JP4038968B2 - ガスメータ取付け装置 - Google Patents
ガスメータ取付け装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4038968B2 JP4038968B2 JP2000230838A JP2000230838A JP4038968B2 JP 4038968 B2 JP4038968 B2 JP 4038968B2 JP 2000230838 A JP2000230838 A JP 2000230838A JP 2000230838 A JP2000230838 A JP 2000230838A JP 4038968 B2 JP4038968 B2 JP 4038968B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bend
- gas meter
- gas
- joint
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims description 7
- 230000004308 accommodation Effects 0.000 claims description 4
- 239000007787 solid Substances 0.000 claims description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims 1
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 8
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 5
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 5
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 5
- 229920005549 butyl rubber Polymers 0.000 description 3
- 239000011247 coating layer Substances 0.000 description 3
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 3
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 2
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000005536 corrosion prevention Methods 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Measuring Volume Flow (AREA)
- Branch Pipes, Bends, And The Like (AREA)
- Supports For Pipes And Cables (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、都市ガス等のガス使用量を積算するガスメータを取り付けるためのガスメータ取付け装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のガスメータ取付け装置は、例えば特開平10−19633号公報、特開平9−178529号公報、特開平7−333032号公報等に開示されている。この一例を説明すると、従来例えば図11に示すように通常、ガスメータは家屋側壁等に沿って立ち上げられた直立管の先端にエルボまたはベンドを介して吊り下げられて設置される。図11において、2は地中から直立して立ち上げられたガス管等の灯外内管で、4は灯外内管2に併設された家屋へガスを供給する灯内内管であり、両者は支持金具6で家屋側壁等の固定ベース8に固定されている。10は灯外内管2に設けられた元栓コック、12はガスメータ、14は灯内内管4に設けた検圧プラグ、16、18は上記灯外内管2と灯内内管4の上端に接続されてガスメータ12を垂下接続するベンド継手である。このようにガスメータ12は立ち上げ併設された灯外内管2と灯内内管4にベンド継手16、18を介して垂下接続され、設置される。この時、一方のベンド継手16は、ガスメータ12の上部のガス導入口12Aに接続され、他方のベンド継手18はガスメータ12の上部のガス導出口12Bに接続される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近にあっては、戸建、集合住宅においてもこの種のガスメータ等の設置スペースが非常に狭くなされている場合が増加しており、例えば隣家との間隙が狭い場合にはガスメータ自体の取り付けが困難な場合もあった。また、ガスメータ12のガス導入口12Aとガス導出口12Bとの間隔は一般的には130mmに固定されているが、上記灯外内管2及び灯内内管4の施工の不備により内管2、4の上端距離が130mmよりもかなり大きく広くなってしまう場合などもあった。このような場合には、ガスメータ12の取り付けが非常に困難になるなどの問題があった。
