JP4138338B2 - ラベル剥離機構付きプリンタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ラベルが長尺状台紙に複数枚貼着された台紙付きラベルに印刷するラベルプリンタであって、印刷されたラベルと長尺状台紙とを剥離するラベル剥離機構を有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ラベル剥離機構付きプリンタとして、特開平6−156463号に記載されたものが知られており、このプリンタには、複数枚のラベルが長尺状台紙の長手方向に所定間隔で貼着された台紙付きラベルを、該台紙付きラベルが巻回されたラベルロールから引き出して搬送する搬送手段と、該搬送手段による台紙付きラベルの搬送経路途中に設けられ、搬送されるラベルに印刷する印刷手段と、該印刷手段よりも搬送経路の下流側に設けられ、長尺状台紙を幅方向に切断する切断手段と、該切断手段よりも搬送経路の下流側に設けられ、ラベルと長尺状台紙とを剥離するラベル剥離手段とが備えられている。この従来のラベル剥離機構付きプリンタでは、剥離手段を用い印刷済みのラベルを台紙から剥離して発行する剥離発行モードと、1枚又は複数連続して印刷したラベルを台紙から剥離せずにその後端を切断手段で切断して発行する非剥離発行モードによるラベル発行とが可能となっている。なお、この非剥離発行モードでのラベル発行の要請から、切断手段は印刷手段の下流側で、且つ剥離手段の上流側に設けられている。
【0003】
また上記従来のラベル剥離機構付きプリンタでは、手動で長尺状台紙を切断する切断手段の構成となっているが、切断手段としてはモータ駆動による自動切断のものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、この従来のラベル剥離機構付きプリンタでは、ラベルロールの交換等のためにセットされているラベルロールを取り外す場合に、非剥離発行モードでのラベル発行と剥離発行モードでのラベル発行との違いに起因して次のような問題が発生していた。
すなわち、非剥離発行モードでラベル発行した場合であってラベルロールの交換を行う場合は、印刷済みのラベルの後端が切断手段により切断され、ラベルロールを巻き取った後にプリンタから取り外すことになる。このようにして取り外されたラベルロールを再びプリンタにセットして非剥離発行モードでラベル発行する場合、ラベルロールをプリンタの所定位置に載置すると共にラベルロールを引き出してその先端が印刷手段の近傍にくるようにセットする。この台紙付きラベルの初期セット状態では、印刷手段に未印刷ラベルのうち先頭のものが対向し、そのラベルから印刷が開始される。
一方、剥離発行モードでラベル発行した場合であってラベルロールの交換を行う場合に、上述した非剥離発行モードでの交換手順と同様の手順で交換を行うと、ラベルの後端を切断手段により切断し、ラベルロールを巻き取った後にプリンタから取り外すことになる。このようにして取り外されたラベルロールを再びプリンタにセットして剥離発行モードでラベル発行する場合、ラベルロールをプリンタの所定位置に載置すると共にラベルロールを引き出してその先端を剥離手段にセットする。この台紙付きラベルの初期セット状態では、印刷手段に未印刷ラベルのうち先頭でないのものが対向し、印刷手段と剥離手段との間に未印刷ラベルが存在することとなる。そのため、これら印刷手段と剥離手段との間に存在するラベルは印刷がなされずに廃棄されることとなり、ラベルに無駄が生じていた。
【0005】
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、剥離発行モードでラベル発行する場合であっても、台紙付きラベルに無駄を出さずにその交換及び印刷処理を行うことのできるラベル剥離機構付きプリンタを提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明は、複数枚のラベルが長尺状台紙の長手方向に所定間隔で貼着された台紙付きラベルを正逆両方向に搬送可能な搬送手段と、該搬送手段による台紙付きラベルの搬送経路途中に設けられ、搬送されるラベルに印刷する印刷手段と、該印刷手段よりも搬送経路の下流側に設けられ、長尺状台紙を幅方向に切断する切断手段と、該切断手段よりも搬送経路の下流側に設けられ、ラベルと長尺状台紙とを剥離するラベル剥離手段とを備え、印刷手段によって印刷されたラベルを剥離手段によって長尺状台紙から剥離して発行する剥離発行モードと、印刷手段によって印刷されたラベルを長尺状台紙から剥離せずに発行する非剥離発行モードとでラベル発行が可能なラベル剥離機構付きプリンタにおいて、剥離発行モードでラベル発行した場合であって台紙付きラベルをプリンタから取り外す場合、長尺状台紙を剥離手段に対して再セット可能となる長尺状台紙上のセット可能位置が切断手段と対向するまで台紙付きラベルを搬送手段で逆方向搬送し、ラベルが剥離された台紙のうち必要な台紙部分を残すように切断手段で切断し、印字可能な台紙付きラベルが印刷手段位置にセットできることを特徴とする。
【0007】
これによれば、このようにして取り外した台紙付きラベルを再度プリンタにセットする場合、長尺状台紙から剥離されていない先頭のラベルの先端を上記印刷手段付近に対向させた状態で、すなわち印刷手段から剥離手段までの間に未印刷ラベルが存在しない状態で長尺状台紙を剥離手段にセット可能となるため、先頭の未印刷ラベルから印刷が開始されて剥離発行モードでラベル発行でき、ラベルに無駄が生じない。
【0008】
また、上記ラベル剥離手段は台紙付きラベルの台紙側から当接して搬送経路を折曲する折曲部材と、該搬送経路の折曲方向に長尺状台紙を引っ張る台紙引っ張り手段とを備え、上記長尺状台紙上のセット可能位置は、先頭の未剥離ラベルの先端近傍を印刷手段に対向させたときに長尺状台紙を上記折曲部材で折り曲げると共に上記台紙引っ張り手段に装着可能となる長さを存した位置とするようにしても良い。あるいは、上記ラベル剥離手段の下流側に長尺状台紙の有無を検知するラベル検知手段を備え、上記長尺状台紙上のセット可能位置は、先頭の未剥離ラベルの先端近傍を印刷手段に対向させたときに長尺状台紙が上記ラベル検知手段により検知される長さを存した位置とするようにしても良い。
【0009】
また、台紙付きラベルがロール状に巻回されたラベルロールを収容するラベルロール収容部と、該収容されたラベルロールを巻き取るための巻き取り手段とを備え、上記切断手段による切断処理終了後さらに搬送手段によって台紙付きラベルを逆方向搬送すると共に巻き取り手段によってラベルロールを巻き取ようにしても良い。また、搬送手段によって台紙付きラベルの逆方向搬送を行った後、ラベルが剥離された台紙のうち必要な台紙部分を残すように切断手段で切断し、切断手段による切断が実行されるまで動作を停止するようにしても良い。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1及び図2を参照して、1は本発明に係るサーマルプリンタである。図1は開閉自在のカバー2を開けた状態で且つ印刷媒体Mセット前の状態を、図2は印刷媒体Mセット済みでカバー2を閉じた状態を示している。このサーマルプリンタ1は、ホストコンピュータ等から送信される印刷データに基づいて印刷処理を行うもので、印刷媒体Mを搬送し、この搬送経路上に設置されたサーマルヘッド3(印刷手段)を発熱させて印刷を行う。印刷媒体Mはロール状に巻回された状態でサーマルプリンタ1のラベルロール収容部SPにセットされる。
【0011】
このサーマルプリンタ1では、印刷媒体Mとして、図3(a)に示すような、同一形状のラベルLが長尺状台紙41の長手方向に同じ向き且つ等ピッチ距離αで複数枚貼着された台紙付きラベル、いわゆるダイカットラベル4か、図3(b)に示すような、シート51裏面に粘着層52が被着され、その粘着層52が剥離テープ53で覆われた長尺シート5のどちらかを選択して印刷を行う。ダイカットラベル4は、ラベルLの形状や色等により複数種類用意されており、その種類によってラベルLの長尺状台紙長手方向の長さと、隣り合うラベルL間の間隔とが定格値として決められている。
【0012】
サーマルプリンタ1は印刷媒体Mを搬送する搬送手段として、搬送ローラ61、62とプラテンローラ63とを備える。この搬送ローラ61、62は、上記カバー2を閉じた状態で、サーマルヘッド3よりも搬送経路の上流側に互いに対向して印刷媒体Mを挟むように設けられている。また、プラテンローラ63は、上記カバー2を閉じた状態で、サーマルヘッド3に対向する位置に設けられる。搬送ローラ62及びプラテンローラ63はステッピングモータ17(図4)の駆動により回転し、印刷媒体Mを正搬送又は逆搬送する。ここで、正搬送とは搬送経路下流側に向かっての搬送のことであり、逆搬送とは搬送経路上流側に向かっての搬送のことである。また、ラベルロール収容部SPの前側にはラベル巻き取りローラ64(巻き取り手段)が設けられており、上記搬送ローラ62及びプラテンローラ63に同期して回転することによりラベルロール収容部SPに収容されたラベルロールの巻き取り及び送り出しを行う。
【0013】
上記サーマルヘッド3は、上記カバー2に取り付けられており、カバー2が閉じられることによって印刷媒体Mの搬送経路上に設置されるようになっている。また、カバー2にはインクリボンカセット7が着脱自在に取り付けられ、インクリボンカセット7をカバー2に装填すると、インクリボンカセット7のインクリボン71がサーマルヘッド3を覆うように構成されている。サーマルヘッド3は、印刷時にプラテンローラ63に対してインクリボン71を挟んで印刷媒体Mに圧接される。この圧接状態でサーマルヘッド3を発熱させることにより、インクリボンのインクを溶融して印刷媒体Mに所定の印刷データを印刷する。
【0014】
サーマルプリンタ1は、サーマルヘッド3よりも搬送経路の下流側に長尺状台紙41をその幅方向に切断するカッタ9(台紙切断手段)を備え、さらにその下流側に、ダイカットラベル4の長尺状台紙41側から当接して搬送経路を下方に折曲げる折曲部材101を備える。上記カッタ9は円板状であり全周に切刃が形成されている。そして、カッタ9が左右に移動して長尺状台紙41を切断する。
【0015】
サーマルプリンタ1の前面には、前方に引き開くことのできるフロントパネル8が取り付けられている。このフロントパネル8には上下2段に排出口81、82が開口している。
【0016】
フロントパネル8内には、折曲部材101によって搬送経路を下方に折曲げられたダイカットラベル4を挟んで引っ張り、下部排出口82から外部へと送り出す1対のローラ102、103(台紙引っ張り手段)が備えられている。ローラ102はサーマルプリンタ1の本体側に取り付けられ自由に回転し、ローラ103はフロントパネル8に取り付けられ、ステッピングモータ17(図4)の動力が図示しない伝達系によって伝達されて上記搬送手段と同期して正方向又は逆方向に回転する。この1対のローラ102、103は、上記折曲部材101と共に、ダイカットラベル4のラベルLを長尺状台紙41から剥離する剥離手段を構成している。
【0017】
使用者は、剥離発行モード、すなわち印刷されたラベルLを長尺状台紙41から剥離させて上部排出口81から排出し長尺状台紙41を下部排出口82から排出するモードでのラベル発行を選択することができる、この場合には、長尺状台紙41はその搬送経路が上部排出口81の直前で折曲部材101によって下方に折曲げられ、上記ローラ102、103で下方に引っ張られる。ラベルLは長尺状台紙41から正搬送方向後端の一部、例えば5mm程度を残して剥離し、上部排出口81を通って前方へ排出される。
【0018】
また、使用者は、非剥離発行モード、すなわち印刷されたラベルLを長尺状台紙41から剥離させず長尺状台紙41に貼着されたままの状態で上部排出口81から排出するモードでのラベル発行を選択することもできる。この非剥離発行モードではさらに、印刷された各ラベルL間で長尺状台紙41を切断してラベルLを1枚毎に排出する(単独ラベル形成モード)か、一番最後に印刷されたラベルLの上流側の長尺状台紙41のみをカッタ9で切断し、ラベルL間の長尺状台紙41は連続した状態で排出する(連続ラベル形成モード)か、を設定することができる。
【0019】
カバー2にはインクリボン71の有無およびインクリボン71の色種を検知するインクリボンセンサ111が設けられている。また、サーマルヘッド3の下流側には、印刷媒体Mの先端(つまり印刷媒体Mの正搬送方向の端部)を検出する反射式の先端検知センサ112(先端検知手段)が設けられている。また、サーマルヘッド3の上流側であって搬送ローラ61、62の下流側には、印刷媒体Mの有無を検知する反射式の媒体センサ113が設けられている。また、114はピールセンサであり、印刷媒体Mとしてダイカットラベル4がセットされた場合に、印刷されたラベルLが長尺状台紙41から正搬送方向後端5mm程度を残して剥離し上部の排出口81を通って前方に排出された状態のラベルを検知するものである。また、115は反射式の台紙センサ(ラベル検知手段)であり、長尺状台紙41がローラ102、103に挟まれた状態にセットされ、下部の排出口82を通って前方に排出されていることを検知するものである。
【0020】
次いで、図4を参照してサーマルプリンタ1の制御系について説明する。図4に示すように、プログラムを読み出して実行し装置全体の制御を行うCPU12に、CPU12が読み出す制御プログラムや固定データを格納するROM13と、印刷データやラベル寸法等を一時的に記憶すると共にCPU12のワークエリアとなるRAM14(記憶手段)と、ラスタライズされた印刷データを記憶する画像メモリ15と、サーマルヘッド3を駆動するヘッドドライバ16と、各種ローラに接続されたステッピングモータ17を駆動するモータドライバ18とが接続されている。また、外部装置であるホストコンピュータHCをI/F19を介して接続することもでき、この場合、I/F19は、ホストコンピュータHCから印刷データを受信すると共にサーマルプリンタ1の印刷状況をホストコンピュータHCに送信することができる。
【0021】
次に、上記構成のサーマルプリンタ1で、使用者が印刷媒体Mとしてダイカットラベル4を選択し、且つ剥離モードでラベル発行する場合のサーマルプリンタ1の動作について、図5に示すサーマルプリンタ1の断面図及び図6〜図8に示すフロー図を参照して説明する。
【0022】
ホストコンピュータHC等から印刷データを受信すると(S1)、それを受信したCPU12は各センサ111、113等からの入力により、カバー2が閉じていること、印刷媒体M、ここではダイカットラベル4が適正にセットされていること、インクリボン71が適正にセットされていることを確認する(S2、S4、S6)。カバー2が開いていたり、ダイカットラベル4やインクリボン71が適正にセットされていない場合には、カバー2が閉じられ、ダイカットラベル4やインクリボン71が適正にセットされるまでその旨が表示される(S3、S5、S7)。
【0023】
カバー2が閉じられ、ダイカットラベルMやインクリボン71が適正にセットされると、続いてピールセンサ114によってラベルが検知されていないことをチェックする(S8)。印刷開始時にはまだラベルは1枚も印刷されていないので、ピールセンサ114がラベルを検知すると、異常と判断し、ピールセンサ114がラベルを検知しない状態になるまで印刷操作を停止すると共に、その旨が表示される(S9)。
【0024】
ピールセンサ114によってラベルが検知されていないことが確認されると、CPU12は上記受信した印刷データから、ラベル発行モードの設定が剥離発行モードか非剥離発行モードか、及び非剥離発行モードの場合には単独ラベル形成モードが連続ラベル形成モードか、等の印刷設定情報を読み取り(S10)、その印刷設定情報に応じた印刷処理を行う(S11)。
【0025】
以下、ラベル発行モードとして剥離発行モードが設定されている場合の印刷処理について説明する。まずCPU12は台紙センサ115が長尺状台紙41を検知しているか否かを判断する(S12)。検知していない場合には、ダイカットラベル4がラベルピール処理可能な状態にセットされていないので、印刷操作が停止し、その旨が表示される(S13)。この場合、使用者はカバー2を開け、ダイカットラベル4をラベルロールから引き出して折曲部材101にダイカットラベル4の長尺状台紙側41側を当接して下方に経路を曲げ、フロントパネル8内に位置する1対のローラ102、103で挟んで下方に引っ張り、下部排出口82から外部へと引き出す。
【0026】
台紙センサ115が長尺状台紙41を検知していることが確認されると、続いてCPU12は先端検知センサ112がオンになっているか否か、すなわち、長尺状台紙41から剥離されていない搬送方向先頭のラベルLが先端検知センサ112に検知されているか否かを判断する(S14)。先端検知センサ112がオンになっている場合は、ステッピングモータ17が駆動し、搬送ローラ62及びプラテンローラ63を逆回転させてダイカットラベル4を逆搬送する(S15)。この逆搬送は先端検知センサ112がオフになるまで(S16)行われる。先端検知センサ112がオンになっていない場合には、ステッピングモータ17が駆動し、搬送ローラ62及びプラテンローラ63を正回転させてダイカットラベル4を正搬送する(S17)。この正搬送は先端検知センサ112がオンになるまで(S18)行われる。
