と、リッチ空燃比の排気に含まれるHC、COとを吸蔵還元型NOx触媒において過不足なく酸化
還元させ、吸蔵還元型NOx触媒を昇温することが可能となる。
リッチ/リーン制御を実施するのに適当な運転状態であることを意味する。すなわち、内燃機関の運転状態がアイドル状態やアクセルがフルに踏み込まれた状態でなく、リッチ/リーン制御を実施したとしても燃焼の不安定化やノッキングが生じる可能性が低いと判断される場合である。このSOx被毒回復条件については予め実験的にその機関負荷及び回
転数の範囲を求めてマップ化しておき、内燃機関の運転状態がマップ上の当該範囲に属しているかどうかを判定するようにしてもよい。
内燃機関の運転状態がアイドル運転に移行した場合や、アクセルがフルに踏み込まれた場合である。
リーン制御を開始するとともに、排気絞り弁7を開弁する。そうすれば、右主排気浄化装置4、左主排気浄化装置54を充分に昇温することができる。また、右バンク及び左バンクからの排気を合流混合管5において充分に混合させ、均一化の度合いを高めることができる。
態が、排気絞り弁7を閉じた状態では右混合管3を通過した排気を充分に均一化できない運転状態になったと判断された場合には、排気絞り弁7を開弁する。これにより、合流混合管5において排気の混合が促進され、右主排気浄化装置4、左主排気浄化装置54に導入される排気の均一性の度合いが高められる。
制御を停止し、通常のリーン空燃比による運転に切換える。
チ/リーン制御を実施するとともに排気絞り弁7を開弁する。これにより右混合管3及び左混合管53を通過する排気を、合流混合管5において混合させることができ、右主排気浄化装置4、左主排気浄化装置54に導入される排気の均一性の度合いを向上させることができる。
おける排気の均一性の度合いが充分に高いと思われる運転状態である場合には、排気絞り弁7を閉じる。従って、その場合には右主排気浄化装置4、左主排気浄化装置54に導入される排気の温度を上昇させることができる。このように、必要のないときにはリッチ/リーン制御におけるリッチ/リーン比率を小さくすることができ、内燃機関における燃焼を安定化することができる。
がリッチ/リーン制御に適した運転状態から外れた場合には、リッチ/リーン制御を中断するとともに、排気絞り弁7を閉弁する。これにより、リッチ/リーン制御中に内燃機関における燃焼の状態が不安定になったりノッキングが生じたりすることを抑制できる。同時に、右主排気浄化装置4、左主排気浄化装置54の温度低下を抑制することができる。さらにその際、右バンク、左バンクからの排気の空燃比をストイキにするので、当該期間中のエミッションの悪化を抑制することができる。
ャートである。図3に示す時点t7において、SOx被毒回復要求が出されたとする。本
実施例においては、その時点でリッチ/リーン制御を開始するのではなく、まず排気絞り
弁7を閉弁状態とする。そうすれば、右主排気浄化装置4、左主排気浄化装置54に導入される排気における、二重管構造によって保温された排気の比率を増加させることができ、右主排気浄化装置4、左主排気浄化装置54の温度を上昇させることができる。
の期間中に右主排気浄化装置4、左主排気浄化装置54が維持されるべき温度は、SOx
が高効率に還元放出可能な温度であり、この温度は所定温度に相当する。
り弁7を開弁する。そうすれば、右主排気浄化装置4、左主排気浄化装置54に導入される排気における、二重管構造によって保温された排気の比率を低下させることができる。これにより、右主排気浄化装置4、左主排気浄化装置54の温度を早急に低下させることができる。その結果、右主排気浄化装置4、左主排気浄化装置54の温度を、リーン空燃比に対してNOx浄化可能な温度まで早期に低下させることができる。
から排出される排気の空燃比をストイキに制御する。そうすれば、右主排気浄化装置4、左主排気浄化装置54の温度が充分に低下するまでの期間においても、エミッションの悪化を抑制することができる。ここで時点t9から時点t10までの期間は第2所定期間に相当する。
1と同じ符号が付されている構成は図1で説明したものと略同等の構成である。
図4(A)に示すように、本実施例においては、右排気管1,左排気管51が右分岐管2a、2b及び左分岐管52a、52bに分岐する分岐点において、混合促進空間8,58が設けられている。また、右分岐管2a、2b及び左分岐管52a、52bの長さは全て略同一に設定されている。さらに、右分岐管2bと左分岐管52aは互いに交差するため、図4(B)に示すように、2bは図4(A)における紙面奥側に、52aは紙面手前側にひねるように徐々に変形させている。
2a、2b・・・右分岐管
3・・・右混合管
4・・・右主排気浄化装置
5・・・合流混合管
6・・・右第2混合管
7・・・排気絞り弁
8・・・混合促進空間
10・・・右前段排気浄化装置
50・・・左前段排気浄化装置
51・・・左排気管
52a、52b・・・左分岐管
53・・・左混合管
54・・・左主排気浄化装置
56・・・左第2混合管
58・・・混合促進空間
Claims (11)
- 内燃機関の複数の気筒群から排出される排気が通過する排気通路と、
前記排気通路に設けられ、前記排気を浄化する一または複数の排気浄化装置と、
を備える内燃機関の排気浄化システムであって、
前記排気通路は、
前記複数の気筒群の各々に接続され、前記各気筒群から排出される排気が通過する前記気筒群の数と同数の気筒群直結排気通路と、
前記気筒群直結排気通路が分岐することにより、該気筒群直結排気通路の各々に対して複数形成された気筒群毎分岐通路と、
前記気筒群直結排気通路の各々に対して設けられた前記複数の気筒群毎分岐通路のうちの一部の気筒群毎分岐通路に設けられ、該気筒群毎分岐通路を通過する排気から外部への熱放出を抑制する保温手段と、
前記気筒群直結排気通路の各々から分岐した複数の気筒群毎分岐通路のうち、前記保温手段が設けられたものを、全ての前記気筒群直結排気通路について合流させた保温手段付混合排気通路と、
前記複数の気筒群毎分岐通路のうち、前記保温手段が設けられていないものを、全ての前記気筒群直結排気通路について合流させた混合排気通路と、
前記混合排気通路及び前記保温手段付混合排気通路が合流して形成される合流混合排気通路と、
前記合流混合排気通路に導入される前記混合排気通路および/または前記保温手段付混合排気通路を通過する排気の量を変更することにより、前記合流混合排気通路を通過する排気の温度を制御する排気温制御手段と、
を有し、
前記合流混合排気通路を通過する排気を前記排気浄化装置に導入することを特徴とする内燃機関の排気浄化システム。 - 前記保温手段は、前記気筒群毎分岐通路の少なくとも一部を二重管構造としたものであることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化システム。
- 前記排気温制御手段は、前記排気浄化装置の温度を制御量として前記混合排気通路および/または前記保温手段付混合排気通路を通過する排気の量を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の内燃機関の排気浄化システム。
- 前記排気温制御手段は、前記保温手段付混合排気通路および/または前記混合排気通路に設けられた排気絞り弁であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の内燃機関の排気浄化システム。
- 前記排気浄化装置は吸蔵還元型NOx触媒を含み、
該吸蔵還元型NOx触媒についてのSOx被毒回復が要求された場合には、前記複数の気筒群のうちの一部の気筒群からの排気の空燃比を所定のリッチ空燃比とし、前記複数の気筒群のうちの残りの気筒群からの排気の空燃比を所定のリーン空燃比とするリッチ/リーン制御を行うとともに、前記排気絞り弁を開弁することを特徴とする請求項4に記載の内燃機関の排気浄化システム。 - 前記排気絞り弁は前記混合排気通路に設けられており、
前記SOx被毒回復処理が要求されている期間中であっても、前記内燃機関の運転状態
が、前記保温手段付混合排気通路における排気の混合状態が良好となる所定の良好混合運転状態に属する場合には、前記排気絞り弁を閉弁することを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の排気浄化システム。 - 前記排気絞り弁は前記混合排気通路に設けられており、
前記SOx被毒回復処理が要求されている期間中に、前記内燃機関の運転状態が前記リ
ッチ/リーン制御に適した運転状態から外れた場合には、前記リッチ/リーン制御を中断するとともに前記排気絞り弁を閉弁することを特徴とする請求項5に記載の内燃機関の排気浄化システム。 - 前記排気絞り弁の開閉に応じて、前記リッチ/リーン制御におけるリッチ/リーン比率を変更することを特徴とする請求項5、6または7に記載の内燃機関の排気浄化システム。
- 前記排気絞り弁の閉弁に伴い、前記複数の気筒群からの排気の空燃比をストイキにすることを特徴とする請求項7に記載の内燃機関の排気浄化システム。
- 前記排気浄化装置は吸蔵還元型NOx触媒を含み、
該吸蔵還元型NOx触媒についてのSOx被毒回復が要求された場合には、
第1所定期間に亘り、前記複数の気筒群からの排気の空燃比をストイキにするとともに前記排気温制御手段により前記合流混合排気通路を通過する排気の温度を上昇させ、
前記第1所定期間の経過後、前記複数の気筒群のうちの一部の気筒群からの排気の空燃比を所定のリッチ空燃比とし、前記複数の気筒群のうちの他の気筒群からの排気の空燃比を所定のリーン空燃比とするリッチ/リーン制御を行うとともに、前記排気温制御手段により、前記合流混合排気通路を通過する排気の温度を前記排気浄化装置におけるSOx被
毒回復が可能な所定温度とし、
前記SOx被毒回復の要求が解除された後の第2所定期間に亘り、前記複数の気筒群か
らの排気の空燃比をストイキにするとともに前記排気温制御手段により前記合流混合排気通路を通過する排気の温度を低下させることを特徴とする請求項1に記載の内燃機関の排気浄化システム。 - 前記複数の気筒群の各々は、前記内燃機関に設けられた複数のバンクの各々を形成することを特徴とする請求項1から10のいずれかに記載の内燃機関の排気浄化システム。
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