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JP4121470B2 - サイロブレンダー - Google Patents

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本発明は、粉粒体を貯槽(サイロ)に貯蔵し、これを重力落下式に外部に排出する貯蔵排出装置に関し、特に、粉粒体を混合し、排出する混合排出手段を有するサイロブレンダーに関するものである。
サイロブレンダーは、粉粒体を貯槽に貯蔵し、重力落下式に混合し、排出するものである。
一般に、貯槽は、内部に粉粒体を投入するための投入口を有する天井部と、この天井部の周縁に結合される鉛直方向に延びる周壁を有する筒状の胴体部と、下端に粉粒体を外部に排出するための排出口が設けられ、この排出口に向けて下方に傾斜した内周面を有する下向き凸状のホッパーとから構成され、ホッパーは、胴体部の周壁の下端周縁に結合されている。粉粒体は、天井部の投入口から貯槽の内部に投入され、ホッパー上に順次堆積し、貯蔵される。粉粒体は、貯槽の排出口を開放することにより、重力落下式に外部に排出される。
そして、粉粒体を混合し、外部に排出させるため、従来のサイロブレンダーは、排出口の中心から放射状に伸びるホッパーの母線に沿うように、ホッパーの内周面上に設けられる複数のシュ―トと呼称される流路と、周壁を有し、この周壁の下端周縁をシュートの各々の流出口の上端部に固定した筒状の仕切り、及び頂部の直下に排出口の中心が位置し、この頂部から下端周縁にわたって傾斜した外周面を有し、仕切りの上部を覆蓋するように、この下端周縁がシュートの各々の上面に固定され、この仕切りの上端よりも下方の位置に複数の穴を形成したシェルから構成される混合排出手段を有していた(例えば、特許文献1参照)。
特開平7−309392号公報
この従来のサイロブレンダーでは、各々のシュートは、それぞれ排出口の中心から放射方向外向きに向いた一つの流入口と、これら流入口に連通し、排出口の中心に向いた一つの流出口とを有し、さらにシュートの側面に開口が形成されているが、貯槽から粉粒体を排出しているとき、粉粒体がシュートを通じて排出されている間は、シュート側面の開口は粉粒体の流入口として機能しない(すなわち、この開口に至るファヌルフロー(ファンネルフローとも呼称され、停滞物質中に形成される流路を通じて出口に向かう固形物の流れをいう)が形成されない)。
また、この従来の技術では、一回目の混合処理を行っても十分に混合されないため、この一回目の混合処理に続けて二回目の混合処理を行う必要があり、混合処理に手間がかかる。例えば、上記の従来のサイロブレンダーを使用して機械駆動式のリボンスクリューブレンダーにより達成される混合性能(混合率95%)を得るためには、一回目の混合処理を行った粉粒体(一回目の混合処理後の混合率は40〜60%)を、上記の従来のサイロブレンダーに再度投入して、二回目の混合処理(二回目の混合処理後の混合率は88〜95%)を行う必要がある。
このことから、粉粒体を重力落下式に混合し、外部に排出するサイロブレンダーにおいて、一回の混合処理で、より高い混合性能を得ることができるサイロブレンダーが要求されている。
したがって、本発明の目的は、粉粒体の混合性能を向上したサイロブレンダーを提供することである。
上記目的を達成する本発明のサイロブレンダーは、粉粒体を貯蔵する貯槽、及びこの貯槽に投入された粉粒体を混合し、排出する混合排出手段から構成される。
貯槽は、粉粒体を投入する投入口を有する天井部、この天井部の周縁に結合される鉛直方向に延びる周壁を有する筒状の胴体部、及び下端に粉粒体を外部に排出するための排出口が設けられ、この排出口に向けて下方に傾斜した内周面を有し、胴体部の周壁の下端周縁に結合されるホッパーから構成される。好適に、胴体部は円筒形の中空の筒であり、ホッパーは逆円錐形の殻である。
混合排出手段は、排出口の中心から放射状に伸びるホッパーの母線に沿うように、ホッパーの内周面上に設けられた複数のシュ―トを有する。これらシュートの各々は、排出口の中心から放射方向外向きに向いた複数の流入口と、これら流入口に連通し、排出口の中心に向いた一つの流出口とを有する。そして、各シュートの複数の流入口のうちの少なくとも二つの流入口が、排出口の中心から相互に異なった距離に位置する。好適に、各シュートは、二つの流入口(第一及び第二の流入口)を有し、第一の流入口が位置する排出口の中心からの距離と、第二の流入口が位置する排出口の中心からの距離とが異なる。
