JP4055720B2 - 雪上車に搭載される4サイクルエンジン - Google Patents
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Description
本発明は、座席シートの直前にステアリングシャフトが配置され、このステアリングシャフトの前方に位置するエンジンフードを持ち、このエンジンフードに被われるエンジンルームを持つ雪上車に搭載される4サイクルエンジンにおいて、4サイクルエンジンは、クランク軸が車体幅方向に沿い、シリンダの中心軸線が車体垂直方向線に対して後ろ向きに傾いた状態で車体に搭載されたものであって、前記4サイクルエンジンのオイルパン内にオイルストレーナが収容され、このオイルストレーナの吸入口が側面視でシリンダ中心軸線より後方かつクローラ前部の駆動輪の軸心よりも下方に位置するように、前記オイルパンが前記エンジンルームの最底部近傍に隣接配置されると共に、前記ステアリングシャフトと前記4サイクルエンジンとの間で、かつシリンダヘッドの吸気ポートから斜め上後方に向けて設けたインテークパイプを介してシリンダヘッド上端部よりも高い位置に吸気系を構成するスロットルボディおよびエアクリーナボックスが配置され、前記エアクリーナボックスは少なくとも一部が前記シリンダヘッド上に位置して平面視でエンジンにラップしていることを特徴とする雪上車に搭載される4サイクルエンジンである。
また、車体前部のエンジンフード内において4サイクルエンジンを後傾にすることにより、エンジン重心を車体中央部に近づけることができ、かつシリンダヘッド位置の低下によっても重心位置が低くなり、操縦性が向上し、雪上車の走行性能を向上できる。
また、エンジンの後傾でエンジン前方が広くなり、排気管など自由度を持たせて配置することができ、より一層エンジンフードの高さを低くすることができる。
そして、前記エンジンフード14の最上部(実施形態では上側に膨出した膨出部18)の前側にヘッドランプ20を設けている。
そして、シリンダヘッド26前部の排気ポート36に繋がる排気系38で排気をシリンダ24前方に導出したものである。
このクローラ44は、車体後部10rの前端に配置された駆動輪44aと、後端に配置された従動輪44bと、複数の中間輪44cと、それらを懸架・緩衝するサスペンション機構44dと、各車輪の周囲に巻きかけられて循環するトラックベルト42とを有するものである。
主部48の左右両側位置から前方部にかけては、前記操舵用そり40の揺動およびクッションストロークでもそり40が車体に当たらないようにエンジンルーム46内部で上方に突出した(車体前部10fでは下方に向けて凹んだ)そりハウス部50になっている。
このそりハウス部50の前方部50aは、主部48近傍よりも上方に凹んで高くなっていて、そこにそり40のサスペンション機構およびステアリング機構40aを収容するようになっている(図4参照)。
また、底面で前記主部48の後方側は、主部48よりも上方へ突出した前記クローラ44前部(駆動輪44a付近)を収容するクローラハウス部52になっている。
また、前記エンジンクランクケース58上部のシリンダ24内で上下往復動するピストン24aの運動が、コネクティングロッド58aを介してクランク軸22の回転運動に変換される。
そして、シリンダ24上部に設けられたシリンダヘッド26には、シリンダ24内燃焼室に繋がる吸気ポート28・排気ポート36を開閉する吸気弁60a・排気弁62aとその動弁機構60b.62bが配設されている。
このように、実施形態のエンジンは、ダブルオーバヘッドカム型の4サイクルエンジンである。
これらウォータポンプ64とオルタネータ66とクランク軸22との位置関係は側面視で概略逆三角形形状を呈し、タイミングベルト68の上側経路はほぼシリンダヘッド26とシリンダ24の合わせ面と概略平行になっている。
また、この膨出部18上を覆うように、運転者の風除けのためのフェアリング19がステアリングハンドル56よりも幅広に後ろ開きに形成されてエンジンフード14上に設置されている。