本発明は、以上のような問題点に着目し、これを有効に解決すべく創案されたものである。本発明の目的は、ガスメータと家屋側壁との間の距離や灯外内管と灯内内管との間の間隔の変化に対して対応できるガスメータ取付け装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1に規定する発明は、ガスメータの上部のガス導入口とガス導出口にそれぞれ接続される導入ベンド継手と導出ベンド継手とをそれぞれ収容するために前記ガスメータのガス導入口とガス導出口との間隔と同じ間隔で2つの収容凹部をベンド固定板に形成すると共に、前記収容凹部の開口部分に係合孔とネジ孔を形成し、前記各収容凹部に前記導入ベンド継手と前記導出ベンド継手とをそれぞれ収容し、一端部に固定孔が形成されると共に、他端部に係合舌片が形成されたバンド部材を、前記ベンド固定板の前記係合孔に前記係合舌片が係合するように前記収容凹部の開口部分に掛け渡し、前記固定孔に固定ネジを挿通させて前記ベンド固定板の前記ネジ孔に締め付けるようにしたことを特徴とするガスメータ取付け装置である。
このように、ベンド固定板に設けた各収容凹部に導入ベンド継手と導出ベンド継手を収容して固定ネジで締め付け固定することにより、各ベンド継手を任意の角度に回転して固定できるので、灯外内管と灯内内管との間の間隔の変化に対して容易に対応することが可能となる。
請求項2に規定する発明は、ガスメータの上部のガス導入口に接続される導入ベンド継手と、前記ガスメータの上部のガス導出口に接続される導出ベンド継手と、家屋側壁等の固定ベースに取付け固定される取付け基板と、この取付け基板に前記固定ベースに対して略直交する方向に沿って設けた位置調整長孔と、この位置調整長孔に挿通された位置調整ボルトにより前記取付け基板に対して位置調整可能に取り付けられたベンド固定板と、このベンド固定板に形成されて、前記導入ベンド継手と前記導出ベンド継手とをそれぞれ収容する前記ガスメータのガス導入口とガス導出口の間隔と同じ間隔に設定された2つの収容凹部と、前記各収容凹部の開口部分に形成された係合孔及びネジ孔と、一端部に固定孔が形成され、他端部に係合舌片が形成されて前記2つの収容凹部に前記導入ベンド継手と前記導出ベンド継手をそれぞれ収容した状態で前記係合舌片を前記係合孔に係合させて前記収容凹部の開口部分に掛け渡されるバンド部材と、前記固定孔と前記ネジ孔とに挿通されて締め付けられる固定ネジと、を備えたことを特徴とするガスメータ取付け装置である。
【0005】
これにより、ガスメータと家屋側壁等の固定ベースとの間の間隔を調整するには、位置調整長孔に挿通させた位置調整ボルトを緩め、この状態でベンド固定板を位置調整長孔の長さ方向に沿って移動させ、所望する位置で上記位置調整ボルトを締め付けて固定する。また、上記導入ベンド継手と導出ベンド継手との間の距離はガスメータのガス導入口とガス導出口間の距離と一致しているので、灯外内管と灯外内管とに位置合わせするため、両ベンド継手の開き角を変えるには、ベンド固定板に取り付けた固定ネジを緩めてこの状態で両ベンド継手を所望する角度に回転し、この状態で固定ネジを締め付ければよい。
これにより、ガスメータと家屋側壁等との間の距離や灯外内管と灯内内管と接続する際の各内管間の間隔の変化に対して容易に対応することが可能となる。
【0006】
この場合、請求項3に規定するように、例えば前記固定ネジは、前記固定ベースに対して直交する方向から締め付け可能になされている。これによれば、バンド部材を固定する固定ネジに対するネジ回し操作を家屋側壁等に対して正面から行なうことができるので、取り付け作業性を向上させることが可能となる。
【0007】
本発明の関連技術は、略垂直に立ち上がる灯外内管又は灯内内管とガスメータ上部のガス導入口又はガス導出口と接続する導入ベンド継手又は導出ベンド継手であって、前記各ベンド継手の前記内管と接続する接続口側端部に内管の接続端部外面を覆うスリーブを設け、該スリーブの内面と前記内管の外面との間をシール部材で密封したことを特徴とするガスメータ接続用ベンド継手である。
これによれば、ベンド継手と灯外内管或いは灯内内管と接続する際に、スリーブとシール部材を用いて行なうようにしているので、この部分のシール性が高くなり、従って、内部に雨水等が浸入することをなくして防蝕性を向上させることができる。
