JP4096598B2 - 投影装置用光源及びそれを用いた投写型画像ディスプレイ装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶プロジェクター装置やオーバーヘッドプロジェクタ等の投影装置用の光源に適用される反射鏡(リフレクタ)の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、液晶プロジェクター装置やオーバーヘッドプロジェクタ等の投影装置用の光源として、発光管とその発光管からの光を反射して放出するリフレクタとを組み合わせたものが用いられている。発光管としては、金属ハロゲン化物を発光管内に封入し、その金属特有の発光を利用した、電極間距離が短いショートアークタイプのメタルハライドランプが用いられている。また、リフレクタとしては、耐熱性ガラスの内壁面に酸化チタンや二酸化シリコンの多層膜をコートしたリフレクタが用いられている。その後、メタルハライドランプに変わって、高輝度化が容易な超高圧水銀ランプや艶色性が高いキセノンランプが広く用いられるようになって。中でも、超高圧水銀ランプは、点灯中の水銀の蒸気圧を120atm以上に高めることで発光効率を改善して高輝度化を実現している。更に、水銀の他に添加物を混入することで分光分布特性を改善し、高い艶色性を実現している。
【0003】
しかしながら、この超高圧水銀ランプは最適使用温度範囲が狭く、設計最適範囲から外れて使用すると発光効率の低下やランプ管球の寿命が短くなるという問題点がある。
【0004】
この投影装置用光源に用いられるリフレクタは、熱膨張率が小さい耐熱ガラスをプレス成形し、その後、リフレクタ内壁に反射率が90%程度のアルミの蒸着膜をコートし、さらに、前記アルミ蒸着膜の表面に酸化防止処理を施すことで得られていた。
【0005】
近年、更なる高輝度化の市場要求により、リフレクタ内面の反射膜としては、アルミ蒸着膜に比べてより高い反射率が得られるTiO2とSiO2から成る光学多層膜を使用している。このリフレクタから出射する光束は、平行あるいは収束光束とするのが一般的である。これに合わせて、リフレクタ反射面の形状は放物面あるいは楕円面が主流となっている。
【0006】
図1は超高圧水銀ランプを発光源とした一般的な投影装置用光源としての断面図である。消費電力100Wクラスの発光管においては、石英ガラス製発光管1の内容積は55μlで、両端に電極2が封着され、その間のアーク長は1〜1.4mm程度に設定されている。そして、発光管1の内部には、発光物質として水銀が、始動補助ガスとしてアルゴンとともに臭化水素がアルゴンに対して規定量の割合で含まれている。電極心棒3にはモリブデン箔4が溶接されて、電極封止部5が形成されている。リフレクタ開口部側の電極封止部5にはモリブデン箔4に電極心棒17が取り付けられ、リ−ド線18により一方の電源印可端子であるリ−ド線金具19に接続されている。また、リフレクタ底部開口部側の電極封止部5には他方の電源印可端子となる口金6が取り付けられている。この口金6は、内面に多層反射膜を形成し可視光を反射し赤外光線を通過させるようにしたリフレクタ7の底部にセメント8を介して接着固定される。この際、リフレクタの略焦点位置には発光管1のアーク軸が位置するように固定される。そして、このリフレクタ7の前面開口部のフランジ部分を利用し、リフレクタ7とほぼ同じ熱膨張率を有する前面板ガラス9が嵌合されている。この前面板ガラス9は発光管が破裂した際の発光管の飛散防止を目的としており、その両面には反射防止コーティングが施されている。
【0007】
図2は、図1に示すような投影装置用光源が、実際の液晶プロジェクター装置やオーバーヘッドプロジェクタ等の光学機器の光源として用いられる場合の使用形態を示したものである。投影装置用光源の側面もしくは後面に冷却用ファン10を設置する。そして、この冷却用ファン10からの風を、リフレクタ7に吹き付けることで所望の冷却効果を得る。他の方法としては、点灯することで暖められた光源周辺の空気を吸出すことで空気の流れを作り、リフレクタ7を冷却する。
【0008】
これらの投影装置用光源を用いた照明光学系により、均一な分布となった照明光の強度を変調する手段としては、液晶パネルやDMD(Digital Micro Mirror Device)などの、画素をマトリックス状に配置した画像表示素子が用いられている。この画像表示素子にテレビジョン信号やコンピュータから画像信号を入力し、その表示面に画像を表示する。投影装置用光源からの光は、前記画像表示素子上の表示画像により変調される、この変調された光は、投写レンズにより拡大投影される。この拡大された光を別置のスクリーンに投影するものは、投写型画像プロジェクター装置と呼ばれ、またスクリーンを備え、拡大投された光をスクリーン背面から投影して画像を写し出すものは、所謂リアタイプの投写型画像ディスプレイ装置と呼ばれており、市場に広く普及している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上述べた従来技術による投影装置用光源に使用されているリフレクタは、耐熱性ガラスをプレス成形することで所望の形状を得ていた。この耐熱性ガラスは樹脂に比べて流動性に乏しく、かつ、耐熱ガラスをプレス成形する場合には素材の温度管理や重量管理が困難で、かつ、金型の温度調節に比熱の大きな温水やオイルが使用出来ないことから、形状安定性が一般の熱可塑性や熱硬化性プラスチック材料に比べて乏しい。
【0010】
図12は、反射面の断面形状が楕円のリフレクタ7jと反射面の断面形状が円のリフレクタ7k(直径116mm(反射面半径54mm)奥行き100mm)を接合し、リフレクタ7jと発光源である発光管1の口金6をセメントにより接合した状態を示す2分割リフレクタの構造図である。図12において、図1に同一な部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0011】
投影装置用光源に使用するリフレクタの形状精度を確認するために、耐熱ガラスをプレス成形して図12に示すリフレクタ7kを試作したところ、成形精度(設計形状からの誤差)は700μmを超え、かつ、リフレクタ開口部においては、抜き勾配3度の金型でありながら成形品の収縮によりほぼ垂直面となり、離形性が悪くなった。この結果、成形品が鞍型に1300μm変形し満足する性能を得ることが出来なかった。
【0012】
このように、従来の耐熱ガラスをプレス成形した直径が90mmを超える比較的大口径なリフレクタにおいては、成形性(金型の転写性や再現性)に問題があり、内面の形状を単調な楕円または放物面とせざるを得ず、従来技術による耐熱ガラス製リフレクタにおいては、設計形状に近い高精度な反射面形状を安定的に得られないと言う第1の問題点があった。
【0013】
