JP4069308B2 - 車両用昇降装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、車両の開口部の内側にコンパクトに取付ける車椅子等の昇降装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の開口部の内側に取付ける車椅子等の昇降装置は、多数提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来の車両用の椅子等の昇降装置は、大きく、小型ワンボックス車のような小さな車では、昇降させるための原動機およびリンク装置と、格納したプラットホームにより車室に大きな容積を取られてしまい、車室の利用に不便を来すものであった。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この発明は、前記の問題点を解消しようとなされたものであって、門型フレームを車両の開口部の内側に配備し、その左右側柱部のいずれか一方の外側もしくは車室床面等の適所に配置した原動機によって2連のワイヤーを往復し、その2連のワイヤーに連結する左ランナーと、右ランナーを左右側柱部で昇降し、前記左ランナーに左取付板を、右ランナーに右取付板を夫々一体に取付け、その夫々の軸支面を対面させ、この軸支面に、左右のアッパーリンクの基部と、ロアリンクの基部を上下に軸支し、その上方の左右のアッパーリンクの先端に軸支される左右の先端側ゲートリンクによりプラットホームの基部の先端側を軸支し、下方の左右のロアリンクの先端に、夫々下端にプラットホームの基部の基端側を軸支した左右の基端側ゲートリンクにより軸支して連結してなる車両用昇降装置にある。
【0005】
左右側柱部とその上端を連結する天部とから門型フレームを設け、この門型フレームを車両の開口部の内側に配備し、その左右側柱部のいずれか一方の外側もしくは車室床面等の適所に配置した原動機によって2連のワイヤーを往復し、その2連のワイヤーに連結する左ランナーと、右ランナーを左右側柱部で昇降し、前記左ランナー左取付板を、右ランナーに右取付板を夫々一体に取付け、その夫々の軸支面を対面させ、この軸支面に、左右の軸線を一致すると共に、上下に所要間隔を存して、左右のアッパーリンクの基部と、ロアリンクの基部を上下に軸支し、その上方の左右のアッパーリンクの先端に、夫々下端にプラットホームの基部の先端側に軸支した左右の先端側ゲートリンクを軸支して連結し、下方の左右のロアリンクの先端に、夫々下端にプラットホームの基部の基端側に支軸により連結した左右の基端側ゲートリンクと支軸により連結すると共に、この基端側ゲートリンクは、さらに上方に延長してその延長部を前記左右のアッパーリンクの基端と支軸により連結してなる車両用昇降装置としてもよいものである。
【0006】
左右のアッパーリンクおよび左右のロアリンクの基端は、夫々先端側とは反対に所要角度で所要幅延長して左右のアッパーリンクの連繋アームおよび左右のロアリンクの連繋アームを設け、夫々の先端を上下に支軸をもって左右連繋杆を差し渡し、左右のアッパーリンクおよび左右のロアリンクが上下に対応し、前後がバランスして連繋作動するように設けてもよいものである。
【0007】
左右側柱部とその上端を連結する天部とから門型フレームを設け、門型フレームを車両の開口部の内側に配備し、その左右側柱部のいずれか一方の外側に原動機収容枠を添設し、その上半内部に油圧シリンダーを上下に配置し、その油圧シリンダーの下端からピストンロッドを突出し、そのピストンロッドの下端に2連の原動プーリーを軸支し、夫々の一端が固定される2連のワイヤーを前記ピストンロッドの下端に軸支される2連のプーリーに差し渡し、その往復作動で2連のワイヤーを往復し、その2連のワイヤーに連結する左ランナーと、右ランナーを左右側柱部で昇降し、前記左ランナーと、右ランナーに左取付板と右取付板を夫々一体に取付け、その夫々の軸支面を前記左右側柱部の内側面の開口から突出して対面させ、この軸支面に軸受孔を、左右の軸線を一致すると共に、上下に所要間隔を存して設け、その上方の軸受孔に左右のアッパーリンクの基部に設けた支軸を嵌装軸受し、その上方の軸受孔に左右のロアリンクの基部に設けた支