この場合、例えば前記スリーブは、前記ベンド継手の端部に、直接的に、或いは回転継手を介して間接的に接続されるようにしてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明に係るガスメータ取付け装置の一実施例を添付図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係るガスメータ取付け装置を示す側面からの斜視図、図2はガスメータ取付け装置を示す正面からの斜視図、図3はガスメータ取付け装置の分解斜視図、図4はベンド固定板の平面図、図5はベンド固定板の正面図、図6はベンド固定板の側面図である。尚、図11に示した部分と同一構成部分については同一符号を付す。
図1〜図3に示すように、このガスメータ取付け装置20は、略逆U字状に屈曲された導入ベンド継手22及び導出ベンド継手24と、取付け基板26と、この取付け基板26に設けた2本の位置調整長孔28A、28Bと、ベンド固定板30と、このベンド固定板30に設けた2つの収容凹部32A、32Bと、上記各ベンド継手22、24を固定する固定ネジ34A、34Bとにより主に構成されている。
具体的には、上記取付け基板26は、その基端部が略垂直に折り曲げられて固定部26Aを形成しており、これに設けた2つのネジ孔36A、36Bに装着ネジ38A、38Bを挿通させて締め付けることにより、この取付け基板26を家屋側壁等の固定ベース8(図11参照)に取付け固定するようになっている。そして、上記位置調整長孔28A、28Bは、上記取付け基板26に貫通させて互いに平行に2本設けられており、その長手方向は固定ベース8に対して略直交する方向に沿っている。
【0009】
上記ベンド固定板30の前面側には、半円よりもやや大きく窪ませた2つの収容凹部32A、32Bが形成されており、この収容凹部32A、32Bに上記2つの導入ベンド継手22と導出ベンド継手24とを収容できるようになっている。この2つの収容凹部32A、32Bの中心間距離は、前述したガスメータ12のガス導入口12Aとガス導出口12Bの中心間距離、例えば130mmと等しくなるように設定されている。このベンド固定板30の中央には、上記2つの長孔28A、28B間の間隔と同じ間隔で2つのボルト孔42A、42Bが形成されており、上記2つの各長孔28A、28Bと対応するボルト孔42A、42Bを挿通するようにして位置調整ボルト44A、44Bを締め付けることにより、取付け基板26とベンド固定板30とを強固に連結するようになっている。また、上記ベンド固定板30の前縁部及び2つの収容凹部32A、32Bの縁部も含めて下方に僅かに屈曲されるようにして鍔部46が形成されている。そして、図3にも示すように、この鍔部46には2つのネジ孔48A、48Bと2つの係合孔50A、50Bが形成されている。
【0010】
そして、ここでは固定補助具として、上記各収容凹部32A、32Bの開口部分を掛け渡すようにして円弧状に成形されたバンド部材52A、52Bを有しており、この各バンド部材52A、52Bの内側一端には固定孔54A、54Bが形成され、外側他端には係合舌片56A、56Bが形成されている。そして、前記導入ベンド継手22を一方の収容凹部32Aに収容し、前記導出ベンド継手24を他方の収容凹部34Aに収容し、その開口部分に、各バンド部材52A、52Bの係合舌片56A、56Bを係合孔50A、50Bに係合させて、バンド部材52A、52Bで掛け渡し(図4及び図6参照)、この状態で、上記各固定ネジ34A、34Bを上記バンド部材52A、52Bのそれぞれの固定孔54A、54B及びベンド固定板30のそれぞれのネジ孔48A、48Bに挿通させて締め付けることにより(図4及び図5参照)、各ベンド継手22、24を固定するようになっている。
【0011】
尚、図1及び図2に示すように、上記導入ベンド継手22には、元栓コック10が設けられ、他方の上記導出ベンド継手24には検圧プラグ14と、例えば他のガス使用系である給湯器等への配管を接続する供給口60が設けられる。この供給口60は不使用時には図示しないプラグによって閉塞される。
さて、このように構成されたガスメータ取付け装置の使用について説明する。まず、最終的な組み立て時には図1にも示すように、導入ベンド継手22の一端には、灯外内管2の上端が接続され、他端にはガスメータ12のガス導入口12Aが接続されることになる。また、導出ベンド継手24の一端には、灯内内管4の上端が接続され、他端にはガスメータ12のガス導出口12Bが接続されることになる。ここで、家屋側壁などの固定ベース8に対してガスメータ12を接近させて設ける場合には、予め灯外内管2と灯内内管4との間隔をその分、広く設定しておき、そして、取付け基板26とベンド固定板30とを固定する位置調整ボルト44A、44Bを緩めた状態にしておき、この状態でベンド固定板30を位置調整長孔28A、28Bの長手方向に沿って移動させてこれを固定部26A側、すなわち家屋側壁等に近づけるようにする。この時、バンド部材52A、52Bをベンド固定板30に固定する固定ネジ34A、34Bも緩めて遊嵌状態にしておき、両ベンド継手22、24が両収容凹部32A、32Bの中心を軸として自由に回転できる状態にしておく。そして、この両ベンド継手22、24を、上記両収容凹部32A、32Bの中心を軸として外側へ回転させて両内管2、4に接続できる位置まで開いておく。