さらに、耐熱ガラスによる従来技術のリフレクタはプレスにより成形されるので、金型からの製品を取り出す場合の抜き方向が上下2方向に限定される。このため、リフレクタの外壁面に凹凸形状を設けることができないなど、形状を複雑にできないという第2の問題もある。
【0014】
本発明は、上記の従来技術における課題に鑑みて為されたものであって、その目的は、高精度でかつ成形性、加工性に優れかつ、耐熱特性、反射特性も優れたリフレクタを備えた投影装置用光源、及びそれを備えた投影装置を提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明では、リフレクタを、該リフレクタの光軸と直交する面で分割された、発光管を保持する保持部を含む第1リフレクタと、光が出射される開口を含む第2リフレクタとで構成し、前記第1リフレクタを第1の材質として耐熱ガラスを用いて形成し、前記第2リフレクタを、該第1の材質よりも熱変形温度が低い第2の材質として前記耐熱ガラスよりも熱変形温度が低い耐熱性有機材料を用いて形成した。そして、その上で、請求項1に記載したような構成とした。また、請求項2に記載したような構成とした。つまり、第1及び第2リフレクタのいずれか一方に突起物を設け、他方にこの突起物と対をなす穴を設け、この一対の突起物と穴を互いに嵌め合わせて位置合わせをし、該突起物を介して第1リフレクタと第2リフレクタとの間で間隙を形成するように両者を固定する。このようにすれば、第1リフレクタと第2リフレクタとの接触面積が小さくなり、発光管を保持する第1リフレクタから該第2の部材への熱伝導を低減できる。従って、第2リフレクタに用いられる材料を、例えば耐熱性有機材料の許容温度に対するマ−ジンを大きくすることができる。この時、請求項3と4に記載するように、前記第1リフレクタと前記第2リフレクタとの間の隙間を、突起物と穴とを嵌め合わせた状態で、0.05mmから2mmとし、かつ突起物と穴の対の数を、少なくとも3個とするのが望ましい。このように構成することにより、隙間の空気層で第1リフレクタから第2リフレクタへの熱伝導を低減するとともに、光源内部の対流熱をこの間隙から放出できる。また、3点接触支持により、安定な接触支持面を確保できる。
【0023】
また、BMC用の金型はサイドコアや上下スライドコアなど複数方向から金型をスライドさせることが可能で、複雑な外観形状でも良好な成形性が得られる。
【0024】
以上述べた構成の投影装置用光源を、投写型画像プロジェクター装置やリアタイプの投写型画像ディスプレイ装置に使用すれば、ランプの集光効率が向上し、明るく良好な画像を得ることが可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を用いて説明する。本発明者等は、「先に説明した本発明の課題を解決するために、既に、特願2001−114763を出願している。この発明は、リフレクタの基材として、耐熱ガラスに替えて、耐熱性有機材料を用い、耐熱性能を確保しながら設計形状に対する成形精度を極めて高くすることができるものである。
【0026】
以下、まず、その内容について、具体例で述べる。投影装置用光源に使用するリフレクタの形状精度を確認するため、前述した図12の7kに示した形状の球面リフレクタ(直径116mm(反射面半径54mm)奥行き100mm)を耐熱性有機材料である昭和高分子(株)リゴラックBMC(RNC−428)で試作した。この結果、設計形状からのずれ量は最大約10μmで、金型の高精度温度調節と重量管理精度を0.5%以下とすることによりロット間のばらつきを3μm以下にすることできた。さらに、BMCは成形面がほぼ垂直な面でも離型性に優れているので、抜き勾配(金型から成形品を抜き取る際に必要な最小勾配)がほとんど不要となるなど優れた転写性を有しており、設計形状に近い高精度なリフレクタの反射面形状を安定的に得ることができた。なお、上記BMCはBulk
Molding Compoundsを省略したものである。
【0027】
BMC用の金型はサイドコアや上下スライドコアなど複数方向から金型をスライドさせることが可能で、複雑な外観形状でも良好な成形性が得られることから、リフレクタの外壁に放熱用のフィンを設け、この放熱フィンで耐熱性を向上させることができる利点がある。
【0028】
上記した形状精度の確認に加え、さらに、内面にAL(アルミ)を蒸着して反射面とし、200Wの超高圧水銀ランプを焦点距離30mmのリフレクタに固着し点灯させた場合の反射面とリフレクタ外壁面の温度を測定した。その結果、室温20℃で無風状態において、反射面の温度は132℃、リフレクタ外壁面の温度は83℃であり、材料の熱変形温度200℃に対して70℃近いマージンをとり得るなど良好な試作結果を得た。
【0029】
しかしながら、発光管の管球とリフレクタ内壁面までの距離を考慮すれば、焦点距離4mm以下では耐熱温度に対するマージンが無くなり、また、入力電力が250Wを超えても耐熱温度に対するマージンが無くなるので耐熱性が問題となることを、指摘しておいた。
【0030】
これを解決するための、本発明の第1の実施形態について図3及び図4を用いて説明する。図3は本発明の第1の実施形態を示すリフレクタで、少なくとも2種類の熱変形温度が異なる材料から形成された、少なくとも2つのパーツ(第1及び第2リフレクタ)で構成される。この実施形態のリフレクタは、リフレクタの光軸と直交する面で分割されており、この分割面を境にして材質を変えていることを特徴とするものである。図4は図3に示した本願発明第1の実施形態におけるリフレクタのAA‘断面図である。尚、図3及び図4において、図1に同一な部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0031】
熱源である発光管1の管球近傍(発光管1を保持する保持部及びその周囲)は高温となるので、熱変形温度が高い耐熱ガラス(熱変形温度 約500〜600℃)を用いた小口径の第1リフレクタ7aとする。周知のように、耐熱ガラス製リフレクタでも直径60mm以下であれば50μm程度の形状精度を実現できる。この際、用いる耐熱ガラスの線膨張率は、熱膨張による破壊を考慮して、50×10−5(1/K−1)以下とするのが望ましい。
【0032】
また、発光管の管球から光放射方向に離れた部分の第2リフレクタ7bは温度が低いので、耐熱性有機材料である低収縮不飽和ポリエステル樹脂に低収縮剤としての熱可塑性ポリマー、硬化剤、充填剤、ガラス繊維、無機フィラー等を混合し耐熱性を向上(熱変形温度約200〜250℃)した、例えば、昭和高分子(株)リゴラックBMC(RNC−428)などを用いて成形することが望ましい。こうすることで高い成形精度のリフレクタを得ることができる。RNC−428は充填材として炭酸カルシウムを用いており、その熱伝導率は0.5W/m・k°と良好な特性が得られる。より一層の熱伝導率向上を狙った材料として水酸化アルミナを充填材として混入した同社製RNC−841は熱伝導率が0.8W/m・k°でありRNC−428の約1.6倍である。
【0033】
以上のように、リフレクタを少なくとも2種類の熱変形温度の異なる材料で構成し、発光管を保持する部分もしくはそれに近い部分(第1リフレクタ7a)には耐熱温度の高い材料を、光を放出する開口を含む部分(第2リフレクタ7b)には成形精度の高い材料を使用している。これにより、上記した問題点を解決することができる。なお、第1リフレクタ7aと第2リフレクタ7bとは図示しない固定方法で固定されている。詳細な固定の構造や方法については後述する。
【0034】
図3において、耐熱性有機材料を用いた第2リフレクタ7bの外壁面の上部と下部に、放熱用のフィン11及び12を設けてある。耐熱性有機材料は、前述したように、複雑な外観形状でも良好な成形性が得られるので、放熱用のフィンを配設して、より優れた放熱性能を得ることができる。
【0035】
図5、図6、図7は本発明の第2の実施形態について示したものである。リフレクタは反射面の光軸を含む平面で2分割された構造(図5においては7d、7c、図6においては7e、7f、図7においては7g、7h)としている。反射面の光軸を含む平面で2分割された各部分は、図3と図4で述べたように、耐熱ガラスを用いたリフレクタの部分と、耐熱性有機材料を用いたリフレクタ部分とで構成されていることが望ましい。ただし、実使用において、熱変形温度に対し、十分なマ−ジンが得られならば、反射面の光軸を含む平面で2分割された各部分は、1種類の材料、例えば、耐熱性有機材料を用いてもよい。
【0036】
図5において、リフレクタを上下対称な形状とすることで金型の共有化が図られ、量産時のコスト低減に効果がある。さらに、リフレクタ7dの外壁面の上部に設けた放熱用のフィン11の他に下部にもリフレクタ7cにも同様の放熱用のフィン12を追加することで一層放熱効率をあげることができる。
【0037】
図6はリフレクタ7eの外壁面の上部に設けた放熱用のフィン14の他に下部にもリフレクタ7fにも同様の放熱用のフィン15を追加している。図5に示す実施の形態との違いはフィンの設けてある方向がリフレクタの光軸に対して垂直となっている点である。リフレクタを冷却する風の方向(ファンの取り付け位置)によっては一層放熱効率をあげることができる。
【0038】
さらに図7では、ランプ管球の軸を対称軸として、リフレクタ7gの外壁面の上部に放熱用のフィン14を、リフレクタ7hの外壁面の下部にも放熱用のフィン15を、外壁面の左右にも放熱フィン16(右側外壁面の放熱フィンは図示せず)を設けることで、より一層優れた放熱性能を得ることができる。尚、図5、図6、図7で前出図に同一な部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0039】
なお、図5、図6、図7では、リフレクタを反射面の光軸を含む平面で2分割するとしたが、これに限定されるものではない。本発明の本質は、分割することにより、金型の共有化を図り、量産時のコストを低減することにあり、回転対称なリフレクタを反射面の光軸を含む平面で2分割以上、例えば、4分割しても良いことは明らかである。
【0040】
リフレクタの材料として、例えば、耐熱性有機材料1種類のみを用いる場合は、先に述べたように、焦点距離4mm以下では耐熱温度に対するマージンが無くなり、また、入力電力が250Wを超えても耐熱温度に対するマージンが無くなるという問題があるので、入力電力を250W以下とした超高圧水銀ランプと焦点距離を4mm以上としたリフレクタとを組合わせて使用するのが望ましい。超高圧水銀ランプの発光管の電極間距離は、後述するように1.8mm以下とする。1.8mmを超える場合は、発光効率が低下する。
【0041】
図8は図7に示した本発明のリフレクタを実際の液晶プロジェクター装置やオーバーヘッドプロジェクタ等の光学機器の光源として用いる場合の使用形態を示したものである。投写用光源装置の下面に冷却用ファン10を設置し、放熱用のフィンを設けたリフレクタ7g、7hに風を吹き付けることでさらに冷却効率を高めることができる。また、他の方法としては、点灯することで暖められた光源周辺の空気を吸出すことで空気の流れを作り冷却しても良い。
図3、図5と図6、図7、図8とでは、放熱フィンの方向が異なるが、投写型画像ディスプレイ装置に投影装置用光源として実装される場合、冷却用ファンにより発生する風の流れに平行となるように放熱フィンを設けることは当然のことであり、この結果、極めて効率良く放熱を行うことができる。
【0042】
次に、リフレクタを3分割した第3の実施形態を図23から図28までを用いて説明する。なお、図23から図28までの図において、前出図に同一な部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0043】
図23はリフレクタを3分割した分解図である。図23において、リフレクタは、熱源である発光管に近接するリフレクタ底面側の耐熱ガラス(熱変形温度 約500〜600℃)を用いた小口径の第1リフレクタ7pと、発光管の管球から光放射方向に離れた基材として耐熱性有機材料を用いた第2リフレクタ7qと7sとからなる。第2リフレクタ7qと7sは、リフレクタの開口側を反射面の光軸を含む平面で2分割したもので、対称に構成されており、反射面にはアルミ,銀または銀合金等の金属薄膜が施されている。第1リフレクタ7pの反射面には前述したTiO2とSiO2から成る光学多層膜が施されている。
【0044】
第2リフレクタ7qは、その分割面近傍にツメ56が設けられており、また第2リフレクタ7sは分割面近傍のツメ56に対応した位置に突起57が設けられている。そして、ツメ56と突起57の嵌合により第2リフレクタ7pと7qは組立てられる。第2リフレクタ7qと7sの図示されてない他方の分割面近傍には、これとは逆に第2リフレクタ7qに突起57が、第2リフレクタ7sにツメ56が設けられおり、対称となるように構成されている。
【0045】
さらに、第2リフレクタ7qと7sは第1リフレクタ7pを組合せるための固定用ボス54を各2個備えている。第1リフレクタ7pを第2リフレクタ7qと7sに取付けるためには、取付金具A53を用いる。取付金具A53は、中央に穴部53cが形成されている。また、周辺のリング部には、リフレクタ開口側中央方向に傾斜した弾性部材である板状の4個のスプリング部53aと、このスプリング部53aとは逆方向に傾斜した板状部材である4枚の導風板53bとが設けられている。4個のスプリング部53aと4枚の導風板53bは、それぞれリング部の円周方向に沿って交互に取り付けられている。そして、第1リフレクタ7pの底部を取付金具A53の中央の穴部53cに挿入し、取付金具A53の4個所のスプリング部53aが持つバネ性で、リフレクタ7pを押さえ付ける。更に、固定用ボス54にネジ55で固定し、第1リフレクタ7pを第2リフレクタ7qと7sに押圧固定し、一つのリフレクタに組立てることができる。スプリング部53aについては、図27(a)で後述する。また、第2リフレクタ7qと7sは溝60を有し、この溝60に前面板ガラス9を挟み込み保持することができる。
【0046】
第2リフレクタ7qと7sは、その分割面に、半円筒形状の凹みが形成されている。これは、発光管1(ランプ)に電力を供給するためのリード線(図示せず)とそれを絶縁する糸巻き形状の絶縁スリーブ51からなる電力線を挟み込むためのものである、図24の絶縁スリーブの断面図で示すように、絶縁スリーブ51の凹部円筒部に第2リフレクタ7qと7sの分割面が挟み込まれ、絶縁スリーブ51を固定することができる。第2リフレクタ7qと7sは反射面に金属薄膜を施しているためランプのリード線(図示せず)を絶縁する必要があり、絶縁スリーブ51の穴にランプのリード線(図示せず)を通して絶縁する。もし、第2リフレクタ7q,7sに反射膜として金属反射薄膜ではなく光学多層膜が施されている場合には、絶縁スリ−ブ51が不要となることは当然のことである。なお、図23において、58はリフレクタにランプベースを固定するランプベース取付用ボスであり、59はリード線固定用ボスである。
【0047】
以上のように、第2リフレクタ7qと7sの基材に前述した耐熱性有機材料を用いることにより、複雑な外観形状でも良好な成形性が得られるので、発光管に近接するリフレクタ底面側の第1リフレクタ7pに耐熱ガラスを用いて耐熱性を達成しながら、組立てが非常に簡単なリフレクタを構成することができる。また、第2リフレクタ7qと7sを対称な形状とすることにより、金型の共通化が図られ、量産時のコスト低減に効果がある。
【0048】
図25は図23で示した3分割リフレクタを用いて組立てられた光源である。図25に示すように、ランプの口金6とは反対側に接続された電力供給用のリ−ド線52は絶縁スリ−ブ51の穴から引き出される。リ−ド線52の先端には穴のある金属端子52aが溶接あるいは圧接されている。また、光源に電力を供給する電源コネクタ61は、片側は図示しない電源にハウジング61aで接続されており、他方は先端に穴のある金属端子61bが溶接あるいは圧接された2本のリード線で、リード線の一方は口金6に金属端子61bでナット62により固定され接続されている。また他方のリード線は金属端子61bでリード線52の金属端子52aとともにリード線固定用ボス59にネジ63で固定され、ランプのもう一方に接続されている。このように構成することにより、図26で示すように、リード線52を絶縁スリ−ブ51に通し、リード線52の片方に金属端子52aを溶接あるいは圧接し、他方をランプに溶接あるいは圧接する準備作業がランプ単体でできる。このため、従来のように中継のためのリ−ド線金具19を設ける必要がない。更に組立て工程の中でリ−ド線を溶接あるいは圧接する必要もなく、組立てが簡単となる。
【0049】
さらに、もし、ランプの破損や第1リフレクタ7pになんらかの原因により反射膜の剥れが生じた場合、第2リフレクタ7qと7sはそのまま継続して使用可能なので、耐熱ガラス製のリフレクタ7pと図26に示すようなランプのみを交換することができる。よって、サ−ビス性にすぐれているという効果も有している。これは、取付金具A53で第1リフレクタ7pと第2リフレクタ7q,7sとの組立・分解が自在であり、また、発光管(ランプ)に溶接されたリ−ド線52とリ−ド線52を通した絶縁スリ−ブ51もツメ56と突起57との嵌合で取付け・取外しが自在であるからである。なお、ランプは第1リフレクタ7pにセメント8で固着されているので、ランプと第1リフレクタ7pは同時に交換する必要がある。
【0050】
図27は、図25の光源における耐熱ガラス製の第1リフレクタ7pを、基材に耐熱ガラスより耐熱性の低い耐熱性有機材料を用いた第2リフレクタ7qと7sに固定する方法について説明する図である。図27の(b)は図25の光源を拡大して示した図で、図27の(a)は(b)の丸Aで囲んだ部分を拡大して示した図である。図27の(a)で示すように、第1リフレクタ7pは半球状の突起64を複数個有し、第2リフレクタ7qと7sは、この突起64に対応する位置に半球状のへこみである穴65を有している。そして、これらの突起64と穴65とを嵌合させることにより位置合わせをするとともに、第1リフレクタ7pと第2リフレクタ7q,7sとを点接触させている。これにより、第1リフレクタ7pと第2リフレクタ7q,7sとの接触面積を小さくし、温度の高い第1リフレクタ7pから温度の低い第2リフレクタ7q,7sへの熱伝導を低減する構成としている。よって、第2リフレクタ7qと7sの基材と用いられる耐熱性有機材料の許容温度のマ−ジンを大きくすることができる。なお、突起64とこれに対応する穴65の数は3個が望ましい。3個とすると安定な接触を確保できるからである。また、第1リフレクタ7pと第2リフレクタ7q,7sとのあいだの隙間tは0.05mmから2mmmまでとする。第1リフレクタ7pと第2リフレクタ7q,7sとのあいだに隙間を設けて、隙間の空気層で第1リフレクタ7pから第2リフレクタ7q,7sへ熱伝導を低減するとともに、光源内部の対流熱をこの間隙から放出させる。隙間tを大きくすると熱伝導は低減できるが、光源からの光が漏れるので、隙間は2mm以下が望ましい。
【0051】
図27の(a)には、図23,図25で示したスプリング部53aがわかり易く拡大して示してある。スプリング部53aを形成する板状の板片の持つバネ性で第1リフレクタ7pを第1リフレクタ7qと7sに押圧して固定している。なお、図27で示される固定方法は、図3,4で示される第1の実施形態にも適用できることは言うまでもない。
【0052】
次に、取付金具A53の導風板53bの持つ機能について図28を用いて説明する。図28は図25の光源を斜め背面方向から電源コネクタ61を省略して示したものである。図28で明らかなように、導風板53bは第1リフレクタ7pの外壁との間に隙間ができるように、口金方向に傾斜している。光源を冷却するために光源の背面方向から冷却用ファン(図示せず)で排気する場合、第1リフレクタ7pと導風板53bの隙間を矢印で示すように空気が流れ、温度の高い第1リフレクタ7pを効率良く冷却することができる。
【0053】
図29に第4の実施形態を示す。図29は図25のリフレクタqと7sにランプベ−スを2分割し一体化して成形したものである。図29において、第2リフレクタ7tは図25の第2リフレクタqに、2分割したランプベ−スの一方を一体化して成形したもので、第2リフレクタ7uは、図25の第2リフレクタsに、2分割したランプベ−スの他方を一体化して成形したものである。このようにリフレクタにランプベ−スを一体化して成形することにより部品点数を低減できる。この実施の形態でも、第2リフレクタ7tと7uは対称である。なお、図29では電源コネクタ61を省略して示しており、また、前出図に同一な部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0054】
一般に、光源は図30に示すように、光源41をランプベ−ス70に取付け、光源41を取付けたランプベ−ス70をランプケ−ス83に格納し、さらにランプケ−ス83をランプハウス81に収納する。ランプハウス81は背面に排気して光源を冷却する冷却用ファン10を備え、光源の出射方向とは異なる壁面に吸気口82を有する。このように組合せられたランプハウスが投写型画像ディスプレイ装置に組込まれており、ユ−ザまたはサ−ビスマンによる光源の交換ができるようになっている。ランプケ−ス83は冷却用ファン10側の背面に排気口85を、吸気口82に対応する位置に吸気口86を有する。84はランプケ−ス取手であり、ランプケ−ス85を取出すときに使用する。
【0055】
従来は、リフレクタは耐熱ガラスを用いて作られているため、ランプベ−スをリフレクタと一体化することができなかったが、本発明によれば、リフレクタの開口側の基材として成形が容易な耐熱性有機材料を用い、さらに、図25の光源で述べたように、リフレクタの底面側とリフレクタの開口側とを点接触とするようにすることにより、開口側のリフレクタに取付けられるランプベ−スの温度も下がる(常温で100℃前後)ので、2分割した開口側の第1リフレクタ7q,7sに2分割したランプケ−スを一体化して成形することができる。この実施の形態が先に述べた図29の実施形態である。
【0056】
次に、第5の実施形態を図31に示す。図31は開口側のランプベ−ス一体化リフレクタ7v,7wと底部側の第1リフレクタ7pとの組合せに取付金具A53を用いず、爪で固定する方法を説明する図である。図31において、開口側の第2リフレクタ7v,7wは底部側の第1リフレクタ7pを固定する爪67を複数(図では各2個)持つように成形されており、この爪67で第1リフレクタ7pを固定する。このようにすることにより、取付金具A53をなくすことができ、コストダウンを図ることができ、またネジ締がなくなるためネジ締め用ドライバを持つ必要もなく組立て工数も簡略化できる効果もある。なお、図31において、前出図に同一な部分には同一符号を付して、その説明を省略する。
【0057】
図23から図28までの図と図29と図31で述べた実施形態では、基材に耐熱性有機材料を用いたリフレクタ部に図3、図5、図6、図7で示したような放熱用のフィンを設けてないが、これに限定されるものではなく、放熱用のフィンを設けてもよいことは当然のことである。
【0058】
図23から図31までを用いて、リフレクタを3分割する(耐熱ガラス製の第1リフレクタ、及び光軸を含む面で2分割された耐熱性有機材料で形成された第2リフレクタ)実施形態について述べたが、これに限定されものではない。基材に耐熱性有機材料を用いるリフレクタ開口側を、回転対称なリフレクタ反射面の光軸を含む平面で2分割以上、例えば、4分割してもよいことは明らかであろう。このようにすることにより金型の共有化ができる。また、耐熱ガラスのリフレクタ底面側をリフレクタ反射面の光軸を含む平面で2分割以上に分割してもよいことも当然のことである。
【0059】
耐熱性有機材料は、既に述べたように複雑な外観形状でも良好な成形性がえられるので、基材に耐熱性有機材料を用いたリフレクタ外壁に放熱用のフィンを設けて、放熱面積を大きくして放熱性能を高めることができるが、放熱面積を大きくする別の方法としては、リフレクタ外壁の表面に(微細な)凹凸を設ければよい。この方法は、耐熱性有機材料を用いた第1リフレクタ外壁のみではなく、耐熱性ガラスで形成された第2リフレクタの外壁にも適用できる利点がある。
【0060】
放熱面積を大きくする他の方法として、耐熱性有機材料を用いたリフレクタ外壁に静電塗装で植毛する方法もある。直径が30μmから50μmで長さが0.1mmから0.3mmの合成繊維を、静電塗装により、耐熱性有機材料を用いたリフレクタ外壁に吹きつけることにより、表面積を大きくでき放熱性能が向上できるとともに、植毛の間で空気層ができるので外壁の植毛に手が触れてもヤケドする危険を低減することができる効果もある。
【0061】
ここで述べた植毛による放熱性能の向上とヤケドの危険を低減する方法は、温度の高い他の場所にも適用できる。例えば、図30で示す光源を格納するランプケ−ス83(プラスチック製)の内部は温度が高いので、放熱を良くするために、内壁に植毛し、内壁の表面積を増大させて放熱性能を向上させる。また、ランプ交換の際、ランプハウス81からランプケ−ス83を取出すときに使用するランプケ−ス取手84が取付けられたランプケ−ス外壁面に植毛を施し、誤って手が触れてもヤケドの危険を低減することができる。
【0062】
次に、4次以上の高次の係数を含むリフレクタ7の内壁面(反射面)形状の優位性について説明する。数1で示されたZ(r)は、レンズ形状の定義を説明する図18に見られる如く、リフレクタの底面から開口部に向かう方向(ランプ管球の軸)をZ軸とし、リフレクタの半径方向をr軸にとったときのリフレクタ面の高さを表している。ここでrは半径方向の距離、RDは曲率半径を示し、RD,CC,AE,AF,AG,AH,…,Aは任意の定数を、nは任意の自然数を表している。したがって、CC,AE,AF,AG,AH等の各係数が与えられれば、数1に従ってリフレクタ面の高さ、つまり、リフレクタの形状が定まる。
【0063】
【数1】
【0064】
上記の数1において、従来のリフレクタの反射面形状を示す断面形状が円の場合はRDのみでCC=0、放物線はRDが与えられCC=−1、楕円はRDが与えられCCの値が−1<CC<0の場合が長軸に回転対称な楕円を、0<CCの場合が短軸に回転対称な楕円を定義できる。
【0065】
これに対して、本発明のリフレクタは、高い形状精度が容易に得られることから、数1に示した4次以上の高次の係数を含む複雑な形状になっても高精度な反射面を得ることができる。
【0066】
図4は、前述したように、反射面の断面形状が放物線の一部である耐熱ガラス製のリフレクタ部分7aと耐熱性有機材料からなるリフレクタ部7bとで構成されたリフレクタ7と、発光管1の管球の口金6をセメント8により接合した状態を示す構成図である。また図12は、前述した反射面の断面形状が楕円のリフレクタ7jと反射面の断面形状が円のリフレクタ7kを接合し、リフレクタ7jと発光管1の管球の口金6をセメントにより接合した状態を示す2分割リフレクタの構成図である。図4と図12において、図1と同じ部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0067】
従来は、いずれのリフレクタ反射面形状も発光源を点光源と仮定して設計されているが、実際の光源は点光源でなく、エネルギー分布を持つ有限長の寸法を持ち、かつ、非対称な配光分布を有している。
【0068】
以下に具体例を示す。図13は図1で示した投影装置用光源に使用される交流駆動超高圧水銀ランプのバルブ付近の拡大図、図14はランプ点灯時の発光エネルギ−分布図である。図13において、石英ガラス製発光管1の内部には、一対の電極2が存在し、有限長の電極間ギャップ(アーク長)が存在し、100Wクラスの管球で1.0mm〜1.4mm程度である。また、図14に示すように、等発光エネルギ−点を連続的に結んで得られる等発光エネルギ−閉曲線は、2つの電極(a,bで示す)近傍では、各電極aとbを中心とした等発光エネルギ−閉曲線となり、電極aとbから遠ざかると、電極aとbを含んで取り囲む等発光エネルギ−閉曲線となっている。尚、図14でcとdは発光エネルギ−の低い部分を示している。これから明らかなように、ランプ点灯時のバルブ付近の発光エネルギー分布は均等でなく、2つの電極近傍が最も明るくなっていることがわかる。即ち、2つの発光点があることがわかる。
【0069】
図15に直流駆動超高圧水銀ランプの配光特性を、図16に交流駆動超高圧水銀ランプの配光特性を示す。発光管1の配光特性は、図15及び図16に示すように、ランプ軸(図中の0°から180°)と直交する軸(図中の90°から270°)対して非対称となっている。特に図15に示した直流駆動の超高圧水銀ランプの配光特性は、図16に示した交流駆動の超高圧水銀ランプの配光特性に比べて非対称性が大きい。この理由は直流駆動の超高圧水銀ランプは一般に陽極の電極寸法が陰極の電極寸法より大きいため光、陽極側において光の一部が遮光されるためである。
【0070】
以上述べたように、現状の超高圧水銀ランプは点光源ではなく、光源が2つあると見なされ、超高圧水銀ランプと組み合わせて使用するリフレクタは焦点が複数点となる形状とすることが望ましい。リフレクタの焦点を複数点とするためには、前記(数1)において4次以上の高次の係数を有することが必須となる。尚アーク長が1.8mmを超える場合にはかえって効率が低下する。
【0071】
以上、リフレクタの内壁面(反射面)を4次以上の高次の係数を含む形状とした場合の優位性について述べたが、本発明によれば、設計形状に近い高精度なリフレクタの反射面形状を安定に得ることができるので、リフレクタの内壁面(反射面)を4次以上の高次の係数を含む形状とすることが可能となる。
【0072】
図9、図10は本発明リフレクタの他の実施形態を示したものである。図9、図10において、前出図に同一な部分には同一符号を付して説明を省略する。図9は、リフレクタ7iの反射面の最大径がリフレクタの出射側開口径より大きい形状となった場合を示したもので、数1に示した非球面式に対応した係数によって十分成し得る形状である。このような内面形状でも、反射面の光軸を含む平面で2分割した構造のリフレクタとすることで実現が可能となる。
【0073】
同様に、図10は放物面反射面に比べてリフレクタの配光を考慮して出射側開口径を小さくした反射面形状を有するリフレクタ7mについて示している。図9の実施の形態と同様に、数1に示した非球面式に対応した係数によって十分成し得る形状である。このような内面形状でも、反射面の光軸とほぼ平行な平面で2分割した構造のリフレクタとすることで実現が可能となる。
【0074】
なお、図9,図10において、反射面の光軸とほぼ平行な平面で2分割された各部分は、図3と図4で述べたように、耐熱ガラスを用いたリフレクタの部分と、耐熱性有機材料を用いたリフレクタ部分とで構成されていることが望ましい。ただし、実際の使用において、耐熱性有機材料の熱変形温度に対し、十分なマ−ジンが得られならば、反射面の光軸とほぼ平行な平面で2分割された各部分は、1種類の材料、例えば、耐熱性有機材料を用いてもよい。
【0075】
次に、図9にリフレクタの3分割を適用した実施の形態を図32に示す。図32において、リフレクタは、リフレクタ底部側の耐熱ガラス製の第1リフレクタ7aaと、リフレクタ開口側を反射面の光軸を含む平面で2分割した基材に耐熱性有機材料を用いた第2リフレクタ7bb,7ccとからなる。第2リフレクタ7bbとリフレクタ7ccは対称である。既に述べたように、第1リフレクタ7aaは開口径が小口径なので、耐熱ガラスを用いているが精度よく成形でき、また、第2リフレクタ7bb,7ccは基材に耐熱性有機材料を用いているので、精度よく口径の大きい図32で示すような自由曲面を成形できる。第2リフレクタ7bbと7ccは、2分割したランプベ−スと一体化して成形されており、第2リフレクタ7bb,7ccの開口側の、光軸に向けて狭まった領域近傍のランプベ−ス部68には、導風用の穴67が複数あけられている。光源の背後側から冷却用ファン10(図示せず)で排気する場合、穴67を通って第2リフレクタ7bb,7ccの外壁曲面に沿って空気が流れ、リフレクタ即ち光源を冷却することができる。もし、穴67がなければ、第2リフレクタ7bb,7ccの開口側のすぼまった領域には空気の流れが生じないので、この領域での冷却効果は低い。
【0076】
以上述べた本実施の形態のうち、リフレクタの反射面の光軸を含む平面で2分割した構造に関しては、形状によっては反射面の光軸からずれた部分を分割面として2分割以上しても本発明に含まれることは言うまでもない。
【0077】
一方、本発明の投影装置用光源において、超高圧水銀ランプの破裂対策は、リフレクタの平均肉厚を前面開口部から底部開口部に向かって徐々に厚くすることで破裂による管球ガラスの飛散を封じ込めることが可能となる。このようにするには、発光管の管球ガラスが破裂した場合、発光管に近いリフレクタの底部開口側に強い衝撃が加わるからである。リフレクタの最低肉厚は2mm以上必要で、成形性を重視すれば3mm以上とすることが望ましい。またバルブに近い底部開口部は望ましくは5mmの平均肉厚とすると良い。発光管のランプ管球を使用状態において破裂させた場合に、上述のBMC製リフレクタの肉厚が5mm以上あれば破片が外部に飛散しなかった。
【0078】
さらに、前面開口部には、リフレクタ7と材質が異なる飛散防止用の前面ガラス9を設け、照明光学系へランプ破裂による管球ガラスの飛散を防止する。この前面板ガラス9の両面には反射防止コートを行うことで反射損失を軽減できる。
【0079】
尚、前面ガラスの両面には反射防止膜が蒸着されているが、前記前面ガラスの内部吸収率が5%を超えると、長期使用時においては、前面ガラスの熱膨張により反射防止膜にマイクロクラック等が発生する場合があるので、内部吸収の極力小さい物質が良い。また、図11に示すように、前面ガラス9aをレンズ作用を有する形状とすることで、照明光学系へランプ破裂による管球ガラスの飛散を防止するばかりでなく、反射面の形状と併せてランプからの出射光束をより高精度に制御することが可能となる。尚、図11において、前出図に同一な部分には同一符号を付して説明を省略する。
【0080】
