JP4112200B2 - 文字組空き量設定装置、文字組空き量設定プログラム及びそれを記録した記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、大略、ディスクトップパブリッシング(DTP)に関するものであって、更に詳細には、DTPにおける行組版処理において使用する文字組空き量を設定する技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子行組版においては、入力した一連のキャラクタを電子文書上において行毎に配置させるためには、隣り合うキャラクタ間の間隔である空き量が設定されていなければならない。ところで、和文をベースとした電子組版においては、極めて多数のキャラクタ及び多くの種類のキャラクタを処理せねばならないので、キャラクタの属性に基づいて空き量を合理的に設定することが必要である。ところが、現実的には、夫々の出版社がハウスルールを持っており、既存の電子組版システムにおいては、キャラクタ間の空き量の設定は複雑であり、従ってユーザにとっては極めて困難且つ分かりにくい作業となっている。JIS×4051−1995は行組版についてのガイドラインを与えており、キャラクタ間の空き量についても記載しているが、どのようにしてユーザが容易に且つ合理的にキャラクタ間の空き量を設定することが可能であるかについて記載しているわけではない。
【0003】
キャラクタの空き量は、入力したキャラクタを電子文書上において行毎に配置させる場合に必要なものであるが、電子組版においては、更に、行頭及び行末における禁則処理や各キャラクタの性質などに基づいて空き量を適宜調節して行組版を行う。従って、空き量の予め設定されている値は行組版においては暫定的なものであって、最終的には行組版処理において空き量は調節されることとなる。しかしながら、キャラクタ間の空き量は電子文書の内容によっても或る程度決まるものであるから、ユーザがこの様な空き量を容易に且つ迅速に設定することが可能であることが電子組版において重要である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は以上の点に鑑みなされたものであって、上述した如き従来技術の欠点を解消し、電子組版においてユーザが容易に且つ迅速にキャラクタ間の空き量を設定することを可能とした技術を提供することを目的とする。
【0005】
本発明の更に別の目的とするところは、簡単設定モードと詳細設定モードとをユーザが選択的に使用可能としユーザの習熟度や電子組版を行う電子文書の内容等に応じてキャラクタ間の空き量の設定に柔軟性を与えることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の一つの側面によれば、DTPシステムに使用する文字組空き量設定装置において、
類似したキャラクタをグループ化して複数個のキャラクタクラスを形成し連続する一対のキャラクタの内で前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスとの間でキャラクタ間の空き量を設定しており行組版において使用するための少なくとも1個のキャラクタクラス間空き量設定テーブル、
行組版された電子文書を表示可能な表示手段、
ユーザが入力を行うことが可能な入力手段、
ユーザの入力に応答して起動可能であり、前記前のキャラクタのキャラクタクラスと前記次のキャラクタのキャラクタクラスとの間の関係を規定したキャラクタクラス関係テーブルを使用して空き量設定を行う基本設定モードと前記キャラクタクラス関係テーブルを使用せずに直接的に空き量設定を行う詳細設定モードとを有している空き量設定手段、
を有していることを特徴とする文字組空き量設定装置が提供される。
【0007】
更に、本発明の別の側面によれば、DTPシステムにおいて使用する文字組空き量設定プログラムにおいて、
類似したキャラクタをグループ化して複数個のキャラクタクラスを形成し連続する一対のキャラクタの内で前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスとの間でキャラクタ間の空き量を設定しており行組版において使用するためのキャラクタクラス間空き量設定テーブルをユーザが選択した場合に前記テーブルに保存されている空き量を表示手段上に表示させる手順、
前記選択されたキャラクタクラス間空き量設定テーブルに対して前記前のキャラクタのキャラクタクラスと前記次のキャラクタのキャラクタクラスとの間の関係を規定したキャラクタクラス関係テーブルを使用して空き量設定を行う基本設定モードと前記キャラクタクラス関係テーブルを使用せずに直接的に空き量設定を行う詳細設定モードとの内でユーザが選択したモードで前記テーブルに保存されている空き量の表示手段上に表示させる手順、
とをコンピュータに実行させる文字組空き量設定プログラムが提供される。
【0008】
本発明の更に別の側面によれば、DTPシステムにおいて使用する文字組空き量設定プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体において、
類似したキャラクタをグループ化して複数個のキャラクタクラスを形成し連続する一対のキャラクタの内で前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスとの間でキャラクタ間の空き量を設定しており行組版において使用するためのキャラクタクラス間空き量設定テーブルをユーザが選択した場合に前記テーブルに保存されている空き量を表示手段上に表示させる手順、
前記選択されたキャラクタクラス間空き量設定テーブルに対して前記前のキャラクタのキャラクタクラスと前記次のキャラクタのキャラクタクラスとの間の関係を規定したキャラクタクラス関係テーブルを使用して空き量設定を行う基本設定モードと前記キャラクタクラス関係テーブルを使用せずに直接的に空き量設定を行う詳細設定モードとの内でユーザが選択したモードで前記テーブルに保存されている空き量の表示手段上に表示させる手順、
