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JP4111195B2 - デバイスとその製造方法及び電気光学装置とその製造方法並びに電子機器 - Google Patents

デバイスとその製造方法及び電気光学装置とその製造方法並びに電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、デバイスとその製造方法及び電気光学装置とその製造方法並びに電子機器に関するものである。
液晶表示装置(液晶表示デバイス)において、液晶分子を配列させる機能を有する配向膜は、フレキソ法やスピンコート法により塗布・形成されている。
近年では、材料削減効果及び高品質対応を目的として、配向膜形成材料を含む液状体を吐出ヘッドから液滴として吐出することにより配向膜を形成する液滴吐出法(液滴吐出装置)の使用が検討されている。
ところが、このような液滴吐出法を用いた薄膜形成方法においては、複数吐出されることによって配置されたインクを乾燥させる際に、薄膜の端部のインクと薄膜の中央部のインクとで乾燥速度が異なる。より詳細には、薄膜の端部のインクが薄膜の中央部のインクよりも早い速度で乾燥する。
このため、インクの乾燥工程において、乾燥速度の速い端部にインク中の固形部が流れ、結果として端部が隆起した薄膜が形成される。
そこで、特許文献1には、インク塗布前に塗布エリア(膜形成領域)の輪郭形状に応じて土手を形成し、土手で囲まれた範囲にインクを塗布することにより、乾燥時に発生する塗膜端部の隆起を抑え、均一で高品質の膜を形成技術が記載されている。
特開2003−126760号公報
しかしながら、上述したような従来技術には、以下のような問題が存在する。
液滴吐出により膜形成を行う前に土手を形成するプロセスが必要になるため、工程が増えて生産性が低下するという問題が生じる。
また、塗膜(吐出したインク)と土手との接触により、土手部材の溶解が生じ、相互作用により品質低下に繋がる虞がある。
本発明は、以上のような点を考慮してなされたもので、品質低下を招くことなく均一で高品質の膜が形成されるデバイスとその製造方法及び電気光学装置とその製造方法並びに電子機器を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明は、以下の構成を採用している。
本発明のデバイス製造方法は、シール部に配置されたシール材を介して固定された一対の基板を有するデバイスの製造方法であって、液状体を吐出して、前記シール部に囲まれた表示領域に膜を形成する工程を含み、前記膜を形成する工程は、前記表示領域の面積に対して1.3倍以上の面積で、且つ前記シール部よりも内側に前記液状体を塗布する工程を有することを特徴とするものである。
また、本発明のデバイスは、シール部に配置されたシール材を介して固定された一対の基板を有するデバイスであって、前記シール部に囲まれた表示領域に液状体の吐出により形成された膜を有し、前記膜は、その塗布面積が前記表示領域の1.3倍以上で、且つ前記シール部よりも内側に配置されていることを特徴とする。
基板に塗布した液状体の面積が膜形成領域の面積に対して1.3倍よりも低い場合、実験により乾燥ムラによる表示品質の低下が判明したため、本発明では、膜形成領域の面積に対して1.3倍以上の面積で液状体を塗布することにより、膜端部の隆起が膜形成領域の外側で生じ、表示品質が低下することを防止できる。また、本発明では、シール部よりも内側に液状体を塗布するため、液状体がシール部に到達した場合に生じる基板の接合不良を防止できる。
さらに、本発明では、土手を形成する必要がないので、土手形成に要する工程を省略して生産性の向上を実現できるとともに、土手との接触による相互作用により品質低下が生じることを防止できる。
液状体の塗布については、膜形成領域を覆うようにすることがデバイスの所定特性を得る点から好ましい。また、膜形成領域が表示領域である構成も採用可能である。
また、本発明の電気光学装置の製造方法は、液状体を吐出して製膜された基板を有する電気光学装置の製造方法であって、前記製膜が上記のデバイス製造方法により行われることを特徴としている。
そして、本発明の電気光学装置は、上記のデバイスを有することを特徴としている。
従って、本発明の電気光学装置とぞの製造方法では、乾燥ムラに起因した表示ムラが生じることを防止でき、高品質の電気光学装置を得ることができる。
前記膜としては、電気光学装置が液晶表示装置の場合には配向膜やオーバーコート膜に適用可能である。
一方、本発明の電子機器は、上記の電気光学装置を有することを特徴とするものである。
従って、本発明では、乾燥ムラに起因した表示ムラが生じることを防止でき、高品質の電子機器を得ることができる。
