JP4044261B2 - 半導体発光素子及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、複数波長の光を混成して出力する半導体発光素子とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、可視光半導体発光素子(LED)は表示用光源として広く実用されている。実用されている主なLED材料は、AlGaAs,GaAlP,GaP,InGaAlP等であり、これらの材料を用いて赤色、橙色、黄色、緑色のLEDが低コストで供給されている。また近年、GaN系材料を用いた青色LEDや緑色LEDが実用化され、LEDによる3原色発光も可能となっている。
【0003】
一方、白色発光のLEDの開発も精力的に行われている。これは、白熱電球や蛍光灯に代わる照明用途として期待されている。これまでのところ、白色LEDとしては、GaN系の青色LEDとその出力光により黄色発光が励起されるYAG蛍光体を組み合わせるもの(GaN系白色LED)や、ZnSe系青色LEDの基板に黄色発光の発光中心を作るもの(ZnSe系白色LED)が提案されている。いずれも、青色発光とこれにより励起される黄色発光との混成(混色)により白色を放射するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来提案されている白色LEDは、いずれも寿命が短いことが実用上問題となっている。すなわち、GaN系白色LEDでは、蛍光体の特性の経時変化が大きい。ZnSe系白色LEDでは、ZnSe基板に発光中心を作ることによる間接遷移による黄色の発光を利用するが、これは安定した発光中心を作ることが難しい。
【0005】
この発明は、安定した白色等の混色発光を可能とした半導体発光素子とその製造方法を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明の一実施形態に係る半導体発光素子は、電流注入により光放射する第1の発光層を含む第1の半導体積層体と、前記第1の発光層の出力光により励起されて光放射する第2の発光層を含む第2の半導体積層体とを有し、前記第1及び第2の半導体積層体は接着されて一体化され、前記第1及び第2の発光層の放射光を混成して出力する半導体発光素子であって、前記第1の半導体積層体は、一方の面が鏡面加工された接着面となる第1の基板を有し、前記第2の半導体積層体は、第2の基板であるGaAs基板の(100)面から[011]方向に傾斜した面から結晶成長させて形成された成長層の表面を前記第1の基板との接着面としたものであることを特徴とする。
【0007】
この発明において好ましくは、前記第1の発光層は、青色光を放射するGaN系半導体層であり、前記第2の発光層は、前記第1の発光層から出力される青色光により励起されて黄色光を放射するInGaAlP系半導体層であるものとする。
この発明によると、電流注入型の発光層を含む半導体積層体と、その発光光を吸収して発光する光励起型の発光層を含む半導体積層体とを、接着して一体化することにより、安定した混色発光が可能となる。特に、第1の発光層を青色光を放射するGaN系半導体層とし、第2の発光層を黄色光を放射するInGaAlP系半導体層とすることにより、安定した白色発光が可能になる。
【0009】
この発明の他の実施形態による半導体発光素子の製造方法は、第1の基板に電流注入により光放射する第1の発光層を含む半導体層を成長させると共に前記第1の基板を鏡面加工して第1の半導体積層体を形成する工程と、第2の基板であるGaAs基板の(100)面から[011]方向に傾斜した面に光励起により光放射する第2の発光層を含む半導体層を成長して第2の半導体積層体を形成する工程と、前記第1の半導体積層体と第2の半導体積層体を、前記第1の発光層の放射光により前記第2の発光層が励起され、且つ第1の発光層と第2の発光層の放射光が混成して出力されるように前記第1の基板の鏡面加工された面と、前記GaAs基板上に形成された半導体層の表面とを接着して一体化する工程とを有することを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、この発明の実施の形態を説明する。
[実施の形態1]
図1は、この発明の実施の形態によるLEDの断面構造を示している。このLEDは、それぞれに半導体発光層が結晶成長により形成された二つの半導体積層体1,2を接着面3で接着して一体化して作られている。
【0012】
一方の半導体積層体1は、サファイア基板104にバッファ層105を介して、n型GaNクラッド層106、GaN/InGaNの多重量子井戸(MQW)層107、p型GaNクラッド層108が順次結晶成長されたLEDである。p型AlGaNクラッド層108の上には更にp型GaNコンタクト層109が形成され、この上に電流注入電極である透明なp側電極110が形成されている。また半導体積層体1の一部はn型GaNクラッド層106が露出するまでエッチングされ、n型GaNクラッド層106にコンタクトするn側電極111が形成されている。即ち、半導体積層体1は、MQW層107を発光層とする電流注入型の青色LEDを構成している。
【0013】
もう一方の半導体積層体2は、GaAs基板101に光励起型の発光層であるInAlP/InGaAlP多層膜102が形成されている。多層膜102の上にはInAlPコンタクト層103が形成され、このコンタクト層103の面が半導体積層体1のサファイア基板104に接着されている。発光層である多層膜102は、半導体積層体1から放射される青色光により励起されて黄色光を放射するように組成が選択されている。
【0014】
このLED構造の結晶成長は、MOCVD法により行われる。結晶成長の原料として、Ga源にはトリメチルガリウムやトリエチルガリウムが、In源にはトリメチルインジウムやトリエチルインジウムが、Al源にはトリメチルアルミニウムやトリエチルアルミニウムが用いられる。また、P源にはホスフィンやターシャリブチルホスフィンが用いられ、N源にはアンモニアやヒドラジンが用いられる。p型不純物にはビスシクロペンタジエルマグネシウム、n型不純物にはモノシランがそれぞれ用いられる。
【0015】
具体的な製造工程を次に説明する。
まず、半導体積層体2については、GaAs基板101を有機溶剤や硫酸系エッチャントによりクリーニングした後、MOCVD装置に導入する。基板を730℃に加熱し、P原料となる適当な5族原料を供給して、図2に示すように、InAlP/InGaAlP多層膜102、InAlPコンタクト層103を順次成長し、更にその表面にはGaAsキャップ層112を成長する。GaAsキャップ層112は最終的に除去される保護膜である。
各結晶層の膜厚は、次の表1の通りである。
【0016】
【表1】
InAlP/InGaAlP多層膜102
InAlP…30nm
InGaAlP…50nm
InAlPコンタクト層103…300nm以下
GaAsキャップ層112…100nm
【0017】
InAlP/InGaAlP多層膜102中のInGaAlP層は具体的には、In0.5(Ga1-xAlx)0.5Pであり、Al組成比はx=0.3とした。また層数は30ペアとした。InAlPコンタクト層103は、半導体積層体1に接着する際の接着層であり且つ多層膜102の保護層であり、同時に多層膜102の励起キャリアを閉じ込める機能を持つ。但し、このInAlPコンタクト層103は、光損失の原因ともなるから、好ましくは100nm以下にする。
【0018】
次に半導体積層体1については、サファイア基板104を有機溶剤や硫酸系エッチャントによりクリーニングした後、MOCVD装置に導入する。そして、このサファイア基板104を1100℃でサーマルクリーニングを行った後、バッファ層105、n型GaNクラッド層(兼コンタクト層)106、GaN/InGaN−MQW層107、p型AlGaNクラッド層108、p型GaNコンタクト層109を順次結晶成長して、図3に示す積層構造を得る。
これらの各層の成長温度及び膜厚を表2に示す。
【0019】
【表2】
バッファ層105 500℃ 30nm
n型GaNクラッド層106 1050℃ 4μm
GaN/InGaN−MQW膜107 750℃ 70nm/30nm
p型GaNクラッド層108 1050℃ 50nm
p型GaNコンタクト層109 1050℃ 150nm
【0020】
MQW層107は、70nmのInGaN層と30nmのGaN層の繰り返し多層膜であり、具体的にはInxGa1-xNの組成比x0.35とし、井戸数は5とした。
【0021】
