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JP4021666B2 - 射出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、射出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、射出成形機においては、加熱シリンダ内において加熱され溶融させられた成形材料としての樹脂を、高圧で射出して金型装置のキャビティ空間に充填(てん)し、該キャビティ空間内において冷却して固化させることによって成形品を得ることができるようになっている。
【0003】
前記射出成形機は金型装置、型締装置及び射出装置を有し、前記型締装置は、固定プラテン及び可動プラテンを備え、型締用駆動部によって可動プラテンを進退させることにより金型装置の型閉じ、型締め及び型開きが行われる。
【0004】
一方、前記射出装置は、樹脂を加熱して溶融させる加熱シリンダ、及び溶融させられた樹脂を射出する射出ノズルを備え、前記加熱シリンダ内にスクリューが回転自在に、かつ、進退自在に配設される。そして、該スクリューを、後端に配設された駆動部によって前進させることにより射出ノズルから樹脂が射出され、前記駆動部によって回転させることにより樹脂の計量が行われる。
【0005】
図2は従来の射出装置の断面図である。
【0006】
図において、11は加熱シリンダ、12は該加熱シリンダ11内において回転自在に、かつ、進退(図において左右方向に移動)自在に配設されたスクリュー、13は前記加熱シリンダ11の前端(図において左端)に取り付けられた射出ノズル、14は該射出ノズル13に形成されたノズル口、15は前記加熱シリンダ11の後端(図において右端)の近傍の所定の位置に形成された成形材料供給口としての樹脂供給口、17は前記加熱シリンダ11に図示されない樹脂を供給するための成形材料投入部としての樹脂投入部、16は前記樹脂を収容するホッパである。前記加熱シリンダ11の外周にはヒータh1〜h3が、射出ノズル13の外周にはヒータh4が配設され、該ヒータh1〜h4を通電することによって、前記樹脂を加熱し、溶融させることができる。なお、加熱シリンダ11の所定の箇所には、複数の図示されない温度センサが埋設され、樹脂があらかじめ設定された温度になるように温度制御が行われる。また、前記スクリュー12の後端に図示されない計量用モータ及び射出用モータが配設される。
【0007】
前記スクリュー12は、フライト部21、及び該フライト部21の前端に配設されたスクリューヘッド27を備える。そして、前記フライト部21は、スクリュー12の本体、すなわち、スクリュー本体の外周面に螺(ら)旋状に形成されたフライト23を備え、該フライト23よって螺旋状の溝24が形成される。また、フライト部21には、後方(図において右方)から前方(図において左方)にかけて順に、樹脂投入部17によって供給された樹脂が供給される供給部P1、供給された樹脂を圧縮しながら溶融させる圧縮部P2、及び溶融させられた樹脂を一定量ずつ計量する計量部P3が形成される。前記溝24の底、すなわち、スクリュー本体の外径は、供給部P1において比較的小さくされ、圧縮部P2において後方から前方にかけて徐々に大きくされ、計量部P3において比較的大きくされる。したがって、加熱シリンダ11の内周面とスクリュー本体の外周面との間の間隙(げき)は、前記供給部P1において比較的大きくされ、圧縮部P2において後方から前方にかけて徐々に小さくされ、計量部P3において比較的小さくされる。
【0008】
ところで、樹脂投入部17は、ホッパ16、該ホッパ16の下端に隣接させて配設され、樹脂を設定された量だけ供給する回転式のフィードスクリュー18、該フィードスクリュー18の下端に隣接させて配設され、フィードスクリュー18によって供給された樹脂を案内する筒状の案内部19、及び該案内部19の下端に隣接させて配設された負圧形成部20を備える。なお、51は供給用モータである。
【0009】
計量工程時に、前記計量用モータを駆動することによって前記スクリュー12を正方向に回転させると、ホッパ16内の樹脂がフィードスクリュー18、案内部19、負圧形成部20及び樹脂供給口15を介して供給部P1に供給され、溝24内を前進(図において左方に移動)させられる。それに伴って、スクリュー12が後退(図において右方に移動)させられ、樹脂がスクリューヘッド27の前方に蓄えられる。なお、前記溝24内の樹脂は、前記供給部P1においてペレット状の形状を有し、圧縮部P2において半溶融状態になり、計量部P3において完全に溶融させられて液状になる。
【0010】