とをコンピュータに実行させる文字組空き量設定プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体が提供される。
【0009】
好適には、複数個のキャラクタクラスが、(1)始め括弧類、(2)終り括弧類、(3)行頭禁則文字、(4)区切り約物、(5)中点類、(6)句点類、(7)読点類、(8)分離禁止文字、(9)前置省略記号、(10)後置省略記号、(11)和字間隔、(12)平仮名、(13)上記(1)乃至(12)以外の和字、(14)全角数字、(15)半角数字、(16)欧文、(17)行頭、(18)段落先頭、(19)行末、を包含している。
【0010】
更に好適には、該キャラクタクラス関係テーブルは、前のキャラクタと次のキャラクタとの間で同一の空き量が設定される前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスとを関連付けている。更に、好適には、該キャラクタクラス関係テーブルにおいて、前のキャラクタ及び次のキャラクタの一方のキャラクタタイプが非約物(即ち、(3)行頭禁則和字、(4)区切り約物、(8)分離禁止文字、(9)前置省略記号、(10)後置省略記号、(12)平仮名、(13)上記(1)乃至(12)以外の和字、(14)全角数字、(15)半角数字、(16)欧文)であるか、又は前のキャラクタ及び次のキャラクタのいずれか一方のキャラクタタイプが(5)中点類である場合に、同一の空き量が設定されている。
【0011】
好適には、前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスとが
1)非約物 → 始め括弧類、
2)終り括弧類 → 非約物、
3)終り括弧類 → 始め括弧類、
4)句点類 → 始め括弧類、
5)句点類 → 非約物、
6)読点類 → 始め括弧類、
7)読点類 → 非約物、
8)中点類 →← 中点類、
9)欧文 →← 非約物、
10)段落先頭 → 始め括弧類、
11)段落先頭 → 非約物、
12)行頭 → 始め括弧類、
13)終り括弧類 → 行末、
14)句点類 → 行末、
15)読点類 → 行末、
16)中点類 → 行末、
の関係の内のいずれかを有している場合にユーザが基本(簡単)設定モードで空き量を設定することが可能である。
【0012】
更に好適には、ユーザが設定可能な1)乃至16)の空き量設定項目を表示装置上にダイアログボックスとして表示させ、且つ各設定項目に対して空き量の「最適値」と、「最小値」と、「最大値」とをユーザが設定可能である。更に、ユーザが設定した空き量を有するキャラクタクラス間空き量設定テーブルにファイル名を付けて保存することが可能な空き量設定ファイルが設けられており、空き量設定ファイル内に保存されているキャラクタクラス間空き量設定テーブルは、基本設定モード又は詳細設定モードのいずれにおいてもユーザがアクセスし空き量を変更することが可能である。
【0013】
【発明の実施の態様】
本発明の1実施例に基づいて構成された電子組版DTPシステム1を図1に示してある。DTPシステム1は、概略、電子組版はレイアウト編集などを実行することが可能なDTP処理制御装置2と、処理中のデータを表示することが可能な表示装置3と、グラフィック、テキスト、制御命令などのユーザによる種々のデータの入力を行う入力手段5と、処理後のデータを出力する出力手段6とを有している。DTP処理制御装置2は、組版制御を行う組版制御手段2aと、レイアウト編集を行うレイアウト制御手段2bと、表示又は印刷などの出力すべきテキストの属性であるフォント情報を格納しているフォントファイル2cとを有している。図示例の場合には、フォントファイル2cは、特に、日本語、中国語、韓国語などの表意文字に対するフォントであるCJKフォント8も包含している。更に、図示例においては、組版制御手段2aは、特に、電子組版において組版作業中の複数個のキャラクタを一つの行内に配置させる行組版制御手段7aと、行頭、行末に配置されるキャラクタの行頭及び行末からの空き量及び行中においての隣り合う一対のキャラクタの間の間隔である空き量が設定されており行組版を行う場合に使用される空き量設定ファイル7bと、空き量設定ファイル7bにおいて設定される空き量をユーザが設定することを可能とする空き量設定手段7cとを有している。
【0014】
表示装置3は、例えば、CRTやLCDなどの種々の表示装置から構成することが可能であり、入力手段5は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス(マウス、トラックボール、トラックポインタ等)、スキャナー、通信インターフェース等を包含することが可能である。更に、出力手段6は、プリンタ、外部記憶装置等から構成することが可能であり、DTP処理制御装置2は、CPU等のプロセッサやメモリ、及びメモリ内にロードされプロセッサにより処理される組版制御ルーチン、レイアウト制御ルーチン等の種々のプログラムルーチンを包含する電子組版処理プログラム等から構成することが可能である。一方、DTP処理制御装置2は、その一部又は全部をファームウエア化させたハードウエアによる構成とすることも可能である。
【0015】
図2は、汎用のコンピュータシステムに対して本発明を適用することにより本発明の文字組空き量設定機能を具備するDTPシステム10を構成した状態を示したブロック図である。即ち、図2に示したシステム10は、CPU11と、メモリ12と、CRT13と、ハードディスク14と、キーボード15と、マウス16と、CD−ROMドライブ17と、FDドライブ18と、プリンタ19とを有しており、これらのユニットはバス9により互いに動作上結合されている。そして、電子組版において使用する行組版制御ルーチン7aと電子組版において使用する空き量設定ファイル7bと空き量設定ファイル7bにおける空き量をユーザが設定することを可能とさせる空き量設定ルーチン7cとからなるDTP処理プログラム7’は、例えば、その他の電子編集プログラムと共に、CD−ROMドライブ17又はFDドライブ18を介して又はインターネット等の通信回線を介してダウンロードさせることによりシステム10内にインストールさせることによって例えばハードディスク14上に格納される。更に、レイアウト制御ルーチンやフォントファイル2cもハードディスク14上に格納させることが可能である。そして、ユーザがキーボード15又はマウス16を操作することによって、ハードディスク14上に格納されているDTP処理プログラム7’を起動させると、図2に示したようにメモリ12内にロードされる。従って、CPU11とメモリ12内にロードされたDTP処理プログラム7’とが共同して、DTP処理制御装置2を構成することとなり、その内の一部として空き量設定ファイル7bと空き量設定手段7cとが包含されることとなる。従って、本発明の1側面によれば、汎用コンピュータシステムを本発明の文字組空き量設定機能を具備するDTPシステムへ変換させることの可能な文字組空き量設定プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体(例えば、CD−ROM、FD、テープ、半導体メモリ等)が提供される。
【0016】
図3は、図1又は図2に示したDTPシステム1又は10においてDTP処理中の表示装置3又はCRT13における画面表示の一部20を示している。特に、図3に示した状態は、メニューバー中の「ファイル(F)」24をクリックして得られるプルダウンメニューにおいて「新規」を選択して頁レイアウトグリッド21を有する新規電子文書を開き、更にツールボックス22内のテキストツール22aを選択して電子文書上にテキスト配置用のフレーム23を画定し、その中に複数個のキャラクタからなるテキストを入力した状態を示している。図3に示した例においては、フレーム23内に入力されたテキストは複数行に配置されており、各行内に配置される複数個のキャラクタは、行頭、行末、行中において予め設定されている行頭又は行末とキャラクタとの間及び隣接する一対のキャラクタの間の空き量に基づいて夫々のキャラクタが配置される。即ち、例えば、2つのキャラクタが同じ行内に隣り合って配置される場合に、それらのキャラクタの属性に従って両者の間に設定される空き量は予め空き量設定ファイル7b内に格納されている。そして、実際に複数個のキャラクタが一つの行内に配置される場合には、それらのキャラクタに対して空き量設定ファイル7bから得られる空き量に基づいてそれらのキャラクタを行内に配置させるが、その場合に、行組版制御ルーチン7bが禁則処理などにより空き量を適宜調節してキャラクタを行内に適切に配置させる。
【0017】
行組版制御ルーチン7aは、複数個のキャラクタを行内に配置させる場合に文字組空き量を参照し、必要である場合には、許容される範囲内で空き量を調節しながらキャラクタを行内に配置させるものであるから、使用するキャラクタに対して予め空き量が設定されていることが必要である。更に、行内に配置される複数個のキャラクタに対して設定される空き量は、電子文書の内容等によって、又はユーザの好みなどによって異なる場合があるから、ユーザが空き量を設定することが可能であることが必要である。そして、この様な空き量設定は柔軟性があると共にユーザによって使い易く且つ迅速に設定することが可能なものであることが重要である。特に、空き量がユーザの好みや特定の出版業界において使用されている基準に基づいて設定される場合には、空き量の設定は頻繁に行われるものではなく、1度適切な値に設定された場合には、その後殆ど再設定されない場合もある。更に、空き量の設定は行組版においては、通常は、固定さているものではなく、禁則処理等を行う場合には予め設定されている空き量が適宜調節される場合がある。従って、ユーザによっては必ずしも詳細な空き量の設定を必要とするものではなく、典型的な空き量の設定だけで十分に足りる場合もある。
【0018】
以上の如く電子組版においては、ユーザが文字組空き量を設定することが所望されており、更にユーザが容易に且つ迅速に空き量の設定を行うことが可能な空き量設定機能を具備するDTPシステムを提供することが望まれている。本発明によれば、DTPシステムにおいて使用可能な文字組空き量設定装置及び文字組空き量設定プログラムが提供されている。即ち、本発明によれば、文字組空き量設定機能がDTP処理プログラム内に組み込まれており、図3で示したCRT上の画面におけるメニューバー内の「書式(T)」をクリックすることにより表示されるプルダウンメニュー中において「文字組空き量設定」を選択することにより文字組空き量設定ルーチンを起動させることが可能である。
【0019】
本発明に基く文字組空き量設定の概略的な処理を図4のフローチャートに示してある。即ち、上述した如く、例えば、CRT上の画面内においてユーザがメニューバー中の「書式(T)」25をマウスで左クリックするとプルダウンメニューが表示される(ステップS1)。次いで、そのプルダウンメニュー内の「文字組空き量設定」の内で「基本設定」か「詳細設定」かのいずれかの設定モードをマウスクリックすると(ステップS2)、選択したモードに従って(ステップS3)選択したモードのダイアログボックスが表示される。例えば、基本設定モードを選択した場合には、基本設定ダイアログボックスが表示され(ステップS4)、一方詳細設定モードを選択した場合には、詳細設定ダイアログボックスが表示される(ステップS6)。基本設定ダイアログボックスの2つの例を図5及び6に示してあり、一方詳細設定ダイアログボックスの1つの例を図7に示してある。基本設定モードにおいては、ユーザが設定可能な空き量の数を通常設定が必要となるものに制限されており、そのために基本設定モードで空き量の設定を行う場合には予め定められている空き量関連テーブルを使用して設定が行われる(ステップS5)。一方、詳細設定モードにおいては、空き量設定ファイル7bへ直接的にアクセスして空き量の設定を個別的に行う。