混合排出手段は、周壁を有し、この周壁の下端周縁を複数のシュートの各々の流出口の上端部に固定した筒状の仕切り、及び頂部と下端周縁とを有し、仕切りの上部を覆蓋するように、この下端周縁がシュートの各々の上面に固定される上向き凸状のシェルをさらに有する。シェルの頂部の直下に排出口の中心が位置し、シェルは、この頂部からシェルの下端周縁に向けて傾斜した上向き凸状の外周面、及び仕切りの上部よりも下方の位置に形成した複数の穴から構成される。好適に、仕切りは、鉛直方向に延びる周壁により形成される多角形又は円形の中空の筒である。また、シェルは、円錐形の殻である。
混合排出手段は、貯槽の胴体部の周壁に固定される上端周縁と、この上端周縁よりも下方に位置する頂部とを有する下向き凸状の流下制御板をさらに有する。この流下制御板は、この流下制御板の上端周縁から流下制御板の頂部に向けて下方に傾斜し、流下制御板の頂部の直下にシェルの頂部が位置する下向き凸状の傾斜板、及びこの傾斜板に形成した複数の流下口から構成される。好適に、流下制御板の複数の流下口は、傾斜板の頂部に形成した一つの第一の流下口、傾斜板に形成した複数の第二の流下口、及び傾斜板の上端周縁に間隔をあけて形成した複数の第三の流下口を有する。ここで、複数の第二の流下口のうちの少なくとも一つの流下口が、シュートの流入口のうちの少なくとも一つの流入口の位置の上方に位置する。
流下制御板は、天井部の投入口から投入された粉粒体を流下制御板上に堆積させながら、順次、傾斜板の複数の流下口を通じてホッパー上へ流下させるように、流下制御板上に堆積する粉粒体のホッパー上への流下を制御する。
すなわち、流下制御板上に既に堆積している粉粒体の上に、後から投入された粉粒体が堆積するが、既に堆積している粉粒体の一部が傾斜板の頂部に近い側の流下口を通じて流下し、後から投入された粉粒体が傾斜板の頂部から遠い側の流下口から流下するので、貯槽に投入された粉粒体は、ほぼ混ざり合った状態で、流下制御板上とホッパー上にそれぞれ堆積する。
天井部の投入口から投入された粉粒体は、このように流下制御板上とホッパー上に堆積し、貯槽内に満たされる。
貯槽に貯蔵された粉粒体は、ホッパーの下端にある排出口を開放することによって外部に排出される。
この排出口を開放すると、粉粒体は、シェルに形成した各々の穴と、シュート同士とシェルの下端周縁とによって形成される空間と、各々のシュートの流出口とを通じて排出口付近に流出し、混ざり合って排出口から外部に排出される。
このように粉粒体を排出している間、流下制御板上に堆積した粉粒体から、傾斜板に形成した各々の流下口、さらにホッパー上に堆積した粉粒体を通じて、少なくとも、シェルの各々の穴と、各々のシュートの各々の流入口とに続く複数のファヌルフローが形成され、これらファヌルフローによって、貯槽の内部の複数の個所にある粉粒体が、同時に排出口に向けて流出され、排出口付近で混ざり合い、排出口から外部に排出される。
複数の流下口を有する流下制御板を円筒部の周壁に結合したので、投入口から粉粒体を連続的に投入すると、先に投入される粉粒体と後に投入される粉粒体とがそれぞれ混ざり合って、流下制御板上とホッパー上に堆積する。
各シュートに、排出口の中心から放射方向外向きに向いた複数の流入口が設けられ、各シュートの複数の流入口のうちの少なくとも二つの流入口が、排出口の中心から相互に異なった距離に位置するので、シュートの流入口に通じる貯槽中のファヌルフローの個数が増大し、これにより、貯槽の内部の粉粒体が、より多くの個所から同時にシュート内へ流入し、排出口へ流出する。
このように、投入された粉粒体が貯槽中に混ざり合って貯蔵され、より多くの個所から粉粒体を排出できるので、排出される粉粒体の混合性能が向上し、一基の貯槽を使用して、一回の混合処理で高い混合性能を得ることができる。
図1に示すように、本発明のサイロブレンダー10は、粉粒体を貯蔵する貯槽20、及びこの貯槽20に投入された粉粒体を混合し、排出する混合排出手段30から構成される。
貯槽20は、粉粒体を投入する投入口22を有する円形の天井部21、この天井部21の周縁に結合される鉛直方向に延びる周壁24を有する円筒形の胴体部23、及び下端に粉粒体を外部に排出するための排出口27が設けられ、この排出口27に向けて下方に傾斜した逆円錐形の内周面26を有し、胴体部23の周壁24の下端周縁に結合されるホッパー25から構成される。
