JP4049345B2

JP4049345B2 - Wiring device and piano handle, decorative plate frame and push switch used for the device

Info

Publication number: JP4049345B2
Application number: JP37231298A
Authority: JP
Inventors: 枝折藤好
Original assignee: Jimbo Electric Co Ltd
Current assignee: Jimbo Electric Co Ltd
Priority date: 1998-12-28
Filing date: 1998-12-28
Publication date: 2008-02-20
Anticipated expiration: 2018-12-28
Also published as: JP2000197234A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、ピアノハンドルによりプッシュ式スイッチを切替え作動させる構成の配線器具、並びにこの配線器具の構成部品として用いられるピアノハンドル、化粧プレート枠及びプッシュ式スイッチに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来のこの種の配線器具として、例えば、特開平８−３３５４２８号公報に開示されたピアノハンドル式スイッチがある。
同公報に開示されたピアノハンドル式スイッチは、図２２に示すように、ピアノハンドル５００を押釦スイッチ５１０に装着してなり、押釦スイッチ５１０の支点係止部５１１を中心にピアノハンドル５０が回動自在となっていた。
【０００３】
また、押釦スイッチ５１０には、ピアノハンドル５００に設けた移動規制用係止片５０１の移動領域を確保するための凹部５１２が形成してあり、ピアノハンドル５００の回動と一体に移動規制用係止片５０１がこの凹部５１２内で移動するとともに、上昇端において移動規制用係止片５０１が係止爪５１３と係合して、ピアノハンドル５００の図示反時計周りの回動を規制する構成を備えていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
さて、上記従来のピアノハンドル式スイッチは、図２３に示すような取付枠５２０に装着される。取付枠５２０は、室内の壁面などに埋設された配線ボックスにねじ止めされるが、このときの締結力が強いと、取付枠５２０が壁面より沈み込んでしまうことがある。
【０００５】
従来のピアノハンドル式スイッチは、上述したように押釦スイッチ５１０にピアノハンドル５００を装着していたので、取付枠５２０が壁面より沈み込んで施工されると、押釦スイッチ５１０とともにピアノハンドル５００も沈み込むことになる。ピアノハンドル５００は、図示しない化粧プレート枠とともに、取付枠５２０及び押釦スイッチ５１０の外周面を装飾する機能をも有している。しかし、上記のようにピアノハンドル５００が沈み込むと、化粧プレート枠とピアノハンドル５００との間に段差が生じ、外観を悪化させてしまう。なお、化粧プレート枠は、取付枠５２０が沈み込んでも壁面に規制されて適正位置を保つ。
【０００６】
また、従来のピアノハンドル式スイッチは、上述したように押釦スイッチ５１０に凹部５１２を形成し、この凹部５１２内で移動規制用係止片５０１が移動する構成となっていたが、凹部５１２を有する押釦スイッチ５１０の成形は、複雑な形状ゆえに困難をともない、歩留りが悪いという欠点があった。また、凹部５１２内で移動させる移動規制用係止片５０１は、その構造上、長尺な形状となり破損しやすいという欠点があった。
【０００７】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、取付枠の状態に関わらず化粧プレート枠とピアノハンドルとの間の配置を適正な配置に保持して外観品質の向上を図ることを目的とする。
また本発明は、プッシュ式スイッチ（押釦スイッチ）の形状を簡素化して生産性を向上させることを目的とする。さらに、ピアノハンドルの移動規制用係止片に相当する構成部分を、破損しにくくすることを目的とする。
【０００８】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、押圧体の押し込みに連動して内部の可動接点部材が作動するプッシュ式スイッチと、このプッシュ式スイッチの押圧体に押し込み力を伝えるピアノハンドルと、プッシュ式スイッチが装着される取付枠と、この取付枠に装着される化粧プレート枠とを備えた配線器具であって、ピアノハンドルを、化粧プレート枠に回動自在に装着する構成としたことを特徴とする。
このように構成したことにより、取付枠が沈み込んでもピアノハンドルは化粧プレート枠に支持されているので、化粧プレート枠との間の配置関係にずれを生じることがなく、高品質な外観を保持することができる。
【０００９】
上記配線器具において、化粧プレート枠は、例えば、ピアノハンドルが配置される開口部を有するとともに、該開口部の一端縁部にピアノハンドルが回動自在に支持される支持部を形成して構成することができる。また、ピアノハンドルは、前記支持部へ回動自在に係合する支持係合部を一端縁部に有する構成とすることができる。
【００１０】
また、本発明は、プッシュ式スイッチのボス部を突出して形成するとともに、このボス部の上端角部に係止部を形成し、かつ、上記係止部に係合してピアノハンドルの回動範囲を規制する係合部を、ピアノハンドルの下面から垂下して設けることが好ましい。
このように構成することにより、プッシュ式スイッチの構成が簡単になり（すなわち、係合部の移動領域を確保するための凹部を形成する必要がなくなり）、生産性が向上する。しかも、ピアノハンドルの下面から垂下して設ける係合部を、破損しにくい短尺な形状とすることが可能となる。
【００１１】
また、化粧プレート枠は、前記取付枠に装着するプレート枠と、このプレート枠に装着する化粧プレートとで構成することができる。
【００１２】
さらに、取付枠は、プッシュ式スイッチが装着される絶縁性の本体枠と、この本体枠に装着される金属製の補強枠とで構成することができる。
【００１３】
本発明のピアノハンドルは、押圧体の押し込みに連動して内部の可動接点部材が作動するプッシュ式スイッチと、このプッシュ式スイッチが装着される取付枠と、この取付枠に装着される化粧プレート枠とを含む配線器具に用いられるピアノハンドルであって、化粧プレート枠に回動自在に装着され、プッシュ式スイッチの押圧体に押し込み力を伝えることを特徴としている。
【００１４】
また、本発明の化粧プレート枠は、押圧体の押し込みに連動して内部の可動接点部材が作動するプッシュ式スイッチと、このプッシュ式スイッチの押圧体に押し込み力を伝えるピアノハンドルと、プッシュ式スイッチが装着される取付枠とを含む配線器具に用いられる化粧プレート枠であって、取付枠に装着されるとともに、ピアノハンドルを回動自在に装着することを特徴としている。
【００１５】
さらに、本発明のプッシュ式スイッチは、取付枠と、この取付枠に装着される化粧プレート枠と、この化粧プレート枠に回動自在に装着されるとともに、係合部が下面から垂下して形成されたピアノハンドルとを含む配線器具に用いられるプッシュ式スイッチであって、ボス部に、ピアノハンドルの係合部が係合して同ピアノハンドルの回動範囲を規制する係止部を形成したことを特徴としている。
【００１６】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図１は配線器具の外観を示す斜視図、図２は配線器具の全体構成を示す正面断面図、図３は配線器具の全体構成（プッシュ式スイッチを除く）を示す分解斜視図、図４はプッシュ式スイッチの外観を示す斜視図である。
【００１７】
図３及び図４に示すように、配線器具は、プッシュ式スイッチ１、ピアノハンドル２、取付枠３、プレート枠４ａ及び化粧プレート４ｂからなる化粧プレート枠４を構成部品として備えている。
【００１８】
取付枠３は、図２に示すように、絶縁性の樹脂材で形成した本体枠３０１と、この本体枠３０１の外周に装着される金属製の補強枠３０２とで構成され、本体枠３０１が室内の壁面に埋設した配線ボックスなどにねじ止めされる。
本体枠３０１の中央部は、プッシュ式スイッチ１を配置するための開口部３０３を形成しており（図３参照）、この開口部３０３の対向する縁部に、プッシュ式スイッチ１を装着する係止部３０４が設けてある（図２参照）。
【００１９】
図５はプッシュ式スイッチの分解斜視図、図６（ａ）はプッシュ式スイッチの平面図、図６（ｂ）は同じく正面図、図６（ｃ）は同じく正面断面図である。
これらの図面に示すように、プッシュ式スイッチ１の本体１００は、器体１０１および蓋体１０２からなり、器体１０１の内部には、端子部材１０３、解除ボタン１０４、固定接点部材１０５、可動接点支持端子１０６、同支持端子１０６に回動自在に支持される可動接点部材１０７が組み込まれている。
【００２０】
端子部材１０３は、いわゆるねじ無し端子構造を構成しており、器体１０１の底部に形成した電線挿入孔１０１ａから差し込まれる電線を挾持して、固定接点部材１０５又は可動接点支持端子１０６と電気的に導通させる。解除ボタン１０４は、端子部材１０３による屋内配線の挾持状態を解除するためのもので、器体１０１に形成した解除孔１０１ｂに、ドライバ等の工具を差し込むことで操作できるようになっている。
【００２１】
固定接点部材１０５は金属板を屈曲形成してなり、一部に固定接点１０５ａが設けられている。可動接点支持端子１０６及び可動接点部材１０７も金属製であり、可動接点部材１０７の先端部には可動接点１０７ａが設けられている。可動接点部材１０７の基端部は、可動接点支持端子１０６に形成した可動接点支持ばね部１０６ａに、回動自在に支持されている。この可動接点部材１０７の回動に伴い、可動接点１０７ａが固定接点１０５ａに接触又は離間する。
【００２２】
可動接点部材１０７を回動させる接点開閉機構は、押圧体１１０、スライド駆動体１１１、付勢部材１１２、及び転換子１１３で構成されている。押圧体１１０は、蓋体１０２のボス部１０２Ａに形成した凹部１０２ｂに挿入され、図６（ｃ）の上下方向に移動自在となっている。押圧体１１０の側壁には爪片１１０ａが形成してあり、この爪片１１０ａが蓋体１０２の内壁に形成した段部１０２ａに係合して押圧体１１０の抜けが防止されている。
【００２３】
押圧体１１０の上壁内面は、スライド駆動体１１１の摺動案内部を形成しており、同案内部に沿ってスライド駆動体１１１が図６（ｃ）の左右方向に移動自在となっている。また、押圧体１１０の上壁表面の中央部には、受け部１１０ｂを形成する凸条が形成してある。後述するように、この受け部１１０ｂでピアノハンドルから伝えられる押し込み力を受け、押圧体１１０が下方に押し込まれる。
【００２４】
さらに、押圧体１１０の上壁中央部には、開口部１１０ｃが形成してある。この開口部１１０ｃは、後述するように転換子１１３の駆動突起１１３ｇを上方へ貫通させるためのものである。同様に、スライド駆動体１１１の中央部にも、転換子１１３の駆動突起１１３ｇを上方へ貫通させるための開口部１１１ｄが形成してある。
【００２５】
付勢部材１１２は、図５に示すように、基板１１２ａから延出する押圧体付勢用ばね部１１２ｂ及びスライド駆動体付勢用ばね部１１２ｃを備えている。この付勢部材１１２は、蓋体１０２のボス部１０２Ａに形成した凹部１０２ｂ内に配置され、押圧体付勢用ばね部１１２ｂにより押圧体１１０を図６（ｃ）の上方向（復元方向）に付勢している。
【００２６】
また、スライド駆動体付勢用ばね部１１２ｃは、スライド駆動体１１１の両側端面を外側から付勢している。この付勢力によりスライド駆動体１１１は中央位置に戻ることができる。また、基板１１２ａの中央部には、スライド駆動体１１１の一部が貫通できる開口部１１２ｄが形成してある。
【００２７】
スライド駆動体１１１の底面には、中央部に係合凸部１１１ａが形成してあり（図５参照）、さらに係合凸部１１１ａの両側方に第１，第２の押圧凸部１１１ｂ，１１１ｃが形成してある。これら各凸部１１１ａ，１１１ｂ，１１１ｃは、付勢部材１１２に形成した開口部１１２ｄから下方に突き出している。
【００２８】
蓋体１０２のボス部１０２Ａに形成した凹部１０２ｂの底部中央部にも開口部１０２ｃが形成してあり、各凸部１１１ａ，１１１ｂ，１１１ｃは、この開口部１０２ｃをとおして下方に移動することができる。なお、付勢部材１１２の開口部１１２ｄ、及び蓋体１０２の開口部１０２ｃは、それぞれスライド駆動体１１１の横方向への移動を許容する大きさに形成してある。
【００２９】
転換子１１３は、頭部の略中央に駆動突起１１３ｇが形成してある。この駆動突起１１３ｇは、蓋体１０２に形成した開口部１０２ｃ、付勢部材１１２に形成した開口部１１２ｄ、スライド駆動体１１１に形成した開口部１１１ｄ、押圧体１１０に形成した開口部１１０ｃをそれぞれ貫通して、上方に突出する。
【００３０】
さらに、転換子１１３の上面中央部両脇（すなわち、駆動突起１３１ｇの両脇）には、山形の凸条１１３Ａが形成してあり、この凸条１１３Ａの斜面は、第１，第２スライド案内面１１３ａ，１１３ｂとなっている。また、凸条１１３Ａの両端には支点部１１３ｃ，１１３ｃが形成してあり、これらの支点部１１３ｃ，１１３ｃが、蓋体１０２に形成した支持溝１０２ｄに回動自在に支持されている。
【００３１】
この状態で、凸条１１３Ａは、中央位置にあるスライド駆動体１１１の係合凸部１１１ａと対向している。さらに、凸条１１３Ａの両側方部位には、第１，第２の押圧受部１１３ｄ，１１３ｅが形成してある。第１の押圧受部１１３ｄは、中央位置にあるスライド駆動体１１１に形成した第１の押圧凸部１１１ｂと対向する。また、第２の押圧受部１１３ｅは、中央位置にあるスライド駆動体１１１に形成した第２の押圧凸部１１１ｃと対向する。
【００３２】
転換子１１３の下端部には、可動接点部材１０７への係止部１１３ｆが形成してあり、この係止部１１３ｆが可動接点部材１０７の両側上端縁に係止されている。これにより転換子１１３と可動接点部材１０７はリンク機構を形成し、転換子１１３の回動に連動して可動接点部材１０７も回動する。
【００３３】
器体１０１の内底部には、図６（ｃ）に示すように、コイルばね１１５が配置してあり、このコイルばね１１５によって可動接点部材１０７及び転換子１１３が蓋体１０２の支持溝１０２ｄ側に付勢されている。この付勢力により、転換子１１３と可動接点部材１０７で形成してリンク機構は、トグル機構を構成する。
【００３４】
図７はスライド駆動体１１１と転換子１１３の動作説明図である。
ピアノハンドルから伝えられる押し込み力により、押圧体１１０が押し込まれると、図７（ａ）に示すように、スライド駆動体１１１も一体的に押し込み方向（図７の矢印 I方向）へ移動する。
【００３５】
このとき、スライド駆動体１１１に形成した第１の押圧凸部１１１ｂが、転換子１１３の第１の押圧受部１１３ｄに当接すると、図７（ｂ）に示すように、スライド駆動体１１１からの押圧力によって第１の押圧受部１１３ｄが押し込まれ、転換子１１３が一方向（図７の矢印II方向）へ回動する。そして、転換子１１３、可動接点部材１０７、及びコイルばね１１５で構成されるトグル機構の死点を越えると、コイルばね１１５の付勢力をもって、転換子１１３は同方向（図７の矢印II方向）へ回動しようとする。
【００３６】
また、この回動動作と並行して、スライド駆動体１１１に形成した係合凸部１１１ａが転換子１１３の第１スライド案内面１１３ａに摺接し、同面１１３ａに沿ってスライド駆動体１１１が中央位置から横方向（図７の矢印 III方向）に移動する。その結果、スライド駆動体１１１の第２の押圧凸部１１１ｃが、転換子１１３の第２の押圧受部１１３ｅに当接しない位置に移動し、それら各部１１１ｃ，１１３ｅの当接が回避される。
【００３７】
押圧体１１０への押圧力を解除すると、図７（ｃ）に示すように、付勢部材１１２の付勢力により、押圧体１１０が図７の矢印IV方向へ移動するとともに、スライド駆動体１１１も付勢部材１１２の付勢力によって、図７の矢印 V方向に移動して中央位置に戻る。転換子１１３は、コイルばね１１５の付勢力をもって図７の矢印II方向へ回動する。この回動動作に伴い可動接点１０７ａと固定接点１０５ａとの間の接離状態が切り替えられる。
【００３８】
次に、押圧体１１０が押し込み操作により押し込まれると、スライド駆動体１１１が一体的に押し込み方向へ移動し、スライド駆動体１１１に形成した第２の押圧凸部１１１ｃが転換子１１３の第２の押圧受部１１３ｅに当接する。これにより、第２の押圧受部１１３ｅが押し込まれて、転換子１１３が図７の矢印IIと逆の方向へ回動する。
【００３９】
また、この回動動作と並行して、スライド駆動体１１１に形成した係合凸部１１１ａが、転換子１１３の第２スライド案内面１１３ｂに摺接し、同面１１３ｂに沿ってスライド駆動体１１１が中央位置から図７の矢印 V方向に移動する。その結果、スライド駆動体１１１の第１の押圧凸部１１１ｂが、転換子１１３の第１の押圧受部１１３ｄに当接しない位置へ移動し、それら各部１１１ｂ，１１３ｄの当接が回避される。
【００４０】
押圧体１１０への押圧力を解除すると、付勢部材１１２の付勢力により押圧体１１０が、図７の矢印IV方向へ移動するとともに、スライド駆動体１１１も付勢部材１１２の付勢力によって図７の矢印 III方向に移動し中央位置に戻る。転換子１１３は、コイルばね１１５の付勢力をもって図７の矢印IIと逆の方向へ回動する。この回動動作に伴い可動接点１０７ａと固定接点１０５ａとの間の接離状態が切り替えられる。
【００４１】
次に、図１〜図３に戻り、化粧プレート枠の構成を説明する。
既述したように、本実施形態の化粧プレート枠４は、プレート枠４ａと化粧プレート４ｂとにより構成されている。この化粧プレート枠４は、配線器具の外観品質を高める目的で、既述した取付枠３の外周に装着される。
【００４２】
プレート枠４ａには、図３に示すように、中央部に化粧プレート４ｂを装着するための開口部４０１が形成してある。この開口部４０１の縁部からは、図２に示すように、下方に係止爪４０２が延出しており、この係止爪４０２が、取付枠３の一部を構成する補強枠３０２に形成した係合溝３０５の縁部に係合して、取付枠３の外周に装着可能となっている。
【００４３】
化粧プレート４ｂには、図２に示すように、外周縁部から下方に係止爪４０３が延出しており、この係止爪４０３がプレート枠４ａに形成した開口部４０１の周縁に係合する。これにより、化粧プレート４ｂはプレート枠４ａの開口部４０１に装着される。
図８は化粧プレート枠４とピアノハンドル２の外観を示す斜視図である。
【００４４】
また、化粧プレート４ｂの中央部には、ピアノハンドル２を配置するための開口部４０４が形成してある。さらに、この開口部４０４の一端縁部には、ピアノハンドル２を回動自在に支持するための支持部４０５が形成してある。この支持部は、開口部４０４の一端縁部からＬ字状に延出する基部４０５ａと、この基部４０５ａの先端における適所に形成した断面円形の軸部４０５ｂとから構成してある。
【００４５】
次に、ピアノハンドルの構成を説明する。ピアノハンドル２は、プッシュ式スイッチ１の押圧体１１０に押し込み力を伝えるためのものである。
図９はピアノハンドル２の本体２００を斜め下方から看た斜視図、図１０はピアノハンドル２の各構成部品を斜め上方から看た分解斜視図、図１１は同じく斜め下方から看た分解斜視図である。
【００４６】
図９に示すように、ピアノハンドル本体２００の一端縁部には、下面の適所に支持係合部２０１が形成してあり、これら支持係合部２０１が、図２及び図８に示した化粧プレート枠４の支持部４０５（特に軸部４０５ｂ）へ回動自在に係合する。この実施形態では、支持係合部２０１を、一対の挟持爪２０１ａ，２０１ｂで形成してあり、これらの挟持爪２０１ａ，２０１ｂで支持部４０５を弾力的に挟持して係合状態を保持する。
すなわち、ピアノハンドル２は、化粧プレート枠４の支持部４０５に支持係合部２０１を係合させることにより装着される。このように装着されたピアノハンドル２は、化粧プレート４ｂの開口部４０４内に回動自在に配置される（図１参照）。
【００４７】
また、ピアノハンドル本体２００の前部中央部には、図１０に示すように、表示用開口部２０２が形成してある。そして、ピアノハンドル本体２００の表面には、この表示用開口部２０２を含み横方向に延びる凹部２０３が形成してあり、この凹部２０３に透明なプラスチック材料からなる透明板２０４が装着される。この透明板２０４の装着に超音波溶着を用いることで、透明板２０４を凹部２０３の底面へ強固に溶着することができる。このようにして溶着された透明板２０４により、表示用開口部２０２の表面側が被覆される。
