JP4096570B2 - 情報システム、端末、情報取得方法、プログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
情報システム等に関する。
【0002】
【従来の技術】
情報を検索して報知する情報システムとして、センターと端末とを備え、情報をセンターにカテゴリ毎に分類して記憶しておき、端末からの要求に応じて端末のユーザに対してカテゴリの一覧を出力し、この一覧の中からユーザによって選択されたカテゴリにマッチする情報を、端末に送信して報知することにより、ユーザに検索された情報を提供する情報システムが知られている。また、センターに記憶された情報中に含まれる語句を全文検索等して端末から報知しユーザに提供する情報システムが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような情報システムでは、ユーザの端末からカテゴリを選択させたり、単純なキーワードを入力させて、これらの選択・入力されたカテゴリやキーワードに基づいて情報を検索しており、例えばインターネット上における検索エンジンなどを利用したWeb検索などでは、ユーザの意図していないページが多くヒットしてしまうという問題がある。そのためユーザが目的とする情報を発見するまでに多大な時間と労力がかかってしまい、ユーザにとって負担になっている。
【0004】
そこで、例えば、ユーザの入力する自然語から質問の意図や意味等を理解して、ユーザからの自然語による曖昧な質問に対応する情報を検索する方法が考えられる。しかし、こうしたユーザの曖昧な質問に対応するためには、センターや端末において、意味理解の処理を行う必要がある。そのため、例えばカーナビゲーション装置や携帯端末といった限られたリソースの機器を端末として、こうした処理を行うのが困難であるという問題がある。
【0005】
そこで本発明は、意味理解のための処理を不要とすることができ、質問者から取得した自然語による質問に対する回答を、質問者が容易に得ることのできる情報システム等を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】
上述した問題点を解決するためになされた請求項1に記載の情報システムによれば、質問を分類するための複数のカテゴリと、各々のカテゴリにおける回答者毎の得意度を関連付けて記憶しているとともに、回答者に関する少なくとも回答者が得意な地域を示す位置情報を含む回答者情報を記憶しており、質問者からの自然語による質問と、その質問のカテゴリと、その質問に関連する位置情報と、少なくともその位置情報を含む質問に対する質問者からの付加情報とを取得して、回答者情報と付加情報とに基づいて回答者候補を決定し、回答者毎の得意度から回答者候補の得意度を抽出し、その質問のカテゴリにおける回答者候補の得意度に基づいて回答者候補に順位付けを行い、少なくとも上位1名をその質問の出力対象の回答者と決定し、決定された回答者に関する回答者情報を記憶し、記憶された出力対象の回答者に対してその質問を出力する。そして、その質問に対する回答者からの自然語による回答を取得し、その回答を質問者に対して出力する。そして特に、質問者が質問に関連する位置情報を明示的に指定しない場合に、質問者の現在位置を表す情報を質問に関連する位置情報として取得する。したがって、質問者は自己の自然語による質問に対する自然語の回答を得ることができる。すなわち、ユーザの曖昧な問い合わせに対応することのできる情報システムを提供することができる。またこのようにすることで、情報システム内で意味理解のための処理を行う必要がなくなる。よって、質問者の自然語による質問に対する回答を自然語で質問者に容易に報知することができる。
【0007】
しかも、質問者から取得した質問の出力対象の回答者は、回答者毎の各カテゴリにおける得意度に基づいて決定される。したがって、例えば多数の回答者の中からその質問のカテゴリについて得意な回答者のみに質問を出力することができるので、質問に対する的確な回答を迅速に得られる可能性が高くなる。また、多数の回答者の全てに対して質問を送信する必要がなく、情報システムにおける処理負荷も軽減することができる。なお、質問や回答はそれぞれ所定のデータ形式のデータである。
【0009】
また、カテゴリに加え、付加情報を取得し、その付加情報を加味して回答者を決定するようにしているため、さらに質問に対する的確な回答を迅速に得られる可能性が高くなる。また、回答者をさらに絞り込むことが可能となるため、処理負荷もさらに軽減することができる。よってさらに質問者から取得した自然語による質問に対する回答を、質問者が容易に得ることが可能となる。
【0010】
このように付加情報を加味して回答者を決定する方法として、付加情報と記憶された回答者に関する情報とに基づいて決定する方法を採るようにしているため、例えば、記憶された回答者に関する情報と付加情報とを比較して一致する情報を含む回答者だけを出力対象の回答者と決定することができる。
【0011】
そしてこうした付加情報としては位置情報を用い、回答者に関する情報として回答者が得意な地域を示す位置情報を用いることができる。得意な地域とは例えば回答者の良く知る地域等である。このようにすれば、質問の内容が特定の地域に関する情報である場合などに、的確に回答者を決定することができ、質問者は質問に対する回答を容易に得ることができる。なお、回答者が得意な地域は、例えば回答者の住所等の情報から決定してもよいし、予め回答者から得意な地域に関する情報を取得しておき、その取得した情報を用いてもよい。また、質問者が質問に関連する位置情報を明示的に指定しない場合には、質問者の現在位置を表す情報を質問に関連する位置情報として取得するようにしているため、現在位置付近の的確な情報を容易に得ることが可能となる。
また、請求項2に記載のように、質問者の端末等に備えたGPSを用いてリアルタイムな現在位置を表す情報を取得するようにすれば、現在位置付近の情報を容易に得ることができる。
【0012】
また、付加情報としては、請求項3に示すように回答者指定情報を含み、その回答者指定情報によって指定された回答者を出力対象の回答者に決定するとよい。このようにすれば、質問者が回答者を指定することができる。したがって、例えば質問者が、これからしようとする質問について、その回答を知っていそうな質問者を予め指定することなどができる。したがって、さらに、質問に対する的確な回答を迅速に得られる可能性を高めることができる。
