JP4003068B2 - テープカセット - Google Patents
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Description
本発明は、文字付テープを作成するテープ印字装置に使用され、テープスプールの周囲に印字テープを巻回してなるテープユニットがカセットケース本体に対して交換可能なテープカセットの構成に関し、より詳しくは、カセットケース本体の上面開放部を覆うための着脱可能なカセット蓋が不用意に外れないようにする構成に関するものである。
[背景技術]
従来より、テープ印字装置により作成される文字付テープの使用目的等を勘案した場合、複数種類のテープ幅を有する印字テープが必要であることや、印字テープが使い切られた場合のカセットケースの再使用を望む省資源の観点から、本出願人が先に提案した、特開平7−25123号公報では、テープが使い切られた場合に新たな印字テープを予めセットしたテープユニットをカセットケース本体に詰め替え可能に構成すると共に、複数種類のテープ幅を有する各印字テープに対応して複数種類のテープユニットを1種類のカセットケース本体内に収納でき、その場合に各テープユニットにテープ幅判別部材を備えることが開示されている。
そして、その場合、カセットケース本体の上面開放部に対してカセット蓋を着脱自在に装着できるように構成し、その係止手段として、カセットケース本体における外周壁のうち後部壁に複数の係止孔を穿設する一方、それと平行な前部壁には一対の突起部の間の係止溝を形成する。カセット蓋の後縁には、前記係止孔に係脱する下向き係止爪を設け、カセット蓋の前縁には、下向きの屈曲部と、該屈曲部の上端に連設された摘み部とからなる弾性係止部材を設け、この弾性係止部材の付け根部が前記係止溝に係脱する構成が開示されていた。
[発明の開示]
しかしながら、前記公知技術では、テープユニットの交換に際して、テープ印字装置の収納部からテープカセットを取り出すとき、当該テープカセットの外周を指で摘み上げるという動作を行うから、必然的に上側のカセット蓋の外周縁を指で摘むことになる。このとき、前記弾性係止部材がカセット蓋の外周縁の一方に配置されているので、これを不用意に摘むことになり、カセット蓋がカセットケース本体から外れてしまうが、カセットケース本体は、テープ印字装置の収納部に取り残された状態となり、テープカセットの取り扱いが不便となるという問題があった。
また、テープカセットを持ち運ぶときにも、前記弾性係止部材の箇所にユーザーが不用意に触れ易いから、カセット蓋が開いてしまい、中のテープユニットが脱落してしまうという問題もあった。
本発明は前記従来の問題点を解消するためになされたものであり、カセットケース本体に対して着脱自在可能なカセット蓋の弾性係止部をユーザーが不用意に触れない箇所に配置したテープカセットを提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明のテープカセットは、印字テープが巻回されてなる交換可能なテープユニットを、カセットケース本体と、そのカセット蓋との間に着脱自可能に収納するように構成し、前記カセットケース体に対して係脱する弾性係止フック体をカセット蓋に設けてなるテープ印字装置に使用されるテープカセットにおいて、前記カセットケース本体は、外周壁と、当該外周壁より内径部にテープ印字装置側の印字部が嵌まる凹状空間と、該凹状空間に対峙する中間壁と、前記外周壁を構成する第1外周壁面と、第1外周壁面に設けた第1係止孔と、前記外周壁を構成し、第1外周壁面に対して前記テープユニットの収納部及び前記凹状空間を挟んで位置する第2外周壁面と、前記凹状空間を囲むと共に第2外周壁面側に形成されたテープ引き出し部と、前記中間壁に設けられた第2係止孔とを備え、前記カセット蓋は、前記第1係止孔に係止する係止部と、前記第2係止孔に係止する弾性係止フック体とを備え、前記弾性係止フック体は摘み片を備え、前記摘み片は、前記テープカセットの平面視形状において、前記中間壁からテープ引き出し部に向かう方向に延出していると共に、前記テープカセットの平面視の外周壁内に位置しており、前記カセット蓋にてテープユニットの収納部を覆うように構成され、さらに、前記テープ引き出し部の上方を覆う補助カバー体を備えたものである。
