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JP4064102B2 - 着用型ディスプレーシステム - Google Patents

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JP4064102B2
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はパーソナルディスプレーシステムに係り、特にめがねやゴッグルなどの光学装置を通じてディスプレー信号が伝播されて使用者の目と近い位置でディスプレーイメージを見られるようにした着用型ディスプレーシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
軍事用、医療用または個人的なディスプレー用途として使われる光学的ディスプレーシステム(一般にヘッドマウンティッドシステム(HMD;Head(helmet) Mounted System)と知られた)は、使用者がめがねやゴッグル、またはヘルメット形よりなった着用器を通じて映像信号を見られるようにしたものである。このようなパーソナルディスプレーシステムを通じて使用者は移動しつつ映像情報を伝達されるようになる。
【0003】
図1はHMD外観の一例を示す。ここで、HMDは一般のめがねレンズ100と、めがねの中心に映像駆動部110が付着された形よりなっている。外観だけを考慮した時、このような形は映像駆動部110の体積が非常に大きく、重く、かつ美麗でないということがわかる。映像駆動部110の体積と重さはそれを構成する多数の光学的素子によるものである。
【0004】
図2は一般の的なHMDの構成図であって、HMDは映像駆動部200、ディスプレーパネル210及び光学系220を含む。映像駆動部200はパソコンやビデオ(図示せず)など外部ソースから入力された映像信号を貯蔵し、入力された映像信号がLCDパネルのディスプレーパネル210でディスプレーされるように信号処理する。光学系220はディスプレーパネル210にディスプレーされた映像信号を拡大光学系を通じて使用者の目に適切な大きさの虚像として見られるようにする。HMDの構成要素としては、その外観によって着用のための機構をさらに含むか、あるいは外部から映像信号を伝達されるためのケーブルなどがさらに追加されうる。
【0005】
図3は図2の一般的なHMDの構成のうち光学系220の一般的な構成を示す図面である。従来の光学系は視準レンズ300、Xプリズム310、集束レンズ320、反射鏡330及び接眼レンズ(または拡大鏡)340よりなる。視準レンズ300はディスプレーパネルなどの一点からの出射光(映像信号)を平行光にして伝播させる。Xプリズム310は視準レンズ300から入射された光の角を左右に分けて伝播させる。集束レンズ320は左右方向に1つずつ置かれて各々Xプリズム310を通過した平行光を集束させる。反射鏡330は集束レンズ320から集束された光の方向が人の目に向けて進行するように方向を変える。つまり、接眼レンズ(または拡大鏡)340はディスプレーパネルから出射されて前述した光学的素子を通過した小さな映像信号を拡大して人の目に見られるようにする機能を有する。この時、接眼レンズ340を通過する映像信号がカラー信号であれば接眼レンズ340には色収差を除去するレンズが使われなければならない。
【0006】
HMDと呼ばれる一般の着用型ディスプレーシステムにおいて、光学系として構成される部分は前述したように視準レンズ、Xプリズム、集束レンズ、反射鏡及び接眼レンズの光学的素子を多数個使用するので精密さを要求する素子の性格に照らしてその具現が難しく、よって製作に多くの努力と時間がかかる。またレンズ及び素子のそれぞれの機能が精密に設計されたとしても共に整列させるのには追加的な難点が生じる。他の従来の光学系の短所は、多数の光学素子によって光学系の体積が大きくなり、重くなってHMDとして人が着用しにくく、コスト高となる。最後に、カラー信号に対して色収差を除去するために特別な接眼レンズを別に設計しなければならない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明が解決しようとする技術的課題は、最小限の光学素子を用いるのでその具現が簡単で、回折格子を用いて色収差を除去し、立体的映像を具現する着用型ディスプレーシステムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための、所定方式で信号処理された信号を表示するディスプレーパネル付き着用型ディスプレーシステムは、前記ディスプレーパネルから出力された信号を伝播させる導波路と、前記導波路を通過する信号を回折させる回折格子と、前記回折格子で回折されて導波路から出射される信号を拡大して使用者の目に見られるようにする拡大鏡とを含むことを特徴とする。
【0009】
前記導波路はガラス材質の媒質よりなることが望ましい。
前記導波路はプラスチック材質の媒質よりなることが望ましい。
前記導波路はアクリル(PMMA)材質の媒質よりなることが望ましい。
【0010】
前記回折格子は、前記ディスプレー素子から導波路に所定の入射角で入射された信号を導波路両方向に対して所定の反射角で反射させる第1回折格子と、導波路上で前記所定の反射角で入射された信号を使用者の目に向けて導波路に対して前記第1回折格子の入射角と同角で反射させる第2回折格子を含むことが望ましい。
【0011】
前記回折格子は、前記ディスプレー素子から所定の入射角で入射された信号を導波路の両方向に対して所定の透過角で透過させる第1回折格子と、導波路上で伝播されて第1回折格子の前記透過角と同角で入射された信号を第1回折格子の前記透過角と同角で使用者の目に向けて透過させる第2回折格子を含むことが望ましい。
【0012】
前記回折格子は、前記ディスプレー素子から導波路に所定の入射角で入射された信号を導波路の両方向に対して所定の反射角で反射させる第1回折格子と、導波路上で伝播された信号が前記第1回折格子の所定の反射角と同角で入射される時、前記第1回折格子の所定の反射角と同角で使用者の目に向けて透過させる第2回折格子とを含むことが望ましい。
【0013】
前記回折格子は、前記ディスプレー素子から所定の入射角で入射された信号を導波路の両方向に対して所定の透過角で透過させる第1回折格子と、導波路上で伝播されて前記第1回折格子の所定の透過角と同角で入射された信号を前記第1回折格子の所定の入射角と同角で反射して使用者の目に向けて伝播させる第2回折格子を含むことが望ましい。
【0014】
前記回折格子は、前記導波路と一体型に形成されることが望ましい。
前記拡大鏡は、前記導波路と一体型に形成されることが望ましい。
前記回折格子及び前記拡大鏡は前記導波路と一体型に形成されることが望ましい。
前記回折格子はホログラムにより形成されることが望ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、添付した図面に基づいて本発明を詳細に説明する。