【0013】
また、請求項4に示すように、質問に対する回答期限を取得して、取得した回答期限までその質問に対する回答を取得して出力するとよい。このようにすれば、回答期限までに回答者から取得された回答だけが、質問者に対して出力される。したがって、例えば回答期限を過ぎて回答が得られたのでは無意味な質問などについては、質問者が予め回答期限を入力しておけば、回答期限を過ぎてからは回答が出力されない。また、ある質問の回答期限を過ぎた場合には、その質問に対する回答を待つ必要がなくなり、情報システムの処理負荷を軽減することができ、質問や回答に関する情報を保持するための記憶容量を削減することができる。
【0014】
そして、こうした自然語による質問や回答は、種々のデータ形式で取得したり出力したりすることができるが、請求項5に示すように音声データまたはテキストデータとして取得するとよい。そして請求項6に示すように音声またはテキストとして出力するとよい。また、請求項7に示すようにして、音声データとテキストデータとの変換ができるようにするとよい。例えば音声データとテキストデータとを相互に変換できるようにするとよい。このようにすれば、例えば、質問者から音声で入力された質問をテキストによる表示によって回答者に出力したり、質問者からテキストで入力された質問を音声によって回答者に出力したり、また、回答者から入力されたテキストによる回答を音声で質問者に出力したり、回答者から入力された音声による回答をテキストで出力したりすることができる。なお、テキストデータは、キーボードからの入力に応じて得るようにしてもよいし、音声として入力して音声認識によって得るようにしてもよい。
【0015】
なお、取得した質問や回答の中に不適切なキーワードを含む場合には、請求項8に示すようにして、その質問や回答の出力を行わないようにするとよい。このようにすれば、質問者や回答者が不適切なキーワードを含むメッセージを受け取らずに快適にシステムを利用することができる。
【0016】
ところで、請求項1に記載のカテゴリ記憶手段は、質問を分類するための複数のカテゴリと、各々のカテゴリにおける回答者毎の得意度を関連付けて記憶するが、この回答者毎の得意度は、回答者から取得した情報に基づいて記憶させてもよいし、請求項9に示すように、回答に対する質問者の評価を取得し、取得した評価に基づいて、この回答者の得意度を更新するとよい。例えば、質問者の評価が高い場合には得意度を上げ、質問者の評価が低い場合には得意度を下げる。このようにすれば、回答者の評価に応じて得意度が変化するため、出力対象の回答者をより適切に決定することができる。特に、得意度の初期値を回答者自身が設定する場合に有効である。
【0017】
なお、各請求項に記載の情報システムは、それぞれ、全体として情報システムを構成すればよいので、例えば請求項10に示すように1のサーバ(コンピュータ)に全ての手段を備えるようにしてもよいし、例えば請求項11の質問者側端末、センター、回答者側端末のように、各手段や手段内の部分を複数のコンピュータ等の装置で分担(分散)して実現するようにしてもよい。請求項10の場合には、ネットワークから取得したりネットワークへ出力したりする構成であるのに対し、請求項11の場合には、ユーザから取得したりユーザへ出力する部分を含む構成である。また、情報システムを異なる複数のコンピュータで構成し、異なる場所に設置して、各コンピュータ間の情報のやりとりを通信によって行うようにしてもよい。
【0018】
こうした情報システムの質問者側端末や回答者側端末は、種々の端末とすることができるが、特に移動体から利用可能な端末である場合に優れた効果を発揮する。例えば、請求項12に示すようにナビゲーション装置とすれば、移動中に必要な情報を回答として容易に得ることができる。
【0019】
ところで、カテゴリを自然語による質問から抽出する場合には、請求項13に示すようにして、質問者側端末としての端末は、音声での自然語による質問からカテゴリからを抽出して、抽出したカテゴリを質問者に対して報知し、正しいか否かを確認させて、正しい場合にその抽出したカテゴリと質問とを送信する機能を備えるとよい。このようにすればセンター側の処理負荷を軽減できるとともに、質問者は容易にカテゴリを決定することができ、質問に対する的確な回答が得られる可能性を高めることができる。
【0020】
なお、各請求項に記載の情報システムにおける各手段を処理のステップとして捉えることにより、方法の発明とすることができる。すなわち、例えば請求項1に記載の情報システムは、請求項14に記載の情報取得方法を実現する構成として捉えることができる。そして請求項14に記載の情報取得方法によれば、上述した請求項1の効果と同様の効果を得ることができる。請求項14と同様にして請求項2〜12の各々に記載の情報システムにおける各手段をステップとして捉えることにより情報取得方法の発明とすることができ、当該情報取得方法によれば当該請求項おける前述した効果と同様の効果を得ることができる。
【0021】
そして、請求項15に示すように、請求項1〜12のいずれかに記載の情報システムにおける各手段をコンピュータシステムにて実現する場合、例えば、コンピュータシステム側で起動するプログラムとして備えることができる。このようなプログラムの場合、例えば、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、ハードディスク、ROM、RAM等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータシステムにロードして起動することにより用いることができ、また、ネットワークを介してロードして起動することにより用いることもできる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明が適用された実施例について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうることは言うまでもない。
【0023】
図1に示すように、本システムは、それぞれインターネットに接続可能な、質問者側端末10と、センター20と、回答者側端末30とを備える。