[発明を実施するための最良の形態]
次に、本発明を具体化した実施形態に基づいて図面を参照しつつ詳細に説明する。第1図はカセット収納部8の収納カバー6を閉じた状態のテープ印字装置1の平面図、第2図はテープカセットの分解斜視図、第3図はテープユニットをセットした状態のカセットケース本体の斜視図である。
第1図において、テープ印字装置1の本体1aの上面には、文字等のキャラクタを複数行に渡って入力し、文書データ(コードデータ)からなるテキストを作成するための文字入力キー、テキストの印字を指令する印字キー、液晶ディスプレイ3上でカーソルを上下、左右に移動させるカーソルキー、及び、改行指令や各種処理の実行、選択を指令する制御キー等が設けられたキーボード部2と、キーボード部2にて入力された文字等を表示する液晶ディスプレイ3及び後述するテープカセット5を収納するカセット収納部8が配設され、このカセット収納部8を覆うための収納カバー6が本体1aの後端に開閉可能に枢支されている。なお、第1図に示すように、カセット収納部8の左側には、印字済みのテープが本体1aの排出口1bから排出される箇所で切断するためのテープカッター7が配置され、その押し操作ボタン7aが本体1aの左側面の後寄り部位に配置されている。
また、カセット収納部8には、本体1a内に配置のテープ送りモータから適宜の駆動機構(共に図示せず)を介して回転駆動されるテープ送りローラ軸9とリボン巻取軸10とが立設されている。但し、このリボン巻取軸10は、インクリボンを内蔵し、インクリボンを介してフィルムテープ上に文字等の印字を行なう際に使用される従来のテープカセットにおいてインクリボンを巻取るためのものであるが、本実施形態に係るテープカセット5では、インクリボン及びその巻取りスプールが内蔵されておらず、インクリボンを使用することなく文字等の印字が可能な感熱発色性の印字テープTを使用することから、リボン巻取軸10は印字テープTの送り動作には関与しない。
インクリボン巻取軸10の斜め前方(キーボード部2側)に位置する前記テープ送りローラ軸9は、テープカセット5におけるテープ送りローラ11に嵌合するように立設されている。更に、カセット収納部8の前方には、印字テープT上に文字等の印字を行なうサーマルヘッド12が固設されている。また、前記印字テープTを前記サーマルヘッド12及びテープ送りローラ11に押しつけるためのプラテンローラ13a及びテープ送り補助ローラ13bがローラホルダ(図示せず)に装着され、該ローラホルダは、テープカセット5に対して接離可能に配置されている。
カセット収納部8の後部(第1図の右寄り後方)には、図示しないが7個のマイクロスイッチを有して、テープの種類やテープ幅を検出するためのテープ種類検出部(図示せず)が設けられており、このテープ種類検出部は後述のテープカセット5に設けられているテープ被検出部50a、50b及びテープユニット20におけるテープ特定部30と協働してテープカセット5内に収納されている印字テープTのテープ幅やテープの種類(テープの色や透明半透明、発色可能な文字等の色、テープ材質等の別)を検出するものである。
なお、前記各マイクロスイッチに対して後述の遮蔽部51が当接(押圧)したかどうかを検出して、そのオン・オフ信号の組み合せにより印字テープTのテープ幅等のテープ種類を検出するものである。尚、前記テープ種類検出部は、マイクロスイッチに代えて、フォトセンサ等の光学的センサや磁気センサ等を用いても良い。
なお、このように構成されるテープ印字装置1の制御は、CPU、ROM、CGROM、及び、RAM、バス等からなるマイクロコンピュータ等の電子式制御装置により実行される。ROMは各種のプログラムを記憶させておくものであり、印字制御プログラム等のテープ印字装置1の制御上必要な各種のプログラムが記憶されている。そして、CPUはかかるROMに記憶されている各種のプログラムに基づいて各種の演算を行なうものである。また、ROMには、多数の文字等のキャラクタのそれぞれについて、各キャラクタの輪郭線を規定する輪郭線データ(アウトラインデータ)が各書体(ゴシック系書体、明朝体系書体等)毎に分類されてコードデータに対応して記憶されている。このアウトラインデータに基づいてドットパターンデータがイメージバッファ上に展開される。