図4Aは本発明の着用型ディスプレーシステムの正面図であり、図4Bは上面図である。ここで、着用型ディスプレーシステムは、レンズ400とディスプレーパネル410とが結合された単純な形態として見られる。本発明の着用型ディスプレーシステムは、従来に比べて回折格子及び拡大鏡を用いて軽薄短小の形を有している。したがって、ヘルメット型のように既存のHMDのように大型で重いディスプレーシステムでない、めがねのように単純に着用できるディスプレーシステムを具現しうる。また本発明はモジュール形の着用型ディスプレーシステムを製作し、そのモジュールを既存のめがねに着脱自在に付着して使用しても良い。図4A及び図4Bに示された着用型ディスプレーシステムは多様な外観の一例に過ぎず、その他にも多様な形態の軽薄短小な着用型ディスプレーシステムを具現しうる。
【0016】
本発明の着用型ディスプレーシステムは双眼鏡(binocular)型及び単眼鏡(monocular)型があり、双眼鏡型は両目を用いてディスプレー画像を見られ、単眼鏡型は片目でディスプレー画像を見られるようにしたものである。双眼鏡型の場合には立体映像(3D)ディスプレーが可能であり、これについては後述する。
以下ではまず双眼鏡型の着用型ディスプレーシステムを説明する。
【0017】
図5は本発明の着用型ディスプレーシステムの一実施形態であって、着用型ディスプレーシステムはディスプレーパネル500、導波路510、第1、第2、第3回折格子520、522、524及び拡大鏡530、532を含む。ディスプレーパネル500は有無線(図示せず)を通じて所定の信号ソース(図示せず)から受信した映像信号をディスプレーする。導波路510はディスプレーパネル500から出力される映像信号を伝播させる。第1、第2、第3回折格子520、522、524は導波路を通過する信号を回折させ、最終的に信号が人の目に向けて入射方向となるようにする。拡大鏡530、532は導波路510から人の目に向けて入射される映像信号を拡大させて使用者に見せる。
【0018】
図5の着用型ディスプレーシステムの原理を簡単に説明する。焦点距離fのレンズを目の前に置き、そのレンズの焦点距離内の物体を見ると、その物体が拡大されて見える。物体の大きさと拡大された像の大きさなどを定めてレンズの焦点fを定められる。図5において、ディスプレーパネルからの出射光を導波路510に向けて所定の入射角で入射させると、光の入射位置の導波路の対向側に置かれた第1回折格子520は導波路で内部全反射角θになるように導波路の左右両方向に光の方向を回折させる。この時、内部全反射角は次の数式1によって求められ、数式内の分数の分子は空気の屈折率1とする。
(数1)
θ=sin-1(1/n)
【0019】
導波路内で進められる光路は目前の拡大鏡530の焦点距離fより小さくなければならない。例えば、導波路の屈折率がnで、厚さがtであれば、ntが焦点距離fより短くなければならない。この距離によって導波路の種類と厚さ、そしてその内部で何回の反射がなされるかが決まる。しかし、最も優先的に考慮すべき事項は、ディスプレーパネル500の大きさ、着用型ディスプレーシステム(NED)の使用目的に符合する拡大された像の大きさによる拡大鏡530の焦点と大きさを定めることである。これにより、全体的な構造が設計され、何れの導波路を使用し、その厚さ及び反射回数を決定する。
【0020】
第1回折格子520と第2回折格子522、そして第1回折格子520と第3回折格子524は相互コンジュゲート関係(conjugate)であって、これは第1回折格子520から所定の入射角で入射された光の回折角がθならば、第2回折格子522及び第3回折格子524は自分に入射される光の角が第1回折格子52と同一なθである時、第1回折格子520の所定の入射角と同角で回折する特徴を有する。第2回折格子522と第3回折格子524は同じ回折格子である。図5の実施形態では1つのディスプレーパネルと3つの回折格子を有する着用型ディスプレーシステムが説明されたが、本発明で回折格子やディスプレーパネルの数は特定されない。
【0021】
図6は前述した回折格子のコンジュゲート関係を示す図面であって、第1回折格子600及び第2回折格子610は格子間隔がdで相等しく、導波路に平行に位置すべきである。
【0022】
図7Aは回折格子の回折原理を説明するための図面である。入射角θiと回折角各θd及び格子間隔dによって次の数式2のような式が得られる。
(数2)
(sinθd−sinθi)=m(λ/d)
ここで、mは回折差数を、λは入射光の波長を示す。回折格子の形態と特性によって回折角を変えて調整されうる。この際、回折格子からの回折光が導波路内に伝播される光であれば、その回折角は内部全反射角の条件を満たせねばならない。
【0023】
図7B及び図7Cは各々透過型回折格子及び反射型回折格子を示したものである。図7Bの透過型回折格子は入射光を両方向にθだけ回折して透過させ、ここでは左に回折された光を+1と、右に回折された光を−1と表現した。ここで、符号は左右方向を、“1”は回折差数が‘1’であることを示す。図7Cの反射型回折格子は入射光を左右両方向にθだけ反射させている。
【0024】
図8Aは導波路800に対して人の目と反対方向にディスプレーパネル802と第1、第2、第3回折格子804、806、808が置かれてある着用型ディスプレーシステムの構造を示す。ディスプレーパネル802で所定の入射角で入射された光は第1回折格子804を通じて導波路内の左右方向に所定角で透過される。導波路800内に透過された光は導波路の左右方向に各々伝播された後、各々第1回折格子804とコンジュゲート関係の第2回折格子806及び第3回折格子808に前記第1回折格子804の透過角と同角で入射される。第2回折格子806及び第3回折格子808に入射された光は第1回折格子804での入射角と同角で反射されて人の目に向けて入射される。反射光が到達するそれぞれの左右導波路800面には拡大鏡が位置し、それを通じて使用者は映像信号の拡大された像を見られる。この実施形態において、第1回折格子804は透過型で、第2、第3回折格子806、808は反射型である。
【0025】
図8Bは導波路810について人の目と反対側にディスプレーパネル812が置かれ、人の目側に第1、第2、第3回折格子814、816、818が置かれている着用型ディスプレーシステムの構造を示す。ディスプレーパネル812で導波路810を通じて導波路内の第1回折格子814に所定の入射角で入射された光は所定角で左右方向に向けて反射される。反射された光は導波路810内で伝播されていて各々第1回折格子814とコンジュゲート関係の第2回折格子816と第3回折格子818とに向って、前記第1回折格子814で反射された角と同角で入射される。入射された光は第2回折格子816及び第3回折格子818で前記第1回折格子の所定の入射角と同角で透過して出射されて人の目に向って伝播される。第2回折格子816及び第3回折格子818には所定の拡大鏡が付着されて透過される信号を拡大する。この実施形態において、第1回折格子814は反射型であり、第2、第3回折格子816、818は透過型である。
【0026】
