JP4111651B2 - ドアビーム用Al−Mg−Si系アルミニウム合金押出材及びドアビーム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のドアビーム用Al−Mg−Si系アルミニウム合金押出材、及びそのAl−Mg−Si系アルミニウム合金押出材からなるドアビームに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車のドアビームとして、軽量化のためアルミニウム合金中空押出材が適用されつつある。ドアビームには高いエネルギー吸収性が必要とされるため、押出材は中〜高強度の耐力(≧200MPa)を有することが要求され、これまでドアビーム材として、熱処理により高強度が得られるAl−Mg−Si系(6000系)及びAl−Mg−Zn系(7000系)アルミニウム合金押出材が多く提案されている(例えば特開平11−71624号公報、特開平5−247575号公報等)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
乗員の安全を確保するため、ドアビームの適用車種は小型車へも広がる傾向にあり、その場合、比較的薄いドア厚みの中にドアビーム、窓ガラス、モータ等の部品を同時に収納する必要が出てくる。そのため、アルミニウム合金押出材の長さ方向の一部につぶし加工を施して、収納スペースを確保することが検討されている。しかし、つぶし加工を施すと、その部位に残留応力が発生し、Al−Mg−Zn系ではSCC(応力腐食割れ)の発生が懸念されるため、この場合、Al−Mg−Si系アルミニウム合金押出材が用いられることになる。
【0004】
Al−Mg−Si系アルミニウム合金押出材において前記強度を出すため、一般にオンラインによるプレス焼入れ又はオフラインによる溶体化・焼入れ処理を行った後、時効処理を施している。この時効処理により押出材の強度が向上し、同時に組織が安定化し、使用中に自然時効が進行して強度が変化するのを防止することができる。前記つぶし加工はコスト面から時効処理後に実施されるのが望ましいが、このようにAl−Mg−Si系アルミニウム合金押出材の強度を向上させた場合、つぶし加工時に割れ等の不具合が発生しやすい。もし割れが発生していると、衝突時に割れ部が起点となって座屈し、ドアビームとして必要な所期の性能を発揮することができない。
【0005】
つぶし加工時の割れ性改善には、ミクロ組織を繊維状組織(押出による繊維状組織が押出工程以降の熱処理工程の間においても再結晶することなく、そのまま残った状態の組織)とすることが有効と考えられるが、上記公報等にも記載されているとおり、この繊維状組織を得るにはMn、Cr、Zr等の遷移元素を添加する必要がある。そして、これらの遷移元素はAl−Mg−Si系アルミニウム合金の焼入れ感受性を鋭くし、焼入れ性を低下させる。
【0006】
そのため、焼入れは基本的に水冷で行われているが、プレス焼入れ時又は押出後再加熱する溶体化・焼入れ時に水冷を行った場合、押出材の断面形状や肉厚の差等に基づいて断面で冷却速度に差が生じ、冷却中に温度分布が不均一となって歪みが発生し、寸法精度が悪くなる。これは、特にドアビームのような薄肉中空押出材において顕著であり、従って、ドアビームの断面形状の薄肉化が難しく、また、そのような歪みの発生を防止しようとすれば、断面形状の自由度が小さくなるという問題があった。
一方、焼入れを空冷で行うと歪みの発生が少なく、特にプレス焼入れを空冷で行った場合は低コストであるという利点があるが、冷却速度に限りがあるため(通常は200℃/min程度まで)、焼入れ性の低下したAl−Mg−Si系アルミニウム合金押出材では高い強度が得られにくく、エネルギー吸収性も低下するという問題があった。
【0007】