また、CGROMにはキーボード部2から入力される各キャラクタに対応するドットパターンデータが記憶されており、ドットパターンデータがCGROMから読み出され、そのドットパターンデータに基づいて液晶ディスプレイ7にドットパターンが表示される。更に、RAMはCPUにより演算された各種の演算結果を一時的に記憶させておくためのものであり、RAMにはテキストメモリ、イメージバッファ、印字バッファ等の各種のメモリが設けられている。
キーボード部2及び印字テープTの幅を検出するための前記テープ種類検出部が入出力インターフェイスを介して、また、液晶ディスプレイ3、ディスプレイコントローラが入出力インターフェイスを介してそれぞれ前記制御装置に接続されており、キーボード部2の文字入力キーを介して文字等が入力された場合、その文書データがテキストメモリに順次記憶されていくとともに、ドットパターン発生制御プログラム及び表示制御プログラムに基づいて、前記入力された文字等に対応するドットパターンが液晶ディスプレイ3上に表示される。また、サーマルヘッド12は図示しない駆動回路を介して駆動され、イメージバッファから印字バッファに転送されたドットパターンデータの印字を行い、これと同期してテープ送りモータは駆動回路を介して印字テープTの送り制御を行なうものである。
次に、第2図〜図9に基づいて、前記のように構成されるテープ印字装置1のカセット収納部8に収納されるテープカセット5の構成について説明する。第2図はテープカセット5の分解斜視図、第3図はカセット蓋33を外した状態でテープユニット20を収納したテープカセット5の斜視図である。テープカセット5は、基本的に、カセットケース本体32と、これに対して着脱可能とされたカセット蓋33と、カセットケース本体32のうちカセット蓋33にて覆われなかったテープ引き出し部36及びテープ送りローラ11等が配置されたテープ送り部等の上方を覆う補助カバー体31とから構成されている。これらは各々合成樹脂製の射出成形品である。第2図及び第4B図では、後述の係止長孔39等カセットケース本体32の前部の形状を明示するため、テープ送りローラ11及び補助カバー体31を外して図示している。
カセットケース本体32は、上側が開放された略矩形状のケースからなり、かかるカセットケース本体32の後壁32aの両側位置には、第1係止孔としての一対の係止孔34、34が穿設されている。これらの各係止孔34には、後述するカセット蓋33の後縁から下向きに突設した各係止爪35が係止される。
また、カセットケース本体32における前壁32bの右側位置から左方に向かって、テープ引き出し部36が一体的に設けられており、該テープ引き出し部36の後方にはサーマルヘッド案内部37が一体的に設けられている。サーマルヘッド案内部37は平面視「コ」字状に形成されており、「コ」字状の凹状空間38にはサーマルヘッド12が配設される。凹状空間38の後ろ側である中間壁29には、第2係止孔としての係止長孔39が形成される(第2図、第3図及び第9B図参照)。拡大斜視図である第9B図から理解できるように、幅寸法W1で深さH1の正面視略矩形状であって、上開放された係止長孔39の上端には、カセットケース本体方向に略水平に延びる左右一対の係止片39a,39aが一体的に設けられている。この係止長孔39には後述するカセット蓋33に形成された弾性係止フック体40(第2図、第4A図、第9A図及び第9B図参照)が係止される。更に、サーマルヘッド案内部37とカセットケース本体32の左側壁との間には、テープ印字装置1におけるカセット収納部8の底壁から立設された前記テープ送りローラ軸9に係合可能なテープ送りローラ11が配置されている(第1図、第4B図参照)。
カセットケース本体32において、その左後方位置にはテープユニット20を収納するためのテープユニット収納部41(第2図、第4B図参照)が設けられており、テープユニット20の巻回部T0は、かかるテープユニット収納部41内にて回転可能に収納される。