射出工程時に、前記射出用モータを駆動することによって前記スクリュー12を前進させると、スクリューヘッド27の前方に蓄えられた樹脂は、射出ノズル13から射出され、型閉じが行われた図示されない金型装置内のキャビティ空間に充填される。このとき、スクリューヘッド27の前方に蓄えられた樹脂が逆流しないように、スクリューヘッド27の周囲に逆止リング37及びシールリング38から成る逆流防止装置36が配設される。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記従来の射出装置においては、型開き時に溶融状態の樹脂が糸状に引かれて糸引き現象が発生したり、射出ノズル13、加熱シリンダ11等内の樹脂に劣化、焼け、変色等が発生したりしてしまう。
【0012】
そこで、糸引き現象が発生したり、射出ノズル13、加熱シリンダ11等内の樹脂に劣化、焼け、変色等が発生したりするのを防止するために温度制御において設定された温度、すなわち、設定温度を低くすることが考えられるが、固化する速度が樹脂によって異なるので、固化する速度が低い樹脂を使用する場合に設定温度を低くすると、加熱シリンダ11内の樹脂の温度を十分に高くすることができず、成形品の品質が低下してしまうだけでなく、射出ノズル13内の樹脂が固化してしまう。
【0013】
本発明は、前記従来の射出装置の問題点を解決して、糸引き現象が発生したり、射出ノズル、加熱シリンダ等内の成形材料に劣化、焼け、変色等が発生したり、成形品の品質が低下したり、射出ノズル内の成形材料が固化したりすることがない射出装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
そのために、本発明の射出装置においては、シリンダ部材と、該シリンダ部材内において進退自在に配設された射出部材と、前記シリンダ部材の前端に取り付けられた射出ノズルと、該射出ノズルの外周に着脱自在に配設された導熱材から成る導熱部材と、該導熱部材の外周に配設されたヒータとを有する。
そして、前記導熱部材は円周方向において分割されて複数の分割片から成る。
また、該各分割片のうちの少なくとも一つは他の分割片と熱伝導率が異なる導熱材から成る。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
【0021】
図1は本発明の実施の形態における射出装置の断面図である。
【0022】
図において、11はシリンダ部材としての加熱シリンダ、12は該加熱シリンダ11内において回転自在に、かつ、進退(図において左右方向に移動)自在に配設された射出部材としてのスクリュー、13は前記加熱シリンダ11の前端(図において左端)に取り付けられた射出ノズル、14は該射出ノズル13に形成されたノズル口、15は前記加熱シリンダ11の後端(図において右端)の近傍の所定の位置に形成された成形材料供給口としての樹脂供給口、17は前記加熱シリンダ11に成形材料としての図示されない樹脂を供給するための成形材料投入部としての樹脂投入部、16は前記樹脂を収容するホッパである。前記加熱シリンダ11の外周にはヒータh1〜h3が複数のリング状の導熱部材60〜63を介して配設され、射出ノズル13の外周にはヒータh5が複数のリング状の導熱部材41〜43を介して配設され、該ヒータh1〜h3、h5を通電することによって、前記樹脂を加熱し、溶融させることができる。なお、加熱シリンダ11及び射出ノズル13の所定の箇所には、温度センサ46〜48が埋設され、樹脂があらかじめ設定された温度になるように温度制御が行われる。また、前記スクリュー12の後端に図示されない第1、第2の駆動部としての計量用モータ及び射出用モータが配設される。
【0023】
前記スクリュー12は、フライト部21、及び該フライト部21の前端に配設されたスクリューヘッド27を備える。そして、前記フライト部21は、スクリュー本体の外周面に螺旋状に形成されたフライト23を備え、該フライト23よって螺旋状の溝24が形成される。また、フライト部21には、後方(図において右方)から前方(図において左方)にかけて順に、樹脂投入部17によって供給された樹脂が供給される供給部P1、供給された樹脂を圧縮しながら溶融させる圧縮部P2、及び溶融させられた樹脂を一定量ずつ計量する計量部P3が形成される。スクリュー本体の外径は、供給部P1において比較的小さくされ、圧縮部P2において後方から前方にかけて徐々に大きくされ、計量部P3において比較的大きくされる。したがって、加熱シリンダ11の内周面とスクリュー本体の外周面との間の間隙は、前記供給部P1において比較的大きくされ、圧縮部P2において後方から前方にかけて徐々に小さくされ、計量部P3において比較的小さくされる。
【0024】
ところで、樹脂投入部17は、ホッパ16、該ホッパ16の下端に隣接させて配設され、樹脂を設定された量だけ供給する回転式のフィードスクリュー18、該フィードスクリュー18の下端に隣接させて配設され、フィードスクリュー18によって供給された樹脂を案内する筒状の案内部19、及び該案内部19の下端に隣接させて配設された負圧形成部20を備える。なお、51は第3の駆動部としての供給用モータである。
【0025】