以下、本発明のデバイスとその製造方法及び電気光学装置とその製造方法並びに電子機器の実施の形態を、図1ないし図11を参照して説明する。なお、以下の図面において、各部材及び各層を認識可能な大きさとするために、各部材及び各層の縮尺を適宜変更している。
図1は、本実施形態のデバイス製造方法に用いられる薄膜形成装置10の概略構成を示した斜視図である。
この図1において、薄膜形成装置10は、ベース112と、ベース112上に設けられ、基板20を支持する基板ステージ22と、ベース112と基板ステージ22との間に介在し、基板ステージ22を移動可能に支持する第1移動装置114と、基板ステージ22に支持されている基板20に対して液体材料を吐出可能な液体吐出ヘッド21と、液体吐出ヘッド21を移動可能に支持する第2移動装置116と、液体吐出ヘッド21の液滴の吐出動作を制御する制御装置23とを備えている。更に、薄膜形成装置10は、ベース112上に設けられている重量測定装置としての電子天秤(不図示)と、キャッピングユニット25と、クリーニングユニット24とを有している。また、第1移動装置114及び第2移動装置116を含む薄膜形成装置10の動作は、制御装置23によって制御される。
第1移動装置114はベース112の上に設置されており、Y方向に沿って位置決めされている。第2移動装置116は、支柱16A,16Aを用いてベース112に対して立てて取り付けられており、ベース112の後部12Aにおいて取り付けられている。第2移動装置116のX方向は、第1移動装置114のY方向と直交する方向である。ここで、Y方向はベース112の前部12Bと後部12A方向に沿った方向である。これに対してX方向はベース112の左右方向に沿った方向であり、各々水平である。また、Z方向はX方向及びY方向に垂直な方向である。
第1移動装置114は、例えばリニアモータによって構成され、ガイドレール140,140と、このガイドレール140に沿って移動可能に設けられているスライダー142とを備えている。このリニアモータ形式の第1移動装置114のスライダー142は、ガイドレール140に沿ってY方向に移動して位置決め可能である。
また、スライダー142はZ軸回り(θZ)用のモータ144を備えている。このモータ144は、例えばダイレクトドライブモータであり、モータ144のロータは基板ステージ22に固定されている。これにより、モータ144に通電することでロータと基板ステージ22とは、θZ方向に沿って回転して基板ステージ22をインデックス(回転割り出し)することができる。すなわち、第1移動装置114は、基板ステージ22をY方向及びθZ方向に移動可能である。
基板ステージ22は基板20を保持し、所定の位置に位置決めするものである。また、基板ステージ22は不図示の吸着保持装置を有しており、吸着保持装置が作動することにより、基板ステージ22の穴46Aを通して基板20を基板ステージ22の上に吸着して保持する。
第2移動装置116はリニアモータによって構成され、支柱16A,16Aに固定されたコラム16Bと、このコラム16Bに支持されているガイドレール62Aと、ガイドレール62Aに沿ってX方向に移動可能に支持されているスライダー160とを備えている。スライダー160はガイドレール62Aに沿ってX方向に移動して位置決め可能であり、液体吐出ヘッド21はスライダー160に取り付けられている。
液体吐出ヘッド21は、揺動位置決め装置としてのモータ62,64,67,68を有している。モータ62を作動すれば、液体吐出ヘッド21は、Z軸に沿って上下動して位置決め可能である。このZ軸はX軸とY軸に対して各々直交する方向(上下方向)である。モータ64を作動すると、液体吐出ヘッド21は、Y軸回りのβ方向に沿って揺動して位置決め可能である。モータ67を作動すると、液体吐出ヘッド21は、X軸回りのγ方向に揺動して位置決め可能である。モータ68を作動すると、液体吐出ヘッド21は、Z軸回りのα方向に揺動して位置決め可能である。すなわち、第2移動装置116は、液体吐出ヘッド21をX方向(第1の方向)及びZ方向に移動可能に支持するとともに、この液体吐出ヘッド21をθX方向、θY方向、θZ方向に移動可能に支持する。
このように、図1の液体吐出ヘッド21は、スライダー160において、Z軸方向に直線移動して位置決め可能で、α、β、γに沿って揺動して位置決め可能であり、液体吐出ヘッド21の液滴吐出面11Pは、基板ステージ22側の基板20に対して正確に位置あるいは姿勢をコントロールすることができる。なお、液体吐出ヘッド21の液滴吐出面11Pには液体材料を液滴として吐出する複数のノズルが設けられている。
液体吐出ヘッド21は、いわゆる液滴吐出法により、液体材料をノズルから吐出するものである。液滴吐出法としては、圧電体素子としてのピエゾ素子を用いてインクを吐出させるピエゾ方式、液体材料を加熱し発生した泡(バブル)により液体材料を吐出させる方式等、公知の種々の技術を適用できる。このうち、ピエゾ方式は、液体材料に熱を加えないため、材料の組成等に影響を与えないという利点を有する。なお、本例では、上記ピエゾ方式を用いる。
図2は、ピエゾ方式による液体材料の吐出原理を説明するための図である。図2において、液体材料を収容する液室31に隣接してピエゾ素子32が設置されている。液室31には、液体材料を収容する材料タンクを含む液体材料供給系34を介して液体材料が供給される。ピエゾ素子32は駆動回路33に接続されており、この駆動回路33を介してピエゾ素子32に電圧が印加される。ピエゾ素子32を変形させることにより、液室31が変形し、ノズル30から液体材料が吐出される。このとき、印加電圧の値を変化させることにより、ピエゾ素子32の歪み量が制御され、印加電圧の周波数を変化させることにより、ピエゾ素子32の歪み速度が制御される。すなわち、液体吐出ヘッド21では、ピエゾ素子32への印加電圧の制御により、ノズル30からの液体材料の吐出の制御が行われる。
図1に戻り、電子天秤(不図示)は、液体吐出ヘッド21のノズルから吐出された液滴の一滴の重量を測定して管理するために、例えば、液体吐出ヘッド21のノズルから、5000滴分の液滴を受ける。電子天秤は、この5000滴の液滴の重量を5000の数字で割ることにより、一滴の液滴の重量を正確に測定することができる。この液滴の測定量に基づいて、液体吐出ヘッド21から吐出する液滴の量を最適にコントロールすることができる。
クリーニングユニット24は、液体吐出ヘッド21のノズル等のクリーニングをデバイス製造工程中や待機時に定期的にあるいは随時に行うことができる。キャッピングユニット25は、液体吐出ヘッド21の液滴吐出面11Pが乾燥しないようにするために、デバイスを製造しない待機時にこの液滴吐出面11Pにキャップをかぶせるものである。
液体吐出ヘッド21が第2移動装置116によりX方向に移動することで、液体吐出ヘッド21を電子天秤、クリーニングユニット24あるいはキャッピングユニット25の上部に選択的に位置決めさせることができる。つまり、デバイス製造作業の途中であっても、液体吐出ヘッド21をたとえば電子天秤側に移動すれば、液滴の重量を測定できる。また液体吐出ヘッド21をクリーニングユニット24上に移動すれば、液体吐出ヘッド21のクリーニングを行うことができる。液体吐出ヘッド21をキャッピングユニット25の上に移動すれば、液体吐出ヘッド21の液滴吐出面11Pにキャップを取り付けて乾燥を防止する。
つまり、これら電子天秤、クリーニングユニット24、およびキャッピングユニット25は、ベース112上の後端側で、液体吐出ヘッド21の移動経路直下に、基板ステージ22と離間して配置されている。基板ステージ22に対する基板20の給材作業及び排材作業はベース112の前端側で行われるため、これら電子天秤、クリーニングユニット24あるいはキャッピングユニット25により作業に支障を来すことはない。
図1に示すように、基板ステージ22のうち、基板20を支持する以外の部分には、液体吐出ヘッド21が液滴を捨打ち或いは試し打ちするための予備吐出エリア152が、クリーニングユニット24と分離して設けられている。この予備吐出エリア152は、図1に示すように、基板ステージ22の後端部側においてX方向に沿って設けられている。この予備吐出エリア152は、基板ステージ22に固着され、上方に開口する断面凹字状の受け部材と、受け部材の凹部に交換自在に設置されて、吐出された液滴を吸収する吸収材とから構成されている。
基板20としては、ガラス基板、シリコン基板、石英基板、セラミックス基板、金属基板、プラスチック基板、プラスチックフィルム基板など各種のものを用いることができる。また、これら各種の素材基板の表面に半導体膜、金属膜、誘電体膜、有機膜などが下地層として形成されたものも含まれる。また、上記プラスチックとしては、例えば、ポリオレフィン、ポリエステル、ポリアクリレート、ポリカーボネート、ポリエーテルサルホン、ポリエーテルケトンなどが用いられる。
次に、本実施形態のデバイス製造方法について図3〜図4を参照して説明する。
また、本実施形態のデバイス製造方法においては、上述の薄膜形成装置10によって、基板20上に液体材料を吐出配置する。
より詳細には、図3に示す平面視矩形の基板20上のX方向の長さAx×Y方向の長さAyの薄膜形成領域(膜形成領域)Aに液体材料膜を形成するものとする。また、基板20の周縁部は、後述する他の基板とのシール部Sとなっており、上記薄膜形成領域Aはシール部Sよりも距離D離れた内側に形成される。
まず、必要に応じて基板20の表面を液体材料に対して親液性に処理する。
親液化処理としては、例えば、大気圧プラズマ法、UV処理法、有機薄膜法(デカン膜、ポリエチレン膜)などが挙げられる。プラズマ法では、対象物体の表面に、プラズマ状態の酸素を照射することにより、その表面が親液化あるいは活性化される。これにより、基板20の表面の濡れ性が向上し(基板20の表面の接触角が処理前70°前後であったものが、例えば20°以下になる)、薄膜の膜厚の均一性の向上が図れる。
次に、図4(a)に示すように、上記の薄膜形成領域Aを覆い、且つ薄膜形成領域Aの面積よりも大きな範囲に液体材料膜L2を薄膜形成装置10を用いて吐出配置(塗布)する。より詳細には、薄膜形成領域Aの面積に対して1.3倍以上の面積となるように、X方向に幅Lx、Y方向に幅Lyで薄膜形成領域Aの両外側に広い塗布領域Bに液状体を塗布する。なお、この塗布領域Bは、シール部Sに到達しないように、シール部Sの内側に設定される。
続いて、基板20の薄膜形成領域Aを含む塗布領域Bに配置された液体材料膜L2を予め決められた乾燥条件で乾燥させることによって、図4(b)に示すように、薄膜形成領域A上に薄膜(膜)Hを形成する。ここで、液体材料膜L2は、乾燥の過程において、端部が中央部よりも早く乾燥されるため、液体材料膜L2に含まれる固形分が液体材料膜L2の端部に向けて流れ、薄膜Hの端部に隆起部分H1が形成される。
このとき、薄膜Hの端部における隆起部分H1は、薄膜形成領域Aの外部に配置されることとなる。
(実施例1)
ここでは、液晶表示装置に用いられる配向膜を製膜する場合の例について説明する。
液滴吐出により配向膜を形成するためには、液晶の配向規制力、電圧保持特性、残像特性の他、溶液に強い外力が加わったときの抵抗が少なく流動性に優れることが重要であり、本実施の形態では配向膜形成材料を含有する液状体として、固形分がポリアミック酸をベースとし、γ−ブチロラクトン(沸点;204℃、20℃での粘度;2mPa・s、20℃での表面張力;42mN/m)を主溶媒とする溶媒(溶剤)が90wt%以上(ここでは、固形分濃度1.6wt%)含有される溶液を用いる。
また、ここでは、Ax=15mm、Ay=15mm(面積225mm)の大きさを有する表示領域を薄膜形成領域Aとして製膜する。
Figure 0004111195
(表1)に示されるように、薄膜形成領域Aの面積に対して1.3倍を下回る面積で液状体を塗布(吐出)した場合(試料番号1、2)には、液状体を乾燥させた後に表示部にムラ(乾燥ムラ)が生じたが、1.3倍以上の面積で液状体を塗布した場合(試料番号3、4)には、液状体を乾燥させた後に均一な膜が形成され、表示品質(乾燥ムラ)の低下はなかった。なお、試料番号4の塗布面積では、表示品質の低下は防止されるが、シール部Sに到達してしまうため、この条件での液滴塗布は実施されない。
(実施例2)
また、大きさが異なる薄膜形成領域Aを塗布形成した場合の実施例を(表2)及び(表3)に示す。
この(表2)に示す実施例(試料番号5)では、Ax=8mm、Ay=15mm(面積120mm)の大きさを有する表示領域を薄膜形成領域Aとして製膜する。また、(表3)に示す実施例(試料番号6)では、Ax=5mm、Ay=6mm(面積30mm)の大きさを有する表示領域を薄膜形成領域Aとして製膜する。
Figure 0004111195
Figure 0004111195
(表2)及び(表3)に示されるように、薄膜形成領域Aの面積(大きさ)が異なる場合においても、薄膜形成領域Aの面積に対して1.3倍以上の面積で液状体を塗布することにより、表示ムラ等が生じることなく、表示領域を形成することができた。
(実施例3)
次に、試料番号6と同一大きさ(面積)の薄膜形成領域Aを、固形分濃度が異なる液状体を塗布して製膜する場合の実施例を(表4)に示す。
試料番号6では、吐出する液状体に含まれる固形分濃度が1.8wt%であったが、(表4)に示す試料番号7では固形分濃度が1.6wt%の液状体を試料番号6と同一大きさの薄膜形成領域Aに塗布し製膜した。
Figure 0004111195
(表4)に示されるように、液状体に含まれる固形分濃度が異なる場合においても、薄膜形成領域Aの面積に対して1.3倍以上の面積で液状体を塗布することにより、表示ムラ等が生じることなく、表示領域を形成することができた。
以上のように、本実施の形態では、薄膜形成領域Aの面積に対して1.3倍以上の面積で液状体を塗布することで、薄膜の端部に隆起部分が形成されても薄膜形成領域Aの外側に位置することになり、表示領域には均一で高品質の膜を形成することができる。また、本実施の形態では、シール部Sよりも内側に液状体を塗布するため、液状体がシール部Sに到達した場合に生じる基板20の接合不良を防止することが可能になる。さらに、本実施の形態では、従来のように、基板20上に土手を形成することなく膜形成を行うので、土手形成のプロセスが不要になり、生産性の低下を防ぐことができるとともに、液状体と土手との接触により土手部材の溶解が生じてしまい、その相互作用により品質が低下することも回避可能である。
さらに、本実施の形態では、液滴吐出方式で薄膜を形成するので、材料使用量や排液量がフレキソ法やスピンコート法と比較して大幅に削減でき、省エネルギー効果が期待できるとともに、基板20の大型化にも対応可能である。
次に、本実施形態のデバイス製造方法を用いる電気光学装置である液晶表示装置(デバイス)の製造方法について図5〜図7を参照して説明する。
図5は、パッシブマトリクス型の液晶表示装置の断面構造を模式的に示している。液晶表示装置200は、透過型のもので、一対のガラス基板201,202の間にSTN(Super Twisted Nematic)液晶等からなる液晶層203が挟まれた構造からなる。
さらに、液晶層に駆動信号を供給するためのドライバIC213と、光源となるバックライト214を備えている。
ガラス基板201には、その表示領域に対応してカラーフィルタ204が配設されている。カラーフィルタ204は、赤(R)、緑(G)、青(B)の各色からなる着色層204R、204G、204Bが規則的に配列されて構成されたものである。なお、これらの着色層204R(204G、204B)間には、ブラックマトリクスやバンクなどからなる隔壁205が形成されている。また、カラーフィルタ204及び隔壁205の上には、カラーフィルタ204や隔壁205によって形成される段差をなくしてこれを平坦化するためのオーバーコート膜206が配設されている。
オーバーコート膜206の上には、複数の電極207がストライプ状に形成され、さらにその上には配向膜208が形成されている。
他方のガラス基板202には、その内面に、上記のカラーフィルタ204側の電極と直交するようにして、複数の電極209がストライプ状に形成されており、これら電極209上には、配向膜210が形成されている。なお、上記カラーフィルタ204の各着色層204R、204G、204Bはそれぞれ、ガラス基板202の電極209と上記ガラス基板201の電極207との交差位置に対応する位置に、配置されている。また、電極207,209は、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電材料によって形成されている。ガラス基板202とカラーフィルタ204の外面側にはそれぞれ偏向板(図示せず)が設けられている。ガラス基板201,202同士の間には、これら基板201,202同士の間隔(セルギャップ)を一定に保持するための不図示のスペーサと、液晶203を外気から遮断するためのシール材212とが配設されている。シール材212としては、例えば、熱硬化型あるいは光硬化型の樹脂が用いられ、上述したシール部Sに配置される。
また、基板201上には、表示領域A1を囲むように遮光膜215が形成されている。
この遮光膜215は、例えば、クロム等によって形成することができる。そして、オーバーコート膜206の端部における隆起部分206a及び配向膜208,210の端部における隆起部分208a,210aが遮光膜215上に、シール材212と離間して配置されている。
この液晶表示装置200では、上述したオーバーコート膜206、配向膜208及び210が上述した薄膜形成方法(デバイス製造方法)を用いて形成される。そのため、この液晶表示装置200では、配向膜208、210及びオーバーコート膜206の膜厚が表示領域において均一化されているため、液晶表示装置200における表示性能をより高めることが可能となる。
また、この液晶表示装置200では、オーバーコート膜206の端部における隆起部分206a及び配向膜208,210の端部における隆起部分208a,210aが遮光膜215上に配置されているため、新たにこれらの隆起部分206a,208a,210aの配置領域を設けることなく表示領域A1における配向膜208、210及びオーバーコート膜206の膜厚を表示領域A1において均一化することが可能となる。
図6及び図7は、上記液晶表示装置200の製造方法を模式的に示した図である。
まず、図6(a)に示すように、カラーフィルタ204及び遮光膜215が形成された基板201上にオーバーコート膜206を液滴吐出法を用いて形成する。この際、上述の本実施形態の薄膜形成方法を用いてオーバーコート膜206の端部における隆起部分206aが表示領域A1の外部に配置されるように、且つシール部Sの内側に配置されるようにオーバーコート膜206を形成する。このようにオーバーコート膜206を形成することによって、表示領域A1におけるオーバーコート膜206の膜厚が均一化され表示領域A1における平坦性が向上される。
続いて、表示領域A1におけるオーバーコート膜206上に電極207を形成した後、図6(b)に示すように、表示領域A1に配向膜208を液滴吐出法を用いて形成する。
この際、上述の本実施形態の薄膜形成方法を用いて配向膜208の端部における隆起部分208aが表示領域A1の外部に配置されるように、且つシール部Sの内側に配置されるように配向膜208を形成する。このように配向膜208を形成することによって、表示領域A1における配向膜208の膜厚が均一化され表示領域A1における視認性が向上される。
次に、図6(c)に示すように、電極209が形成された基板202上の表示領域A1に対応する領域に配向膜210を液滴吐出法を用いて形成する。この際、上述の本実施形態の薄膜形成方法を用いて配向膜210の端部における隆起部分210aが表示領域A1の外部に配置されるように、配向膜210を形成する。このように配向膜210を形成することによって、表示領域A1における配向膜210の膜厚が均一化され表示領域A1における視認性が向上される。
その後、基板上201上にシール材212を配置した後、基板201,202間に液晶層203を挟み込む。具体的には、図7(a)に示すように、例えば液滴吐出法を用いて、ガラス基板201上に所定量の液晶を定量配置する。なお、ガラス基板201上に配置すべき液晶の所定量は、封止後にガラス基板同士の間に形成される空間の容量とほぼ同じである。また、図7においては、カラーフィルタ、配向膜、オーバーコート膜等の図示を省略している。
次に、図7(b)及び(c)に示すように、所定量の液晶203が配置されたガラス基板201上にシール材212を介して他方のガラス基板202を減圧下で貼り合わせる。
具体的には、まず、図7(b)に示すように、シール材212が配置されているガラス基板201,202の縁部に主に圧力をかけ、シール材212とガラス基板201,202とを接着する。その後、所定の時間の経過後、シール材212がある程度乾燥した後に、ガラス基板201,202の外面全体に圧力をかけて、液晶203を両基板201,202に挟まれた空間全体に行き渡らせる。
この場合、液晶203がシール材212と接触する際には、すでにシール材212がある程度乾燥しているので、液晶203との接触に伴うシール材212の性能低下や液晶203の劣化は少ない。
ガラス基板201,202同士を貼り合わせた後、熱や光をシール材212に付与してシール材212を硬化させることにより、図7(c)に示すように、ガラス基板201,202の間に液晶が封止される。
そして、以上のような工程を経ることによって、図5において示した液晶表示装置200が製造される。
なお、図5においては、パッシブマトリクス型の液晶表示装置を示したが、TFD(Thin FilmDiode:薄膜ダイオード)やTFT(Thin Film Transistor:薄膜トランジスタ)をスイッチング素子として用いた、アクティブマトリクス型の液晶表示装置とすることもできる。
図8は、TFTをスイッチング素子に用いたアクティブマトリクス型の液晶表示装置(液晶表示装置)の一例を示すもので、(a)はこの例の液晶表示装置の全体構成を示す斜視図であり、(b)は(a)における一画素の拡大図である。
図8に示す液晶表示装置(デバイス、電気光学装置)580は、TFT素子が形成された側の素子基板574と対向基板575とが対向配置され、これら基板間にシール材573が額縁型に配置され、基板間のシール材573に囲まれた領域に液晶層(図示略)が封入されている。
ここで、図9は、大型基板(例えば、1500mm×1800mm)を用いて液晶表示装置用の上記素子基板や対向基板を作成するいわゆる多面取りの例を示す模式図である。図9の例では、1つの大型基板から、複数(本例では6個)の基板(例えば、素子基板574)を作成するようになっており、各素子基板574のそれぞれに図8に示したようにTFT素子が形成される。なお、図8に示す対向基板575についても同様に、1枚の大型基板から複数個形成することが可能である。
図8に戻り、素子基板574の液晶側表面上には、多数のソース線576及び多数のゲート線577が互いに交差するように格子状に設けられている。各ソース線576と各ゲート線577の交差点の近傍にはTFT素子578が形成されており、各TFT素子578を介して画素電極579が接続され、多数の画素電極579は平面視マトリクス状に配置されている。一方、対向基板575の液晶層側の表面上には、表示領域に対応してITOなどからなる透明導電材料製の共通電極585が形成されている。
TFT素子578は、図8(b)に示すように、ゲート線577から延びるゲート電極581と、ゲート電極581を覆う絶縁膜(図示略)と、絶縁膜上に形成された半導体層582と、半導体層582中のソース領域に接続されたソース線576から延びるソース電極583と、半導体層582中のドレイン領域に接続されたドレイン電極584とを有している。そして、TFT素子578のドレイン電極584が画素電極579に接続されている。
図10は、アクティブマトリクス型の液晶表示装置(液晶表示装置)の断面構成図である。
液晶表示装置580は、互いに対向するように配置された素子基板574と対向基板575と、これらの間に挟持された液晶層702と、対向基板575に付設された位相差板715a、偏光板716aと、素子基板574に付設された位相差板715b、偏光板716bとが備えられた液晶パネルを主体として構成されている。この液晶パネルに、液晶駆動用ドライバチップと、電気信号を伝達するための配線類、支持体などの付帯要素を装着することによって、最終製品としての液晶表示装置が構成される。
対向基板575は、光透過性の基板742と、この基板742に形成されたカラーフィルタ751とを主体として構成されている。カラーフィルタ751は、隔壁706と、フィルタエレメントとしての着色層703R,703G,703Bと、隔壁706及び着色層703R,703B,703Gを覆う保護膜704と、を具備して構成されている。
隔壁706は、各着色層703R,703G,703Bを形成する着色層形成領域であるフィルタエレメント形成領域707をそれぞれ取り囲むように形成された格子状のもので、基板742の一面742aに形成されている。
また、隔壁706は、例えば黒色感光性樹脂膜からなり、この黒色感光性樹脂膜としては例えば、通常のフォトレジストに用いられるようなポジ型若しくはネガ型の感光性樹脂と、カーボンブラック等の黒色の無機顔料あるいは黒色の有機顔料とを少なくとも含むものが用いられる。この隔壁706は、黒色の無機顔料または有機顔料を含むもので、着色層703R,703G,703Bの形成位置を除く部分に形成されているため、着色層703R,703G,703B同士の間の光の透過を遮断でき、従ってこの隔壁706は、遮光膜としての機能も有する。
着色層703R,703G,703Bは、隔壁706の内壁と基板742に渡って設けられたフィルタエレメント形成領域707に赤(R)、緑(G)、青(B)の各フィルタエレメント材料を液滴吐出法により吐出し、その後乾燥させることにより形成したものである。
また、ITO(Indium Tin Oxide)などの透明導電材料からなる液晶駆動用の電極層705が保護膜704の略全面にわたって形成されている。さらにこの液晶駆動用の電極層705を覆って配向膜719aが設けられており、また、素子基板574側の画素電極579上にも配向膜719bが設けられている。
素子基板574は、光透過性の基板714上に図示略の絶縁層が形成され、さらにこの絶縁層の上に、TFT素子578と画素電極579が形成されてなるものである。また、基板714上に形成された絶縁層上には、図8に示したように、マトリクス状に複数の走査線と複数の信号線とが形成され、これら走査線と信号線とに囲まれた領域毎に先の画素電極579が設けられ、各画素電極579と走査線及び信号線とが電気的に接続される位置にTFT素子578が組み込まれており、走査線と信号線に対する信号の印加によってTFT素子578をオン・オフして画素電極579への通電制御が行われる。また、対向基板575側に形成された電極層705はこの実施形態では画素領域全体をカバーする全面電極とされている。なお、TFTの配線回路や画素電極形状には様々なものを適用できる。
素子基板574と対向基板575とは、対向基板575の外周縁に沿って形成されたシール材573によって所定の間隙を介して貼り合わされている。なお、符号756は両基板間の間隔(セルギャップ)を基板面内で一定に保持するためのスペーサである。素子基板574と対向基板575との間には、平面視略額縁状のシール材573によって矩形の液晶封入領域が区画形成され、この液晶封入領域内に、液晶が封入されている。
このような構成を有する液晶表示装置580においても、配向膜719a,719bを本実施形態の薄膜形成方法によって形成することによって、液晶表示装置580の表示特性を向上させることが可能となる。
図11(a)〜(c)は、上述の液晶表示装置を備える電子機器の例を示している。
本例の電子機器は、本発明の液晶表示装置を表示手段として備えている。
図11(a)は、携帯電話の一例を示した斜視図である。図11(a)において、符号1000は携帯電話本体(電子機器)を示し、符号1001は上記の液晶表示装置を用いた表示部を示している。
図11(b)は、腕時計型電子機器の一例を示した斜視図である。図11(b)において、符号1100は時計本体(電子機器)を示し、符号1101は上記の液晶表示装置を用いた表示部を示している。
図11(c)は、ワープロ、パソコンなどの携帯型情報処理装置の一例を示した斜視図である。図11(c)において、符号1200は情報処理装置(電子機器)、符号1202はキーボードなどの入力部、符号1204は情報処理装置本体、符号1206は上記の液晶表示装置を用いた表示部を示している。
図11(a)〜(c)に示すそれぞれの電子機器は、本実施形態の薄膜形成方法を用いることによって製造された液晶表示装置を表示手段として備えているので、表示特性が高い表示手段を備えた電子機器とされる。
以上、添付図面を参照しながら本発明に係る好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。上述した例において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、薄膜形成領域Aが表示領域である構成としたが、これに限定されるものではなく、非表示領域に対して適用する構成であってもよい。
また、図9に示すように、大型基板から複数の基板を作成する場合には、大型基板を1つの基板として本発明の薄膜形成方法を用いて薄膜の形成を行っても良いし、大型基板から作成される個々の基板に対して本発明の薄膜形成方法を用いて薄膜を形成しても良い。
また、上記実施形態においては、本発明の薄膜形成方法を用いて、配向膜及びオーバーコート膜を形成した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、本発明の薄膜形成方法を用いて、フォトレジスト等の種々の薄膜を形成することができる。
また、上述のように薄膜の端部における隆起部分をスペーサとして用いたり、薄膜の厚みを微調整する際のバンクとして利用することもできる。具体的には、隆起部分をバンクとして利用する場合には、この隆起部分に囲まれた薄膜中央部に液体材料を吐出配置し、この液体材料を乾燥させることによって、薄膜の膜厚をさらに稼ぐことができる。
本発明の一実施形態の薄膜形成方法に用いられる薄膜形成装置の概略構成を示した斜視図である。 ピエゾ方式による液状材料の吐出原理を説明するための図である。 本発明の一実施形態の薄膜形成方法を説明するための説明図である。 本発明の一実施形態の薄膜形成方法を説明するための説明図である。 パッシブマトリクス型の液晶表示装置の断面構造の一例を模式的に示す図である。 パッシブマトリクス型の液晶表示装置の製造方法を説明するための説明図である。 パッシブマトリクス型の液晶表示装置の製造方法を説明するための説明図である。 TFTをスイッチング素子に用いたアクティブマトリクス型の液晶表示装置の一例を示す図である。 大型基板を用いて液晶表示装置用の基板を作成するいわゆる多面取りの例を示す模式図である。 アクティブマトリクス型の液晶表示装置の断面構成図である。 液晶表示装置を備える電子機器の例を示す図である。
符号の説明
20、201、202…基板、 200、580…液晶表示装置(デバイス、電気光学装置)、 206…オーバーコート膜、 208…配向膜、 1000…携帯電話本体(電子機器)、 1100…時計本体(電子機器)、 1200…情報処理装置(電子機器)、 A…薄膜形成領域(膜形成領域)、 H…薄膜(膜)、 S…シール部

Claims (11)

  1. シール部に配置されたシール材を介して固定された一対の基板を有するデバイスの製造方法であって、
    液状体を吐出して、前記シール部に囲まれた表示領域に膜を形成する工程を含み、
    前記膜を形成する工程は、前記表示領域の面積に対して1.3倍以上の面積で、且つ前記シール部よりも内側に前記液状体を塗布する工程を有することを特徴とするデバイス製造方法。
  2. 請求項1記載のデバイス製造方法において、
    前記表示領域を覆うように前記液状体を塗布することを特徴とするデバイス製造方法。
  3. 液状体を吐出して製膜された基板を有する電気光学装置の製造方法であって、
    前記製膜が請求項1または2のいずれか一項に記載のデバイス製造方法により行われることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  4. 請求項記載の電気光学装置の製造方法において、
    前記電気光学装置は液晶表示装置であり、
    前記膜は配向膜であることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  5. 請求項記載の電気光学装置の製造方法において、
    前記電気光学装置は液晶表示装置であり、
    前記膜はオーバーコート膜であることを特徴とする電気光学装置の製造方法。
  6. シール部に配置されたシール材を介して固定された一対の基板を有するデバイスであって、
    前記シール部に囲まれた表示領域に液状体の吐出により形成された膜を有し、
    前記膜は、その塗布面積が前記表示領域の1.3倍以上で、且つ前記シール部よりも内側に配置されていることを特徴とするデバイス。
  7. 請求項記載のデバイスにおいて、
    前記は、前記表示領域を覆うように配置されることを特徴とするデバイス。
  8. 請求項6または7のいずれか一項に記載のデバイスを有することを特徴とする電気光学装置。
  9. 請求項記載の電気光学装置において、
    前記膜は、液晶表示装置における配向膜であることを特徴とする電気光学装置。
  10. 請求項記載の電気光学装置において、
    前記膜は、液晶表示装置におけるオーバーコート膜であることを特徴とする電気光学装
    置。
  11. 請求項8から10のいずれか一項に記載の電気光学装置を有することを特徴とする電子機器。
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