【００４８】
ここで、透明板２０４の表面には、模様を有するフィルム部材２０５が貼り付けてある。模様は、表示用開口部２０２と対向する領域以外に印刷してあり、この模様によって超音波溶着した箇所を覆い隠し、外観品質を保持している。
【００４９】
また、ピアノハンドル本体２００の裏面側には、表示用開口部２０２へ表示片２０６を配置するための構造が設けてある(図９及び図１１参照)。
すなわち、ピアノハンドル本体２００の裏面側において、表示用開口部２０２の縁部のうち、互いに対向する前後の縁部には、表示片保持体２０７をスライドさせる蟻溝状の案内レール部２０８が形成してある（図９参照）。さらに、案内レール部２０８と隣接する一方の裏面側縁部からは、表示用開口部２０２と略同じ面積の平坦な溝部２０９が連続して形成してある。
【００５０】
表示片保持体２０７は平板状の基部２０７ａを有し、この基部２０７ａが表示用開口部２０２に配置可能な大きさに形成してある。表示片２０６も、この基部２０７ａと同様、表示用開口部２０２に配置可能な大きさとなっている。表示片２０６の表面には、例えば、配線器具の制御対象（例えば、「照明」、「換気扇」）など、適宜の表示が記載される。
【００５１】
この表示片２０６は、裏面側から表示用開口部２０２に配置される。次いで、表示片保持体２０７の基部２０７ａを溝部２０９に配置し、続いて案内レール部２０８に沿って基部２０７ａをスライドすることにより、表示用開口部２０２に配置した表示片２０６の裏面側を閉塞することができる。
【００５２】
また、案内レール部２０８には、図１１に示すように、小さな山形の係止爪（係止手段）２０８ａが形成してあり、一方、表示片保持体２０７における基部２０７ａの一側面には、図９に示すように、係合突起２０７ｂが形成してある。この係合突起２０７ｂは、スライド案内部２０８に沿って表示用開口部２０２へと表示片保持体２０７が移動してきたとき、係止爪２０８ａをのり越える。その結果、係止爪２０８ａに係合突起２０７ｂの移動が規制され、表示片保持体２０７を表示用開口部２０２に固定することができる。
【００５３】
また、溝部２０９と対向する位置には、図９に示すような支持板２１０が取り付けられる。すなわち、支持板２１０の両端部には取付孔２１０ａが穿設してあり、これらの取付孔２１０ａを溝部２０９の縁部近くに形成した突起２０９ａに嵌め合わせ、その後、突起２０９ａを熱溶解して支持板２１０を固着する。なお、支持板２１０を取り付ける前に、表示片保持体２０７を溝部２０９に嵌め込んでおかなければならないことは勿論である。
【００５４】
表示片保持体２０７の基部２０７ａからは、図９に示すように、垂下片２０７ｃが延出しており、その垂下片２０７ｃの先端部に爪状の係合部２０７ｄが形成してある。この垂下片２０７ｃは、表示片保持体２０７がピアノハンドル本体２００の裏面側に装着される結果、同本体２００の裏面側から垂下することになる。
一方、図４〜図６に戻って、プッシュ式スイッチ１のボス部１０２Ａには、その上端角部に上記係合部２０７ｄを係止するための係止部１０２ｅが形成してある。
【００５５】
図２に戻って、これら係合部２０７ｄと係止部１０２ｅの作用を説明すると、化粧プレート枠４に装着されたピアノハンドル２は、支持部４０５を中心に回動自在となっており、その一方向（図２の反時計周り）の回動範囲を、係合部２０７ｄが係止部１０２ｅに係合して規制する。これにより、ピアノハンドル２が、外側に開いてしまう不都合を防止している。
【００５６】
ここで、プッシュ式スイッチ１のボス部１０２Ａの高さは、後述するように押し込み操作されるピアノハンドル２の回動範囲をカバーする寸法に設定してある。
このような高さにボス部１０２Ａを突き出し、その上端角部に係止部１０２ｅを形成することで、垂下片２０７ｃを短くすることができ、しかもプッシュ式スイッチ１を簡素な形状とすることができる。
【００５７】
次に、図１０及び図１１に戻り、ピアノハンドルに形成した状態表示手段について説明する。
状態表示手段は、状態表示窓２２０、回動表示体２３０、操作体２４０、及び保持体２５０の各構成部品を備えている。
【００５８】
状態表示窓２２０は、ピアノハンドル２の略中央部に貫通して形成してある。この状態表示窓２２０の裏面側の周囲には支持壁２２１が形成してあり、この支持壁２２１の両側中央部に軸受部２２２が形成してある。
軸受部２２２には、回動表示体２３０が回動自在に支持される。回動表示体２３０は、図示のごとく台形状の本体２３１を有し、軸受部２２２に支持される支軸２３２は、この本体２３１の両側面から延出している。このように軸受部２２２に支持された回動表示体２３０は、本体２３１が状態表示窓２２０から露出する（図２参照）。
【００５９】
また、回動表示体２３０の本体２３１は、図２に示すように、底面から内部にかけて案内溝２３３が形成してある。一方、操作体２４０の上面には操作凸部２４１が形成してあり、この操作凸部２４１の頭部が、回動表示体２３０に形成した案内溝２３３の内面に接触するように配置される。案内溝２３３の内面は、操作凸部２４１の頭部が横方向（図２の左右方向）に移動したとき、その頭部の接触圧が回動表示体２３０を回動させる力となるような、所定の曲面形状に形成されている。
【００６０】
また、操作体２４０には、図１１に示すように，横方向の両端部から下方に当接板２４２が延出している。さらに、操作体２４０の前後方向の両端部からは、ばね性を有する脚部２４３が延出している。
保持体２５０は、本体２５１の中央部に開口部２５２を有し、その開口部２５２の両脇が操作体２４０の脚部２４３を案内するスライド面２５１ａとなっている。開口部２５２は、上記操作体２４０の当接板２４２より僅かに広い幅に形成してある。
【００６１】
図２に示すように、上記操作体２４０は、操作凸部２４１が回動表示体２３０の案内溝２３３に挿入されるとともに、当接板２４２が保持体２５０の開口部２５２内に配置され、さらに脚部２４３がスライド面２５１ａ上に配置される。そして、保持体２５０の本体２５１における横方向の両端部からは、上方に係止爪２５３が延出しており、この係止爪２５３が支持壁２２１の両側面に形成した係止溝２２３に係合して、回動表示体２３０及び操作体２４０をピアノハンドル２の裏面側に保持する。この状態で、操作体２４０は、脚部２４３のばね力により回動表示体２３０を上方に付勢している。
【００６２】
また、保持体２５０における本体２５１の下面中央部には、押圧部２５４が突出して形成してある。この押圧部２５４は、図２に示すように組み立てられた配線器具において、プッシュ式スイッチ１の押圧体１１０に形成した受け部１１０ｂと接触し、ピアノハンドル２の押し込み操作に伴い、その押し込み力を押圧体１１０に伝える。
【００６３】
また、プッシュ式スイッチ１の転換子１１３から突出する駆動突起１１３ｇは、操作体２４０に形成した二枚の当接板２４２の間に配置される。既述したように、駆動突起１１３ｇは、転換子１１３の頭部中央から直線状に延出するだけの簡単な形状をしているため、成形が容易である。しかも、押圧体１１０の上壁中央部とスライド駆動体１１１の中央部とに開口部１１０ｃ，１１１ｄを形成するだけで、操作体２４０の下部まで延出させることができるので、プッシュ式スイッチ１の構造も簡素化する。
【００６４】
次に、上述した状態表示手段の作用について、図２及び図１２〜図１４を参照して説明する。
まず、図２に示す状態から図１２に示すように、ピアノハンドル２を押し込み操作すると、その押し込み力が保持体２５０の押圧部２５４から、プッシュ式スイッチ１の押圧体１１０に形成した受け部１１０ｂに伝えられ、これにより押圧体１１０が押し下げられて、既述したとおりに転換子１１３及び可動接点部材１０７が動作する。
【００６５】
転換子１１３は、押圧体１１０の押し込みにより、図の反時計方向に回動する。この回動に伴い、駆動突起１１３ｇが操作体２４０を図２の左方向にスライドさせ、図１２に示す位置にもっていく。この過程で、回動表示体２３０は、案内溝２３３の内面が操作体２４０の操作凸部２４１から受ける接触圧により、図の反時計方向に回動していく。
【００６６】
続いて、ピアノハンドル２の押し込み力を解除すると、ピアノハンドル２は、図１３に示すように、図示反時計方向に回動して元に戻る。このとき転換子１１３は、図の反時計方向にさらに回動する。この回動に伴い、駆動突起１１３ｇが操作体２４０を図の左方向にスライドさせ、図１３に示す位置にもっていく。この過程でも、回動表示体２３０は、案内溝２３３の内面が操作体２４０の操作凸部２４１から受ける接触圧により、図の反時計方向に回動していく。
【００６７】
以上により、回動表示体２３０の傾き姿勢が変更される。この傾き姿勢の変更動作は、プッシュ式スイッチ１に設けた可動接点部材１０７の切替え動作に対応しているため、その傾き姿勢により可動接点部材１０７の切替え状態を認識することができる。
特に、この回動表示体２３０は、ピアノハンドル２の表面から露出しているので、視覚障害をもつユーザであっても、回動表示体２３０を指で触ることによりその傾きを確認し、可動接点部材１０７の切替え状態を認識することができるという特徴を有している。
【００６８】
なお、図１３の状態からピアノハンドル２を押し込み操作した場合には、上述したと同様の動作により、図１３から図１４、そして図２の状態へと切り替わり、回動表示体２３０の傾き姿勢が変更される。
【００６９】
図１５〜図１８は状態表示手段の他の実施形態を示す図である。
この実施形態では、図１６に示すように、状態表示窓２２０、可動表示板２６０、固定表示板２７０、操作体２８０、及び保持体２５０を主な構成部品として、状態表示手段を構成してある。
【００７０】
状態表示窓２２０は、ピアノハンドル２の略中央部に貫通して形成してあり、その表面側には、透明板２９０が貼り付けてある。この状態表示窓２２０の裏面側で対向する前後の縁部には、図１６に示すように、可動表示板２６０をスライドさせるための案内レール部２２４が形成してある。可動表示板２６０は、この案内レール部２２４に沿ってスライド自在に組み込まれる。
【００７１】
可動表示板２６０の表面前部には、例えばスイッチのＯＮ状態を示す「入」の文字が印刷してあり、この文字が可動表示板２６０のスライドにより、状態表示窓２２０と対向する部位に出没する構成となっている。その文字は、状態表示窓２２０と対向する位置に配置されたとき、状態表示窓２２０をとおして外部から視認可能となる。
【００７２】
また、ピアノハンドル２の裏面側で、状態表示窓２２０と対向する部位には、固定表示板２７０が装着してある。この固定表示板２７０の表面には、例えばスイッチのＯＦＦ状態を示す「切」の文字が印刷してあり、この文字が状態表示窓２２０をとおして外部から視認可能となっている。ここで、状態表示窓２２０と固定表示板２７０との間には、可動表示板２６０が進入できる間隔を設定してある。
【００７３】
すなわち、可動表示板２６０が状態表示窓２２０と対向する位置にスライドしたとき、状態表示窓２２０には、可動表示板２６０に印刷された文字（例えば「ＯＮ」の文字）が表示され、一方、可動表示板２６０が状態表示窓２２０から外れたとき、状態表示窓２２０には固定表示板２７０に印刷された文字（例えば「ＯＦＦ」の文字）が表示される。
【００７４】
操作体２８０には、図１６に示すように、上面に可動表示板２６０を取り付けるための突起２８１が延出しており、可動表示板２６０に形成してある取付孔２６１をこの突起２８１に嵌め合わせ、その後、突起２８１を熱溶解することにより、操作体２８０と可動表示板２６０とが一体化される。また、操作体２８０における横方向の両端部からは、下方に当接板２８２が延出している。さらに、操作体２８０の前後方向の両端部からは、脚部２８３が延出している。
【００７５】
保持体２５０は、本体２５１の中央部に開口部２５２を有し、その開口部２５２の両脇が操作体２８０の脚部２８３を案内するスライド面２５１ａとなっている。開口部２５２は、上記操作体２８０の当接板２８２より僅かに広い幅に形成してある。
また、ピアノハンドル２の裏面側には、図１７に示すように、この保持体２５０を支持するための支持壁２２５が設けてあり、その両側面に係止溝２２６が形成してある（図１７参照）。
【００７６】
上記操作体２８０は、当接板２８２が保持体２５０の開口部２５２内に配置され、さらに脚部２８３がスライド面２５１ａ上に配置される。そして、保持体２５０の本体２５１における横方向の両端部からは、上方に係止爪２５３が延出しており、この係止爪２５３が支持壁２２５に形成した係止溝２２６に係合して、可動表示板２６０、固定表示板２７０、付勢部材２８４、及び操作体２８０をピアノハンドル２の裏面側に保持する。
このように保持された操作体２８０は、コイルばね等の付勢部材２８４により、図１７の左方向に常時付勢されている。
【００７７】
また、保持体２５０における本体２５１の下面中央部には、押圧部２５４が突出して形成してある。この押圧部２５４は、図１７に示すように組み立てられた配線器具において、プッシュ式スイッチ１の押圧体１１０に形成した受け部１１０ｂと接触し、ピアノハンドル２の押し込み操作に伴い、その押し込み力を押圧体１１０に伝える。
【００７８】
また、プッシュ式スイッチ１の転換子１１３から突出する駆動突起１１３ｇは、操作体２８０に形成した二枚の当接板２８２の間に配置される。この実施形態でも、駆動突起１１３ｇは、転換子１１３の頭部中央から直線状に延出するだけの簡単な形状をしているため、成形が容易である。しかも、押圧体１１０の上壁中央部とスライド駆動体１１１の中央部とに開口部１１０ｃ，１１１ｄを形成するだけで、操作体２８０の下部まで延出させることができるので、プッシュ式スイッチ１の構造も簡素化する。
【００７９】
次に、上述した状態表示手段の作用について、図１７及び図１８を参照して説明する。
図１７に示す状態では、操作体２８０が付勢部材２８４の付勢力により、図の左方向に押し付けられている。可動表示板２６０も操作体２８０と一体に図の左方向に移動し、状態表示窓２２０から外れている。したがって、外部からは、固定表示板２７０に印刷された文字（例えば「切」）が状態表示窓２２０をとおして視認される。このとき、可動接点部材は、固定表示板２７０が示す文字の状態になっている。なお、可動表示板２６０及び操作体２８０は、付勢部材２８４により左方向に押し付けられているので、がたつきなくその位置で保持される
【００８０】
次に、図１７に示す状態からピアノハンドル２を押し込み、続いてその押し込み力を解除すると、プッシュ式スイッチ１の可動接点部材１０７が切り替わるとともに、転換子１１３が図の時計方向に回動して、図１８の状態に変わる。
【００８１】
この転換子１１３の回動に伴い、駆動突起１１３ｇが操作体２８０を図の右方向へ押圧し、その押圧力によって操作体２８０が付勢部材２８４の付勢力に抗して図の右方向にスライドする。この操作体２８０の移動に伴い、可動表示板２６０も一体にスライドし、図１８に示すように、状態表示窓２２０と対向する位置に配置される。したがって、外部からは、可動表示板２６０に印刷された文字（例えば「入」）が状態表示窓２２０をとおして視認される。
【００８２】
このように、本実施形態の状態表示手段では、ピアノハンドル２に形成した状態表示窓２２０に、外部から視認できる文字等が切り替わって表示され、その表示をもってプッシュ式スイッチ１の状態が示されるので、ユーザは表示窓２２０の表示を確認するだけで、プッシュ式スイッチ１の状態を把握できる。
【００８３】
図１９及び図２０はピアノハンドル２の化粧プレート枠への装着構造に関する変形例を示す図である。
図９に示した構造では、支持係合部２０１を一対の挟持爪２０１ａ，２０１ｂで形成し、これらの挟持爪２０１ａ，２０１ｂで支持部４０５を弾力的に挟持して係合状態を保持していた。これに対し、図１９及び図２０に示す構造では、支持係合部を、ピアノハンドル本体２００の一端縁部から延出する挟持爪２０１ａと、この挟持爪２０１ａに対向して設けた板ばね等からなる挟持ばね２０１ｃとにより構成し、これら挟持爪２０１ａと挟持ばね２０１ｃとにより支持部４０５を弾力的に挟持している。
この構成によれば、挟持ばね２０１ｃの追加により部品点数が増加するものの、挟持爪２０１ｂが省略されるため、ピアノハンドル２を樹脂成形する際に用いられる成形型のキャビティ形状を簡素化できるメリットがある。
【００８４】
図２１は取付枠３と化粧プレート枠４の変形例を示す図である
先の実施形態では、図３に示したように、取付枠３を、絶縁性の樹脂材で形成した本体枠３０１と、この本体枠３０１の外周に装着される金属製の補強枠３０２とで構成したが、これら本体枠３０１と補強枠３０２に相当する構造を絶縁性の樹脂材により一体成形した、一枚の取付枠３１０とすることもできる（図２１参照）。
【００８５】
また、先の実施形態では、図３に示したように、化粧プレート枠４を、プレート枠４ａと化粧プレート４ｂとで構成したが、これらプレート枠４ａと化粧プレート４ｂに相当する構造を一体成形した、一枚の化粧プレート枠４１０とすることもできる（図２１参照）。
【００８６】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、ピアノハンドルを化粧プレート枠に回動自在に装着する構成としたので、取付枠の状態に関わらず化粧プレート枠とピアノハンドルとの間が適正な配置に保持され、その結果、外観品質が向上する。
また、プッシュ式スイッチのボス部を突出して形成するとともに、このボス部の上端角部に係止部を形成し、かつ、上記係止部に係合してピアノハンドルの回動範囲を規制する係合部を、ピアノハンドルの下面から垂下して設けたので、プッシュ式スイッチの構成が簡単になり（すなわち、従来のごとく係合部の移動領域を確保するための凹部を形成する必要がなくなり）、生産性が向上する。しかも、ピアノハンドルの下面から垂下して設ける係合部を、破損しにくい短尺な形状とすることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図１】配線器具の外観を示す斜視図である。
【図２】配線器具の全体構成を示す正面断面図である。
【図３】配線器具の全体構成（プッシュ式スイッチを除く）を示す分解斜視図である。
【図４】プッシュ式スイッチの外観を示す斜視図である。
【図５】プッシュ式スイッチの分解斜視図である。
【図６】プッシュ式スイッチを示す図で、（ａ）は平面図、（ｂ）は正面図、（ｃ）は正面断面図である。
【図７】スライド駆動体と転換子の動作説明図である。
【図８】化粧プレート枠とピアノハンドルの外観を示す斜視図である。
【図９】ピアノハンドルの本体を斜め下方から看た斜視図である。
【図１０】ピアノハンドルの各構成部品を斜め上方から看た分解斜視図である。
【図１１】同じくピアノハンドルの各構成部品を斜め下方から看た分解斜視図である。
【図１２】状態表示手段の作用を説明するための正面断面図である。
【図１３】状態表示手段の作用を説明するための、図１２に続く正面断面図である。
【図１４】状態表示手段の作用を説明するための、図１３に続く正面断面図である。
【図１５】状態表示手段の他の実施形態を示す斜視図である。
【図１６】同じく状態表示手段の他の実施形態を示す分解斜視図である。
【図１７】図１５及び図１６に示す状態表示手段の作用を説明するための正面断面図である。
【図１８】図１５及び図１６に示す状態表示手段の作用を説明するための、図１７に続く正面断面図である。
【図１９】ピアノハンドルの化粧プレート枠への装着構造に関する変形例を示す分解斜視図である。
【図２０】同じくピアノハンドルの化粧プレート枠への装着構造に関する変形例を示す正面断面図である。
【図２１】取付枠と化粧プレート枠の変形例を示す分解斜視図である。
【図２２】従来技術を一部切欠いて示す正面図である。
【図２３】従来技術の課題を説明するための分解斜視図である。
【符号の説明】
１：プッシュ式スイッチ２：ピアノハンドル
３：取付枠４：化粧プレート枠[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wiring device configured to switch a push-type switch by a piano handle, and a piano handle, a decorative plate frame, and a push-type switch used as components of the wiring device.
[0002]
[Prior art]
As a conventional wiring apparatus of this type, for example, there is a piano handle type switch disclosed in JP-A-8-335428.
As shown in FIG. 22, the piano handle type switch disclosed in the publication has a piano handle 500 mounted on a push button switch 510, and the piano handle 50 rotates around a fulcrum locking portion 511 of the push button switch 510. It was free.
[0003]
Further, the push button switch 510 is formed with a recess 512 for securing a movement area of the movement restricting locking piece 501 provided on the piano handle 500, and the movement restricting member is integrated with the rotation of the piano handle 500. The stopper 501 moves in the recess 512, and the movement restricting locking piece 501 engages with the locking claw 513 at the rising end to restrict the counterclockwise rotation of the piano handle 500 shown in the drawing. I was prepared.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The conventional piano handle switch is mounted on a mounting frame 520 as shown in FIG. The mounting frame 520 is screwed to a wiring box embedded in a wall surface of the room. If the fastening force at this time is strong, the mounting frame 520 may sink from the wall surface.
[0005]
In the conventional piano handle type switch, the piano handle 500 is attached to the push button switch 510 as described above. Therefore, when the mounting frame 520 is depressed from the wall surface, the piano handle 500 is also depressed together with the push button switch 510. It will be. The piano handle 500 has a function of decorating the outer peripheral surfaces of the mounting frame 520 and the push button switch 510 together with a decorative plate frame (not shown). However, when the piano handle 500 sinks as described above, a step is generated between the decorative plate frame and the piano handle 500, and the appearance is deteriorated. In addition, even if the attachment frame 520 sinks, the decorative plate frame is regulated by the wall surface and maintains an appropriate position.
[0006]
In addition, the conventional piano handle type switch has a configuration in which the depression 512 is formed in the push button switch 510 as described above, and the movement restricting locking piece 501 moves within the depression 512, but the depression 512 is provided. The formation of the push button switch 510 has the disadvantage that it is difficult because of its complicated shape and the yield is poor. Further, the movement restricting locking piece 501 to be moved in the recess 512 has a drawback that it has a long shape and is easily damaged.
[0007]
The present invention has been made in view of such circumstances, and aims to improve the appearance quality by keeping the arrangement between the decorative plate frame and the piano handle in an appropriate arrangement regardless of the state of the mounting frame. Objective.
Another object of the present invention is to improve productivity by simplifying the shape of a push-type switch (push button switch). Furthermore, it aims at making the structural part equivalent to the locking piece for movement control of a piano handle hard to break.
[0008]
[Means for Solving the Problems]
In order to achieve the above object, the present invention provides a push-type switch in which an internal movable contact member is operated in conjunction with pushing of a pressing body, a piano handle that transmits a pushing force to the pressing body of the push-type switch, and a push A wiring device comprising a mounting frame on which a type switch is mounted and a decorative plate frame mounted on the mounting frame, wherein the piano handle is rotatably mounted on the decorative plate frame And
With this configuration, the piano handle is supported by the decorative plate frame even if the mounting frame sinks, so that the positional relationship with the decorative plate frame does not shift and maintains a high-quality appearance. can do.
[0009]
In the above wiring apparatus, the decorative plate frame has, for example, an opening in which the piano handle is disposed, and a support portion that rotatably supports the piano handle is formed at one end edge of the opening. be able to. Moreover, the piano handle can be configured to have a support engagement portion that engages with the support portion in a rotatable manner at one end edge portion.
[0010]
Further, the present invention forms the boss portion of the push-type switch so as to protrude, forms a locking portion at the upper end corner of the boss portion, and engages with the locking portion to rotate the piano handle. It is preferable to provide the engaging part for restricting the range by hanging from the lower surface of the piano handle.
Such a configuration simplifies the configuration of the push-type switch (that is, it is not necessary to form a recess for securing the moving region of the engaging portion), and productivity is improved. In addition, it is possible to make the engaging portion provided by hanging from the lower surface of the piano handle into a short shape that is not easily damaged.
[0011]
Further, the decorative plate frame can be constituted by a plate frame attached to the mounting frame and a decorative plate attached to the plate frame.
[0012]
Furthermore, the mounting frame can be constituted by an insulating main body frame on which the push-type switch is mounted and a metal reinforcing frame mounted on the main body frame.
[0013]
The piano handle of the present invention includes a push-type switch in which an internal movable contact member is operated in conjunction with pressing of a pressing body, a mounting frame on which the push-type switch is mounted, and a decorative plate frame mounted on the mounting frame. The piano handle is used for a wiring device including the above, and is characterized in that it is rotatably mounted on the decorative plate frame and transmits the pushing force to the pressing body of the push-type switch.
[0014]
Further, the decorative plate frame of the present invention includes a push-type switch in which an internal movable contact member is operated in conjunction with the pressing of the pressing body, a piano handle that transmits a pressing force to the pressing body of the push-type switch, and a push-type switch. A decorative plate frame for use in a wiring device including a mounting frame on which a piano handle is mounted. The decorative plate frame is mounted on the mounting frame and rotatably mounted on a piano handle.
[0015]
Furthermore, the push type switch of the present invention is formed with an attachment frame, a decorative plate frame attached to the attachment frame, a rotationally attached to the decorative plate frame, and an engaging portion depending from the lower surface. A push-type switch used in a wiring instrument including a piano handle, and a locking portion for restricting a pivot range of the piano handle by engaging an engaging portion of the piano handle with a boss portion. It is characterized by that.
[0016]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
1 is a perspective view showing the external appearance of the wiring device, FIG. 2 is a front sectional view showing the overall configuration of the wiring device, FIG. 3 is an exploded perspective view showing the entire configuration of the wiring device (except for the push switch), and FIG. It is a perspective view which shows the external appearance of a push type switch.
[0017]
As shown in FIGS. 3 and 4, the wiring device includes a decorative plate frame 4 including a push switch 1, a piano handle 2, a mounting frame 3, a plate frame 4a, and a decorative plate 4b as components.
[0018]
As shown in FIG. 2, the mounting frame 3 includes a main body frame 301 formed of an insulating resin material, and a metal reinforcing frame 302 attached to the outer periphery of the main body frame 301. It is screwed to a wiring box embedded in the wall surface of the room.
The central portion of the main body frame 301 forms an opening 303 for placing the push switch 1 (see FIG. 3), and the push switch 1 is attached to the opposite edge of the opening 303. A stop 304 is provided (see FIG. 2).
[0019]
5 is an exploded perspective view of the push-type switch, FIG. 6A is a plan view of the push-type switch, FIG. 6B is a front view, and FIG. 6C is a front sectional view.
As shown in these drawings, the main body 100 of the push-type switch 1 includes a container body 101 and a lid body 102. Inside the container body 101, there are a terminal member 103, a release button 104, a fixed contact member 105, a movable contact. A support terminal 106 and a movable contact member 107 that is rotatably supported by the support terminal 106 are incorporated.
[0020]
The terminal member 103 constitutes a so-called screwless terminal structure, holds an electric wire inserted from an electric wire insertion hole 101a formed in the bottom of the vessel body 101, and is electrically connected to the fixed contact member 105 or the movable contact support terminal 106. To conduct. The release button 104 is used to release the holding state of the indoor wiring by the terminal member 103, and can be operated by inserting a tool such as a screwdriver into the release hole 101b formed in the container body 101.