軸を嵌合軸受し、左右のアッパーリンクの先端に、夫々下端にプラットホームの基部の先端側に支軸により連結した左右の先端側ゲートリンクと支軸により連結し、また左右のロアリンクの先端に、夫々下端にプラットホームの基部の基端側に支軸により連結した左右の基端側ゲートリンクと支軸により連結すると共に、この基端側ゲートリンクは、さらに上方に延長してその延長部を前記左右のアッパーリンクの基端と支軸により連結し、前記左右のアッパーリンクおよび左右のロアリンクの基端は、夫々先端側とは反対に所要角度で所要幅延長して左右のアッパーリンクの連繋アームおよび左右のロアリンクの連繋アームを設け、夫々の先端を上下に支軸をもって左右連繋杆を差し渡し、左右のアッパーリンクおよび左右のロアリンクが上下に対応して連繋作動するように設けてなる車両用昇降装置としてもよいものである。
【0008】
車室床面に差渡板を、その基端を車室床面に軸支し、先端をプラットホームの基部の上面に連接し、プラットホームの基部とを連絡して起伏するように設けてもよいものである。
【0009】
【発明の実施の形態】
左右側柱部とその上端を連結する天部とから門型フレームを設け、門型フレームを車両の横扉開口部の内側に配備し、その左右側柱部のいずれか一方の外側に原動機収容枠を添設し、その上半内部に油圧シリンダーを上下に配置し、その油圧シリンダーの下端からピストンロッドを突出し、そのピストンロッドの下端に2連の原動プーリーを軸支し、夫々の一端が固定される2連のワイヤーを前記ピストンロッドの下端に軸支される2連のプーリーに差し渡し、その往復作動で2連のワイヤーを往復し、その2連のワイヤーに連結する左ランナーと、右ランナーを左右側柱部で昇降し、前記左ランナーと、右ランナーに左取付板と右取付板を夫々一体に取付け、その夫々の軸支面を前記左右側柱部の内側面の開口から突出して対面させ、この軸支面に軸受孔を、左右の軸線を一致すると共に、上下に所要間隔を存して設け、その上方の軸受孔に左右のアッパーリンクの基部に設けた支軸を嵌装軸受し、その上方の軸受孔に左右のロアリンクの基部に設けた支軸を嵌合軸受し、左右のアッパーリンクの先端に、夫々下端にプラットホームの基部の先端側に支軸により連結した左右の先端側ゲートリンクと支軸により連結し、また左右のロアリンクの先端に、夫々下端にプラットホームの基部の基端側に支軸により連結した左右の基端側ゲートリンクと支軸により連結すると共に、この基端側ゲートリンクは、さらに上方に延長してその延長部を前記左右のアッパーリンクの基端と支軸により連結し、前記左右のアッパーリンクおよび左右のロアリンクの基端は、夫々先端側とは反対に所要角度で所要幅延長して左右のアッパーリンクの連繋アームおよび左右のロアリンクの連繋アームを設け、夫々の先端を上下に支軸をもって左右連繋杆を差し渡し、左右のアッパーリンクおよび左右のロアリンクが上下に対応して連繋作動するように設けてなる車両用昇降装置。
【0010】
【実施例】
以下、この発明の車両用の車椅子等の昇降装置を、その実施の一例である図面により説明すると、1は、門型フレームで、左右側柱部1a、1bとその上端を連結する天部1cとから形成し、その全体を、例えば、小型ワンボックス車2の横扉開口部3の内側に、その左右側柱部1a、1bの下端のベース板4a、4bを車室床面2aに取付け、その上方の天部1cを車室側壁2bに取付けて配備している。
【0011】
前記一方の右側柱部1bの後方外側に原動機収容枠5を添設し、その上半内部に油圧シリンダー6を上下に配置し、その油圧シリンダー6の下端からピストンロッド7を突出し、そのピストンロッド7の下端に2連の原動プーリー8を軸支し、ピストンロッド7の昇降作動で2連の原動プーリー8を昇降する。
【0012】
前記原動機収容枠5の内部の中間において、ピストンロッド7の横に差し渡された支軸9に、夫々の一端が固定される2連のワイヤー10a、10bを下方に垂下して前記ピストンロッド7の下端に軸支される2連の原動プーリー8に差し渡し、方向を反転して上方へ引上げ、前記右側柱部1bの上端コーナーに軸支される2連の第1案内プーリー11に後方外側から差し渡し、内方側に案内し、そのワイヤー10aは天部1cを通り、その天部1cの中間に軸支される1連の中間プーリー12に差し渡して左側柱部1aの上端コーナーに案内し、その上端コーナーに軸支される1連の第2プーリー13に差し渡し、その左側柱部1a内を下方に案内し、その左側柱部1a内を昇降する左ランナー14に連結し、その左ランナー14を吊架している。
【0013】
他方のワイヤー10bは、2連の第1案内プーリー11から右側柱部1b内に垂下し、その下端を右側柱部1b内を昇降する右ランナー15に連結し、その右ランナー15を吊架している。
【0014】
前記左ランナー14にL型の左取付板16を、右ランナー15にL型の右取付板17を夫々一体に取付け、その夫々の軸支面16aおよび17aを前記左右側柱部1a、1bの内側面の開口から突出して対面させ、この軸支面16aおよび17aに軸受孔18a、18bを、左右の軸線を一致すると共に、上下に所要間隔を存して設けている。
【0015】
左右のアッパーリンク19の基部外面に支軸20を夫々設け、その支軸20の夫々を前記左右取付板16、17の軸支面16a、17aの軸受孔18aに嵌合軸受している。また左右のロアリンク21の基部外面に支軸22を夫々設け、その支軸22の夫々を、同じく前記左右取付板16、17の軸支面16a、17aの軸受孔18bに嵌合軸受している。
【0016】
そして左右のアッパーリンク19の先端に、夫々下端にプラットホーム23の基部23aの先端側に支軸24により連結した左右の先端側ゲートリンク25と支軸26により連結している。また左右のロアリンク21の先端に、夫々下端にフラットホーム23の基部23aの基端側に支軸27により連結した左右の基端側ゲートリンク28と支軸29により連結すると共に、この基端側ゲートリンク28は、さらに上方に延長してその延長部28aを前記左右のアッパーリンク19の基端とも支軸30により連結している。
【0017】
前記左右のアッパーリンク19および左右のロアリンク21の基端は、夫々先端側とは反対に所要角度で所要幅延長して左右のアッパーリンクの連繋アーム19aおよび左右のロアリンクの連繋アーム21aを設け、夫々の先端を上下に支軸31、32をもって左右連繋杆33を差し渡し、左右のアッパーリンク19および左右のロアリンク21が上下に対応して連繋作動するように設けている。
【0018】
前記プラットホーム23の基部23aに、前記先端側部23bを、ヒンジ34により連結しており、さらにその先端側部23bの先端縁にフラッパー35を連結している。
【0019】
車室床面2aに差渡板36を、その基端を車室床面2aに軸支し、先端をプラットホーム23の基部23aの上面に連接し、プラットホーム23の基部23aとを連絡して起伏するように設けている。
【0020】
左右側柱1a1bの中間に調整ストッパー台37aを設け、左右のアッパーリンク19に設けたストッパー駒38を衝突させ、左右のアッパーリンク19の下降止めとしている。
【0021】
この発明は、上記のように構成されるから、油圧シリンダー6に油を給送してピストンロッド7を加圧すると、ピストンロット7は下方に押し出され、その下端の2連の原動プーリー8を下降させるので、一端を引き、一端が原動機収容枠5に固定されるワイヤー10a、10bは、遊端である他端を引き、その他端に連結する左右ランナー14、15を引き上げるものである。
【0022】
そこで、左右ランナー14、15に夫々の基端が軸支される左右のアッパーリンク19と、左右のロアリンク21と、左右の先端側ゲートリンク25と、左右の基端側ゲートリンク28によって支架されたプラットホーム23は、地上面より引き上げられて上昇し、その車室床面2aと同一面まで上昇するのである。次にそのプラットホーム23の降下は、油圧シリンダー6への給油バルブ(図示しない)を開放すれば、プラットホーム23およびその他の重量による荷重を受けて油圧シリンダー6から油が戻され、ピストンロット7がもどるので、ワイヤー10a、10bは緩められ、そのワイヤー10a、10bに連結する左右ランナー14、15は、一定の速度で降下し、プラットホーム23を降下し、地上面に達するものである。
【0023】
次に、プラットホーム23の格納は、前記上昇位置で、先ずフラッパー35を反転させて縮小した後、ヒンジ34よりプラットホーム23の先端側部23bと基部23aを二つ折りし、それからこの折畳んだプラットホーム23を起立させると、左右のアッパーリンク19と、左右のロアリンク21は、夫々左右の先端側ゲートリンク25と、左右の基端側ゲートリンク28も連動して折畳まれ、左右側柱部1a、1bの内側に起立する。このときロックレバー39を左右側柱部1a、1bの係合部と係合させれば、その起立状態にロックすることができるのである。図示しないが、自動起立機構を付設すれば、プラットホーム23を折畳んだ後、あるいは、そのプラットホーム23を折畳みから自動的に車室内に起立して格納することができることは、勿論である。
【0024】
【発明の効果】
この発明は、以上のようになるから、車両の開口部の内側にコンパクトに取付けて車椅子等の昇降装置を配備することができる。
【0025】
また左右のランナーの上方側に軸支されるアッパーリンクの先端に先端側ゲートリンクを軸支して連結し、左右のロアリンクの先端に基端側ゲートリンクを軸支して連結し、前記先端側ゲートリンクをプラットホームの基部先端側に軸着連結し、基端側ゲートリンクをプラットホームの基部の基端側に軸着連結しているからそれらのリンクを交叉させ、プラットホームを先端側と基部側とに二つ折りした後、直線状に起立させて折畳むことができる。
【0026】
また下方の左右のロアリンクの先端に、夫々下端にプラットホームの基部の基端側に支軸により連結した左右の基端側ゲートリンクと支軸により連結すると共に、この基端側ゲートリンクは、さらに上方に延長してその延長部を前記左右のアッパーリンクの基端と支軸により連結してなるものであるから、リンクの連繋が二重となり、支承強度が倍加すると共に、折畳みおよび展開作動が円滑になるものである。
【0027】
また左右のアッパーリンクおよび左右のロアリンクの基端は、夫々先端側とは反対に所要角度で所要幅延長して左右のアッパーリンクの連繋アームおよび左右のロアリンクの連繋アームを設け、夫々の先端を上下に支軸をもって左右連繋杆を差し渡しされるので、左右のアッパーリンクおよび左右のロアリンクが上下に対応し、前後がバランスし、かつ常に同方向に回動して円滑な格納と展開とを連繋して行うことができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図面はこの発明の車両用昇降装置の立ち上げ格納状態の正面図である。
【図2】同じく、その側面図である。
【図3】昇降プラットホームを展開する途中の側面図である。
【図4】昇降プラットホームを水平に展開した状態の側面図である。
【図5】同じく、昇降プラットホームを水平に展開した状態の平面図である。
【符号の説明】
1 門型フレーム
1a 左側柱部
1b 右側柱部
1c 天部
2 小型ワンボックス車
2a 車室床面
2b 車室側壁
3 横扉開口部
4a ベース板
4b ベース板
5 原動機収容枠
6 油圧シリンダー
7 ピストンロッド
8 2連の原動プーリー
9 支軸
10a ワイヤー
10b ワイヤー
11 2連の第1案内プーリー
12 1連の中間プーリー
13 1連の第2プーリー
14 左ランナー
15 右ランナー
16 左取付板
16a 軸支面
17 右取付板
17a 軸支面
18a 軸受孔
18b 軸受孔
19 左のアッパーリンク
19 右のアッパーリンク
19a 左のアッパーリンクの連繋アーム、
19a 右のアッパーリンクの連繋アーム
20 支軸
21 左のロアリンク
21 右のロアリンク
21a 左のロアリンクの連繋アーム、
21a 右のロアリンクの連繋アーム
22 支軸
23 プラットホーム
23a プラットホームの基部
23b プラットホームの先端側部
24 支軸
25 左右の先端側ゲートリンク
26 支軸
27 支軸
28 左の基端側ゲートリンク
28 右の基端側ゲートリンク
28a 左の基端側ゲートリンクの延長部
28a 右の基端側ゲートリンクの延長部
29 支軸
30 支軸
31 支軸
32 支軸
33 左連繋杆
33 右連繋杆
34 ヒンジ
35 フラッパー
36 差渡板
Claims (5)
- 門型フレームを車両の開口部の内側に配備し、その左右側柱部のいずれか一方の外側もしくは車室床面等の適所に配置した原動機によって2連のワイヤーを往復し、その2連のワイヤーに連結する左ランナーと、右ランナーを左右側柱部で昇降し、前記左ランナーに左取付板を、右ランナーに右取付板を夫々一体に取付け、その夫々の軸支面を対面させ、この軸支面に、左右のアッパーリンクの基部と、ロアリンクの基部を上下に軸支し、その上方の左右のアッパーリンクの先端に軸支される左右の先端側ゲートリンクによりプラットホームの基部の先端側を軸支し、下方の左右のロアリンクの先端に、夫々下端にプラットホームの基部の基端側を軸支した左右の基端側ゲートリンクにより軸支して連結してなる車両用昇降装置。
- 左右側柱部とその上端を連結する天部とから門型フレームを設け、この門型フレームを車両の開口部の内側に配備し、その左右側柱部のいずれか一方の外側もしくは車室床面等の適所に配置した原動機によって2連のワイヤーを往復し、その2連のワイヤーに連結する左ランナーと、右ランナーを左右側柱部で昇降し、前記左ランナーに左取付板を、右ランナーに右取付板を夫々一体に取付け、その夫々の軸支面を対面させ、この軸支面に、左右の軸線を一致すると共に、上下に所要間隔を存して、左右のアッパーリンクの基部と、ロアリンクの基部を上下に軸支し、その上方の左右のアッパーリンクの先端に、夫々下端にプラットホームの基部の先端側に軸支した左右の先端側ゲートリンクを軸支して連結し、下方の左右のロアリンクの先端に、夫々下端にプラットホームの基部の基端側に支軸により連結した左右の基端側ゲートリンクと支軸により連結すると共に、この基端側ゲートリンクは、さらに上方に延長してその延長部を前記左右のアッパーリンクの基端と支軸により連結してなる車両用昇降装置。
- 左右のアッパーリンクおよび左右のロアリンクの基端は、夫々先端側とは反対に所要角度で所要幅延長して左右のアッパーリンクの連繋アームおよび左右のロアリンクの連繋アームを設け、夫々の先端を上下に支軸をもって左右連繋杆を差し渡し、左右のアッパーリンクおよび左右のロアリンクが上下に対応し、前後がバランスして連繋作動するように設けている請求項1または請求項2の車両用昇降装置。
- 左右側柱部とその上端を連結する天部とから門型フレームを設け、門型フレームを車両の開口部の内側に配備し、その左右側柱部のいずれか一方の外側に原動機収容枠を添設し、その上半内部に油圧シリンダーを上下に配置し、その油圧シリンダーの下端からピストンロッドを突出し、そのピストンロッドの下端に2連の原動プーリーを軸支し、夫々の一端が固定される2連のワイヤーを前記ピストンロッドの下端に軸支される2連のプーリーに差し渡し、その往復作動で2連のワイヤーを往復し、その2連のワイヤーに連結する左ランナーと、右ランナーを左右側柱部で昇降し、前記左ランナーと、右ランナーに左取付板と右取付板を夫々一体に取付け、その夫々の軸支面を前記左右側柱部の内側面の開口から突出して対面させ、この軸支面に軸受孔を、左右の軸線を一致すると共に、上下に所要間隔を存して設け、その上方の軸受孔に左右のアッパーリンクの基部に設けた支軸を嵌装軸受し、その上方の軸受孔に左右のロアリンクの基部に設けた支軸を嵌合軸受し、左右のアッパーリンクの先端に、夫々下端にプラットホームの基部の先端側に支軸により連結した左右の先端側ゲートリンクと支軸により連結し、また左右のロアリンクの先端に、夫々下端にプラットホームの基部の基端側に支軸により連結した左右の基端側ゲートリンクと支軸により連結すると共に、この基端側ゲートリンクは、さらに上方に延長してその延長部を前記左右のアッパーリンクの基端と支軸により連結し、前記左右のアッパーリンクおよび左右のロアリンクの基端は、夫々先端側とは反対に所要角度で所要幅延長して左右のアッパーリンクの連繋アームおよび左右のロアリンクの連繋アームを設け、夫々の先端を上下に支軸をもって左右連繋杆を差し渡し、左右のアッパーリンクおよび左右のロアリンクが上下に対応して連繋作動するように設けてなる車両用昇降装置。
- 車室床面に差渡板を、その基端を車室床面に軸支し、先端をプラットホームの基部の上面に連接し、プラットホームの基部とを連絡して起伏するように設けてなる請求項1、請求項2、請求項3または請求項4の車両用昇降装置。
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