JP4023125B2 - 照明装置ならびに投射型表示装置とその駆動方法 - Google Patents
照明装置ならびに投射型表示装置とその駆動方法 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、照明装置とその駆動方法ならびに投射型表示装置とその駆動方法に関し、特に映像表現力に優れ、使用環境や使用者の好みに合った明るさの映像が得られる投射型表示装置とそれに用いる照明装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報機器の発達はめざましく、解像度が高く、低消費電力でかつ薄型の表示装置の要求が高まり、研究開発が進められている。中でも液晶表示装置は液晶分子の配列を電気的に制御して、光学的特性を変化させることができ、上記のニーズに対応できる表示装置として期待されている。このような液晶表示装置の一形態として、液晶ライトバルブを用いた光学系から射出される映像を投射レンズを通してスクリーンに拡大投射する投射型液晶表示装置(液晶プロジェクタ)が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
投射型液晶表示装置は光変調手段として液晶ライトバルブを用いたものであるが、投射型表示装置には、液晶ライトバルブの他、デジタルミラーデバイス(Digital Mirror Device,以下、DMDと略記する)を光変調手段としたものも実用化されている。ところが、この種の従来の投射型表示装置は以下のような問題点を有している。
【0004】
(1)光学系を構成する様々な光学要素で生じる光漏れや迷光のため、充分なコントラストが得られない。そのため、表示できる階調範囲(ダイナミックレンジ)が狭く、陰極線管(Cathode Ray Tube, 以下、CRTと略記する)を用いた既存のテレビ受像機に比較すると、映像の品質や迫力の点で劣ってしまう。
【0005】
(2)各種の映像信号処理により映像の品質向上を図ろうとしても、ダイナミックレンジが固定されているために、充分な効果を発揮することができない。
【0006】
このような投射型表示装置の問題点に対する解決策、つまりダイナミックレンジを拡張する方法としては、映像信号に応じて光変調手段(ライトバルブ)に入射させる光の量を変化させることが考えられる。それを実現するのに最も簡便な方法は、ランプの光出力強度を変化させることである。投射型液晶表示装置において、メタルハライドランプの出力光の制御を行う方法が、特開平3−179886号公報に開示されている。
【0007】
しかしながら、投射型液晶表示装置に用いるランプとしては高輝度の高圧水銀ランプが現在主流となっているが、高圧水銀ランプで光出力強度を制御するのは極めて困難な状況である。したがって、充分に高輝度の光が得られるとともに、光変調手段への入射光量を映像信号に応じて変化させることのできる方法が求められている。
【0008】
さらに上記の問題点に加えて、現行の投射型表示装置では光源の明るさが固定されているため、例えば暗めの鑑賞環境においては画面が明るくなりすぎたり、また、投射距離や投射レンズのズーミングにより投射スクリーンサイズを変化させた際に、それに応じて画面の明るさが変化してしまうという問題点もあった。
【0009】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであって、高輝度の光が得られるとともに光変調手段への入射光量を変化させることができ、映像表現力や使用環境への順応性の面で優れた効果を発揮することのできる投射型表示装置とこれに用いる照明装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明の第1の照明装置は、投射型表示装置の光変調手段を照明するために用いられる照明装置であって、光出力強度が可変とされた複数の固体発光素子を有する光源と、前記光源から入射される光の照度分布を均一化する均一照明手段とを備え、外部からの情報に基づいて前記固体発光素子の光出力強度を制御することによって前記均一照明手段から射出される光の光量が調節可能とされたことを特徴とする。上記の「外部からの情報」には、例えば光変調手段に供給される映像信号に基づく情報、投射拡大率に基づく情報、使用環境下における明るさの状況に基づく情報、使用者の好みに基づく情報などが挙げられる。
【0011】
本発明者は、高輝度の光が得られるとともに、被照明領域に入射される光の量を調節するための手段として、光出力強度を比較的容易に制御することのできる固体発光素子、例えば発光ダイオード(Light Emitting Diode, 以下、LEDと略記する)や半導体レーザ等を有する光源を備え、上記の外部からの情報に基づいて固体発光素子の光出力強度を制御すればよいことを見い出した。
【0012】