【0027】
これにより、長尺状台紙41から剥離されていない搬送方向先頭のラベルLの先端が先端検知センサ112位置に来る。続いてCPU12の制御により、サーマルヘッド3と先端検知センサ112との距離D1分だけダイカットラベル4を逆搬送し、長尺状台紙41から剥離されていない搬送方向先頭のラベルLの先端とサーマルヘッド3との位置合わせ、すなわち頭出しを行う(S19)。
【0028】
頭出しが完了すると、印字処理が開始され(S20)、まず、予め設定されている前余白分だけダイカットラベル4が正搬送される(S21)。続いて印字制御が行われ、サーマルヘッド3が発熱してラベルLに印刷データが印字される(S22)。そのラベルLについての印刷データの印字が完了すると(S23)、予め設定されている後余白分だけダイカットラベル4が正搬送され(S24)、印字処理が完了する。
【0029】
印字処理が完了すると(S20)、CPU12の制御により、サーマルヘッド3から折曲部材101のダイカットラベル4を折曲する部分までの距離よりも5mm短い距離D2分だけダイカットラベル4を正搬送する(S25)。これにより、ラベルLは後端の5mmのみ長尺状台紙41に貼着した状態となり、長尺状台紙41から剥離した部分は上部排出口81から排出される。このとき、ラベルLはピールセンサ114に検知されている。この状態で使用者は、上部排出口81から突出しているラベルLを手で長尺状台紙41から引き剥がし、目的物に貼るなどして使用する。使用者が上部排出口81から突出しているラベルLを引き剥がすとピールセンサ114がオフになり(S26)、次のステップS27に進む。このとき、使用者に引き剥がされたラベルLの次のラベルLが搬送経路上のサーマルヘッド3と折曲部材101との間に存在しており、先端検知センサ112がオンになっている。
【0030】
ステップS27では、CPU12は、全ての印刷データについて印刷が完了したか否かを判断する。全ての印刷データについて印刷が完了していない場合には上記ステップS17に戻り、引き続き次のラベルLに対する印刷及びラベルピールが行われる(S17〜S26)。全ての印刷データについて印刷が完了した場合には、ラベル発行完了となる。
【0031】
次に、上記構成のサーマルプリンタ1で、上記説明したラベル発行完了後に、使用者がセットしたダイカットラベル4を取り外して交換する場合のサーマルプリンタ1の動作について、図5に示すサーマルプリンタ1の断面図及び図9に示すフロー図を参照して説明する。この印刷完了後の状態は、使用者が上部排出口81から突出しているラベルLを引き剥がした後の状態なので、その引き剥がされたラベルLの次のラベルLが搬送経路上のサーマルヘッド3と折曲部材101との間に存在しており、先端検知センサ112がオンになっている。
【0032】
印刷完了の状態で使用者が印刷媒体取り外しボタン(図示せず)を押すと(S31)、CPU12の制御により、搬送ローラ62及びプラテンローラ63が逆回転し、ダイカットラベル4が逆搬送される(S32)。この逆搬送は先端検知センサ112がオフになるまで(S33)行われる。これにより、長尺状台紙41から剥離されていない搬送方向先頭のラベルLの先端が先端検知センサ112位置に来る。続いてCPU12の制御により、サーマルヘッド3と先端検知センサ112との距離D1に、サーマルヘッド3から台紙センサ115までの搬送経路上の距離よりも30mm長い距離D3を加算し、サーマルヘッド3とカッタ9との距離D4を減算して算出される距離(D1+D3−D4)分だけダイカットラベル4が逆搬送される(S34)。これにより、取り外したダイカットラベル4を、長尺状台紙41から剥離されていない搬送方向先頭のラベルLの先端をサーマルヘッド3に対向させて剥離モードに再セットした場合に、台紙センサ115の台紙検知位置から30mmだけ搬送経路下流側にくるダイカットラベル4上の位置(セット可能位置)がカッタ9に対向する。この30mmというのは、ダイカットラベル4の再セットの際の多少のセットずれ等を考慮したマージン分である。
