JP4039511B2 - 清掃具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は清掃具に関する。
【0002】
【従来の技術】
清掃具として、例えば、実開平6−62960号に記載されたものがある。
【0003】
この清掃具は、上面中央より棒状の柄を延設した板状の本体底面より、上面前後縁部に巻き付けられた清掃用シートの両端部を、本体上に設けた固定手段により固定して、着脱可能に装着している。また、これらの清掃具は本体上面より延設した柄の存在で、手の届き難い場所の清掃やできるだけ腰をかがめないでの清掃等ができる如く構成している。
【0004】
しかしながら、使用後の収納の際には本体と柄が一体となっているため、場所を取り、収納しずらい欠点があり、また、手は届くが狭い場所等の清掃の場合には柄が邪魔をして清掃し難い場合がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記した点に鑑みなされたもので、使用時には手の届かない場所への清掃も簡単に行うことができ、使用後にはコンパクトな状態で保管させておくことができ、取り外した柄を紛失する等の不都合もなく、しかも構造も簡単で製造が容易な清掃具を提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、清掃シート4を装着させる板状をなす清掃具本体2と、該本体上に基端部3aを着脱可能に嵌合させて上方へ延設した柄3とを備えてなる清掃具であって、取り外した柄3を、清掃具本体2表面へ、寝かせた状態で着脱自在に嵌着できる如く構成した。
【0007】
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、上記取り外した柄3の清掃具本体2への着脱自在な嵌着が、清掃具本体2上に突設した嵌合突起14に、清掃具本体2上に載置した柄3の下面に開口した嵌合筒部15を嵌着させてなる。
【0008】
第3の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、上記取り外した柄3の清掃具本体2への着脱自在な嵌着が、清掃具本体2上に突設した一対の挟持用突部16間に、寝かせた状態の柄3の両側を挟持させてなる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0010】
図面に示す如く、本発明の清掃具1は、清掃具本体2と、柄3とを備えている。
【0011】
清掃具本体2は合成樹脂等により形成されもので、清掃シート4を装着させる板状をなしている。清掃具本体2の形状は、図示例の如く平面視長方形のものに限らず、種々の形状を選択することができる。
【0012】
本発明の清掃具1に使用される清掃シート4は、不織布、紙、合成樹脂等で形成された従来のこの種の清掃具に使用されているものが使用でき、清掃具本体2の底面に巻き付けて、その両端縁部を本体上面前後に於いて固定する。図示例では、清掃具本体2の上面四隅にスリット5を形成して清掃シート固定部を形成しており、各固定部に清掃シート4の四隅を挿入挟持させる如く構成している。尚、この清掃シート4の固定手段はこれに限らず、従来のこの種の清掃具におけるシート固定手段を採用することができる。
【0013】
柄3は合成樹脂等により形成されたもので、清掃具本体2上に基端部3aを着脱可能に嵌合させて上方へ延設している。また、柄3は基端部3aより垂直状に起立したものであってもよいが、図示例の如く基端部3a上方より屈折して側方へ延びる形態のものを採用するとより扱い易い。
【0014】
柄基端部3aの清掃具本体2上への着脱自在な嵌合手段は種々採用することができ、例えば、図1に示す如く、清掃具本体2上に設けた嵌合凹部6内に基端部3aを回動可能且つ所定回動位置での抜け出しを可能に嵌合させて着脱自在に装着したもの、或いは、図5に示す如く、嵌合凹部6内に基端部3aを嵌着するとともに、基端部3a外面と嵌合凹部6内面とを凹凸係合手段Aを介して係合させ、且つ、着脱が自在に装着したものなどが挙げられるが、当然これらに限られず着脱が可能な構成であれば採用できる。
【0015】
柄基端部3aの清掃具本体2上への着脱自在な嵌合手段の一例として、図1の実施例では、嵌合凹部6内面に突設し且つ所定位置に挿入用の切欠7を穿設した内周面が円形をなす係止突条8下面に、柄3の外面下部所定位置に突設した係合突起9を、上記切欠7より挿入して回動可能に嵌合させている。装着された係合突起9は、図2に示す如く、係止突条8下面と嵌合凹部6の底面6aとの間に挟持される如く嵌合して、柄3を回動することにより、両者間を摺動して任意位置に係止される如く構成している。また、清掃具本体2の長手後方と直行する方向に柄3が傾倒する場合と、長手方向に沿った方向に柄が傾倒する場合を考慮して、それ以外の位置で係合突起9が外れる如く切欠7及び係合突起9の位置を決定している。
【0016】
また、柄基端部3aの清掃具本体2上への着脱自在な嵌合手段の他の一例として、図4の実施例では、前縁が円弧状に湾曲突出した四角形状部分から両側に翼状の突部をそれぞれ突設した平面視奴凧状の嵌合凹部6を凹設し、該嵌合凹部6内に、両側に腕10を突設した筒状の基端部3aを嵌着させている。
【0017】
また、基端部3aの筒壁を内外方向揺動可能に画成した揺動板部11を設けるとともに、該揺動板部11外面と対向する嵌合凹部6内面とを凹凸係合手段Aを介して係合させ、且つ、揺動板部11の押込みによりその外面の凹凸係合手段Aの係合が外れる如く構成している。更に、具体的には、揺動板部11外面下部と各腕10の後面にそれぞれ係合凸部12を設けるとともに、基端部3a嵌着時に対応する嵌合凹部6内面にそれぞれ係合凹部13を設けている。
【0018】
本発明の清掃具1は、非使用時におけるコンパクトな保管,或いは、柄3の取り外しによる一方の紛失等の防止を目的として、取り外した柄3を、清掃具本体2表面へ、寝かせた状態で着脱自在に嵌着できる如く構成している。
【0019】
取り外した柄3の寝かした状態での嵌着手段は、上記した要件を満たせば種々の手段を採用できるが、例えば、清掃具本体2上に突設した嵌合突起14に、清掃具本体2上に載置した柄3の下面に開口した嵌合筒部15を嵌着させてなるものが挙げられる。
【0020】
この場合、係合突起9の突設位置としては、柄3や清掃シート4の固定の邪魔にならない部分に突設すると良く、その数も必要に応じて適宜選択すると良く、図示例の如き二箇所に限らず、一箇所であっても、三箇所以上であっても良い。一方、柄3の嵌合筒部15は、嵌合突起14の位置に対応させた所定位置に、対応数設けたもので、嵌合突起14の突設位置と関連させて、柄3を嵌着した清掃具本体2ができるだけコンパクトな状態となる如き位置に設けると良い。
【0021】
図1の実施例はその一例を示すもので、上記嵌合凹部6を挟んで左右の清掃具本体2上面に一対の円筒状をなす嵌合突起14を突設し、一方、柄3の装着時下方を向く面を開放するとともに、柄3の頂板部分内面所定位置より一対の円筒状をなす嵌合筒部15を一体に垂設している。そして、図3に示す如く、取り外した柄3を清掃具本体2上に、その嵌合筒部15を嵌合突起14に嵌合させて固定する如く構成している。この場合、柄3の両端部分ができるだけ清掃具本体2両側より突設しないように各嵌合突起14及び嵌合筒部15の位置をそれぞれ設定している。
【0022】
取り外した柄の寝かした状態での嵌着手段の別の例として、清掃具本体2上に突設した少なくとも一対の挟持用突部16間に、寝かせた状態の柄3の両側を挟持させてなるものが採用できる。この場合の挟持用突部16も同様に柄3や清掃シート4の固定の邪魔にならない部分に突設すると良く、柄3を嵌着した清掃具本体2ができるだけコンパクトな状態となる如き位置に突設すると良い。また、その数も必要に応じて適宜選択すると良く、図示例の如き二対に限らず、一対であっても、三対以上であっても良い。
【0023】
図4の実施例はその一例を示すもので、清掃具本体2上面の上記嵌合凹部6を挟んだ左右に、それぞれ前後一対の板状をなす挟持用突部16を突設し、各挟持用突部16間に寝かせた状態の柄3の両側を挟持させるごとく構成している。本実施例では清掃具本体2の上面前後に、長手方向に沿って一対の把持用突部17を突設しており、各把持用突部17の内側所定位置より各一対の挟持用突部16を突設している。そして、図6に示す如く、取り外した柄3を清掃具本体2上に、その両側を挟持用突部16により挟持させて載置する如く構成している。
【0024】
上記の如き清掃具1を使用する場合には、例えば、図1の実施例の場合には、上方より各係合突起9を各切欠7の位置にあわせて柄3の基端部3aを嵌合凹部6内に挿入し、各係合突起9を切欠7を介してその下方へ押し込み、次いで回動させることにより装着することができ、また、図4に示す実施例の場合には、上方より柄3の基端部3aを嵌合凹部6内に挿入嵌合させ、係合凸部12を係合凹部13に係合させて装着する。次いで所定の手段で清掃具本体2に清掃シート4を装着後使用する。場所によっては柄3を装着する前に清掃シート4を装着して、柄3を外した状態で把持用突部17を掴んで使用することもできる。
【0025】
使用後柄3を外す場合には、図1に示す実施例では、所定角度回動させて引き上げれば容易に取り外すことができ、また、図4の実施例では、指等により揺動板部 11 を押込みつつ柄3を清掃具本体2に対して上方へ引き上げれば容易に取り外すことかできる。
【0026】
取り外した柄3は、図1の実施例の場合には、図3に示す如く、図4に示す実施例では、図6に示す如く、清掃具本体2上に嵌着固定してコンパクトな状態で保管することができる如く構成している。
【0027】
【発明の効果】
以上説明した如く、本発明の清掃具は、既述構成としたことにより、使用後には柄3を取り外してコンパクトな状態で収納,保管することができるものである。しかも、柄3と清掃具本体2とが一体に保管できるため、一方の紛失等の不都合を生じない。更に、柄3を外せば柄3を付けたままでは清掃し難い細部の清掃を行える利点も兼ね備えている。また、構造も簡単で製造が容易に行える利点も兼ね備える。
【0028】
また、清掃具本体2上に突設した嵌合突起14に、清掃具本体2上に載置した柄3の下面に開口した嵌合筒部15を嵌着させて,取り外した柄3を清掃具本体2へ着脱自在に嵌着してなるものにあっては、嵌合突起14を突設する位置が比較的自由に選択できる利点を兼ね備えている。
【0029】
また、清掃具本体2上に突設した一対の挟持用突部16間に、寝かせた状態の柄3の両側を挟持させて、取り外した柄3を清掃具本体2へ着脱自在に嵌着しているものにあっては、取り外した柄3の寝かした状態での嵌着位置が適当位置で行えるため容易であり、多少のズレがあっても容易に嵌着することができるとともに、その補正も容易に行える利点を兼ね備えている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す分解斜視図である。
【図2】同実施例の柄の装着係止形態を説明する説明図である。
【図3】同実施例の外した柄を清掃具本体上に嵌着した状態の側面図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す分解斜視図である。
【図5】同実施例の柄の装着係止形態を説明する説明図である。
【図6】同実施例の外した柄を清掃具本体上に嵌着した状態の斜視図である。
【符号の説明】
2…清掃具本体,3…柄,3a…基端部,4…清掃シート,14…嵌合突起,
15…嵌合筒部,16…挟持用突部
Claims (3)
- 清掃シート4を装着させる板状をなす清掃具本体2と、該本体上に基端部3aを着脱可能に嵌合させて上方へ延設した柄3とを備えてなる清掃具であって、取り外した柄3を、清掃具本体2表面へ、寝かせた状態で着脱自在に嵌着できる如く構成したことを特徴とする清掃具。
- 上記取り外した柄3の清掃具本体2への着脱自在な嵌着が、清掃具本体2上に突設した嵌合突起14に、清掃具本体2上に載置した柄3の下面に開口した嵌合筒部15を嵌着させてなる請求項1記載の清掃具。
- 上記取り外した柄3の清掃具本体2への着脱自在な嵌着が、清掃具本体2上に突設した一対の挟持用突部16間に、寝かせた状態の柄3の両側を挟持させてなる請求項1記載の清掃具。
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