そこで、本発明者らは、Al−Mg−Si系アルミニウム合金押出材について、寸法精度やコスト面で有利な空冷によるプレス焼入れを念頭に置き、中〜高強度(耐力≧200MPa)を有し、エネルギー吸収性に優れ、かつ良好なつぶし加工性(耐割れ性)を示すドアビーム用押出材を得ることを目的として研究を重ねた結果、空冷によるプレス焼入れに最適な合金組成を見いだした。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るつぶし加工性に優れたドアビーム用Al−Mg−Si系アルミニウム合金押出材は、Mg含有量が0.30〜0.80%、Si含有量が0.4〜0.8%、Mg2Siのバランス組成よりも過剰のSi含有量が0.10〜0.50%、Cu含有量が0.1〜0.4%、Ti含有量が0.005〜0.2%、Mn、Cr、Zrのいずれか1種又は2種以上の含有量が合計で0.10〜0.40%、残部Al及び不可避不純物からなり、ミクロ組織が繊維状組織で200MPa以上の耐力を有し、時効処理材であることを特徴とし、時効処理後につぶし加工が行われる。なお、上記Al−Mg−Si系合金は、不可避不純物としてFe、その他の元素を含む。
また、本発明に係るドアビームは、上記Al−Mg−Si系アルミニウム合金押出材からなり、長さ方向の一部につぶし加工を施されていることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
つぶし加工に際して割れの発生を防止し、同時に合金の強度を高めるには、押出材は繊維状組織とするのが望ましく、そのためAl−Mg−Si系アルミニウム合金にMn、Cr、Zrなどの遷移元素が添加されるが、これらの遷移元素を添加すると合金の焼入れ感受性が鋭くなる。また、Mg及び過剰Siの量が多くなると合金の強度が向上するが、やはり焼入れ感受性が鋭くなる。
水冷によるプレス焼入れや溶体化・焼入れ処理を行う場合は、多少焼入れ感受性が鋭くても問題なく焼きが入り、その後の時効処理により高い強度を得ることができる。しかし、空冷によるプレス焼入れでは、焼入れ感受性が鋭くなるとその後の時効処理を行っても高い強度が得られなくなる。つまり、強度向上を目的として合金元素を添加しても、それが逆に強度を低下させることにもなりかねない。
【0010】
本発明では、Al−Mg−Si系アルミニウム合金押出材を繊維状組織とし、かつ空冷によるプレス焼入れを行った後、時効処理により高い強度を得るには、上記各元素を添加することによるプラスの作用効果は必要であるが、同時に上記のマイナスの作用を抑制することが必須であるとの観点から、最適の合金組成を定めたものである。なお、本発明に係るAl−Mg−Si系アルミニウム合金押出材に対し水冷によるプレス焼入れを行った場合、より確実に焼きが入り、所要の強度を得ることができる。
以下、本発明に係るドアビーム用Al−Mg−Si系アルミニウム合金押出材の組成等について説明する。
【0011】
Mg、Si
MgとSiは結合してMg2Siを形成し、合金強度を向上させる。ドアビーム材として必要な強度を得るためには、Mgは0.30%以上の添加が必要である。しかし、0.80%を越えて添加されると焼入れ感受性が鋭くなり、空冷によるプレス焼入れで焼きが入らず、必要な強度が出なくなる。従って、Mg含有量は0.30〜0.80%とする。より望ましい範囲は0.3〜0.7%、さらに0.40〜0.60%、さらに望ましくは0.45〜0.55%である。
一方、過剰Si量(Mg2Siのバランス組成よりも過剰のSiであり、「過剰Si量(%)=総Si量−Mg量/1.73」で定義される)が0.10%より少ないと必要な強度が得られず、これが0.50%を越えると焼入れ感受性が鋭くなり、空冷によるプレス焼入れで焼きが入らず、必要な強度が出なくなる。従って、過剰Siの含有量は0.10〜0.50%とする。0.22%以上で耐力がさらに向上し、0.40%以下では粒界析出物が減少してつぶし加工性がさらに向上するため、より望ましい範囲は0.22〜0.40%である。
このMg量及び過剰Siの範囲内で、高い強度が得られ焼入れ感受性が余り鋭くならない範囲として、総Si量は0.4〜0.8%とする。より望ましい範囲は0.5〜0.8%、さらに望ましくは0.5〜0.7%である。
【0012】
Mn、Cr、Zr
Mn、Cr、Zrの遷移元素はビレットの均熱処理の際、微細に析出し、結晶粒界をピン留めすることにより結晶粒の成長を阻害し、押出材に繊維状組織を形成して、曲げ加工時の耐割れ性を向上させる作用があり、これらの中から1種又は2種以上が合計で0.10〜0.40%の範囲で添加される。これらの遷移元素の添加量が0.10%未満では繊維状組織とならないか、表面再結晶層が厚く出てつぶし加工時の耐割れ性が劣化し、さらに溶接性も悪くなる。また、0.40%を越えると空冷によるプレス焼入れで焼きが入らず、ドアビーム材として必要な強度が出なくなる。