質問者側端末10及び回答者側端末30は、CPU,ROM・RAM等のメモリ,I/Oとこれらを接続するバスライン等を備えたコンピュータシステムであり、I/Oには、マイクやマイクで生成された音声信号を音声データへ変換するA/D変換装置等を備えた音声入力装置、音声をスピーカ等から出力する音声出力装置、ディスプレイ、キーボード、インターネットに接続して通信を行うための通信装置等が接続されている。そして、CPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することで、マイク等から音声を入力して音声データを取得する音声データ取得機能、取得した音声データに基づいて音声認識を行い認識結果としてテキストデータを得る音声認識機能、キーボード等への入力に基づいてテキストを得るテキスト取得機能、これら各機能によって得られた情報をセンター20へ送信する送信機能、センター20から送信された情報を受信する受信機能を実現し、これらの機能を利用して、質問者側端末10においては後述する質問者側端末における処理、回答者側端末においては後述する質問者側端末における処理を実行する。
【0024】
質問者側端末10及び回答者側端末30は、例えば、ナビゲーション装置、携帯電話、ゲーム機、パソコン、その他の各種情報機器として構成することができる。なお、質問者側端末10と回答者側端末30を一の端末として構成してもよい。この場合、この端末は、ユーザが後述する質問や評価を行う場合(質問者となる場合)に質問者側端末10として機能し、ユーザが回答を行う場合(回答者となる場合)に回答者側端末30として機能する。
【0025】
センター20は、CPU,ROM・RAM等のメモリ,I/Oとこれらを接続するバスライン等を備えた一般的なサーバとして機能するコンピュータであり、I/Oには、ディスク装置、インターネットに接続された通信装置等が接続されている。ディスク装置には、後述する処理に用いる、質問者や回答者のユーザID・名前・住所・年齢・性別・趣味・仕事内容等のユーザ情報と、質問のカテゴリの一覧と、各カテゴリ毎の各ユーザの得意度を示す得意カテゴリ表40(図2(a)参照)と、不適切なキーワードのリストを記憶している。そして、CPUがメモリに記憶されたプログラムを実行することで、質問者側端末10及び回答者側端末30からの情報をインターネットを介して受信したり、これら端末へ情報を送信する機能を実現し、これらの機能を利用して、後述する質問や回答に関する処理を行う。なお、センター20は、多数の質問者側端末10及び回答者側端末と接続可能であり、各種の処理はマルチタスクで並行して実行される。
【0026】
質問者側端末10のユーザである質問者が質問を行う場合には、質問の内容を音声やキーボードから自然語で質問者側端末10へ入力する。また、質問者は入力する質問の内容に対応するカテゴリを、質問者側端末10が表示するメニューから選択する。このカテゴリは例えば図2(b)に示すように、「(1)旅行・観光,(2)飲食、(3)趣味…」のような大分類のカテゴリと、その大分類の中に含まれる「公園、テーマパーク、寺社、…」のような小分類のカテゴリとからなる階層的な構造で構成されている。こうした質問の分類、すなわち質問のジャンル(カテゴリ)を示す図2(b)のようなカテゴリの一覧を、質問者側端末10はセンター20から予め取得して記憶しており、このカテゴリを例えばメニュー形式で表示してキーボード等を用いて選択させるのである。また質問者は、必要に応じて、質問に関連する場所である位置情報や、回答のタイムリミットを指定する回答期限等を入力することができる。
【0027】
例えば、図1に示すように、質問者が「名古屋においしくて味の濃厚な豚骨ラーメン屋さんないですか?」と音声で質問を入力し、この質問のカテゴリとして「飲食>ラーメン」、場所として「名古屋」、回答期限時間として「30分」が選択されると、質問者側端末10は、これらの問い合わせ情報をユーザIDとともにセンターへ送信する。なお、質問のカテゴリ、位置情報、回答期限等は、自然語の内容を音声認識した結果から求めるようにしてもよい。また質問は、例えばテキストデータあるいは音声データとして取得して、メールあるいはボイスメールとしてセンター20へ送信する。
【0028】
センター20は、質問者側端末10から送信された問い合わせ情報とユーザIDを受信して、センター20に記憶された図2(a)に示すような得意カテゴリ表40等を用いて、受信した問い合わせ情報の送信対象の回答者を決定する。この得意カテゴリ表40は、図2(a)に示すように、各ユーザ毎に、各カテゴリ毎の得意度を記憶したものである。そして、決定した送信対象の回答者の回答者側端末30へ問い合わせ情報を送信する。
【0029】
回答者側端末30は、この問い合わせ情報を受信して、受信した問い合わせ情報に含まれる自然語の質問を、音声またはテキストとして報知する。そして、回答者がこのように報知された質問について回答する場合には、例えば、図1に示すように「栄に”A店”というラーメン屋さんがあるよ」などと、音声またはテキストとして自然語で入力する。回答者側端末30は、入力された自然語の音声データまたはテキストデータの回答を回答者のユーザIDとともにセンター20へメールあるいはボイスメールとして送信する。
【0030】
センター20は、回答者側端末30から回答とユーザIDを受信すると、質問者側端末10へ、その回答と回答者のユーザIDを送信する。
質問者側端末10では、回答と回答者のユーザIDを受信すると、その回答を音声またはテキストで報知する。その結果、ユーザは自己の質問に対する回答を得ることができる。そして、質問者によって、この報知された回答に対する評価が質問者側端末10に対して入力された場合には、質問者側端末10は、センター20へこの評価を送信し、センター20は、受信した評価に基づいて、前述した得意カテゴリ表40を更新する。
【0031】
以下、上述した処理のさらに詳細な例について、それぞれの装置の処理の内容を、図3〜図11を参照して説明する。
図3は、質問者側端末10において、質問の入力指示がキーボードまたは音声入力であった場合に質問者側端末10で実行される質問時処理の流れを示すフローチャートである。また図4は、図3の質問時処理の内容を機能ブロック図として示したものである。
【0032】
質問者側端末10は、図3に示すように、まず音声認識辞書を自然語入力用の辞書に設定して音声での問い合わせ情報の入力を可能にし、また手入力(キーボードやボタン入力、画面操作など)による問い合わせ情報の入力を可能にする(S110)。そして、ユーザからの音声またはテキストによる自然語の問い合わせ情報の入力を受け付ける(S120)(この音声あるいは手入力を行う機能が図4に示すユーザインターフェースに相当する)。音声または手入力による入力内容としては、質問に加えて、質問のカテゴリ、場所(位置情報)、回答者、回答期限等を含めることができる。例えば、質問の内容を入力した後に「カテゴリは○○で、場所は愛知県で、回答者は○○さんで、回答期限は30分以内」などと入力することができる。また、質問のカテゴリ、場所(位置情報)、回答者、回答期限等は、質問中に含めてもよい。例えば「名古屋でおいしいラーメン屋さんはないですか?」とか、「この辺で紅葉のきれいな場所はないですか?」といった具合に場所(位置情報)を質問に含めてもよい。また回答期限としては「1時間以内」などと現在からの相対的な時間で指定してもよいし、「17時30分まで」のように絶対的な時間で指定してもよい。このように入力された入力内容は、音声で入力された場合には、音声データとその音声データを音声認識して得たテキストデータで問い合わせ情報として記憶し、手入力で入力された場合には、テキストデータで問い合わせ情報として記憶する(S130、図4の問い合わせ記録に相当する)。
【0033】
続くS140では、問い合わせ情報として回答者を指定しているか否かを、S130で記憶されたテキストデータに基づいて判定し、回答者を指定している場合には(S140:YES)、S200へ移行し、指定されていない場合には(S140:NO)、S150へ移行する。
【0034】
S150では、問い合わせ情報として、明確な位置情報(予め位置情報の一覧としてメモリに記憶されている位置情報)の指定があるか否かを、S130で記憶されたテキストデータに基づいて判定し、位置情報の指定がある場合には(S150:YES)、S170へ移行し、位置情報の指定がない場合には(S150:NO)、S160へ移行する。例えば、前述の「この辺で紅葉のきれいな場所はないですか?」といった明確な位置情報を含まない問い合わせ情報のテキストデータが記憶されている場合や、位置情報を含まない場合には、S160へ移行する。
【0035】
S160では、質問者側端末10に備えたGPSによって現在位置を検出し、検出した現在位置に対応する地域の情報を問い合わせ情報に付加して記憶する。例えば「場所は愛知県」を付加する。
S170では、問い合わせ情報のテキストデータに位置情報が含まれる場合には位置情報を抽出し、この抽出した位置情報を送信用の問い合わせ情報として、S130でメモリに記憶した問い合わせ情報に加えて記憶する(図4の位置情報生成に相当する)。例えば、問い合わせ情報のテキストデータが「名古屋でおいしいラーメン屋さんはないですか?」の場合には、「名古屋」を位置情報として抽出して記憶する。
【0036】
S180では、問い合わせ情報のテキストデータにカテゴリが含まれる場合には、そのカテゴリを抽出し、図4に示すメモリに記憶されたカテゴリデータベースを参照する。
S190では、S180で抽出したカテゴリがカテゴリの一覧にあるカテゴリであるか、カテゴリの一覧を記憶したカテゴリデータベースを参照して判定し、カテゴリデータベースにあるカテゴリの場合には、そのカテゴリを送信用の問い合わせ情報に加えて記憶する。カテゴリが抽出できなかった場合や、抽出されたカテゴリがカテゴリデータベースにないカテゴリの場合には、カテゴリデータベースに記憶されたカテゴリをメニュー形式で表示装置に表示して、音声や手入力で選択させ、選択されたカテゴリを送信用の問い合わせ情報として記憶する。カテゴリデータベースは、前述した図2(b)に示した階層構造でカテゴリを記憶しており、メニューはこの階層構造に基づいて表示される。したがって、ユーザ(質問者)はカテゴリの階層を単に辿っていくだけで、問い合わせのジャンル(カテゴリ)を決定することができる。なお、カテゴリは複数指定できるようにしてもよい。
【0037】
一方、S200では、過去の通信履歴から構築されたユーザ情報を参照し、続くS210では、問い合わせ情報として指定された回答者のユーザIDを取得し、送信用の問い合わせ情報に加える(図4の「ユーザ情報」「ユーザID」に相当する。)なお、回答者のユーザIDを質問者が直接入力するようにしてもよい。
【0038】
そして、S220では、回答期限が問い合わせ情報のテキストデータに含まれるか否かを判定し、含まれる場合には(S230:YES)、S240へ移行し、含まれない場合には(S230:NO)、S230へ移行する。
S230では、メモリに予め記憶された初期設定時間を問い合わせ情報の回答期限として設定する。初期設定時間は、例えば現在から1時間、6時間、1日などとすることができる。
【0039】
S240では、問い合わせ情報から回答期限を取得し、送信用の問い合わせ情報に加える(図4の回答期限時間生成に相当する)。なお、ここで回答期限が「30分以内」のように現在からの相対的な時間で指定されている場合には絶対的な時間(日付、時刻等)に変換した上、回答期限として送信用の問い合わせ情報に加える。
【0040】
S250では、質問者のユーザ情報を参照し、S260で質問者のユーザIDを取得する。
そしてS270では、送信用の問い合わせ情報と、S260で取得した質問者のユーザIDを、センター20へ送信する。
【0041】
S280では、センターからの回答情報と回答者のユーザIDの送信を待ち、回答情報と回答者のユーザIDを受信する(図4の回答情報取得に相当する)。そして、回答情報と回答者のユーザIDをメモリに記憶し(S290)、回答情報に含まれる回答がテキストデータの場合にはディスプレイに回答を表示し、回答が音声データの場合には音声としてスピーカ等から出力する(S300)。なお、回答がテキストデータの場合にテキストデータに対応する音声を合成して出力してもよい。
【0042】
S310では、回答に対する評価を入力するか否かの選択を促す表示を行い、回答に対して評価をするという指示がキーボード等から入力された場合には(S310:YES)、図3のS320へ移行し、評価をするという指示が入力されなかった場合には(S310:NO)、図5のS380へ移行する。
【0043】
S320では、音声入力と手入力(キーボードやボタン入力、画面操作等)を可能とし、S330でユーザからの音声とテキストによる自然語入力を受け付け、S120と同様にして、音声データまたはテキストデータの少なくともいずれか一方を得る。例えば、質問者は「まあまあだな」,「なかなかよかった」などと評価を音声で入力し、これらの音声データと音声認識結果のテキストデータを得る。
【0044】
そして、S340では、S330で得たテキストデータに基づき、評価値を決定する。例えば評価値は1〜5の5段階の値とし、例えば「まあまあ」を含む場合は評価値3、「なかなか」を含む場合には評価値4のように自然語による評価と評価値を対応付けて記憶した評価値決定用テーブル等のデータに基づいて評価値を決定する(図4の評価値生成に相当する)。もちろん評価値を直接音声または手入力で入力できるようにしてもよい。
【0045】
続くS350では、メモリに記憶された質問者のユーザ情報を参照して、S360で質問者のユーザIDを取得する。
そして、S370では、S340で決定した評価値と回答者のユーザIDとS280で受信した回答情報に含まれるカテゴリとを評価情報として、S360で取得した質問者のユーザIDとともにセンター20へ送信する。
【0046】
S380では、質問を終了するか否かの入力を促す情報を表示して、終了の指示が入力された場合には(S380:YES)、この処理を終了し、続行の指示が入力された場合には(S380:NO)、図3のS110へ移行する。なお、続行の指示が入力された場合には、例えば、この回答の回答者を次の質問の回答者として指定するか否かを質問者に問うメッセージを表示し、次の質問の回答者として指定する指示が入力された場合には、その回答者を問い合わせ情報に含めるようにするとよい。このようにすれば有益な回答をしてきた回答者に対して連続して質問を送ることなどが容易にできる。
【0047】
次に、センター20が質問を受信する際(質問受信時)のセンター20の処理について、図6のフローチャートを参照して説明する。また、図7にセンター20の機能ブロック図を示す。
図6のS410では、質問者側端末10から送信された質問(問い合わせ),カテゴリ,位置情報,回答期限,回答者IDなどを含む問い合わせ情報と、質問者のユーザIDを受信する。
【0048】
S420では、センター20に記憶されたユーザ情報を取得し、S430ではS410で受信したユーザIDがS420で取得したユーザ情報に含まれているかをチェックする。そして、S440では、該当するユーザ情報があるか否かを判定し、該当するユーザ情報がある場合には(S440:YES)、S450へ移行する一方、該当するユーザ情報がない場合には(S440:NO)、S480へ移行する。S480では、エラーメッセージを質問者側端末10へ送信し、問い合わせ情報を消去する。すなわち、質問者のユーザ認証を行い、認証された場合のみS450以降の処理を行う(図7における「ユーザIDからユーザチェック並びにユーザ情報の取得」に相当する)。
【0049】
S450では、センター20に記憶された不適切キーワードリストを参照して、S460で、問い合わせ情報に不適切なキーワードが含まれていないかをチェックする。なお、音声データのみが問い合わせ情報から抽出できた場合には、音声データを音声認識によって認識して、不適切なキーワードの有無を判定するようにしてもよい。
【0050】
S470では、S460のチェックの結果から問い合わせ情報の内容が適当であるか否かを判定する。問い合わせ情報の内容が適当である場合には(S470:YES)、S490へ移行し、問い合わせ情報の内容が適当でない場合には(S470:NO)、S480へ移行する(図7の質問のチェックに相当する)。S480では、エラーメッセージを端末に送信し、問い合わせ情報を消去する。
【0051】
S490では、問い合わせ情報に含まれる回答期限を参照し、S500で保存する(図7の回答期限時間の保存に相当する)。
S510では、問い合わせ情報に回答者IDがあるか否かに基づき回答者が指定されているか否かを判定し、回答者が指定されている場合には(S510:YES)、S550へ移行し、回答者が指定されていない場合には(S510:NO)、S520へ移行する。
【0052】
S520では、問い合わせ情報に含まれる位置情報と、センター20に記憶されたユーザ情報を参照し、S530では、問い合わせ情報に含まれるカテゴリと、センター20に記憶された得意カテゴリ表40を参照し、S540で回答者を選定する(図7における「問い合わせカテゴリと位置情報、得意カテゴリ表から回答者を選定」に相当する) この得意カテゴリ表40は、図2(a)に示したように、各ユーザ(回答者)毎にカテゴリ毎の得意度を記憶したものである。すなわちユーザがどのジャンル(カテゴリ)を得意とするか(熟知するか)を得意度として記憶しているものであり、図2(a)では得意度を数値で表現している。図2(a)では、数値が大きければ大きいほど得意であることを示し、数値が小さければ小さいほど不得意であること示している。なお、得意度は数値ではなく例えばベクトル等で表現してもよい。この得意度は、ユーザ(回答者)自身が例えばユーザ登録の際に入力するようにしてもよいし、ユーザ情報が登録された際にユーザ情報に含まれる年齢・性別・趣味・仕事内容等のプロフィールから自動的に決定してもよい。
【0053】
S540の回答者の選定は、例えば、位置情報として指定された場所が、ユーザ情報として記憶された住所内に含まれるユーザを抽出する。例えば位置情報として「名古屋市」を含む場合には、ユーザ情報として記憶された住所に「名古屋市」が含まれるユーザを抽出する。そして、その抽出したユーザについての、問い合わせ情報に含まれるカテゴリの得意度を参照して、例えばカテゴリの得意度が高いユーザから順に所定の人数(例えば10人)を、問い合わせ情報の出力対象の回答者として決定する。なお、回答者はこのように複数としてもよいし、例えば最も得意度が高かった人のように1人だけとしてもよい。
【0054】
そして、S550では、回答者のユーザ情報を参照し、S560でユーザ情報を取得して、S570で問い合わせ情報とS410で受信した質問者のユーザIDを回答者の回答者側端末30へ送信する。
次に、このようにセンター20から送信された問い合わせ情報と質問者のユーザIDを受信した場合の回答者側端末30における処理について図8のフローチャートと図9の機能ブロック図を参照して説明する。
【0055】
図8のS610では、センター20から問い合わせ情報と質問者のユーザIDを受信し、S620でメモリへ保存して、S630で音声または表示によって回答者へ問い合わせ情報の中の質問を出力する。すなわち、質問がテキストデータの場合にはディスプレイに質問を表示し、質問が音声データの場合には音声としてスピーカ等から出力する。なお、質問がテキストデータの場合にテキストデータに対応する音声を合成して出力してもよい。
【0056】
S640では、出力した質問に対する回答を入力するか否かの選択を促す表示を行い、回答に対して評価をするという指示が手入力または音声で入力された場合には(S640:YES)、S650へ移行し、評価しないという指示が入力された場合には(S640:NO)、S700へ移行してセンター20へ非回答メッセージを送信する。
【0057】
S650では、音声認識辞書を自然語入力用の辞書に設定して音声での問い合わせ情報の入力を可能にし、また手入力(キーボードやボタン入力、画面操作など)による問い合わせ情報の入力を可能にする。そしてS660で、ユーザからの音声またはテキストによる自然語の回答の入力を受け付け、音声データまたはテキストデータとして回答を取得する。この音声あるいは手入力を行う機能が図9に示すユーザインターフェースに相当する。
【0058】
そして続くS670では、メモリに記憶された回答者のユーザ情報を参照して、S680で回答者のユーザIDを取得する(図9のユーザID取得に相当する)。
そしてS690で、回答とS610で受信した質問者のユーザIDと問い合わせ情報とを回答情報として回答者のユーザIDとともにセンター20へ送信する(図9の通信に相当する)。
【0059】
次に、このように回答者側端末30から送信された回答情報と回答者のユーザIDを受信する場合のセンター20における処理について図10のフローチャートと図7の機能ブロック図を参照して説明する。
図10のS810で、回答情報と回答者のユーザIDを受信する。そしてS820でユーザ情報を参照し、S830ではS810で受信したユーザIDがS820で参照したユーザ情報に含まれているかをチェックする。そして、S840では、該当するユーザ情報があるか否かを判定し、該当するユーザ情報がある場合には(S840:YES)、S850へ移行し、該当するユーザ情報がない場合には(S840:NO)、S910へ移行する。すなわち、回答者のユーザ認証を行う(図7における「ユーザIDからユーザチェック並びにユーザ情報の取得」に相当する)。
【0060】
S850では、S810で受信した回答情報の中の問い合わせ情報に含まれる回答期限を参照し、S860でこの回答期限内に回答がされているか否かを回答期限と現在の日時に基づいて判定する(図7の回答期限時間のチェックに相当する)。回答期限内に回答されている場合には(S860:YES)、S870へ移行し、回答期限内に回答されていない場合には(S860:NO)、S910へ移行する。
【0061】
S870〜S890では、前述した図6のS450〜S470と同様にして、センター20に記憶された不適切キーワードリストを参照して(S870)、問い合わせ情報の回答に不適切なキーワードが含まれていないかをチェックする(S880)。そして、チェックの結果から問い合わせ情報の内容が適当であるか否かを判定する(S890)。問い合わせ情報の内容が適当である場合には(S890:YES)、S900へ移行し、問い合わせ情報の内容が適当でない場合には(S890:NO)、S910へ移行する(図7の回答のチェックに相当する)。
【0062】
S900では、回答情報と回答者のユーザIDを、回答情報に含まれる質問者のユーザIDに基づいて、質問者側端末10へ送信する。このようにして回答者の回答を含む回答情報を質問者側端末10へ送ることができる。質問者側端末10では、前述の図3のS280以降に示した処理によって、回答が回答者に報知され、必要に応じて図5の処理によって評価情報がセンター20へ送信されることとなる。
【0063】
一方、S910では、エラーメッセージを回答者側端末30へ送信し、S910で回答を削除する。
次に、質問者側端末10からの評価情報を受信する際のセンター20の処理について図11のフローチャートと図7の機能ブロック図を参照して説明する。
【0064】
図11のS1010では、質問者側端末10から送信された評価情報と質問者のユーザIDを受信する。
S1020では、センター20に記憶されたユーザ情報を取得し、S1030ではS1010で受信した質問者のユーザIDがS1020で取得したユーザ情報に含まれているかをチェックする。そして、S1040では、該当するユーザ情報があるか否かを判定し、該当するユーザ情報がある場合には(S1040:YES)、S1050へ移行する一方、該当するユーザ情報がない場合には(S1040:NO)、S1070へ移行する。S1070では、エラーメッセージを質問者側端末10へ送信する。すなわち、質問者のユーザ認証を行い、認証された場合のみS1050以降の処理を行う(図7における「ユーザIDからユーザチェック並びにユーザ情報の取得」に相当する)。
【0065】
S1050では、得意カテゴリ表40を参照し、S1060において、得意カテゴリ表40の中で、S1010において受信した評価情報に含まれる回答者のユーザIDとカテゴリに該当する得意度を、評価情報に含まれる評価に基づいて更新する(図7における得意カテゴリ表の更新に相当する)。例えば、評価値が4であればその10分の1の0.4を得意度に加える。
【0066】
以上のような構成によって、システムが理解しがたい質問者の曖昧な問い合わせに対して、その分野を得意としている回答者を選定して問い合わせ、回答を得ることができる。
なお、上記実施例では、カテゴリ、位置情報等に基づいて回答者を決定することとしたが、例えば、予めユーザをグループ化しておき、そのグループの範囲で問い合わせ先の回答者を決定してもよい。またユーザが指定したグループ内の回答者のみを問い合わせ先の回答者として決定してもよい。すなわち特許請求の範囲における付加情報としてグループを指定できるようにしてもよい。なお、グループは回答者が自己のグループを設定できるようにしてもよいし、センター20に記憶されたユーザ情報等から自動的に設定するようにしてもよい。例えばユーザ情報を参照し、年齢や、性別毎にグループ化すればよい。
【0067】
また、問い合わせ先としてカテゴリ、回答者、場所(位置情報)等に基づき絞り込んだ回答者に対して、問い合わせ情報を送信する方法としては、絞り込んだ回答者全員に一斉に送信してもよいし、絞り込んだ回答者の中で人数を限定して送信してもよいし、絞り込んだ回答者の中で得意カテゴリ値の上位から少なくとも1人ずつ送信して、質問者からのフィードバック(回答)を待って、次の回答者に送信するかを決定してもよい。
【0068】
上記実施例では、センター20は、質問者側端末10から評価情報を受信した際に評価情報に基づいて得意カテゴリ表40を更新することとしたが、例えば、回答情報を回答者側端末30から受信した際に、評価をあげるように更新してもよい。また、回答期限までに回答情報の送信がなかった場合に、評価を下げるように更新してもよい。
【0069】
本実施例において、請求項10に示す構成で各請求項に記載の発明を捉えた場合、センター20がサーバである情報システムに相当し、得意カテゴリ表40を記憶したディスク装置がカテゴリ得意度記憶手段に相当し、ユーザ情報を記憶したディスク装置が回答者情報記憶手段に相当し、S410の処理が質問取得手段・カテゴリ取得手段・付加情報取得手段・回答期限取得手段としての処理に相当し、S450〜470,S870〜890の処理が不適切キーワード判定手段としての処理に相当し、S510〜560の処理が回答者決定手段としての処理に相当し、S570の処理が質問出力手段としての処理に相当する。また、S810の処理が回答取得手段としての処理に相当し、S900の処理が回答出力手段としての処理に相当する。そして、S1010の処理が評価取得手段としての処理に相当し、S1060の処理が得意度更新手段としての処理に相当する。
【0070】
また、請求項11に示す構成で各請求項に記載の発明を捉えた場合、質問者側端末10が質問者側端末に相当し、センター20がセンターに相当し、回答者側端末30が回答者側端末に相当し、図1〜11に示した質問者側端末10、センター20、回答者側端末30から構成されるシステムが情報システムに相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】情報システムの構成と利用例を示す説明図である。
【図2】得意カテゴリ表とカテゴリの一覧を示す説明図である。
【図3】質問者側端末における質問時の処理を示すフローチャートである。
【図4】質問者側端末の機能ブロック図である。
【図5】質問者側端末における評価時の処理を示すフローチャートである。
【図6】センターにおける質問受信時の処理を示すフローチャートである。
【図7】センターの機能ブロック図である。
【図8】回答者側端末における処理を示すフローチャートである。
【図9】回答者側端末の機能ブロック図である。
【図10】センターにおける回答受信時の処理を示すフローチャートである。
【図11】センターにおける評価受信時の処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
10…質問者側端末
20…センター
30…回答者側端末
40…得意カテゴリ表
Claims (15)
- 質問を分類するための複数のカテゴリと、各々のカテゴリにおける回答者毎の得意度を関連付けて記憶したカテゴリ得意度記憶手段と、
回答者に関する少なくとも回答者が得意な地域を示す位置情報を含む回答者情報を記憶する回答者情報記憶手段と、
質問者からの自然語による質問を取得する質問取得手段と、
前記自然語による質問の前記カテゴリを取得するカテゴリ取得手段と、
前記質問者からの前記質問に関連する位置情報を取得する質問位置情報取得手段と、
少なくとも前記質問位置情報取得手段によって取得された位置情報を含む前記質問に対する前記質問者からの付加情報を取得する付加情報取得手段と、
前記回答者情報記憶手段によって記憶された回答者情報と前記付加情報取得手段によって取得された付加情報とに基づいて回答者候補を決定する回答者候補決定手段と、
前記カテゴリ得意度記憶手段に記憶された回答者毎の得意度から前記回答者候補決定手段によって決定された前記回答者候補の得意度を抽出し、前記カテゴリ取得手段によって取得されたカテゴリにおける前記回答者候補の得意度に基づいて前記回答者候補に順位付けを行い、少なくとも上位1名を前記質問取得手段によって取得された質問の出力対象の回答者と決定する回答者決定手段と、
前記決定された回答者に関する前記回答者情報記憶手段によって記憶された回答者情報を記憶する回答者記憶手段と、
前記回答者記憶手段によって記憶された回答者に対して前記質問を出力する質問出力手段と、
前記質問に対する自然語による回答を取得する回答取得手段と、
前記回答取得手段によって取得された回答を前記質問者に対して出力する回答出力手段とを備える情報システムであって、
前記質問位置情報取得手段は、前記質問者が前記質問に関連する位置情報を明示的に指定しない場合に、前記質問者の現在位置を表す情報を前記質問に関連する位置情報として取得すること
を特徴とする情報システム。 - 請求項1に記載の情報システムにおいて、
前記質問位置情報取得手段は、質問者の端末等に備えたGPSを用いてリアルタイムな現在位置を表す情報を取得すること
を特徴とする情報システム。 - 請求項1または2に記載の情報システムにおいて、
前記付加情報として、回答者を指定するための回答者指定情報を含み、
前記回答者決定手段は、当該回答者指定情報によって指定された回答者を前記出力対象の回答者と決定すること
を特徴とする情報システム。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の情報システムにおいて、
質問者からの質問の回答期限を取得する回答期限取得手段を備え、
前記回答取得手段は、前記回答期限取得手段によって取得された回答期限まで前記質問に対する回答を取得し、
前記回答出力手段は、前記回答期限取得手段によって取得された前記回答期限まで前記質問に対する回答を出力すること
を特徴とする情報システム。 - 請求項1〜4のいずれかに記載の情報システムにおいて、
前記質問取得手段及び前記回答取得手段は、前記質問または前記回答を音声データまたはテキストデータとして取得すること
を特徴とする情報システム。 - 請求項1〜5のいずれかに記載の情報システムにおいて、
前記質問出力手段及び前記回答出力手段は、前記質問または前記回答を音声またはテキストとして出力すること
を特徴とする情報システム。 - 請求項5または6に記載の情報システムにおいて、
音声データとテキストデータとのデータ形式の変換を行うデータ変換手段を備えること
を特徴とする情報システム。 - 請求項1〜7のいずれかに記載の情報システムにおいて、
前記質問または前記回答について不適切なキーワードが含まれるか否かを判定する不適切キーワード判定手段を備え、
前記不適切キーワード判定手段は、不適切なキーワードを含むと判定した場合に、当該質問または当該回答の前記出力を禁止すること
を特徴とする情報システム。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の情報システムにおいて、
前記回答出力手段によって出力された回答に対する質問者の評価を取得する評価取得手段と、
前記評価取得手段によって取得された評価に基づいて前記カテゴリ記憶手段に記憶された回答者の得意度を更新する得意度更新手段を備えること
を特徴とする情報システム。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の情報システムにおいて、
当該情報システムはサーバであり、当該サーバは質問者側端末及び回答者側端末とネットワークを介して通信可能に構成されており、
前記質問取得手段は、前記質問者側端末から前記質問を受信し、
前記カテゴリ取得手段は、前記カテゴリを前記質問者側端末から受信し、
前記質問出力手段は、前記質問を前記回答者側端末へ送信し、
前記回答取得手段は、前記回答を前記回答者側端末から受信し、
前記回答出力手段は、前記回答を前記質問者側端末へ送信すること
を特徴とする情報システム。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の情報システムにおいて、
当該情報システムは、質問者側端末と、センターと、回答者側端末とを備え、
前記センターは、前記質問者側端末及び前記回答者側端末とネットワークを介して通信可能に構成されており、
前記質問取得手段は、質問者からの質問を入力して前記センターへ送信する前記質問者側端末と、当該質問者側端末から送信された質問を受信する前記センターとから構成され、
前記カテゴリ取得手段は、質問者から取得したカテゴリを前記センターへ送信する前記質問者側端末と、当該質問者側端末から送信された質問を受信する前記センターとから構成され、
前記質問出力手段は、前記質問を前記回答者側端末へ送信する前記センターと、当該センターから送信された質問を受信して回答者に対して出力する回答者側端末とから構成され、
前記回答取得手段は、前記回答を前記センターへ送信する前記回答者側端末と、当該回答者側端末から送信された回答を受信するセンターとから構成され、
前記回答出力手段は、前記回答を前記質問者側端末へ送信する前記センターと、当該センターから送信された回答を受信する回答者側端末とから構成されること
を特徴とする情報システム。 - 請求項10または11に記載の情報システムにおいて、
前記質問者側端末と前記回答者側端末の少なくともいずれか一方はナビゲーション装置であること
を特徴とする情報システム。 - 請求項10〜12のいずれかに記載の情報システムにおける前記質問者側端末としての端末であって、
質問者から入力された音声による質問を認識し、その認識結果に基づき、予め記憶されたカテゴリの一覧から入力された音声に対応するカテゴリを決定して報知し、当該報知したカテゴリが前記質問者から入力された音声による質問のカテゴリとして適切であるという指示が前記質問者から入力された場合に、当該報知されたカテゴリと前記質問者から入力された質問を送信すること
を特徴とする端末。 - カテゴリ得意度記憶手段は質問を分類するための複数のカテゴリと各々のカテゴリにおける回答者毎の得意度を関連付けて記憶し、回答者情報記憶手段は少なくとも回答者が得意な地域を示す位置情報を含む回答者情報を記憶し、質問取得手段は質問者からの自然語による質問を取得し、カテゴリ取得手段は前記自然語による質問のカテゴリを取得し、質問位置情報取得手段は前記質問者からの前記質問に関連する位置情報を取得し、付加情報取得手段は少なくとも前記質問位置情報取得手段によって取得された位置情報を含む前記質問に対する前記質問者からの付加情報を取得し、回答者候補決定手段は前記回答者情報記憶手段によって記憶された回答者情報と前記付加情報取得手段によって取得された付加情報とに基づいて回答者候補を決定し、回答者決定手段は前記カテゴリ得意度記憶手段に記憶された回答者毎の得意度から前記回答者候補決定手段によって決定された前記回答者候補の得意度を抽出し、前記カテゴリ取得手段によって取得されたカテゴリにおける前記回答者候補の得意度に基づいて前記回答者候補に順位付けを行い、少なくとも上位1名を前記質問取得手段によって取得された質問の出力対象の回答者と決定し、回答者記憶手段は前記決定された回答者に関する前記回答者情報記憶手段によって記憶された回答者情報を記憶し、質問出力手段は前記回答者記憶手段によって記憶された回答者に対して前記質問を出力し、回答取得手段は前記質問に対する自然語による回答を取得し、回答出力手段は前記回答取得手段によって取得された回答を前記質問者に対して出力する情報取得方法であって、前記質問位置情報取得手段は前記質問者が前記質問に関連する位置情報を明示的に指定しない場合に、前記質問者の現在位置を表す情報を前記質問に関連する位置情報とすることを特徴とする情報取得方法。
- 請求項1〜12のいずれかに記載の情報システムとしてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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