計量工程時に、前記計量用モータを駆動することによって前記スクリュー12を正方向に回転させると、ホッパ16内の樹脂がフィードスクリュー18、案内部19、負圧形成部20及び樹脂供給口15を介して供給部P1に供給され、溝24内を前進(図において左方に移動)させられる。それに伴って、スクリュー12が後退(図において右方に移動)させられ、樹脂がスクリューヘッド27の前方に蓄えられる。なお、前記溝24内の樹脂は、前記供給部P1においてペレット状の形状を有し、圧縮部P2において半溶融状態になり、計量部P3において完全に溶融させられて液状になる。
【0026】
射出工程時に、前記射出用モータを駆動することによって前記スクリュー12を前進させると、スクリューヘッド27の前方に蓄えられた樹脂は、射出ノズル13から射出され、型閉じが行われた図示されない金型装置内のキャビティ空間に充填される。このとき、スクリューヘッド27の前方に蓄えられた樹脂が逆流しないように、スクリューヘッド27の周囲に逆止リング37及びシールリング38から成る逆流防止装置36が配設される。
【0027】
ところで、前記導熱部材41〜43は、熱伝導率の高い金属、セラミックス(例えば、タングステンカーバイド等)等の導熱材から成り、射出ノズル13の外周に着脱自在に配設され、ヒータh5は各導熱部材41〜43にわたって、かつ、導熱部材41〜43を包囲して配設される。そして、使用される樹脂に対応させて、導熱部材41〜43のうちの少なくとも一つを他の導熱部材と置き換えることによって、ヒータh5と射出ノズル13との間で伝達される熱量を変更し、射出ノズル13内の樹脂が固化する速度を調整することができるようになっている。そのために、前記導熱部材41〜43として、幅、熱伝導率等の異なる各種の導熱部材があらかじめ用意される。
【0028】
例えば、固化する速度が低い樹脂を使用した場合に、前記導熱部材41〜43のうちの少なくとも一つを他の導熱部材と置き換えて、ヒータh5と射出ノズル13との間で伝達される熱量を多くすると、ヒータh5がオフになったときに、導熱部材41〜43が放熱部材になり、射出ノズル13内の樹脂を比較的に速く冷却することができる。しかも、導熱部材41〜43が複数配設されるので、放熱面積が大きくなり、放熱性が良好になる。
【0029】
一方、固化する速度が高い樹脂を使用した場合に、前記導熱部材41〜43のうちの少なくとも一つを他の導熱部材と置き換えて、ヒータh5と射出ノズル13との間で伝達される熱量を少なくすると、ヒータh5がオフになったときに、射出ノズル13内の樹脂が冷却される速度が適正になる。
【0030】
したがって、型開き時に溶融状態の樹脂が糸状に引かれて糸引き現象が発生したり、射出ノズル13内の樹脂に劣化、焼け、変色等が発生したりすることがない。
【0031】
また、糸引き現象が発生したり、射出ノズル13内の樹脂に劣化、焼け、変色等が発生したりするのを防止するために温度制御において設定温度を低くする必要がなくなる。例えば、固化する速度が低い樹脂を使用する場合に設定温度を低くする必要がないので、加熱シリンダ11内の樹脂の温度を十分に高くすることができ、成形品の品質が低下することがないだけでなく、射出ノズル13内の樹脂が固化することがない。
【0032】
そして、前記ヒータh5は、各導熱部材41〜43にわたって配設されるので、導熱部材41〜43のうちの少なくとも一つの熱伝導率が他の導熱部材と異なる場合でも、各導熱部材41〜43の温度を等しくすることができる。したがって、射出ノズル13の軸方向における熱分布を均一にすることができる。
【0033】
また、前記導熱部材60〜63は、熱伝導率の高い又は低い金属、セラミックス(例えば、タングステンカーバイド等)等の導熱材から成り、加熱シリンダ11に対して着脱自在に配設され、ヒータh1〜h3は各導熱部材60〜63にわたって、かつ、導熱部材60〜63を被って配設される。そして、使用される樹脂に対応させて、導熱部材60〜63のうちの少なくとも一つを他の導熱部材と置き換えることによって、ヒータh1〜h3と加熱シリンダ11との間で伝達される熱量を変更し、加熱シリンダ11内の樹脂が溶融する速度を調整したり、溶融させられた樹脂の温度を調整したりすることができるようになっている。そのために、前記導熱部材60〜63として、幅、熱伝導率等の異なる各種の導熱部材があらかじめ用意される。
【0034】
ところで、ヒータh1〜h3だけを配設した場合、加熱シリンダ11の全体の温度を調整することができるが、部分的な温度を調整することはできない。これに対して、本実施の形態においては、加熱シリンダ11の長手方向に沿って複数の導熱部材60〜63が配設されるので、加熱シリンダ11の長手方向の各領域において樹脂が溶融する速度を調整したり、溶融させられた樹脂の温度を調整したりすることができる。
【0035】
ところで、前記導熱部材41〜43、60〜63を、円周方向において分割し、扇状の複数の分割片によって構成することができる。その場合、各分割片のうちの少なくとも一つを、他の分割片と熱伝導率が異なる導熱材によって構成することができる。例えば、加熱シリンダ11の圧縮部P2においては、溶融させられた樹脂と溶融させられていない樹脂とが存在し、溶融させられた樹脂が下方に溜まりやすい。そこで、圧縮部P2の円周方向において樹脂の溶融状態を均一にするために、圧縮部P2における導熱部材60〜63の各分割片のうちの下方の分割片、特に、最も下端の分割片を、他の分割片より熱伝導率が低い導熱材によって形成するようにしている。
【0036】
なお、使用される樹脂が変更されたときに、導熱部材41〜43、60〜63のうちの所定の導熱部材を取り外すか、他の導熱部材を追加するかして、ヒータh1〜h3、h5と射出ノズル13又は加熱シリンダ11との間で伝達される熱量を変化させ、射出ノズル13又は加熱シリンダ11内の樹脂が固化する速度、溶融する速度、溶融させられた樹脂の温度等を調整することもできる。
【0037】
本実施の形態において、前記導熱部材41〜43、60〜63はリング状のものが使用されるが、任意の形状のもの、例えば、軸方向に延びる帯状の導熱部材を使用することもできる。また、導熱部材41〜43を樹脂の変更に伴って、熱伝導率の異なるものに変更することもできる。
【0038】
そして、ヒータh1〜h3と加熱シリンダ11との間に導熱部材を配設することによって、加熱シリンダ11内の樹脂に劣化、焼け、変色等が発生するのを防止することができる。
【0039】
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除するものではない。
【0040】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、射出装置においては、シリンダ部材と、該シリンダ部材内において進退自在に配設された射出部材と、前記シリンダ部材の前端に取り付けられた射出ノズルと、該射出ノズルの外周に着脱自在に配設された導熱材から成る導熱部材と、該導熱部材の外周に配設されたヒータとを有する。
そして、前記導熱部材は円周方向において分割されて複数の分割片から成る。
また、該各分割片のうちの少なくとも一つは他の分割片と熱伝導率が異なる導熱材から成る。
【0041】
この場合、使用される成形材料に対応させて、導熱部材を変更することによって、ヒータと射出ノズルとの間で伝達される熱量を変更し、射出ノズル内の成形材料が溶融する速度、溶融させられた樹脂の温度等を調整することができる。
【0042】
したがって、型開き時に溶融状態の成形材料が糸状に引かれて糸引き現象が発生したり、射出ノズル内の成形材料に劣化、焼け、変色等が発生したりすることがない。
【0043】
また、糸引き現象が発生したり、射出ノズル内の成形材料に劣化、焼け、変色等が発生したりするのを防止するために温度制御において設定温度を低く必要がなくなるので、シリンダ部材内の成形材料の温度を十分に高くすることができ、成形品の品質が低下することがないだけでなく、射出ノズル内の成形材料が固化することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における射出装置の断面図である。
【図2】従来の射出装置の断面図である。
【符号の説明】
11 加熱シリンダ
12 スクリュー
13 射出ノズル
41〜43 導熱部材
h5 ヒータ

Claims (5)

  1. (a)シリンダ部材と、
    (b)該シリンダ部材内において進退自在に配設された射出部材と、
    (c)前記シリンダ部材の前端に取り付けられた射出ノズルと、
    (d)該射出ノズルの外周に着脱自在に配設された導熱材から成る導熱部材と、
    (e)該導熱部材の外周に配設されたヒータとを有するとともに、
    (f)前記導熱部材は円周方向において分割されて複数の分割片から成り、
    (g)該各分割片のうちの少なくとも一つは他の分割片と熱伝導率が異なる導熱材から成ることを特徴とする射出装置。
  2. (a)シリンダ部材と、
    (b)該シリンダ部材内において進退自在に配設された射出部材と、
    (c)前記シリンダ部材の前端に取り付けられた射出ノズルと、
    (d)前記シリンダ部材の外周に着脱自在に配設された導熱材から成る導熱部材と、
    (e)該導熱部材の外周に配設されたヒータとを有するとともに、
    (f)前記導熱部材は円周方向において分割されて複数の分割片から成り、
    (g)該各分割片のうちの少なくとも一つは他の分割片と熱伝導率が異なる導熱材から成ることを特徴とする射出装置。
  3. 前記導熱部材は複数配設される請求項1又は2に記載の射出装置。
  4. 前記ヒータは各導熱部材にわたって配設される請求項3に記載の射出装置
  5. 記各分割片のうちの一つは、下方に配設され、他の分割片より熱伝導率が低い導熱材から成る請求項1又は2に記載の射出装置。
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