【0013】
従って、Mn、Cr、Zrのいずれか1種又は2種以上の含有量は合計で0.10〜0.40%とする。Mn、Cr、Zrの中では、Zrが比較的焼入れ感受性が鋭くなるのを抑制するので、焼きを入りやすくして高強度を得るには、まずZrを添加し、さらに必要があればMn、Crを添加するようにすればよい。また、Mn、Cr、Zrの望ましい範囲は、Mn:0.001〜0.35%、Cr:0.001〜0.20%、Zr:0.001〜0.20%である。
なお、これらの遷移元素の合計添加量のより望ましい範囲は0.20〜0.30%、このとき各元素の望ましい範囲はMn:0.05〜0.25%、Cr:0.001〜0.15%、Zr:0.05〜0.18%、遷移元素の合計添加量のさらに望ましい範囲は0.22〜0.28%、このとき各元素の望ましい範囲はMn:0.10〜0.20%、Cr:0.001〜0.10%、Zr:0.07〜0.14%である。
【0014】
本発明合金では焼入れ感受性を鋭くさせないため、これらの遷移元素の添加量は空冷によるプレス焼入れで押出材に繊維状組織が維持できるぎりぎりの量としている。そのため、もしプレス焼入れでなくオフラインでの溶体化・焼入れ処理を行った場合は、溶体化処理時の加熱により再結晶化が進んでしまう可能性が高くなる。なお、空冷の冷却速度は150〜300℃/minが好ましい。
そして、この繊維状組織は押出材の断面全体に形成されているのが望ましく、表面再結晶層が形成された場合でも、繊維状組織の厚みが全体厚さの1/2程度以上となるようにする必要がある。ドアビーム材のように厚さ1〜5mmの押出材であれば、表面再結晶層は押出材表面から深さ500μm程度(望ましくは300μm)以下とするのが望ましい。これは、再結晶粒は繊維状組織に比べて結晶粒径が大きいことと、特に空冷によるプレス焼入れの場合は冷却速度が水冷に比べて小さく、冷却過程で結晶粒界に析出する析出物が多くなることから、表面再結晶粒の粒界に歪みが集中して割れが発生しやすくなるためである。なお、Mn等の遷移元素の添加量が上記範囲より少ないと、空冷によるプレス焼入れでは表面再結晶層の生成を上記のように規制することが難しくなる。
【0015】
Cu
CuはAl−Mg−Si系アルミニウム合金の強度を高め、耐応力腐食割れ性を改善する作用がある。しかし、0.10%未満では作用が不十分であり、0.40%を越えると焼入れ性が低下して強度が出ないため、含有量は0.10〜0.40%が望ましい。より望ましい範囲は0.15〜0.35%、さらに望ましい範囲は0.18〜0.30%である。
Ti
Tiは、鋳塊組織を微細化する作用がある。しかし、0.005%より少ないと微細化の効果が十分でなく、0.2%より多いと飽和して巨大化合物が発生してしまう。従って、Tiの含有量は0.005〜0.2%とする。より望ましい範囲は0.01〜0.10%、さらに望ましい範囲は0.015〜0.050%である。
【0016】
不可避不純物
不可避不純物のうちFeはアルミニウム地金に最も多く含まれる不純物であり、0.35%を超えて合金中に存在すると鋳造時に粗大な金属間化合物を晶出し、合金の機械的性質を損なう。従って、Feの含有量は0.35%以下に規制する。望ましくは0.30%以下であり、さらに0.25%以下が望ましい。また、アルミニウム合金を鋳造する際には地金、添加元素の中間合金等様々な経路より不純物が混入する。混入する元素は様々であるが、Fe以外の不純物は単体で0.05%以下、総量で0.15%以下であれば合金の特性にほとんど影響を及ぼさない。従って、これらの不純物は単体で0.05%以下、総量で0.15%以下とする。なお、不純物のうちBについてはTiの添加に伴い合金中にTi含有量の1/5程度の量で混入するが、より望ましい範囲は0.02%以下、さらに0.01%以下が望ましい。
【0017】
上記の組成を有する押出材であれば、空冷によるプレス焼入れ後時効処理を行うことで、ドアビーム材として必要な強度(耐力)である200MPa以上を出すことができる。しかし、上記組成を外れるとその強度が出なくなるか、繊維状組織が形成されず又は形成されてもつぶし加工性に劣るようになる。耐力の望ましい範囲は220MPa以上である。
なお、本発明に係るドアビーム用Al−Mg−Si系アルミニウム合金押出材の断面形状は中空であり、典型的には荷重方向に垂直に面する平行な両フランジとそれらを垂直に連結する両ウエブからなる。また、つぶし加工は時効処理後に通常荷重方向に(ドアの厚み方向)に施される。
【0018】
【実施例】
以下、本発明の実施例について説明する。
DC鋳造により、表1に示す成分組成のAl−Mg−Si系アルミニウム合金ビレットを溶製し、470℃で4hrの均熱処理を行った。続いて、押出温度500℃、押出速度5m/分の条件で押出加工を行い、押出直後位置で空冷によるプレス焼入れ(ファン空冷(冷却速度:約200℃/min))を行い、図1に示す中空断面の押出材(左右対称形状)を得た。ついで、この中空押出材に対し190℃で3時間の時効処理を施し、供試材とした。この供試材の断面の平行な両フランジA、Bの中央部の外側表面及び内側表面からの再結晶層厚さを測定して、8箇所の平均値を求めた。その結果を表1にあわせて示す。
【0019】
【表1】
【0020】
供試材を用いて、以下の試験を行い、その結果を表2に示す。
引張試験;供試材のフランジ部Aの中央より押出方向にJIS13B号試験片を採取し、JIS Z 2241に準拠して引張試験を行った。
つぶし試験;供試材を長さ200mmに切断し、30Ton万能試験機を用い、図2に示すようにフランジ部A側から50×50mm角の治具1を20mm押し込んだときの供試材の表面状態及び割れの有無を観察した。
3点曲げ試験;供試材を図3に示すようにスパン600mmで支持し、半径6インチ(152.4mm)の押し金具2で変位量δ=300mmまでのエネルギー吸収量を測定した。
【0021】
【表2】
【0022】
表2に示すように、本発明に規定する組成範囲内の合金(No.1〜7)は、空冷によるプレス焼入れであっても高い耐力、優れたつぶし加工性(耐割れ性)及びエネルギー吸収性を示す。
一方、組成が本発明の規定を満たさない合金(No.8〜16)は、耐力がドアビーム材として必要な強度である200MPaに達しないか(同時にエネルギー吸収性が劣る)、達したもの(No.14、15)はつぶし加工時の耐割れ性に劣る。
【0023】
【発明の効果】
本発明によれば、Al−Mg−Si系アルミニウム合金押出材について空冷によるプレス焼入れ後時効処理を行った場合でも、高強度(耐力)で、優れたつぶし加工性及びエネルギー吸収性を示すドアビーム材を得ることができる。なお、空冷によるプレス焼入れを行った場合、水冷に比べ寸法精度やコスト面で有利なドアビーム材を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例の供試材の断面形状を示す図である。
【図2】 つぶし試験方法を説明する図である。
【図3】 3点曲げ試験方法を説明する図である。
Claims (3)
- Mg含有量が0.30〜0.80%(質量%、以下同じ)、Si含有量が0.4〜0.8%、Mg2Siのバランス組成よりも過剰のSi含有量が0.10〜0.50%、Cu含有量が0.1〜0.4%、Ti含有量が0.005〜0.2%、Mn、Cr、Zrのいずれか1種又は2種以上の含有量が合計で0.10〜0.40%、残部Al及び不可避不純物からなり、ミクロ組織が繊維状組織で200MPa以上の耐力を有し、時効処理材であることを特徴とする時効処理後につぶし加工が行われるつぶし加工性に優れたドアビーム用Al−Mg−Si系アルミニウム合金押出材。
- Mn、Cr、Zrのうち少なくともZrを含み、その含有量が0.001〜0.20%であることを特徴とする請求項1に記載されたドアビーム用Al−Mg−Si系アルミニウム合金押出材。
- 請求項1又は2に記載されたAl−Mg−Si系アルミニウム合金押出材からなり、長さ方向の一部につぶし加工を施されたドアビーム。
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