JP4144782B2 - 固定部材への被固定部材の取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、固定板等の固定部材にケーブルガイド等の被固定部材を取り付ける固定部材への被固定部材の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、固定部材への被固定部材の取付構造は、例えば固定部材としての固定板101に被固定部材としてのケーブルガイド102を取り付けるには、図4に示すようにL型固定金具103の起立板部103aの係合孔103bにケーブルガイド102の側面に突設した突起部102aを係合したうえ、L型固定金具103の固定板部103cを固定板101にネジ104にてネジ止めして取り付けるものが普通である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、この従来のものは、取り付けのためにL型固定金具103やネジ104を必要とし部品点数が多いものであり、また、L型固定金具103をケーブルガイドにセットしたりネジ止めする作業に手数を要するものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
前記のような問題を解決するためになされた本発明の固定部材への被固定部材の取付構造は、固定板よりなる固定部材に固定用突起を設け、被固定部材に、該固定用突起が摺動自在に嵌合する嵌合溝部とその側部に該固定用突起の凹部が係合する凸部を形成してなる固定用溝を設け、前記固定用突起を台形状のアーチに形成してアーチの開口部をもって凹部としたことを特徴とするものを請求項1に記載の発明とし、この発明において、固定用溝が凸部の両側に嵌合溝部を配設したものを請求項2に記載の発明とする。
【0005】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の好ましい実施の形態を示す。
1は固定板よりなる固定部材、2はこの固定部材1に取り付けられるケーブルガイドよりなる被固定部材である。そして、固定部材1とこれに取り付けられる被固定部材2のどちらか一方すなわち固定部材1である固定板1には凹部31を前後面に設けた固定用突起3が設けられている。また、他方すなわち被固定部材2であるケーブルガイド2の底面に前記固定用突起3を摺動自在に嵌合する嵌合溝部41とその側部に該固定用突起3がケーブルガイド2の摺動により前記凹部31が係合する凸部42を形成してなる固定用溝4が設けられている。なお、前記したのとは逆に固定部材1に固定用溝4を被固定部材2に固定用突起3を設けてもよい。
【0006】
また、前記固定用突起3は図示のように台形状のアーチに形成してアーチの開口部をもって凹部31としている。また、図示のものは固定用溝4は凸部42の両側に嵌合溝部41を配設したものであるが嵌合溝部41を凸部42の一側にのみに配設したものであってもよい。
【0007】
このように構成されたものは、固定板1にケーブルガイド2を取り付ける場合には、固定板1に凹部31を前後面に設けた固定用突起3が設けられているので、図2に示すようにケーブルガイド2の底面に設けた固定溝4の嵌合溝部41に該固定用突起3を嵌合する。そして、嵌合溝部41は固定用突起3を摺動自在としているので、図3に示すようにケーブルガイド2をもって嵌合溝部41を摺動させれば該嵌合溝部41の側部に形成している凸部42が強制的に固定用突起3の前後面に設けた凹部31に係合して、ケーブルガイド2は前後左右及び上下方向の動きを規制されて固定板1に取り付けられることになる。
【0008】
また、前記とは逆にケーブルガイド2を固定板1から取り外す場合には、ケーブルガイド2をもって嵌合溝部41を摺動させ固定用突起3の前後面に設けた凹部31に係合している凸部42の係合を解いて、嵌合溝部41を固定用突起3の位置に摺動させてケーブルガイド2を上方に引き上げて、ケーブルガイド2は固定板1から容易に取り外すことができる。
【0009】
なお、凸部42を台形状に形成しておけば、固定用突起3の凹部31と係脱する際に台形状のアーチに形成してアーチの斜辺部32が凸部42の案内となるものである。また、凸部42の両側に嵌合溝部41を配設したものとしておけば固定用突起3の嵌合作業は凸部42の両側の嵌合溝部41のどちらかでもできるものである。
【0010】
さらに、凸部42とこれが係合する凹部31との間にガタをもたせておけば、被固定部材2がケーブルガイド2である場合にケーブルの出し入れに伴うケーブルガイドの屈曲に応じて凸部42と凹部31に加わる力を分散でき固定用突起3と固定用溝4が破損する虞のないものである。
【0011】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の固定部材への被固定部材の取付構造は、固定金具やネジ等の止め具を使用することなく固定部材へ被固定部材を取付固定することができるので、部品点数を少なくすることができるものである。また、取付作業も被固定部材を手指把持して固定溝の嵌合溝部と固定突起を嵌合したうえ被固定部材を摺動して嵌合溝部の側部に形成している凸部を強制的に固定用突起の前後面に設けた凹部に係合することにより取り付けできるもので取付作業を容易に行うことができるものである。また、固定突起は固定部材に被固定部材を取り付けた状態では固定溝部に嵌合されて露出することがないので体裁のよいものとなる。
よって、本発明は従来の固定部材への被固定部材の取付構造の問題点を解決したもので、業界にもたらす益大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施形態を示す概略的断面図である。
【図3】本発明の実施形態を態様を異にして示す概略的断面図である。
【図4】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 固定部材(固定板)
2 被固定部材(ケーブルガイド)
3 固定突起
31 凹部
4 固定溝
41 嵌合溝部
42 凸部
Claims (2)
- 固定板よりなる固定部材に固定用突起を設け、被固定部材に、該固定用突起が摺動自在に嵌合する嵌合溝部とその側部に該固定用突起の凹部が係合する凸部を形成してなる固定用溝を設け、前記固定用突起を台形状のアーチに形成してアーチの開口部をもって凹部としたことを特徴とする固定部材への被固定部材の取付構造。
- 固定用溝が凸部の両側に嵌合溝部を配設したものである請求項1に記載の固定部材への被固定部材の取付構造
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