図8Cは導波路820に対して人の目側にディスプレーパネル822が置かれ、その反対側に第1、第2、第3回折格子824、826、828が置かれている着用型ディスプレーシステムの構造を示す。ディスプレーパネル822から出射されて導波路820を通じて第1回折格子824に所定の入射角で入射された光は第1回折格子824で所定角で左右方向に反射される。反射された光は導波路820の左右方向に各々伝播されていて第1回折格子824とコンジュゲート関係の第2回折格子826及び第3回折格子828に前記第1回折格子824の反射角と同角で入射される。第2回折格子826及び第3回折格子828に入射された光は第1回折格子824への入射角と同角で反射されて人の目に向って伝播される。反射された光が到達するそれぞれの左右導波路820面には拡大鏡が位置し、それを通じて使用者は映像信号の拡大された像を見られる。この実施形態において、第1回折格子ないし第2、第3回折格子824、826、828は全て反射型である。
【0027】
図8Dは導波路830に対して人の目側にディスプレーパネル832と第1ないし第3回折格子834、836、838が置かれている着用型ディスプレーシステムの構造を示す。ディスプレーパネル832で第1回折格子814に所定角で入射された映像信号の光は所定角で導波路830内の左右方向に透過される。透過された光は導波路830内で伝播されていて各々第1回折格子834とコンジュゲート関係の第2回折格子836及び第3回折格子838に向け、前記第1回折格子834から透過された角と同角で入射される。入射された光は第2回折格子836及び第3回折格子838の面を第1回折格子での所定の入射角と同角で透過して人の目に向けて伝播される。第2回折格子836及び第3回折格子838には所定の拡大鏡が付着されて透過される信号を拡大する。この実施形態において、第1回折格子834と、第2、第3回折格子816、818は全て透過型である。
【0028】
図8Eは導波路840に対して人の目と反対側にディスプレーパネル842及び第2、第3回折格子846、848が置かれ、第1回折格子844は人の目側に位置する着用型ディスプレーシステムの構造を示す。ディスプレーパネル842から出射されて導波路840を通じて第1回折格子844に所定の入射角で入射された光は第1回折格子844で所定角で左右方向に反射される。反射された光は導波路840の左右方向に各々伝播されていて第1回折格子844とコンジュゲート関係の第2回折格子846及び第3回折格子848に前記第1回折格子844の反射角と同角で入射される。入射された光は第2回折格子846及び第3回折格子848で第1回折格子844での所定の入射角と同角で反射されて人の目に向けて伝播される。反射された光が到達するそれぞれの左右導波路840面には拡大鏡が位置し、それを通じて使用者は映像信号の拡大された像を見られる。この実施形態において、第1回折格子844と第2、第3回折格子846、848は全て反射型である。
【0029】
図8Fは導波路850に対して人の目と反対側にディスプレーパネル852と第1回折格子854が置かれ、第2、第3回折格子856、858は人の目側に位置された着用型ディスプレーシステムの構造を示す。ディスプレーパネル852で第1回折格子854に所定の入射角で入射された映像信号の光は所定角で導波路850内の左右方向に透過される。透過された光は導波路850内で伝播されていて各々第1回折格子854とコンジュゲート関係の第2回折格子856及び第3回折格子858に向け、前記第1回折格子854で透過された角と同角で入射される。入射された光は第2回折格子856及び第3回折格子858の面を第1回折格子の所定の入射角と同角で透過して人の目に向けて伝播される。第2回折格子856及び第3回折格子858には所定の拡大鏡が付着されて透過される信号を拡大する。この実施形態において、第1回折格子854及び第2、第3回折格子856、858は全て透過型である。
【0030】
図8Gは導波路860に対して人の目側にディスプレーパネル862及び第2、第3回折格子866、868が置かれ、人の目と反対側に第1回折格子864が置かれている着用型ディスプレーシステムの構造を示す。ディスプレーパネル862から導波路860を通じて導波路内の第1回折格子864に所定の入射角で入射された光は所定角で左右方向に向けて反射される。反射された光は導波路860内で伝播されていて各々第1回折格子864とコンジュゲート関係の第2回折格子866及び第3回折格子868に向け、前記第1回折格子864で反射された角と同角で入射される。入射された光は第2回折格子866及び第3回折格子868の面を第1回折角での所定の入射角と同角で透過して人の目に向けて伝播される。第2回折格子866及び第3回折格子868には所定の拡大鏡が付着されて透過される信号を拡大する。この実施形態において、第1回折格子864は反射型で、第2、第3回折格子866、868は透過型である。
【0031】
図8Hは導波路870に対して人の目側にディスプレーパネル872及び第1回折格子874が置かれ、人の目と反対側に第2、第3回折格子876、878が置かれている着用型ディスプレーシステムの構造を示す。ディスプレーパネル872から所定の入射角で入射された光は第1回折格子874を通じて導波路内の左右方向に所定角で透過される。導波路870内に透過された光は導波路の左右方向に各々伝播されていて各々第1回折格子874とコンジュゲート関係の第2回折格子876及び第3回折格子878に前記第1回折格子874の透過角と同角で入射される。第2回折格子876及び第3回折格子878に入射された光は第1回折格子874での入射角と同角で反射されて人の目に向けて伝播される。反射された光が到達するそれぞれの左右導波路870面には拡大鏡が位置し、それを通じて使用者は映像信号の拡大された像を見られる。この実施形態において第1回折格子874は透過型であり、第2、第3回折格子876、878は反射型である。
【0032】
前述したように、導波路に対してディスプレーパネルと回折格子の位置配列によって多様な形の着用型ディスプレーシステムが具現されうることがわかる。前記構造のうち最も望ましいのは、外観上ディスプレーパネルが導波路に対して目と反対側に位置する構造である図8A、図8B、図8E、図8Fである。
【0033】
図9は2つのディスプレーパネルを用いて具現した本発明の着用型ディスプレーシステムの実施形態を示した図面である。この構造ではディスプレーパネル920、922が導波路924の中心でない導波路の左右両側の下端部に各々12つずつ位置し、ディスプレーパネル920、922と平行に第1回折格子926、928が各々位置する。第1回折格子926、928とコンジュゲート関係の第2回折格子930、932は導波路924を中心に目と反対側に置かれる。ディスプレーパネル920、922を通じて入射される映像信号の光は第1回折格子926、928を通じて所定角で導波路内に透過され、透過された光は透過角と同角で第2回折格子930、932に入射される。第2回折格子930、932に入射された光は導波路924に対して第1回折格子の入射角と同角で光を反射し、その反射された光を人の目に向かわせる。反射された光が入射される導波路の面には拡大鏡(図示せず)が位置し、像を拡大させる。この実施形態において第1回折格子926、928は透過型であり、第2回折格子930、932は反射型である。図9の実施形態に含まれた構成要素を持って、図8A乃至図8Hで回折格子の種類と位置、ディスプレーパネルの位置を様々に組合わせたように多様な場合を組合わせることによって数多くの他の構造をさらに作り出せる。図8及び図9は1つ或いは2つのディスプレーパネルとそれに符合する所定数の回折格子で構成される場合の組合わせについて示しているが、設計者の要求によってディスプレーパネル及び回折格子の数は増加でき、この場合図8において回折格子の種類と位置、ディスプレーパネルの位置を多様に組合わせたように多様な場合を組合わせることによって数多くの他の構造をさらに作り出せる。
【0034】
図10Aは導波路の両側に各々ディスプレーパネル付き着用型ディスプレーシステムのさらに他の実施形態である。この構造では、ディスプレーパネル1000、1002が導波路1004の中心でない導波路の左右両側に各々1つずつ位置され、ディスプレーパネル1000、1002と平行に第1回折格子1006、1008が各々位置する。第1回折格子1006、1008とコンジュゲート関係の第2回折格子1010、1012は導波路1004を中心に目と反対側に置かれる。ディスプレーパネル1000、1002を通じて入射される映像信号の光は第1回折格子1006、1008を通じて所定角で導波路内に透過され、透過された光は透過角と同角で第2回折格子1010、1012に入射される。第2回折格子1010、1012に入射された光は導波路1004に対して第1回折格子の入射角と同角で光を反射し、その反射された光を人の目に向わせる。反射された光の当る導波路の面には拡大鏡(図示せず)が位置され、像を拡大させる。ここで、第1回折格子1006、1008は透過型であり、第2回折格子1010、1012は反射型である。
【0035】
図10Bは、図10Aと同じ構造であるが、回折格子の種類を変えて具現した実施形態であって、この実施形態でもディスプレーパネル1020、1022が導波路1024の中心でない導波路の左右両側に各々1つずつ位置し、ディスプレーパネル1020、1022と平行に第1回折格子1026、1028が各々位置する。第1回折格子1026、1028とコンジュゲート関係の第2回折格子1030、1032は導波路1024を中心に目側に置かれる。ディスプレーパネル1020、1022を通じて入射される映像信号の光は第1回折格子1026、1028を通じて所定角で導波路内に透過され、透過された光は透過角と同角で第2回折格子1030、1032に入射される。第2回折格子1030、1032に入射された光は導波路1024に対して第1回折格子の入射角と同角で光を透過し、その透過された光を人の目に向わせる。透過された光は第2回折格子1030、1032の外方に付着された拡大鏡(図示せず)により拡大されて人の目に見られることになる。ここで、第1回折格子1026、1028及び第2回折格子1030、1032は全て透過型である。
【0036】
図11は本発明の着用型ディスプレーシステムにおいて立体的映像を具現可能にシャッターを用いた場合を示した図面である。図11の例は、図8Eの場合に対する立体映像の具現例であり、このようなシャッター挿入はその他の前述した全ての構造の着用型ディスプレーシステムに適用できる。ここで、シャッター1100、1110は導波路の両方向に伝播される光を遮断するためのものであって、2つのシャッター1100、1110が相異なる時間に選択的に開閉されることによって同じ映像が両目に時差をおいて到達することになって像が立体的に見られる効果を奏する。ここには、シャッターを左右の何れか一方にのみ使用した着用型ディスプレーシステム(図示せず)を具現することによって前述したような効果を導ける。
【0037】
立体的映像は同じ像が両目に時差をおいて到達する時に具現されうるので、光が伝播される左右導波路を屈折率の相異なる媒質を使用したり、左右の回折格子の格子間隔を変えたり、または左右に位置した回折格子の数を変えたりするなど多様な方法を利用すれば、左右の回折角が変わりつつ光の伝播距離が相異なり、両目に入ってくる最終信号に時差が生じて立体的な映像効果が具現されうる。導波路の媒質が左右で相異なるものを使用する場合、第1回折格子に入射された光が媒質によって左右で相異なる回折角を考慮して第2、第3回折格子を設計しなければならない。左右回折格子の数を変える場合にも回折角を考慮して回折格子を設計せねばならない。この時、回折角は必ず内部全反射がなされる角であることを前提としてそれによる導波路媒質の選択及び回折格子の設計が行なわれるべきである。立体的映像を具現する他の方法として2つのディスプレーパネルを用いて両目に同じ映像信号が所定の時差をおいたまま到達するようにしうる。
【0038】
図12Aは本発明の着用型ディスプレーシステムにおいてIPD(InterPupillary Distance)を調整する応用例を示した図面である。多数の成人男女のIPDは50〜74mmの範囲を有する。もし、自分のIPDと異なって設計された着用型ディスプレーシステムを着用すれば、最初は左右の2像が相互ずれて見られてから1つの像にオーバーラップされるが、自分のIPDと合うように調整された場合より目の疲労感が増大される。したがって、IPDの調整のために、着用型ディスプレーシステムの拡大鏡1200、1210の位置を瞳孔と同じ位置に移動させて映像をさらに精密に見られるように調整しうる。図12Bは導波路1230と拡大鏡1200、1210を歯状に各々結合及び移動可能に製作して使用者が拡大鏡1200、1210を導波路1230上で一定距離だけ移動できる例を示した図面である。ここで、拡大鏡1200、1210は拡大鏡に信号を回折させる回折格子よりその幅が狭いものでなければならず、IPDの調整のために拡大鏡1200、1210は前記回折格子の幅と同じ距離以内で移動しなければならない。
【0039】
図13は単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムの構造を説明するための実施形態である。単眼鏡型ディスプレーシステムは片目だけを使用する構造であることを除いては図5の双眼鏡ディスプレーシステムと同じ構造と原理を採用する。単眼鏡ディスプレーシステムは、ディスプレーパネル1300、導波路1310、第1回折格子1320、第2回折格子1330及び接眼レンズ1340を含む。ディスプレーパネル1300は有無線(図示せず)を通じて所定の信号ソース(図示せず)から受けた映像信号をディスプレーする。導波路1310はディスプレーパネル1300から出射される映像信号を一方向に伝播させる。第1、第2回折格子1320、1330は導波路1310を通過する信号を回折させ、最終的に信号を人の目に向わせる。第1回折格子1320と第2回折格子1330の関係は前述したコンジュゲート関係であって、それは第1回折格子1320に所定の入射角で入射される光(信号)が所定角で回折される時、その光は導波路1310上で伝播されていて第2回折格子1322に第1回折格子1320での回折角と同角で入射された後、第1回折格子1320に入射された所定の入射角と同角で回折されるということを意味する。拡大鏡1340は導波路1310から出射されて人の目に向かう映像信号を拡大させて使用者に見られるようにする。
【0040】
図14A乃至図14Hは回折格子の種類と導波路上の配列による単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムについての可能な全ての実施形態を示した図面である。
【0041】
図14Aは導波路1400に対して人の目と反対方向にディスプレーパネル1402及び第1、第2回折格子1404、1406が置かれる単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムの構造を示す。ディスプレーパネル1402で所定の入射角で入射された光は第1回折格子1404を通じて導波路内の左側方向に所定角で透過される。導波路1400内に透過された光は導波路の左側方向に伝播されていて第1回折格子1404とコンジュゲート関係の第2回折格子1406に前記第1回折格子1404の透過角と同角で入射される。第2回折格子1406に入射された光は第1回折格子1404での入射角と同角で反射されて人の目に向かって入射される。反射された光が到達する導波路1400の面には拡大鏡が位置し、それを通じて使用者は映像信号の拡大された像を見られる。この実施形態において、第1回折格子1404は透過型であり、第2回折格子1406は反射型である。
【0042】
図14Bは導波路1410に対して人の目と反対側にディスプレーパネル1412が置かれ、人の目側に第1、第2回折格子1414、1416が置かれる単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムの構造を示す。ディスプレーパネル1412から導波路1410を通じて導波路内の第1回折格子1414に所定の入射角で入射された光は所定角で左側方向に向けて反射される。反射された光は導波路1410内で伝播されていて第1回折格子1414とコンジュゲート関係の第2回折格子1416に向って前記第1回折格子1414で反射された角と同角で入射される。入射された光は第2回折格子1416で前記第1回折格子の所定の入射角と同角で透過して人の目に向けて伝播される。第2回折格子1416には所定の拡大鏡が付着されて透過された信号を拡大する。この実施形態において、第1回折格子1414は反射型であり、第2回折格子1416は透過型である。
【0043】
図14Cは導波路1420に対して人の目側にディスプレーパネル1422が置かれ、その反対側に第1、第2回折格子1424、1426が置かれる単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムの構造を示す。ディスプレーパネル1422から出射されて導波路1420を通じて第1回折格子1424に所定の入射角で入射された光は第1回折格子1424で所定角で左側方向に反射される。反射された光は導波路1420の左側方向に各々伝播されていて第1回折格子1424とコンジュゲート関係の第2回折格子1426に前記第1回折格子1424の反射角と同角で入射される。第2回折格子1426に入射された光は第1回折格子1424への入射角と同角で反射されて人の目に向けて伝播される。反射された光が到達する導波路1420面には拡大鏡が位置し、それを通じて使用者は映像信号の拡大された像を見られる。この実施形態において、第1回折格子1424と第2回折格子1426は全て反射型である。
【0044】
図14Dは導波路1430に対して人の目側にディスプレーパネル1432及び第1、第2回折格子1434、1436が置かれる単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムの構造を示す。ディスプレーパネル1432で第1回折格子1414に所定角で入射された映像信号の光は所定角で導波路1430内の左側方向に透過される。透過された光は導波路1430内で伝播されていて各々第1回折格子1434とコンジュゲート関係の第2回折格子1436に向って前記第1回折格子1434で透過された角と同角で入射される。入射された光は第2回折格子1436の面を第1回折格子での所定の入射角と同角で透過して人の目に向けて伝播される。第2回折格子1436には所定の拡大鏡が付着されて透過された信号を拡大する。この実施形態において、第1回折格子1434及び第2回折格子1416は共に透過型である。
【0045】
図14Eは導波路1440に対して人の目と反対側にディスプレーパネル1442と第2回折格子1446が置かれ、第1回折格子1444は人の目側に位置する単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムの構造を示す。ディスプレーパネル1442から出射されて導波路1440を通じて第1回折格子1444に所定の入射角で入射された光は第1回折格子1444で所定角で左側方向に反射される。反射された光は導波路1440の左側方向に伝播されていて第1回折格子1444とコンジュゲート関係の第2回折格子1446に前記第1回折格子1444の反射角と同角で入射される。入射された光は第2回折格子1446で第1回折格子1444での所定の入射角と同角で反射されて人の目に向けて伝播される。反射された光が到達する導波路1440の面には拡大鏡が位置し、それを通じて使用者は映像信号の拡大された像を見られる。この実施形態において、第1回折格子1444及び第2回折格子1446は共に反射型である。
【0046】
図14Fは導波路1450に対して人の目と反対側にディスプレーパネル1452と第1回折格子1454が置かれ、第2回折格子1456は人の目側に位置された単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムの構造を示す。ディスプレーパネル1452から第1回折格子1454に所定の入射角で入射された映像信号の光は所定角で導波路1450内の左側方向に透過される。透過された光は導波路1450内で伝播されていて第1回折格子1454とコンジュゲート関係の第2回折格子1456に向って前記第1回折格子1454で透過された角と同角で入射される。入射された光は第2回折格子1456の面を第1回折格子の所定の入射角と同角で透過して人の目に向けて伝播される。第2回折格子1456には所定の拡大鏡が付着されて透過された信号を拡大する。この実施形態において、第1回折格子1454及び第2回折格子1456は共に透過型である。
【0047】
図14Gは導波路1460に対して人の目側にディスプレーパネル1462と第2回折格子1466が置かれ、人の目と反対側に第1回折格子1464が置かれる単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムの構造を示す。ディスプレーパネル1462から導波路1460を通じて導波路内の第1回折格子1464に所定の入射角で入射された光は所定角で左側方向に向けて反射される。反射された光は導波路1460内で伝播されていて第1回折格子1464とコンジュゲート関係の第2回折格子1466に向って前記第1回折格子1464で反射された角と同角で入射される。入射された光は第2回折格子1466の面を第1回折角での所定の入射角と同角で透過して人の目に向けて伝播される。第2回折格子1466には所定の拡大鏡が付着されて透過された信号を拡大する。この実施形態において、第1回折格子1464は反射型であり、第2、第3回折格子1466、1468は透過型である。
【0048】
図14Hは導波路1470に対して人の目側にディスプレーパネル1472と第1回折格子1474が置かれ、人の目と反対側に第2回折格子1476が置かれる単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムの構造を示す。ディスプレーパネル1472で所定の入射角で入射された光は第1回折格子1474を通じて導波路内の左側方向に所定角で透過される。導波路1470内に透過された光は導波路の左側方向に伝播されていて第1回折格子1474とコンジュゲート関係の第2回折格子1476に前記第1回折格子1474の透過角と同角で入射される。第2回折格子1476に入射された光は第1回折格子1474での入射角と同角で反射されて人の目に向けて伝播される。反射された光が到達する導波路1470の面には拡大鏡が位置し、それを通じて使用者は映像信号の拡大された像を見られる。この実施形態において、第1回折格子1474は透過型であり、第2回折格子1476は反射型である。
【0049】
前述したように、導波路に対してディスプレーパネルと回折格子の位置配列によって多様な形の単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムが具現できることがわかる。前記実施形態と同一な構造よりなって光の伝播方向が右側に向ける場合の実施形態がさらに派生されうる。
【0050】
図15Aは単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムの他の実施形態を示した図面である。この構造では、ディスプレーパネル1500が導波路1504の側面に位置し、ディスプレーパネル1500と平行に第1回折格子1506が位置する。第1回折格子1506とコンジュゲート関係の第2回折格子1510は導波路1504を中心に目と反対側に置かれる。ディスプレーパネル1500を通じて入射される映像信号の光は第1回折格子1506を通じて所定角で導波路内に透過され、透過された光は透過角と同角で第2回折格子1510に入射される。第2回折格子1510に入射された光は導波路1504に対して第1回折格子の入射角と同角で光を反射し、その反射された光を人の目に向わせる。反射された光の当る導波路の面には接眼レンズのような拡大鏡(図示せず)が位置し、像を拡大させる。ここで、第1回折格子1506は透過型であり、第2回折格子1510は反射型である。
【0051】
図15Bは、図15Aと同一な構造を有し、他の種類の回折格子を使用した単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムの他の実施形態を示した図面である。この構造でもディスプレーパネル1520が導波路1524の側面に位置し、ディスプレーパネル1520と平行に第1回折格子1526が位置する。第1回折格子1526とコンジュゲート関係の第2回折格子1530は導波路1524を中心に人の目側に置かれる。ディスプレーパネル1520を通じて入射される映像信号の光は第1回折格子1526を通じて所定角で導波路内に透過され、透過された光は透過角と同角で第2回折格子1530に入射される。第2回折格子1530に入射された光は導波路1524に対して第1回折格子の入射角と同角で光を透過し、その透過された光を人の目に向わせる。反射された光の当る導波路の面には拡大鏡(図示せず)が位置し、像を拡大させる。ここで、第1回折格子1526及び第2回折格子1530は共に透過型である。
【0052】
図15A、図15Bはディスプレーパネルの位置が左の場合についてのみ説明したが、設計者の選択によってディスプレーパネルの位置は変更可能であり、その場合第1回折格子は必ずしもディスプレーパネルと同じ導波路上にのみ位置する必要はない。
【0053】
前述した単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムを両目に各々1つずつ2つを使用して同じ信号が所定の時差をおいて2つの単眼鏡構造のディスプレーシステムにディスプレーされるようにすることによって立体映像を具現しうる。
【0054】
図16A及び図16Bは本発明に使われる回折格子により色収差が除去される状態を示す図面である。色収差は入射される信号がカラー信号である場合、R、G、B成分の焦点が1箇所に集中されず、相異なる位置に像が収束されることによって生じるものである。カラー信号が本発明で用いる回折格子を通じて伝播される場合、前述したコンジュゲート関係を有する回折格子の組合わせを通じ、相異なるカラー成分R、G、Bの焦点を1箇所に集中させうる。
【0055】
図16Aにおいて、第1回折格子1600及び第2回折格子(及び第3回折格子)1610は共に透過型であり、入射される1つの信号からR、G、Bそれぞれのカラー成分は相異なる透過角で第1回折格子1600を透過する。透過されたそれぞれのカラー成分は第1回折格子1600を各々透過した角と同角で第2回折格子1610に入射されて各々第1回折格子と同一な入射角で第2回折格子1610から透過されて接眼レンズの拡大鏡1620に向って平行に入射される。拡大鏡1620に平行に到達したそれぞれのカラー成分は拡大鏡1620を通じて同じ焦点距離で像が収束されることによって色収差が除去された結果を得られる。
【0056】
図16Bは、第1回折格子1630及び第2回折格子(及び第3回折格子)1640が共に透過型である場合、第1回折格子1630にR、G、B成分が各々所定の入射角で入射された場合である。所定の入射角で入射されたR、G、Bカラー成分は相等しい所定の透過角で伝播され、その角と同角で第2回折格子1640に入射される。入射された各カラー成分は第2回折格子1640を各々前記第1回折格子1630での所定の入射角と同角で通過して平行に接眼レンズの拡大鏡1650に入射される。拡大鏡1650は平行に入射されたこのカラー成分に対して同じ焦点距離で像を収束することによって色収差の除去された結果が得られる。色収差除去原理は前述した回折格子のコンジュゲート関係から得られる。
【0057】
前述した着用型ディスプレーシステムは、導波路と回折格子を一体型にするか、導波路と接眼レンズとを一体型に具現でき、導波路、回折格子及び拡大鏡を全て一体型に製作しうる。
前記導波路はガラスやプラスチック、特にアクリル(PMMA)材料よりなる。
前記拡大鏡は、HOE(Holographic Optical Element)や、DOE(Diffraction Optical Element)よりなる。その種類としては、回折レンズ、屈折レンズ、回折レンズと屈折レンズとの結合型または非球面レンズが有り得る。