すなわち、本発明の第1の照明装置によれば、光出力強度が可変とされた複数の固体発光素子を有する光源を備え、上記の外部からの情報に基づいて固体発光素子の光出力強度を制御する構成となっているため、投射型表示装置に用いたときに、例えば外部からの情報が映像信号に基づく情報の場合、その時の映像シーンが明るい場面であれば光量が多くなるように、暗い場面であれば光量が少なくなるように光源からの射出光の光量が調節される。このようにして、被照明領域において映像に応じた明るさの光を得ることができ、投射型表示装置のダイナミックレンジの拡張に寄与することができる。同様に、投射拡大率、使用環境下における明るさの状況、または使用者の好み等に応じた明るさの光を得ることができる。
【0013】
さらに、固体発光素子から射出される光の強度を検出する光強度検出手段を備え、光強度検出手段が検出した光強度に基づいて固体発光素子の光出力強度を制御することが望ましい。
一般に、LEDなどの固体発光素子は使用環境や経時変化により光出力変動が生じるものであるが、本発明の第1の照明装置の上記の構成に加えて、固体発光素子からの光の強度を検出する光強度検出手段を備え、この検出結果をフィードバックして固体発光素子の光出力強度を制御することにより、使用環境や経時変化による光出力変動が少なく、安定した光出力を得ることができる。
【0014】
前記光強度検出手段を実際に設置する際には映像表示に寄与しない光の強度を検出するような位置に設置することが望ましい。
この構成によれば、光強度検出手段を設置したことで被照明領域での照度分布が低下することがない。
【0015】
本発明の第2の照明装置は、光源と、前記光源から射出される光の偏光方向を所定の方向に規定する偏光変換手段と、前記偏光変換手段から射出される光の偏光方向を回転させる偏光回転素子からなる調光手段と、前記偏光回転素子から射出される光が入射される偏光子と、を備え、外部からの情報に基づいて前記調光手段の偏光回転素子における偏光方向の回転角を制御することによって前記偏光子から射出される光の光量が調節可能とされたことを特徴とする。
【0016】
本発明の第1の照明装置が、光源を構成するLED等の固体発光素子の光出力強度を外部からの情報に基づいて制御するものであったのに対し、本発明の第2の照明装置は、光源の後段に、光源からの光の偏光方向を所定の方向に規定する偏光変換手段と、その光の偏光方向を回転させる偏光回転素子からなる調光手段と、偏光子とを備え、外部からの情報に基づいて偏光回転素子における偏光方向の回転角を制御する構成としたものである。
【0017】
すなわち、本発明の第2の照明装置においては、まず最初に、光源から出射された時点では不定偏光状態であった光が偏光変換手段によって偏光方向が所定の方向に規定される。次に調光手段において、例えば透明圧電素子、ファラデー素子等、電場や磁場によって光の偏光方向を回転させる作用を持つ偏光回転素子を用いて偏光変換手段から射出された光の偏光方向を回転させた後、この光を一定方向の透過軸を有する偏光子に入射させると、偏光方向の回転角に応じて偏光子の透過軸に一致する偏光成分の大きさが変化するため、偏光子を透過する光の量が変化する。したがって、外部からの情報に基づいて電場や磁場を変化させ、偏光回転素子における偏光方向の回転角を制御することによって、本発明の第1の照明装置と同様、被照明領域において映像、投射拡大率、使用環境下における明るさの状況、または使用者の好み等に応じた明るさの光を得ることができ、投射型表示装置のダイナミックレンジの拡張に寄与することができる。
【0018】
さらに、調光手段から射出される光の強度を検出する光強度検出手段を備え、光強度検出手段が検出した光強度に基づいて偏光回転素子における偏光方向の回転角を制御することが望ましい。
一般に透明圧電素子、ファラデー素子等の偏光回転素子は使用環境や経時変化により特性変動が生じるものであるが、本発明の第2の照明装置の上記の構成に加えて、光強度検出手段を備え、この検出結果をフィードバックして偏光回転素子における偏光方向の回転角を制御することにより、使用環境や経時変化による光出力変動が少なく、安定した光出力を得ることができる。
【0019】
前記光強度検出手段を実際に設置する際には映像表示に寄与しない光の強度を検出するような位置に設置することが望ましい。
この構成によれば、光強度検出手段を設置したことで被照明領域での照度分布が低下することがない。
【0020】
前記調光手段が、光軸に垂直な面上に配置された複数の偏光回転素子を有することが望ましい。
この構成によれば、後述するように、投射型表示装置におけるコントラストの低下を抑えることができる。
【0021】
本発明の第1の照明装置の駆動方法は、上記第1の照明装置の駆動方法であって、平面的に配置された前記複数の固体発光素子のうち、周辺側に位置する固体発光素子の光出力強度が中央側に位置する固体発光素子の光出力強度よりも小さくなるように前記複数の固体発光素子を駆動することを特徴とする。
【0022】
本発明の第2の照明装置の駆動方法は、上記第2の照明装置の駆動方法であって、平面的に配置された前記複数の偏光回転素子のうち、周辺側の偏光回転素子に対応する部分の前記偏光子での光透過量が中央側の偏光回転素子に対応する部分の前記偏光子での光透過量よりも小さくなるように前記複数の偏光回転素子を駆動することを特徴とする。
【0023】
上記いずれの駆動方法においても、周辺側の固体発光素子、もしくは周辺側の偏光回転素子に対応する部分から射出される光は角度成分が大きく、映像表示に用いたときにコントラストを低下させる成分となるが、ここでの減光量を中央部から射出される光の減光量よりも大きくしているので、映像のコントラストを維持することができる。
【0024】
本発明の投射型表示装置は、照明手段と、前記照明手段から射出される光を変調する光変調手段と、前記光変調手段により変調された光を投射する投射手段とを有する投射型表示装置であって、照明手段として、上記本発明の照明装置を備えたことを特徴とする。
【0025】
この構成によれば、被照明領域において所望の明るさの光が得られる照明装置を備えているため、投射型表示装置のダイナミックレンジを拡張することができ、映像表現力や使用環境への順応性に優れた投射型表示装置を実現することができる。
【0026】
上記本発明の投射型表示装置の駆動手段としては、映像を構成する1フレームあたりの映像信号に基づいて前記光源または前記調光手段を制御する制御信号を決定する制御信号決定手段と、前記制御信号に基づいて前記光源または前記調光手段を制御する制御手段と、前記映像信号を前記制御信号に基づいて伸張する映像信号伸張手段とを備えることが望ましい。
【0027】
この構成によれば、まず制御信号決定手段において映像を構成する1フレームあたりの映像信号に基づいて光源または調光手段を制御するための制御信号が決定され、制御手段がこの制御信号に基づいて光源または調光手段を制御することにより映像に応じて明るさが変化する光を光変調手段に供給する一方、映像信号伸張手段が制御信号に基づいて映像信号を伸張する。この動作によって、投射型表示装置のダイナミックレンジを拡張することができ、映像表現力や使用環境への順応性に優れた投射型表示装置を実現することができる。
【0028】
本発明の投射型表示装置の駆動方法は、上記本発明の投射型表示装置の駆動方法であって、映像を構成する1フレームあたりの映像信号に基づいて前記光源または前記調光手段を制御する制御信号を決定し、前記制御信号に基づいて前記光源または前記調光手段を制御することにより前記光変調手段を照明する光の光量を調節するとともに、前記映像信号を前記制御信号に基づいて伸張し、この伸張した映像信号を前記光変調手段に供給することによって映像を生成することを特徴とする。
【0029】
この構成によれば、投射型表示装置のダイナミックレンジを拡張することができ、映像表現力が高い映像を得ることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】
[投射型表示装置]
以下、本発明の第1の実施の形態を図面を参照して説明する。
まず最初に、本発明の照明装置を備えた投射型表示装置の一例である投射型液晶表示装置について図1〜図5を用いて説明する。
本実施の形態の投射型液晶表示装置は、R(赤)、G(緑)、B(青)の異なる色毎に透過型液晶ライトバルブを備えた3板式の投射型カラー液晶表示装置である。図9はこの投射型液晶表示装置を示す概略構成図であって、図中、符号1は照明装置、2は光源、3,4はフライアイレンズ(均一照明手段)、13,14はダイクロイックミラー、15,16,17は反射ミラー、22,23,24は液晶ライトバルブ(光変調手段)、25はクロスダイクロイックプリズム、26は投射レンズ(投射手段)を示している。
【0031】
本実施の形態における照明装置1は、光源2とフライアイレンズ3,4とから構成されている。光源2はLED、半導体レーザなどの固体発光素子5a,5b,5c,5dがアレイ状に複数配列されたものである。また、光源光の照度分布を被照明領域である液晶ライトバルブ22,23,24において均一化させるための均一照明手段として、光源2側から第1のフライアイレンズ3、第2のフライアイレンズ4が順次設置されている。本実施の形態において調光を行う際には、光源2を構成する各固体発光素子5a,5b,5c,5dに印加する電流を調節することによって各固体発光素子5a,5b,5c,5dの光出力強度(照度)を調節する。
【0032】
上記構成の照明装置1において実際に調光を行う際には、液晶ライトバルブ22,23,24に入射する光線の角度が大きい光源から光出力強度を低下させることが望ましい。したがって、図1においては、固体発光素子5a,5dの光出力強度を優先的に低下させた後、固体発光素子5b,5cの光出力強度を低下させて調光を行う。
【0033】
照明装置1の後段の構成を以下、各構成要素の作用とともに説明する。
青色光・緑色光反射のダイクロイックミラー13は、光源2からの光束のうちの赤色光LRを透過させるとともに、青色光LBと緑色光LGとを反射させるものである。ダイクロイックミラー13を透過した赤色光LRは反射ミラー17で反射されて赤色光用液晶ライトバルブ22に入射される。一方、ダイクロイックミラー13で反射した色光のうち、緑色光LGは緑色光反射用のダイクロイックミラー14によって反射され、緑色光用液晶ライトバルブ23に入射される。一方、青色光LBはダイクロイックミラー14も透過し、リレーレンズ18、反射ミラー15、リレーレンズ19、反射ミラー16、リレーレンズ20からなるリレー系21を経て青色光用液晶ライトバルブ24に入射される。
【0034】
各液晶ライトバルブ22,23,24によって変調された3つの色光は、クロスダイクロイックプリズム25に入射される。このプリズムは4つの直角プリズムが貼り合わされ、その内面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが十字状に形成されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成されてカラー画像を表す光が形成される。合成された光は投射光学系である投射レンズ26によりスクリーン27上に投射され、拡大された画像が表示される。
【0035】
次に、本実施の形態の投射型液晶表示装置30の駆動方法について説明する。図2は本実施の形態の投射型液晶表示装置30の駆動回路の構成を示すブロック図である。調光機能を持たない従来の投射型液晶表示装置の場合、入力された映像信号は適当な補正処理を経て、そのまま液晶パネルドライバに供給されるが、調光機能を有し、かつそれを映像信号に基づいて制御する本実施の形態の場合、基本的な構成として、以下に説明するようにデジタル信号処理ブロックであるDSP(1)〜DSP(3)などの回路が必要となる。
【0036】
本実施の形態では、図2に示すように、アナログ信号として入力された映像信号がADコンバータ31を経て第1のデジタル信号処理回路であるDSP(1)32(制御信号決定手段)に入力される。DSP(1)32では、映像信号から明るさ制御信号が決定される。DSP(2)33(調光制御手段)では、明るさ制御信号に基づいて調光素子ドライバ34を制御し、最終的には調光素子ドライバ34が調光素子35(本実施の形態の場合は固体発光素子5a,5b,5c,5d)を実際に駆動する。
【0037】
一方、DSP(1)32で決定された明るさ制御信号は、映像信号とともにDSP(3)36(映像信号伸張手段)にも入力される。DSP(3)36では明るさ制御信号に基づいて映像信号を適当な階調範囲に伸張する。伸張処理後の映像信号はDAコンバータ37により再びアナログ信号に変換された後、パネルドライバ38に入力され、パネルドライバ38から赤色光用液晶ライトバルブ22(図10中のRパネル)、緑色光用液晶ライトバルブ23(同、Gパネル)、青色光用液晶ライトバルブ24(同、Bパネル)のそれぞれに供給される。
【0038】
ここで、照明装置1の制御方法に関しては、[1]表示映像適応型の制御の他、[2]投射拡大率による制御、[3]外部からの制御、などが考えられる。以下にそれぞれの方法について説明する。
[1]表示映像適応型の制御
まず、表示映像適応型の制御、すなわち明るい映像シーンでは光量が多くなり、暗いシーンでは光量が少なくなるような表示映像に適応した明るさ制御を行う場合について考える。この時は、上記のように、DSP(1)32において映像信号に基づいて明るさ制御信号が決定されるが、その方法には例えば次の3通りが考えられる。
【0039】
(a)注目しているフレームに含まれている画素データのうち、明るさが最大の階調数を明るさ制御信号とする方法。
例えば0〜255の256ステップの階調数を含む映像信号を想定する。連続した映像を構成する任意の1フレームに着目した場合、そのフレームに含まれる画素データの階調数毎の出現数分布(ヒストグラム)が、図3(a)のようになったとする。この図の場合、ヒストグラムに含まれる最も明るい階調数が190であるので、この階調数190を明るさ制御信号とする。この方法は、入力される映像信号に対し、最も忠実に明るさを表現できる方法である。
【0040】
(b)注目しているフレームに含まれている階調数毎の出現数分布(ヒストグラム)より、最大の明るさから出現数について一定の割合(例えば10%)となる階調数を明るさ制御信号とする方法。
例えば映像信号の出現数分布が図4のようであった場合、ヒストグラムより明るい側から10%の領域をとる。10%に相当するところの階調数が230であったとすると、この階調数230を明るさ制御信号とする。図4に示したヒストグラムのように、階調数255の近傍に突発的なピークがあった場合、上記(a)の方法を採用すれば、階調数255が明るさ制御信号となる。しかしながら、この突発的なピーク部分は画面全体における情報としてはあまり意味をなしていない。これに対して、階調数230を明るさ制御信号とする本方法は、画面全体の中で情報として意味を持つ領域によって判定する方法と言うことができる。なお、上記の割合は2〜50%程度の範囲で変化させてもよい。
【0041】
(c)画面を複数のブロックに分割して、ブロック毎、含まれている画素の階調数の平均値を求め、最大のものを明るさ制御信号とする方法。
例えば図5に示すように、画面をm×n個のブロックに分割し、それぞれのブロックA11,…,Amn毎の明るさ(階調数)の平均値を算出し、そのうちで最大のものを明るさ制御信号とする。なお、画面の分割数は6〜200程度とすることが望ましい。この方法は、画面全体の雰囲気を損なうことなく、明るさを制御できる方法である。
上記(a)〜(c)の方法について、明るさ制御信号の判定を、表示領域全体に対して行う他に、例えば表示領域の中央部分など、特定の部分だけに上記方法を適用することもできる。この場合、視聴者が注目している部分から明るさを決定するような制御の仕方が可能となる。
【0042】
次にDSP(2)33において、上記の方法で決定した明るさ制御信号に基づいて発光素子ドライバ34を制御するが、この方法にも例えば次の3通りが考えられる。
【0043】
(a)出力された明るさ制御信号に応じてリアルタイムで制御する方法。
この場合はDSP(1)32から出力された明るさ制御信号をそのまま発光素子ドライバ34に供給すればよいため、DSP(2)33での信号処理は不要となる。この方法は映像の明るさに完全に追従する点で理想的ではあるが、映像の内容により画面の明暗が短い周期で変化することもあり、鑑賞時に余計なストレスを感じるなどの問題が発生する恐れがある。
【0044】
(b)出力された明るさ制御信号にLPF(ローパスフィルター)をかけ、その出力で制御する方法。
例えばLPFによって1〜30秒以下の明るさ制御信号の変化分をカットし、その出力によって制御する。この方法によれば、細かい時間の変化分はカットされるため、上記のような短い周期での明暗の変化を避けることができる。
【0045】
(c)明るさ制御信号の切り替わりエッジを検出する方法。
明るさ制御信号に所定の大きさ以上(例えば60階調以上)の変化があった場合にのみ発光素子34を制御する。この方法によれば、シーンの切り替わりなどに応じた制御を行うことができる。
【0046】
このようにして、例えば階調数190の映像信号が明るさ制御信号に決定された場合、最大明るさ(階調数255)の光量を100%とすると、190/255=75%の光量が得られるように発光素子35を駆動する。本実施の形態の場合、発光素子35は具体的にはLEDなどの固体発光素子5a,5b,5c,5dであるから、光出力強度が最大明るさの75%となるように固体発光素子5a,5b,5c,5dを駆動する。同様に、階調数230の映像信号が明るさ制御信号である場合、230/255=90%の光量が得られるように固体発光素子5a,5b,5c,5dを駆動する。
【0047】
一方、DSP(3)36では、DSP(1)32で決定された明るさ制御信号と映像信号に基づいて映像信号を適当な階調範囲まで伸張する。例えば最大階調範囲にまで伸張する場合、上記の例では表示可能な最大階調数が255であるから、図3(a)の例で明るさ制御信号が階調数190の場合、階調数0〜190までの映像信号を図3(b)に示すように階調数0〜255まで伸張する。このような照明光量と映像信号の伸張処理によって、映像のダイナミックレンジを拡張しつつ、滑らかな階調表現を実現することができる。
【0048】
[2]投射拡大率による制御
投射レンズ26のズーミングに対応させて制御する。通常は液晶ライトバルブ(被照明領域)における単位面積あたりの光量が一定であるから、拡大側では画面が暗くなり、縮小側で明るくなる傾向にある。したがって、これを補正するように、拡大側に変化させた場合には光量が増えるように、縮小側に変化させた場合には光量が減るように発光素子35を制御する。
【0049】
[3]外部からの制御
使用者が好みに応じて発光素子35を制御できるようにする。例えば暗い鑑賞環境においては光量が少なく、明るい鑑賞環境においては光量が多くなるように発光素子35を制御する。この場合、使用者がコントローラを用いて、もしくは調光素子を直接操作するなどして調節する構成としてもよいし、明るさセンサなどを設けて自動的に制御される構成としてもよい。ただし、これら[2]、[3]の制御を行う場合には、図2で示した以外の回路構成が必要になる。
【0050】
本実施の形態の照明装置1によれば、光出力強度が可変とされた複数の固体発光素子5a,5b,5c,5dを有する光源2を備え、映像信号をはじめとする外部からの情報に基づいて固体発光素子5a,5b,5c,5dの光出力強度を制御する構成となっているため、投射型表示装置に用いたときに、例えば外部からの情報が映像信号に基づく情報の場合、その時の映像シーンが明るい場面であれば光量が多くなるように、暗い場面であれば光量が少なくなるように光源2からの射出光の光量が調節される。このようにして、被照明領域において映像に応じた明るさの光を得ることができ、投射型表示装置のダイナミックレンジの拡張に寄与することができる。同様に、投射拡大率、使用環境下における明るさの状況、または使用者の好み等に応じた明るさの光を得ることができる。
【0051】
さらに調光を行うに際して、光源2を構成する複数の固体発光素子5a,5b,5c,5dの中でも液晶ライトバルブ22,23,24に入射する光線の角度が大きくなる周辺部の固体発光素子5a,5dから優先的に照度を低下させるような制御を行うことができ、このような制御によりコントラストに優れた映像を得ることができる。
【0052】
[第2の実施の形態]
以下、本発明の第2の実施の形態を図6、図7を参照して説明する。
本実施の形態の投射型液晶表示装置の基本構成は第1の実施の形態と同様であり、光源からの射出光の光量をモニターすることにより光源のフィードバック制御を行う点のみが異なっている。よって、図6は本実施の形態の投射型液晶表示装置の基本構成を示す図であるが、この図において図1と共通の構成要素には同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。図7は本実施の形態で用いたフィードバック回路の概略構成を示す回路図である。