以上のように作られた半導体積層体1,2を次に接着する。接着に先立ち、半導体積層体2では、保護を目的として形成されたGaAsキャップ層112を硫酸系エッチャントでエッチングして除去する。このときGaAsキャップ層112の除去後、引き続きInAlPコンタクト層103の表面クリーニングを行う。半導体積層体1については、サファイア基板104を鏡面研磨すると同時に薄膜化し、平坦面を形成する。このとき、半導体積層体1の全厚は、後の素子分離を容易にするため、100μm程度とした。
【0022】
次に、二つの半導体積層体1,2を貼り合わせる。具体的には、半導体積層体1の鏡面研磨されたサファイア基板104と半導体積層体2のコンタクト層103とを、水中で合わせた後、窒素雰囲気中で500℃、30分のアニールを行うことにより、脱水縮合反応により接合した。ここで密着性を良好にするためには、双方の接着面をできる限り平坦にすることが望ましい。半導体積層体2では、GaAs基板101に(100)面から[011]方向に傾斜した基板を用いることが成長層の平坦化に有効である。実際にここでは、15°傾斜したGaAs基板を用い、コンタクト層103の表面粗さ2nm程度の平坦性を得た。また半導体積層体1のサファイア基板104については、鏡面研磨により、表面粗さ20nm以下とした。
【0023】
次に、半導体積層体1側について、表面のコンタクト層109からn型クラッド層106に達するまで一部エッチングする。そして、露出したn型クラッド層106と電極コンタクト層109にそれぞれ、電極111,110を形成する。更に必要ならGaAs基板101を研磨し、個々のLED素子を分離する。
【0024】
以上のように形成されたLEDでは、半導体積層体1側では電流注入により、発光層であるMQW層107から青色光の放射1が得られる。青色光の一部は半導体積層体1内を透過して半導体積層体2の発光層である多層膜102に吸収され、黄色光が励起される。図1に示すように、黄色光は電極110を透過して上方に放射2として出される。これらの放射1,2の混成により、白色光が得られる。
【0025】
実際にこの実施の形態により、波長485nmの青色光と波長590nmの黄色光の混色による安定な白色光が観測されている。白色光の色温度は約8000Kであり、20mA注入時の光度は、放射角度10度のパッケージで2cdであった。この白色の色温度は、二つの発光層の発光波長及び発光強度をを調整することにより、調整可能である。また、半導体積層体2側の発光層である多層膜102の発光効率(吸収光を波長変換して放射する効率)は、多層膜のペア数、膜厚、不純物ドーピングにより調整できる。例えば、多層膜102のInGaAlP層にSiをドーピングすることにより、発光効率が高くなることが確認されている。またこの実施の形態の素子構造では、p側電極110を通して放射光を得るため、p側電極110の透明性も色温度や光度に影響を与える。即ちp側電極110は、波長の異なる放射1,2を透過するものであるため、それぞれに対する透過率を調整することで必要な色温度や光度を得ることができる。
【0026】
なおこの実施の形態において、半導体積層体1,2の接着法については、他の方法を用いることも可能である。例えば、十分に平坦化した半導体積層体1,2を重ねて圧力を加えることにより直接接着する方法も用い得る。また、エポキシ系接着剤等を用いて接着することもできる。
【0027】
[実施の形態2]
図4は、図1の実施の形態1を変形した実施の形態2である。図1と対応する部分には図1と同じ符号を付して詳細な説明は省く。この実施の形態2では、半導体積層体2について、二つの半導体積層体1,2を接着した後に、GaAs基板101を除去して、その面に保護膜としてSiO2等の酸化膜401を形成している。そしてこの酸化膜401側を素子発光面とする。
【0028】
各半導体積層体1,2の製造工程は、基本的に実施の形態1と同様である。具体的には、InAlP/InGaAlP多層膜102については、InGaAlP層を、In0.5(Ga0.7Al0.3)0.5Pとし、ペア数を10とした。GaAs基板はフッ酸系エッチャントによりエッチング除去した。
得られたLEDを、電極110,111を下にしてパッケージにマウントし、バイアス電流を流したところ、MQW層107から485nmの青色発光が得られ、多層膜102からは青色光の励起により590nmの黄色発光が得られた。これらの光は、酸化膜401を透過して、白色光として観測された。白色光の色温度は約8000Kであり、20mA注入時の光度は、放射角10°のパッケージで3cdであった。