次に、本発明の実施形態として、リフレクタの反射面に設ける反射膜の特性について、図17と図22とを用いて説明する。図17は一般的な超高圧水銀ランプの分光エネルギー分布を示したもので、図22は横軸に波長(nm)、縦軸に反射膜の垂直入射した光線に対する透過率を示したものである。
【0081】
図17の分光エネルギー分布で示されるように、青色の405nm近傍に強いスペクトラムが存在する。このため、リフレクタのUVカットフィルターの半値(50%透過率)波長を、この青色の405nm以上の波長とすると良い。できれば、410nm近傍が望ましい。また、800nm以上の赤外領域にも分光エネルギーが存在(図示せず)するので、リフレクタの反射膜の特性を、赤外領域の光を通過させるようになし、一旦、リフレクタに吸収させ外側に放熱させると良い。
【0082】
以上のことを考慮して、リフレクタ表面の反射膜特性を図22のようにする。ほぼ青色領域である410nm以下の波長の短い光線を透過させる膜設計とする。この結果、リフレクタの基材の熱硬化性樹脂に紫外線(波長が380nm以下)が直接照射されるが、この熱硬化性樹脂に紫外線吸収剤を添加し吸収させるので、有害な紫外線がリフレクタから外部に漏れることが無くなる。このカットオフの透過率特性はより急峻なほうが優れているが、コストアップにつながるため、必要にあわせて膜数が決められる。反射膜としては、TiO2とSiO2から成る光学多層膜が一般的で、30から50層もの総数が必要となる。一方、長波長領域の反射膜の特性として800nm以上の近赤外領域の光線も同時に通過させる設計とする。この結果リフレクタに熱線(近赤外から赤外光)が吸収されるので、投影装置に含まれる他の部品の温度上昇が軽減され、長寿命化が可能となる。この時、リフレクタを形成する熱硬化性樹脂の色を黒色とすると光の吸収がより高効率に行われることは言うまでもない。なお、吸収された熱線による温度上昇は、リフレクタの外壁面に設けられた放熱用のフィンによって、効果的に放熱されることは、前述した通りである。
【0083】
可視光領域のうち、420nmから700nmまでの光線に対する垂直透過率を15%以下にできれば効率の高いリフレクタを得ることができる。さらに、420nmから680nmの範囲の透過率を4%以内にできれば、AL蒸着膜(反射率約90%で分光反射率がほぼ平坦)にくらべてより有効に管球からの発散光束を捕捉できる。
【0084】
以上、リフレクタ反射面に施す反射膜として、可視光以外の紫外線と赤外線を透過させる光学多層膜について言及したが、以下では金属反射薄膜について述べる。即ち、リフレクタが図4で示されるように、少なくとも、リフレクタ底面側とリフレクタ開口側に分割されて構成され、リフレクタ底面側に耐熱ガラスが用いられ、リフレクタ開口側に耐熱性有機材料が基材として用いられる場合、耐熱ガラス製の底面側のリフレクタに使用する反射膜としては、上記した光学多層膜を用い、耐熱性有機材料を用いる開口側のリフレクタの反射膜としてはアルミ,銀や銀合金等の金属薄膜を用いる。特に銀を含む金属反射膜は、450nmから650nmの波長に対する反射率が約98%以上で、かつ450nmの波長に対する反射率よりも650nmの波長に対する反射率が高いという利点がある。この場合、耐熱性有機材料を用いる開口側のリフレクタには輻射率が0.7以下、もしくは略400kで0.5以下の色で着色する。例えば、白色である。このようにすることにより、もし、何らかの要因で反射面の下地が見えた場合、ランプからの熱線を吸収しないように反射することができる。
【0085】
以上、本発明の具体的な実施の形態について超高圧水銀ランプをもとに説明したが、艶色性に優れたキセノンランプについても同様な効果が得られることは言うまでもない。
【0086】
図19は本発明の投影装置用光源28を用いた液晶プロジェクターの照明光学系の配置を示した図である。図19において、20は周知のインテグレータ光学系(以下マルチレンズアレイと記述する)で、入射する光束をマトリックス状に配列された複数の矩形形状のレンズ素子により複数の光束に分割する第1のマルチレンズアレイ20aと、マトリックス状に配列された複数の矩形形状のレンズ素子により第1のマルチレンズアレイで分割された複数の光束をそれぞれ拡大して液晶パネル上に重畳照射するとともに、前記複数のレンズ素子にそれぞれ対応して設けられた複数の偏光ビームスプリッタと1/2λ位相差板により所望の偏光波を出射する偏光変換機能を備えた第2のマルチレンズアレイ20bとから成り、投影装置用光源40とマルチレンズアレイ20とで所望の偏光波成分を出射する偏光照明装置を形成している。31a、31b、31cはそれぞれ赤、緑、青の3原色に対応した液晶パネルである。23、25は投影装置用光源からの白色光束を3原色に分光するためのダイクロイックミラーである。30、28、26は光束の大きさを規定するフィールドレンズである。22はマルチレンズアレイに入射する光束を収束光とするためのコンデンサーレンズである。40は本発明に係る投影装置用光源で、ランプ軸に直交して放熱フィン14が設けてある。この投影装置用光源の側面に冷却用ファン10を配置し所望の温度になるように温度制御を行う。21、24、27、29は反射ミラーを、32は3原色の光をそれぞれに対応した液晶パネルで変調した映像光を合成する光合成プリズムを示している。
【0087】
図19の動作について以下述べる。投影装置用光源40からの白色光束は、マルチレンズアレイ20で所望の偏光成分を持つ光束として出射され、反射ミラー21で反射されて、コンデンサレンズ22に入射する。コンデンサレンズ22はマルチレンズアレイ20で分割された光束を液晶パネル31a、31b、31cに入射する。反射ミラー27、29を通って液晶パネル31aに入射する色光は、他の色光より光路が長くなるため、フィールドレンズ26、28、30で補正される。液晶パネル31a、31b、31cに入射した色光は映像信号(図示せず)により光変調を受けて透過し、光合成プリズム32で色合成されて、投写用レンズ101でスクリーン(図示せず)上に拡大投写される。
【0088】
次に図20及び図21は本願発明の投写光学系を搭載した背面投写型画像ディスプレイ装置の主要部を示す垂直方向断面図で、光学ユニット100において得られる映像を投写用レンズ101により折り返しミラー104を介してスクリーン102上に拡大投写する構成となっている。図20はセット高さを低減した場合のキャビネット103の構成を示し、図21はセット奥行きを低減した場合のキャビネット103の構成を示している。
【0089】
以上の通り、本発明によれば、高精度でかつ成形性、加工性に優れかつ、反射特性にも優れたリフレクタを備えた投影装置用光源、及びそれを備えた投影装置を得ることができる。
【0090】
【発明の効果】
本発明によれば、高精度でかつ成形性、加工性に優れかつ、反射特性にも優れたリフレクタを備えた投影装置用光源、及びそれを備えた投影装置を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】超高圧水銀ランプを発光源とした一般的な投影装置用光源の断面図
【図2】液晶プロジェクター装置等の光学機器用光源として用いる場合の使用形態を示した配置図
【図3】本発明に係る投影装置用光源の一実施形態を示す外観図
【図4】本発明に係る投影装置用光源の一実施形態を示す断面図
【図5】本発明に係る投影装置用光源の一実施形態を示す外観図
【図6】本発明に係る投影装置用光源の一実施形態を示す外観図
【図7】本発明に係る投影装置用光源の一実施形態を示す外観図
【図8】液晶プロジェクター装置等の光学機器用光源として本発明の投影装置用光源を用いる場合の使用形態を示した配置図
【図9】本発明の光源ランプとリフレクタによる投影装置用光源の断面図
【図10】本発明の光源ランプとリフレクタによる投影装置用光源の断面図
【図11】本発明の光源ランプとリフレクタによる投影装置用光源の断面図
【図12】本発明の光源ランプと複合リフレクタによる投影装置用光源の断面図
【図13】超高圧水銀ランプのバルブ付近の拡大断面図
【図14】超高圧水銀ランプ点灯時のバルブ付近の発光エネルギー分布図
【図15】直流駆動の超高圧水銀ランプの配光特性
【図16】交流駆動の超高圧水銀ランプの配光特性
【図17】一般的な超高圧水銀ランプの分光エネルギー分布
【図18】非球面形状を説明するための説明図
【図19】本発明の投影装置用光源を用いた 液晶プロジェクターの照明光学系の配置図
【図20】本願発明の投写光学系を搭載した背面投写型画像ディスプレイ装置の主要部を示す垂直方向断面図
【図21】本願発明の投写光学系を搭載した背面投写型画像ディスプレイ装置の主要部を示す垂直方向断面図
【図22】リフレクタ反射面に設ける反射膜の分光透過率を示す特性図
【図23】リフレクタを3分割した分解図
【図24】絶縁スリ−ブの断面図
【図25】図23で示した3分割リフレクタを用いて組立てられた投影装置用光源
【図26】ランプの構成
【図27】図25に示された光源における第1リフレクタ7pを、第2リフレクタ7qと7sに固定する方法について説明する図
【図28】図25の光源を斜め背面方向から示した図
【図29】第4の実施形態を示す図
【図30】光源の投写型画像ディスプレイ装置への設置図
【図31】第5の実施形態を示す図
【図32】図9にリフレクタの3分割を適用した実施の形態
【符号の説明】
1…石英ガラス製発光管、2…電極、3…電極心棒、4…モリブデン箔、
5…電極封止部、6…口金、7、7a〜7m…リフレクタ、
7p,7q,7s,7t,7u,7v,7w…リフレクタ、
7aa,7bb…リフレクタ、
8…セメント、9,9a…前面ガラス、10…ファン、14〜16…フィン、
17…電極心棒、18…リ−ド線、19…リ−ド線金具、
20…マルチレンズアレイ、
20a…第1のマルチレンズアレイ、20b…第2のマルチレンズアレイ、
31a、31b、31c…液晶パネル、23、25…ダイクロイックミラー、
26…フィールドレンズ、22…コンデンサーレンズ、28…投影用光源装置、
29…反射ミラー、32…光合成プリズム、40…光源、41…光源、
51…絶縁スリ−ブ、52…リ−ド線、52a…金属端子、
53…取付金具A、53a…スプリング部、53b…導風板、
53c…穴部、54…固定用ボス、55…ネジ、56…爪、57…突起、
58…ランプベ−ス取付用ボス、59…リ−ド線固定用ボス、60…溝、
61…電源コネクタ、61a…ハウジング、61b…金属端子、62…ナット、
63…ネジ、64…突起、65…穴、66…ランプケ−ス取付穴、67…穴、
68…ランプベ−ス部、70…ランプベ−ス81…ランプハウス、82…吸気口、
83…ランプケ−ス、84…ランプケ−ス取手、85…排気口、86…吸気口、
100…光学ユニット、101…投写用レンズ、104…折り返しミラー、
102…スクリーン、103…キャビネット
Claims (4)
- 表示素子に光を照射するための投影装置用光源であって、
光を発する発光管と、
前記発光管を保持する保持部を含み、かつ前記発光管からの光を反射してその開口から出射するための凹面状の反射面を有する凹面反射鏡とを備え
前記凹面反射鏡は、該凹面反射鏡の光軸と直交する面で分割された、前記保持部を含む第1リフレクタ及び前記開口を含む第2リフレクタを有し、
前記第1リフレクタは第1の材質として耐熱ガラスを用いて形成され、前記第2リフレクタは、該第1の材質よりも熱変形温度が低い第2の材質として前記耐熱ガラスよりも熱変形温度が低い耐熱性有機材料を用いて形成され、
前記第1リフレクタと前記第2リフレクタを固定するための取付金具を備え、該第2リフレクタは、該取付固定金具と結合可能な固定用ボスを有し、
該取付金具は、前記第1リフレクタと接触して前記第2リフレクタに押さえつけるための弾性部材と、前記凹面反射鏡の光束出射方向と逆方向に傾斜した板状部材とを備え、
前記取付金具を前記固定用ボスと結合した場合、前記弾性部材の持つ弾性で前記第1リフレクタを前記第2リフレクタに押し付けて固定するとともに、前記投影装置用光源を冷却するための冷却ファンにより発生した風が、前記凹面反射鏡の開口側から前記保持部方向へ、該凹面反射鏡の外面に沿って流れるように前記板状部材で導くようになしたことを特徴とする投影装置用光源。 - 表示素子に光を照射するための投影装置用光源であって、
光を発する発光管と、
前記発光管を保持する保持部を含み、かつ前記発光管からの光を反射してその開口から出射するための凹面状の反射面を有する凹面反射鏡とを備え
前記凹面反射鏡は、該凹面反射鏡の光軸と直交する面で分割された、前記保持部を含む第1リフレクタ及び前記開口を含む第2リフレクタを有し、
前記第1リフレクタは第1の材質として耐熱ガラスを用いて形成され、前記第2リフレクタは、該第1の材質よりも熱変形温度が低い第2の材質として前記耐熱ガラスよりも熱変形温度が低い耐熱性有機材料を用いて形成され、
前記第1及び第2リフレクタのいずれか一方に、複数の凸状の突起物を、他方に該突起物と対をなす凹状穴を設け、該一対の突起物と凹状穴とを互いに嵌め合わせて前記第1リフレクタと第2リフレクタとの位置合わせをし、
前記突起物を介して前記第1リフレクタと第2リフレクタとの間に間隙を形成するように、両者を結合するようにしたことを特徴とする投影装置用光源。 - 前記第1リフレクタと前記第2リフレクタとの隙間が、前記突起物と前記凹状穴とを嵌め合わせた状態で、0.05mmから2mmの間であることを特徴とする請求項2に記載の投影装置用光源。
- 前記突起物と前記凹状穴の対の数が、少なくとも3個であることを特徴とする請求項3に記載の投影装置用光源。
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