【0012】
このようにして、両ベンド継手22、24の回転開き具合及びベンド固定板30の移動位置調整が適正になった位置で、両位置調整ボルト44A、44B及び両固定ネジ34A、34Bを締め付け固定すれば、全体を固定することができる。このような状態の一例は、図7に示されており、図7においては、両ベンド継手22、24は基準位置から回転角度θが略45°程度開いた状態を示しており、この時、ベンド固定板30は距離L1だけ固定部26A側に向けて移動されている。
このようにして、例えば隣家との間隔が狭いような場合には、回転角度θを最大90°まで広げることにより、ガスメータ12のはみ出しを抑制することができる。
【0013】
また、灯外内管2及び灯内内管4の立ち上げ配管の施行が不備で、両内管2、4の間隔が設計値よりも大きくなってしまった場合にも、上述のようにベンド固定板30の位置調整と両ベンド継手22、24の回転角度θの調整を行なうことにより、立ち上げ配管の施行不備を解消することができる。
また、図3に示すようにバンド部材52A、52Bを固定する固定ネジ34A、34Bは、家屋側壁に対して直交するようにその正面から操作できるようになっているので、作業者にとっても締め付け作業が行ない易くなり、作業性を向上させることが可能となる。
尚、ここでは各バンド部材52A、52Bの一端の係合舌片56A、56Bをベンド固定板30の係合孔50A、50Bに係合させて組み付けるようにしているが、この部分に例えば蝶番を設けてバンド部材52A、52Bを回動可能に支持させるようにしてもよい。これによれば、係合舌片56A、56Bを係合孔50A、50Bへ挿入する手間が省け、一層作業性を向上させることが可能となる。
【0014】
また、上記実施例では、ベンド固定板30に両ベンド継手22、24を固定するためにバンド部材52A、52Bを設けたが、これに限定されず、例えば図8に示すようにベンド固定板30の両収容凹部32A、32Bを深く形成してこれにそれぞれのベンド継手22、24を完全に収容できるようにし、そして、これらの開口部分に掛け渡すようにして固定ネジ62A、62Bを設けて、これにより締め付け固定するようにしてもよい。
また、ここではベンド固定板30を保持した2つのベンド継手22、24を、取付け基板を介して家屋側壁等に固定する場合を例にとって説明したが、これに限定されず、起立された灯内外管と灯内内管の上端に、家屋側壁等に支持させることなくガスメータを取付ける場合にも、前述したベンド固定板30の収容凹部32A,32Bに両ベンド継手を収容し、これを固定ネジで締め付けるようにしてもよい。この場合には、ガスメータを家屋側壁等に支持させることなく、灯内外管と灯内内管の上端にガスメータを単独で起立させて支持させることができる。
尚、上記したガスメータ12のガス導入口12Aとガス導出口12Bとの間の距離は単に一例を示したに過ぎず、これに限定されないのは勿論である。
【0015】
次に、上記導入ベンド継手22及び導出ベンド継手24の一端がそれぞれ灯外内管2及び灯内内管4の上端とねじ込み接続される接続端部の実施例を図9、図10に示す。
図9の実施例では元栓コックを設けた導入ベンド継手に灯外内管を接続した部分を示す部分破断図である。ここでは、導入ベンド継手22に灯外内管2を接続する場合を例にとって説明するが、導出ベンド継手24と灯内内管4との接続部の構造も全く同様に構成される。
図9において、導入ベンド継手22の一端へは例えば地中から略垂直に立ち上がる灯外内管2がねじ込み接続される。この灯外内管2、例えば外面樹脂被覆鋼管よりなり、この端部に形成された雄ねじ2Aが導入ベンド継手22の管用雌ねじ22Aに螺合する。この管用雌ねじ22Aの端部側に灯外内管2の螺合端部を覆うスリーブ22Bを形成してあり、このスリーブ22Bの内面は端部側に向かって緩やかに拡がるテーパ内面となっている。
【0016】
接続時は灯外内管2の雄ねじ外面に例えば粘弾性のブチルゴムテープよりなるシール部材25を巻き、上記導入ベンド継手22の管内雌ねじ22Aに螺合する。この螺合によってブチルゴムテープよりなるシール部材25はスリーブ22Bの内面で圧縮され、スリーブ22Bの内面と灯外内管2の雄ねじ2Aの外面及び外面樹脂被覆層と密着し、螺合ねじの接続部はブチルゴムテープよりなるシール部材25によって外部環境から遮断される。このため、灯外内管2の外面樹脂被覆層が剥がされた雄ねじ2Aや金属露出部分に雨水等が浸入せず、防蝕が果たされる。尚、このスリーブ22Bは導入ベンド継手22又は導出ベンド継手24と上記のように一体で成形しても良いが、これに限定されず、ベンド継手22、24の端部に別体の例えば樹脂製のスリーブを係止させて設けるようにしてもよい。
【0017】
また、図10はガスメータ接続用ベンド継手の他の実施例を示す図であり、ここでは導入ベンド継手22の端部に回転継手60を設け、この回転継手60の灯外内管2との接続端部にスリーブ61を設けた実施例を示す。尚、図9でも説明したように、ここでは導入ベンド継手22に灯外内管2を接続する場合を例にとって説明するが、導出ベンド継手24と灯内内管4との接続部の構造も全く同様に構成される。
上記ベンド継手22と上記回転継手60の接続構造は、接続部に例えばCリングワッシャー62を介在させて両者を回転可能に結合しており、上記回転継手60側に装着したOリング63、64と上記ワッシャー62の端部側に装着した水密Oリング65によって両者が回転可能にシールされている。上記回転継手60の端部側(図中の下端部)は前記と同様に内管2と接続する管用雌ねじ66及びスリーブ61を設け、スリーブ61の内面は端部に向かって拡径するテーパ内面に形成してある。
【0018】
この実施例の場合には、接続時に内管2の雄ねじ2Aの終端部に例えばゴムリングよりなるシール部材67を装着して上記回転継手60の雌ねじ66に螺合される。この回転継手60はベンド継手22と無関係に回転できるので内管2と容易に螺合接続できる。また、螺合接続によってゴムリングよりなるシール部材67はスリーブ61のテーパ内面で圧縮され、内管2の雄ねじ22Aの外面及び外面樹脂被覆層と密着して外部環境から密封シールされる。このため内管2の金属露出部分に外部から雨水等が浸入せず、防蝕が果たされる。この実施例の場合も、回転継手60とは別体のスリーブを回転継手60に係止させて設けても良い。
【0019】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のガスメータ取付け装置によれば、次のように優れた作用効果を発揮することができる。
請求項1に規定する発明によれば、ベンド固定板に設けた各収容凹部に導入ベンド継手と導出ベンド継手を収容して固定ネジで締め付け固定することにより、各ベンド継手を任意の角度に回転して固定できるので、灯外内管と灯内内管との間の間隔の変化に対して容易に対応することができる。
請求項2に規定する発明によれば、ガスメータと家屋側壁等との間の距離や灯外内管と灯内内管との管の間隔の変化に対して容易に対応することができる。
更に請求項3に規定する発明によれば、バンド部材を固定する固定ネジに対するネジ回し操作を家屋側壁等に対して正面から行なうことができるので、取り付け作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るガスメータ取付け装置を示す側面からの斜視図である。
【図2】 ガスメータ取付け装置を示す正面からの斜視図である。
【図3】 ガスメータ取付け装置の分解斜視図である。
【図4】 ベンド固定板の平面図である。
【図5】 ベンド固定板の正面図である。
【図6】 ベンド固定板の側面図である。
【図7】 本発明のガスメータ取付け装置の導入ベンド継手と導出ベンド継手とを開いた状態を示す斜視図である。
【図8】 ベンド固定板の変形例を示す平面図である。
【図9】 ガスメータ接続用ベンド継手の実施例を示す部分破断図である。
【図10】 ガスメータ接続用ベンド継手の他の実施例を示す部分破断図である。
【図11】 従来のガスメータ取付け装置の取付け状態を示す図である。
【符号の説明】
2 灯外内管
2A 雄ねじ
4 灯内内管
8 固定ベース
12 ガスメータ
12A ガスメータのガス導入口
12B ガスメータのガス導出口
20 ガスメータ取付け装置
22 導入ベンド継手
22A 管用雌ねじ
22B スリーブ
24 導出ベンド継手
25 シール部材
26 取付け基板
28A,28B 位置調整長孔
30 ベンド固定板
32A,32B 収容凹部
34A,34B 固定ネジ
44A,44B 位置調整ボルト
52A,52B バンド部材
60 回転継手
61 スリーブ
66 管用雌ねじ
67 シール部材
Claims (3)
- ガスメータの上部のガス導入口とガス導出口にそれぞれ接続される導入ベンド継手と導出ベンド継手とをそれぞれ収容するために前記ガスメータのガス導入口とガス導出口との間隔と同じ間隔で2つの収容凹部をベンド固定板に形成すると共に、前記収容凹部の開口部分に係合孔とネジ孔を形成し、前記各収容凹部に前記導入ベンド継手と前記導出ベンド継手とをそれぞれ収容し、一端部に固定孔が形成されると共に、他端部に係合舌片が形成されたバンド部材を、前記ベンド固定板の前記係合孔に前記係合舌片が係合するように前記収容凹部の開口部分に掛け渡し、前記固定孔に固定ネジを挿通させて前記ベンド固定板の前記ネジ孔に締め付けるようにしたことを特徴とするガスメータ取付け装置。