【0029】
[実施の形態3]
図5は、実施の形態2を変形した実施の形態3によるLEDを示している。半導体積層体1側は、実施の形態1,2と同様であり、従って図1及び図4と同じ符号を付してある。半導体積層体2については、GaAs基板が除去されている点で実施の形態2と同じであるが、内部には二つの発光層である第1,第2のInAlP/InGaAlP多層膜502,504が形成されている。これら二つのInAlP/InGaAlP多層膜502,504は、後に説明するように、それぞれ緑色,赤色の発光波長となるように組成が調整されている。
【0030】
多層膜502,504の間には、InAlPクラッド層503が設けられ、多層膜504の面には半導体積層体1との接着のためのInAlPコンタクト層505が形成されている。また発光面となる多層膜502側の面は、保護膜である酸化膜506で覆われている。図では示していないが、酸化膜506と多層膜502の間に、InAlPクラッド層を設けることは、多層膜502でのキャリア閉じ込めのために有効である。
【0031】
図6は、この実施の形態3の半導体積層体2について、接着前の構造を示している。これを具体的に製造工程に従って説明する。
GaAs基板501を有機溶剤や硫酸系エッチャントによりクリーニングした後、MOCVD装置に導入する。基板を730℃に加熱し、P原料となる適当な5族原料を供給して、InAlP/InGaAlP多層膜502、InAlPクラッド層503、InAlP/InGaAlP多層膜504、InAlPコンタクト層505を順次結晶成長し、更にその表面にはGaAsキャップ層507を成長して、図6に示す積層構造を得る。GaAsキャップ層507は最終的に除去される保護膜である。
各結晶層の膜厚は、次の表3の通りである。
【0032】
【表3】
InAlP/InGaAlP多層膜502
InAlP…30nm
InGaAlP…50nm
InAlPクラッド層503…500nm
InAlP/InGaAlP多層膜504
InAlP…30nm
InGaAlP…50nm
InAlPコンタクト層505…300nm以下
GaAsキャップ層507…100nm
【0033】
第1のInAlP/InGaAlP多層膜502中のInGaAlP層は具体的には、In0.5(Ga1-xAlx)0.5Pであり、Al組成比はx=0.4とした。また層数は20ペアとした。また、第2のInAlP/InGaAlP多層膜504中のInGaAlP層は具体的には、In0.5(Ga1-xAlx)0.5Pであり、Al組成比はx=0.2とし、層数は20ペアとした。InAlPコンタクト層505は、半導体積層体1に接着する際の接着層であり且つ多層膜504の保護層であり、同時に多層膜504の光閉じ込めの機能を持つ。これらは全てGaAs基板501に格子整合されて成長される。
【0034】
この様に作られた半導体積層体2のキャップ層507を除去して、実施の形態1,2と同様に半導体積層体1に接着する。そして、GaAs基板501をエッチング除去し、その面に保護層506を形成して、図5の素子構造が得られる。
【0035】
この実施の形態3のLEDでは、図5に示すように、半導体積層体1の保護膜506側を素子発光面として、3つの放射1,2,3の混色による白色発光が得られる。即ち、半導体積層体1側の電流注入により、MQW層107から青色光(放射1)が得られる。この青色光により半導体積層体2側の多層膜504が励起されて緑色光(放射2)が得られる。更に青色光と緑色光により多層膜502が励起されて、赤色光(放射3)が得られる。これらの混成により、白色光が得られる。
【0036】
具体的に、MQW層107からは485nmの青色発光が得られ、多層膜504からは565nmの緑色発光、多層膜502からは620nmの赤色発光がそれぞれ得られ、混色による白色発光が観測された。白色の色温度は約6500Kであった。また20mA注入時の光度は、放射角10度のパッケージで2cdであった。
【0037】
[実施の形態4]
図7は、図1の実施の形態を変形した実施の形態によるLEDを示している。図1の実施の形態では、半導体積層体1側の基板としてサファイア基板104を用いたのに対し、この実施の形態では半導体基板901を用いている。半導体基板901としては、GaN,SiC,Si等が用い得る。この様な半導体基板901を用いると、図7に示したように、n側電極111を半導体積層体2側のGaAs基板101の裏面に形成して、p側電極110と上下に対向させることができる。その他、実施の形態1と同様である。
この実施の形態によっても、実施の形態1と同様の製造条件で同様の白色発光を得ることができる。この実施の形態の場合、n側電極を形成するためのエッチング工程が要らないという点で、工程が簡単になる。
【0038】
[実施の形態5]
図8は、図1の実施の形態を変形した別の実施の形態によるLEDを示している。これは、図1における半導体積層体2側の不透明なGaAs基板101をエッチングにより除去して、接着面4に改めて別の透明基板801を接着したものである。具体的にこの透明基板801としては、黄色光を透過するGaP基板やZnSe基板を用いる。それ以外は、図1と同じである。
この実施の形態によると、図8に破線で示したように、放射3として、InAlP/InGaAlP多層膜102からの黄色光を新たに接着した基板801の側面からも取り出すことができる。この放射3は例えばパッケージ内壁面を凹面として上方に取り出すようにすれば、有効に利用することができる。
【0039】
ここまでの実施の形態において、半導体積層体2側の多層膜102を半導体積層体1に接着するためのコンタクト層(兼クラッド層)としてInAlP層103を用いた。このInAlPコンタクト層103の上に、或いはこのコンタクト層103に代わって、別の材料からなるクラッド層を形成してもよい。この様なクラッド層として例えば、GaNやGaPを用いることができる。この様なクラッド層を設けることにより、多層膜102での光閉じ込め効果をより大きくすることができる。特にGaNクラッド層の場合、多結晶薄膜となるが、青色をよく透過するため好ましい。また接着する相手の基板材料に応じて、GaAlAs,InGaAlP等を用いることもできる。
【0040】
また、接着の前処理として、エッチングや研磨を利用したが、ガスエッチングや種々の雰囲気ガス中でのサーマルクリーニングを行ってもよい。更に、アニール雰囲気や温度も適宜変更することができる。高いアニール温度を用いる場合には、結晶からの原子抜けや脱離を防止するために雰囲気ガスを選択して適当な圧力を加えることも有効である。
【0041】
[実施の形態6]
図9は、実施の形態6のLEDの断面構造である。この実施の形態では、これまでの実施の形態と異なり、二つの半導体積層体の張り合わせではなく、GaAs基板701上に結晶成長により二つの発光層を形成している。即ちn型GaAs基板701上に、光励起型の黄色発光層であるn型InAlP/InGaAlP多層膜702、n型ZnSeバッファ層703、n型ZnMgSSeクラッド層704、n型ZnSe光ガイド層705、電流注入型の青色発光層であるZnCdSe−MQW層706、p型ZnSe光ガイド層707、p型ZnMgSeクラッド層708、p型ZnTe/ZnSe超格子層コンタクト層709が順次積層形成されている。コンタクト層709の面には透明なp側電極710が形成され、GaAS基板701にはn側電極711が形成されている。
【0042】
この実施の形態の素子構造の結晶成長には、MOCVD法とMBE法を組み合わせる。即ち、GaAs基板701へのInAlP/InGaAlP多層膜702の成長にはMOCVD法を用い、その上のZnSeバッファ層703からZnTe/ZnSe超格子層コンタクト層709までの成長にはMBE法を用いた。これは、ZnSe系のp型導電層には特にMBE法を用いることで、良好な導電型制御が可能になるためである。
【0043】
以下に具体的な製造工程を説明する。GaAs基板701を有機溶剤や硫酸系エッチャントによりクリーニングした後、MOCVD装置に導入する。基板を730℃に加熱し、P原料となる適当な5族原料を供給して、InAlP/InGaAlP多層膜702を成長する。次いで基板をMBE装置に移し、多層膜702上にZnSeバッファ層703からZnTe/ZnSe超格子層コンタクト層709までを成長する。InAlP/InGaAlP多層膜702は、InGaAlP層として具体的には、In0.5(Ga1-xAlx)0.5PのAl組成比をx=0.3とし、ペア数を30とした。
【0044】
以上のように形成されたLEDでは、電極710,711間に電流を流すことにより、発光層であるMQW層706から青色光の放射1が得られる。青色光の一部は素子内部を透過して多層膜102に吸収され、黄色光が励起される。黄色光は上方から放射2として出される。これらの放射1,2の混成により、白色光が得られる。
【0045】
実際に、波長485nmの青色光と波長590nmの黄色光の混色による白色光が観測されている。白色光の色温度は約8000Kであり、20mA注入時の光度は、放射角度10度のパッケージで2cdであった。この発光の色純度やInAlP/InGaAlP多層膜702の発光効率は、実施の形態1で説明したと同様にして調整可能である。
【0046】
[実施の形態7]
図10は、図9に示した実施の形態6の構造を僅かに変形した実施の形態である。この実施の形態では、p型コンタクト層709側から、n型バッファ層703が露出するまでエッチングして、このn型バッファ層703にn側電極711を形成している。それ以外は図9と同じである。
この実施の形態によっても、実施の形態6と同様に混色による白色発光が得られる。
【0047】
なお、実施の形態6,7において、InGaAlP系とZnSe系の結晶成長法をそれぞれ、MOCVD法とMBE法に分けたが、MBE法で統一することも可能である。実施の形態6,7の材料系の場合にも、実施の形態1と同様に二つの発光層をそれぞれ別の素子基板に形成した後に、接着して一体化してもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上述べたようにこの発明によれば、電流注入型の発光層と、その発光光を吸収して発光する光励起型の発光層とを、共に結晶成長により形成された半導体発光層として一体化することにより、安定した混色発光が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態によるLEDの断面構造を示す図である。
【図2】同実施の形態の半導体積層体2の断面構造を示す図である。
【図3】同実施の形態の一方の半導体積層体1の断面構造を示す図である。
【図4】この発明の他の実施の形態によるLEDの断面構造を示す図である。
【図5】この発明の他の実施の形態によるLEDの断面構造を示す図である。
【図6】同実施の形態の半導体積層体2の断面構造を示す図である。
【図7】この発明の他の実施の形態によるLEDの断面構造を示す図である。
【図8】この発明の他の実施の形態によるLEDの断面構造を示す図である。
【図9】この発明の他の実施の形態によるLEDの断面構造を示す図である。
【図10】この発明の他の実施の形態によるLEDの断面構造を示す図である。
【符号の説明】
1…半導体積層体、2…半導体積層体、3…接着面、101…GaAs基板、102…InAlP/InGaAlP多層膜(発光層)、103…InAlPコンタクト層、104…サファイア基板、105…バッファ層、106…GaN下部クラッド層、107…GaN/InGaN−MQW層(発光層)、108…AlGaN上部クラッド層、109…GaN電極コンタクト層、110,111…電極。
Claims (13)
- 電流注入により光放射する第1の発光層を含む第1の半導体積層体と、
前記第1の発光層の出力光により励起されて光放射する第2の発光層を含む第2の半導体積層体とを有し、
前記第1及び第2の半導体積層体は接着されて一体化され、前記第1及び第2の発光層の放射光を混成して出力する
半導体発光素子であって、
前記第1の半導体積層体は、一方の面が鏡面加工された接着面となる第1の基板を有し、
前記第2の半導体積層体は、第2の基板であるGaAs基板の(100)面から[011]方向に傾斜した面から結晶成長させて形成された成長層の表面を前記第1の基板との接着面としたものである
ことを特徴とする半導体発光素子。 - 前記第1の発光層は、青色光を放射するGaN系半導体層であり、
前記第2の発光層は、前記第1の発光層から出力される青色光により励起されて黄色光を放射するInGaAlP系半導体層である
ことを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。 - 前記第2の半導体積層体は、光励起により光放射する第3の発光層を有し、前記第1乃至第3の発光層の放射光を混成して出力する