【0053】
一般にLEDなどの固体発光素子は使用環境や経時変化により光出力の変動が生じるため、本実施の形態ではこの光出力変動を抑え、安定した光出力を得ることを目的としている。そこで、光源2を構成する各固体発光素子5a,5b,5c,5dに対応してこれら固体発光素子5a,5b,5c,5dの射出光の強度をモニターする複数の受光素子6(光強度検出手段)が第1のフライアイレンズ3の近傍に配置されている。図面上では第1のフライアイレンズ3上に配置されているように見えるが、実際には液晶ライトバルブ22,23,24の照明に寄与しない光の照射領域、すなわち第1のフライアイレンズ3から外れた領域に配置されている。
【0054】
フィードバック回路は、図7に示すように、各固体発光素子5a,5b,5c,5dからの射出光を各受光素子6に入射させ、受光素子6の出力信号(検出結果)を電流電圧変換及び増幅回路40にて電流電圧変換し、増幅して得た検出信号と、固体発光素子5aからの射出光を制御する制御信号とを比較回路41にて比較し、電流駆動回路42により固体発光素子5a,5b,5c,5dに所定の電流を印加する。
【0055】
本実施の形態においては、このような光源2のフィードバック制御を行うことにより使用環境や経時変化による光出力変動が少なく、安定した光出力を得ることができる。また、フィードバック制御を行う際に表示に使わない不要光をモニターする構成となっているので、受光素子6を設置しても液晶ライトバルブ22,23,24での照度が低下することがない。
【0056】
[第3の実施の形態]
以下、本発明の第3の実施の形態を図8、図9を参照して説明する。
第1、第2の実施の形態の照明装置は光源に複数の固体発光素子を用いており、固体発光素子、すなわち光源自体の光出力強度を調節するものであったのに対し、本実施の形態の照明装置は電場によって偏光方向が変化する偏光回転素子を調光手段として用いた点が異なっている。図8(a)、(b)は偏光回転素子近傍の構成のみを示す概略構成図である。
【0057】
本実施の形態の照明装置は、光源と、例えば2枚のフライアイレンズからなる均一照明手段と、例えば偏光ビームスプリッタアレイ7(以下、PBSアレイと略記する)からなる偏光変換手段とを備えている。このPBSアレイ7は、投射型液晶表示装置の液晶ライトバルブでは一方向の偏光しか表示に用いないため、入射光を表示に用いる偏光に揃えるためのものである。そして本実施の形態の場合、PBSアレイ7の後段に透明圧電素子8(PLZT)からなる調光手段が配置されている。透明圧電素子8は、印加電圧がV=V0の状態では入射光の偏光方向を変化させず、印加電圧がV=V1の状態で偏光方向を角度θだけ変化させる特性を有する偏光回転素子の一種である。なお、透明圧電素子8に代えてファラデー素子などを用いてもよく、電場や磁場によって偏光方向を回転し得る特性を有する素子を適宜用いることが可能である。
【0058】
図8(a)に示すように、印加電圧をV=V0としたとき、PBSアレイ7から射出された偏光は透明圧電素子8を透過しても偏光方向が変化せず(偏光方向を矢印P1で示す)、液晶ライトバルブ22,23,24の入射側に設置された偏光板10の透過軸方向(矢印P0で示す)と一致するため、光量の損失なしに液晶ライトバルブ22,23,24に入射される。一方、図8(b)に示すように、印加電圧をV=V1とすると、PBSアレイ7から射出された偏光は透明圧電素子8を透過した後、偏光方向が角度θだけ回転する(偏光方向を矢印P2で示す)。この場合、液晶ライトバルブ22,23,24の入射側の偏光板10の透過軸方向(矢印P0で示す)とずれているため、その分光量の損失が発生し、液晶ライトバルブ22,23,24に入射される光量は減少する。このようにして、透明圧電素子8に印加する電圧を調節することによって液晶ライトバルブ22,23,24を照明する光の光量を制御することができる。
【0059】
ここでも第2の実施の形態と同様、調光手段を構成する透明圧電素子8のフィードバック制御を行う構成となっており、液晶ライトバルブ22,23,24の入射側に設置された偏光板10の入射側には受光素子12が設けられている。
【0060】
図9はフィードバック回路の概略構成を示す回路図である。フィードバック回路は、この図に示すように、受光素子12の出力信号を電流電圧変換回路44にて電流電圧変換して得た検出信号と、透明圧電素子8を制御する制御信号とを比較回路45にて比較し、圧電素子駆動回路46により透明圧電素子8の偏光角の回転を制御する。
【0061】
本実施の形態の照明装置においても、偏光角の回転を制御し得る透明圧電素子8を有する調光手段を備え、映像信号をはじめとする外部からの情報に基づいて透明圧電素子8による偏光角の回転を制御する構成となっているため、投射型表示装置に用いたときに、例えば外部からの情報が映像信号に基づく情報の場合、その時の映像シーンが明るい場面であれば光量が多くなるように、暗い場面であれば光量が少なくなるように照明光量が調節される。このようにして、液晶ライトバルブにおいて映像に応じた明るさの光を得ることができ、投射型表示装置のダイナミックレンジの拡張に寄与することができる。同様に、投射拡大率、使用環境下における明るさの状況、または使用者の好み等に応じた明るさの光を得ることができる。
