[go: up one dir, main page]

JP4044027B2 - 関数発生回路および関数発生回路の温度特性調整方法 - Google Patents

関数発生回路および関数発生回路の温度特性調整方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4044027B2
JP4044027B2 JP2003366045A JP2003366045A JP4044027B2 JP 4044027 B2 JP4044027 B2 JP 4044027B2 JP 2003366045 A JP2003366045 A JP 2003366045A JP 2003366045 A JP2003366045 A JP 2003366045A JP 4044027 B2 JP4044027 B2 JP 4044027B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
transistor
resistor
mos transistor
conductivity type
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003366045A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005130372A (ja
Inventor
潤一 松浦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP2003366045A priority Critical patent/JP4044027B2/ja
Priority to CN200410094231.XA priority patent/CN1667943A/zh
Priority to US10/973,400 priority patent/US7253695B2/en
Publication of JP2005130372A publication Critical patent/JP2005130372A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4044027B2 publication Critical patent/JP4044027B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L1/00Stabilisation of generator output against variations of physical values, e.g. power supply
    • H03L1/02Stabilisation of generator output against variations of physical values, e.g. power supply against variations of temperature only
    • H03L1/022Stabilisation of generator output against variations of physical values, e.g. power supply against variations of temperature only by indirect stabilisation, i.e. by generating an electrical correction signal which is a function of the temperature
    • H03L1/026Stabilisation of generator output against variations of physical values, e.g. power supply against variations of temperature only by indirect stabilisation, i.e. by generating an electrical correction signal which is a function of the temperature by using a memory for digitally storing correction values
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01KMEASURING TEMPERATURE; MEASURING QUANTITY OF HEAT; THERMALLY-SENSITIVE ELEMENTS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01K7/00Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements
    • G01K7/01Measuring temperature based on the use of electric or magnetic elements directly sensitive to heat ; Power supply therefor, e.g. using thermoelectric elements using semiconducting elements having PN junctions
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L1/00Stabilisation of generator output against variations of physical values, e.g. power supply
    • H03L1/02Stabilisation of generator output against variations of physical values, e.g. power supply against variations of temperature only
    • H03L1/028Stabilisation of generator output against variations of physical values, e.g. power supply against variations of temperature only of generators comprising piezoelectric resonators

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Oscillators With Electromechanical Resonators (AREA)

Description

本発明は、水晶発振回路の温度補償等に用いられる関数発生回路および関数発生回路の温度特性調整方法に関する。
図9は、従来の温度補償型水晶発振器に用いられる関数発生回路の第1の構成例を示す図であり、従来の関数発生回路は、1次温度特性の出力電流(Ilin)または1次温度特性の出力電圧(Vlin)を出力する温度センサ101と、温度センサ101からの1次温度特性の出力電流(Ilin)または出力電圧(Vlin)を入力とし、それに比例した3次の温度特性電圧(Vcub)を発生する3次関数発生回路102と、3次関数発生回路102の出力特性を調整する制御データ(例えば、3次関数の係数や定数など)を記録したPROM(プログラマブルロム)103から構成される(例えば、特許文献1参照)。
また、図10は、従来の関数発生回路の第2の構成例を示す図であり、図9に示す温度センサ101をより具体的な回路例で示したものである。この温度センサ101には、NPNトランジスタQ1、Q2、Q3から構成される第1のカレントミラー回路が内蔵され、親側となるNPNトランジスタQ1のエミッタには抵抗R1が接続され、第1の子側となるNPNトランジスタQ2のエミッタには抵抗R2が接続され、第2の子側となるNPNトランジスタQ3のエミッタには抵抗R3が接続されている。
ここで、抵抗R1と抵抗R2は抵抗値およびその温度特性が同一の抵抗であり、抵抗R3は、抵抗R2と同じ抵抗値(Temp=27℃において)であるが、その温度特性が異なる抵抗である。また、第1のカレントミラー回路の親側のNPNトランジスタQ1のコレクタに、温度変化に影響されない特性を持つ定電流I0が定電流源から流し込まれ、それに応じて、抵抗R2には電流I1(=I0)が流れ、抵抗R3には該抵抗R3と抵抗R2の抵抗値の温度変化に応じてI0から変化した電流I3が流れる。なお、R3の抵抗値=R2の抵抗値(Temp=27℃)の場合は、I1=I3となる。
また、温度センサ101にはPNPトランジスタQ4、Q5から構成される第2のカレントミラー回路も内蔵され、第2のカレントミラー回路の親側のPNPトランジスタQ4のコレクタとベースは、第1のカレントミラー回路の第1の子側であるNPNトランジスタQ2のコレクタに接続され、第2のカレントミラー回路の子側のPNPトランジスタQ5のコレクタは、第1のカレントミラー回路の第2の子側であるNPNトランジスタQ3のコレクタに接続される。そして、PNPトランジスタQ4のコレクタに電流I1(=I0)が流れ、子側のPNPトランジスタQ5のコレクタに電流I2(=I1)が流れる。なお、電流I1、I2は温度変化の影響を受けない定電流である。
このような構成により、第1のカレントミラー回路のエミッタ抵抗R2とR3の温度特性差で発生する電流I2とI3の電流誤差分(I2−I3)が、温度に対してほぼ1次に変化する1次温度特性の出力電流(Ilin)として、温度センサ101から出力され、3次関数発生回路102に入力される(例えば、特許文献2参照)。
しかしながら、上記従来の関数発生回路にあっては、3次関数発生回路102の3次温度特性出力電圧の温度特性を評価し、その特性をPROM103に記録される制御データにより調整するには、実際に関数発生回路の周囲温度を変化させながら調整を行うしか方法がなく、その分、余計な時間と手間がかかり、コストアップの要因となっていたという事情があった。
特許第3310550号公報 特許第3129240号公報
本発明は、上記従来の事情に鑑みなされたものであって、関数発生回路の温度特性を所定温度で評価できる関数発生回路および関数発生回路の温度特性調整方法を提供することを目的とする。
本発明の関数発生回路は、
周囲温度に応じた温度特性信号を出力する温度センサと、
前記温度特性信号に基づいて、前記周囲温度に応じた特性を有する関数信号を発生する関数発生部と、
前記関数信号の特性を調整するための制御データを記録する調整データ記憶部と、
前記関数発生部の入力を変化させるための外部制御信号を入力する外部入力部とを備える。
この構成により、水晶発振回路の温度補償等に用いられる関数発生回路の温度特性を所定温度で評価することができる。
また、本発明の関数発生回路は、
前記外部入力部は前記温度センサに接続され、
前記温度センサは、入力される前記外部制御信号に応じて、前記周囲温度が所定温度の状態で前記所定温度からの所望温度ずれた温度に対応する前記温度特性信号と相関のある信号を出力するものである。
この構成により、温度センサに外部制御信号を入力して温度センサに所定温度からの所望温度ずれた温度に対応する温度特性信号と相関のある信号を出力することで、水晶発振回路の温度補償等に用いられる関数発生回路の温度特性を所定温度で評価することができる。
また、本発明の関数発生回路は、
前記温度センサは、
定電流源がコレクタに接続されるとともに、前記コレクタとベースが接続された第1導電型の第1のトランジスタと、
前記第1のトランジスタのベースに、ベースが接続された第1導電型の第2のトランジスタと、
前記第1のトランジスタのベースおよび前記第2のトランジスタのベースに、ベースが接続された第1導電型の第3のトランジスタと、
前記第1のトランジスタのエミッタに接続された第1の抵抗と、
前記第2のトランジスタのエミッタに接続され、前記第1の抵抗と温度特性が略同一の第2の抵抗と、
前記第3のトランジスタのエミッタに接続され、前記第2の抵抗と前記所定温度における抵抗値は略同一で、温度特性は異なる第3の抵抗と、
前記第2のトランジスタのコレクタに、コレクタおよびベースが接続された、前記第1導電型と異なる導電型である第2導電型の第4のトランジスタと、
前記第3のトランジスタのコレクタに、コレクタが接続されるとともに、前記第4のトランジスタのベースに、ベースが接続された第2導電型の第5のトランジスタと、
前記第3のトランジスタのコレクタと、前記第5のトランジスタのコレクタとの間に接続された、前記温度特性信号を出力する出力端子と、
を有し、
前記外部入力部は、前記第3のトランジスタのエミッタと、前記第3の抵抗との間に接続されるものである。
この構成により、外部入力部を第3のトランジスタのエミッタと第3の抵抗との間に接続し、この外部入力部から外部制御信号を入力して温度センサに所定温度からの所望温度ずれた温度に対応する温度特性信号と相関のある信号を出力することで、関数発生回路の温度特性を所定温度で評価することができる。
また、本発明の関数発生回路は、
前記温度センサは、
定電流源がコレクタに接続されるとともに、前記コレクタとベースが接続された第1導電型の第1のトランジスタと、
前記第1のトランジスタのベースに、ベースが接続された第1導電型の第2のトランジスタと、
前記第1のトランジスタのベースおよび前記第2のトランジスタのベースに、ベースが接続された第1導電型の第3のトランジスタと、
前記第1のトランジスタのエミッタに接続された第1の抵抗と、
前記第2のトランジスタのエミッタに接続され、前記第1の抵抗と温度特性が略同一の第2の抵抗と、
前記第3のトランジスタのエミッタに接続され、前記第2の抵抗と温度特性が異なる第3の抵抗と、
前記第2のトランジスタのコレクタに、コレクタおよびベースが接続された、前記第1導電型と異なる導電型である第2導電型の第4のトランジスタと、
前記第3のトランジスタのコレクタに、コレクタが接続されるとともに、前記第4のトランジスタのベースに、ベースが接続された第2導電型の第5のトランジスタと、
前記第4のトランジスタのエミッタに接続され、前記第3の抵抗と温度特性が略同一の第4の抵抗と、
前記第5のトランジスタのエミッタに接続され、前記第1の抵抗と温度特性が略同一の第5の抵抗と、
前記第3のトランジスタのコレクタと、前記第5のトランジスタのコレクタとの間に接続された、前記温度特性信号を出力する出力端子と、
を有し、
前記所定温度において、前記第2の抵抗の抵抗値と前記第3の抵抗の抵抗値との比が、前記第4の抵抗の抵抗値と前記第5の抵抗の抵抗値との比と略同一であり、
前記外部入力部は、前記第3のトランジスタのエミッタと、前記第3の抵抗との間に接続されるものである。
この構成により、温度センサの感度を高くすることができ、それぞれの抵抗の抵抗値を小さくすることができ、尚且つ前記定電流源の電流値を少なくすることができるため、装置の小型化と省電力化を図ることができる。
また、本発明の関数発生回路は、
前記温度センサは、
定電流源がドレインに接続されるとともに、前記ドレインとゲートが接続された第1導電型の第1のMOSトランジスタと、
前記第1のMOSトランジスタのゲートに、ゲートが接続された第1導電型の第2のMOSトランジスタと、
前記第1のMOSトランジスタのゲートおよび前記第2のトランジスタのゲートに、ゲートが接続された第1導電型の第3のMOSトランジスタと、
前記第1のMOSトランジスタのソースに接続された第1の抵抗と、
前記第2のMOSトランジスタのソースに接続され、前記第1の抵抗と温度特性が略同一の第2の抵抗と、
前記第3のMOSトランジスタのソースに接続され、前記第2の抵抗と前記所定温度における抵抗値は略同一で、温度特性は異なる第3の抵抗と、
前記第2のMOSトランジスタのドレインに、ドレインおよびゲートが接続された前記第1導電型と異なる導電型である第2導電型の第4のMOSトランジスタと、
前記第3のMOSトランジスタのドレインに、ドレインが接続されるとともに、前記第4のMOSトランジスタのゲートに、ゲートが接続された第2導電型の第5のMOSトランジスタと、
前記第3のMOSトランジスタのドレインと、前記第5のMOSトランジスタのドレインとの間に接続された、前記温度特性信号を出力する出力端子と、
を有し、
前記外部入力部は、前記第3のMOSトランジスタのソースと、前記第3の抵抗との間に接続されるものである。
この構成により、外部入力部を第3のMOSトランジスタのソースと第3の抵抗との間に接続し、この外部入力部から外部制御信号を入力して温度センサに所定温度からの所望温度ずれた温度に対応する温度特性信号と相関のある信号を出力することで、関数発生回路の温度特性を所定温度で評価することができる。
また、本発明の関数発生回路は、
前記温度センサは、
定電流源がドレインに接続されるとともに、前記ドレインとゲートが接続された第1導電型の第1のMOSトランジスタと、
前記第1のMOSトランジスタのゲートに、ゲートが接続された第1導電型の第2のMOSトランジスタと、
前記第1のMOSトランジスタのゲートおよび前記第2のトランジスタのゲートに、ゲートが接続された第1導電型の第3のMOSトランジスタと、
前記第1のMOSトランジスタのソースに接続された第1の抵抗と、
前記第2のMOSトランジスタのソースに接続され、前記第1の抵抗と温度特性が略同一の第2の抵抗と、
前記第3のMOSトランジスタのソースに接続され、前記第2の抵抗と温度特性が異なる第3の抵抗と、
前記第2のMOSトランジスタのドレインに、ドレインおよびゲートが接続された前記第1導電型と異なる導電型である第2導電型の第4のMOSトランジスタと、
前記第3のMOSトランジスタのドレインに、ドレインが接続されるとともに、前記第4のMOSトランジスタのゲートに、ゲートが接続された第2導電型の第5のMOSトランジスタと、
前記第4のMOSトランジスタのソースに接続され、前記第3の抵抗と抵抗値および温度特性が略同一の第4の抵抗と、
前記第5のMOSトランジスタのソースに接続され、前記第1の抵抗と抵抗値および温度特性が略同一の第5の抵抗と、
前記第3のMOSトランジスタのドレインと、前記第5のMOSトランジスタのドレインとの間に接続された、前記温度特性信号を出力する出力端子と、
を有し、
前記所定温度において、前記第2の抵抗の抵抗値と前記第3の抵抗の抵抗値との比が、前記第4の抵抗の抵抗値と前記第5の抵抗の抵抗値との比と略同一であり、
前記外部入力部は、前記第3のMOSトランジスタのソースと、前記第3の抵抗との間に接続されるものである。
この構成により、温度センサの感度を高くすることができ、それぞれの抵抗の抵抗値を小さくすることができ、尚且つ前記定電流減の電流値を少なくすることができるため、装置の小型化と省電力化を図ることができる。
また、本発明の関数発生回路は、前記外部入力部からの前記外部制御信号および前記温度特性信号のいずれか一方を選択して前記関数発生部に出力する選択部を更に備える。
この構成により、関数発生部に直接外部制御信号を入力して温度センサに所定温度からの所望温度ずれた温度に対応する温度特性信号と相関のある信号を出力することで、関数発生回路の温度特性を所定温度で評価することができる。
また、本発明の関数発生回路において、前記関数信号は3次関数特性を有する。
この構成により、3次関数の周波数−温度特性を有する水晶振動子等を用いた発振器に用いられても、所定温度で関数発生回路の温度特性を評価することができる。
本発明の温度補償型水晶発振回路は、前記関数発生回路と、前記関数発生回路が出力する前記関数信号に基づいて発振周波数が調整される発振回路とを備える。
この構成により、温度補償型水晶発振回路に用いられる関数発生回路の温度特性を所定温度で評価することができる。
本発明の水晶発振モジュールは、前記温度補償型水晶発振回路と、水晶振動子とを備える。
この構成により、水晶発振モジュールに用いられる関数発生回路の温度特性を所定温度で評価することができる。
本発明の通信端末は、前記水晶発振モジュールを備える。
この構成により、所定温度で温度特性の評価が可能で精度の高い水晶発振モジュールを備えた通信端末を提供することができる。
また、本発明の通信端末は、前記温度補償型水晶発振回路と、水晶振動子とを備える。
この構成により、所定温度で温度特性の評価が可能で精度の高い温度補償型水晶発振回路を備えた通信端末を提供することができる。
本発明の関数発生回路の温度特性調整方法は、周囲温度に応じた温度特性信号を出力する温度センサと、前記温度センサの出力信号に基づいて関数信号を発生する関数発生部と、前記関数信号を調整するための制御データを記録する調整データ記憶部と、を備える関数発生回路の温度特性調整方法であって、
前記周囲温度が所定温度の状態で前記温度センサに外部制御信号を入力するステップと、
前記入力された外部制御信号に応じた前記温度特性信号が出力され、前記温度特性信号に応じた前記関数信号を発生するステップと、
を備える。
この構成により、所定温度で温度特性の調整が可能な関数発生回路の温度特性調整方法を提供することができる。
本発明によれば、関数発生回路の温度特性を所定温度で評価できる関数発生回路および関数発生回路の温度特性調整方法を提供することができる。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態を説明するための関数発生回路の概略構成を示す図であり、たとえば、温度補償型水晶発振器(TCXO:Temperature Compensated Crystal Oscillator)に用いられる関数発生回路である。図1に示すように、本実施形態の関数発生回路は、温度センサ1と、3次関数発生回路2と、調整データ記憶回路3と、外部制御端子4とを備える。
温度センサ1は、周囲温度に応じた温度特性信号、たとえば、温度に比例した1次温度特性の出力電流(Ilin)または1次温度特性の出力電圧(Vlin)を出力する。3次関数発生回路2は、温度特性信号に基づいて周囲温度に応じた特性を有する関数信号、たとえば、温度センサ1からの1次温度特性の出力電流(Ilin)または1次温度特性の出力電圧(Vlin1)を入力とし、それに比例した3次の温度特性電圧(Vcub)を発生する。
調整データ記憶回路3はPROM(プログラマブルロム)やRAM(ランダムアクセスメモリ)等を有し、3次関数発生回路2の出力特性を、PROMなど記録された制御データ(例えば、3次関数の係数や定数など)により調整する。
また、温度センサ1には、外部制御端子4が設けられ、外部制御端子4に外部制御信号、たとえば、制御電圧(Vinput)または制御電流(Iinput)を印加することにより、所定温度(例えば、常温T0)での温度センサ1の出力電流(Ilin)または出力電圧(Vlin)の値を可変に調整できる、すなわち、3次関数発生回路2の入力を変化させることが可能な機能が付加されている。なお、本実施形態では、所定温度を常温T0(例えば、27℃)とした場合について説明するが、これに限られるものではない。
この構成により、外部制御端子4から制御電圧(Vinput)または制御電流(Iinput)を入力し、温度センサ1の温度特性と相関が取れるように、出力電流(Ilin)または出力電圧(Vlin)の値を変化させる。これにより、3次関数発生回路2が発生する3次温度特性電圧の特性を常温で擬似的に評価し、その特性を調整データ記憶回路3に記録された制御データ(例えば、3次関数の係数や定数など)により調整することができる。このため、この3次関数発生回路の温度特性を常温で調整することにより、たとえば、TCXOとして水晶と合わせて製品を作る際の水晶発振回路の発振周波数の温度補償調整を常温で行うことができる。
図2は温度センサ1の第1の回路構成例を示す図であり、図1に示す温度センサ1をより具体的な回路例で示したものである。この温度センサ1には、NPNトランジスタQ1、Q2、Q3を有する第1のカレントミラー回路が内蔵され、親側となるNPNトランジスタQ1のエミッタには抵抗R1が接続され、第1の子側となるNPNトランジスタQ2のエミッタには抵抗R2を接続され、第2の子側となるNPNトランジスタQ3のエミッタには抵抗R3が接続される。
ここで、抵抗R1と抵抗R2は抵抗値およびその温度特性が略同一の抵抗であり、抵抗R3は、抵抗R2と常温において略同一の抵抗値を有するが、その温度特性が異なる抵抗である。
なお、第1のカレントミラー回路の親側のNPNトランジスタQ1のコレクタに、温度変化に影響されない特性を持つ定電流I0が流し込まれ、それに応じて、抵抗R2には電流I1(=I0)が流れ、抵抗R3には該抵抗R3と抵抗R2の抵抗値の温度変化に応じた電流I3が流れる。なお、R3=R2(T0)の場合は、I1=I3となる。
また、温度センサ1にはNPNトランジスタQ4、Q5を有する第2のカレントミラー回路も内蔵される。第2のカレントミラー回路の親側のPNPトランジスタQ4のコレクタとベースは、第1のカレントミラー回路の第1の子側であるNPNトランジスタQ2のコレクタに接続される。
第2のカレントミラー回路の子側のPNPトランジスタQ5のコレクタは、第1のカレントミラー回路の第2の子側であるNPNトランジスタQ3のコレクタに接続される。そして、親側のPNPトランジスタQ4のコレクタに電流I1(=I0)が流れ、子側のPNPトランジスタQ5のコレクタに電流I2(=I1)が流れる。なお、電流I1、I2は温度変化の影響を受けない定電流である。
このような構成により、第1のカレントミラー回路のエミッタ抵抗R2とR3の温度特性差で発生する電流I2とI3の電流誤差分(I2−I3)が、温度に対してほぼ1次に変化する温度センサ1の出力電流(Ilin)として出力される。
そして、第1のカレントミラー回路の第2の子側のNPNトランジスタQ3のエミッタ抵抗R3に接続された外部制御端子4から、常温で制御電圧(Vinput)を入力し、温度センサ1の温度特性と相関が取れるように、出力電流(Ilin)の値を変化させることにより、3次関数発生回路2が発生する3次温度特性電圧の特性を常温で擬似的に評価し、その特性を調整データ記憶回路3に記録された制御データにより調整する。
次に、図2に示す温度センサの具体的な動作及び温度特性の調整の原理について説明する。
図7(a)は、温度に対する温度センサ1の出力電流(Ilin)または出力電圧(Vlin)の出力特性を示している。この特性の具体例を、図2に示す温度センサ回路の動作で説明する。
図2の温度センサ内のNPNトランジスタQ1、Q2、Q3を有する第1のカレントミラー回路において、NPNトランジスタQ1とNPNトランジスタQ2のエミッタには、略同一の温度特性を持つ略同一の抵抗値の抵抗R1とR2が接続されているので、抵抗R2にはI0と略同一の温度変化に影響されない特性を持つ定電流I1が流れている(I1=I0)。
NPNトランジスタQ3のエミッタには、Q1およびQ2のエミッタに接続された抵抗R1、R2とは常温T0の抵抗値は略同一で、温度特性が異なる抵抗R3が接続されているので、I3には、常温から温度がずれたときに、抵抗R3とR2の温度特性差分だけI0から電流が変化した電流が流れる。また、電流I2は、I1をPNPトランジスタQ4、Q5を有する第2のカレントミラー回路でミラーされた電流なので、I1同様、温度変化の影響を受けない定電流である。
ここで、抵抗R2の1次の温度特性係数をΔr1t、抵抗R3の1次の温度特性係数をΔr2tとすると電流I3は、温度Tに対して式(1)で表され、また、I2は式(2)で表される。
I3 ≒ {1−(T−T0)×(Δr2t−Δr1t)}×I0 ・・・ (1)
I2 = I0 ・・・ (2)
そして、温度センサ1の出力には、温度の変化に対するI2とI3の電流誤差分が、出力電流Ilinとして出力されるので、上記式(1)、(2)より、Ilinは、式(3)で表される。
Ilin = I2−I3
≒ (T−T0)×(Δr2t−Δr1t)×I0 ・・・ (3)
したがって、Ilinは、図7(a)で示すように、温度Tに対して1次に変化する出力電流特性を示す。
図7(b)は、温度Tに対する3次関数発生回路2の出力電圧(Vcub)の出力特性を示している。この特性の具体例を、図2に示す回路例の動作で説明する。3次関数発生回路2は、その入力の入力電流値の3乗に比例する成分と、1乗に比例する成分と、0乗に比例する成分を足し合わせた出力電圧(Vcub)を出力する。
ここで、3乗の比例係数をα、1乗の比例係数をβ、0乗の比例係数をγとすると、入力電流Ilinは式(3)で表せるので、出力電圧(Vcub)は、式(4)で表され、Vcubは、図7(b)で示すように、温度に対して3次に変化する出力電圧特性を示す。
Vcub = α×(Ilin)+β×Ilin+γ
≒ α×{(T−T0)×(Δr2t−Δr1t)×I0}
+β×{(T−T0)×(Δr2t−Δr1t)×I0}+γ (4)
次に、温度センサ1の外部制御端子4に、制御電圧(Vinput)または制御電流(Iinput)を入力し、温度センサの出力電流(Ilin)または出力電圧(Vlin)を変化させる場合の例について説明する。
図7(c)は、制御電圧(Vinput)または制御電流(Iinput)に対する温度センサの出力電流(Ilin)または出力電圧(Vlin)の出力特性を示している。この特性の具体例について、図2に示す温度センサ回路の動作で説明する。
外部制御端子4は、NPNトランジスタQ3とエミッタ抵抗R3の間に接続されており、この外部制御端子4に、例えば、制御電圧(Vinput)を常温時(T=T0)に入力すると、VinputとVinputが入力される前のQ3のエミッタ電圧VEdefとの差分をI0で割った分だけ、R3の抵抗値が変化したのと等価になる。
したがって、電流I3は式(5)で表される。ここで、VEdefは式(6)で表される。
I3 ≒ {1−(Vinput−VEdef)/(I0×R3)}×I0 (5)
VEdef = I0×R3 ・・・ (6)
よって、この時、温度センサ1の出力電流Ilinは、式(2)、(5)、(6)より、式(7)で表される。したがって、出力電流Ilinは、図7(c)で示すように、制御電圧(Vinput)に対して1次に変化する特性を示す。
Ilin = I2−I3
≒ (Vinput/R3)−I0 ・・・ (7)
図7(e)は、制御電圧(Vinput)または制御電流(Iinput)に対する3次関数発生回路2の出力電圧(Vcub)の出力特性を示している。この特性の具体例を、図2に示す温度センサ1の回路の動作で説明する。これは、図7(b)と同様に、出力電圧(Vcub)は、入力電流Ilinが式(7)で表せることから、式(8)で表される。
Vcub = α×Ilin+β×Ilin+γ
≒ α×(Vinput/R3−I0)
+β×(Vinput/R3−I0)+γ ・・・ (8)
したがって、出力電圧(Vcub)は、図7(e)で示すような、制御電圧(Vinput)に対して3次に変化する出力電圧となる。上記のことから、温度Tと制御電圧(Vinput)の両方に対して、出力電圧(Vcub)は、3次で変化する特性を持っていることが分かる。
ここで、図2における3次の出力電圧(Vcub)に対する温度Tと制御電圧(Vinput)または制御電流(Iinput)の相関は、図7(d)の様に表せる。この具体例も図2の実施例で説明すると、式(3)、(7)の関係から、制御電圧(Vinput)は式(9)で表され、図7(d)に示すように、1次の相関で表せることが分かる。
Vinput = {1+(Δr2t−Δr1t)×(T−T0)}
×I0×R3 ・・・ (9)
以上、図2を用いて、本実施形態の温度センサの回路構成の一例について説明したが、以下、温度センサの他の回路構成例について説明する。
例えば、図3に示す温度センサの第2の回路構成例では、温度センサ1aをMOSトランジスタで構成した例であり、図2に示す温度センサ1内のNPNトランジスタをNchMOSトランジスタに、PNPトランジスタをPchMOSトランジスタに置き換えたものである。なお、特性、効果は、図2に示す温度センサ1と同等である。このように、温度センサ1aをMOSトランジスタで構成すると、関数発生回路を半導体基板上に集積化する場合に、集積度の向上および製造コストの削減が図れる。
また、図4に示す温度センサの第3の回路構成例は、第2のカレントミラー回路の親側のPNPトランジスタQ4のエミッタに、第1のカレントミラー回路の第2の子側のNPNトランジスタQ3のエミッタに挿入された抵抗R3と略同一の温度特性の抵抗R4を挿入する。また、第2のカレントミラー回路の子側のPNPトランジスタQ5のエミッタに、第1のカレントミラー回路の第1の子側のNPNトランジスタQ2のエミッタに挿入された抵抗R2と略同一の温度特性の抵抗R5を挿入したものである。
ここで、常温T0において、抵抗R4の抵抗値と抵抗R5の抵抗値との比は、抵抗R2の抵抗値と抵抗R3の抵抗値との比と略同一である。
これにより、温度センサ1bの温度特性による出力電流(Ilin)が、図2に示した温度センサ1と比べて約2倍となるが、その他の特性、効果は、図2に示した温度センサ1と同等である。
なお、図4に示す温度センサ1bの例では、温度センサ1の出力電流(Ilin)の温度特性が、図2に示した温度センサ1と比べて約2倍となる(感度が高くなる)ことにより、抵抗R1〜R6の抵抗値を小さくすることができ、抵抗素子側を小さくする(または、温度センサ1を半導体基板に集積する場合は、抵抗のための面積を小さくする)ことが可能になり、また同時に定電流(I0)の電流値を少なくすることができるので、装置の小型化と省電力化を図ることができる。
また、図5に示す温度センサの第4の回路構成例では、温度センサ1cの構成を、図4に示す温度センサ1bのNPNトランジスタをNchMOSトランジスタに置き換え、PNPトランジスタをPchMOSトランジスタに置き換えたものであり、特性、効果は、図4に示すものと同等である。
なお、図8は、図4に示した関数発生回路を実際に作成し、出力電圧Vcubの温度特性を測定した結果と、常温において制御電圧Vinputを変化させた時の出力電圧Vcubの出力特性を測定した結果を、上記式(9)の関係より、Vinputの電圧値を温度Tに換算した場合の結果として表したものである。図8より、出力電圧Vcubの温度特性を測定した結果と、常温で制御電圧Vinputを変化させて測定した出力電圧Vcubの出力電圧の結果は、ほぼ一致していることが分かる。
このような第1の実施形態の関数発生回路によれば、温度センサの外部制御端子4から制御信号、すなわち、制御電圧(Vinput)または制御電流(Iinput)を入力し、温度センサ1の出力信号、すなわち、出力電流(Ilin)または出力電圧(Vlin)の温度特性と相関が取れるように、出力信号を変化させることにより、3次関数発生回路2の3次温度特性電圧の温度特性を常温で擬似的に評価し、また、調整データ記憶回路3により出力特性の調整を行うことが可能になる。
したがって、関数発生回路が出力する出力信号に基づいて発振周波数が調整される温度補償型水晶発振回路や、この温度補償型水晶発振回路と水晶振動子とを備える水晶発振モジュールとして製造する際に、水晶発振回路の発振周波数の温度補償調整を常温で行うことが可能になる。
特に、携帯電話等の通信装置は、水晶発振回路の特性のばらつきは通信品質に重大な影響をもたらすため、高精度の水晶発振回路が求められる。したがって、この水晶発振回路の温度補償が重要となるが、この温度補償調整を常温で行うことにより周囲温度を実際に変化させる必要がなくなるので、製造に要する時間および工程を削減することができる。ここで、通信装置には、水晶発振回路と水晶振動子を別個に設けてもよいし、水晶発振回路と水晶振動子を含むモジュールとして設けてもよい。
なお、図2ないし図5では温度センサ1の電圧入力/電流出力の具体的な回路例を示したが、これらの構成に限られるものではなく、制御信号および出力信号は電圧および電流のいずれでも構わない。
(第2の実施形態)
第1の実施の形態では、温度センサ1に外部制御端子4を設けて、温度センサ1からの出力電流(Ilin)または出力電圧(Vlin)を変化させる例について示したが、本発明の第2の実施の形態では、温度センサは従来のままとし、3次関数発生回路2の入力電流もしくは入力電圧を直接可変する例について説明する。
図6は、本発明の第2の実施形態を説明するための関数発生回路の概略構成例を示す図である。第1の実施形態で説明した図1と重複する部分には同一の符号を付す。図6に示すように第2の実施形態の関数発生回路は、温度センサ1dと、3次関数発生回路2と、調整データ記憶回路3とを備える。
温度センサ1dは、周囲温度に応じた温度特性信号、たとえば、温度に比例した1次温度特性電流(Ilin)または1次温度特性電圧(Vlin)を出力する。3次関数発生回路2は、温度特性信号に基づいて周囲温度に応じた特性を有する関数信号、たとえば、温度センサ1dからの1次温度特性電流(Ilin)または1次温度特性電圧(Vlin1)を入力とし、それに比例した3次の温度特性電圧(Vcub)を発生する。
調整データ記憶回路3は、PROMやRAM等を有し、3次関数発生回路2の出力特性をPROMやRAMなどに記録された制御データ(例えば、3次関数の係数や定数など)により調整する。
また、温度センサ1dの出力と3次関数発生回路2の入力との間には、接続と開放を切り換えるスイッチSW1が挿入され、また、3次関数発生回路2の入力にスイッチSW2を介して直接つながる外部制御端子5が設けられる。常温でその外部制御端子5から外部制御信号、たとえば、制御電圧(Vinput)もしくは制御電流(Iinput)を印加して3次関数発生回路2の入力電流もしくは入力電圧を直接可変できる機能を付加している。
この構成により、SW1がオンでSW2がオフの状態では、温度センサ1dからの出力電流(Ilin)または出力電圧(Vlin)を3次関数発生回路2に入力し、温度センサ1dの通常の温度変化に対する3次温度特性電圧(Vcub)を発生させるように動作させる。そして、SW1がオフでSW2がオンの状態のときに、外部制御端子5から制御電圧(Vinput)または制御電流(Iinput)を入力し、温度センサ1dの出力電流(Ilin)または出力電圧(Vlin)の温度特性と相関が取れるように、3次関数発生回路2の出力電圧(Vcub)を変化させことにより、3次関数発生回路2が発生する3次温度特性電圧の温度特性を常温で擬似的に評価する。また、その特性を調整データ記憶回路3に記録される制御データ(例えば、3次関数の係数や定数など)により調整する。
次に、図6に示す関数発生回路の具体的な動作及び温度特性の調整の原理について説明する。
図7(a)は、温度Tに対する温度センサ1dの出力電流(Ilin)もしくは出力電圧(Vlin)の特性を示している。ここで、温度センサ1dは、その出力に温度に対して1次の特性を持った電流もしくは電圧を出力するので、B1、B2を1次の温度係数、I0、V0をIlin及びVlinの常温でのオフセットとすると、IlinまたはVlinは、式(10)、(11)の1次の特性で表される。
Ilin = B1×(T−T0)+I0 ・・・ (10)
Vlin = B2×(T−T0)+V0 ・・・ (11)
SW1がオンしてSW2がオフしているときには、式(10)もしくは式(11)で表される電流または電圧が3次関数発生回路2に入力される。そして、3次関数発生回路2は、その入力の入力電流値もしくは電圧値の3乗に比例する成分と1乗に比例する成分と0乗に比例する成分を足し合わせた出力電圧(Vcub)を出力する。したがって、3乗の比例係数をα1、α2、1乗の比例係数をβ1、β2、0乗の比例係数をγ1、γ2とすると、出力電圧(Vcub)は、式(12)または(13)で表され、図7(b)に示すような、温度に対して3次に変化する出力特性を示す。
Vcub = α1×Ilin+β1×Ilin+γ1
≒ α1×{B1×(T−T0)+I0}
+β1×{B1×(T−T0)+I0}+γ1 ・・・ (12)
Vcub = α2×Vlin+β2×Vlin+γ2
≒ α2×{B2×(T−T0)+V0}
+β2×{B2×(T−T0)+V0}+γ2 ・・・ (13)
図7(c)は、SW1がオフしSW2がオンしているときの制御電圧(Vinput)または制御電流(Iinput)に対する3次関数発生回路2の入力電流(Ilin)または入力電圧(Vlin)の特性を示している。この時、外部制御端子5は3次関数発生回路2の入力と直接接続されているので、VlinまたはIlinは、式(14)または(15)で表せる。
Vlin = Vinput ・・・ (14)
Ilin = Iinput ・・・ (15)
したがって、出力電圧(Vcub)は、式(16)または(17)で表され、図7(e)で示すような、制御信号、すなわち、制御電圧(Vinput)または制御電流(Iinput)に対して3次に変化する出力特性を示す。
Vcub = α1×Iinput+β1×Iinput+γ1 ・・・(16)
Vcub = α2×Vinput+β2×Vinput+γ2 ・・・(17)
上記のことから、温度Tと制御電圧(Vinput)または制御電流(Iinput)の両方に対して、出力電圧(Vcub)は、3次で変化する特性を持っていることが分かる。
ここで、図6における3次の出力電圧(Vcub)に対する温度Tと制御電圧(Vinput)または制御電流(Iinput)との相関は、式(10)、(14)または(11)、(15)の関係から、式(18)または(19)の関係が成立するので、図7(d)に示すように、1次の相関で表すことができる。
Iinput = B1×(T−T0)+I0 ・・・ (18)
Vinput = B2×(T−T0)+V0 ・・・ (19)
このような第2の実施形態の関数発生回路によれば、外部制御端子側5から入力される制御信号、すなわち、制御電圧(Vinput)または制御電流(Iinput)を、温度センサ1dの出力信号、すなわち、出力電流(Ilin)または出力電圧(Vlin)の温度特性と相関が取れるように変化させることにより、3次関数発生回路2が発生する3次温度特性電圧の温度特性を常温で擬似的に評価し、調整データ記憶回路3に記録する制御データ(例えば、3次関数の係数や定数など)により、3次関数発生回路2の特性を調整することができる。
したがって、関数発生回路が出力する出力信号に基づいて発振周波数が調整される温度補償型水晶発振回路や、この温度補償型水晶発振回路と水晶振動子とを備える水晶発振モジュールとして製造する際に、水晶発振回路の発振周波数の温度補償調整を常温で行うことができる。
本発明の関数発生回路およびその温度特性調整方法は、関数発生回路の温度特性を所定温度で評価できる効果を有し、温度補償型水晶発振回路や温度補償型水晶発振回路と水晶振動子とを有する水晶発振モジュール、また、これらを備えた携帯電話等の通信装置等に有用である。
本発明の第1の実施形態を説明するための関数発生回路の構成例を示す図 温度センサの第1の回路構成例を示す図 温度センサの第2の回路構成例を示す図 温度センサの第3の回路構成例を示す図 温度センサの第4の回路構成例を示す図 本発明の第2の実施形態を説明するための関数発生回路の構成例を示す図 本発明の実施形態による関数発生回路の各部の出力信号の特性図 出力電圧Vcubの温度特性の測定結果を示す図 従来の関数発生回路の第1の構成例を示す図 従来の関数発生回路の第2の構成例を示す図
符号の説明
1、1a、1b、1c、1d 温度センサ
2 3次関数発生回路
3 調整データ記憶回路
4、5 外部制御端子
Vcc 電源電圧
Vcub 3次温度特性電圧
Ilin 温度センサの出力電流
Vlin 温度センサの出力電圧
Iinput 制御電流
Vinput 制御電圧
Q1 第1のカレントミラー回路の親側のNPNトランジスタ
Q2 第1のカレントミラー回路の第1の子側のNPNトランジスタ
Q3 第1のカレントミラー回路の第2の子側のNPNトランジスタ
Q4 第2のカレントミラー回路の親側のPNPトランジスタ
Q5 第2のカレントミラー回路の子側のPNPトランジスタ
M1 第1のカレントミラー回路の親側のNchMOSトランジスタ
M2 第1のカレントミラー回路の第1の子側のNchMOSトランジスタ
M3 第1のカレントミラー回路の第2の子側のNchMOSトランジスタ
M4 第2のカレントミラー回路の親側のPchMOSトランジスタ
M5 第2のカレントミラー回路の子側のPchMOSトランジスタ
R1、R2、R3、R4、R5 抵抗
SW1、SW2 スイッチ

Claims (14)

  1. 周囲温度に応じた温度特性信号を出力する温度センサと、
    前記温度センサの出力信号に応じて関数信号を発生する関数発生部と、
    前記関数発生部の出力特性を調整するための制御部と、
    前記温度センサの出力信号を周囲温度と独立して変化させるための外部制御信号を入力する外部入力部とを備える関数発生回路。
  2. 請求項1記載の関数発生回路であって、
    前記外部入力部は前記温度センサに接続され、
    前記温度センサは、入力される前記外部制御信号に応じて周囲温度と独立して変化させることができる信号であって、かつ、前記周囲温度が所定温度の状態で前記所定温度からの所望温度ずれた温度に対応する前記温度特性信号と相関のある信号を、前記温度センサの前記出力端に出力するものである関数発生回路。
  3. 周囲温度に応じた温度特性信号を出力する温度センサと、
    前記温度センサの出力信号を入力端に与えて関数信号を発生する関数発生部と、
    前記関数発生部の出力特性を調整するための制御部と、
    前記関数発生部の入力端に与える信号を周囲温度と独立して変化させるための外部制御信号を入力する外部入力部とを備える関数発生回路。
  4. 請求項1または2記載の関数発生回路であって、
    前記温度センサは、
    定電流源がコレクタに接続されるとともに、前記コレクタとベースが接続された第1導電型の第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのベースに、ベースが接続された第1導電型の第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのベースおよび前記第2のトランジスタのベースに、ベースが接続された第1導電型の第3のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのエミッタに接続された第1の抵抗と、
    前記第2のトランジスタのエミッタに接続され、前記第1の抵抗と温度特性が略同一の第2の抵抗と、
    前記第3のトランジスタのエミッタに接続され、前記第2の抵抗と前記所定温度における抵抗値は略同一で、温度特性は異なる第3の抵抗と、
    前記第2のトランジスタのコレクタに、コレクタおよびベースが接続された、前記第1導電型と異なる導電型である第2導電型の第4のトランジスタと、
    前記第3のトランジスタのコレクタに、コレクタが接続されるとともに、前記第4のトランジスタのベースに、ベースが接続された第2導電型の第5のトランジスタと、
    前記第3のトランジスタのコレクタと、前記第5のトランジスタのコレクタとの間に接続された、前記温度特性信号を出力する出力端子と、
    を有し、
    前記外部入力部は、前記第3のトランジスタのエミッタと、前記第3の抵抗との間に接続されるものである関数発生回路。
  5. 請求項1または2記載の関数発生回路であって、
    前記温度センサは、
    定電流源がコレクタに接続されるとともに、前記コレクタとベースが接続された第1導電型の第1のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのベースに、ベースが接続された第1導電型の第2のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのベースおよび前記第2のトランジスタのベースに、ベースが接続された第1導電型の第3のトランジスタと、
    前記第1のトランジスタのエミッタに接続された第1の抵抗と、
    前記第2のトランジスタのエミッタに接続され、前記第1の抵抗と温度特性が略同一の第2の抵抗と、
    前記第3のトランジスタのエミッタに接続され、前記第2の抵抗と温度特性が異なる第3の抵抗と、
    前記第2のトランジスタのコレクタに、コレクタおよびベースが接続された、前記第1導電型と異なる導電型である第2導電型の第4のトランジスタと、
    前記第3のトランジスタのコレクタに、コレクタが接続されるとともに、前記第4のトランジスタのベースに、ベースが接続された第2導電型の第5のトランジスタと、
    前記第4のトランジスタのエミッタに接続され、前記第3の抵抗と温度特性が略同一の第4の抵抗と、
    前記第5のトランジスタのエミッタに接続され、前記第1の抵抗と温度特性が略同一の第5の抵抗と、
    前記第3のトランジスタのコレクタと、前記第5のトランジスタのコレクタとの間に接続された、前記温度特性信号を出力する出力端子と、
    を有し、
    前記所定温度において、前記第2の抵抗の抵抗値と前記第3の抵抗の抵抗値との比が、前記第4の抵抗の抵抗値と前記第5の抵抗の抵抗値との比と略同一であり、
    前記外部入力部は、前記第3のトランジスタのエミッタと、前記第3の抵抗との間に接続されるものである関数発生回路。
  6. 請求項1または2記載の関数発生回路であって、
    前記温度センサは、
    定電流源がドレインに接続されるとともに、前記ドレインとゲートが接続された第1導電型の第1のMOSトランジスタと、
    前記第1のMOSトランジスタのゲートに、ゲートが接続された第1導電型の第2のMOSトランジスタと、
    前記第1のMOSトランジスタのゲートおよび前記第2のトランジスタのゲートに、ゲートが接続された第1導電型の第3のMOSトランジスタと、
    前記第1のMOSトランジスタのソースに接続された第1の抵抗と、
    前記第2のMOSトランジスタのソースに接続され、前記第1の抵抗と温度特性が略同一の第2の抵抗と、
    前記第3のMOSトランジスタのソースに接続され、前記第2の抵抗と前記所定温度における抵抗値は略同一で、温度特性は異なる第3の抵抗と、
    前記第2のMOSトランジスタのドレインに、ドレインおよびゲートが接続された前記第1導電型と異なる導電型である第2導電型の第4のMOSトランジスタと、
    前記第3のMOSトランジスタのドレインに、ドレインが接続されるとともに、前記第4のMOSトランジスタのゲートに、ゲートが接続された第2導電型の第5のMOSトランジスタと、
    前記第3のMOSトランジスタのドレインと、前記第5のMOSトランジスタのドレインとの間に接続された、前記温度特性信号を出力する出力端子と、
    を有し、
    前記外部入力部は、前記第3のMOSトランジスタのソースと、前記第3の抵抗との間に接続されるものである関数発生回路。
  7. 請求項1または2記載の関数発生回路であって、
    前記温度センサは、
    定電流源がドレインに接続されるとともに、前記ドレインとゲートが接続された第1導電型の第1のMOSトランジスタと、
    前記第1のMOSトランジスタのゲートに、ゲートが接続された第1導電型の第2のMOSトランジスタと、
    前記第1のMOSトランジスタのゲートおよび前記第2のトランジスタのゲートに、ゲートが接続された第1導電型の第3のMOSトランジスタと、
    前記第1のMOSトランジスタのソースに接続された第1の抵抗と、
    前記第2のMOSトランジスタのソースに接続され、前記第1の抵抗と温度特性が略同一の第2の抵抗と、
    前記第3のMOSトランジスタのソースに接続され、前記第2の抵抗と温度特性が異なる第3の抵抗と、
    前記第2のMOSトランジスタのドレインに、ドレインおよびゲートが接続された前記第1導電型と異なる導電型である第2導電型の第4のMOSトランジスタと、
    前記第3のMOSトランジスタのドレインに、ドレインが接続されるとともに、前記第4のMOSトランジスタのゲートに、ゲートが接続された第2導電型の第5のMOSトランジスタと、
    前記第4のMOSトランジスタのソースに接続され、前記第3の抵抗と抵抗値および温度特性が略同一の第4の抵抗と、
    前記第5のMOSトランジスタのソースに接続され、前記第1の抵抗と抵抗値および温度特性が略同一の第5の抵抗と、
    前記第3のMOSトランジスタのドレインと、前記第5のMOSトランジスタのドレインとの間に接続された、前記温度特性信号を出力する出力端子と、
    を有し、
    前記所定温度において、前記第2の抵抗の抵抗値と前記第3の抵抗の抵抗値との比が、前記第4の抵抗の抵抗値と前記第5の抵抗の抵抗値との比と略同一であり、
    前記外部入力部は、前記第3のMOSトランジスタのソースと、前記第3の抵抗との間に接続されるものである関数発生回路。
  8. 請求項1または3記載の関数発生回路であって、
    前記外部入力部からの前記外部制御信号および前記温度特性信号のいずれか一方を選択して前記関数発生部に出力する選択部を更に備える関数発生回路。
  9. 請求項1ないし8のいずれか一項記載の関数発生回路であって、前記関数信号は3次関数特性を有する関数発生回路。
  10. 請求項1ないし9のいずれか一項記載の関数発生回路と、前記関数発生回路が出力する前記関数信号に基づいて発振周波数が調整される発振回路とを備える温度補償型水晶発振回路。
  11. 請求項10記載の温度補償型水晶発振回路と、水晶振動子とを備える水晶発振モジュール。
  12. 請求項11記載の水晶発振モジュールを備える通信端末。
  13. 請求項10記載の温度補償型水晶発振回路と、水晶振動子とを備える通信端末。
  14. 周囲温度に応じた温度特性信号を出力する温度センサと、前記温度センサの出力信号に応じて関数信号を発生する関数発生部と、前記関数発生部の出力特性を調整するための制御部と、前記温度センサに接続された外部入力部と、を備える関数発生回路の温度特性調整方法であって、
    前記周囲温度が所定温度の状態で前記外部入力部に外部制御信号を入力する第1のステップと、
    前記入力された外部制御信号に応じて、周囲温度と独立して変化させることができる信号であって、かつ、前記周囲温度が所定温度の状態で前記所定温度からの所望温度ずれた温度に対応した前記温度特性信号と相関のある信号が前記温度センサの出力信号として出力され、前記出力信号に応じた前記関数信号を発生する第2のステップと、
    前記所定温度の状態で、前記第1および第2のステップを繰り返すことにより前記関数信号の温度特性を得る第3のステップと、
    前記制御部により前記関数発生部の出力特性を調整する第4のステップと、
    を備える関数発生回路の温度特性調整方法。
JP2003366045A 2003-10-27 2003-10-27 関数発生回路および関数発生回路の温度特性調整方法 Expired - Fee Related JP4044027B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003366045A JP4044027B2 (ja) 2003-10-27 2003-10-27 関数発生回路および関数発生回路の温度特性調整方法
CN200410094231.XA CN1667943A (zh) 2003-10-27 2004-10-27 函数产生电路和用于函数产生电路的温度特性控制方法
US10/973,400 US7253695B2 (en) 2003-10-27 2004-10-27 Function generating circuit and temperature characteristic controlling method for function generating circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003366045A JP4044027B2 (ja) 2003-10-27 2003-10-27 関数発生回路および関数発生回路の温度特性調整方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005130372A JP2005130372A (ja) 2005-05-19
JP4044027B2 true JP4044027B2 (ja) 2008-02-06

Family

ID=34543762

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003366045A Expired - Fee Related JP4044027B2 (ja) 2003-10-27 2003-10-27 関数発生回路および関数発生回路の温度特性調整方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US7253695B2 (ja)
JP (1) JP4044027B2 (ja)
CN (1) CN1667943A (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4059056B2 (ja) * 2002-10-18 2008-03-12 株式会社デンソー センサ装置およびセンサ装置の出力特性切換方法
JP2007104162A (ja) * 2005-10-03 2007-04-19 Kawasaki Microelectronics Kk 水晶発振器の製造方法及び水晶発振器
JP4986575B2 (ja) * 2006-10-31 2012-07-25 京セラクリスタルデバイス株式会社 温度補償型圧電発振器の検査方法
JP2009004918A (ja) * 2007-06-19 2009-01-08 Sharp Corp 携帯通信端末及びその温度補償方法
JP2009141792A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Mitsumi Electric Co Ltd 温度補償型水晶発振回路
CN101739052B (zh) * 2009-11-26 2012-01-18 四川和芯微电子股份有限公司 一种与电源无关的电流参考源
CN102486414B (zh) * 2010-12-01 2015-10-28 上海复旦微电子股份有限公司 温度传感器电路
CN103715984B (zh) * 2012-09-28 2016-08-17 富士通株式会社 一种接收信号强度指示的温度补偿方法和装置
FR3005223B1 (fr) * 2013-04-30 2015-04-24 Sagem Defense Securite Procede de commande d'un dispositif piezoelectrique a element piezoelectrique rapporte sur un support
JP6720532B2 (ja) * 2016-01-06 2020-07-08 セイコーエプソン株式会社 回路装置、発振器、電子機器及び移動体
US11747212B2 (en) 2018-02-22 2023-09-05 King Fahd University Of Petroleum And Minerals Tunable CMOS temperature sensor

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4779161A (en) * 1986-01-22 1988-10-18 Ge Company Multi-driver integrated circuit
JPH08116214A (ja) 1994-10-17 1996-05-07 Fujitsu Ltd 関数発生装置及び温度補償付き発振回路
TW342555B (en) * 1995-09-27 1998-10-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd Function generating circuit
JP3310550B2 (ja) 1996-01-23 2002-08-05 日本電波工業株式会社 温度補償水晶発振器およびその特性最適化方法
JPH10270942A (ja) 1997-03-26 1998-10-09 Toyo Commun Equip Co Ltd 温度補償水晶発振器とその調整方法
JP3129240B2 (ja) 1997-06-13 2001-01-29 松下電器産業株式会社 電流発生回路
RU2189106C2 (ru) 1997-07-11 2002-09-10 Мацушита Электрик Индастриал Ко., Лтд. Функциональный преобразователь, блок кварцевого генератора и способ его подстройки
JP2001267847A (ja) * 2000-03-17 2001-09-28 Asahi Kasei Microsystems Kk 温度補償型水晶発振器及び水晶発振器の温度補償方法
JPWO2003021765A1 (ja) * 2001-08-29 2004-12-24 セイコーエプソン株式会社 発振器及び通信機器
JP2003152450A (ja) 2001-11-16 2003-05-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd 水晶発振回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005130372A (ja) 2005-05-19
CN1667943A (zh) 2005-09-14
US7253695B2 (en) 2007-08-07
US20050099239A1 (en) 2005-05-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4044027B2 (ja) 関数発生回路および関数発生回路の温度特性調整方法
JPH0918234A (ja) 温度補償圧電発振器
JP4895690B2 (ja) 関数生成回路
US8653420B2 (en) Temperature control circuit of oven controlled crystal oscillator
JP2008054134A (ja) リング発振器及びそれを備えた半導体集積回路及び電子機器
US20150137896A1 (en) Calibrating temperature coefficients for integrated circuits
US9013244B2 (en) Oscillating device, oscillating element and electronic apparatus
US9658637B2 (en) Low power proportional to absolute temperature current and voltage generator
JP2003273654A (ja) 温度特性補償装置
JP2013009419A (ja) 温度補償型圧電発振器の調整方法およびその方法により調整された温度補償型圧電発振器
US5999063A (en) Temperature-compensated crystal oscillator using square-law converter circuits for lower and higher temperature sides
KR102054965B1 (ko) 해상도가 개선된 타임 도메인의 온도 센서 회로
JP4677735B2 (ja) 定電流源回路
JP7437905B2 (ja) 温度制御回路、発振制御回路及び温度制御方法
JP5082988B2 (ja) 温度補償型圧電発振器の調整方法およびその方法により調整された温度補償型圧電発振器
JP5977197B2 (ja) 温度制御回路、恒温槽型圧電発振器、および温度制御方法
JP2002135051A (ja) 圧電発振器
JP2975411B2 (ja) 温度補償圧電発振器
JPH09298422A (ja) Tco回路
JP2000286636A (ja) 電圧制御発振器
JP4986575B2 (ja) 温度補償型圧電発振器の検査方法
JP2002026658A (ja) 水晶発振回路
JP4978134B2 (ja) 電圧制御型発振回路
JP4538913B2 (ja) 温度補償圧電発振器
JP2016082472A (ja) 発振器及びそのキャリブレーション方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050627

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061115

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070104

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070328

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070528

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071017

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071114

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111122

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121122

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131122

Year of fee payment: 6

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees