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JP4068869B2 - デジタルカメラ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はデジタルカメラに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、撮影レンズを交換できない所謂レンズ固定式カメラでは、撮影領域を拡大するためには高倍率のズームレンズを搭載する必要があったが、レンズの構成枚数が多くなり、レンズの全長と重量が増加し、開放F値が暗く、光学性能も劣化するといった問題があった。
【0003】
そのため、一本のズームレンズではなくズーム機能を持つ複数の光学系を備え、切替えを行ない撮影領域を拡大するものが考案されている。
【0004】
また、単一の光学系とサイズの異なる複数の撮像素子を備え、撮像素子を切替えて撮影領域を拡大するものも考案されている
しかし、いずれもレンズまたは撮像素子を切替えて画角を変えるものであり、連続して切れ目なく撮影領域を変化させることはできない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上記事実を考慮して、複数の撮影光学系および撮像素子を備えたデジタルカメラにおいて装置の大型化を招かずに連続して切れ目のない高倍率ズームを実現することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載のデジタルカメラは第1の撮像素子と、前記第1の撮像素子よりサイズが大きく画素密度が低い第2の撮像素子と、第1の撮影レンズと、前記第1の撮影レンズとは画角の異なる第2の撮影レンズと、前記第1の撮影レンズを通った光を前記第1の撮像素子へ導き、前記第2の撮影レンズを通った光を前記第2の撮像素子へ導く第1の状態と、前記第1の撮影レンズを通った光を前記第2の撮像素子へ導き、前記第2の撮影レンズを通った光を前記第1の撮像素子へ導く第2の状態と、を切り替える光路切替手段と前記光路切替手段を操作して前記第1の撮像素子及び前記第2の撮像素子から得られる画像情報を要求される画質によって使い分ける画像補完手段と、を備え、前記第1の状態または前記第2の状態の何れかにおいて前記第1および第2の撮影レンズと、前記第1および第2の撮像素子とで得られる画像の画角における不連続部分は、前記不連続部分の両端にあたる2つの画像を前記画像補完手段にて合成し、前記不連続部分を補完することを特徴とする
上記構成の発明では、第1の撮像素子と第1の撮影レンズ、第1の撮像素子よりサイズが大きく画素密度が低い第2の撮像素子と第2撮影レンズの組合せによって得られる画像情報と、第1の撮像素子と第2の撮影レンズ、第2の撮像素子と第1の撮影レンズの組合せによって得られる画像の画角における不連続部分は、不連続部分の両端にあたる2つの画像を画像補完手段にて合成し、補完することで切れ目のない望遠ズームモードを実現できるすなわち、各撮影レンズから各撮像素子への光路を、第1の撮影レンズを通った光を第1の撮像素子へ導き、第2の撮影レンズを通った光を第2の撮像素子へ導く第1の状態と、第1の撮影レンズを通った光を第2の撮像素子へ導き、第2の撮影レンズを通った光を第1の撮像素子へ導く第2の状態との切替えを行い、撮影レンズと撮像素子の組合せを変えることによって選択することができ、画像補完手段を使って効率的にズームの領域を広げることが出来る。
【0007】
請求項2に記載のデジタルカメラは、前記第1の撮影レンズはズームレンズであり、前記第2の撮影レンズは単焦点レンズであり、前記光路切替手段を操作して前記第1の撮像素子及び前記第2の撮像素子から得られる画像情報を要求される画質によって使い分ける画像補完手段を備え、前記第2の撮影レンズの焦点距離が前記第1のズームレンズの焦点距離範囲内にあり、かつ前記第1のズームレンズの短焦点側端および長焦点側端の焦点距離と前記第2のレンズの焦点距離との比がともに前記第1の撮像素子と第2の撮像素子の対角線長比より小さいことを特徴とする。
【0008】
