JP4075462B2 - 釘打機の起動用トリガレバーのコンタクトレバー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は連続打ちと単発打ちとを自動的に切り換える切換え機構に供される釘打機の起動用トリガレバーのコンタクトレバーに関する。
【0002】
【従来技術】
釘打機による釘の打ち込みモードには、初めにコンタクトアームの先端を被打込み材に押し付けた後にトリガレバーを引くことによってのみ釘の打ち込み作動をする単発打ちモードと、初めにトリガレバーを引いておきコンタクトアームを被打込み材に押し付けることにより釘の打ち込み作動をする連続打ちモードとが知られている。単発打ちは釘を正確に狙い打ちする場合に利用され、連続打ちは釘を迅速に打ち込む場合に利用されるもので、釘打機には両者を切換える切換え機構が設けられている。
【0003】
そして、上記単発打ちと連続打ちの打ち込みモードを切換える機構としては、コンタクトアームの位置を変えるものやトリガレバーの引き位置を変えるもの、あるいはトリガレバーを移動させるものなどが知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の打ち込みモードの切換え機構によれば、モードを切換えるためには、コンタクトアームやトリガレバーの位置を変えたり移動させたりするための切換え操作が必要であり、操作を間違えたり忘れたりする問題があった。
【0005】
本発明は、単発打ちも連続打ちも、コンタクトアームの基端による押し上げ作動とトリガレバーの引き上げ操作に伴う揺動との協働によって、トリガレバーに設けられたコンタクトレバーがトリガバルブを作動させるものであることに着目し、特に打ち込みモードを自動的に切換える切換え機構に有用な釘打機の起動用トリガレバーのコンタクトレバーを提供することをその課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、本発明に係る釘打機の起動用トリガレバーのコンタクトレバー機構は、起動用トリガバルブの作動を制御するバルブステムと釘打ち込み方向に沿って摺動自在に配置されたコンタクトアームの基端との間に配置されたコンタクトレバーを、釘打機本体に揺動自在に軸支されたトリガレバーに設け、上記コンタクトレバーが、上記コンタクトアームの基端による押し上げ作動と上記トリガレバーの引き上げ操作に伴う揺動との協働により、上記コンタクトアームの基端の押し上げ作動後にトリガレバーを引き上げ操作したときにのみ、上記バルブステムを押し込んで上記トリガバルブを作動させる単発打ちモードとし、上記トリガレバーを引き上げ操作した状態で、コンタクトアームの基端を押し上げ作動する度に上記バルブステムを押し込んで上記トリガバルブを作動させる連続打ちモードとする釘打機の起動用トリガレバーのコンタクトレバー機構において、上記トリガレバーに設けられたコンタクトレバーを摺動溝に沿って摺動自在に取り付けるとともに、上記コンタクトアームの基端の押し上げ作動に伴って回動可能に設け、上記コンタクトレバーのコンタクトアーム側の端部を、上記トリガレバーの引き操作時の状態では、上記コンタクトアームの基端の移動軌跡上に進出して連続打ちモードとする第1の位置及び押し上げ作動前のコンタクトアームの基端の移動軌跡から退避して単発打ちモードとする第2の位置のいずれかに移動可能とし、上記トリガレバーを引き操作前の状態に戻した状態では、上記コンタクトアームの移動軌跡上に進出する位置に移動するように上記摺動溝に沿って設けられた圧縮バネによりバネ付勢するとともに、上記釘打機本体とトリガレバーとの間には、上記トリガレバーを引き操作し、かつ上記コンタクトレバーが第2の位置に移動した状態のとき上記圧縮バネによるバネ付勢に抗して上記コンタクトレバーを第2の位置に保持させる保持手段を設け、上記トリガレバーを引き操作前の状態に戻したときに上記保持を解除することを特徴とする。
【0007】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、コンタクトレバーが第1の位置にあるときは、先にトリガレバーの引き上げ操作をした後に、コンタクトアームを被打込み材に押し付けることに伴ってコンタクトアームの基端が押し上げ作動をすることにより、コンタクトアームとトリガレバーとが協働してコンタクトレバーを押し上げてバルブステムを押し込むので、釘打機は起動する。そして、トリガレバーを引いたまま、コンタクトアームを被打込み材から離し、再び被打込み材に押し付ければ、同様に釘打機は起動する。つまり、連続打ちができる。
これに対し、コンタクトレバーが第2の位置にあるときは、先にトリガレバーを引き上げ操作すると、コンタクトレバーのコンタクトアーム側の端部は押し上げ作動前のコンタクトアームの基端の移動軌跡から退避しているから、その後にコンタクトアームを被打込み材に押し付けてもコンタクトレバーは作動しない。したがって、コンタクトアームはトリガレバーと協働せず、釘打機は起動しない。つまり、連続打ちはできない。これに対し、先にコンタクトアームを被打込み材に押し付けた後にトリガレバーを引き上げ操作すると、コンタクトアームとトリガレバーとが協働してコンタクトレバーを押し上げてバルブステムを押し込むので、釘打機は起動する。しかし、釘打ち込み終了後、トリガレバーを引き上げたままコンタクトアームを被打込み材から離すと、コンタクトアームの基端は押し上げ作動前の状態になり、コンタクトレバーのコンタクトアーム側の端部は、コンタクトアームの基端の移動軌跡から退避する。したがって、連続打ちはできない。いったん、トリガレバーを引き操作前の状態に戻してから、再び被打込み材に対してコンタクトアームを押し付け、その後トリガレバーを引いたときにのみ釘打機は起動する。したがって、単発打ちのみが可能となる。
以上のように、コンタクトアームの位置やトリガレバーの引き位置を変えたり、移動させたりして打ち込みモードを切換えるものとは異なり、直接にトリガバルブのバルブステムステムを押し込むコンタクトレバーを第1の位置または第2の位置に移動させるという簡単な構成によって連続打ちと単発打ちが可能となる。また、コンタクトレバーの移動はコンタクトアームやトリガレバーの作動に連動させることが可能である。したがって、上記コンタクトレバーは打ち込み操作に応じて打ち込みモードを自動的に切換える切換え機構には非常に有用である。
【0008】
【発明の実施の形態】
図1は通常の釘打機の起動操作部分の断面図であり、符号1はトリガバルブ、2はコンタクトアーム、3はトリガレバーを示す。
【0009】
トリガバルブ1はヘッドバルブ4の開閉作動を制御するもので、バルブステム5を備え、このバルブステム5を押し込むことによりヘッドバルブ4が開き、釘打機本体6のエアチャンバ7内の圧縮空気が打撃シリンダ8内に供給され、打撃ピストン9とそれに結合したドライバ10が駆動されて釘打ち込み作動が行なわれる。バルブステム5の押込み力を解除するとヘッドバルブ4が閉じ、供給された圧縮空気が排気されて打撃ピストン9が復帰移動し、次の釘打ち込みの準備が行なわれる。
【0010】
コンタクトアーム2は釘打機本体6に対して釘打ち込み方向に沿って摺動自在に配置され、その先端側は図示しない釘の射出部(ノーズ部)に沿って配置され、基端2aはトリガバルブ1の近傍に配置されている。そして、コンタクトアーム2の先端が常時射出部から突出するようにバネ付勢されている。
【0011】
トリガレバー3はトリガバルブ1のバルブステム5とコンタクトアーム2の基端2aとの間に、支軸11に支持されて揺動自在に配置されている。トリガレバー3にはコンタクトレバー12がピン13によって回動自在に支持されている。コンタクトレバー12はZ字形に屈曲された細長の部材で、上記バルブステム5とコンタクトアーム2とに係合可能に配置されている。なお、トリガレバー3は釘打機本体6との間に設けられたバネ14によりコンタクトレバー12がバルブステム5から離間するように付勢されている。
【0012】
上記構成は公知で、これによればコンタクトアーム2の先端を被打込み材に押し付けることによりコンタクトアーム2は釘打機本体6に沿って摺動し、その基端2aがコンタクトレバー12を押し上げる。しかし、これだけではコンタクトレバー12はバルブステム5に係合できない。同様に、トリガレバー3を引き操作して揺動させることによってもコンタクトレバー12はバルブステム5に接近するが、それだけではバルブステム5に係合できない。コンタクトアーム2による押し上げ作動とトリガレバー3の揺動との協働によって初めてコンタクトレバー12が上記バルブステム5を押し込んで上記トリガバルブ1を作動させることができるように構成されている。
【0013】
ところで、上記コンタクトレバー12はコンタクトレバーガイド15に設けられたピン13に支持され、コンタクトレバーガイド15はトリガレバー3に形成された摺動溝20に沿って(図2参照)その長手方向に摺動自在に取り付けられ、バネ17によって釘打機本体6側(図の左側)に位置するように付勢されている。したがって、コンタクトレバーガイド15の移動位置に応じて上記コンタクトレバー12も移動するが、この場合、トリガレバー3を引いた状態でコンタクトレバー12はコンタクトアーム2の基端2aの移動軌跡上に進出してコンタクトアーム2の基端2aに深く係合して可能な第1の位置(後述の図3〜図5の位置)と、浅く係合可能な第2の位置(後述の図7〜図9の位置)とに移動可能に配置されている。しかも、第2の位置ではトリガレバー3を引いたときにピン13を中心に回動してコンタクトアーム2を被打込み材に押し付けてコンタクトレバー12を押し上げ作動する前の非作動状態のコンタクトアーム2の基端2a上から外れ(後述の図8参照)、その移動軌跡から退避するように配置されている。そして、コンタクトレバー12は常時上記第1の位置側にバネ付勢されている。また、トリガレバー3の引き操作前の状態に戻したときは、コンタクトレバー12は、上記第1の位置においても第2の位置においても、図1(第1の位置の場合)及び図6(第2の位置の場合)に示されるように、上記コンタクトアーム2の基端2a上に係合する位置にあるように配置されている。
【0014】
次に、上記トリガレバー3の略中間部にはピン18が固定され、ピン18には捩りコイルバネ19が取り付けられている。捩りコイルバネ19の一端19aはコンタクトアーム2の基端2aに、また他端19bはコンタクトレバーガイド15の前端に係合可能に配置されている。これにより、捩りコイルバネ19の一端19aは、トリガレバー3を引かない状態でコンタクトアーム2を摺動させたときにその基端2aに係合してピン18を中心に回動し、捩りコイルバネ19の他端19bが上記コンタクトレバー12を第2の位置に移動させる作動手段として作用する。なお、捩りコイルバネ19の上記一端19aはトリガレバー3の揺動に伴って、コンタクトアーム2の基端2aの移動軌跡から退避する位置に移動するように設けられている。
【0015】
また、コンタクトレバー12には係合穴21が形成され、釘打機本体6にはこれに対応して係合ロッド22が設けられ、係合ロッド22はバネ23により係合穴21に係合する方向に付勢されている。これにより、コンタクトレバー12が第2の位置にある状態でトリガレバー3を引いたときに上記係合ロッド22は係合穴21に係合してコンタクトレバー12を第2の位置に保持させる保持手段として作用する。
【0016】
ここで、前記構成の釘打機の作動態様について説明する。まず連続打ちモードにするときは、まず図1の準備状態から図3のようにトリガレバー3を引き操作し、その後コンタクトアーム2を被打込み材に押し付ける。これによりコンタクトアーム2の基端2aはコンタクトレバー12を押し上げる(図4参照)から、コンタクトレバー12がバルブステム5を押し込み、トリガバルブ1が作動し、釘打機が釘打ち込み作動する。釘打ち込み後、コンタクトアーム2を被打込み材から離反すると、図5のようにコンタクトアーム2は元の位置に復帰し、バルブステム5に対する押し上げ力が失われるので、コンタクトレバー12も元の位置に戻る。この状態で再び、コンタクトアーム2を被打込み材に押し付けると、コンタクトレバー12が押し上げられてバルブステム5を押し込むので、釘打機が再び釘打ち込み作動する。したがって、トリガレバー3を引いたままコンタクトアーム2の押し付け、解除の操作を繰り返せば、連続的に釘を打込むことができる。トリガレバー3を離すことにより、釘打機は図1の初期状態に戻る。
【0017】
なお、連続打ちモードでは、トリガレバー3を先に引くから、捩りコイルバネ19の上記一端19aはコンタクトアーム2の基端2aの移動軌跡から退避する位置に移動するため、コンタクトレバーガイド15はバネ17によって前方に移動したままであり、コンタクトレバー12も第1の位置にある。
【0018】
これに対し、単発打ちモードにするときは、まず図1の準備状態から図6のようにコンタクトアーム2を被打込み材に押し付ける。この場合、押し付けによってコンタクトアーム2の基端2aがコンタクトレバー12を押し上げるとともに、捩りコイルバネ19の一端19aを押しあげる。このため、捩りコイルバネ19がピン18を中心に回動し、他端がコンタクトレバーガイド15をバネ17に抗して後退移動させる。このため、コンタクトレバー12も第2の位置に移動する。
【0019】
この状態でトリガレバー3を引き操作すると、図7のようにコンタクトレバー12がバルブステム5を押し込み、トリガバルブ1が作動し、釘打機が釘打ち込み作動する。ところが、同図のようにコンタクトレバー12が第2の位置にあるので、トリガレバー3を引くことにより係合ロッド22は係合穴21に係合し、コンタクトレバー12は第2の位置に保持されてしまう。
【0020】
釘打ち込み後、コンタクトアーム2を被打込み材から離反すると、図8のようにコンタクトアーム2は元の位置に復帰し、押し上げ力が失われるので、コンタクトレバー12もピン18を中心に元のように回動し、非作動状態のコンタクトアーム2の基端2a上から外れ、その移動軌跡から退避する。したがって、この状態で再びコンタクトアーム2を被打込み材に押し付けても、図9のようにコンタクトアーム2は空作動し、コンタクトレバー12を押し上げることはできないので、バルブステム5は押し込まれず、釘打機は作動しない。釘打機を再起動させるためには、いったんトリガレバー3を解放して元の位置に揺動させなければならない。これにより、係合ロッド22と係合穴21との係合が解除されるので、コンタクトレバーガイド15がバネ17により前方に移動し、コンタクトレバー12は第1の位置に移動し、図1の初期状態となる。再びコンタクトアーム2を押し付け、その後トリガレバー3を引くという操作順序を踏んだときに次の釘打ち込み作動が行なわれる。
【0021】
以上のように、先にトリガレバー3を引いたときは、コンタクトレバー12はバネ力によって第1の位置に保持されているから、コンタクトアーム2が摺動する度毎にコンタクトレバー12はバルブステム5を押し込んでトリガバルブ1が作動し、釘打機を連続的に釘打ち込み作動させることができる。
【0022】
これに対し、先にコンタクトアーム2を押し付け操作したときは、作動手段(捩りコイルバネ19)がコンタクトアーム2の基端2aに係合してコンタクトレバー12は第2の位置に移動するが、さらにトリガレバー3を引くことにより釘打ち込み作動が行われる。しかし、このときコンタクトレバー12が保持手段(係合穴21と係合ロッド22)により第2の位置に保持されているから、コンタクトアーム2を被打込み材から離反させて非作動状態にすると、コンタクトレバー12はコンタクトアーム2の基端2aの移動軌跡から退避する。したがって、再びコンタクトアーム2を被打込み材に押し付けて摺動させても空作動し、釘打機は起動しない。いったん、トリガレバー3から指を離して上記保持手段による保持を解放することによりコンタクトレバー12を第1の位置に移動させなければ、初期状態に戻らない。
【0023】
以上のように、直接にトリガバルブ1のバルブステム5を押し込むコンタクトレバー12を第1の位置または第2の位置に移動させるという簡単な構成によって連続打ちと単発打ちが可能となるから、最初にトリガレバー3を引くかコンタクトアーム2を押し付けて押し上げ作動させるかという打ち込み操作に応じて自動的に連続打ちモードと単発打ちモードに切り換えることができる。また、コンタクトレバー12の移動はコンタクトアーム2やトリガレバー3の作動に連動させることが可能となる。したがって、上記コンタクトレバー機構は打ち込み操作に応じて自動的に打ち込みモードを切換える切換え機構には非常に有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 非作動状態における連続打ちと単発打ちの切換え機構の要部の断面図
【図2】 図1のXーX線上の断面図
【図3】 先にトリガレバーを引いた状態の作動態様説明図
【図4】 次にコンタクトアームを押し付け操作した状態の作動態様説明図
【図5】 さらにコンタクトアームを被打込み材から離反した状態の作動態様説明図
【図6】 先にコンタクトアームを押し付け操作した状態の作動態様説明図
【図7】 次にトリガレバーを引いた状態の作動態様説明図
【図8】 さらにコンタクトアームを被打込み材から離反した状態の作動態様説明図
【図9】 再度コンタクトアームを押し付け操作した状態の作動態様説明図
【符号の説明】
1 トリガバルブ
2 コンタクトアーム
2a 基端
3 トリガレバー
5 バルブステム
6 釘打機本体
12 コンタクトレバー
Claims (1)
- 起動用トリガバルブの作動を制御するバルブステムと釘打ち込み方向に沿って摺動自在に配置されたコンタクトアームの基端との間に配置されたコンタクトレバーを、釘打機本体に揺動自在に軸支されたトリガレバーに設け、上記コンタクトレバーが、上記コンタクトアームの基端による押し上げ作動と上記トリガレバーの引き上げ操作に伴う揺動との協働により、上記コンタクトアームの基端の押し上げ作動後にトリガレバーを引き上げ操作したときにのみ、上記バルブステムを押し込んで上記トリガバルブを作動させる単発打ちモードとし、上記トリガレバーを引き上げ操作した状態で、コンタクトアームの基端を押し上げ作動する度に上記バルブステムを押し込んで上記トリガバルブを作動させる連続打ちモードとする釘打機の起動用トリガレバーのコンタクトレバー機構において、
上記トリガレバーに設けられたコンタクトレバーを摺動溝に沿って摺動自在に取り付けるとともに、上記コンタクトアームの基端の押し上げ作動に伴って回動可能に設け、
上記コンタクトレバーのコンタクトアーム側の端部を、上記トリガレバーの引き操作時の状態では、上記コンタクトアームの基端の移動軌跡上に進出して連続打ちモードとする第1の位置及び押し上げ作動前のコンタクトアームの基端の移動軌跡から退避して単発打ちモードとする第2の位置のいずれかに移動可能とし、上記トリガレバーを引き操作前の状態に戻した状態では、上記コンタクトアームの移動軌跡上に進出する位置に移動するように上記摺動溝に沿って設けられた圧縮バネによりバネ付勢するとともに、
上記釘打機本体とトリガレバーとの間には、上記トリガレバーを引き操作し、かつ上記コンタクトレバーが第2の位置に移動した状態のとき上記圧縮バネによるバネ付勢に抗して上記コンタクトレバーを第2の位置に保持させる保持手段を設け、上記トリガレバーを引き操作前の状態に戻したときに上記保持を解除する
ことを特徴とする釘打機の起動用トリガレバーのコンタクトレバー機構。
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