JP4074462B2 - 窓換気用ステー - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、開口枠側に軸支した牽制アームで窓を換気位置において開き規制でき、必要時には牽制アームによる開放規制作用を解除して、窓を閉じ状態から全開位置へ直接に開き操作できる窓換気用ステーに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種の窓換気用ステーは、本出願人の提案に係る特開2001−98827号公報に公知である。そこでは、牽制アームの一端を窓枠に連結し、牽制アームの他端に設けたスライドピンを開口枠に固定のガイド枠に上下スライド自在に案内支持している。ガイド枠には、スライドピンをスライド案内するガイド溝と、ガイド溝への出入口とが形成してある。出入口はガイド枠に設けたシャッターで開閉できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記の換気用ステーによれば、牽制アームで換気状態に開放規制してある窓を一旦閉じ、さらにシャッターを切り換え操作してからでないと、窓を全開放できないので、窓が換気位置を越えて不用意に全開放操作されるのを阻止できる。従って、いたずらによる転落等をよく防止できるうえ、必要時にはノブを介してシャッターを切り換え操作するだけで、牽制アームによる開放規制作用を解除し、窓を容易に全開放操作できる。また、シャッターの開放スライドを阻止する錠を備えているステーにおいては、錠を解錠しない限り窓を全開放操作できないので、いたずらそのものを確実に防止できる。問題は、各種の機能を充足する必要上、部品点数が多くなり、換気用ステーの全体コストが高く付く点にあった。
【0004】
本発明の目的は、構造の簡素化を図りながら従来と同様の転落防止機能を発揮でき、従って安全性に優れた窓換気用ステーをより低コストで提供することにある。本発明の目的は、転落防止機能に加えて、窓を開放不能にロック保持するためのロック機能も備えている窓換気用ステーを低コストで提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明の窓換気用ステーは、図1ないし図3に示すごとく、開口枠1側に固定されるガイド枠5と、窓2側に固定される係合枠6と、ガイド枠5に装着されて係合枠6を介して窓2の開放量を換気開放位置に規制する牽制アーム7と、ガイド枠5に沿ってスライド移動して牽制アーム7を係合枠6に対して係合状態と係合解除状態とに切り換え操作する切換具8とを備えている。ガイド枠5には、牽制アーム7の一端に設けたスライドピン12をスライド案内するガイド溝10が設けてある。係合枠6には、牽制アーム7の他端に設けた係合ピン14に係合する係合溝18と、係合ピン14が係合溝18に対して出入りする出入口20とが設けられている。牽制アーム7は、スライドピン12を介して切換具8と連結されている。また、牽制アーム7は、スライドピン12を中心にしてばね15で屋内側へ向かって移動付勢してある。牽制アーム7と同行スライドするロックピン29が開口枠1側に設けられていて、ロックピン29と係合するロック枠31が、窓2側に設けられている。以て、窓2を全閉操作した状態において、切換具8で牽制アーム7をガイド溝10に沿って一端から他端側へ向かってスライド操作することにより、係合ピン14が係合溝18に進入係合する換気位置と、係合ピン14が係合溝18との係合を解除する全開位置と、ロックピン29がロック枠31と係合して窓を開放不能に固定保持するロック位置とに切り換え操作できる。
【0007】
ロック枠31は、図9ないし図13に示すごとく係合枠6と一体に設け、スライドピン12がロック枠31と係合するロックピン29を兼ねるようにすることができる。
【0008】
ロック枠31には、図2および図4に示すごとく、ロックピン29と係合する係合溝32を設け、ロックピン29をロック位置に切り換えた状態において、窓2を室内側へ引き寄せ操作できるよう係合溝32が斜めに傾斜する状態でロック枠31に形成されている。
【0009】
【発明の作用効果】
窓2を閉じた状態において、開口枠1に固定のガイド枠5と、窓2に固定の係合枠6とは、上下あるいは左右に対向しており、牽制アーム7がばね15の付勢力を受けて待機位置に位置保持されている。この状態から牽制アーム7を切換具8でガイド溝10に沿ってスライド操作すると、係合ピン14が係合枠6の係合溝18に係合する換気位置と、係合ピン14が係合枠6の係合溝18から離脱して係合を解除する全開位置とに切り換えることができる。係合ピン14が換気位置にある状態で窓2を開放操作すると、牽制アーム7がばね15の付勢力に抗して屋外側へ揺動しながら引き出されて、窓2を換気開放位置に保持固定するので、それ以上に窓2を開放操作できない。従って、いたずらによる幼児の転落事故を未然に防止できる。因みに、換気開放位置において切換具8が切り換え操作されても、窓2の開量が僅かに増加するだけに過ぎない。窓2を全開放するときは、換気開放位置にある窓2を閉じ操作したうえで、切換具8をスライド操作して牽制アーム7をスライド操作し、その係合ピン14を係合枠6の係合溝18の外に位置させる。この状態では、窓2を開放しても牽制アーム7はばね15に付勢されて待機状態を維持し続けるので窓2を全開放できる。切換具8をスライド操作して牽制アーム7をスライド変位操作するだけで、窓2を全開放操作し、あるいは換気開放できるので、窓2の開放量を変更する際の手間を軽減できる。
【0010】
上記のように本発明の窓換気用ステーは、開口枠1側のガイド枠5、牽制アーム7および切換具8と、窓2側の係合枠6とでステーを構成し、待機状態における牽制アーム7の位置を切換具8で切り換え操作することによって、窓2を換気開放状態と全開放状態とに切り換えられるようにしたので、従来例に比べてステー構造を簡素化しながら、従来の換気ステーと同様の転落防止機能を発揮でき、従って安全性に優れた窓換気用ステーをより低コストで提供できる。
【0011】
開口枠1に牽制アーム7と同行移動するロックピン29を設け、窓2にロックピン29に係合するロック枠31を設けた窓換気用ステーによれば、切換具8を換気位置から全開位置を越えてロック位置に切り換え操作することにより、ロックピン29をロック枠31に係合させて、窓2を開放不能にロック固定できる。従って、窓2に設けた錠装置に加えて窓換気用ステーによっても鎖錠機能を発揮し、いたずらを多重に防止して安全性を向上できる利点を有する。窓2が不正に開放操作されるのを排除し、防犯効果を強化できる点でも有利である。
【0012】
ロック枠31を係合枠6と一体に設け、ロック枠31に係合するロックピン29をスライドピン12が兼ねるようにした窓換気用のステーによれば、装置全体の構成部品点数を削減して、その分だけ窓換気用ステーの製造コストを削減化でき、故障を生じにくい窓換気用のステーが得られる。
【0013】
ロック枠31に設けた係合溝32を斜めに傾斜する状態で形成し、ロックピン29をロック位置に切り換えた状態において、窓2を室内側へ引き寄せ操作できるようにした窓換気用ステーによれば、全閉されロックされた状態における窓2を、パッキンを介して開口枠1に密着固定して、強風や外部からの振動を受けて窓2にガタ付きが生じるのを防止でき、窓2を閉じた状態における気密度を向上して外部空気の侵入を防止できる。
【0014】
【実施例】
(第1実施例) 図1ないし図8は本発明に係る換気用ステーの第1実施例を示す。図1において、符号1は開口枠、2は窓である。開口枠1および窓2は、それぞれアルミニウム条材を角枠状に組んで形成する。窓2はその一側端が開口枠1に固定したヒンジ3で支持されており、垂直軸まわりに揺動開閉できる。窓2を閉じた状態においては、図外の錠やラッチで窓2を閉じ位置に固定できる。換気位置において窓2を開放規制するために、開口枠1と窓2の下枠下面との間には、本発明の換気用ステーが配置される。
【0015】
換気用ステーは、開口枠1の下枠上面に固定されるガイド枠5と、窓2の下枠下面に固定される係合枠6と、ガイド枠5に装着されて係合枠6に対し係合または係合解除操作される牽制アーム7と、牽制アーム7をガイド枠5に沿ってスライド自在に切り換え操作する切換具8と、窓2を開放不能にロック保持するロック機構等で構成する。
【0016】
図2および図3においてガイド枠5は、下面側が開口する左右方向に長い断面コ字状のプレス金具からなり、その上面壁に左右横長のガイド溝10とこれに通じる逃げ溝11とを設け、ガイド溝10で牽制アーム7の一端に固定したスライドピン12を左右方向へスライド自在に案内している。ガイド枠5には、ガイド溝10に臨む枠前壁に切換具8をスライド操作するための操作溝13が開口している(図3参照)。
【0017】
牽制アーム7は両端が丸められた帯状のステンレス板材からなり、その一方(右端)の上面にスライドピン12が、他端(左端)の上面に係合ピン14がそれぞれ設けられている。スライドピン12は、ガイド枠5のガイド溝10に上方から嵌入係合し、スライドピン12の下端がガイド枠5の内部において切換具8にかしめ固定されている。従って、切換具8を操作溝13に沿って左右方向へスライド操作すると、牽制アーム7の全体が切換具8と同行移動して左右に変位できる。牽制アーム7はキックばね(ばね)15でスライドピン12を中心に図4において反時計回転方向へ揺動付勢されて待機姿勢に維持されている。キックばね15は、スライドピン12に外嵌する状態で牽制アーム7とガイド枠5との間に配置し、その一端を切換具8に掛け止め、他端を牽制アーム7に固定のピン16に掛け止めてある。このピン16との接触緩衝を避けるために、ガイド溝10の端部に連続して逃げ溝11を設けてある。牽制アーム7が待機姿勢にあるとき、ピン16が逃げ溝11の側壁で受け止められるので、牽制アーム7の待機姿勢を常に一定とすることができる。
【0018】
窓2側の係合枠6は断面C字状のプレス金具からなり、枠の下面側において内外に対向する折り曲げ遊端壁の間に、係合ピン14を捕捉係合する係合溝18が設けてある。図6において係合溝18の一(右)側端の内部に端金具19を嵌め込んで溶接することにより、係合溝18の右端部を塞いでいる。係合溝18におけるヒンジ3側の他(左)側端は解放してあって係合ピン14が出入りする出入口20になっている。この出入口20において内外に対向する折り曲げ遊端壁のうち、屋外側の遊端壁を屋内側の遊端壁より吊元側へ突出させて規制壁21としている。
【0019】
切換具8は、操作溝13を介してガイド枠5の内部に差し込み装填されて、スライドピン12にかしめ固定される切換ベース23と、切換ベース23の立壁にかしめ固定される板ばね材製の切換アーム24と、切換アーム24の上端に固定した操作つまみ25とからなる。切換ベース23には、ガイド枠5に設けた逃げ溝11に対応する逃げ溝26を設けてある。図3において切換アーム24は、開口枠1側に固定のパッキン27と窓2の下枠との接触面を介して室内側に突出されており、従って窓2を閉じた状態のままで操作つまみ25をスライド操作できる。
【0020】
切換具8をスライド操作して、牽制アーム7を換気、全開、ロックの各位置に切り換えることにより、窓2を換気位置で開放規制し、次に全開放操作でき、さらにその次には窓2を開放不能にロック保持できる。詳しくは、図4に示すように窓2を閉じた状態において、切換具8をスライド操作してスライドピン12をこれがガイド溝10の右側端に来る換気位置に切り換えると、牽制アーム7の他端に設けた係合ピン14が出入口20を介して係合枠6の係合溝13に進入係合する。この状態で窓2を開放操作すると、図1に示すように係合ピン14が窓2に同行して屋外側へ変位しようとするので、牽制アーム7はスライドピン12を中心にして屋外側へ揺動する。やがて係合ピン14は、図6に示すように係合溝18の端金具19と接当して、それ以上に窓2が開くのを規制する。この状態で換気を行う。換気状態においては、ピン16が逃げ溝11の内奥端に位置して、切換具8が換気位置から全開位置へ向かってスライド操作されるのを阻止する。従って、換気開放時に切換具8が屋外側から切り換え操作されるのを阻止し、防犯性を向上できる。
【0021】
窓2を全開放操作するときは、換気開放した窓2を一旦閉じて、牽制アーム7を待機位置に戻したうえで、切換具8を図4に示す全開位置へ向かって左側へスライド操作する。このように、切換具8を全開位置に切り換えた状態では、図7に示すように、切換具8がスライドした分だけ係合ピン14が左側へ移動して係合溝18から抜け出て、規制壁21と正対する。従って、窓2を開放操作しても、係合ピン14は係合枠6と同行移動できず、牽制アーム7は待機姿勢を維持し続ける。
【0022】
再び窓2を閉じたうえで、図8に示すように切換具8を更に左側へスライド操作すると、ロック機構がロック状態に切り換わり、窓2を開放不能に固定できる。すなわちロック機構は、開口枠1側に設けられて、一端が先の切換ベース23に固定してある連動板28と、連動板28に固定したロックピン29と、開口枠1に固定されて連動板28とロックピン29とを左右方向にスライドのみ自在に案内するピンガイド30と、窓2側に設けられてロックピン29に係合するロック枠31とからなる。図2においてロック枠31は、係合枠6と同様の断面C字形の枠体で構成して、枠の下面側において内外に対向する折り曲げ遊端壁の間に、ロックピン29を捕捉係合する係合溝32を設ける。ロックピン29のロックスライド動作を利用して、窓2を室内側へ引き寄せ操作するために、図8に示すごとく先の係合溝32は斜めに傾斜させてある。図2および図3において、符号33は連動板28用のスライドベースであって、開口枠1に固定してある。
【0023】
(第2実施例) 図9ないし図13は窓換気用ステーに関する本発明の第2実施例を示す。そこでは、前記ロック機構がガイド枠5と係合枠6との間に設けてある。具体的には、スライドピン12をロックピン29として利用し、図10に示すようにロック枠31を係合枠6の一側に一体に連設した。第1実施例における連動板28とピンガイド30とは省略した。この第2実施例においては、図11に示すように切換具8を切り換え操作して牽制アーム7と係合ピン14との位置を換気、全開、ロックの各位置に切り換えるとき、スライドピン12が同じ方向へ同じ量だけ移動することを利用している。切換具8を換気位置に切り換えた状態では、図12に示すように係合ピン14が係合溝18と係合しているので、先の第1実施例と同様に窓2を換気開放位置で開き規制できる。全開位置における、係合ピン14と係合溝18との関係も第1実施例と同じである。切換具8をロック位置に切り換えた状態では、図13に示すように、ロック位置においてスライドピン12、すなわちロックピン29がロック枠31の係合溝32と係合して、窓2を開放不能に固定する。その際、窓2を室内側へ引き寄せ操作するために、係合溝32は斜めに傾斜させてある。他は第1実施例と同じであるので、同じ部材に同じ符号を付して説明を省略する。以下の実施例においても同じ扱いとする。
【0024】
(第3実施例) 図14および図15は切換具8の構造を変更した本発明の第3実施例を示す。この第3実施例における切換具8は、スライドピン12にかしめ固定される切換ベース23と、切換ベース23を左右方向へ移動操作する切換レバー35とで構成する。切換レバー35は、操作つまみ25が一体に設けてある切換アーム24と、扇形のギヤ36とを一体化して構成する。この切換レバー35は、ガイド枠5に設けたブラケット37で水平の軸38を介して左右揺動可能に軸支されており、その下周縁に設けたギヤ歯39が切換ベース23に設けた直線状のラック歯40と噛み合う。従って、切換レバー35を左右方向へ揺動操作すると、牽制アーム7を換気、全開、ロックの各位置に切り換え操作できる。
【0025】
(第4実施例) 図16は切換具8の構造をさらに変更した本発明の第4実施例を示す。この第4実施例における切換具8は、開口枠1にハンドルケース42を固定し、そのボスで軸支した垂直の軸43の内外に、切換レバー44と切換ハンドル45とを同行揺動可能に固定した。ハンドルケース42の内部に左右スライドのみ可能な切換ピース46を設け、その板面に設けた係合溝47に切換レバー44の操作ピン48を係合した。切換ピース46は、連動板28に固定した連動ピン49と係合しており、従って切換ハンドル45を軸43まわりに揺動操作すると、牽制アーム7を換気、全開、ロックの各位置に切り換え操作できる。符号50はクリックばねであって、牽制アーム7を換気、全開、ロックの各位置に切り換え操作した状態において切換レバー44の操作ピン48を位置決め保持する。