【0020】
図5及び6に示されるように、基本設定ダイアログボックス内には「詳細設定」ボタンが設けられており、このボタンをユーザがマウスクリックすることにより、基本設定モードから詳細設定モードへ切り替わる(ステップS7)。一方、詳細ダイアログボックス内には「基本設定」ボタンが設けられており、このボタンをユーザがマウスクリックすると、詳細設定モードから基本設定モードへ切り替わる(ステップS8)。更に、本文字組空き量設定ルーチンに従って新たに設定又は変更した空き量設定テーブルはファイル名を付けて空き量設定ファイル7b内に保存することが可能であり(ステップS9,S10)、保存するか又は保存せずに本ルーチンを終了させることが可能である(ステップS11)。
【0021】
上に概略説明し且つ図4に示した本発明の1実施例に基く文字組空き量設定ルーチンについて以下に更に詳細に説明する。先ず、ユーザが基本設定モードを選択すると、図5に示したような基本設定ダイアログボックスが表示される。特に、図5に示したダイアログボックスにおいては、「文字組み:」の選択項目として「約物全角」と表示されている。この「約物全角」とは空き量設定ファイル7b内に格納されている複数個の空き量設定テーブルの内の選択された一つのファイル名である。即ち、空き量設定ルーチン7cは図9に示したように空き量設定ファイル7b内に格納されている複数個の空き量設定テーブルの夫々のファイル名を保存している。そして、ユーザは、図5のダイアログボックスにおいて「文字組み:」のリストボックス内のプルダウンメニューを表示させることによって現在空き量設定ファイル7b内に保存されている複数個の空き量設定テーブルのファイル名をリストとして表示させることが可能である。そして、ユーザはその様にして表示されたリストの中から所望の空き量設定テーブルをマウスで選択することが可能であり、選択された空き量設定テーブルに格納されている現在の空き量の値がダイアログボックスに表示されることとなる。
【0022】
尚、図9に示した実施例においては、特に、空き量設定ルーチン7c内に格納されている空き量設定テーブルのファイル名リストが「デフォルト設定」と「独自設定」とに分類して格納されている。「デフォルト設定」内には14個の空き量設定テーブルの夫々のファイル名が格納されており、これらは予め一般的に且つ使用頻度の高い空き量設定をデフォルト設定として用意したものであり、ユーザがこれらのデフォルト設定のファイルは変更不可能なものとすることが好適である。何故ならば、必要に応じてユーザはこれらの常に一定の空き量が設定されているデフォルト値から必要なもののみに対して空き量の変更を行うことが可能だからである。図9に示したように、本実施例においては、「独自設定」の空き量設定テーブルを保存することが可能である。これは、例えば、ユーザが図5のデフォルト設定テーブルである「約物全角」の設定値とほぼ同じであるが多少ことなる空き量を設定した空き量設定テーブルを作成したい場合には、図5の状態で「新規」のボタンをマウスクリックする。すると、新たな空き量設定テーブルに対するファイル名を入力することが可能となり、「文字組み:」の隣のボックスにおいて新たに入力したファイル名が表示される。その状態において図5のダイアログボックスにおいて空き量を変更又は新たに入力することによって新たな空き量設定テーブルを作成することが可能であり、その新たな空き量設定テーブルは空き量設定ファイル7b内に保存され、一方その空き量設定テーブルのファイル名は図9の「独自設定」の欄内に保存される。この様にして「独自設定」の欄内に保存された空き量設定テーブルは、基本設定又は詳細設定のいずれにおいてもそのファイル名を指定することによって何度も呼び出し、且つ空き量の設定を変更し保存することが可能である。独自設定の欄内にファイル名が格納されている空き量設定テーブルはユーザが独自的に作成したものであるからユーザが何度も且ついずれの空き量も任意に設定し且つ変更することが可能である。この様に、空き量設定ファイル7b内に格納される複数個の空き量設定テーブルを図9に示したようにユーザが変更不可能な「デフォルト設定」とユーザが任意に設定を変更することが可能な「独自設定」とに分けて保存することによりユーザの空き量設定及び変更作業の使い勝手が著しく向上される。
【0023】
図5に示したように、本発明の文字組空き量の基本設定においては、設定項目を行末と、行頭と、行中とに分類してあり、従ってユーザは設定項目が夫々行中のいずれの部分に関するものであるかを一目で理解することが可能である。そして、空き量の設定項目自体は16個に制限してあり、且つ各設定項目に対しては「最適」、「最小」、「最大」の3つの空き量の値を設定することが可能である。尚、本発明の基本設定において空き量の設定項目を16個に制限したのは、DTPにおいて一般的に設定を必要とされる空き量の設定項目は何かについて調査検討し、最大公約数的な見地から選択したものである。従って、多くのユーザにとっては、基本設定モードで空き量を設定することだけで充分であると考えられる。
【0024】
次に、本発明においては、基本設定モードにおいては空き量の設定項目が16個に制限されていることについて以下に説明する。JISX4051−1995「日本語文書の行組版方法」においても提唱されているように、文字などのキャラクタをその字幅、字間及び禁則処理条件による分割可能性等のキャラクタの組版属性に従ってキャラクタクラスを定義することが可能である。本発明においては、行頭、段落先頭、行末に加えて、以下の16個のキャラクタクラスを定義している。
【0025】
(1)始め括弧類
例:([{“‘<《「『【
(2)終り括弧類
例:)]}’”>》」』】
(3)行頭禁則和字
例:/〜ぁぃぅぇぉっゃゅょゎゝゞァィゥェォッャュョヮ
(4)区切り約物
例:!?
(5)中点類
例:・:;
(6)句点類
例:。.
(7)読点類
例:、,
(8)分離禁止文字
例:−‥…
(9)前置省略記号
例:¥$£
(10)後置省略記号
例:%¢‰’”℃
(11)和字間隔
例:
(12)平仮名
例:あいうえおかがきぎくぐけげこごさざしじす
(13)上記以外の和字
例:亜唖娃阿哀愛挨姶逢
(14)全角数字
例:0123456789
(15)半角数字
例: 0123456789
(16)欧文
例: ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZ
以上のように日本語の文章において使用されるキャラクタを16個のキャラクタクラスに分類し、これらのキャラクタクラスに基いて、行中に配置されるキャラクタが段落先頭であるか、行頭であるか、行末であるか、又は行中である場合には一対の隣接するキャラクタが夫々どのキャラクタクラスに属するものであるかに従ってキャラクタ間の間隔、即ちキャラクタ間の空き量を設定することが可能である。例えば、行中において隣接している一対のキャラクタの前のキャラクタが漢字であり次のキャラクタが平仮名である場合には、前のキャラクタのキャラクタクラスは「上記以外の和字」であり次のキャラクタのキャラクタクラスは「平仮名」であるから、これらのキャラクタ間の空き量を例えば50%(全角の幅の半分、即ち二分)に設定することが可能である。
【0026】
本発明においては、上に定義した16個のキャラクタクラスと、段落先頭、行頭、及び行末をパラメータとして一対の隣接するキャラクタの間で前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスとに基いて該一対のキャラクタの間の空き量を設定しており、そのようにして設定された文字組空き量設定テーブルの1例を図10に示してある。即ち、図10に示した如く、本発明においては、空き量設定テーブルは、縦軸方向においては「前のキャラクタ」に対して前述した16個のキャラクタクラスと行頭及び段落先頭をパラメータとして配置しており、横軸方向には「次のキャラクタ」に対して前述した16個のキャラクタクラスと行末とをパラメータとして配置している。そして、例えば、前のキャラクタのキャラクタクラスが「欧文」であり、一方次のキャラクタのキャラクタクラスが「中点類」である場合には、その交点においてこれら一対のキャラクタに対して設定されるべき空き量が設定されている。図10に示した例の場合には、各交点において「最適」、「最小」、「最大」の3つの空き量を設定し且つこの空き量が行組版処理される場合に行われる空き量の調節において他の空き量との関係においてどのような順番で調節されるかを決定する「優先度」も設定することが可能である。尚、図10においては煩雑性を回避するために、一つの交点についてのみ代表として空き量の設定及び優先度の設定がなされていることを示しているが、図10の空き量設定テーブルにおいては各交点において同様の空き量及び優先度の設定が可能であることは勿論である。
【0027】
従って、図10に示した空き量設定テーブルは、基本的には、18×17のマトリクスを形成しており、且つ行と列との各交点においては4つの値を設定することが可能であるので、ユーザは各空き量設定テーブルに対して18×17×4個の値を設定することが可能である。本発明においては、ユーザがこの様に図10に示した空き量設定テーブルの各値を設定することを所望する場合には、詳細設定モードを選択すれば良い。即ち、ユーザが詳細設定モードを選択すると、CRTのスクリーン上には図7に示したダイアログボックスが表示される。図7に示した場合は、空き量設定ファイル7b内に格納されているデフォルト設定の「行末約物半角」というファイル名の空き量設定テーブルを選択した状態を示している。そして、前のキャラクタのキャラクタクラスが選択されており、そのクラスとしては「始め括弧類」が選択されており、そのクラスの内容の例が下側に表示されている。前のキャラクタクラスの代わりに次のキャラクタクラスを選択することが可能である。又、前のキャラクタクラスとしては、図10のテーブルに示されるように、18個のパラメータの内のいずれか一つを選択することが可能であり、一方次のキャラクタクラスとしては図10に示されるように17個のパラメータの内のいずれか一つを選択することが可能である。
【0028】
図7に示されている場合には、前のキャラクタクラスに対して始め括弧類が選択されているので、それに対しての次のキャラクタクラスである「始め括弧類」〜「行末」までの17個のパラメータが順次縦方向に配列されている。従って、この配列における最上段は、前のキャラクタクラスが始め括弧類で次のキャラクタが始め括弧類である場合の空き量(最適が0%で、最小が0%で、最大が05)及び優先度(なし)の設定値を示しており、次の段は、前のキャラクタが始め括弧類で次のキャラクタが終り括弧類である場合の空き量(最適が0%で、最小が0%で、最大が0%)及び優先度(3)の設定値を示している。
【0029】
前述したように、図7の状態はデフォルト設定の「行末約物半角」というファイル名の空き量設定テーブルであるからユーザがこのテーブルの設定値を変更することは不可能であるが、ユーザが「新規」ボタンを押してこのテーブルのコピーを作成し新たなファイル名を命名することにより空き量設定ファイル7b内に「独自設定」として格納することによってユーザは設定値を任意に変更することが可能である。そのようにして新たに空き量設定ファイル7b内に格納したユーザが新たに設定した空き量は行組版処理において使用することが可能である。
【0030】
上述したように、ユーザは詳細設定モードを選択することによって、図10に示した空き量設定テーブルの各設定値を変更することが可能であるが、空き量の設定は常に頻繁に行われるものではなく、一度好みの空き量が設定されると、ユーザは繰返しその空き量設定を使用し、その後暫くは空き量の設定を行わないことが多々ある。更に、空き量の設定を行う場合においても、図10に示したテーブルの各設定値を常に変更することが必要となることは極めて稀であり、空き量の変更を行うとしても多くのユーザが変更を必要とするものは一般的に共通性のあるものが多い。
【0031】
