JP4010047B2 - 反射型表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、屋内照明灯から発する照明光や部屋の窓から入ってくる自然光などの外光を利用して表示を行なう反射型表示装置に関する。より詳しくは、反射型表示装置の画面に照明灯などの光源が映り込むことを防止するとともに不要反射によるコントラストの紙下を防止する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
液晶などを電気光学物質に用いた表示装置はフラットパネル形状を有し軽量薄型で低消費電力に特徴がある。この為、携帯用機器のディスプレイなどとして盛んに開発されている。液晶は自発光型ではなく外光を選択的に透過遮断して画像を映し出す。この様な受動型の表示装置は照明方式によって透過型と反射型に分けられる。透過型の表示装置では、透明な一対の基板間に電気光学物質として例えば液晶を保持したパネルを作成し、その背面にバックライトを配置する一方、パネルの正面から画像を観察する。透過型の場合、バックライトは必須であり、例えば冷陰極管などが用いられる。ディスプレイ全体として見た場合バックライトが大部分の電力を消費する為、携帯用機器には不向きである。これに対し、反射型ではパネルの背面に反射板を配置する一方、正面から屋内照明光などを入射し、その反射光を利用して同じく正面から画像を観察する。透過型と異なり専用のバックライトを使わないので、反射型は比較的低消費電力で済み、携帯用機器のディスプレイに適している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、液晶を電気光学物質に用いた表示装置は大きな視角依存性があり、観察者が画面を見る角度(視角)に依存して表示コントラストが顕著に変化する。この視角依存性を緩和する為に従来から観察者と対向するパネルの前面に光拡散板を配した構造が提案されている。例えば、透過型の液晶表示装置の前面に光拡散板を装着した構造が特開昭52−17793号公報に開示されている。光拡散板はバックライトから発した光源光を拡散して視角依存性を緩和できる。しかし、光拡散板では外光の後方散乱が生じ、表示のコントラスト低下を招くという問題がある。この後方散乱は観察者側から画面に入射した外光が光拡散板で散乱反射され観察者の位置する後方に向かって散乱する現象をいう。後方散乱を抑制する為には屋内照明灯を暗くしたり、窓にブラインドを掛けて外光を遮るなどの工夫が必要になる。透過型の場合、照明を暗くしたり外光を遮っても、バックライトがあるので画面の表示自体に支障が生じることはない。
【0004】
しかし、反射型の表示装置では、後方散乱を抑制する為照明を落としたり外光を遮ると、画像の表示自体ができなくなってしまう。従って、反射型表示装置では後方散乱に起因する表示のコントラスト低下を防ぐ為、後方散乱自体を抑制することが解決すべき課題となっている。なお、反射型表示装置では視角依存性の改善に加え、外部照明灯の映り込みを防ぐ為、光拡散板は必須である。反射型では外部照明灯の映り込み方向と観察者が表示を視認する視角方向が一致する為、映り込みがあると極端に表示が見にくくなる。又、反射型ではパネルの前面に透過型の光拡散板を設ける代わりに、背面側に反射型の光拡散板を設ける構造が提案されている。反射型の光拡散板を用いれば上述した後方散乱に起因する表示のコントラスト低下が生じる恐れはない。しかしながら、反射型の光拡散板をパネルに組み込むことはコストの増加につながり、好ましくない。
【0005】
【課題を解決する為の手段】
上述した従来の技術の課題を解決する為に以下の手段を講じた。即ち、本発明に係る反射型表示装置は、基本的な構成としてパネルと光拡散層と四分の一波長板と偏光板とを有する。パネルは外光の入射側に位置する透明な第1基板、所定の間隙を介して該第1基板に接合し反射側に位置する第2基板、該間隙内に保持された液晶などの電気光学物質及び該電気光学物質に電圧を印加する電極を備えている。特徴事項として、該第1基板の上に下から順に光拡散層、四分の一波長板及び偏光板が重ねられている。該偏光板は外光を直線偏光に変換してパネルの第1基板側に入射する。該光拡散層はパネルの第2基板側で反射した外光を拡散的に出射するとともに、該偏光板を介して入射した外光の一部を不要に反射する(後方散乱)。該四分の一波長板は該偏光板と協働して該光拡散層が不要に反射した外光(後方散乱成分)を遮断する。前記電気光学物質は液晶層からなり、該第1基板側における前記液晶層の配向方向が該偏光板の透過軸と平行である。好ましくは、前記パネルは、電圧の印加状態に応じて四分の一波長板として機能する液晶層を電気光学物質として用いる。例えば、前記液晶層は誘電異方性が正で且つツイスト配向したネマティック液晶からなり、電圧無印加時四分の一波長板として機能し、電圧印加時四分の一波長板の機能を失う。
【0006】
本発明によれば、観察者と対向するパネルの前面に、偏光板、四分の一波長板及び光拡散層を重ねている。特に、光拡散層を偏光板及び四分の一波長板の積層とパネルとの間に挿入している。偏光板と四分の一波長板の積層は光拡散層で生じた後方散乱を遮断することができ、反射型表示装置のコントラストの改善につながる。特に、動作原理上偏光板と四分の一波長板の積層が必須の構成部品となるパネルを用いれば、単に光拡散層を偏光板及び四分の一波長板の積層とパネルとの間に装着するのみで後方散乱の抑制が可能となる。このようなパネルとしては、電圧無印加状態で四分の一波長板として機能する液晶層を電気光学物質として用いたノーマリホワイトモードのTN−ECBが挙げられる。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明に係る反射型表示装置の基本的な構成を示す模式的な断面図である。図示する様に、本反射型表示装置は、基本的な構成としてパネル0と光拡散層7と四分の一波長板8と偏光板9とを備えている。パネル0は外光の入射側に位置する透明な第1基板1と所定の間隙を介してこの第1基板1に接合し反射側に位置する第2基板2とで構成されている。両基板1,2の間隙には電気光学物質として液晶層3が保持されている。ただし、本発明はこれに限られるものではなく液晶に代えて他の電気光学物質を用いることもできる。パネル0には液晶層3に電圧を印加する電極が形成されている。具体的には、ガラスなどからなる第1基板1の内面にITOなどの透明導電膜からなる透明電極5が形成されている一方、第2基板2の内面にはアルミニウムなどの金属蒸着膜からなる反射電極6が形成されている。液晶層3は透明電極5及び反射電極6によって上下から挟持されている。本発明の特徴事項として、パネル0の第1基板1の上に、下から順に光拡散層7、四分の一波長板8及び偏光板9が重ねられている。偏光板9は外光を直線偏光に変換して第1基板1側に入射する。光拡散層7は第2基板2側の反射電極6で反射した外光を拡散的に出射する。これにより、液晶層3に起因する視角依存性を緩和することができる。光拡散層7は基本的に光透過型であるが、偏光板9を介して入射した外光の一部を不要に反射してしまい、所謂後方散乱成分が生じる。四分の一波長板8は偏光板9と協働して光拡散層7が不要に反射した外光を遮断する。これにより、後方散乱を抑制しており、表示コントラストの低下を防ぐことができる。
【0008】
図示する様に、光拡散層7は、例えば微粒子7aを樹脂7b中に分散した透明な光学フイルムからなる。例えば、光拡散層7は高分子ビーズからなる微粒子7aを異なる屈折率の樹脂(マトリクスポリマー)7b中に分散固定化した透明なフイルムであり、ガラスなどからなる第1基板1の前面に接着剤などを介して接合される。微粒子7aの屈折率は1.0〜1.9の範囲にある。その粒径は1〜10μm程度である。一方、樹脂(マトリクスポリマー)7bはアクリル樹脂からなりその屈折率は1.5である。微粒子7aと樹脂7bの屈折率を大きく異ならせることにより、光拡散層7は優れた散乱能を発揮することができる。即ち、反射電極6で反射した外光を観察者に向かって拡散的に透過し、液晶層3の視角依存性を低減化できる。ただし、光拡散層7で一部反射した外光が後方散乱成分となり、表示コントラストの低化をもたらす恐れがある。
【0009】
四分の一波長板8は例えば一軸延伸された高分子フィルムからなり、常光と異常光との間で四分の一波長分の位相差を与える。四分の一波長板8の光学軸(一軸異方軸)は偏光板9の偏光軸(透過軸)と45°の角度を成す様に配されている。これにより、光拡散層7による後方散乱成分を観察者側から遮断することが可能である。即ち、外光は偏光板9を透過すると直線偏光になる。この直線偏光は四分の一波長板8を透過すると円偏光になる。円偏光の一部は光拡散層7によって不要に反射され後方散乱成分が生じる。不要反射した円偏光は四分の一波長板8を逆に透過する時直線偏光に戻る。ただし、出射時の偏光軸は入射時の偏光軸から90°回転する。この結果出射直線偏光は偏光板9の透過軸と直交する様になり、全て吸収される。よって、光拡散層7による後方散乱成分が観察者側に漏れることがなくなる。
【0010】
本実施形態では、パネル0は、電圧の印加状態に応じて四分の一波長板として機能する液晶層3を電気光学物質として用いている。換言すると、パネル0は液晶層3の複屈折性を利用して表示を行っており、所謂ECBモードを採用している。ただし、本発明はこれに限られるものではなく、ゲストホストモードやツイストネマティックモードを採用してもよい。液晶層3は誘電異方性が正で且つツイスト配向したネマティック液晶3mからなる。即ち、本実施形態ではツイストネマティック(TN)液晶3mを利用しており、所謂TN−ECBモードである。ただし、本発明はこれに限られるものではなく、通常のECBモードも含まれる。液晶層3は電圧無印加時四分の一波長板として機能し、偏光板9及び四分の一波長板8と協働して反射電極6で反射した外光を透過して白表示を実現する。液晶層3は電圧印加時には四分の一波長板の機能を失い、反射電極6で反射した外光を遮断して黒表示となる。即ち、本実施形態ではパネル0はノーマリホワイトモードである。ただし、本発明はこれに限られるものではない。なお、ノーマリホワイトモードで且つECBモードのパネル0は動作原理上偏光板9及び四分の一波長板8を必須の構成部品として用いる。この偏光板9及び四分の一波長板8をそのまま利用することで、光拡散層7による後方散乱を遮断することが可能である。パネル0の具体的なパラメータを以下に列挙する。ネマティック液晶3mの光学異方性Δnは0.7程度であり、液晶層3の厚みは3μm程度である。従って、液晶層3の計算上のリターデーションΔn・dは0.2〜0.25μmとなる。ツイスト配向したネマティック液晶3mのツイスト角は60°〜70°である。ネマティック液晶3mをツイスト配向することで、液晶層3の実効的なリターデーションは0.15μm(150nm)程度となり、ほぼ外光の中心波長λ(600nm程度)の四分の一程度となり、液晶層3は四分の一波長板として機能する。
【0011】
以下、図2及び図3を参照して、図1に示した反射型表示装置の動作を詳細に説明する。図2は電圧無印加時における動作を模式的に表わしている。前述した様に、本反射型表示装置は、観察者側から見て順に、偏光板9、四分の一波長板8、光拡散層7、液晶層3、反射電極6が配列した構造となっている。偏光板9の透過軸を9pで表わしている。四分の一波長板8の光学軸8dは透過軸9pと45°の角度で交差している。液晶層3に含まれるネマティック液晶3mは電圧無印加状態でツイスト配向しており、液晶層3は四分の一波長板として機能する。本実施形態では、第1基板側におけるネマティック液晶3mの配向方向が偏光板9の透過軸9pと平行になっている。ネマティック液晶3mは第1基板から第2基板に向かってツイスト配向しており、このツイスト角は前述した様に60°〜70°である。
【0012】
入射光11は偏光板9を通過すると直線偏光に変換される。その偏光方向は透過軸9pと平行であり、以下平行直線偏光と呼ぶことにする。この平行直線偏光12は四分の一波長板8を通過すると円偏光13に変換される。円偏光13の大部分は光拡散層7を拡散的に透過して液晶層3に至る。ただし円偏光13の一部は光拡散層7により拡散反射され、後方散乱成分17となる。光拡散層7を前方に向かって透過した円偏光13は四分の一波長板として機能する液晶層3により直線偏光に変換される。ただし、この直線偏光の偏光方向は平行直線偏光12と直交するようになり、以下直交直線偏光と呼ぶことにする。反射電極6で反射した直交直線偏光14は液晶層3を逆方向に通過すると円偏光になる。さらに、光拡散層7を拡散的に通過した円偏光は四分の一波長板8で平行直線偏光15に変換される。この平行直線偏光15はそのまま偏光板9を通過し、出射光16となって観察者に至る。従って、白表示が得られる。電圧無印加状態では液晶層3が四分の一波長板として機能する為、元々の四分の一波長板8と合わせると、表示パネルは全体として二分の一波長板として機能する。反射型の場合外光は表示パネルを往復するので、結局表示パネルは等価的に一波長板として機能する。一波長板は実質的に光学的な作用を及ぼさないので、外光はそのまま反射され観察者に至り、白表示となる。
【0013】
一方、光拡散層7で反射した後方散乱成分(円偏光)17は四分の一波長板8で直交直線偏光になる。これは偏光板9の透過軸9pと直交するので通過することができず、遮断吸収され後方散乱成分17が観察者に至ることがない。直線偏光は四分の一波長板を往復する毎に偏光方向が90°回転する。後方散乱成分17については四分の一波長板8を往復するのみであるので、偏光方向が90°回転する。これに対し、外光のうちの大部分は四分の一波長板8及び液晶層3をそれぞれ往復で通過する為、偏光方向が90°×2=180°回転することになる。この相違により、表示に寄与する外光成分から不要な後方散乱成分のみを分離除去することが可能になる。
【0014】
図3は、図1に示した反射型表示装置の電圧印加時における動作状態を模式的に表わしたものである。図2に示した電圧無印加状態と対応する部分には対応する参照番号を付して理解を容易にしている。電圧印加状態では誘電異方性が正のネマティック液晶3mが電圧に応答して立ち上がり垂直配向に移行する。この結果、液晶層3は四分の一波長板としての機能を失うことになる。入射光11は偏光板9を通過した後平行直線偏光12になる。平行直線偏光12は四分の一波長板8により円偏光13に変換される。円偏光13の一部は後方散乱成分17となり、再び四分の一波長板8を逆方向に通過して直交直線偏光になる。これは偏光板9を通過できないので、遮断されることになる。即ち、本発明では電圧の印加状態に係わらず、後方散乱成分17は常に遮断されることになる。一方光拡散層7を拡散的に通過した大部分の円偏光13はそのまま液晶層3を通過して反射電極6に至り、円偏光状態を維持している。反射電極6で反射した円偏光14aは光拡散層7を通って四分の一波長板8に至る。ここで、円偏光14aは直交直線偏光15aに変換される。この直交直線偏光15aは偏光板9を通過できないので、黒表示が得られる。この様に、本発明では光拡散層7による後方散乱成分17が四分の一波長板8及び偏光板9によって吸収される為、表示に寄与しない。特に、黒表示時にける後方散乱成分の光抜けがなくなり、コントラストを大幅に改善することが可能である。
【0015】
図4は、反射型表示装置の参考例を示す模式的な断面図である。図1に示した本発明に係る反射型表示装置と対応する部分には対応する参照番号を付して理解を容易にしている。異なる点は、この参考例では通常の様に光拡散層7が偏光板9の上に装着されていることである。光拡散層7は入射光11の大部分を拡散的に透過して前方散乱成分18をパネル0側に導く。この時、光拡散層7は入射光11の一部を拡散的に反射して後方散乱成分17を生じる。本発明と異なり、この参考例では後方散乱成分17を何ら遮断することができないので、表示コントラストが低下する。特に、黒表示時における沈み込みが充分でなくなりコントラストが甘くなってしまう。
【0016】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、反射型表示装置において、観察者側に対向するパネルの上に下から順に光拡散層、四分の一波長板及び偏光板を重ねることにより、光拡散層で生じた不要な後方散乱成分を遮断することが可能になる。これにより、特に黒表示時の光抜けを抑制でき、大幅にコントラストを改善できる。コントラストを落とすことなく透過型の光拡散板を使うことができる為、従来の様に反射型の光拡散板をパネルに組み込む必要がなくなり、製造コストの低減化が実現できる。加えて、光拡散層として比較的後方散乱成分の大きな拡散フィルムを使用することが可能になり、光拡散層の材料選択幅が広がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る反射型表示装置の実施形態を示す断面図である。
【図2】図1に示した反射型表示装置の電圧無印加時における動作を示す模式図である。
【図3】図1に示した反射型表示装置の電圧印加時における動作を示す模式図である。
【図4】反射型表示装置の参考例を示す断面図である。
【符号の説明】
0・・・パネル、1・・・第1基板、2・・・第2基板、3・・・液晶層、5・・・透明電極、6・・・反射電極、7・・・光拡散層、8・・・四分の一波長板、9・・・偏光板
Claims (3)
- 外光の入射側に位置する透明な第1基板、所定の間隙を介して該第1基板に接合し反射側に位置する第2基板、該間隙内に保持された電気光学物質及び該電気光学物質に電圧を印加する電極を備えたパネルと、該第1基板の上に下から順に重ねた光拡散層、四分の一波長板及び偏光板とを有する反射型表示装置であって、
該偏光板は、外光を直線偏光に変換して第1基板側に入射し、
該光拡散層は第2基板側で反射した外光を拡散的に出射するとともに該偏光板を介して入射した外光の一部を不要に反射し、
該四分の一波長板は該偏光板と協働して該光拡散層が不要に反射した外光を遮断し、
前記電気光学物質は液晶層からなり、該第1基板側における前記液晶層の配向方向が該偏光板の透過軸と平行であることを特徴とする反射型表示装置。 - 前記パネルは、電圧の印加状態に応じて四分の一波長板として機能する液晶層を電気光学物質として用いることを特徴とする請求項1記載の反射型表示装置。
- 前記液晶層は誘電異方性が正で且つツイスト配向したネマティック液晶からなり、電圧無印加時四分の一波長板として機能し、電圧印加時四分の一波長板の機能を失うことを特徴とする請求項2記載の反射型表示装置。
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