胴体部23の周壁24は、投入口22から投入され、貯蔵された粉粒体が重力により自然に流下する形状であればよく、多角形、楕円形などから選択される筒状でよい。また、ホッパー25の内周面26の形状は、胴体部23の周壁24の下端周縁から連続的に結合され、漏斗のように機能する形状でよく、逆多角錐、逆ドーム形などの形状から選択できる。好適に、内周面26は、排出口27の中心28を通過する鉛直軸29から30°〜45°傾斜している。特に、樹脂系のペレットなどの粉粒体をパイプを通じて投入口へ空送すると、このような粉粒体が、空送中に静電気を帯びて帯電し、ホッパー25の内周面26に付着する場合があるので、ホッパー25の漏斗としての機能をよりよくするため、ホッパー25の内周面26を下向き尖塔状に傾斜(内周面26を上記鉛直軸29から小さい角度で傾斜)させることが望ましい。
混合排出手段30は、図1及び図2に示すように、排出口27の中心から放射状に伸びるホッパー25の母線に沿うように、ホッパー25の内周面26上に設けられた六つのシュ―ト31を有する。図示の例では、六つのシュート31が、ホッパー25の内周面26上に等角度(60°)で設けられているが、シュート31の個数及びシュート31間の角度は適宜に選定できる。
各シュート31は、排出口27の中心28から放射方向外向きに向いた第一の流入口32a及び第二の流入口32bと、これら流入口32a、32bに連通し、排出口27の中心28に向いた一つの流出口33とを有する。そして、第一の流入口32aは、第二の流入口32bよりも、排出口27の中心から遠い位置に位置する。このように、各シュート31の複数の流入口のうちの少なくとも二つの流入口(図示の例では、符号32aと符号32bで示す第一と第二の流入口)の位置が、排出口27の中心から相互に異なった距離に位置するので、貯層20から粉粒体を排出しているとき、これら流入口に至るファヌルフローが形成される。図示の例では、シュート31は、第一と第二の流入口32a、32bの二つの流入口を有するが、三つ以上の流入口を有し、これら流入口が一つの流出口33に連通し、これらシュートの複数の流入口のうちの少なくとも二つの流入口が、排出口27の中心28から相互に異なった距離に位置するようにしてもよい。(例えば、シュート31が第一、第二及び第三の流入口を有する場合、各流入口の排出口27の中心28からの距離は、第一の流入口と第二の流入口とで異なり、第三の流入口が、第一及び第二の両方の流入口と異なってもよいし、第一と第二の流入口のうちのいずれか一方の流入口と同じであってもよい。)
図4A及び図4Bに示すように、シュート31は、第一及び第二の流入口32a、32bから流出口33にわたる上面34と、それぞれ向き合った側面35と、ホッパー25の内周面26とによって構成される断面矩形の線形流路である。粉粒体の流路として機能するシュート31の内部の断面形状は、図示のように矩形であってもよいし、半円形、半楕円形などの形状でもよい。
混合排出手段30は、周壁を有し、この周壁の下端周縁を各シュート31の流出口33の上端部に固定した筒状の仕切り36、及び頂部と下端周縁とを有し、仕切り36の上部を覆蓋するように、この下端周縁がシュート31の各々の上面34に固定される上向き凸状のシェル37をさらに有する。そして、シェル37の頂部の直下に排出口27の中心28が位置し、シェル37は、この頂部からシェル37の下端周縁に向けて傾斜した上向き凸状の外周面、及び仕切り36の上端よりも下方の位置に形成した六つの穴38から構成される。図示の例では、仕切り36は、鉛直方向に延びる周壁により形成される多角形(六角形)の中空の筒であるが、円形の中空の筒であってもよい。また、シェル37は、円錐形の殻であるが、多角錐やドーム形の殻であってもよい。図示の例では、シェル37には、六つの穴38が形成されるが、これら穴38の個数は適宜に選定できる。好適に、各々の穴38は、図2に示すように、シュート31同士の間に位置するように設けられる。また、各シュート31の上面34と、シェル37との固定個所付近への粉粒体の残留防止のため、二枚の三角形の板からなる固定ラグ39が、各シュート31の上面34とシェル37の外周面に固定される。
混合排出手段30は図1及び図3に示すように、貯槽20の胴体部23の周壁24に固定される上端周縁と、この上端周縁よりも下方に位置する頂部とを有する下向き凸状の流下制御板40をさらに有する。
この流下制御板40は、この流下制御板40の上端周縁から流下制御板の頂部に向けて下方に傾斜し、流下制御板の頂部の直下にシェル37の頂部が位置する下向き凸状の傾斜板41、及びこの傾斜板41に形成した複数の流下口42、43a、43b、44から構成される。この傾斜板41の傾斜面の傾斜角度は、好適に、排出口27の中心28を通過する鉛直軸29から40°〜45°の範囲にある。
図示のように、これら流下口42、43a、43b、44は、傾斜板41の頂部に形成される一つの第一の流下口42、傾斜板41に形成した複数の第二の流下口43a、43b、及び傾斜板41の上端周縁に間隔をあけて形成される複数の第三の流下口44を有する。ここで、複数の第二の流下口43a、43bのうちの少なくとも一つの流下口(図示の例では符号43aで示される流下口)が、各シュート31の複数の流入口のうちの少なくとも一つの流入口(図示の例では、符号32bで示される第二の流入口)の位置の上方に位置する。
図示の例では、符号43aで示す第二の流下口が、各シュート31の第二の流入口32bの上方に位置するように傾斜板41に六個形成され、符号43bで示す第二の流下口が、シュート31同士の間の上方に位置するように傾斜板41に六個形成されているが、傾斜板41に形成される第二の流下口は、これら第二の流下口43a、43bの合計十二個にのみに限定されず、符号43a、43bで示される第二の流下口以外の第二の流下口を傾斜板41に形成してもよい。また、図示の例では、二十四個の半円形の第三の流下口44が傾斜板41の上端周縁に等間隔に形成されているが、第三の流下口44の個数、形状及び上端周縁上の位置は、粉粒体の排出時に、これら第三の流下口44の少なくとも一つと、シュート31の第一の流入口32aとの間にファヌルフローが形成されるように選定される(図示の例では、シュート31の第一の流入口32aと、この第一の流下口32a上の二つの第三の流下口44との間に、図1に矢印F3で示すファヌルフローが形成される)。
粉粒体は、貯槽20を満たすまで、天井部21の投入口22から連続的に投入される。
粉粒体は、流下制御板40上に堆積しながら、第一の流下口42からホッパー25に向けて流下(矢印G1で示す)し、ホッパー25上に堆積する。流下制御板40上に堆積している粉粒体が、第二の流下口43bに達すると、第二の流下口43bからホッパー25に向けて流下(矢印G2で示す)し、ホッパー25上に堆積し、次いで、流下制御板40上に堆積している粉粒体が、第二の流下口43aに達すると、第二の流下口43bからホッパー25に向けて流下(矢印G3で示す)し、ホッパー25上に堆積する。流下制御板40上に堆積している粉粒体が、第三の流下口44に達すると、第三の流下口44からホッパー25に向けて流下(矢印G4で示す)する。
投入口22から投入された粉粒体は、流下制御板40上に、稜線A1、A2、A3を描くように堆積し、流下制御板40の第一、第二及び第三の流下口42、43a、43b、44の各々を順次通じて、ホッパー25上に、稜線B1、B2を描くように堆積するが、ホッパー25上に堆積した粉粒体が、第一の流下口42に到達すると、この流下口42からの粉粒体の流下は停止し、ホッパー25上に堆積した粉粒体が第二及び第三の流下口42、43a、43b、44に順次到達すると、これら流下口からの粉粒体の流下が順次停止する。
このように、流下制御板40上に投入された粉粒体は、流下制御板40上に堆積しながら、流下制御板40の頂部に最も近い位置から最も遠い位置にある各流下口42、43a、43b、44からポッパー25に向けて順次流下するので、貯槽20に投入された粉粒体は、ほぼ混ざり合った状態で、流下制御板40上とホッパー25上に堆積し、貯槽20を満たす。
次に、このように粉粒体で満たされた貯槽20から粉粒体を外部に排出する。ホッパー25の下端にある排出口27を開放すると、粉粒体は、シェル37の各穴38と、シュート31同士とシェル37の下端周縁とによって形成される空間と、各シュート31の流出口33とを通じて排出口27付近に流出し、混ざり合って排出口27から外部に排出される。このとき、流下制御板40上に堆積した粉粒体から、流下制御板40の各流下口42、43a、43b、44、さらにホッパー25上に堆積した粉粒体を通じ、少なくとも、シェル37の各穴38と、各シュート31の第一及び第二の流入口32a、32bとに続く複数のファヌルフローF1、F2、F3が形成され、これらファヌルフローF1、F2、F3に沿って粉粒体が排出口27に向けて流出され、排出口27付近で混ざり合い、排出口27から外部に排出される。
図1は本発明に従ったサイロブレンダーの側面断面図。 図2は、図1のAA線断面図である。 図3は、図1のBB線断面図である。 図4Aは、シュートの側面図であり、図4Bは、シュートの正面図である。
符号の説明
10・・・サイロブレンダー
20・・・貯槽
21・・・天井部
22・・・投入口
23・・・胴体部
24・・・周壁
25・・・ホッパー
26・・・内周面
27・・・排出口
28・・・排出口の中心
29・・・鉛直軸
30・・・混合排出手段
31・・・シュート
32a・・・第一の流入口
32b・・・第二の流入口
33・・・流出口
34・・・上面
35・・・側面
36・・・仕切り
37・・・シェル
38・・・穴
39・・・固定ラグ
40・・・流下制御板
41・・・傾斜板
42・・・第一の流下口
43a、43b・・・第二の流下口
44・・・第三の流下口
A1、A2、A3、B1、B2・・・稜線
G1、G2、G3、G4・・・流下方向
F1、F2、F3・・・ファヌルフロー

Claims (4)

  1. 粉粒体を貯蔵する貯槽、及びこの貯槽から粉粒体を混合し、排出する混合排出手段から成るサイロブレンダーであって、
    前記貯槽が、
    前記貯槽の内部に粉粒体を投入するための投入口を有する天井部、
    前記天井部の周縁に結合される鉛直方向に延びる周壁を有する筒状の胴体部、及び
    下端に粉粒体を外部に排出するための排出口が設けられ、この排出口に向けて下方に傾斜した内周面を有する、前記胴体部の周壁の下端周縁に結合されるホッパー、
    から成り、
    前記混合排出手段が、
    前記排出口の中心から放射状に伸びる前記ホッパーの母線に沿うように、前記ホッパーの内周面上に設けられる複数のシュ―トであって、前記シュートの各々が、前記排出口の中心から放射方向外向きに向いた複数の流入口と、これら流入口に連通し、前記排出口の中心に向いた一つの流出口とを有し、前記シュートの各々の前記複数の流入口のうちの少なくとも二つの流入口が、前記排出口の中心から相互に異なった距離に位置する、複数のシュート、
    周壁を有し、この周壁の下端周縁が前記シュートの各々の前記流出口の上端部に固定される筒状の仕切り、
    下端周縁と、この下端周縁よりも上方に位置する頂部とを有し、前記仕切りの上部を覆蓋するように、この下端周縁が前記シュートの各々の上面に固定される上向き凸状のシェルであって、前記頂部の直下に前記排出口の中心が位置し、前記シェルが、前記頂部から前記下端周縁に向けて傾斜した上向き凸状の外周面、及び前記仕切りの上端よりも下方の位置に形成した複数の穴から成る、シェル、及び
    前記胴体部の周壁に固定される上端周縁と、この上端周縁よりも下方に位置する頂部とを有し、この上端周縁からこの頂部に向けて下方に傾斜し、この頂部の直下に前記シェルの頂部が位置する下向き凸状の傾斜板、及びこの傾斜板に形成した複数の流下口から成る下向き凸状の流下制御板、
    から成る、
    ところのサイロブレンダー。
  2. 前記胴体部が円筒形の中空の筒であり、前記ホッパーが逆円錐形の殻である、ところの請求項1のサイロブレンダー。
  3. 前記仕切りが、鉛直方向に延びる周壁により形成される多角形又は円形の中空の筒であり、前記シェルが、円錐形の殻である、ところの請求項1のサイロブレンダー。
  4. 前記流下制御板の前記複数の流下口が、
    前記傾斜板の頂部に形成される一つの第一の流下口、
    前記傾斜板に形成した複数の第二の流下口であって、これら第二の流下口のうちの少なくとも一つの流下口が、前記シュートの前記流入口のうちの少なくとも一つの流入口の上方に位置する、複数の第二の流下口、及び
    前記傾斜板の上端周縁に間隔をあけて形成される複数の第三の流下口、
    を有する、
    ところの請求項1のサイロブレンダー。
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