JP4039390B2 - ハイブリッド車のモード遷移制御装置およびモード遷移制御方法 - Google Patents
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Description
前記エンジンと差動装置のエンジンが割り当てられる要素との間に介装された第1クラッチと、前記エンジンと第1モータジェネレータとの間に介装された第2クラッチと、前記第1モータジェネレータと差動装置の第1モータジェネレータが割り当てられる要素との間に介装された第3クラッチと、を設け、
走行モードとして、第1クラッチを解放することで差動装置とエンジンとを切り離した電気自動車走行モードと、第1クラッチを締結することで差動装置とエンジンとを連結したハイブリッド車走行モードと、を有し、
前記電気自動車走行モードからハイブリッド車走行モードへのモード遷移指令時、第1クラッチと第3クラッチを解放し第2クラッチを締結した状態で、第1モータジェネレータを回転数制御することによりエンジン回転数を所定回転数に制御し、エンジン回転数がハイブリッド変速機入力回転数に一致したら第1クラッチを締結するモード遷移制御手段を設けた。
図1は実施例1のモード遷移制御装置が適用されたハイブリッド車の駆動系を示す全体システム図である。実施例1のハイブリッド車の駆動系は、図1に示すように、エンジンEと、第1モータジェネレータMG1(ジェネレータ)と、第2モータジェネレータMG2(モータジェネレータ)と、出力軸OUT(出力部材)と、これらの入出力要素E,MG1,MG2,OUTが連結される差動装置(第1遊星歯車PG1、第2遊星歯車PG2、第3遊星歯車PG3)を有するハイブリッド変速機と、を備えている。
前記第1回転メンバM1(S1,S2)には、第2モータジェネレータMG2が連結されている。
前記第2回転メンバM2(R1,R3)には、入出力要素の何れにも連結されていない。
前記第3回転メンバM3(PC2,R3)には、エンジンクラッチECを介してエンジンEが連結されている。
前記第1ピニオンキャリアPC1には、ハイクラッチHCを介して第2モータジェネレータMG2が連結されている。また、ローブレーキLBを介して変速機ケースTCに連結されている。
前記第2リングギヤR2には、モータジェネレータクラッチMGCを介して第1モータジェネレータMG1が連結されている。また、ハイローブレーキHLBを介して変速機ケースTCに連結されている。
前記第3ピニオンキャリアPC3には、出力軸OUTが連結されている。なお、出力軸OUTからは、図外のプロペラシャフトやディファレンシャルやドライブシャフトを介して左右の駆動輪に駆動力が伝達される。
さらに、前記エンジンEと第1モータジェネレータMG1とは、シリーズクラッチSCを介して連結されている。
実施例1におけるハイブリッド車の制御系は、図1に示すように、エンジンコントローラ1と、モータコントローラ2と、インバータ3と、バッテリ4と、油圧制御装置5と、統合コントローラ6と、アクセル開度センサ7と、車速センサ8と、エンジン回転数センサ9と、第1モータジェネレータ回転数センサ10と、第2モータジェネレータ回転数センサ11と、第3リングギヤ回転数センサ12と、第2リングギヤ回転数センサ13と、を有して構成されている。
走行モードとしては、ローギヤ固定モード(以下、「Lowモード」という。)と、ロー側無段変速モード(以下、「Low-iVTモード」という。)と、2速固定モード(以下、「2ndモード」という。)と、ハイ側無段変速モード(以下、「High-iVTモード」という。)と、ハイギヤ固定モード(以下、「Highモード」という。)と、の5つの走行モードを有する。
ここで、図2(a)は「EV-Lowモード」の共線図、図2(b)は「EV-Low-iVTモード」の共線図、図2(c)は「EV-2ndモード」の共線図、図2(d)は「EV-High-iVTモード」の共線図、図2(e)は「EV-Highモード」の共線図である。また、図3(a)は「HEV-Lowモード」の共線図、図3(b)は「HEV-Low-iVTモード」の共線図、図3(c)は「HEV-2ndモード」の共線図、図3(d)は「HEV-High-iVTモード」の共線図、図3(e)は「HEV-Highモード」の共線図である。
図7は統合コントローラ6にて実行されるモード遷移制御処理の流れを示すフローチャートで、以下、各ステップについて説明する(モード遷移制御手段)。なお、モード番号=1は「S-Lowモード」、モード番号=2は「HEV-Lowモード」、モード番号=3は「HEV-Low-iVTモード」である。
ここで、「遷移先モード」は、車速VSP、要求駆動力Fdrv、バッテリS.O.Cと走行モードマップに基づいて現在のあるべき走行モードを選択し、この選択した走行モードとする。この「遷移先モード」が現在選択されている走行モードと異なる場合であって、「遷移先モード」のモード番号が、モード番号=2またはモード番号=3の場合は、ステップS3へ進みモード遷移制御を行う。
すなわち、このステップS3では、エンジンクラッチECの締結準備制御として、エンジン回転数Neとハイブリッド変速機入力回転数Niとを合わせておく。ここでは、ハイブリッド変速機入力回転数Niとエンジン回転数Neが、共に回転数目標値Ne1を目指すように変速する。ただし、回転数目標値Ne1は、エンジン起動可能回転数(エンジンEが停止してしまうことのない回転数)以上であることとする。また、回転数目標値Ne1近傍において、ハイブリッド変速機入力回転数Niに関しては、第2モータジェネレータMG2により回転数制御し、エンジン回転数Neに関しては、シリーズクラッチSCにより締結されている第1モータジェネレータMG2により回転数制御する。これにより、ハイブリッド変速機入力回転数Niおよびエンジン回転数Neが目標回転数Ne1に精度良く追従することが可能となる。
すなわち、クラッチの締結・解放回数を少なくするため、ステップS2と同様の「遷移先モード」のモード番号の確認を行う。
ここで、「HEV-Low-iVTモード」での目標回転数は、車速VSP、要求駆動力Fdrv、バッテリS.O.Cを基に演算される目標駆動力を実現するように、エネルギー効率を考慮して演算された結果である。
すなわち、「S-Lowモード」での通常制御では、車速VSP、要求駆動力Fdrv、バッテリS.O.Cを基に演算される目標駆動力を実現するように、エネルギー効率を考慮して演算された目標回転数・目標駆動トルクを実現するように、エンジンEと第1モータジェネレータMG1と第2モータジェネレータMG2とを制御する。
実施例1に示すようなハイブリッド変速機を搭載したハイブリッド車において、EV走行モードである「S-Lowモード」を選択した状態から、統合コントローラがHEV走行モードである「HEV-Low-iVTモード」へモード遷移することを選択した場合、一般的に行われるモード遷移制御では、クラッチ・ブレーキ締結時のショックを考慮し、「S-Lowモード」から「HEV-Lowモード」を経由し、「HEV-Low-iVTモード」へモード遷移するように制御される。
これに対し、実施例1のハイブリッド車のモード遷移制御装置では、EV走行モードからHEV走行モードへのモード遷移指令時、エンジンクラッチECとモータジェネレータクラッチMGCを解放しシリーズクラッチSCを締結した状態で、第1モータジェネレータMG1を回転数制御することによりエンジン回転数Neを所定回転数に制御し、エンジン回転数Neがハイブリッド変速機入力回転数Niに一致したらエンジンクラッチECを締結するモード遷移制御手段を設けることで、上記課題を解決するものである。
(a)「S-Lowモード」の選択状態で、ハイブリッド変速機入力回転数Niがエンジン起動可能回転数以上となるまで第2モータジェネレータMG2により変速制御(ステップS3)。
(b)第1モータジェネレータMG1を回転数制御し、エンジン回転数Neがハイブリッド変速機入力回転数Niに一致したらエンジンクラッチECを締結(ステップS4,ステップS5,ステップS6)。