[0021]
The fixed contact member 105 is formed by bending a metal plate, and a fixed contact 105a is provided in part. The movable contact support terminal 106 and the movable contact member 107 are also made of metal, and a movable contact 107 a is provided at the tip of the movable contact member 107. The base end portion of the movable contact member 107 is rotatably supported by a movable contact support spring portion 106 a formed on the movable contact support terminal 106. As the movable contact member 107 rotates, the movable contact 107a contacts or separates from the fixed contact 105a.
[0022]
A contact opening / closing mechanism that rotates the movable contact member 107 includes a pressing body 110, a slide driving body 111, an urging member 112, and a converter 113. The pressing body 110 is inserted into the concave portion 102b formed in the boss portion 102A of the lid body 102, and is movable in the vertical direction in FIG. A claw piece 110 a is formed on the side wall of the pressing body 110, and the claw piece 110 a engages with a step portion 102 a formed on the inner wall of the lid body 102 to prevent the pressing body 110 from coming off.
[0023]
The upper wall inner surface of the pressing body 110 forms a sliding guide portion of the slide drive body 111, and the slide drive body 111 is movable in the left-right direction in FIG. 6C along the guide portion. . In addition, a protrusion that forms the receiving portion 110b is formed at the center of the upper wall surface of the pressing body 110. As will be described later, the receiving body 110b receives the pressing force transmitted from the piano handle, and the pressing body 110 is pressed downward.
[0024]
Furthermore, an opening 110c is formed at the center of the upper wall of the pressing body 110. As will be described later, the opening 110c is provided to allow the drive protrusion 113g of the converter 113 to penetrate upward. Similarly, an opening 111d for penetrating the drive protrusion 113g of the converter 113 upward is also formed in the center of the slide drive body 111.
[0025]
As shown in FIG. 5, the urging member 112 includes a pressing body urging spring portion 112b and a slide driving body urging spring portion 112c extending from the substrate 112a. This urging member 112 is disposed in a recess 102b formed in the boss portion 102A of the lid 102, and the pressing body urging spring portion 112b causes the pressing body 110 to move upward (restoration direction) in FIG. Energized.
[0026]
Further, the slide driver urging spring portion 112c urges both end surfaces of the slide driver 111 from the outside. With this urging force, the slide driver 111 can return to the center position. In addition, an opening 112d through which a part of the slide driver 111 can pass is formed at the center of the substrate 112a.
[0027]
On the bottom surface of the slide driver 111, an engaging convex portion 111a is formed at the center (see FIG. 5), and first and second pressing convex portions 111b and 111c are formed on both sides of the engaging convex portion 111a. Is formed. Each of these convex portions 111a, 111b, and 111c protrudes downward from an opening 112d formed in the biasing member 112.
[0028]
An opening 102c is also formed at the center of the bottom of the recess 102b formed in the boss 102A of the lid 102, and each of the protrusions 111a, 111b, 111c can move downward through the opening 102c. it can. Note that the opening 112d of the urging member 112 and the opening 102c of the lid 102 are each sized to allow the slide driver 111 to move in the lateral direction.
[0029]
The converter 113 has a drive protrusion 113g formed at the approximate center of the head. The driving protrusion 113g penetrates the opening 102c formed in the lid 102, the opening 112d formed in the biasing member 112, the opening 111d formed in the slide driving body 111, and the opening 110c formed in the pressing body 110, respectively. And project upward.
[0030]
Further, on both sides of the center portion of the upper surface of the converter 113 (that is, on both sides of the drive protrusion 131g), a chevron ridge 113A is formed, and the slope of the ridge 113A is the first and second slide guides. Surfaces 113a and 113b are formed. Further, fulcrum portions 113c and 113c are formed at both ends of the convex strip 113A, and these fulcrum portions 113c and 113c are rotatably supported by a support groove 102d formed in the lid 102.
[0031]
In this state, the ridge 113 </ b> A faces the engagement protrusion 111 a of the slide driver 111 at the center position. Furthermore, the 1st, 2nd press receiving part 113d, 113e is formed in the both-sides site | part of the protruding item | line 113A. 113 d of 1st press receiving parts oppose the 1st press convex part 111b formed in the slide drive body 111 in a center position. The second pressing receiving portion 113e faces the second pressing convex portion 111c formed on the slide driving body 111 at the center position.
[0032]
A locking portion 113 f for the movable contact member 107 is formed at the lower end portion of the converter 113, and the locking portion 113 f is locked to the upper end edges on both sides of the movable contact member 107. Thereby, the converter 113 and the movable contact member 107 form a link mechanism, and the movable contact member 107 also rotates in conjunction with the rotation of the converter 113.
[0033]
As shown in FIG. 6C, a coil spring 115 is disposed on the inner bottom portion of the container body 101, and the movable contact member 107 and the converter 113 are placed on the support groove 102 d side of the lid body 102 by the coil spring 115. Is being energized. By this urging force, the link mechanism formed by the converter 113 and the movable contact member 107 constitutes a toggle mechanism.
[0034]
FIG. 7 is an operation explanatory view of the slide driver 111 and the converter 113.
When the pressing body 110 is pushed in by the pushing force transmitted from the piano handle, as shown in FIG. 7A, the slide driving body 111 also moves integrally in the pushing direction (arrow I direction in FIG. 7).
[0035]
At this time, when the first pressing convex portion 111b formed on the slide driving body 111 comes into contact with the first pressing receiving portion 113d of the converter 113, as shown in FIG. The first pressing receiving portion 113d is pushed in by the pressing force, and the converter 113 rotates in one direction (the direction of arrow II in FIG. 7). When the dead center of the toggle mechanism composed of the converter 113, the movable contact member 107, and the coil spring 115 is exceeded, the converter 113 is moved in the same direction (in the direction of arrow II in FIG. 7) by the biasing force of the coil spring 115. Try to rotate to.
[0036]
In parallel with this pivoting operation, the engaging projection 111a formed on the slide driver 111 is in sliding contact with the first slide guide surface 113a of the converter 113, and the slide driver 111 is centered along the same surface 113a. Move from the position in the horizontal direction (arrow III direction in FIG. 7). As a result, the second pressing convex portion 111c of the slide driver 111 moves to a position where it does not contact the second pressing receiving portion 113e of the converter 113, and the contact of these portions 111c and 113e is avoided.
[0037]
When the pressing force to the pressing body 110 is released, the pressing body 110 moves in the direction of arrow IV in FIG. 7 by the biasing force of the biasing member 112 as shown in FIG. By the urging force of the urging member 112, it moves in the direction of arrow V in FIG. The converter 113 rotates in the direction of arrow II in FIG. 7 with the urging force of the coil spring 115. With this rotation operation, the contact / separation state between the movable contact 107a and the fixed contact 105a is switched.
[0038]
Next, when the pressing body 110 is pushed in by a pushing operation, the slide driving body 111 integrally moves in the pushing direction, and the second pressing convex portion 111 c formed on the slide driving body 111 is the second of the converter 113. It abuts on the pressure receiving portion 113e. Thereby, the 2nd press receiving part 113e is pushed in, and the converter 113 rotates in the direction opposite to the arrow II of FIG.
[0039]
In parallel with this rotation operation, the engaging projection 111a formed on the slide driver 111 is in sliding contact with the second slide guide surface 113b of the converter 113, and the slide driver 111 is moved along the same surface 113b. Move from the center position in the direction of arrow V in FIG. As a result, the first pressing convex portion 111b of the slide driver 111 moves to a position where it does not contact the first pressing receiving portion 113d of the converter 113, and the contact of these portions 111b and 113d is avoided.
[0040]
When the pressing force to the pressing body 110 is released, the pressing body 110 is moved in the direction of arrow IV in FIG. 7 by the biasing force of the biasing member 112, and the slide drive body 111 is also moved by the biasing force of the biasing member 112. Move in the direction of arrow III and return to the center position. The converter 113 rotates in the direction opposite to the arrow II in FIG. 7 with the urging force of the coil spring 115. With this rotation operation, the contact / separation state between the movable contact 107a and the fixed contact 105a is switched.
[0041]
Next, returning to FIGS. 1 to 3, the configuration of the decorative plate frame will be described.
As described above, the decorative plate frame 4 of the present embodiment includes the plate frame 4a and the decorative plate 4b. The decorative plate frame 4 is attached to the outer periphery of the mounting frame 3 described above for the purpose of improving the appearance quality of the wiring device.
[0042]
As shown in FIG. 3, the plate frame 4a is formed with an opening 401 for mounting the decorative plate 4b at the center. As shown in FIG. 2, a locking claw 402 extends downward from the edge of the opening 401, and the locking claw 402 is formed on the reinforcing frame 302 that forms a part of the mounting frame 3. It can be attached to the outer periphery of the mounting frame 3 by engaging with the edge of the engaging groove 305.
[0043]
As shown in FIG. 2, a locking claw 403 extends downward from the outer peripheral edge of the decorative plate 4b, and the locking claw 403 engages with the periphery of the opening 401 formed in the plate frame 4a. . Thereby, the decorative plate 4b is attached to the opening 401 of the plate frame 4a.
FIG. 8 is a perspective view showing the appearance of the decorative plate frame 4 and the piano handle 2.
[0044]
Moreover, the opening part 404 for arrange | positioning the piano handle 2 is formed in the center part of the decorative plate 4b. Further, a support portion 405 for rotatably supporting the piano handle 2 is formed at one edge of the opening 404. The support portion is composed of a base portion 405a extending in an L shape from one end edge of the opening 404, and a shaft portion 405b having a circular cross section formed at an appropriate position at the tip of the base portion 405a.
[0045]
Next, the configuration of the piano handle will be described. The piano handle 2 is for transmitting a pressing force to the pressing body 110 of the push switch 1.
9 is a perspective view of the main body 200 of the piano handle 2 as viewed obliquely from below, FIG. 10 is an exploded perspective view of the components of the piano handle 2 as viewed obliquely from above, and FIG. It is.
[0046]
As shown in FIG. 9, a support engagement portion 201 is formed at an appropriate position on the lower surface of one end edge of the piano handle body 200, and these support engagement portions 201 correspond to the makeup shown in FIGS. 2 and 8. The plate frame 4 is rotatably engaged with the support portion 405 (particularly the shaft portion 405b). In this embodiment, the support engagement portion 201 is formed by a pair of sandwiching claws 201a and 201b, and the support portion 405 is elastically sandwiched by these sandwiching claws 201a and 201b to maintain the engaged state.
That is, the piano handle 2 is mounted by engaging the support engagement portion 201 with the support portion 405 of the decorative plate frame 4. The piano handle 2 thus mounted is rotatably arranged in the opening 404 of the decorative plate 4b (see FIG. 1).
[0047]
Further, as shown in FIG. 10, a display opening 202 is formed in the front central portion of the piano handle body 200. A concave portion 203 including the display opening 202 and extending in the lateral direction is formed on the surface of the piano handle body 200, and a transparent plate 204 made of a transparent plastic material is attached to the concave portion 203. By using ultrasonic welding for mounting the transparent plate 204, the transparent plate 204 can be firmly welded to the bottom surface of the recess 203. The surface of the display opening 202 is covered with the transparent plate 204 thus welded.
[0048]
Here, a film member 205 having a pattern is attached to the surface of the transparent plate 204. The pattern is printed in a region other than the area facing the display opening 202, and the ultrasonic welded portion is covered by this pattern to maintain the appearance quality.
[0049]
In addition, a structure for disposing the display piece 206 in the display opening 202 is provided on the back side of the piano handle body 200 (see FIGS. 9 and 11).
That is, on the back side of the piano handle body 200, dovetail-shaped guide rails 208 for sliding the display piece holder 207 are formed on the front and rear edges of the display opening 202 that face each other. (See FIG. 9). Further, a flat groove 209 having substantially the same area as that of the display opening 202 is continuously formed from one rear surface side edge adjacent to the guide rail portion 208.
[0050]
The display piece holder 207 has a flat base 207 a, and the base 207 a is formed in a size that can be disposed in the display opening 202. The display piece 206 has a size that can be disposed in the display opening 202, similarly to the base 207a. On the surface of the display piece 206, for example, an appropriate display such as a control target (for example, “lighting”, “ventilation fan”) of the wiring device is described.
[0051]
The display piece 206 is disposed in the display opening 202 from the back side. Next, the base portion 207a of the display piece holder 207 is disposed in the groove portion 209, and then the base portion 207a is slid along the guide rail portion 208, thereby closing the back side of the display piece 206 disposed in the display opening 202. can do.
[0052]
Further, as shown in FIG. 11, the guide rail portion 208 is formed with a small chevron-shaped locking claw (locking means) 208 a, while on one side surface of the base portion 207 a in the display piece holder 207, As shown in FIG. 9, an engagement protrusion 207b is formed. When the display piece holder 207 moves along the slide guide 208 to the display opening 202, the engagement protrusion 207b passes over the locking claw 208a. As a result, the movement of the engaging protrusion 207 b is restricted by the locking claw 208 a, and the display piece holder 207 can be fixed to the display opening 202.
[0053]
A support plate 210 as shown in FIG. 9 is attached at a position facing the groove 209. That is, mounting holes 210a are formed at both ends of the support plate 210, and these mounting holes 210a are fitted into the protrusions 209a formed near the edge of the groove 209, and then the protrusions 209a are thermally melted. The support plate 210 is fixed. Needless to say, the display piece holder 207 must be fitted in the groove 209 before the support plate 210 is attached.
[0054]
As shown in FIG. 9, a hanging piece 207c extends from the base portion 207a of the display piece holder 207, and a claw-like engaging portion 207d is formed at the tip of the hanging piece 207c. The hanging piece 207 c is hung from the back side of the main body 200 as a result of the display piece holding body 207 being mounted on the back side of the piano handle body 200.
On the other hand, returning to FIGS. 4 to 6, the boss portion 102 </ b> A of the push-type switch 1 is formed with a locking portion 102 e for locking the engaging portion 207 d at the upper end corner.
[0055]
Returning to FIG. 2, the operation of the engaging portion 207d and the locking portion 102e will be described. The piano handle 2 attached to the decorative plate frame 4 is rotatable around the support portion 405, and The engaging portion 207d engages with the locking portion 102e to regulate the rotation range in one direction (counterclockwise in FIG. 2). Thereby, the inconvenience which the piano handle 2 opens outside is prevented.
[0056]
Here, the height of the boss portion 102A of the push-type switch 1 is set to a dimension that covers the rotation range of the piano handle 2 to be pushed in, as will be described later.
By projecting the boss portion 102A at such a height and forming the locking portion 102e at the upper end corner, the drooping piece 207c can be shortened, and the push switch 1 can be made simple. it can.
[0057]
Next, returning to FIGS. 10 and 11, the state display means formed on the piano handle will be described.
The status display means includes each component of a status display window 220, a rotation display body 230, an operation body 240, and a holding body 250.
[0058]
The state display window 220 is formed so as to penetrate substantially the center of the piano handle 2. A support wall 221 is formed around the rear surface side of the state display window 220, and bearings 222 are formed at the center of both sides of the support wall 221.
A rotation display body 230 is rotatably supported on the bearing portion 222. The rotation display body 230 has a trapezoidal main body 231 as shown in the figure, and the support shaft 232 supported by the bearing portion 222 extends from both side surfaces of the main body 231. Thus, the rotation display body 230 supported by the bearing part 222 exposes the main body 231 from the state display window 220 (see FIG. 2).
[0059]
Moreover, as shown in FIG. 2, the main body 231 of the rotation display body 230 has a guide groove 233 formed from the bottom surface to the inside. On the other hand, an operation protrusion 241 is formed on the upper surface of the operation body 240, and the head of the operation protrusion 241 is disposed so as to contact the inner surface of the guide groove 233 formed in the rotation display body 230. . The inner surface of the guide groove 233 is such that when the head of the operation convex portion 241 moves in the lateral direction (left-right direction in FIG. 2), the contact pressure of the head becomes a force for rotating the rotation display body 230. , Is formed in a predetermined curved surface shape.
[0060]
Further, as shown in FIG. 11, a contact plate 242 extends downward from both lateral ends of the operation body 240. Further, leg portions 243 having springiness extend from both ends in the front-rear direction of the operating body 240.
The holding body 250 has an opening 252 at the center of the main body 251, and both sides of the opening 252 serve as slide surfaces 251 a that guide the leg 243 of the operating body 240. The opening 252 is formed to be slightly wider than the contact plate 242 of the operating body 240.
[0061]
As shown in FIG. 2, in the operation body 240, the operation convex portion 241 is inserted into the guide groove 233 of the rotation display body 230, and the contact plate 242 is disposed in the opening 252 of the holding body 250. Further, the leg portion 243 is disposed on the slide surface 251a. Then, locking claws 253 extend upward from both lateral ends of the main body 251 of the holding body 250, and the locking claws 253 are engaged with locking grooves 223 formed on both side surfaces of the support wall 221. At the same time, the rotation display body 230 and the operation body 240 are held on the back side of the piano handle 2. In this state, the operation body 240 urges the rotation display body 230 upward by the spring force of the leg portion 243.
[0062]
In addition, a pressing portion 254 protrudes from the center of the lower surface of the main body 251 in the holding body 250. This pressing portion 254 contacts the receiving portion 110b formed on the pressing body 110 of the push switch 1 in the wiring device assembled as shown in FIG. Tell the pressing body 110.
[0063]
Further, the drive protrusion 113 g protruding from the converter 113 of the push switch 1 is disposed between the two contact plates 242 formed on the operation body 240. As described above, the drive protrusion 113g has a simple shape that extends linearly from the center of the head of the converter 113, and thus can be easily molded. In addition, since the openings 110c and 111d can be formed only at the center of the upper wall of the pressing body 110 and the center of the slide driving body 111, it can be extended to the lower portion of the operating body 240. The structure is also simplified.
[0064]
Next, the operation of the state display means described above will be described with reference to FIGS. 2 and 12 to 14.
First, as shown in FIG. 12, when the piano handle 2 is pushed in from the state shown in FIG. 2, the pushing force is changed from the pressing part 254 of the holding body 250 to the receiving part 110 b formed on the pressing body 110 of the push switch 1. Thus, the pressing body 110 is pushed down, and the converter 113 and the movable contact member 107 operate as described above.
[0065]
The converter 113 is rotated counterclockwise in the figure by the pressing of the pressing body 110. Along with this rotation, the drive protrusion 113g slides the operating body 240 leftward in FIG. 2 to reach the position shown in FIG. In this process, the rotation display body 230 rotates in the counterclockwise direction in the figure by the contact pressure that the inner surface of the guide groove 233 receives from the operation convex portion 241 of the operation body 240.
[0066]
Subsequently, when the pushing force of the piano handle 2 is released, the piano handle 2 is rotated counterclockwise as shown in FIG. At this time, the converter 113 further rotates counterclockwise in the figure. Along with this rotation, the drive projection 113g slides the operating body 240 in the left direction in the figure and brings it to the position shown in FIG. Even in this process, the rotation display body 230 is rotated counterclockwise in the figure by the contact pressure that the inner surface of the guide groove 233 receives from the operation convex portion 241 of the operation body 240.
[0067]
As described above, the tilt posture of the rotation display body 230 is changed. Since this tilt posture changing operation corresponds to the switching operation of the movable contact member 107 provided in the push switch 1, the switching state of the movable contact member 107 can be recognized by the tilt posture.
In particular, since the rotation display body 230 is exposed from the surface of the piano handle 2, even a user with visual impairment can confirm the inclination by touching the rotation display body 230 with a finger and move the rotation display body 230. It has a feature that the switching state of the contact member 107 can be recognized.
[0068]
When the piano handle 2 is pushed in from the state shown in FIG. 13, the operation is switched from the state shown in FIG. 13 to FIG. 14 and then the state shown in FIG. Be changed.
[0069]
15 to 18 are views showing other embodiments of the status display means.
In this embodiment, as shown in FIG. 16, the state display means is configured with the state display window 220, the movable display plate 260, the fixed display plate 270, the operating body 280, and the holding body 250 as main components. .
[0070]
The state display window 220 is formed so as to penetrate substantially the center of the piano handle 2, and a transparent plate 290 is attached to the surface side thereof. As shown in FIG. 16, guide rail portions 224 for sliding the movable display plate 260 are formed on the front and rear edges facing the state display window 220 on the back side. The movable display board 260 is slidably incorporated along the guide rail portion 224.
[0071]
On the front surface of the movable display plate 260, for example, a character “ON” indicating the ON state of the switch is printed, and this character appears and disappears in a portion facing the state display window 220 by the slide of the movable display plate 260. It is the composition to do. When the character is arranged at a position facing the state display window 220, the character is visible from the outside through the state display window 220.
[0072]
Further, a fixed display plate 270 is attached to a portion facing the state display window 220 on the back side of the piano handle 2. On the surface of the fixed display plate 270, for example, “OFF” characters indicating the OFF state of the switch are printed, and these characters can be visually recognized through the state display window 220. Here, an interval at which the movable display plate 260 can enter is set between the state display window 220 and the fixed display plate 270.
[0073]
That is, when the movable display plate 260 is slid to a position facing the state display window 220, characters printed on the movable display plate 260 (for example, “ON” characters) are displayed on the state display window 220, When the movable display board 260 is removed from the state display window 220, characters (for example, “OFF” characters) printed on the fixed display board 270 are displayed on the state display window 220.
[0074]
As shown in FIG. 16, the operation body 280 has a projection 281 for attaching the movable display plate 260 on the upper surface, and an attachment hole 261 formed in the movable display plate 260 is fitted into the projection 281. Thereafter, the operation body 280 and the movable display plate 260 are integrated by thermally melting the protrusion 281. Further, a contact plate 282 extends downward from both lateral ends of the operation body 280. Furthermore, leg portions 283 extend from both ends of the operation body 280 in the front-rear direction.
[0075]
The holding body 250 has an opening 252 at the center of the main body 251, and both sides of the opening 252 serve as a slide surface 251 a that guides the leg 283 of the operating body 280. The opening 252 is formed to have a width slightly wider than the contact plate 282 of the operation body 280.
Further, as shown in FIG. 17, a support wall 225 for supporting the holding body 250 is provided on the back side of the piano handle 2, and locking grooves 226 are formed on both side surfaces thereof (FIG. 17).
[0076]
In the operation body 280, the contact plate 282 is disposed in the opening 252 of the holding body 250, and the leg portion 283 is disposed on the slide surface 251a. Then, locking claws 253 extend upward from both lateral ends of the main body 251 of the holding body 250, and the locking claws 253 engage with locking grooves 226 formed in the support wall 225. The movable display plate 260, the fixed display plate 270, the urging member 284, and the operating body 280 are held on the back side of the piano handle 2.
The operating body 280 thus held is constantly urged in the left direction in FIG. 17 by an urging member 284 such as a coil spring.
[0077]
In addition, a pressing portion 254 protrudes from the center of the lower surface of the main body 251 in the holding body 250. The pressing portion 254 contacts the receiving portion 110b formed on the pressing body 110 of the push switch 1 in the wiring device assembled as shown in FIG. Tell the pressing body 110.
[0078]
Further, the drive protrusion 113 g protruding from the converter 113 of the push switch 1 is disposed between the two contact plates 282 formed on the operation body 280. Also in this embodiment, since the drive protrusion 113g has a simple shape that extends straight from the center of the head of the converter 113, it is easy to mold. Moreover, the push switch 1 can be extended to the lower part of the operating body 280 simply by forming the openings 110c and 111d at the center of the upper wall of the pressing body 110 and the center of the slide drive body 111. The structure is also simplified.
[0079]
Next, the operation of the state display means described above will be described with reference to FIGS.
In the state shown in FIG. 17, the operating body 280 is pressed to the left in the figure by the urging force of the urging member 284. The movable display board 260 is also moved to the left in the figure together with the operation body 280 and is detached from the state display window 220. Therefore, from the outside, characters (for example, “OFF”) printed on the fixed display board 270 are visually recognized through the status display window 220. At this time, the movable contact member is in a character state indicated by the fixed display plate 270. The movable display board 260 and the operating body 280 are pressed in the left direction by the biasing member 284, so that the movable display board 260 and the operation body 280 are held at the positions without rattling.
[0080]
Next, when the piano handle 2 is pushed from the state shown in FIG. 17 and then the pushing force is released, the movable contact member 107 of the push switch 1 is switched and the converter 113 is rotated in the clockwise direction in the figure. The state changes to the state shown in FIG.
[0081]
As the converter 113 rotates, the drive protrusion 113g presses the operating body 280 in the right direction in the figure, and the operating body 280 resists the urging force of the urging member 284 by the pressing force. Slide. As the operating body 280 moves, the movable display plate 260 also slides integrally and is disposed at a position facing the state display window 220 as shown in FIG. Therefore, characters (for example, “ON”) printed on the movable display plate 260 are visually recognized through the state display window 220 from the outside.
[0082]
As described above, in the status display means of the present embodiment, characters and the like that are visible from the outside are switched and displayed in the status display window 220 formed on the piano handle 2, and the status of the push switch 1 is indicated by the display. The user can grasp the state of the push switch 1 only by confirming the display on the display window 220.
[0083]
FIG.19 and FIG.20 is a figure which shows the modification regarding the mounting structure to the decorative plate frame of the piano handle 2. FIG.
In the structure shown in FIG. 9, the support engagement portion 201 is formed by a pair of sandwiching claws 201a and 201b, and the support portion 405 is elastically sandwiched by these sandwiching claws 201a and 201b to maintain the engaged state. It was. On the other hand, in the structure shown in FIGS. 19 and 20, the support engagement portion includes a clamping claw 201 a extending from one end edge of the piano handle body 200, a leaf spring provided opposite to the clamping claw 201 a, and the like. The holding portion 405 is elastically clamped by the clamping claws 201a and the clamping spring 201c.
According to this configuration, although the number of parts is increased by the addition of the clamping spring 201c, the clamping claw 201b is omitted. is there.
[0084]
FIG. 21 is a view showing a modified example of the mounting frame 3 and the decorative plate frame 4.
In the previous embodiment, as shown in FIG. 3, the attachment frame 3 is composed of a main body frame 301 formed of an insulating resin material, and a metal reinforcing frame 302 attached to the outer periphery of the main body frame 301. Although configured, a single attachment frame 310 in which the structures corresponding to the main body frame 301 and the reinforcing frame 302 are integrally formed of an insulating resin material may be used (see FIG. 21).
[0085]
In the previous embodiment, as shown in FIG. 3, the decorative plate frame 4 is composed of the plate frame 4a and the decorative plate 4b. However, the structure corresponding to the plate frame 4a and the decorative plate 4b is integrally formed. Moreover, it can also be set as the single decorative plate frame 410 (refer FIG. 21).
[0086]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, since the piano handle is rotatably mounted on the decorative plate frame, the proper arrangement between the decorative plate frame and the piano handle is possible regardless of the state of the mounting frame. As a result, the appearance quality is improved.
In addition, the push-type switch boss part is formed to protrude, and a locking part is formed at the upper corner of the boss part, and the pivoting range of the piano handle is restricted by engaging with the locking part. Since the engaging part is suspended from the lower surface of the piano handle, the structure of the push-type switch is simplified (that is, there is no need to form a recess for securing the moving area of the engaging part as in the prior art). ), Productivity is improved. In addition, it is possible to make the engaging portion provided by hanging from the lower surface of the piano handle into a short shape that is not easily damaged.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing an external appearance of a wiring device.
FIG. 2 is a front sectional view showing the overall configuration of the wiring device.
FIG. 3 is an exploded perspective view showing the overall configuration of the wiring device (excluding push-type switches).
FIG. 4 is a perspective view showing an external appearance of a push-type switch.
FIG. 5 is an exploded perspective view of a push-type switch.
6A and 6B are diagrams illustrating a push-type switch, in which FIG. 6A is a plan view, FIG. 6B is a front view, and FIG.
FIG. 7 is an operation explanatory diagram of a slide driver and a converter.
FIG. 8 is a perspective view showing the appearance of a decorative plate frame and a piano handle.
FIG. 9 is a perspective view of the main body of the piano handle as viewed obliquely from below.
FIG. 10 is an exploded perspective view of components of the piano handle as viewed obliquely from above.
FIG. 11 is an exploded perspective view of components of the piano handle as viewed obliquely from below.
FIG. 12 is a front sectional view for explaining the operation of the state display means.
13 is a front cross-sectional view subsequent to FIG. 12, for illustrating the operation of the state display means. FIG.
FIG. 14 is a front cross-sectional view subsequent to FIG. 13 for explaining the operation of the state display means.
FIG. 15 is a perspective view showing another embodiment of the status display means.
FIG. 16 is an exploded perspective view showing another embodiment of the status display means.
17 is a front sectional view for explaining the operation of the state display means shown in FIGS. 15 and 16. FIG.
18 is a front cross-sectional view subsequent to FIG. 17 for explaining the operation of the state display means shown in FIGS. 15 and 16. FIG.
FIG. 19 is an exploded perspective view showing a modified example of the structure for mounting the piano handle to the decorative plate frame.
FIG. 20 is a front sectional view showing a modified example of the structure for mounting the piano handle to the decorative plate frame.
FIG. 21 is an exploded perspective view showing a modified example of the attachment frame and the decorative plate frame.
FIG. 22 is a front view showing the prior art with a part cut away.
FIG. 23 is an exploded perspective view for explaining a problem of the prior art.
[Explanation of symbols]
1: Push switch 2: Piano handle
3: Mounting frame 4: Decorative plate frame

Claims

A push-type switch in which an internal movable contact member operates in conjunction with the pressing of the pressing body, a piano handle for transmitting a pressing force to the pressing body of the push-type switch, a mounting frame on which the push-type switch is mounted, A wiring device having a decorative plate frame to be attached to the mounting frame,
A wiring instrument, wherein the piano handle is rotatably mounted on the decorative plate frame.

The wiring device according to claim 1, wherein
The decorative plate frame has an opening in which the piano handle is disposed, and a support portion for rotatably supporting the piano handle is formed at one end edge of the opening,
The piano handle has a support engagement portion at one end edge that is rotatably engaged with the support portion.

The wiring device according to claim 1 or 2,
While forming the boss portion of the push-type switch protruding, a locking portion is formed at the upper end corner of the boss portion,
The wiring device is characterized in that an engaging portion that engages with the engaging portion and restricts a pivoting range of the piano handle is provided to hang from the lower surface of the piano handle.

In the wiring device according to any one of claims 1 to 3,
A wiring device comprising the decorative plate frame comprising a plate frame attached to the mounting frame and a decorative plate attached to the plate frame.

In the wiring device as described in any one of Claims 1 thru | or 5,
A wiring device comprising the mounting frame comprising an insulating main body frame on which the push switch is mounted, and a metal reinforcing frame mounted on the main body frame.

Used for wiring devices including a push-type switch in which an internal movable contact member operates in conjunction with the pressing of a pressing body, a mounting frame on which the push-type switch is mounted, and a decorative plate frame mounted on the mounting frame A piano handle,
A piano handle that is rotatably attached to the decorative plate frame and transmits a pushing force to a pressing body of the push-type switch.

The piano handle according to claim 6,
A piano handle characterized in that it has a support engagement portion at one end edge that is rotatably engaged with a support portion formed on the decorative plate frame.

The piano handle according to claim 6 or 7,
A piano handle characterized in that an engaging portion that engages with a locking portion formed on a boss portion of the push-type switch and restricts a rotation range is suspended from the lower surface.

A push-type switch in which an internal movable contact member operates in conjunction with the pressing of the pressing body, a piano handle that transmits a pressing force to the pressing body of the push-type switch, and a mounting frame on which the push-type switch is mounted A decorative plate frame used for wiring equipment,
A decorative plate frame mounted on the mounting frame and rotatably mounted on the piano handle.

The decorative plate frame according to claim 9,
A decorative plate frame having an opening in which the piano handle is disposed and a support portion for rotatably supporting the piano handle at one end edge of the opening.

A wiring device including an attachment frame, a decorative plate frame attached to the attachment frame, and a piano handle that is rotatably attached to the decorative plate frame and has an engaging portion hanging from the lower surface. A push-type switch used,
A push-type switch characterized in that an engaging portion for restricting a rotation range of the piano handle is formed by engaging an engaging portion of the piano handle with a boss portion.