テープユニット20に巻回されている印字テープTを前記サーマルヘッド案内部37まで円滑に案内すべく、カセットケース本体32の底壁からは平面視円弧状のテープガイド壁42、43が突設されている(第2図、第4B図参照)。また、その両テープガイド壁42、43を挟んで形成された一対の角孔44、45には、図示しないが、カセット収納部8内に立設されている発光器と受光器とからなるフォトセンサが嵌まり、前記テープガイド壁42、43の直前を通過する印字テープTの有無を検知するようにしている。
また、カセットケース本体32及びカセット蓋33の右後部には、後述するテープユニット20におけるテープ特定部30における遮蔽部51が嵌まってセットされるテープ被検出部50a、50bが設けられている。このテープ被検出部50a、50bの実施形態は、7つの丸孔からなり、丸棒状等の突出状の遮蔽部51が選択的に嵌まるものである。また、カセットケース本体32側のテープ被検出部50aには、テープユニット20のセット位置を決定するための丸棒状等のセット突起52が上向きに突設されている(第2図、第4B図参照)。
第2図、第3図、第5A図及び第5B図等に示すように、テープユニット20は、巻管53に巻回された印字テープTと、該印字テープTの上側を支持する支持体21と、前記巻管53の下側から嵌め入れて印字テープTの巻回部T0を抜け不能にする下スプール22とから構成されている。合成樹脂製の支持体21には、印字テープTの巻回部T0のうち上側側面と対峙して支持する板状の回転支持部21aが、前記巻回部T0の最大半径より大きい半径の樹脂フィルム製のセパレータ54より若干大きく延設されている。そして、回転支持部21aの先端部には、印字テープTの幅方向の下縁に向かって屈曲した連設部55と、該連設部55に続いて前記テープ特定部30とが一体的に成形されている。
前記連設部55では、巻回部T0から巻き解いた印字テープTの幅方向の下縁を、前記一対のテープガイド壁42、43に向かって案内するための断面略U字状の案内溝55aが形成されている(第2図、第3図参照)。
ところで、カセットケース本体32のテープユニット収納部41の底面には、放射状に7つのリブ41aが突出形成されており、テープユニット20がテープユニット収納部41に収納される際、印字テープTの巻回部T0が前記リブ41a上に載置される。そして、巻回部T0から引き出された印字テープTが、その幅方向に上下動することなく走行するために、前記案内溝55aの底面と前記リブ41aの上面とがほぼ同じ高さとなるように、前記案内溝55aの底面を形成する部分が薄型化されている。そこで、この案内溝55aの底面を形成する部分を補強するために、案内溝55aの裏側には、下方に向かって突出する突出部55bが形成され、案内溝55aの底面を形成する部分の厚みを増している。
そして、テープユニット20がテープユニット収納部41に収納された際に、前記突出部55bと対向する位置には、該突出部55bが嵌挿される逃げ孔46が穿かれている。尚、前記突出部55bが逃げ孔46に嵌挿された状態で、テープユニット収納部41のリブ41a上面と案内溝55aの底面とがほぼ同じ高さとなり、巻回部T0から引き出された印字テープTが、その幅方向に上下動することなく案内溝55aに向かって走行する。また、カセットケース本体32の下面と突出部55bの下面とは同一面を形成し、突出部55bがカセットケース本体32の下面から突出することはない。
前記回転支持部21aの下面側には、前記巻管53の内周に嵌まる凸座部56を下向き突設し、該凸座部56の外周には、後述する下スプール22における係止爪24aが係止する係止孔57が複数(実施形態では4つ)形成されている(第7図、第8図及び図9参照)。他方、第7図、第8図及び図10に示すように、前記下スプール22における鍔部23から上向きに突出する筒部24の内壁面には複数個(実施形態では4つ)の係止爪24aを内向きに突設し、筒部24を巻回部T0の巻管53内に挿入して、各係止爪24aを前記各係止孔57に係止することにより、両者が離脱不能な状態となって、印字テープTの巻回部T0は筒部24に対して回転可能で且つ離脱不能に支持されることになる。なお、筒部24上端には上向きに開放溝25を複数穿設することにより、前記係止爪24aが前記各係止孔57に係止するとき、筒部24の上端が弾性的に窄まるようになる。
また、前記テープユニット20の支持体21のうち、前記板状の回転支持部21aには、前記印字テープTの巻回部T0の巻回半径方向に延びる観察窓59を備える。実施形態では、巻管53に巻き付いた印字テープTのエンドまで視認できるように、観察窓59の一端(半径内寄り端)は前記凸座部56の外周縁に近い部分まで延長し、また、巻回部T0の巻回半径が最大のとき(未使用状態のとき)も観察できるにように連設部55方向に延びている。
そして、カセット蓋33の上板部33aには、前記板状の回転支持部21aが移動不能に嵌まる支持部60を設け、該支持部60から前記観察窓59の全体が見えるように構成するものであり、実施形態では、回転支持部21aを非円形状に形成し、この回転支持部21aの一部もしくは全部がきっちりと嵌まる孔状の支持部60を穿設するものである。支持部60の他の実施形態としては、回転支持部21aの一部のみ上向き突設し、この突出部が嵌まるように、カセット蓋33の上板部33aより上側に凹んだ支持部60を形成し、その支持部60を透明材料にて2色成形しても良い。さらには、回転支持部21aに係合孔(図示せず)を穿設し、前記上板部33aの下面に、前記係合孔に係合する係合突起を設けると共に前記観察窓59と同じ位置に同じ形状の透かし孔(図示せず)を設けて良い。いずれの場合にも、カセット蓋33の外側から、前記観察窓59の全体が見えるようにすることが肝要である。
カセット蓋33の上板部33aの後縁は、カセットケース本体32の後壁32aに沿う第1周縁であり、この後縁には、前記第1係止孔としての一対の係止孔34、34に対して係脱する一対の係止爪35、35が下向きに突設されている。また、第4A図、第4B図、第9A図及び第9B図に示す詳細図から理解できるように、上板部33aの前縁は、前記テープ引き出し部36の内側に隣接する前記凹状空間38に対峙する中間壁29に沿う第2外周縁であり、この前縁に設ける弾性係止フック体40は、下向き屈曲板部40aと、その下端から上向きに屈曲した弾性片40bと、該弾性片40bの上端から前向きに突設した摘み片40cとからなり、弾性片40bの上端部の左右両縁には、前記一対の係止片39a、39aに係脱する略矩形状の係止溝40d、40dが凹み形成されている。そして、前記弾性片40bの幅寸法W2を前記係止長孔39の幅寸法W1より若干大きく設定する一方、前記一対の係止溝40d、40dの間の寸法は前記係止長孔39の幅寸法W1より若干小さく設定し、前記弾性片40bの上端側が下向き屈曲板部40aが離れた状態のとき、該一対の係止溝40d、40dにて、前記係止長孔39の一対の係止片39a,39aに係合できるものであり、摘み片40cを摘んで弾性片40bの上端側を下向き屈曲板部40aに近づけると、係止片39aから係止溝40dが外れて係止解除できるように構成されている。
上記の構成において、カセットケース本体32に対してカセット蓋33を閉蓋した場合、弾性係止フック体40は、カセットケース本体32の外周壁には位置せず、サーマルヘッド12を配置する凹状空間38内に位置し、テープ引き出し部36にて囲われているので、テープカセット5をユーザーが指で掴んだ場合に、不用意に前記中間壁や弾性係止フック体40の摘み片40c等に触れることがないから、カセット蓋33が不用意に外れることがなく、中身のテープユニット20が脱落しない。
また、テープカセット5をテープ収納部8に収納した状態では、前記凹状空間38内にサーマルヘッド12が位置するので、前記弾性係止フック体40の摘み片40cに直接触れることができなくなるから、カセット蓋33が外れ、テープユニット20が外れ可能になるというおそれも無くなる。
そして、テープカセット5をテープ収納部8に収納すると、テープユニット20における支持体21におけるテープ特定部30の下面に垂設された棒状の遮蔽部51は、テープ種類検出部の各マイクロスイッチを選択的に押圧する。即ち、前記複数の遮蔽部51の数と位置との組み合わせを検知する各マイクロスイッチから出力されるオン・オフ信号に基づいて、前記テープユニット20に装着されている印字テープTのテープ幅やテープの種類等を検出できるものである。