【0062】
また、第1の実施の形態で用いた固体発光素子と同様、透明圧電素子、ファラデー素子等の偏光回転素子も使用環境や経時変化により特性変動が生じるものであるが、受光素子12の光強度検出結果をフィードバックして偏光回転素子における偏光方向の回転角を制御することにより、使用環境や経時変化による光出力変動が少なく、安定した光出力を得ることができる。
【0063】
[第4の実施の形態]
以下、本発明の第4の実施の形態を図10、図11を参照して説明する。
本実施の形態の照明装置も第3の実施の形態と同様、調光手段に偏光回転素子を用いたものであるが、本実施の形態では、偏光回転素子をエリア毎に分割し、独立して偏光角の回転制御が行える点が異なっている。図10は偏光回転素子を示す斜視図、図11は投射型液晶表示装置の概略構成図である。
【0064】
本実施の形態の照明装置では、図10に示すように、エリア毎に複数(図10では4×4)に分割されて独立に偏光角の回転を制御することができる透明圧電素子50が用いられている。個々の透明圧電素子50aには独立に電圧が印加される構成となっており、偏光角の回転を個々に制御することが可能である。
【0065】
この照明装置を第1の実施の形態と同様の投射型液晶表示装置に用いたものが図11に示す投射型液晶表示装置である。光源2に近い側から均一照明手段を構成する2枚のフライアイレンズ3,4、偏光変換手段をなすPBSアレイ7が設置され、その後段に図10に示した透明圧電素子50が設置されている。照明装置以外の構成は第1の実施の形態と全く同様である。
【0066】
本実施の形態の照明装置によれば、エリア毎に分割された各々の透明圧電素子50a,50b,50c,50dにおける偏光角の回転を独立して制御することができるので、液晶ライトバルブ22,23,24に入射する光線の角度が大きいエリアから光出力強度を低下させることが望ましい。したがって、図11においては、周辺部の透明圧電素子50a,50dの偏光方向の回転角を優先的に大きくした後、中央部の透明圧電素子50b,50cの偏光方向の回転角を大きくして調光を行うようにする。
【0067】
本実施の形態の照明装置においても、液晶ライトバルブ22,23,24において映像に応じた明るさの光を得ることができ、投射型表示装置のダイナミックレンジの拡張に寄与することができる。同様に、投射拡大率、使用環境下における明るさの状況、または使用者の好み等に応じた明るさの光を得ることができる、といった上記実施の形態と同様の効果を得ることができる。さらに透明圧電素子50をエリア毎に分割したことで液晶ライトバルブ22,23,24に入射する光線の角度が大きくなる周辺部から優先的に照度を低下させるような制御を行うことができ、この制御によりコントラストに優れた映像を得ることができる。
【0068】
なお、本発明の技術範囲は上記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。例えば光源を構成する固体発光素子の種類や数、配置、調光手段を構成する偏光回転素子の種類や数、配置等に関しては上記実施の形態に限ることなく、適宜変更が可能である。また、上記実施の形態では光変調手段として液晶ライトバルブを用いた投射型表示装置の例を挙げたが、光変調手段としてDMDを用いた投射型表示装置に本発明を適用することも可能である。
【0069】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明の照明装置によれば、複数の固体発光素子を有する光源や偏光回転素子を用いた調光手段を用いたことで充分に高輝度の光が得られるとともに、被照明領域において映像に応じた明るさの光が得られ、投射型表示装置のダイナミックレンジの拡張に寄与することができる。そして、この照明装置の使用により、映像表現力や使用環境への順応性の面で優れた効果を持つ投射型表示装置を実現することができる。さらに本発明の構成によれば、周辺部の照度を低下させるように駆動することもでき、高いコントラストを維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態の投射型液晶表示装置の概略構成を示す図である。
【図2】 同、投射型液晶表示装置の駆動回路の構成を示すブロック図である。
【図3】 同、投射型液晶表示装置において、(a)映像信号から明るさ制御信号を決定する第1の方法を説明するための図、(b)映像信号の伸張処理の方法を説明するための図である。
【図4】 同、第2の方法を説明するための図である。
【図5】 同、第3の方法を説明するための図である。
【図6】 本発明の第2の実施形態の投射型液晶表示装置の概略構成を示す図である。
【図7】 同、投射型液晶表示装置の光源のフィードバック回路の概略構成を示す回路図である。
