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JP4116381B2 - シールドトンネルおよびシールド掘削機 - Google Patents

シールドトンネルおよびシールド掘削機 Download PDF

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  • Excavating Of Shafts Or Tunnels (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、海底や河底下等に築造され、例えば道路として使用される低土被りのシールドトンネルと、このトンネルを掘削するためのシールド掘削機に関する。
【0002】
【従来の技術】
海底や河底下に道路トンネルなどのトンネルを作る技術として、従来から沈埋工法やシールド工法がある。
【0003】
前記沈埋工法では、海底や河底を海上や河上から掘り下げ、ここに所要断面(多くは長方形断面)の、複数の鉄筋コンクリート函を沈設する。ついで、この鉄筋コンクリート函を土砂で埋め戻し、周囲を栗石で覆う。
【0004】
この沈埋工法では、トンネルを海底や河底下の浅い場所に設置するので、用途が道路トンネルの場合、シールドトンネルに比べて道路線形を短縮することができる。
【0005】
前記シールド工法は、トンネルの構築作業を地中で行うため、海域や河域を汚染することがなく、生態系の破壊を引き起こさないという利点がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、沈埋工法ではトンネルを海上や河上から掘削するために、海水や河水の汚濁により海域や河域の生態系を破壊する危険がある。
【0007】
また、沈埋工法では多くの場合、長方形断面が採用されるので、部材を厚くする必要があり、鉄筋やコンクリートなどの資材を多く使用することになる。
【0008】
さらに、沈埋工法において、トンネルを円形断面にすると、海底や河底下を深く掘削することになり、海上や河上からの掘削が難しくなり、工期が長くなる。したがって、土圧や水圧に対して有利な円形断面を採用することが難しい。
【0009】
一方、シールド工法において、円形断面を採用すると、浮力によりシールド掘削機や覆工用セグメントが浮き上がらないようにするために、沈埋工法に比べて地中深さを大きくする必要がある。このため、道路トンネルとしての用途ではシールドトンネルは沈埋トンネルに比べて道路線形が深くなり、トンネルの全長が長くなる。
【0010】
さらに、シールド工法では切羽の安定のために一定の土被りが必要とされ、一般的には沈埋トンネルに比べて土被りを大きくする必要がある。このため、道路線形が深くなる。
【0011】
さらには、シールド工法により、近年矩形断面や楕円形断面で上下対称な断面を持ったトンネルが作られている。このようなシールドトンネルは、円形断面に比べて扁平なるため土被りを小さくすることができる。しかし、浮力に対抗させるため、路面下部に土砂を埋め戻したり、コンクリートを充填させる必要がある。その結果、トンネルの空間が小さくなるので、避難通路や緊急車両通行路などを確保することが難しくなる。
【0012】
本発明は、上記の事情に鑑みなされたもので、その目的とするところは、シールド工法の利点を活かしつつ、しかも水圧・土圧・浮力に対して強く、かつ道路トンネルとしての用途では土被りを小さくでき、さらには避難通路や緊急車両通行路を確保し得る低土被りのシールドトンネルを提供することにある。
【0013】
また、本発明の他の目的は、前記シールドトンネルを的確に掘削し得るシールド掘削機を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、道路用シールドトンネルにおいて、トンネルの下部を大曲率のほぼ円弧形2に形成し、上部を小曲率の円弧形、放物線状に形成し、全体の断面形状を縦径より横径の大きな逆馬蹄形とし、前記トンネルの左右を下部よりも大曲率の円弧形に形成し、トンネル下部に路床5を形成し、この路床5上に路盤コンクリート6を形成した、ことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、道路用シールドトンネルにおいて、トンネルの下部を大曲率のほぼ円弧状17に形成し、上部をほぼ平面状18に形成し、全体の断面形状を横長のほぼ半円形とし、前記トンネル下部に路床5を形成し、この路床5上に路盤16を形成した、ことを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2記載のシールドトンネルにおいて、前記路床5内に通路空間を形成した、ことを特徴とする。
請求項4の発明は、シールド筒21の下部を大曲率のほぼ円弧形25に形成し、上部を直線状ないしは小曲率のほぼ円弧形26、放物線状に形成し、左右を下部よりも大曲率の円弧形に形成し、トンネル断面が縦径より横径の大きなほぼ逆馬蹄形状またはほぼ半円形状になるようカッタヘッド35を形成し、前記カッタヘッド35を、平行クランク運動機構30を構成する、所要の間隔をおいて適数配置された回転駆動部27に連結し駆動する、ことを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0016】
【実施例1】
図1は本発明シールドトンネルの実施例1を示す断面図である。
【0017】
この図1に示す実施例1のシールドトンネル1は、トンネル断面の下部が曲率のほぼ円弧形2に形成され、上部が曲率のほぼ円弧形3に形成され、全体の断面形状は縦径より横径の大きな逆馬蹄形となっている。
【0018】
前記シールドトンネル1の外郭は、トンネル断面の下部と上部とに適合する形状に形成されたセグメント4をトンネルの周方向および軸方向にそれぞれ結合して構築されている。
【0019】
前記シールドトンネル1内の路床5は、掘削土砂の単体、または掘削土砂とセメントなどの固化材を混合した固化土、あるいは流動化処理土などからなる埋め立て土砂を埋め戻して造成されている。
【0020】
また、前記路床5の上面には、トンネルを補強する連結部材7を介して路盤コンクリート6が打設されている。
【0021】
さらに、路盤コンクリート6の下方には、路床5の中央部を両側に設けた柱壁8、両側の柱壁8間の上方に設けられた桁材8’で仕切り、ここに避難通路9または緊急車両通行路が確保されており、前記避難通路9の下部に、避難通路床10が造成されている。
【0022】
さらに、前記路盤コンクリート6の上面には、舗装部11が敷設されている。
【0023】
そして、前記シールドトンネル1内における舗装部11の上方には、道路12が確保されている。
【0024】
なお、図1において、符号12′は車両建築限界を示し、符号Dは水底とシールドトンネルの頂面間の土被りを示す。
【0025】
この実施例1に示すシールドトンネル1は、トンネル断面の下部は大曲率のほぼ円弧形2に形成されているので、土圧・水圧に対して強度を大きくすることができる。また、路盤コンクリート6の下方に避難通路9や緊急車両通行路を確保することができる。さらには、シールドトンネル1内の下部の不要部分に埋め立て土砂を埋め戻して路床5を造成し、トンネルの重量を増大させ、トンネルに掛かる浮力に対抗させ、トンネルの安定化を図ることができる。
【0026】
つぎに、図2は土被りを同一にしたときの、本発明の実施例1のシールドトンネル1と、円形断面のシールドトンネル19とについて、縦断線形の深さを比較して示した図で、対応する部材は同様の符号で示す。また、図3は図2に示す両シールドトンネルの縦断線形深さと、トンネルのアプローチ部分の道路延長との関係を比較して示した図である。
【0027】
本発明の前記実施例1のシールドトンネル1と、円形断面のシールドトンネル19とを、図2に示すように、土被りDを同一にしたとき、本発明の実施例1のシールドトンネル1と、円形断面のシールドトンネル19とでは、縦断線形の深さ方向に差Hが生じる。この差Hにより、トンネルのアプローチ部分に道路延長の差2Lが生じる。この道路延長の差2Lは、次式により求められる。
【数1】
2L=2H/sinΘ
ここで、Θは地上よりトンネルのアプローチ部分までの道路勾配である。
【0028】
本発明の実施例1のシールドトンネル1によれば、円形断面のシールドトンネル19に比べて道路延長を2L、短縮することができる。したがって、トンネル構築のための機材や資材を節減できる外、工期を短縮することができる。
【0029】
また、この実施例1のシールドトンネル1によれば、地中でトンネル構築作業が行われるので、海域や河域の汚染を解消できるという、シールド工法の利点をそのまま活かすことができる。
【0030】
【実施例
続いて、図は本発明シールドトンネルの実施例を示す断面図である。
【0031】
この図に示す実施例のシールドトンネルは、トンネル断面の下部が曲率のほぼ円弧形17に形成され、上部がほぼ平面状18に形成され、全体の断面形状は横長のほぼ半円形をなしている。
【0032】
また、路床5は掘削土砂を埋め戻して造成されている。
【0033】
この実施例のシールドトンネルでは、トンネル断面の上部を平面状18に形成しているが、土被り荷重が小さい場合、強度上の問題は生じない。
【0034】
この実施例のシールドトンネルの他の構成は、前記実施例1のシールドトンネル1と同様であり、作用についても実施例1のシールドトンネル1と同様である。
【0035】
なお、本発明におけるシールドトンネルの、トンネル断面の上部の形状は、図1で曲率のほぼ円弧形3としたが、放物線状であっても良く、または図に示したように直線状としても良く、これらの範囲であれば良い。
【0036】
【実施例
つぎに、図〜図は本発明の実施例1のシールドトンネルを掘削するためのシールド掘削機の一実施例を示すもので、図は縦断側面図、図は正面図、図は背面図である。
【0037】
これら図〜図に示す実施例のシールド掘削機20は、シールド筒21と、隔壁22と、フード部23と、テール部24と、カッタヘッド用の回転駆動部27および平行クランク運動機構30と、カッタヘッド35と、掘削土砂用のチャンバ39と、排土装置40と、推進ジャッキ43等を備えて構成されている。
【0038】
前記シールド筒21と、隔壁22と、フード部23と、テール部24とは、シールド掘削機1の軸方向に対する直角断面の下部が曲率のほぼ円弧形25に形成され、上部が曲率のほぼ円弧形26に形成されている。
【0039】
前記カッタヘッド用の回転駆動部27は、図に示すように、駆動モータ28と、これに連結されたピニオン29とを有している。
【0040】
前記カッタヘッド用の平行クランク運動機構30は、前記ピニオン29に噛み合わされたインターナルギヤ31と、このインターナルギヤ31と一体に形成されかつ隔壁22に回転自在に支持された回転体32と、この回転体32の中心に対して偏心距離e、偏心させて設けられた偏心軸33とを有している。
【0041】
そして、前記回転駆動部27と平行クランク運動機構30とは、所要の間隔をおいて、この実施例では5組配置されており、前記5組の回転駆動部27と平行クランク運動機構30とが協働してカッタヘッド35を平行クランク運動させ得るように構成されている。
【0042】
前記回転体32の中心部には、機内からチャンバ39に向かって作泥土材注入口34が設けられている。
【0043】
前記カッタヘッド35は、カッタフレーム36と、このカッタフレーム36に多数植設されたカッタビット37とを有している。前記カッタフレーム36は、図から分かるように、前記シールド筒21、隔壁22、フード部23およびテール部24と近似形に形成されている
【0044】
前記カッタフレーム36におけるチャンバ39側の面には、複数本の攪拌翼38が設けられている。
【0045】
前記チャンバ39は、隔壁22、フード部23およびカッタヘッド35に囲まれた空間に形成されている。
【0046】
前記排土装置40には、この実施例ではスクリューコンベアが用いられている。この排土装置40は、駆動部41と、排土口42とを有しており、入口部分を前記チャンバ39に臨ませて設置されている。
【0047】
前記推進ジャッキ43は、シールド筒21の内部において、円周方向に所定の間隔をおいて複数台設置されている。
【0048】
この実施例におけるシールド筒20は、地中において、複数組の回転駆動部27が同時にかつ同じ方向に駆動されると、各回転駆動部27に連結された平行クランク運動機構30が連動し、複数組の平行クランク運動機構30によりカッタヘッド35が平行クランク運動する。
【0049】
前記カッタヘッド35が平行クランク運動を行うに伴い、カッタビット列37により切羽が掘削され、その掘削土砂はチャンバ39に取り込まれる。
【0050】
前述のごとく、チャンバ39に取り込まれた掘削土砂には、作泥土材注入口34から作泥土材が注入され、掘削土砂と作泥土材とがカッタフレーム36に設けられた攪拌翼38により攪拌され、塑性流動性を有する土砂が作成される。
【0051】
そして、掘進に伴って排土装置40が駆動され、切羽の崩壊を防止しつつ排土装置40にチャンバ39内の土砂が取り込まれ、排土口42を通じてシールド掘削機20の後方へ排土される。
【0052】
また、シールド掘削機20内の後部でセグメント44を組み立てて行く。
【0053】
前述のごとくチャンバ39内の土砂を排出し、セグメント44を組み立てた後、複数台の推進ジャッキ43を同時に伸長させ、セグメント44に反力を取ってシールド掘削機20全体を推進させる。
【0054】
ついで、各推進ジャッキ43を収縮させ、再びシールド掘削機20の後部でセグメント44を組み立てる。
【0055】
以上の作業を繰り返して行い、シールドトンネルを掘進する。
【0056】
以上説明したシールド掘削機20によれば、シールド筒21、隔壁22、フード部23およびテール部24の軸方向に対する直角断面の下部を曲率のほぼ円弧形25に形成し、上部を曲率のほぼ円弧形26に形成し、カッタヘッド35を前記シールド筒21、隔壁22、フード部23およびテール部24の直角断面形状と近似形に形成し、このカッタヘッド35を平行クランク運動機構30を介して回転駆動部27に連結しているので、前記図1に示す実施例1のシールドトンネル1を的確に掘削することができる。
【0057】
なお、図4に示す実施例のシールドトンネルを掘削するシールド掘削機では、シールド筒21、隔壁22、フード部23およびテール部24をそれぞれ掘削すべきトンネル断面に対応する形状に形成するとともに、カッタヘッド35を当該トンネル断面に近似の形状に形成する。
【0058】
【発明の効果】
以上説明した本発明のシールドトンネルでは、トンネル断面の下部を曲率のほぼ円弧形2、17に形成しているので、水圧・土圧に対する強度を大きくなし得る効果があり、トンネル内の下部に土砂等を埋め込んでトンネルの重量を増大させ、トンネルに掛かる浮力に対抗させ、トンネルの安定化を図り得る効果があり、道路トンネルとしての用途では、トンネル内の下部に避難通路9や緊急車両通行路を確保し得る効果があり、さらにトンネル断面の上部を曲率のほぼ円弧形3、ほぼ平面状18に形成しているので、道路トンネルの場合に、円形断面のシールドトンネルに比べて、道路延長を短縮し得る効果があり、ひいてはトンネル構築のための機材や資材を節減できる外、工期を短縮し得る効果があり、地中でトンネル構築作業を行うので、海域や河域の汚染を解消できるという、シールド工法の利点をそのまま活かし得る効果をも有する。
【0059】
また、本発明のシールド掘削機ではシールド筒21、隔壁22、フード部23およびテール部24の軸方向に対する直角断面の下部を、曲率のほぼ円弧形25に形成し、上部を直線状ないしは曲率のほぼ円弧形26、放物線状に形成し、カッタヘッド35を前記シールド筒21、隔壁22、フード部23およびテール部24の直角断面形状と近似形に形成し、前記カッタヘッド35を、平行クランク運動機構30を介して回転駆動部27に連結しているので、前記本発明にかかるシールドトンネルを的確に掘削し得る効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明シールドトンネルの実施例1を示す断面図である。
【図2】 土被りを同一にしたときの、本発明の実施例1のシールドトンネルと、円形断面のシールドトンネルとについて、縦断線形の深さを比較して示した図である。
【図3】 図2に示す両シールドトンネルの縦断線形深さと、トンネルのアプローチ部分の道路延長との関係を比較して示した図である。
【図4】 本発明シールドトンネルの実施例2を示す断面図である。
【図】 本発明シールド掘削機の一実施例を示す縦断側面図である。
【図】 同シールド掘削機の正面図である。
【図】 同シールド掘削機の背面図である。
【符号の説明】
1 シールドトンネル
2 トンネル断面の下部における曲率のほぼ円弧形
3 トンネル断面の上部における曲率のほぼ円弧形
4 セグメント
5 路床
6 路盤コンクリート
7 連結部材
8 柱壁
8’ 桁材
9 避難通路
12 道路
D 土被り
16 路盤
17 トンネル断面の下部における曲率のほぼ円弧形
18 トンネル断面の上部における平面状
20 シールド掘削機
21 シールド筒
22 隔壁
23 フード部
24 テール部
25 シールド筒等の下部における曲率のほぼ円弧形
26 シールド筒等の上部における曲率のほぼ円弧形
27 回転駆動部
30 平行クランク運動機構
35 カッタヘッド
39 掘削土砂のチャンバ
40 排土装置
43 推進ジャッキ
44 セグメント

Claims (4)

  1. 道路用シールドトンネルにおいて、トンネルの下部を大曲率のほぼ円弧形(2)に形成し、上部を小曲率の円弧形、放物線状に形成し、
    全体の断面形状を縦径より横径の大きな逆馬蹄形とし、
    前記トンネルの左右を下部よりも大曲率の円弧形に形成し、
    トンネル下部に路床(5)を形成し、この路床(5)上に路盤コンクリート(6)を形成した、
    ことを特徴とするシールドトンネル。
  2. 道路用シールドトンネルにおいて、
    トンネルの下部を大曲率のほぼ円弧状(17)に形成し、上部をほぼ平面状(18)に形成し、全体の断面形状を横長のほぼ半円形とし、
    前記トンネル下部に路床(5)を形成し、この路床(5)上に路盤(16)を形成した、
    ことを特徴とするシールドトンネル。
  3. 請求項1または2記載のシールドトンネルにおいて、前記路床(5)内に通路空間を形成した、
    ことを特徴とするシールドトンネル。
  4. シールド筒(21)の下部を大曲率のほぼ円弧形(25)に形成し、
    上部を直線状ないしは小曲率のほぼ円弧形(26)、放物線状に形成し、
    左右を下部よりも大曲率の円弧形に形成し、
    トンネル断面が縦径より横径の大きなほぼ逆馬蹄形状またはほぼ半円形状になるようカッタヘッド(35)を形成し、
    前記カッタヘッド(35)を、平行クランク運動機構(30)を構成する、所要の間隔をおいて適数配置された回転駆動部(27)に連結し駆動する、ことを特徴とするシールド掘削機。
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