以上の点に鑑み、本発明においては、ユーザが基本設定モードを選択して簡単に且つ迅速に空き量の設定を行うことを可能としている。即ち、本発明においては、図10の空き量設定テーブルの前のキャラクタのキャラクタクラスと後のキャラクタとのキャラクタクラスとの夫々の関連性を検討して、類似するものをグループ化し図8に示すように16個のリンクを有する空き量関連テーブルを形成している。図8に示した空き量関連テーブルにおいて1乃至16の番号示した各リンクは以下の通りである。
【0032】
1)非約物 → 始め括弧類、
2)終り括弧類 → 非約物、
3)終り括弧類 → 始め括弧類、
4)句点類 → 始め括弧類、
5)句点類 → 非約物、
6)読点類 → 始め括弧類、
7)読点類 → 非約物、
8)中点類 →← 中点類、
9)欧文 →← 非約物、
10)段落先頭 → 始め括弧類、
11)段落先頭 → 非約物、
12)行頭 → 始め括弧類、
13)終り括弧類 → 行末、
14)句点類 → 行末、
15)読点類 → 行末、
16)中点類 → 行末、
尚、「非約物」とは、図8のテーブルに示されているキャラクタクラスである行頭禁則和字、区切り約物、分離禁止文字、前置省略記号、後置省略記号、平仮名、上記以外の和字、全角数字、半角数字、欧文を包含している。
【0033】
そして、上記16個のリンクは、図5に示した16個のダイアログボックス中に示した入力(設定)項目に対応している。即ち、上記リンク13)〜16)は図5のダイアログボックスにおける「行末」の4つの設定項目に対応しており、上記リンク10)〜12)は図5のダイアログボックスにおける「行頭」の3つの設定項目に対応しており、更に上記リンク1)〜9)は図5のダイアログボックスにおける「行中」の9つの設定項目に対応している。例えば、図5のダイアログボックスにおける「行中」の欄の最初の設定項目は「非約物⇒始め括弧類:」が設定項目として示されているが、これは図8の空き量関連テーブルにおいて「1」として示されているリンクに対応しており、従って、次のキャラクタのキャラクタクラスが「始め括弧類」である場合には、前のキャラクタのキャラクタクラスが「行頭禁則和字」、「区切り約物」、「分離禁止文字」、「前置省略記号」、「後置省略記号」、「平仮名」、「上記以外の和字」、「全角数字」、「半角数字」、「欧文」のいずれである場合にも、同一の空き量が設定されることを示している。従って、ユーザは図5のダイアログボックスにおいて「行中」の欄の最初の設定項目「非約物⇒始め括弧類:」において「最適」として50%、「最小」として0%、「最大」として50%の空き量を設定したとすると、その空き量設定は図8に「1」で示した10個の前のキャラクタクラスと次のキャラクタクラスとの組み合せに対して同時的に設定され、ユーザは10個の組み合わせに対して個別的に設定を行うことは必要ではない。そして、図5に示されているように最大で16個の設定項目に対して夫々最適、最小、最大の三つの空き量を設定するだけで通常の空き量の設定として充分なものである。更に、「優先度」の設定も通常の組版における空き量の調節において使用される場合は特別の組版を行う場合が多いので、図5に示した基本設定ダイアログボックスにおいては設定項目から除外している。従って、本発明の基本設定を使用した場合には、詳細設定を使用する場合と比較して、18×17×4の設定数から16×3の設定数へ減少されておりユーザの空き量設定が著しく簡単化されていることが理解される。
【0034】
尚、図6は、図5のダイアログボックスが空き量の設定値が%表示(即ち、全角のキャラクタの幅に対しての%)であるのに対して、「ベタ及び分」表示を選択した場合の空き量設定値を表示させた場合を示している。ユーザは、ダイアログボックス中のプルダウンメニューにおいて「%」又は「分」のいずれかを選択するかによって%表示又はベタ及び分表示で空き量を表示させることが可能である。
【0035】
以上、本発明の具体的実施の態様について詳細に説明したが、本発明はこれらの具体例にのみ制限されるべきものではなく、本発明の技術的範囲を逸脱すること無しに種々の変形が可能であることは勿論である。
【0036】
【発明の効果】
本発明によれば、ユーザの使い勝手を向上させた文字組空き量設定技術が提供される。ユーザは、基本(簡単)設定モードと詳細設定モードとを選択して文字組空き量の設定を行うことが可能であり、空き量の設定において柔軟性が向上されている。基本設定においては、予め定めた複数個の設定項目に対して空き量を同時的に設定することが可能であるので空き量の設定を迅速に行うことが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例に基いて構成された文字組空き量設定機能を具備したDTPシステムを示した概略ブロック図。
【図2】 本発明の別の実施例に基いて構成された文字組空き量設定機能を具備した汎用コンピュータを基礎としたDTPシステムを示した概略図。
【図3】 DTPシステムにおけるCRTのスクリーン上に表示された電子文書を編集中の画面の一部を示した概略図。
【図4】 本発明の1実施例に基く文字組空き量設定機能の処理の流れを示したフローチャート。
【図5】 本発明の文字組空き量設定機能において「基本設定」を選択した場合に表示されるダイアログボックスの1例を示した概略図。
【図6】 図5と同様であるが空き量の単位を「べた及び分」表示を選択した場合の表示例を示した概略図。
【図7】 本発明の文字組空き量設定機能において「詳細設定」を選択した場合に表示されるダイアログボックスの1例を示した概略図。
【図8】 「基本設定」において使用される空き量関連テーブルの1例を示した概略図。
【図9】 空き量設定ファイル内に格納されている空き量設定テーブルのファイル名のリストを示した概略図。
【図10】 空き量設定ファイル内に格納されている空き量設定テーブルの1例を示した概略図。
Claims (18)
- DTPシステムに使用する文字組空き量設定装置において、
類似したキャラクタをグループ化して複数個のキャラクタクラスを形成し連続する一対のキャラクタの内で前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスとの間でキャラクタ間の空き量を設定しており行組版において使用するための少なくとも1個のキャラクタクラス間空き量設定テーブル、
行組版された電子文書を表示可能な表示手段、
ユーザが入力を行うことが可能な入力手段、
ユーザの入力に応答して起動可能であり、同一の空き量が設定されるべき前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスとの間のリンクを定義する空き量関連テーブルを使用して各リンクにより関連付けられている前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスの全ての組合わせに対して同時的に空き量設定を行う基本設定モードと前記空き量関連テーブルを使用せずに個別的に空き量設定を行う詳細設定モードとを有している空き量設定手段、
を有していることを特徴とする文字組空き量設定装置。 - 請求項1において、前記複数個のキャラクタクラスが
(1)始め括弧類、(2)終り括弧類、(3)行頭禁則文字、(4)区切り約物、(5)中点類、(6)句点類、(7)読点類、(8)分離禁止文字、(9)前置省略記号、(10)後置省略記号、(11)和字間隔、(12)平仮名、(13)上記(1)乃至(12)以外の和字、(14)全角数字、(15)半角数字、(16)欧文、(17)行頭、(18)段落先頭、(19)行末、
を有していることを特徴とする文字組空き量設定装置。 - 請求項1において、前記空き量関連テーブルにおいて、前のキャラクタ及び次のキャラクタの一方のキャラクタクラスが非約物(即ち、(3)行頭禁則和字、(4)区切り約物、(8)分離禁止文字、(9)前置省略記号、(10)後置省略記号、(12)平仮名、(13)上記(1)乃至(12)以外の和字、(14)全角数字、(15)半角数字、(16)欧文)であるか、又は前のキャラクタ及び次のキャラクタのいずれか一方のキャラクタクラスが(5)中点類である場合に、同一の空き量が設定されていることを特徴とする文字組空き量設定装置。
- 請求項3において、前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスとが
1)非約物→始め括弧類、
2)終り括弧類→非約物、
3)終り括弧類→始め括弧類、
4)句点類→始め括弧類、
5)句点類→非約物、
6)読点類→始め括弧類、
7)読点類→非約物、
8)中点類→←中点類、
9)欧文→←非約物、
10)段落先頭→始め括弧類、
11)段落先頭→非約物、
12)行頭→始め括弧類、
13)終り括弧類→行末、
14)句点類→行末、
15)読点類→行末、
16)中点類→行末、
の関係の内のいずれかを有している場合にユーザが基本設定モードで空き量を設定することが可能であることを特徴とする文字組空き量設定装置。 - 請求項4において、前記ユーザが設定可能な1)乃至16)の空き量設定項目を前記表示装置上にダイアログボックスとして表示させ、且つ各設定項目に対して空き量の「最適値」と、「最小値」と、「最大値」とをユーザが設定可能であることを特徴とする文字組空き量設定装置。
- 請求項1乃至5の内のいずれか1項において、ユーザが設定した空き量を有するキャラクタクラス間空き量設定テーブルにファイル名を付けて保存することが可能な空き量設定ファイルが設けられており、前記空き量設定ファイル内に保存されているキャラクタクラス間空き量設定テーブルは、前記基本設定モード又は詳細設定モードのいずれにおいてもユーザがアクセスし空き量を変更することが可能であることを特徴とする文字組空き量設定装置。
- DTPシステムにおいて使用する文字組空き量設定プログラムにおいて、
類似したキャラクタをグループ化して複数個のキャラクタクラスを形成し連続する一対のキャラクタの内で前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスとの間でキャラクタ間の空き量を設定しており行組版において使用するためのキャラクタクラス間空き量設定テーブルをユーザが選択した場合に前記テーブルに保存されている空き量を表示手段上に表示させる手順、
前記選択されたキャラクタクラス間空き量設定テーブルに対して同一の空き量が設定されるべき前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスとの間のリンクを定義する空き量関連係テーブルを使用して各リンクにより関連付けられている前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスの全ての組合わせに対して同時的に空き量設定を行う基本設定モードと前記空き量関連テーブルを使用せずに個別的に空き量設定を行う詳細設定モードとの内でユーザが選択したモードで前記テーブルに保存されている空き量の表示手段上に表示させる手順、
とをコンピュータに実行させることを特徴とする文字組空き量設定プログラム。 - 請求項7において、前記複数個のキャラクタクラスが
(1)始め括弧類、(2)終り括弧類、(3)行頭禁則文字、(4)区切り約物、(5)中点類、(6)句点類、(7)読点類、(8)分離禁止文字、(9)前置省略記号、(10)後置省略記号、(11)和字間隔、(12)平仮名、(13)上記(1)乃至(12)以外の和字、(14)全角数字、(15)半角数字、(16)欧文、(17)行頭、(18)段落先頭、(19)行末、
を有していることを特徴とする文字組空き量設定プログラム。 - 請求項7において、前記空き量関連テーブルにおいて、前のキャラクタ及び次のキャラクタの一方のキャラクタクラスが非約物(即ち、(3)行頭禁則和字、(4)区切り約物、(8)分離禁止文字、(9)前置省略記号、(10)後置省略記号、(12)平仮名、(13)上記(1)乃至(12)以外の和字、(14)全角数字、(15)半角数字、(16)欧文)であるか、又は前のキャラクタ及び次のキャラクタのいずれか一方のキャラクタクラスが(5)中点類である場合に、同一の空き量が設定されていることを特徴とする文字組空き量設定プログラム。
- 請求項9において、前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスとが
1)非約物→始め括弧類、
2)終り括弧類→非約物、
3)終り括弧類→始め括弧類、
4)句点類→始め括弧類、
5)句点類→非約物、
6)読点類→始め括弧類、
7)読点類→非約物、
8)中点類→←中点類、
9)欧文→←非約物、
10)段落先頭→始め括弧類、
11)段落先頭→非約物、
12)行頭→始め括弧類、
13)終り括弧類→行末、
14)句点類→行末、
15)読点類→行末、
16)中点類→行末、
の関係の内のいずれかを有している場合にユーザが基本設定モードで空き量を設定することが可能であることを特徴とする文字組空き量設定プログラム。 - 請求項10において、前記ユーザが設定可能な1)乃至16)の空き量設定項目を前記表示装置上にダイアログボックスとして表示させ、且つ各設定項目に対して空き量の「最適値」と、「最小値」と、「最大値」とをユーザが設定可能であることを特徴とする文字組空き量設定プログラム。
- 請求項7乃至11の内のいずれか1項において、ユーザが設定した空き量を有するキャラクタクラス間空き量設定テーブルにファイル名を付けて保存することが可能な空き量設定ファイルが設けられており、前記空き量設定ファイル内に保存されているキャラクタクラス間空き量設定テーブルは、前記基本設定モード又は詳細設定モードのいずれにおいてもユーザがアクセスし空き量を変更することが可能であることを特徴とする文字組空き量設定プログラム。
- DTPシステムにおいて使用する文字組空き量設定プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体において、
類似したキャラクタをグループ化して複数個のキャラクタクラスを形成し連続する一対のキャラクタの内で前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスとの間でキャラクタ間の空き量を設定しており行組版において使用するためのキャラクタクラス間空き量設定テーブルをユーザが選択した場合に前記テーブルに保存されている空き量を表示手段上に表示させる手順、
前記選択されたキャラクタクラス間空き量設定テーブルに対して同一の空き量が設定されるべき前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスとの間のリンクを定義する空き量関連テーブルを使用して各リンクにより関連付けられている前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスの全ての組合わせに対して同時的に空き量設定を行う基本設定モードと前記空き量関連テーブルを使用せずに個別的に空き量設定を行う詳細設定モードとの内でユーザが選択したモードで前記テーブルに保存されている空き量の表示手段上に表示させる手順、
とをコンピュータに実行させる文字組空き量設定プログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体。 - 請求項13において、前記複数個のキャラクタクラスが
(1)始め括弧類、(2)終り括弧類、(3)行頭禁則文字、(4)区切り約物、(5)中点類、(6)句点類、(7)読点類、(8)分離禁止文字、(9)前置省略記号、(10)後置省略記号、(11)和字間隔、(12)平仮名、(13)上記(1)乃至(12)以外の和字、(14)全角数字、(15)半角数字、(16)欧文、(17)行頭、(18)段落先頭、(19)行末、
を有していることを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。 - 請求項13において、前記空き量関連テーブルにおいて、前のキャラクタ及び次のキャラクタの一方のキャラクタクラスが非約物(即ち、(3)行頭禁則和字、(4)区切り約物、(8)分離禁止文字、(9)前置省略記号、(10)後置省略記号、(12)平仮名、(13)上記(1)乃至(12)以外の和字、(14)全角数字、(15)半角数字、(16)欧文)であるか、又は前のキャラクタ及び次のキャラクタのいずれか一方のキャラクタクラスが(5)中点類である場合に、同一の空き量が設定されていることを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
- 請求項15において、前のキャラクタのキャラクタクラスと次のキャラクタのキャラクタクラスとが
1)非約物→始め括弧類、
2)終り括弧類→非約物、
3)終り括弧類→始め括弧類、
4)句点類→始め括弧類、
5)句点類→非約物、
6)読点類→始め括弧類、
7)読点類→非約物、
8)中点類→←中点類、
9)欧文→←非約物、
10)段落先頭→始め括弧類、
11)段落先頭→非約物、
12)行頭→始め括弧類、
13)終り括弧類→行末、
14)句点類→行末、
15)読点類→行末、
16)中点類→行末、
の関係の内のいずれかを有している場合にユーザが基本設定モードで空き量を設定することが可能であることを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。 - 請求項16において、前記ユーザが設定可能な1)乃至16)の空き量設定項目を前記表示装置上にダイアログボックスとして表示させ、且つ各設定項目に対して空き量の「最適値」と、「最小値」と、「最大値」とをユーザが設定可能であることを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
- 請求項13乃至17の内のいずれか1項において、ユーザが設定した空き量を有するキャラクタクラス間空き量設定テーブルにファイル名を付けて保存することが可能な空き量設定ファイルが設けられており、前記空き量設定ファイル内に保存されているキャラクタクラス間空き量設定テーブルは、前記基本設定モード又は詳細設定モードのいずれにおいてもユーザがアクセスし空き量を変更することが可能であることを特徴とするコンピュータ読取可能な記録媒体。
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