なお、前ボックス30aは、シリンダヘッド26上(シリンダヘッドカバー26a上)に位置して平面視でエンジン16にラップし、後ろボックス30bはドライブスプロケット軸84上の空間に位置している。
この吸気系34において吸気は、後ろボックス30bから前ボックス30aに流れてスロットルボディ32からインテークパイプ32aさらにはエンジン16の吸気ポート28に斜め下前方へ向けて混合気が流入する。
そして、該マフラ78の排気導出パイプ80が車体10下部を貫通しその開口80aを車体10下面部の車幅方向中央部位置(符号SCで示す)に設けて、該開口80aからエンジン16の排気を車体外部に向けて下向きに放出するようにしたものである。
排気マニホールド74は、入側部分が4サイクルエンジン16の複数の排気ポート36(実施形態ではシリンダが3気筒で3箇所)に対応して複数あり、エキゾーストパイプ76に繋がる出側部分は一括しており、この一括した部分が前方下がりになっている。
前記マフラ78は、車幅方向の他側(実施形態では車体右側)に偏倚して設置されており、これにより、エンジンルーム46内壁との間隔を開けて、エキゾーストパイプ76の配設スペースを確保している。
また、エンジンフード14内には、4サイクルエンジン14を挟んで車幅方向一側(実施形態では車体左側)にクラッチ装置82を配設し、該車幅方向他側にバッテリ86を配設している。
このようにして、ヘッドランプ20と計器パネル72を配設するべきエンジンフード14最上部において、空いた空間となるヘッドランプ20後方空間内に吸気系の一部を収容してスペース効率よく吸気系を収容できエンジンフード14の形状を低くすることができる。
また、車幅中央であるので、運転時の排気音が車体左右に同じになり、かつ下向きとすることで雪面や操舵用そりで跳ね上げた雪による消音効果が期待できる。
10c 車体垂直方向線
14 エンジンフード
16 4サイクルエンジン
16a オイルパン
16b オイルストレーナ
18 膨出部
22 クランク軸
24 シリンダ
24c シリンダ中心軸線
28 吸気ポート
30 エアクリーナボックス
32 スロットルボディ
34 吸気系
36 排気ポート
38 排気系
78 マフラ
Claims (4)
- 座席シートの直前にステアリングシャフトが配置され、このステアリングシャフトの前方に位置するエンジンフードを持ち、このエンジンフードに被われるエンジンルームを持つ雪上車に搭載される4サイクルエンジンにおいて、
4サイクルエンジンは、クランク軸が車体幅方向に沿い、シリンダの中心軸線が車体垂直方向線に対して後ろ向きに傾いた状態で車体に搭載されたものであって、前記4サイクルエンジンのオイルパン内にオイルストレーナが収容され、このオイルストレーナの吸入口が側面視でシリンダ中心軸線より後方かつクローラ前部の駆動輪の軸心よりも下方に位置するように、前記オイルパンが前記エンジンルームの最底部近傍に隣接配置されると共に、前記ステアリングシャフトと前記4サイクルエンジンとの間で、かつシリンダヘッドの吸気ポートから斜め上後方に向けて設けたインテークパイプを介してシリンダヘッド上端部よりも高い位置に吸気系を構成するスロットルボディおよびエアクリーナボックスが配置され、前記エアクリーナボックスは少なくとも一部が前記シリンダヘッド上に位置して平面視でエンジンにラップしていることを特徴とする雪上車に搭載される4サイクルエンジン。 - 前記4サイクルエンジンは、ダブルオーバヘッドカム型のものであることを特徴とする請求項1に記載の雪上車に搭載される4サイクルエンジン。
- ウォータポンプは、4サイクルエンジンの前側に配設されていることを特徴とする請求項1に記載の雪上車に搭載される4サイクルエンジン。
- クランクケースの前部には、オイルフィルタが配設されていることを特徴とする請求項1に記載の雪上車に搭載される4サイクルエンジン。
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