上記構成の発明では、サイズが小さく画素密度が高い第1の撮像素子とズームレンズである第1の撮影レンズ、サイズが大きく画素密度が低い第2の撮像素子と単焦点レンズである第2の撮影レンズの組合せによって得られる、画角が小さく光学ズーム可能な高画質画像情報と、画角が大きい低画質画像情報とを画像補完手段で合成して得られる画像による望遠ズームモードを実現できる。また、サイズが小さく画素密度が高い第1の撮像素子と単焦点レンズである第2の撮影レンズ、サイズが大きく画素密度が低い第2の撮像素子とズームレンズである第1の撮影レンズの組み合わせによって得られる、画角が小さい高画質画像情報と、画角が大きく光学ズーム可能な低画質画像情報とを画像補完手段で合成して得られる画像による広角ズームモードを実現できる。すなわち、上記構成では望遠領域を光学ズームでカバーした望遠ズームモードと広角領域を光学ズームでカバーした広角ズームモードの2種類のモードが選択出来る。前記2種類のモードは各撮影レンズから各撮像素子への光路を切替え、撮影レンズと撮像素子の組合せを変えることによって選択することができる。また、両モードとも単焦点レンズで得られる画像の画角はズームレンズで得られる画像の画角範囲に含まれないので、画像補完手段を使って効率的にズームの領域を広げることが出来る。
【0009】
請求項3に記載のデジタルカメラは、前記第1の撮影レンズと前記第2の撮影レンズの両方がズームレンズであり、前記第2の撮影レンズの焦点距離範囲が前記第1の撮影レンズの焦点距離範囲内にあり、かつ第1の撮影レンズの短焦点側端と第2の撮影レンズの長焦点側端との焦点距離比が前記第1の撮像素子と前記第2の撮像素子の対角線長比より小さいことを特徴とする。
【0010】
上記構成の発明では、2本のズームレンズを2つの撮像素子と組合せて画像を得るので、画質劣化の少ない光学ズームによる画角変化と画像補完手段を使って高倍率のズームが可能となる。また、2本のズームレンズによる画角変化範囲は重複していないため効率的にズームの領域を広げることができる。
【0011】
請求項に記載のデジタルカメラは、前記光路切替手段とズームの操作部を単一としたことを特徴とする。
【0013】
上記構成の発明では、単一の操作部材を操作することでズーム操作と光路切替えを連続して行ない、広角ズームモードでズームイン操作を続けることにより自動的に望遠ズームモードに切り替わり、また望遠ズームモードでズームアウト操作を続けることにより自動的に広角ズームモードに切り替わる。このため、広角ズームモードの広角側端から望遠ズームモードの望遠側端まで連続して切れ目なくズームが行なえる。
【0014】
【発明の実施の形態】
図1には、第1形態に係るデジタルカメラが示されている。
【0015】
図1(A)に示すようにデジタルカメラ10は箱型をしており、レリーズボタン16、ズームボタン18、ストロボ20等が設けられている。デジタルカメラ10前面には第1撮影レンズ12と第2撮影レンズ14が設けられ、後述する第1CCD30および第2CCD32上に画像を結ぶ。
【0016】
図1(B)に示すようにデジタルカメラ10背面にはファインダ用としてLCDモニタ22が設けられている。また、別途に光学ファインダ24を設けている。電源スイッチ26、モード切替ボタン28等のスイッチ類も設けられており、モード切替やズーム等の情報はLCDモニタ20上に映し出される。
【0017】
図2には、第1形態にかかるデジタルカメラ10の内部構造のブロック図が示されている。
【0018】
第1撮影レンズ12を通った光は第1CCD30上に結像し、第2撮影レンズ14を通った光は第2CCD32上に結像し、光学データは電気的な画像データに変換される。この画像データは画像処理部34、35へ送られ画像処理される。画像処理部34、35で処理された画像データはコントロール部36内の画像補完部38へ送られ一つの画像に合成される。
【0019】
2本の撮影レンズと2個のCCDで得られる画像の画角における不連続部分は、不連続部分の両端にあたる2つの画像をコントロール部36内の画像補完部38にて合成し一つの画像として補完する。あるいは画素数の関係で2つの画像を合成するよりも不連続部分広角側端の画像をトリミングして使用した方が望ましい場合は、不連続部分広角側端の画像を電子ズームでトリミングして画角を調整し、不連続部分を補完する。
【0020】
図3には画像補完部38で行なわれる画像合成の方法が示されている。
【0021】