ことを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。 - 前記第1の発光層は、青色光を放射するGaN系半導体層であり、
前記第2の発光層は、前記第1の発光層から出力される青色光により励起されて緑色光を放射する第1のInGaAlP系半導体層であり、
前記第3の発光層は、前記青色光及び緑色光により励起されて赤色光を放射する第2のInGaAlP系半導体層である
ことを特徴とする請求項3記載の半導体発光素子。 - 前記第1の半導体積層体は、前記第1の基板にバッファ層を介して結晶成長されたGaN下部クラッド層、第1の発光層であるGaN/InGaN多重量子井戸層及びGaN上部クラッド層を含み、
前記第2の半導体積層体は、前記第2の基板に結晶成長された第2の発光層であるInAlP/InGaAlP多層膜とコンタクト層を含み、
前記第1の半導体積層体と第2の半導体積層体は、前記コンタクト層と前記第1の基板の間で接着されている
ことを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。 - 前記第1の基板はサファイア基板であり、
前記第1の半導体積層体の上部クラッド層上に透明な第1の電極が形成され、
前記第1の半導体積層体を一部エッチングして露出させた下部クラッド層に第2の電極が形成されている
ことを特徴とする請求項5記載の半導体発光素子。 - 前記第1の基板は、GaN、SiC、Siの中から選ばれた半導体基板であり、
前記第1の半導体積層体の上部クラッド層上に透明な第1の電極が形成され、
前記GaAs基板の裏面に第2の電極が形成されている
ことを特徴とする請求項5記載の半導体発光素子。 - 前記第2の基板は接着後に除去されて、露出した第2の発光層の面に保護膜が形成され、この保護膜側を素子発光面とした
ことを特徴とする請求項5記載の半導体発光素子。 - 前記第2の基板は接着後に除去されて、露出した第2の発光層の面に第2の発光層からの放射光を透過する第3の基板が接着されている
ことを特徴とする請求項5記載の半導体発光素子。 - 第1の基板に電流注入により光放射する第1の発光層を含む半導体層を成長させると共に前記第1の基板を鏡面加工して第1の半導体積層体を形成する工程と、
第2の基板であるGaAs基板の(100)面から[011]方向に傾斜した面に光励起により光放射する第2の発光層を含む半導体層を成長して第2の半導体積層体を形成する工程と、
前記第1の半導体積層体と第2の半導体積層体を、前記第1の発光層の放射光により前記第2の発光層が励起され、且つ第1の発光層と第2の発光層の放射光が混成して出力されるように前記第1の基板の鏡面加工された面と、前記GaAs基板上に形成された半導体層の表面とを接着して一体化する工程とを有する
ことを特徴とする半導体発光素子の製造方法。 - 前記第1の半導体積層体を形成する工程は、前記第1の基板にバッファ層を介して、GaN下部クラッド層、第1の発光層であるGaN/InGaN多重量子井戸層及びGaN上部クラッド層を順次結晶成長する工程を有し、
前記第2の半導体積層体を形成する工程は、第2の基板に第2の発光層であるInAlP/InGaAlP多層膜とコンタクト層を順次結晶成長する工程を有し、
前記第1の半導体積層体と第2の半導体積層体を接着する工程は、前記コンタクト層と前記第1の基板の間を接着するものである
ことを特徴とする請求項10記載の半導体発光素子の製造方法。 - 前記第1の半導体積層体を形成する工程は、前記第1の基板の一方の面を表面粗さ20nm以下に鏡面研磨する工程を含み、
前記第2の半導体積層体を形成する工程は、前記第2の発光層を含む半導体層の表面がほぼ2nmの表面粗さとなるように前記GaAs基板の(100)面から[011]方向への傾斜角度を設定する工程を含む
ことを特徴とする請求項10記載の半導体発光素子の製造方法。 - 前記一体化する工程は、前記第1の半導体積層体及び第2の半導体積層体の接着面を脱水縮合反応、加圧及び接着剤使用のいずれか1つの方法で接着する工程である
ことを特徴とする請求項10記載の半導体発光素子の製造方法。
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