【図8】 本発明の第3の実施形態の投射型液晶表示装置の要部を示す図であり、(a)、(b)は透明圧電素子への印加電圧が異なる状態をそれぞれ示している。
【図9】 同、投射型液晶表示装置の調光手段を構成する透明圧電素子のフィードバック回路の概略構成を示す回路図である。
【図10】 本発明の第4の実施形態の投射型液晶表示装置に用いる透明圧電素子を示す斜視図である。
【図11】 同、投射型液晶表示装置の概略構成図である。
【符号の説明】
1 照明装置
2 光源
3 第1のフライアイレンズ(均一照明手段)
4 第2のフライアイレンズ(均一照明手段)
5a,5b,5c,5d 固体発光素子
6,12 受光素子
7 PBSアレイ
8 透明圧電素子(偏光回転素子、調光手段)
10 偏光板
22,23,24 液晶ライトバルブ(光変調手段)
26 投射レンズ(投射手段)
30 投射型液晶表示装置(投射型表示装置)
32 DSP(1)(制御信号決定手段)
33 DSP(2)(調光制御手段)
35 発光素子
36 DSP(3)(映像信号伸張手段)
Claims (9)
- 投射型表示装置の光変調手段を照明するために用いられる照明装置であって、
光出力強度が可変とされた複数の固体発光素子を有する光源と、前記光源から入射される光の照度分布を均一化する均一照明手段とを備え、外部からの情報に基づいて前記固体発光素子の光出力強度を制御することによって前記均一照明手段から射出される光の光量が調節可能とされ、
平面的に配置された前記複数の固体発光素子のうち、周辺側に位置する固体発光素子の光出力強度を優先的に低下させた後、中央側に位置する固体発光素子の光出力強度を低下させる手順で前記複数の固体発光素子の光出力強度を制御して、周辺側に位置する固体発光素子の光出力強度が中央側に位置する固体発光素子の光出力強度よりも小さくなるように前記複数の固体発光素子を駆動することを特徴とする照明装置。 - 前記固体発光素子から射出される光の強度を検出する光強度検出手段を備え、該光強度検出手段が検出した光強度に基づいて前記固体発光素子の光出力強度を制御することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
- 前記光強度検出手段が映像表示に寄与しない光の強度を検出することを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
- 投射型表示装置の光変調手段を照明するために用いられる照明装置であって、
光源と、前記光源から射出される光の偏光方向を所定の方向に規定する偏光変換手段と、前記偏光変換手段から射出される光の偏光方向を回転させるとともに前記偏光方向の回転角が調節可能とされた偏光回転素子からなる調光手段と、前記偏光回転素子からの射出光が入射される偏光子とを備え、外部からの情報に基づいて前記調光手段の偏光回転素子における偏光方向の回転角を制御することによって前記偏光子から射出される光の光量が調節可能とされ、
前記調光手段が、光軸に垂直な面上に配置された複数の偏光回転素子を有し、
平面的に配置された前記複数の偏光回転素子のうち、周辺側の偏光回転素子の偏光方向の回転角を優先的に大きくした後、中央側の偏光回転素子の偏光方向の回転角を大きくする手順で前記複数の偏光回転素子の偏光方向の回転角を制御して、周辺側の偏光回転素子に対応する部分の前記偏光子での光透過量が中央側の偏光回転素子に対応する部分の前記偏光子での光透過量よりも小さくなるように前記複数の偏光回転素子を駆動することを特徴とする照明装置。 - 前記調光手段から射出される光の強度を検出する光強度検出手段を備え、該光強度検出手段が検出した光強度に基づいて前記偏光回転素子における偏光方向の回転角を制御することを特徴とする請求項4に記載の照明装置。
- 前記光強度検出手段が映像表示に寄与しない光の強度を検出することを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
- 照明手段と、前記照明手段から射出される光を変調する光変調手段と、前記光変調手段により変調された光を投射する投射手段とを有する投射型表示装置であって、
前記照明手段として、請求項1ないし6のいずれか一項に記載の照明装置を備えたことを特徴とする投射型表示装置。 - 映像を構成する1フレームあたりの映像信号に基づいて前記光源または前記調光手段を制御する制御信号を決定する制御信号決定手段と、前記制御信号に基づいて前記光源または前記調光手段を制御する制御手段と、前記映像信号を前記制御信号に基づいて伸張する映像信号伸張手段とを備えたことを特徴とする請求項7に記載の投射型表示装置。
- 請求項7に記載の投射型表示装置の駆動方法であって、
映像を構成する1フレームあたりの映像信号に基づいて前記光源または前記調光手段を制御する制御信号を決定し、前記制御信号に基づいて前記光源または前記調光手段を制御することにより前記光変調手段を照明する光の光量を調節するとともに、前記映像信号を前記制御信号に基づいて伸張し、この伸張した映像信号を前記光変調手段に供給することによって映像を生成することを特徴とする投射型表示装置の駆動方法。
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