【0026】
上記の実施例以外に、本発明の窓換気用ステーは、窓2の側枠と開口枠1の縦枠との間に配置して使用できる。その場合には、窓2の左右幅が大小に異なる場合であっても、窓2の換気開口量を牽制アーム7で規定された開量に一体化できる。因みに、実施例で説明した使用形態においては、窓2の左右幅の違いに応じてガイド枠5の取付位置を変更し、窓2の揺動先端における開口量が一定値を越えて大きくなるのを避ける必要がある。窓2が滑り出し型や回転窓型である場合にも適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】概略平面図
【図2】主要構成部品の分解斜視図
【図3】窓を閉じた状態での縦断側面図
【図4】切換具を切り換えた時の各ピンの位置関係を説明する平面図
【図5】縦断面図
【図6】換気開放時の一部破断平面図
【図7】全開放時の一部破断平面図
【図8】ロック時の一部破断平面図
【図9】第2実施例の概略平面図
【図10】第2実施例の主要構成部品の分解斜視図
【図11】第2実施例の縦断面図
【図12】第2実施例の換気開放時の一部破断平面図
【図13】第2実施例のロック時の一部破断平面図
【図14】第3実施例の縦断側面図
【図15】図14におけるA−A線断面図
【図16】第4実施例の横断平面図
【符号の説明】
1 開口枠
2 窓
5 ガイド枠
6 係合枠
7 牽制アーム
8 切換具
10 ガイド溝
12 スランドピン
14 係合ピン
15 ばね
18 係合溝
20 出入口
29 ロックピン
31 ロック枠
32 係合溝
Claims (3)
- 開口枠(1)側に固定されるガイド枠(5)と、窓(2)側に固定される係合枠(6)と、ガイド枠(5)に装着されて係合枠(6)を介して窓(2)の開放量を換気開放位置に規制する牽制アーム(7)と、ガイド枠(5)に沿ってスライド移動して牽制アーム(7)を係合枠(6)に対して係合状態と係合解除状態とに切り換え操作する切換具(8)とを備えており、
ガイド枠(5)には、牽制アーム(7)の一端に設けたスライドピン(12)をスライド案内するガイド溝(10)が設けられており、
係合枠(6)には、牽制アーム(7)の他端に設けた係合ピン(14)に係合する係合溝(18)と、係合ピン(14)が係合溝(18)に対して出入りする出入口(20)とが設けられており、
牽制アーム(7)は、スライドピン(12)を介して切換具(8)と連結されており、
牽制アーム(7)は、スライドピン(12)を中心にしてばね(15)で屋内側へ向かって移動付勢されており、
牽制アーム(7)と同行スライドするロックピン(29)が開口枠(1)側に設けられていて、ロックピン(29)と係合するロック枠(31)が、窓(2)側に設けられており、
窓(2)を全閉操作した状態において、切換具(8)で牽制アーム(7)をガイド溝(10)に沿って一端から他端側へ向かってスライド操作することにより、係合ピン(14)が係合溝(18)に進入係合する換気位置と、係合ピン(14)が係合溝(18)との係合を解除する全開位置と、ロックピン(29)がロック枠(31)と係合して窓を開放不能に固定保持するロック位置とに切り換え操作できることを特徴とする窓換気用ステー。 - ロック枠(31)が係合枠(6)と一体に設けられ、スライドピン(12)がロック枠(31)と係合するロックピン(29)を兼ねている請求項1記載の窓換気用ステー。
- ロック枠(31)にロックピン(29)と係合する係合溝(32)が設けられており、
ロックピン(29)をロック位置に切り換えた状態において、窓(2)を室内側へ引き寄せ操作できるよう係合溝(32)が斜めに傾斜する状態でロック枠(31)に形成されている請求項1または2記載の窓換気用ステー。
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