【0058】
図17A乃至図17Cは本発明に用いられる回折格子の種類を示した図面であって、図17Aは球形よりなって両方向に光を回折させるバイナリ(binary)型の回折格子であり、図17Bは歯状よりなって一方向にのみ光を回折させるブレージング(brazing)型の回折格子であり、図17Cは多層型よりなって回折される光の効率を高められる回折格子である。その他にホログラム回折格子が用いられる。これら回折格子もHOEやDOEより製作可能である。
【0059】
図18A乃至図18Eは多様な種類の接眼レンズの例を示す図面である。
前述した本発明により、光学部品を最小限に減らすことによって体積及び重さを減らした着用型ディスプレーシステムが具現でき、工程の簡素化及びコストダウンを達成しうる。また、導波路、回折格子及び接眼レンズを一体化して量産が可能である。
【0060】
【発明の効果】
本発明の着用型ディスプレーシステムにより、最小限の光学素子が使われることによってその具現が簡単になり、コストが節減され、体積及び重さが減り、回折格子を用いることによって色収差が除去される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 HMDの外観の一例を示す図面である。
【図2】 一般のHMDの構成を示す図面である。
【図3】 図2の一般のHMDの構成のうち光学系の構成を示す図面である。
【図4A】 本発明の着用型ディスプレーシステムの外観を示す図面である。
【図4B】 本発明の着用型ディスプレーシステムの外観を示す図面である。
【図5】 本発明の着用型ディスプレーシステムの一実施形態を示す図面である。
【図6】 回折格子間のコンジュゲート関係を説明するための一例を示す図面である。
【図7A】 回折格子の原理を示す図面である。
【図7B】 透過型回折格子及び反射型回折格子を示す図面である。
【図7C】 透過型回折格子及び反射型回折格子を示す図面である。
【図8A】 回折格子の種類と導波路上の配列による着用型ディスプレーシステムの実施形態を示す図面である。
【図8B】 回折格子の種類と導波路上の配列による着用型ディスプレーシステムの実施形態を示す図面である。
【図8C】 回折格子の種類と導波路上の配列による着用型ディスプレーシステムの実施形態を示す図面である。
【図8D】 回折格子の種類と導波路上の配列による着用型ディスプレーシステムの実施形態を示す図面である。
【図8E】 回折格子の種類と導波路上の配列による着用型ディスプレーシステムの実施形態を示す図面である。
【図8F】 回折格子の種類と導波路上の配列による着用型ディスプレーシステムの実施形態を示す図面である。
【図8G】 回折格子の種類と導波路上の配列による着用型ディスプレーシステムの実施形態を示す図面である。
【図8H】 回折格子の種類と導波路上の配列による着用型ディスプレーシステムの実施形態を示す図面である。
【図9】 着用型ディスプレーシステムの他の実施形態を示す図面である。
【図10A】 導波路の両側に各々ディスプレーパネル付き着用型ディスプレーシステムの他の実施形態を示す図面である。
【図10B】 導波路の両側に各々ディスプレーパネル付き着用型ディスプレーシステムの他の実施形態を示す図面である。
【図11】 本発明の着用型ディスプレーシステムにおいて立体的な映像を具現可能にシャッターを用いた場合を示す図面である。
【図12A】 本発明の着用型ディスプレーシステムにおいてIPDを調整する応用例を示す図面である。
【図12B】 本発明の着用型ディスプレーシステムにおいてIPDを調整する応用例を示す図面である。
【図13】 単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムの構造を説明するための実施形態である。
【図14A】 回折格子の種類と導波路上の配列による単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムに対する実施形態を示す図面である。
【図14B】 回折格子の種類と導波路上の配列による単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムに対する実施形態を示す図面である。
【図14C】 回折格子の種類と導波路上の配列による単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムに対する実施形態を示す図面である。
【図14D】 回折格子の種類と導波路上の配列による単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムに対する実施形態を示す図面である。
【図14E】 回折格子の種類と導波路上の配列による単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムに対する実施形態を示す図面である。
【図14F】 回折格子の種類と導波路上の配列による単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムに対する実施形態を示す図面である。
【図14G】 回折格子の種類と導波路上の配列による単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムに対する実施形態を示す図面である。
【図14H】 回折格子の種類と導波路上の配列による単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムに対する実施形態を示す図面である。
【図15A】 単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムの他の実施形態を示す図面である。
【図15B】 単眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムの他の実施形態を示す図面である。
【図16A】 本発明に用いられる回折格子により色収差が除去される状態を示す図面である。
【図16B】 本発明に用いられる回折格子により色収差が除去される状態を示す図面である。
【図17A】 本発明に用いられる回折格子の種類を示す図面である。
【図17B】 本発明に用いられる回折格子の種類を示す図面である。
【図17C】 本発明に用いられる回折格子の種類を示す図面である。
【図18A】 多様な種類の接眼レンズの例を示す図面である。
【図18B】 多様な種類の接眼レンズの例を示す図面である。
【図18C】 多様な種類の接眼レンズの例を示す図面である。
【図18D】 多様な種類の接眼レンズの例を示す図面である。
【図18E】 多様な種類の接眼レンズの例を示す図面である。
【符号の説明】
500 ディスプレーパネル
510 導波路
520、522、524 第1、第2、第3回折格子
530、532 拡大鏡

Claims (23)

  1. 双眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムにおいて、