- ガスメータの上部のガス導入口に接続される導入ベンド継手と、
前記ガスメータの上部のガス導出口に接続される導出ベンド継手と、
家屋側壁等の固定ベースに取付け固定される取付け基板と、
この取付け基板に前記固定ベースに対して略直交する方向に沿って設けた位置調整長孔と、
この位置調整長孔に挿通された位置調整ボルトにより前記取付け基板に対して位置調整可能に取り付けられたベンド固定板と、
このベンド固定板に形成されて、前記導入ベンド継手と前記導出ベンド継手とをそれぞれ収容する前記ガスメータのガス導入口とガス導出口の間隔と同じ間隔に設定された2つの収容凹部と、
前記各収容凹部の開口部分に形成された係合孔及びネジ孔と、
一端部に固定孔が形成され、他端部に係合舌片が形成されて前記2つの収容凹部に前記導入ベンド継手と前記導出ベンド継手をそれぞれ収容した状態で前記係合舌片を前記係合孔に係合させて前記収容凹部の開口部分に掛け渡されるバンド部材と、
前記固定孔と前記ネジ孔とに挿通されて締め付けられる固定ネジと、
を備えたことを特徴とするガスメータ取付け装置。 - 前記固定ネジは、前記固定ベースに対して直交する方向から締め付け可能になされていることを特徴とする請求項1又は2に記載のガスメータ取付け装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000230838A JP4038968B2 (ja) | 1999-08-27 | 2000-07-31 | ガスメータ取付け装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11-242301 | 1999-08-27 | ||
JP24230199 | 1999-08-27 | ||
JP2000230838A JP4038968B2 (ja) | 1999-08-27 | 2000-07-31 | ガスメータ取付け装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001141542A JP2001141542A (ja) | 2001-05-25 |
JP4038968B2 true JP4038968B2 (ja) | 2008-01-30 |
Family
ID=26535708
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000230838A Expired - Lifetime JP4038968B2 (ja) | 1999-08-27 | 2000-07-31 | ガスメータ取付け装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4038968B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB0301125D0 (en) * | 2003-01-20 | 2003-02-19 | Wheelton Rennie S | Adapter plate for a gas meter bracket |
GB0505165D0 (en) * | 2005-03-14 | 2005-04-20 | Continental Product Engineerin | A gas meter bracket |
JP2007263661A (ja) * | 2006-03-28 | 2007-10-11 | Hitachi Metals Ltd | ガスメータ支持装置 |
JP2008026194A (ja) * | 2006-07-24 | 2008-02-07 | Hoosen:Kk | ガスメーターの取付金具 |
JP4965204B2 (ja) * | 2006-09-12 | 2012-07-04 | 日立金属株式会社 | ガスメータ支持装置 |
KR100831353B1 (ko) | 2008-01-31 | 2008-05-27 | 김영주 | 가스 계량기 배관용 클램프 유닛 |
GB2508163B (en) * | 2012-11-21 | 2016-04-20 | Continental Product Engineering Ltd | A gas meter bracket |
JP2014137290A (ja) * | 2013-01-17 | 2014-07-28 | Yazaki Energy System Corp | ガス配管接続構造 |
JP6228654B2 (ja) * | 2016-11-02 | 2017-11-08 | 矢崎エナジーシステム株式会社 | ガス配管ユニット |
CN108316458B (zh) * | 2018-04-03 | 2024-04-26 | 徐州徐工环境技术有限公司 | 一种设密封调节装置的下水道疏通清洗车及密封调节方法 |
