JP4164938B2 - ピッチ付着抑制剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は製紙工程でのピッチ付着抑制剤に関し、さらに詳しくは、パルプまたは紙を製造する際の水系におけるピッチの凝集、あるいは装置上へのピッチ付着の発生を抑制するピッチ付着抑制剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
パルプ、または紙の製造工程において発生するピッチ(ピッチとは原料である木材に含まれている樹脂や故紙および損紙由来で混入する接着剤やラテックスなどの粘着性物質または紙を製造する際に加えられるサイズ剤等を言う)は、例えば抄紙工程ではワイヤーやフェルトを目詰まらせることによる搾水性の低下、断紙または紙製品に付着すること等により品質や操業性に影響を与えるようなトラブルの原因となる。また、これらトラブルは用水のクローズド化や故紙利用率の増加とともに、近年さらに大きな問題となっている。従来、これらの処理にいくつかの方法が提案されている。
【0003】
例えばタルク等の無機物を用い、粘着性の粒子表面に付着させて不活性化させる方法があるが、この方法においては粉体の取り扱いが煩わしいこと、ワイヤー等の設備を摩耗すること、薬剤自体の凝集や沈殿を生じやすいことなどの欠点がある。また、界面活性剤を用いピッチを分散させる方法があるが、この方法においては起泡の問題やサイズ性への悪影響が考えられる。また、特開昭62−223394号公報に記載のカチオン性のポリマーを使用する方法があるが、この方法によれば系内のコロイド粒子の電荷バランスがカチオン過剰な状態に変化した場合は歩留まりなどに悪影響を及ぼす場合がある。また、特開昭61−55294号公報ではケン化度70〜80%のポリビニルアルコール水溶液が提案されているが、必ずしも十分な効果は得られなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、パルプまたは紙を製造する際の水系におけるピッチの凝集、あるいは装置上へのピッチ付着の発生を抑制するピッチ付着抑制剤を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、上記のような従来の凝集物トラブルを抑制する薬剤の抱える問題点を解決するために鋭意検討した結果、特定の配合組成物がパルプまたは紙を製造する際の水性系におけるピッチ凝集物の発生を抑制する優れた効果を発揮することを見いだした。
すなわち本発明は、
(イ)式[I]で示されるポリオキシアルキレン化合物と
R1O(AO)nR2 [I]
(ただし、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基で、R1は炭素数2〜5のアルケニル基、R2は水素原子または炭素数1〜20の炭化水素基、nはオキシアルキレン基の平均付加モル数で1〜200である。)
(ロ)無水マレイン酸を必須単量体とし、そのモル比が7:3〜3:7であり、重量平均分子量が1,500〜70,000である共重合体またはその加水分解物もしくは塩(A)と、ポリ酢酸ビニルのケン化物であり、その平均重合度が300〜3,000およびケン化度が70〜95モル%であるポリビニルアルコール(B)からなり、(A)と(B)の重量比が、(A):(B)=1:99〜100:0であることを特徴とするピッチ付着抑制剤である。
【0006】
【発明の実施の形態】
式[I]においてR1で示される炭素数2〜5のアルケニル基としては、ビニル基、アリル基、メタリル基、1,1−ジメチル−2−プロペニル基、3−メチル−3−ブテニル基等のアルケニル基が挙げられ、好ましくはアリル基およびメタリル基である。
【0007】
AOで示される炭素数2〜4のオキシアルキレン基としては、オキシエチレン基、オキシプロピレン基、オキシブチレン基、オキシテトラメチレン基等が挙げられ、1種または2種以上を用いても良い。2種以上のオキシアルキレン基を付加する場合は、ブロック状付加でもランダム状付加のどちらでもよい。
また、nはオキシアルキレン基の平均付加モル数を表し、n=1〜200である。nが200より大きくなると共重合体の粘度が高くなり、取り扱いが悪くなるため好ましくない。
【0008】
式[I]においてR2は水素原子およびメチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、第二ブチル基、第三ブチル基、ペンチル基、イソペンチル基、ネオペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、ノニル基、デシル基、ウンデシル基、ドデシル基、イソトリデシル基、テトラデシル基、ヘキサデシル基、イソセチル基、オクタデシル基、イソステアリル基、オレイル基、オクチルドデシル基、アリル基、シクロヘキシル基、メチルシクロヘキシル基、シクロペンテニル基、シクロヘキセニル基、ベンジル基、フェニル基、クレジル基、ブチルフェニル基、ジブチルフェニル基、オクチルフェニル基、ノニルフェニル基、ドデシルフェニル基等の炭素数1〜20の炭化水素基であり、これらの1種または2種以上を混合して用いてもよい。
【0009】
(イ)のポリオキシアルキレン化合物と(ロ)無水マレイン酸の単量体のモル比は(イ):(ロ)=7:3〜3:7である。
(イ)のポリオキシアルキレン化合物と(ロ)無水マレイン酸を必須単量体として含む共重合体は、(イ)式[I]で表されるポリオキシアルキレン化合物および(ロ)無水マレイン酸を水または有機溶剤中、あるいは溶剤を全く用いない系で、重合開始剤を用いて共重合させることで容易に得ることができる。
ベンゼン、トルエン、キシレン等の有機溶剤中または溶剤を用いない場合の開始剤としては、過酸化ベンゾイル等の有機過酸化物系、あるいはアゾビスイソブチロニトリル等のアゾ系重合開始剤が挙げられる。水系で重合を行う際は、過酸化水素、第三ブチルヒドロペルオキシド等のヒドロペルオキシド、過硫酸カリウム等の過硫酸塩等の水溶性重合開始剤が挙げられる。さらに親水性有機溶剤と水との混合溶剤を用いることもでき、その際は上記の重合開始剤を適宜選択して使用する。
【0010】
Aの共重合体は、スチレン、酢酸ビニル、ビニルスルホン酸、アクリル酸など他の共重合可能な単量体を混合して共重合してもよいが、その場合(イ)のポリオキシアルキレン化合物と(ロ)無水マレイン酸以外の単量体の比率は、本発明の性能を損なわないため単量体全体に対するモル比で20%未満が好ましい。
本発明に用いる共重合体の重量平均分子量は1,500〜70,000である。1,500未満の場合または70,000を越える場合はピッチ付着抑制効果が低下するので好ましくない。
得られた共重合体は、加水分解を行い加水分解物としても、加水分解物を塩基性物質で中和して塩としても用いることができる。中和に用いる塩基性物質としては、アンモニア、有機アミンまたナトリウム、カリウム等のアルカリ金属の水酸化物、炭酸塩または重炭酸塩等が挙げられ、好ましくはナトリウム、カリウム等のアルカリ金属の水酸化物である。
【0011】
(B)のポリビニルアルコールは、ポリ酢酸ビニルのケン化物であり、平均重合度が300〜3,000およびケン化度が70〜95モル%である。好ましくは、平均重合度が1,500〜3,000およびケン化度が85〜91モル%であり、この範囲を外れるとピッチ付着抑制効果が低下するので好ましくない。
【0012】
本発明の(イ)式[I]で示されるポリオキシアルキレン化合物と(ロ)無水マレイン酸を必須単量体として含む共重合体およびその加水分解物または塩である(A)とポリビニルアルコール(B)は重量比で(A):(B)=1:99〜100:0であり、好ましくは(A):(B)=3:97〜80:20であり、この範囲を外れるとピッチ付着抑制効果が低下するので好ましくない。
【0013】
本発明のピッチ付着抑制剤を水系に使用する場合は、パルプ原料によりピッチ量が異なるが、通常パルプ固形分に対して0.0005〜0.2重量%の範囲で適宜選択し、水系に添加して使用する。添加場所としては、パルプ製造においては各フィルター出口や完成チェスト前などに添加され、調整工程においてはパルパー、リファイナーの前後、ミキシングチェスト、マシンチェストなどに添加される。
本発明のピッチ付着抑制剤を、パルプ製造設備および紙を製造する設備の凝集異物が生じやすい部位に適用する場合は、希釈液を噴霧または浸漬することなどにより行い、噴霧または浸漬に使用する水に対し0.0001〜1重量%の割合で添加し、シックナー、フィルター、ワイヤー、フェルト、各ロールなどに使用される。
【0014】
【実施例】
以下、本発明を実施例および比較例により具体的に説明する。
実施例1〜13および比較例1〜7
実施例および比較例に供した共重合体(A)については、表1に示す式[I]の化合物と、無水マレイン酸および他の単量体との共重合体を用いた。平均分子量はゲルパーミエーションクロマトグラフィーにより求めた。
実施例および比較例に供したポリビニルアルコール(B)について表2に示した。
【0015】
【表1】
【0016】
注.{}内はランダム状付加であることを示す。
EOはオキシエチレン基を示す。
POはオキシプロピレン基を示す。
BOは1,2−オキシブチレン基を示す。
【0017】
【表2】
【0018】
共重合体(A)およびポリビニルアルコール(B)を表3に示す比率で混合し、固形分が2.5重量%になる様に精製水で希釈し、ピッチ付着抑制剤として以下の実験に供した。
よく洗浄したワイヤーを、7×21cmに切りとり、円筒状にしたものをテストピースとし、105℃にて1時間乾燥後、デシケーター中で放冷し、秤量した(重量▲1▼)。500mlのビーカー中に精製水460mlを入れ、ウォーターバス中で、60℃に昇温し、その後各薬剤を500mg添加した。調製した溶液中にテストピースを入れ、30分間撹拌をおこない、擬似ピッチ25ml、5%塩化カルシウム水溶液を15ml添加した。添加後1時間撹拌をおこなった。撹拌後、テストピースを取出し、水を切った後105℃にて1時間乾燥させた。デシケーターで放冷し、重量を測定した(重量▲2▼)。
重量▲2▼−重量▲1▼がピッチ付着量となる。
【0019】
疑似ピッチはアビエチン酸1g、オレイン酸1g、トール油1gおよび48%水酸化ナトリウム水溶液1gを精製水で溶解し、全体を水で300mlに希釈して使用した。
下記の式によりピッチ付着防止率を求めた。
ピッチ付着防止率(%)={薬剤無添加時ピッチ付着重量−薬剤添加時ピッチ付着重量}/薬剤無添加時ピッチ付着重量×100
また、判定として凝集付着防止率が90%を越えるものを◎、80%を越えるものを○、80%未満のものを×として表した。
結果を表4に示す。
【0020】
【表3】
【0021】
注.EOはオキシエチレン基を示す。
【0022】
【表4】
【0023】
表4から、本発明のピッチ抑制剤を用いた実施例は比較例に比べて凝集付着防止率が高く、ピッチ付着防止能に優れていることが分かる。
【0024】
【発明の効果】
本発明のピッチ付着抑制剤は、顕著なピッチ付着の防止能を有している。このため、生産性および品質の向上を図ることができる。
Claims (1)
- (イ)式[I]で示されるポリオキシアルキレン化合物と
R1O(AO)nR2 [I]
(ただし、AOは炭素数2〜4のオキシアルキレン基で、R1は炭素数2〜5のアルケニル基、R2は水素原子または炭素数1〜20の炭化水素基、nはオキシアルキレン基の平均付加モル数で1〜200である。)
(ロ)無水マレイン酸を必須単量体とし、そのモル比が7:3〜3:7であり、重量平均分子量が1,500〜70,000である共重合体またはその加水分解物もしくは塩(A)と、ポリ酢酸ビニルのケン化物であり、その平均重合度が300〜3,000およびケン化度が70〜95モル%であるポリビニルアルコール(B)からなり、(A)と(B)の重量比が、(A):(B)=1:99〜100:0であることを特徴とするピッチ付着抑制剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10199199A JP4164938B2 (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | ピッチ付着抑制剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP10199199A JP4164938B2 (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | ピッチ付着抑制剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2000290886A JP2000290886A (ja) | 2000-10-17 |
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ID=14315311
Family Applications (1)
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JP10199199A Expired - Lifetime JP4164938B2 (ja) | 1999-04-09 | 1999-04-09 | ピッチ付着抑制剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP4594656B2 (ja) * | 2004-06-10 | 2010-12-08 | 油化産業株式会社 | ピッチコントロール剤 |
JP4873884B2 (ja) * | 2005-05-23 | 2012-02-08 | 油化産業株式会社 | 紙の製造方法 |
JP6325813B2 (ja) | 2012-12-27 | 2018-05-16 | 栗田工業株式会社 | ピッチ抑制剤、ピッチ抑制方法、及び脱墨パルプの製造方法 |
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-
1999
- 1999-04-09 JP JP10199199A patent/JP4164938B2/ja not_active Expired - Lifetime
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