(c)シリーズクラッチSCを解放(ステップS7)。
(d)差動装置の第1モータジェネレータMG1が割り当てられる第2リングギヤR2の回転数がゼロとなったらモータジェネレータクラッチMGCを締結(ステップS15,ステップS16,ステップS17)。
(a)「S-Lowモード」の選択状態で、ハイブリッド変速機入力回転数Niがエンジン起動可能回転数以上となるまで第2モータジェネレータMG2により変速制御(ステップS3)。
(b)第1モータジェネレータMG1を回転数制御し、エンジン回転数Neがハイブリッド変速機入力回転数Niに一致したらエンジンクラッチECを締結(ステップS4,ステップS5,ステップS6)。
(c)シリーズクラッチSCを解放(ステップS7)。
(d)ハイローブレーキHLBを解放(ステップS9)。
(e)エンジンEと第1モータジェネレータMG1と第2モータジェネレータMG2を制御し、エンジン回転数Neと第1モータジェネレータ回転数N1と第2モータジェネレータ回転数N2を「HEV-Low-iVTモード」での回転数目標値となるように変速制御(ステップS10)。
(f)第1モータジェネレータ回転数N1が、差動装置の第1モータジェネレータMG1が割り当てられる第2リングギヤR2の回転数と一致したらモータジェネレータクラッチMGCを締結(ステップS11,ステップS12)。
実施例1において、「S-Lowモード」から「HEV-Low-iVTモード」へモード遷移する場合のエンジンE、両モータジェネレータMG1,MG2、および、各クラッチ・ブレーキの動作について、図10及び図11に示す共線図を用いて説明する。
実施例1のハイブリッド車のモード遷移制御装置にあっては、下記に列挙する効果を得ることができる。
すなわち、エンジン回転数制御よりも制御精度が高い第1モータジェネレータMG1による回転数制御によりエンジン回転数Neを制御するようにしているため、エンジン回転数Neとハイブリッド変速機入力回転数Niとの回転数差を、エンジンのみによる制御よりも小さくした状態、つまり、ハイブリッド変速機入力回転数Niに対するエンジン回転数Neの一致性を高めた状態でエンジンクラッチECを締結することができる。
(a)「S-Lowモード」の選択状態で、ハイブリッド変速機入力回転数Niがエンジン起動可能回転数以上となるまで第2モータジェネレータMG2により変速制御
(b)第1モータジェネレータMG1を回転数制御し、エンジン回転数Neがハイブリッド変速機入力回転数Niに一致したらエンジンクラッチECを締結
(c)シリーズクラッチSCを解放
(d)差動装置の第1モータジェネレータMG1が割り当てられる第2リングギヤR2の回転数がゼロとなったらモータジェネレータクラッチMGCを締結
の手順によりモード遷移するため、「S-Lowモード」から「HEV-Lowモード」へのモード遷移時、エンジンクラッチECの締結ショックの低減と、エンジン回転数の上下動により運転者に与えるエンジン回転数変動やエンジン音による違和感の防止と、無駄なエンジン回転数上昇の抑制による燃費向上と、を併せて達成することができる。
(a)「S-Lowモード」の選択状態で、ハイブリッド変速機入力回転数Niがエンジン起動可能回転数以上となるまで第2モータジェネレータMG2により変速制御
(b)第1モータジェネレータMG1を回転数制御し、エンジン回転数Neがハイブリッド変速機入力回転数Niに一致したらエンジンクラッチECを締結
(c)シリーズクラッチSCを解放
(d)ハイローブレーキHLBを解放
(e)エンジンEと第1モータジェネレータMG1と第2モータジェネレータMG2を制御し、エンジン回転数Neと第1モータジェネレータ回転数N1と第2モータジェネレータ回転数N2を「HEV-Low-iVTモード」での回転数目標値となるように変速制御
(f)第1モータジェネレータ回転数N1が、差動装置の第1モータジェネレータMG1が割り当てられる第2リングギヤR2の回転数と一致したらモータジェネレータクラッチMGCを締結
の手順によりモード遷移するため、「S-Lowモード」から「HEV-Low-iVTモード」へのモード遷移時、エンジンクラッチECの締結ショックの低減と、エンジン回転数の上下動により運転者に与えるエンジン回転数変動やエンジン音による違和感の防止と、無駄なエンジン回転数上昇の抑制による燃費向上と、を併せて達成することができる。
MG1 第1モータジェネレータ
MG2 第2モータジェネレータ
OUT 出力軸(出力部材)
PG1 第1遊星歯車
PG2 第2遊星歯車
PG3 第3遊星歯車
EC エンジンクラッチ(第1クラッチ)
SC シリーズクラッチ(第2クラッチ)
MGC モータジェネレータクラッチ(第3クラッチ)
HC ハイクラッチ
HLB ハイローブレーキ(第1ブレーキ)
LB ローブレーキ
1 エンジンコントローラ
2 モータコントローラ
3 インバータ
4 バッテリ
5 油圧制御装置
6 統合コントローラ
7 アクセル開度センサ
8 車速センサ
9 エンジン回転数センサ
10 第1モータジェネレータ回転数センサ
11 第2モータジェネレータ回転数センサ
12 第3リングギヤ回転数センサ
13 第2リングギヤ回転数センサ
Claims (6)
- 共線図上に4つ以上の入出力要素が配列される差動装置を有し、前記入出力要素のうちの内側に配列される2つの要素の一方にエンジンからの入力を、他方に駆動系統への出力部材をそれぞれ割り当てると共に、前記内側の要素の両外側に配列される2つの要素にそれぞれ第1モータジェネレータと第2モータジェネレータとを連結したハイブリッド変速機を備えたハイブリッド車において、
前記エンジンと差動装置のエンジンが割り当てられる要素との間に介装された第1クラッチと、前記エンジンと第1モータジェネレータとの間に介装された第2クラッチと、前記第1モータジェネレータと差動装置の第1モータジェネレータが割り当てられる要素との間に介装された第3クラッチと、を設け、
走行モードとして、第1クラッチを解放することで差動装置とエンジンとを切り離した電気自動車走行モードと、第1クラッチを締結することで差動装置とエンジンとを連結したハイブリッド車走行モードと、を有し、
前記電気自動車走行モードからハイブリッド車走行モードへのモード遷移指令時、第1クラッチと第3クラッチを解放し第2クラッチを締結した状態で、第1モータジェネレータを回転数制御することによりエンジン回転数を所定回転数に制御し、エンジン回転数がハイブリッド変速機入力回転数に一致したら第1クラッチを締結するモード遷移制御手段を設けたことを特徴とするハイブリッド車のモード遷移制御装置。 - 請求項1に記載されたハイブリッド車のモード遷移制御装置において、
前記モード遷移制御手段は、前記電気自動車走行モードからハイブリッド車走行モードへのモード遷移指令時、第1クラッチと第3クラッチを解放し第2クラッチを締結した状態で、ハイブリッド変速機の入力回転数がエンジン起動可能回転数以上となるまで変速制御した後、エンジン回転数をハイブリッド変速機入力回転数に一致させるように、第1モータジェネレータを回転数制御することを特徴とするハイブリッド車のモード遷移制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載されたハイブリッド車のモード遷移制御装置において、
第1モータジェネレータが割り当てられる要素を変速機ケースに固定可能な第1ブレーキを設け、
前記電気自動車走行モードは、第1クラッチ解放・第2クラッチ締結・第3クラッチ解放・第1ブレーキ締結により得られる第1走行モードであり、
前記ハイブリッド車走行モードは、第1クラッチ締結・第2クラッチ解放・第3クラッチ締結・第1ブレーキ締結により得られる第2走行モードであり、
前記モード遷移制御手段は、第1走行モードから第2走行モードへのモード遷移指令時に、
(a)第1走行モードの選択状態で、ハイブリッド変速機の入力回転数がエンジン起動可能回転数以上となるまで第2モータジェネレータにより変速制御
(b)第1モータジェネレータを回転数制御し、エンジン回転数がハイブリッド変速機入力回転数に一致したら第1クラッチを締結
(c)第2クラッチを解放
(d)差動装置の第1モータジェネレータが割り当てられる要素の回転数がゼロとなったら第3クラッチを締結
の手順によりモード遷移することを特徴とするハイブリッド車のモード遷移制御装置。 - 請求項1または請求項2に記載されたハイブリッド車のモード遷移制御装置において、
第1モータジェネレータが割り当てられる要素を変速機ケースに固定可能な第1ブレーキを設け、
前記電気自動車走行モードは、第1クラッチ解放・第2クラッチ締結・第3クラッチ解放・第1ブレーキ締結により得られる第1走行モードであり、
前記ハイブリッド車走行モードは、第1クラッチ締結・第2クラッチ解放・第3クラッチ締結・第1ブレーキ解放により得られる第3走行モードであり、
前記モード遷移制御手段は、第1走行モードから第3走行モードへのモード遷移指令時に、
(a)第1走行モードの選択状態で、ハイブリッド変速機の入力回転数がエンジン起動可能回転数以上となるまで第2モータジェネレータにより変速制御
(b)第1モータジェネレータを回転数制御し、エンジン回転数がハイブリッド変速機入力回転数に一致したら第1クラッチを締結
(c)第2クラッチを解放
(d)第1ブレーキを解放
(e)エンジンと第1モータジェネレータと第2モータジェネレータを制御し、エンジン回転数と第1モータジェネレータ回転数と第2モータジェネレータ回転数を第3走行モードでの回転数目標値となるように変速制御
(f)第1モータジェネレータ回転数が、差動装置の第1モータジェネレータが割り当てられる要素の回転数と一致したら第3クラッチを締結
の手順によりモード遷移することを特徴とするハイブリッド車のモード遷移制御装置。 - 請求項1乃至4の何れか1項に記載されたハイブリッド車のモード遷移制御装置において、
前記モード遷移制御手段は、前記電気自動車走行モードからハイブリッド車走行モードへのモード遷移指令時、第1モータジェネレータを回転数制御し、エンジン回転数がハイブリッド変速機入力回転数に一致した時点でハイブリッド車走行モードへのモード遷移指令が維持されているか否かを確認し、ハイブリッド車走行モードへモード遷移しない場合には、車速と要求駆動力とバッテリ容量に基づいて演算される目標駆動力を実現する通常制御に戻ることを特徴とするハイブリッド車のモード遷移制御装置。 - 共線図上に4つ以上の入出力要素が配列される差動装置を有し、前記入出力要素のうちの内側に配列される2つの要素の一方にエンジンからの入力を、他方に駆動系統への出力部材をそれぞれ割り当てると共に、前記内側の要素の両外側に配列される2つの要素にそれぞれ第1モータジェネレータと第2モータジェネレータとを連結したハイブリッド変速機を備えたハイブリッド車において、
前記エンジンと差動装置のエンジンが割り当てられる要素との間に介装された第1クラッチと、前記エンジンと第1モータジェネレータとの間に介装された第2クラッチと、前記第1モータジェネレータと差動装置の第1モータジェネレータが割り当てられる要素との間に介装された第3クラッチと、を設け、
走行モードとして、第1クラッチを解放することで差動装置とエンジンとを切り離した電気自動車走行モードと、第1クラッチを締結することで差動装置とエンジンとを連結したハイブリッド車走行モードと、を有し、
前記電気自動車走行モードからハイブリッド車走行モードへのモード遷移指令時、第1クラッチと第3クラッチを解放し第2クラッチを締結した状態で、第1モータジェネレータを回転数制御することによりエンジン回転数を所定回転数に制御し、その後、エンジン回転数がハイブリッド変速機入力回転数に一致したら第1クラッチを締結することを特徴とするハイブリッド車のモード遷移制御方法。
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