図3(A)のように、画像の中央には画素密度の高い第1CCD30の画像が表示され、周辺部は画素密度の低い第2CCD32の画像を使用して補完する。第1CCD30の画像と第2CCD32の画像の境目を目立たなくするため、図3(B)に示すように第1CCD30の画像の周辺部で第2CCD32の画像と滑らかに繋ぎ合わせる処理が行なわれる。例えば第1CCD30の画像と第2CCD32の画像で輝度に差があった場合、図3(B)では縦軸Yに輝度yをとり、第1CCD30の画像外縁部a2から一定の距離を設けた内側のa3まで輝度yをゆるやかに変化させて繋ぎ目を目立たなくする。具体的には、a2における第2CCD32のy数値(ya2)から、a3における第1CCD30のy数値(ya3)まで、画像上の距離xに応じて図3(B)上のy1:y2が常にx1:x2となるように数値yを変化させて行けばよい。当然、輝度以外の数値についても同様の処理を行なう。
【0022】
図4には第1CCD30、第2CCD32で得られる画像が撮影レンズとCCDの組合せ別に示されている。
【0023】
ここではサイズが小さく画素密度の高い第1CCD30とサイズが大きく画素密度の低い第2CCD32の対角線長比を1:3、第1撮影レンズ12のズーム比をn〜4n(mm)、第2撮影レンズ14の焦点距離を2n(mm)とする。
【0024】
また、望遠ズームモードでは第1撮影レンズ12と第1CCD30の組合せで得られる画角は35ミリカメラ換算で望遠72mm〜288mmレンズ相当、第2撮影レンズ14と第2CCD32の組合せで得られる画角は35ミリカメラ換算で標準48mmレンズ相当とし、広角ズームモードでは第1撮影レンズ12と第2CCD32の組合せで得られる画角は同じく24mm〜96mmレンズ相当、第2撮影レンズ14と第1CCD30の組合せで得られる画角は同じく望遠144mm相当とする。
【0025】
まず望遠ズームモードでは、第1撮影レンズ12とサイズが小さく画素密度の高い第1CCD30、第2撮影レンズ14とサイズが大きく画素密度の低い第2CCD32の組合せで画像情報を得ている。得られた画像情報は第1撮影レンズ12/第1CCD30で72mm〜288mmレンズ相当、第2撮影レンズ14/第2CCD32で48mmレンズ相当なので、画角の不連続部分である72mmから48mmの間は図4(A)に示すように画面中央に画質の高い第1CCD30の72mmレンズ相当画像を置き、周辺は第2CCD32の48mmレンズ相当画像を使用して画像補完により合成することで、標準48mmレンズ相当から望遠72mmレンズ相当の画面まで切れ目なく画像を得ることができる。
【0026】
これにより、48mmから72mmまでは画像補完で、72mmから288mmまでは光学ズームで連続して切れ目なくズームが可能となる。
【0027】
次に広角ズームモードでは、第2撮影レンズ14とサイズが小さく画素密度の高い第1CCD30、第1撮影レンズ12とサイズが大きく画素密度の低い第2CCD32の組合せで画像情報を得ている。得られた画像情報は第2撮影レンズ14/第1CCD30で144mmレンズ相当、第1撮影レンズ12/第2CCD32で24mm〜96mmレンズ相当なので、画角の不連続部分である96mmから144mmの間は図4(B)に示すように画面中央に画質の高い第1CCD30の144mmレンズ相当画像を置き、周辺は第2CCD32の96mmレンズ相当画像を使用して画像補完により合成することで、広角96mmレンズ相当から望遠144mmレンズ相当の画面まで切れ目なく画像を得ることができる。
【0028】
これにより、24mmから96mmまでは光学ズームで、96mmから144mmまでは画像補完で連続して切れ目なくズームが可能となる。
【0029】
次にモード切替えについて具体的に説明する。
【0030】
デジタルカメラ10が望遠ズームモードに設定されている時は図5(A)のように第1撮影レンズ12から入射した光が第1CCD30に導かれ、第2撮影レンズ14から入射した光は第2CCD32に導かれる。これにより、ズームレンズである第1撮影レンズ12とサイズの小さい第1CCD30で得られる望遠領域の画像を画面の中心に置き、単焦点レンズである第2撮影レンズ14とサイズの大きい第2CCD32で得られる標準領域の画像を周囲に配置することで、標準から準望遠までは画像補完で、準望遠から望遠までは光学ズームでカバーし、連続して切れ目なくズームが可能となる。この場合、画質劣化のない光学ズームで望遠領域を幅広くカバーできるので、スポーツ写真や報道写真に好適である。
【0031】
撮影者がモード切替ボタン28で広角ズームモードに切替えると、図5(B)に示すように光路中に4枚の可動ミラー42が挿入され、第1撮影レンズ12から入射した光は可動ミラー42と固定ミラー44で反射され第2CCD32に導かれ、第2撮影レンズ14から入射した光は可動ミラー42で反射され第1CCD30に導かれる。これにより、単焦点レンズである第2撮影レンズ14とサイズの小さい第1CCD30で得られる望遠領域の画像を画面の中心に置き、ズームレンズである第1撮影レンズ12とサイズの大きい第2CCD32で得られる広角領域の画像を周囲に配置することで、広角から標準までは光学ズームで、標準から望遠までは画像補完でカバーし、連続して切れ目なくズームが可能となる。この場合、画質劣化のない光学ズームで広角領域を幅広くカバーできるので、風景写真やスナップ写真に好適である。
【0032】
図6には、第2形態に係るデジタルカメラの構造が示されている。
図6(A)に示すようにデジタルカメラ10は箱を二つ繋いだ形状をしており、二つの箱は接合面の中央にある回転軸46で回動自在に連結されている。
【0033】
撮影者から見て手前側の箱すなわちCCD部48には電源スイッチ26、ズームボタン18、レリーズボタン16が設けられ、接合面には第1CCD30及び第2CCD32が設けられている。CCD部48に回転軸46で軸支されているレンズ部50は回転軸46を中心に360度自由に回動可能であり、内部には第1撮影レンズ12及び第2撮影レンズ14が収められている。この第1及び第2撮影レンズを通った光は夫々第1窓52及び第2窓54を通り、CCD部48の第1CCD30及び第2CCD32に像を結ぶ。CCD部48とレンズ部50の情報の遣り取り、AF用の電源供給などは電気接点56を通じて行なう。
【0034】
撮影者がモードを切替える際は、CCD部48とレンズ部50を持って回転軸46を中心に180度回転させる。これによりレンズ部50の第1撮影レンズ12と第2撮影レンズ14、CCD部の第1CCD30と第2CCD32の組合せが逆になる。撮影レンズとCCDの光軸は回転軸46を中心に対称の位置にあるのでCCD部48とレンズ部50を180度回転させても光軸が狂うことはない。電気接点56も回転軸に対して対称の位置にあるので情報や電力の伝達に支障はない。また撮影中、不用意に回転しないようにロック機構58を設けておくことは言うまでもない。
【0035】
さらに、現在のレンズ/CCDの組合せが望遠ズーム/広角ズームのどちらか一目で判るようにレンズ部をツートンカラーに塗り分けたり形状を非対称にしてもよい。
【0036】
図7には第3形態に係るデジタルカメラの外観が示されている。
【0037】
図7に示すようにデジタルカメラ10は第2形態と同様に箱を二つ繋いだ形状をしているが第3形態には回転軸は存在せず、CCD部48側の接合面をU字型の支持部60とし、レンズ部50側の接合面を形成する係止部62を上から嵌め込んで固定する。
【0038】
モード切替えの際には一旦レンズ部50を外し、レンズ光軸方向を中心として、180度回転させてからCCD部48に嵌め込む。これにより撮影レンズ/CCDの組合せが変わり、撮影モードを変更できる。
【0039】
このとき、不用意にCCD部48とレンズ部50の結合が外れないようにロック機構64を設けておく必要がある。
【0040】
図8には第4形態に係る光学系の断面図が示されている。
【0041】
図8(A)に示すように、一つの開口部から入射した光をハーフプリズム66で2分割し、一方をミラー68で反射させ、それぞれ第1撮影レンズ12及び第2撮影レンズ14へと導いた後、第1及び第2CCD上に結像させる。この先は図8(B)に示すように第1〜第3形態のいずれかに準拠した方法で撮影レンズとCCDの組合せを切替える。
【0042】
このとき、第1撮影レンズ12及び第2撮影レンズ14は光学的に同軸配置されているので、被写体までの距離が近くなっても、2つのCCDからの画像間に2本のレンズの位置ずれに起因するパララックス(視差)が発生しないという利点がある。
【0043】
また、ハーフプリズム66の代わりにハーフミラーを用いても良いし、このハーフプリズム/ハーフミラーの反射/透過の割合を調整することで2本の撮影レンズの明るさの差を補正するようにしてもよい。
【0044】
図9には第5形態に係るデジタルカメラの画角とCCDとの関係が示されている。
【0045】
第1〜第4形態のデジタルカメラにおいて第2撮影レンズ14がズームレンズであった場合、図9に示すように、第1CCD30で得られる画像の望遠側端T1と第2CCD32で得られる画像の広角側端W2の間に画角の不連続部分が発生する場合がある。
【0046】
このときT1〜W2の不連続部分を画像補完部38で補完し、W1からT2まで連続して切れ目なくズームが可能となる。2本のレンズを共にズームレンズとすれば、比較的小さなズーム比のレンズ2本で幅広い領域をカバーすることができるので、結果としてデジタルカメラ10本体サイズの小型化とズーム領域の拡大を両立させることができる。
【0047】
【発明の効果】
本発明は上記構成としたので、装置の大型化を招かずに連続して切れ目のない高倍率ズームを実現することができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態1に係るデジタルカメラの斜視図である。
【図2】本実施形態1に係るデジタルカメラのブロック図である。
【図3】本実施形態1に係るデジタルカメラの画面合成の説明図である。
【図4】本実施形態1に係るデジタルカメラの画面合成の説明図である。
【図5】本実施形態1に係るデジタルカメラの内部構造図である。
【図6】本実施形態2に係るデジタルカメラの透視図である。
【図7】本実施形態3に係るデジタルカメラの斜視図である。
【図8】本実施形態4に係るデジタルカメラの内部構造図である。
【図9】本実施形態5に係るデジタルカメラの画角とCCDの関係図である。
【符号の説明】
10 デジタルカメラ
12 第1撮影レンズ
14 第2撮影レンズ
16 レリーズボタン
18 ズームボタン
26 電源スイッチ
30 第1CCD
32 第2CCD
42 可動ミラー
44 固定ミラー
46 回転軸
48 CCD部
50 レンズ部
52 第1窓
54 第2窓
56 電気接点
60 支持部
62 係止部
66 ハーフプリズム

Claims (4)

  1. 第1の撮像素子と、前記第1の撮像素子よりサイズが大きく画素密度が低い第2の撮像素子と、
    第1の撮影レンズと、前記第1の撮影レンズとは画角の異なる第2の撮影レンズと、
    前記第1の撮影レンズを通った光を前記第1の撮像素子へ導き、前記第2の撮影レンズを通った光を前記第2の撮像素子へ導く第1の状態と、前記第1の撮影レンズを通った光を前記第2の撮像素子へ導き、前記第2の撮影レンズを通った光を前記第1の撮像素子へ導く第2の状態と、を切り替える光路切替手段と
    前記光路切替手段を操作して前記第1の撮像素子及び前記第2の撮像素子から得られる画像情報を要求される画質によって使い分ける画像補完手段と、
    を備え、
    前記第1の状態または前記第2の状態の何れかにおいて前記第1および第2の撮影レンズと、前記第1および第2の撮像素子とで得られる画像の画角における不連続部分は、前記不連続部分の両端にあたる2つの画像を前記画像補完手段にて合成し、前記不連続部分を補完することを特徴とするデジタルカメラ
  2. 前記第1の撮影レンズはズームレンズであり、
    前記第2の撮影レンズは単焦点レンズであり、
    前記光路切替手段を操作して前記第1の撮像素子及び前記第2の撮像素子から得られる画像情報を要求される画質によって使い分ける画像補完手段を備え、
    前記第2の撮影レンズの焦点距離が前記第1のズームレンズの焦点距離範囲内にあり、かつ前記第1のズームレンズの短焦点側端および長焦点側端の焦点距離と前記第2のレンズの焦点距離との比がともに前記第1の撮像素子と第2の撮像素子の対角線長比より小さいことを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  3. 前記第1の撮影レンズと前記第2の撮影レンズの両方がズームレンズであり、
    前記第2の撮影レンズの焦点距離範囲が前記第1の撮影レンズの焦点距離範囲内にあり、かつ第1の撮影レンズの短焦点側端と第2の撮影レンズの長焦点側端との焦点距離比が前記第1の撮像素子と前記第2の撮像素子の対角線長比より小さいことを特徴とする請求項1に記載のデジタルカメラ。
  4. 前記光路切替手段とズームの操作部を単一としたことを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載のデジタルカメラ。
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