-
2000
- 2000-07-31 JP JP2000230838A patent/JP4038968B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2001141542A (ja) | 2001-05-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4038968B2 (ja) | ガスメータ取付け装置 | |
US5351996A (en) | Plumbing system with connector between a flexible pipe conduit laid underneath plaster and a fitting to be arranged outside the plaster | |
US6845785B1 (en) | Flush-mount supply line and drain connector | |
KR100900729B1 (ko) | 천장배관용 파이프 행거 | |
JP2009250388A (ja) | 管体と管体敷設装置との接続構造および管体敷設装置 | |
JP4732772B2 (ja) | パイプ継手の固定構造 | |
JPH0640689Y2 (ja) | 水栓等の取付装置 | |
JP3570097B2 (ja) | 水栓用ジョイントエルボの取付構造 | |
JP6840628B2 (ja) | 継手収容ボックス、継手収容ボックスと配管保護カバーとの組付装置、及び混合水栓の設置構造 | |
KR200389270Y1 (ko) | 가스관용 방범장치 | |
JPH071574Y2 (ja) | 壁面埋設式のガス栓 | |
JP2006521508A (ja) | ガスソケット | |
JPH02248792A (ja) | 水栓・ガス栓用防食継手 | |
JP4360611B2 (ja) | 水栓部品の取付構造 | |
JP2007263661A (ja) | ガスメータ支持装置 | |
KR200266351Y1 (ko) | 가스누출차단기의 고정장치 | |
KR100331763B1 (ko) | 파이프배관용 엘보우 | |
EP3683369B1 (en) | A wall bend fixture and a wall bend fixture assembly | |
JP2002266390A (ja) | 既設住宅への給水コンセント設置方法 | |
JPH11315572A (ja) | 浴槽底部の排水構造 | |
US20240309973A1 (en) | Fluid coupler | |
JP7612189B2 (ja) | 消火栓設備 | |
JP2763091B2 (ja) | ガスメータ取付装置 | |
KR200257366Y1 (ko) | 플랜지와 슬리브형 연결이 가능한 파이프의 연결구조 | |
JPH0512489B2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040401 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060125 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20070612 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20070728 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20071016 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20071029 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101116 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4038968 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111116 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121116 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121116 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131116 Year of fee payment: 6 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |