JP4120170B2 - 糸継ぎ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、紡績機、ワインダー、整経機等の種々の繊維機械において使用される、糸同士を接続するための糸継ぎ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、切断された糸の切断端同士を突き合わせた後に、糸の突き合わせ部に、接着樹脂を塗布することにより、切断された糸同士を継なぐようにした糸継ぎ装置が知られている(例えば、特開昭63−185783号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の糸継ぎ装置においては、糸の切断端同士を、正確に突き合わせることができないために、継なぎ合わせ部分がずれ、糸継ぎ部分の強度が弱くなり、再度、糸切れが発生したり、或いは、糸の切断端同士の突き合わせができないために、糸継ぎが失敗する等の問題があった。
【0004】
また、従来の糸継ぎ装置においては、待機位置から前進した樹脂液供給部材により、糸の切断端同士の突き合わせ部に樹脂液を塗布した後、樹脂液供給部材を後退させると、樹脂液の粘性により、糸の切断端も、樹脂液供給部材の後退方向に移動し、糸の切断端同士の突き合わせ部が動いて、糸の切断端がずれ、糸継ぎが失敗するという問題があった。
【0005】
本発明の目的は、上述した従来の糸継ぎ装置が有する課題を解決することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した目的を達成するために、2本の糸の切断端を突き合わせるとともに、突き合わせ部に樹脂液を塗布した後、突き合わせ部に塗布された樹脂液を硬化して、糸継ぎを行うようにした糸継ぎ装置において、第1には、樹脂液供給部材の樹脂液が収容された容器が、前記突き合わせ部から後退する際に、突き合わされた糸の切断端付近に接触して、突き合わされた糸の切断端の移動を阻止する糸押え部材を配設したものであり、第2には、樹脂液が収容された容器が、2本の糸の切断端の突き合わせ部方向に前進した際に、糸押え部材の先端が、前記突き合わせ部に、接触する位置に停止するように、ストッパーを配設したものであり、第3には、糸押え部材と容器との間に、コイルスプリングを配設したものである。
【0007】
【実施例】
以下に、本発明の実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定されるものではない。
【0008】
本発明の糸継ぎ装置は、糸切れが発生した2本の糸の端部を切断した後、切断端部を突き合わせ、突き合わせ部に紫外線硬化樹脂液を塗布した後、突き合わせ部の紫外線硬化樹脂液に紫外線を照射して、紫外線硬化樹脂液を硬化して、糸継ぎを行うようにしたものである。そして、切断した2本の糸を把持するとともに糸端を突き合わせ位置に移動させるためのクランプ部材、糸端部分を切断し突き合わせ糸端を形成するためのカッター部材及びクランプ部材やカッター部材に挿入される糸を把持するテンサーから構成される糸クランプ・切断ユニットUは、切断された2本の糸に対応して、糸継ぎ装置に、一対、配設されている。糸継ぎされる2本の糸に対応して配設される一対の糸クランプ・切断ユニットUは、同一構造を有しているので、以下においては、一方の糸に対応した糸クランプ・切断ユニットUについてのみ説明する。なお、説明が省略されたもう一方の糸に対応した糸クランプ・切断ユニットUを構成する同一構成部材については、同じ参照符号を使用するとともに、便宜的に、参照符号の右肩部に、コンマ(’)を付した。
【0009】
Cは、クランプ部材であり、Sは、クランプ部材Cに接近して配設されたカッター部材であり、Tは、クランプ部材C及びカッター部材Sを挟むように配置された一対のテンサーTである。テンサーTは、2枚の皿状体t1を、その先端面が相対するように配置するとともに、一方の皿状体t1を、図示されていないコイルスプリングにより、もう一方の皿状体t1方向に付勢した構成を有する公知のテンサーTであり、2枚の皿状体1t間に嵌入された糸を挟持する機能を有するものである。テンサーTは、機台Fの上面に配設されている。
【0010】
カッター部材Sは、機台Fの上面に取着され支持フレームs1に固着された固定刃s2と可動刃s3とから構成されている。s4は、略V字状のレバーであり、レバーs4は、その尖端部において、軸s5に枢支されており、また、レバーs4の尖端部には、可動刃s3が固着されている。s6は、カム駆動軸Dに取着されたカッター駆動用カムであり、カッター駆動用カムs6には、略V字状のレバーs4の一方の端部に配設されたカムローラーs7が当接しており、略V字状のレバーs4のもう一方の端部と機台Fの適当な箇所に取着された軸f1との間には、カムローラーs7を、カッター駆動用カムs6に圧接する方向に付勢するコイルスプリングs8が張設されている。カム駆動軸Dは、機台Fに配設されたモーターMの駆動軸に取着された平歯車m1及び平歯車m1と噛み合っているとともに、カム駆動軸Dに取着された平歯車m2を介して、回転駆動されるように構成されている。平歯車m1、m2を介して、モーターMの駆動がカッター駆動用カムs6に伝達され、カッター駆動用カムs6が回転され、カムローラーs7が、カッター駆動用カムs6の大径部から小径部に移動することにより、固定刃s2から離れていた可動刃s3が、固定刃s2方向に回動し、固定刃s2と可動刃s3との間に挿入されている、糸継ぎされる一方の糸を切断することができるように構成されている。
【0011】
c1は、クランプ部材Cを構成する第1クランパーであり、第1クランパーc1は、機台Fの適当な箇所に取着された、上述した軸f1と平行な軸f2に枢支されている略V字状のレバーc2の尖端部に固着されている。c3は、上述した駆動軸Dに取着された第1クランパー駆動用カムであり、第1クランパー駆動用カムc3には、略V字状のレバーc2の一方の端部に配設されたカムローラーc4が当接しており、略V字状のレバーc2のもう一方の端部と機台Fの適当な箇所に取着された、上述した軸f1と平行な軸f3との間には、カムローラーc4を第1クランパー駆動用カムc3に圧接する方向に付勢するコイルスプリングc5が張設されている。
【0012】
c6は、クランプ部材Cを構成する第2クランパーであり、第2クランパーc6は、上述した軸f2に枢支されている略V字状のレバーc7の尖端部に一体的に配設されている。c8は、上述した駆動軸Dに取着された第2クランパー駆動用カムであり、第2クランパー駆動用カムc8には、略V字状のレバーc7の一方の端部に配設されたカムローラーc9が当接しており、略V字状のレバーc7のもう一方の端部と軸f3との間には、カムローラーc9を第2クランパー駆動用カムc8に圧接する方向に付勢するコイルスプリングc10が張設されている。
【0013】
上述したように、平歯車m1、m2を介して、モーターMの駆動が、第1クランパー駆動用カムc3と第2クランパー駆動用カムc8に伝達され、第1クランパー駆動用カムc3と第2クランパー駆動用カムc8とが回動されることにより、後述するように、第1クランパーc1と第2クランパーc6とが当接し、糸をクランプしたり、第1クランパーc1と第2クランパーc6との間に、糸が挿入可能な間隙を形成することができるように構成されている。
【0014】
一方の糸クランプ・切断ユニットUを構成するテンサーT、クランプ部材C及びカッター部材Sと、もう一方の糸クランプ・切断ユニットU’を構成するテンサーT’、クランプ部材C’及びカッター部材S’の配置は、図2に示されているように、互いのテンサーT、T’同士及び互いのカッター部材S、S’同士は、並設するように配置されており、また、一方の糸クランプ・切断ユニットUのクランプ部材Cともう一方の糸クランプ・切断ユニットU’のクランプ部材C’は、並設されたカッター部材S、S’を挟んで、点対象に配置されている。即ち、図2において、一方の糸クランプ・切断ユニットUのクランプ部材Cは、カッター部材Sの下方に配置され、もう一方の糸クランプ・切断ユニットU’のクランプ部材C’は、カッター部材S’の上方に配置されてる。
【0015】
B1及びB2は、機台Fの上面に配設された、同じ高さの上面を有する基準ブロックであり、基準ブロックB1、B2間に、上述した一対の糸クランプ・切断ユニットU、U’が配設されている。
【0016】
Pは、後述する樹脂液供給部材であり、樹脂液供給部材Pは、内部に紫外線硬化樹脂液が収容されているとともに、進退自在な台座p1に取着された注射器状の容器p2と、容器p2内に挿入されたプランジャーp3と、プランジャーp3が取着されたピストンロッドp4を有するとともに、台座p1に、適当な支持枠p1aを介して取着されたシリンダーp5と、容器p2の外周に摺動可能に配置された筒部p6aと該筒部p6aの先端に取着された、容器p2の針状先端部p2aが挿通可能な導入管p6bとからなる糸押え部材p6と、容器p2の針状先端部p2aの外周に挿入されているとともに、糸押え部材p6の筒部p6aと容器p2との間に配置され、その先端が糸押え部材p6に取着されているコイルスプリングp7と、機台Fに取着された、上部に、糸押え部材p6の導入管p6bが挿入可能な凹部p8aを有するストッパーp8とを有している。
【0017】
Hは、紫外線照射部材であり、紫外線照射部材Hは、その先端部h1が、糸の突き合わせ部に接近する作動位置と、糸の突き合わせ部から離れた待機位置とに、進出或いは後退できるように構成されている。
【0018】
次に、主として、図3及び図4を用いて、糸継ぎ装置の待機状態について説明する。
【0019】
クランプ部材Cを構成する第1クランパーc1は、カムローラーc4が、第1クランパー駆動用カムc3の大径部の適当な箇所に当接しており、また、第2クランパーc6は、カムローラーc9が、第2クランパー駆動用カムc8の大径部に当接し、図4(a)に示されているように、第1クランパーc1と第2クランパーc6との間には、間隙d1が形成されている。また、カッター部材Sを構成する略V字状のレバーs4のカムローラーs7が、カッター駆動用カムs6の大径部の適当な箇所に当接しており、従って、図4(b)に示されているように、可動刃s3は、固定刃s2から離れ、可動刃s3と固定刃s2との間には、間隙d2が形成されている。この状態で、糸継ぎする一方の糸(以下、便宜的に、下糸という。)Y1を、図3において、下方に位置する、一例としての巻き取りパッケージ等から、公知のサクションマウス等により引き出し、クランプ部材C及びカッター部材Sを挟むように配置された一対のテンサーTに挿入し、テンサーTにより挟持する。また、図3において、上方に位置する、一例としての再開された紡績装置から紡出される、糸継ぎするもう一方の糸(以下、便宜的に、上糸という。)Y2を、公知の中継ぎサクションパイプ等を用いて、もう一方のクランプ部材C’及びカッター部材S’を挟むように配置された一対のテンサーT’に挿入し、テンサーT’により挟持する。
【0020】
次に、主として、図5及び図6を用いて、糸継ぎ装置を構成するクランプ部材Cによる下糸Y1の把持とクランプ部材C’による上糸Y2による把持について説明する。
【0021】
図4(a)に示されている状態から、モーターMを駆動させて、平歯車m1及び平歯車m2を介して、カム駆動軸Dを、図5において、時計方向に回転させる。すると、カムローラーc4が、第1クランパー駆動用カムc3の小径部に位置し、略V字状のレバーc2が、コイルスプリングc5により、軸f2を中心に、反時計方向に回動することになり、従って、クランプ部材Cの第1クランパーc1が、第2クランパーc6方向に移動し、図6(a)に示されているように、第1クランパーc1と第2クランパーc6と間隙d1に挿入されている下糸Y1を、第1クランパーc1と第2クランパーc6とにより把持する。同様に、上糸Y2も、クランプ部材C’の第1クランパーc1’と第2クランパーc6’とにより把持される。このクランプ部材Cの第1クランパーc1と第2クランパーc6とによる下糸Y1の把持及びクランプ部材C’の第1クランパーc1’と第2クランパーc6’とによる上糸Y2の把持作業の間は、クランプ部材Cの第2クランパーc6のカムローラーc9は、上述した待機位置と同径の第2クランパー駆動用カムc8の領域に当接しており、従って、第2クランパーc6は回動するようなことはなく、同様に、クランプ部材C’の第2クランパーc6’のカムローラーc9’も、上記の待機位置と同径の第2クランパー駆動用カムc8’の領域に当接に位置しており、従って、第2クランパーc6’も回転するようなことはない。また、カッター部材Sを構成する略V字状のレバーs4のカムローラーs7は、上述した待機位置と同径のカッター駆動用カムs6の領域に当接しており、従って、図6(b)に示されているように、可動刃s3は、依然として、固定刃s2から離れており、可動刃s3と固定刃s2との間に挿入されている下糸Y1が切断されるようなことはない。同様に、カッター部材S’を構成する略V字状のレバーs4’のカムローラーs7’も、上述した待機位置と同径のカッター駆動用カムs6’の領域に当接しており、従って、可動刃s3’も、依然として、固定刃s2’から離れており、可動刃s3’と固定刃s2’との間に挿入されている上糸Y2が切断されるようなことはない。
【0022】
次に、主として、図7及び図8を用いて、カッター部材S、S’による下糸Y1と上糸Y2の切断作業について説明する。
【0023】
図6に示されている状態から、更に、カム駆動軸Dを、時計方向に回転させる。すると、カッター部材Sを構成する略V字状のレバーs4のカムローラーs7が、カッター駆動用カムs6の小径部に移動し、従って、図8(b)に示されているように、可動刃s3が、コイルスプリングs8により、固定刃s2方向に回転し、可動刃s3と固定刃s2との間に挿入されている下糸Y1が切断されることになる。同様に、カッター部材S’を構成する略V字状のレバーs4’のカムローラーs7’も、カッター駆動用カムs6’の小径部に移動し、従って、可動刃s3’が、コイルスプリングs8’により、固定刃s2’方向に回動し、可動刃s3’と固定刃s2’との間に挿入されている上糸Y2がされることになる。このカッター部材S、S’による下糸Y1と上糸Y2の切断作業の際には、下糸Y1を把持しているクランプ部材Cの第1クランパーc1と第2クランパーc6とは、その位置を変えないように、第1クランパーc1のカムローラーc4は、下糸Y1を把持した位置と同じ径を有する第1クランパー駆動用カムc3の領域に当接しており、また、第2クランパーc6のカムローラーc9も、下糸Y1を把持した位置と同じ径を有する第2クランパー駆動用カムc8の領域に当接しており、同様に、上糸Y2を把持しているクランプ部材C’の第1クランパーc1’と第2クランパーc6’とも、その位置を変えないように、第1クランパーc1’のカムローラーc4’は、上糸Y2を把持した位置と同じ径を有する第1クランパー駆動用カムc3’の領域に当接しており、また、第2クランパーc6’のカムローラーc9’も、上糸Y2を把持した位置と同じ径を有する第2クランパー駆動用カムc8’の領域に当接している。なお、本実施例においては、固定刃s2、s2’の間に、可動刃s3、s3’が位置するように構成されており、下糸Y1を切断するために、可動刃s3が、外側に位置する固定刃s2方向に回動し、また、上糸Y2を切断するために、可動刃s3’が、外側に位置する固定刃s2’方向に回動することになり、従って、可動刃s3、3’が、固定刃s2、2’方向に回動した際には、一対の並設されたカッター部材S、S’間に大きな空間が形成されるので、後述する下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との突き合わせ部分に配置される樹脂液供給部材Pや紫外線照射部材Hの作業の邪魔になるようなことがない。更に、可動刃s3、s3’が、固定刃s2、s2’より、下糸Y1及び上糸Y2の糸継ぎされる側、即ち、突き合わされる切断端側に位置しているので、可動刃s3、s3’が、それぞれ、下糸Y1と上糸Y2とを切断した後、切断された下糸Y1と上糸Y2の突き合わされる側の切断端に接触することがなく、従って、突き合わされる側の下糸Y1と上糸Y2の先端部が曲がるようなことがなく、後述する下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端の突き合わせを正確に、且つ、確実に行うことができる。
【0024】
次に、主として、図9及び図10を用いて、クランプ部材C、C’による下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端の突き合わせ作業について説明する。
【0025】
図8に示されている状態から、更に、カム駆動軸Dを、時計方向に回転させる。すると、カムローラーc4が、第1クランパー駆動用カムc3の大径部に移動するとともに、カムローラーc9が、第2クランパー駆動用カムc8の小径部に移動し、下糸Y1を把持しているクランプ部材Cの第1クランパーc1と第2クランパーc6とが、その把持を解除することなく、同時に、時計方向に回動する。同様に、カムローラーc4’が、第1クランパー駆動用カムc3’の大径部に移動するとともに、カムローラーc9’が、第2クランパー駆動用カムc8’の小径部に移動し、上糸Y2を把持しているクランプ部材C’の第1クランパーc1’と第2クランパーc6’とが、その把持を解除することなく、同時に、反時計方向に回動する。上記の下糸Y1を把持しているクランプ部材Cの第1クランパーc1と第2クランパーc6の時計方向への回動と、上糸Y2を把持しているクランプ部材C’の第1クランパーc1’と第2クランパーc6’の反時計方向への回動により、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端が接近し、クランプ部材Cの第1クランパーc1と第2クランパーc6とに把持されている下糸Y1の切断端と、クランプ部材C’の第1クランパーc1’と第2クランパーc6’とに把持されている上糸Y2の切断端とが、突き合わされ、対峙するように構成されている。このように、下糸Y1と上糸Y2を把持する一対のクランプ部材C、C’を同一構造とするとともに、第1クランパーc1、c1’及び第2クランパーc2、c2’を、共通の軸f2を中心に回動させるとともに、第1クランパー駆動用カムc3、c3’及び第2クランパー駆動用カムc8、c8’を、同一の駆動軸Dに取着し、且つ、同一のモーターMにより駆動するように構成したので、第1クランパー駆動用カムc3、c3’及び第2クランパー駆動用カムc8、c8’の形状を、適宜、設定することにより、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との水平方向の位置を、正確に一致させることができる。また、下糸Y1と上糸Y2は、同じ高さの上面を有する基準ブロックB1、B2に載置されているので、クランプ部材Cの第1クランパーc1と第2クランパーc6とによる下糸Y1の垂直方向の把持位置、換言すれば、把持高さと、クランプ部材C’の第1クランパーc1’と第2クランパーc6’とによる上糸Y2の垂直方向の把持位置、換言すれば、把持高さとが、正確に一致しており、従って、カッター部材Sにより切断された下糸Y1の切断端と、カッター部材S’により切断された上糸Y2の切断端とが、正確に突き合わされることになる。
【0026】
上述したように、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端とが、実質的に、完全に一致した後、モーターMの駆動を停止し、カム駆動軸Dの回転を停止する。
【0027】
次いで、図1や図9に示されている状態から、樹脂液供給部材Pの台座p1を、突き合わされた下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端の方向に前進させて、図11や図12に示されているように、糸押え部材p6の導入管p6bを、ストッパーp8の凹部p8aに挿入するとともに、糸押え部材p6の筒部p6aの前面p6a’を、ストッパーp8に当接させる。糸押え部材p6の筒部p6aの前面p6a’が、ストッパーp8に当接した状態においては、図13に示されているように、糸押え部材p6の導入管p6bの先端p6b’が、突き合わされた下糸Y1の切断端付近と上糸Y2の切断端付近とに接触或いは実質的に接触するように構成されている。このようなストッパーp8を、機台Fに配設したので、糸押え部材p6の導入管p6bの先端p6b’を、確実に、しかも、正確に、突き合わされた下糸Y1の切断端付近と上糸Y2の切断端付近とに接触或いは実質的に接触するように配置することができる。
【0028】
樹脂液供給部材Pの台座p1を、更に前進させて、注射器状の容器p2の針状先端部p2aを、図14に示されているように、糸押え部材p6の筒部p6aと容器p2との間に配置されたコイルスプリングp7を圧縮しながら、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との突き合わせ部に接近させる。その後、シリンダーp5を作動させて、ピストンロッドp4に取着されているプランジャーp3を進出させることにより、容器p2の針状先端部p2aから、紫外線硬化樹脂液を排出させて、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との突き合わせ部分に付着させる。
【0029】
その後、台座p1を後退させて、台座p1に配設されている容器p2やシリンダーp5を後退させるが、暫くの間は、コイルスプリングp7の反発力により、糸押え部材p6の筒部p6aの前面p6a’は、ストッパーp8に当接しているので、図15に示されているように、糸押え部材p6の導入管p6bの先端p6b’は、依然として、突き合わされた下糸Y1の切断端付近と上糸Y2の切断端付近とに接触或いは実質的に接触している。従って、紫外線硬化樹脂液の粘性により、容器p2の針状先端部p2aの後退に追従して、突き合わされた下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端とが、容器p2の後退方向に移動しようとしても、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端とは、糸押え部材p6の導入管p6bの先端p6b’により、その移動が阻止され、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との突き合わせ状態が乱れるようなことはない。容器p2の針状先端部p2aが、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との突き合わせ部から完全に離れた後に、コイルスプリングp7の反発力が消滅し、糸押え部材p6の筒部p6aの前面p6a’が、ストッパーp8から離反し、樹脂液供給部材Pが、図1や図9に示されている元の待機位置に戻るように構成されている。樹脂液供給部材Pが、待機位置に戻った状態で、台座p1の後退を停止させる。
【0030】
上述したように、紫外線硬化樹脂液の粘性により、容器p2の針状先端部p2aの後退に追従して、突き合わされた下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端とが、容器p2の後退方向に移動しようとしても、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端とは、糸押え部材p6の導入管p6bの先端p6b’により、その移動が阻止されるように構成されているので、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との突き合わせ部がずれて、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との接合部の強力が低下し、再度、接合部において、糸が切断したり、或いは、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との突き合わせ部が完全にずれて、糸継ぎが失敗するようなことが防止できる。
【0031】
次いで、紫外線照射部材Hの先端部h1を、紫外線硬化樹脂液が付着された下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との突き合わせ部分に移動させるとともに、紫外線を、突き合わせ部分に照射して、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との突き合わせ部分に付着された紫外線硬化樹脂液を硬化させることにより、下糸Y1と上糸Y2との糸継ぎ作業が完了することになる。その後、紫外線照射部材Hは、待機位置に戻す。
【0032】
下糸Y1と上糸Y2との糸継ぎ作業が完了した後、モーターMの駆動を再開して、下糸Y1を把持するためのクランプ部材Cの第1クランパー駆動用カムc3と第2クランパー駆動用カムc8及び下糸Y1を切断するためのカッター部材Sのカッター駆動用カムs6を、図4(a)(b)に示されている元の待機位置に戻すとともに、上糸Y2を把持するためのクランプ部材C’の第1クランパー駆動用カムc3’と第2クランパー駆動用カムc8’及び上糸Y2を切断するためのカッター部材S’のカッター駆動用カムs6’を元の待機位置に戻す。
【0033】
上述したように、下糸Y1を把持する下糸用クランプ部材Cを構成する第1クランパーc1と第2クランパーc6及び上糸Y2を把持する上糸用クランプ部材C’を構成する第1クランパーc1’と第2クランパーc6’とを、共通の軸f2に枢支するとともに、下糸Y1を把持した下糸用クランプ部材Cの第1クランパーc1と第2クランパーc6と、上糸Y2を把持した上糸用クランプ部材C’の第1クランパーc1’と第2クランパーc6’とが、互いに接近する方向に、上記の共通の軸f2を中心に回動するように構成したことにより、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との正確な突き合わせを行うことができるとともに、突き合わせ作業を短時間に行うことができる。
【0034】
また、一対の糸クランプ・切断ユニットU、U’を挟むように、同じ高さの上面を有する基準ブロックB1、B2を配設し、下糸Y1と上糸Y2とを、基準ブロックB1、B2の上面に載置するように構成したので、下糸用クランプ部材Cに把持される下糸Y1の高さと、上糸用クランプ部材C’に把持される上糸Y2の高さを、正確に一致させることができ、従って、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との正確な突き合わせが可能となる。
【0035】
更に、糸押え部材p6の筒部p6aと容器p2との間にコイルスプリングp7を配設するという簡単な構成により、台座p1を後退させて、台座p1に配設されている容器p2やシリンダーp5を後退させても、暫くの間は、コイルスプリングp7の反発力により、糸押え部材p6の導入管p6bの先端p6b’が、突き合わされた下糸Y1の切断端付近と上糸Y2の切断端付近とに接触或いは実質的に接触しているので、従って、紫外線硬化樹脂液の粘性により、容器p2の針状先端部p2aの後退に追従して、突き合わされた下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端とが、容器p2の後退方向に移動するようなことがなく、下糸Y1の切断端と上糸Y2の切断端との突き合わせ状態がずれるようなことを、確実に防止することができる。
【0036】
更にまた、クランプ部材C、C’及びカッター部材S、S’を挟むように、一対のテンサーT、T’を配設し、下糸Y1と上糸2とを、テンサーT、T’により、軽くテンションが掛かった状態で把持するようにしたので、カッター部材S、S’による下糸Y1と上糸Y2の切断を確実に行うことができる。
【0037】
なお、上述した実施例においては、突き合わせ部分に塗布する樹脂液として、紫外線硬化樹脂を用いたが、熱硬化性樹脂を用いることもできる。この場合には、当然のことながら、塗布された樹脂液を硬化させるために、紫外線照射部材Hに代えて、熱風噴射装置を用いることになる。
【0038】
なお、上述した実施例には、テンサーT、T’が配設された例が示されているが、テンサーT、T’の重要な機能は、上述したように、クランプ部材C、C’に挟持された下糸Y1と上糸2とを、テンサーT、T’により、軽くテンションが掛かった状態で把持することにより、カッター部材S、S’による下糸Y1と上糸Y2の切断を確実に行うことであるので、自動ワインダーにおける糸継ぎ作業のように、下糸Y1が、中継ぎパイプに吸引保持され、また、上糸Y2が、サクションマウスに吸引保持され、下糸Y1及び上糸Y2に、軽くテンションが掛かっている場合には、上方のテンサーT、下方のテンサーT’を省略することができる。このような場合には、カッター部材S、S’により切断された不用な下糸Y1及び上糸Y2は、それぞれ、サクションマウスや中継ぎパイプを経て、廃糸ダクトに吸引されることになる。
【0039】
更に、上述した実施例には、樹脂液供給部材Pが、注射器状の容器p2と容器p2内に挿入されたプランジャーp3とから構成されており、シリンダーp5を作動させて、ピストンロッドp4に取着されているプランジャーp3を進出させることにより、容器p2の針状先端p2aから、紫外線硬化樹脂液を排出するように構成されている例が示されているが、シリンダーp5やピストンロッドp4やプランジャーp3等を省略し、紫外線硬化樹脂液が収容されている容器p2内に、電磁バルブ等で制御される圧縮空気を瞬間的に供給し、容器p2の針状先端p2aから、紫外線硬化樹脂液を排出するように構成することもできる。
【0040】
【発明の効果】
本発明は、以上説明した構成を有しているので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0041】
樹脂液供給部材の樹脂液が収容された容器が、前記突き合わせ部から後退する際に、突き合わされた糸の切断端付近に接触或いは実質的に接触して、突き合わされた糸の切断端の移動を阻止する糸押え部材を配設したので、糸の切断端の突き合わせ部がずれて、糸の接合部の強力が低下し、再度、接合部において、糸が切断したり、或いは、糸の切断端の突き合わせ部が完全にずれて、糸継ぎが失敗するようなことが防止できる。
【0042】
樹脂液が収容された容器が、2本の糸の切断端の突き合わせ部方向に前進した際に、糸押え部材の先端が、前記突き合わせ部に、接触或いは実質的に接触する位置に停止するように、ストッパーを配設したので、糸押え部材の先端を、確実に、しかも、正確に、突き合わされた糸の切断端付近に接触或いは実質的に接触するように配置することができる。
【0043】
糸押え部材と樹脂液が収容された容器との間にコイルスプリングを配設するという簡単な構成により、樹脂液が収容された容器を後退させても、暫くの間は、コイルスプリングの反発力により、糸押え部材の先端が、突き合わされた糸の切断端付近に接触或いは実質的に接触しているので、従って、樹脂液の粘性により、樹脂液が収容された容器の後退に追従して、突き合わされた糸の切断端が、樹脂液が収容された容器の後退方向に移動するようなことがなく、糸の切断端の突き合わせ状態がずれるようなことを、確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の糸継ぎ装置の斜視図である。
【図2】図2は本発明の糸継ぎ装置の平面図である。
【図3】図3は接合される2本の糸が配置された状態の図2と同様の本発明の糸継ぎ装置の平面図である。
【図4】図4は本発明の糸継ぎ装置を構成するクランプ部材とカッター部材の作動を説明するためのクランプ部材とカッター部材の正面図である。
【図5】図5は本発明の糸継ぎ装置を構成するクランプ部材とカッター部材の作動を説明するための図2と同様の本発明の糸継ぎ装置の平面図である。
【図6】図6は図4に続く本発明の糸継ぎ装置を構成するクランプ部材とカッター部材の作動を説明するためのクランプ部材とカッター部材の正面図である。
【図7】図7は図5に続く本発明の糸継ぎ装置を構成するクランプ部材とカッター部材の作動を説明するための図2と同様の本発明の糸継ぎ装置の平面図である。
【図8】図8は図6に続く本発明の糸継ぎ装置を構成するクランプ部材とカッター部材の作動を説明するためのクランプ部材とカッター部材の正面図である。
【図9】図9は図7に続く本発明の糸継ぎ装置を構成するクランプ部材とカッター部材の作動を説明するための図2と同様の本発明の糸継ぎ装置の平面図である。
【図10】図10は図8に続く本発明の糸継ぎ装置を構成するクランプ部材とカッター部材の作動を説明するためのクランプ部材とカッター部材の正面図である。
【図11】図11は本発明の糸継ぎ装置を構成する樹脂液供給部材の作動を説明するための図2と同様の本発明の糸継ぎ装置の平面図である。
【図12】図12は本発明の糸継ぎ装置を構成する樹脂液供給部材の作動を説明するための一部断面を含む作動説明図である。
【図13】図13は図12に続く本発明の糸継ぎ装置を構成する樹脂液供給部材の作動を説明するための一部断面を含む作動説明図である。
【図14】図14は図13に続く本発明の糸継ぎ装置を構成する樹脂液供給部材の作動を説明するための一部断面を含む作動説明図である。
【図15】図15は図14に続く本発明の糸継ぎ装置を構成する樹脂液供給部材の作動を説明するための一部断面を含む作動説明図である。
【符号の説明】
B1、B2・・・・・・・・・・基準ブロック
C、C’・・・・・・・・・・・クランプ部材
H・・・・・・・・・・・・・・紫外線照射部材
P・・・・・・・・・・・・・・樹脂液供給部材
S、S’・・・・・・・・・・・カッター部材
T、T’・・・・・・・・・・・テンサー
U、U’・・・・・・・・・・・糸クランプ・切断ユニット
Claims (3)
- 2本の糸の切断端を突き合わせるとともに、突き合わせ部に樹脂液を塗布した後、突き合わせ部に塗布された樹脂液を硬化して、糸継ぎを行うようにした糸継ぎ装置において、樹脂液供給部材の樹脂液が収容された容器が、前記突き合わせ部から後退する際に、突き合わされた糸の切断端付近に接触して、突き合わされた糸の切断端の移動を阻止する糸押え部材を配設したことを特徴とする糸継ぎ装置。
- 樹脂液が収容された容器が、2本の糸の切断端の突き合わせ部方向に前進した際に、糸押え部材の先端が、前記突き合わせ部に、接触する位置に停止するように、ストッパーを配設したことを特徴とする請求項1に記載の糸継ぎ装置。
- 糸押え部材と容器との間に、コイルスプリングを配設したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の糸継ぎ装置。
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