【0033】
続いてCPU12はカッタ9を制御してダイカットラベル4を切断し(S35)、搬送ローラ62及びプラテンローラ63を逆回転駆動してダイカットラベル4を逆搬送すると共にラベル巻き取りローラ64を逆回転駆動してダイカットラベル4をラベルロールに巻き取る(S36)。ダイカットラベル4の巻き取りが終了するとダイカットラベル4の交換が可能である旨が表示部(図示しない)に表示される。使用者はその表示を視認してからカバー2を開け、ダイカットラベル4を取り外し、新たなダイカットラベル4をセットする。そしてカバー2を閉じるとダイカットラベル4の交換が終了する。
【0034】
このようにして取り外されたダイカットラベル4は、長尺状台紙41から剥離されていない搬送方向先頭のラベルLの先端から、サーマルヘッド3と台紙センサ115との搬送経路上の距離よりも30mm長い長尺状台紙41が搬送方向に延びている。このダイカットラベル4を再度プリンタにセットする場合、剥離されていない搬送方向先頭のラベルLの先端をサーマルヘッド3に対向させれば、長尺状台紙41の先端を台紙センサ115が検知するようにセットすることができ、サーマルヘッド3から台紙センサ115までの間に未印刷ラベルLが存在しないのでラベルLが無駄にならない。
【0035】
なお、本実施の形態では、印刷が完了した状態でのダイカットラベル4の取り外し及び交換について説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、印刷中に印刷媒体取り外しボタンを押した場合にも印刷を中止して印刷媒体取り外しの処理が可能となるように構成しても良い。また、本実施の形態では、各センサ111〜115についてそのセンサの種類を限定して説明したが、本発明はこれに限定されず、これらのセンサ111〜115の種類は適宜変更可能である。
【0036】
また、本実施の形態では、ダイカットラベル4をプリンタから取り外す場合のダイカットラベル4の逆方向搬送後に、ダイカットラベル4が自動的にカッタ9によって切断されるように構成したが、これは、使用者による操作、例えば図示しないカットボタンを押すことによってダイカットラベル4を切断するようにしても良い。また、切断手段が手動式である場合には使用者がダイカットラベル4逆方向搬送後に手動で切断するようにしても良い。この場合、ダイカットラベル4の逆方向搬送後のサーマルプリンタ1の動作は、少なくとも切断手段による切断が実行されるまで停止するようにする。
【0037】
また、本実施の形態では、台紙センサ115がローラ102、103の搬送経路下流側に設けられているが、これは搬送経路上流側に設けても良い。この場合には、ダイカットラベルの取り外しの際に、長尺状台紙41から剥離されていない搬送方向先頭のラベルLの先端から、サーマルヘッド3とローラ102、103との搬送経路上の距離よりも30mm長い長尺状台紙41が残るように長尺状台紙41を逆搬送し、切断すれば良い。これにより、取り外したダイカットラベル4をプリンタに再セットする際に長尺状台紙41から剥離されていない下流側先頭のラベルLの先端をサーマルヘッド3に対向させた状態で長尺状台紙41をローラ102、103にセット可能となる長さが残る。
【0038】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々変更することが可能である。
【0039】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明は、発行モードが剥離発行モードある場合の台紙付きラベル取り外し時に、台紙付きラベルの逆方向搬送を行い、ラベルの剥離された長尺状台紙を剥離手段に再セット可能な長さを残して切断手段で切断するので、非剥離発行モードで使用される切断手段を使用しつつ、その交換した台紙付きラベルを再度プリンタにセットする場合、このセット状態で印刷手段から剥離手段までの間に不要となる未印刷ラベルが存在せず、ラベルに無駄が生じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態の構成を示す正面図
【図2】 サーマルプリンタの断面図
【図3】 印刷媒体を示す斜視図