    像信号が伝播される導波路と、
    前記導波路の中心に置かれて映像信号を出力するディスプレーパネルと、
    前記ディスプレーパネルから所定の入射角で入射される信号を所定の回折角で前記導波路の左右方向に回折させる第1回折格子と、
    前記導波路で左右方向に各々伝播されて前記第1回折格子での前記所定の回折角と同角で入射される信号を第1回折格子での前記所定の入射角と同角で回折させる第2回折格子と、
    前記第2回折格子で回折された信号を拡大して使用者の目に見られるようにする拡大鏡とを含み、
    拡大鏡が使用者の瞳孔の位置に合わせて移動可能であることを特徴とする着用型ディスプレーシステム。
  2. 前記第1回折格子は、
    前記ディスプレーパネルと隣接し、前記ディスプレーパネルから所定角で入射された信号を所定の透過角で前記導波路内の左右方向に透過させる透過型回折格子であることを特徴とする請求項1に記載の着用型ディスプレーシステム。
  3. 前記第2回折格子は、
    前記導波路を通じて伝播されて前記第1回折格子での前記所定の透過角と同角で入射される信号を前記第1回折格子での前記所定の入射角と同角で反射させる反射型回折格子であることを特徴とする請求項2に記載の着用型ディスプレーシステム。
  4. 前記第2回折格子は、
    前記導波路を通じて伝播されて前記第1回折格子での前記所定の透過角と同角で入射される信号を前記第1回折格子での前記所定の入射角と同角で透過させる透過型回折格子であることを特徴とする請求項2に記載の着用型ディスプレーシステム。
  5. 前記第2回折格子のうち1つは透過型であり、他の1つは反射型であることを特徴とする請求項2に記載の着用型ディスプレーシステム。
  6. 前記第1回折格子は、
    前記導波路を基準として前記ディスプレーパネルと反対側に位置し、前記ディスプレーパネルから所定角で入射された信号を所定の反射角で前記導波路内の左右方向に反射させる反射型回折格子であることを特徴とする請求項1に記載の着用型ディスプレーシステム。
  7. 前記第2回折格子は、
    前記導波路を通じて伝播されて前記第1回折格子での前記所定の反射角と同角で入射される信号を前記第1回折格子での前記所定の入射角と同角で透過させる透過型回折格子であることを特徴とする請求項6に記載の着用型ディスプレーシステム。
  8. 前記第2回折格子は、
    前記導波路を通じて伝播されて前記第1回折格子での前記所定の反射角と同角で入射される信号を前記第1回折格子での前記所定の入射角と同角で反射させる反射型回折格子であることを特徴とする請求項6に記載の着用型ディスプレーシステム。
  9. 前記第2回折格子のうち1つは透過型であり、他の1つは反射型であることを特徴とする請求項6に記載の着用型ディスプレーシステム。
  10. 導波路内の信号を選択的に遮断して立体的なイメージを具現させる少なくとも1つのシャッターをさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の着用型ディスプレーシステム。
  11. 双眼鏡構造の着用型ディスプレーシステムにおいて、
    像信号が伝播される導波路と、
    前記導波路の両側に置かれて映像信号をディスプレーする2つのディスプレーパネルと、
    前記ディスプレーパネルから所定の入射角で入射される信号を所定の回折角で導波路内の左右の一方に対して回折させる2つの第1回折格子と、
    前記導波路で伝播されて前記第1回折格子での前記所定の回折角と同角で入射される信号を前記第1回折格子での前記所定の入射角と同角で回折させる複数個の第2回折格子と、
    前記複数個の第2回折格子から回折された信号を拡大して使用者の目に見られるようにする2つの拡大鏡と、
    導波路内の信号を選択的に遮断して立体的なイメージを具現させる少なくとも1つのシャッターをさらに含み、
    拡大鏡が使用者の瞳孔の位置に合わせて移動可能であることを特徴とする着用型ディスプレーシステム。
  12. 前記それぞれの第1回折格子は、
    前記ディスプレーパネルと隣接して位置し、前記ディスプレーパネルから所定角で入射された信号を所定の透過角で前記導波路内の左または右方向に透過させる透過型回折格子であることを特徴とする請求項11に記載の着用型ディスプレーシステム。
  13. 前記複数個の第2回折格子は、
    前記導波路を通じて伝播されて前記第1回折格子での前記所定の透過角と同角で入射される信号を前記第1回折格子での前記所定の入射角と同角で反射させる反射型回折格子であることを特徴とする請求項12に記載の着用型ディスプレーシステム。
  14. 前記第2回折格子は、
    前記導波路を通じて伝播されて前記第1回折格子での前記所定の透過角と同角で入射される信号を前記第1回折格子での前記所定の入射角と同角で透過させる透過型回折格子であることを特徴とする請求項12に記載の着用型ディスプレーシステム。
  15. 前記第2回折格子のうち1つは透過型であり、他の1つは反射型であることを特徴とする請求項12に記載の着用型ディスプレーシステム。
  16. 前記第1回折格子は、
    前記ディスプレーパネルと反対側に位置し、前記ディスプレーパネルから所定角で入射された信号を所定の反射角で前記導波路内の左右方向に各々反射させる反射型回折格子であることを特徴とする請求項11に記載の着用型ディスプレーシステム。
  17. 前記第2回折格子は、
    前記導波路を通じて伝播されて前記第1回折格子での前記所定の反射角と同角で入射される信号を前記第1回折格子での前記所定の入射角と同角で反射させる反射型回折格子であることを特徴とする請求項16に記載の着用型ディスプレーシステム。
  18. 前記第2回折格子は、
    前記導波路を通じて伝播されて前記第1回折格子での前記所定の反射角と同角で入射される信号を前記第1回折格子での前記所定の入射角と同角で透過させる透過型回折格子であることを特徴とする請求項16に記載の着用型ディスプレーシステム。
  19. 前記第2回折格子のうち1つは透過型であり、他の1つは反射型であることを特徴とする請求項16に記載の着用型ディスプレーシステム。
  20. 前記第1回折格子中の1つは前記ディスプレーパネル中の1つと隣接した透過型回折格子であり、他の1つの回折格子は前記ディスプレーパネルと導波路の対向面に置かれる反射型回折格子であることを特徴とする請求項11に記載の着用型ディスプレーシステム。
  21. 前記複数個の第2回折格子は透過型であることを特徴とする請求項20に記載の着用型ディスプレーシステム。
  22. 前記複数個の第2回折格子は反射型であることを特徴とする請求項20に記載の着用型ディスプレーシステム。
  23. 前記第2回折格子のうち1つは透過型であり、他の1つは反射型であることを特徴とする請求項20に記載の着用型ディスプレーシステム。
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