【図4】 サーマルプリンタの制御系を示す図
【図5】 サーマルプリンタの要部断面図
【図6】 サーマルプリンタの動作を示すフローチャート
【図7】 サーマルプリンタの動作を示すフローチャート
【図8】 サーマルプリンタの動作を示すフローチャート
【図9】 サーマルプリンタの動作を示すフローチャート
【符号の説明】
3 サーマルヘッド
9 カッタ
101 折曲部材
Claims (5)
- 複数枚のラベルが長尺状台紙の長手方向に所定間隔で貼着された台紙付きラベルを正逆両方向に搬送可能な搬送手段と、該搬送手段による台紙付きラベルの搬送経路途中に設けられ、搬送されるラベルに印刷する印刷手段と、該印刷手段よりも搬送経路の下流側に設けられ、長尺状台紙を幅方向に切断する切断手段と、該切断手段よりも搬送経路の下流側に設けられ、ラベルと長尺状台紙とを剥離するラベル剥離手段とを備え、印刷手段によって印刷されたラベルを剥離手段によって長尺状台紙から剥離して発行する剥離発行モードと、印刷手段によって印刷されたラベルを長尺状台紙から剥離せずに発行する非剥離発行モードとでラベル発行が可能なラベル剥離機構付きプリンタにおいて、
剥離発行モードでラベル発行した場合であって台紙付きラベルをプリンタから取り外す場合、長尺状台紙を剥離手段に対して再セット可能となる長尺状台紙上のセット可能位置が切断手段と対向するまで台紙付きラベルを搬送手段で逆方向搬送し、ラベルが剥離された台紙のうち必要な台紙部分を残すように切断手段で切断し、印字可能な台紙付きラベルが印刷手段位置にセットできることを特徴とするラベル剥離機構付きプリンタ。 - 複数枚のラベルが長尺状台紙の長手方向に所定間隔で貼着された台紙付きラベルを正逆両方向に搬送可能な搬送手段と、該搬送手段による台紙付きラベルの搬送経路途中に設けられ、搬送されるラベルに印刷する印刷手段と、該印刷手段よりも搬送経路の下流側に設けられ、長尺状台紙を幅方向に切断する切断手段と、該切断手段よりも搬送経路の下流側に設けられ、ラベルと長尺状台紙とを剥離するラベル剥離手段とを備え、印刷手段によって印刷されたラベルを剥離手段によって長尺状台紙から剥離して発行する剥離発行モードと、印刷手段によって印刷されたラベルを長尺状台紙から剥離せずに発行する非剥離発行モードとでラベル発行が可能なラベル剥離機構付きプリンタにおいて、
剥離発行モードでラベル発行した場合であって台紙付きラベルをプリンタから取り外す場合、長尺状台紙を剥離手段に対して再セット可能となる長尺状台紙上のセット可能位置が切断手段と対向するまで台紙付きラベルを搬送手段で逆方向搬送し、ラベルが剥離された台紙のうち必要な台紙部分を残すように切断手段による切断が実行されるまで動作を停止することを特徴とするラベル剥離機構付きプリンタ。 - 上記ラベル剥離手段は台紙付きラベルの台紙側から当接して搬送経路を折曲する折曲部材と、該搬送経路の折曲方向に長尺状台紙を引っ張る台紙引っ張り手段とを備え、上記長尺状台紙上のセット可能位置は、先頭の未剥離ラベルの先端近傍を印刷手段に対向させたときに長尺状台紙を上記折曲部材で折り曲げると共に上記台紙引っ張り手段に装着可能となる長さを存した位置であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のラベル剥離機構付きプリンタ。
- 上記ラベル剥離手段の下流側に長尺状台紙の有無を検知するラベル検知手段を備え、上記長尺状台紙上のセット可能位置は、先頭の未剥離ラベルの先端近傍を印刷手段に対向させたときに長尺状台紙が上記ラベル検知手段により検知される長さを存した位置であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のラベル剥離機構付きプリンタ。
- 台紙付きラベルがロール状に巻回されたラベルロールを収容するラベルロール収容部と、該収容されたラベルロールを巻き取るための巻き取り手段とを備え、上記切断手段による切断処理終了後さらに搬送手段によって台紙付きラベルを逆方向搬送すると共に巻き取り手段によってラベルロールを巻き取ることを特徴とする請求項1から請求項4までのいずれか1項に記載のラベル剥離機構付きプリンタ。
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