なお、前記テープ特定部30の上面にも同じ位置と数の遮蔽部51を突設し、この遮蔽部51をカセット蓋33におけるテープ被検出部50bに嵌め合わせることにより、テープユニット20における支持体21が傾いたり、位置ずれすることを回避できる。なお、遮蔽部51が存在しない組み合わせも考えられるため、前記テープ特定部30に位置決め孔61を穿設しておき、テープユニット収納部41へのテープユニット20のセット時に、この位置決め孔61を、カセットケース本体32側のテープ被検出部50aにおける上向きに突設したセット突起52に係合させることでテープユニット20をガタツキなく正規の位置にセットできる。(第2図、第4B図参照)。
前記のように構成されたテープカセット5をテープ印字装置1のカセット収納部8に収納した場合、カセット収納部8に固設されたサーマルヘッド12がサーマルヘッド案内部37の凹状空間38内に配置される。ここに、サーマルヘッド12はテープカセット5の内方に配設されることとなり、サーマルヘッド12に設けられた複数個の各発熱素子は、前記のように印字テープTが下スプール22の周囲に感熱発色層を内側に向けて巻回されていることから、印字テープTの感熱発色層に対向接触されるものである。
そして、テープ印字装置1の作動時において、プラテンローラ13aはサーマルヘッド12に当接されるとともに、テープ送り補助ローラ13bはテープ送りローラ11と当接される。これにより、カセットケース本体32のテープユニット収納部41に収納されたテープユニット20から引き出された印字テープTは、テープ送りローラ11とテープ送り補助ローラ13bとの協働により、各テープガイド壁42、43を介してテープ引き出し部36にスムースに案内されて引き出されるとともに、サーマルヘッド案内部37の凹状案内部38においてサーマルヘッド12とプラテンローラ13aとの協働により、印字テープTの感熱発色層上に文字等の印字が行なわれるものである。この後、文字等の印字された印字テープTは、テープ送りローラ11とテープ送り補助ローラ13bとの協働により、テープ排出部1bからテープ印字装置1の外部に排出される。
前記のように印字テープTの感熱発色層上に文字等が印字されて文字付テープが作成されることにより、巻管53に巻回された印字テープTの残量が少なくなったか、無くなったかは、前記カセット蓋33の上側から観察窓59の箇所で巻回部T0の半径を観察するだけで簡単に視認できる。印字テープTが無くなった場合、未使用の新たな印字テープTを巻回してなるテープユニット20に交換される。
この場合、先ず、テープカセット5をカセット収納部8から取り出す。次いで、カセット蓋33における弾性係止フック体40の摘み片40cをカセットケース本体32の内径方向に押して、カセットケース本体32における係止長孔39との係合を外し、カセットケース本体32の後壁面32a側の係止孔34の箇所を中心にしてカセット蓋33を上向き回動させて係止爪35を外し、カセット蓋33をカセットケース本体32から取り外す。この後、印字テープTが使い切られた支持体21を下スプール22と共にテープユニット収納部41から取り出し、未使用の印字テープTを巻回してなる新たな交換用テープユニット20をテープユニット収納部41に収納する。
そして、カセットケース本体32の上面はカセット蓋33が取り外されていることから開放されているので、使用者は印字テープTの幅方向における上端を掴んで、巻回部T0から印字テープTを引き出して、テープユニット20の案内溝55a、テープガイド壁42、43を介してテープ引き出し部36へと印字テープTを送込み、さらに、印字テープTの先端がテープ送りローラ11と対向する位置まで送り込む。
このとき、支持体21と下スプール22とにより、巻管53及び印字テープTの巻回部T0は外れ不能で且つ回動可能に一体に取り付けられており、しかも、前記支持体21には、テープ特定部30が一体的に形成されているから、テープユニット20を交換し、印字テープTの先端をテープ送りローラ11と対向する位置へ送り込んだ後、テープカセット5を元の位置(テープ印字装置1のカセット収納部8)に戻せば、テープ印字装置1側で自動的にテープの種類等も判別可能となる。
以上詳細に説明した通り、本実施形態に係るテープカセット5では、テープユニット20の交換の際に、カセットケース本体32及びカセット蓋33を再利用できて、ランニングコストを低減することができる。
尚、本実施例では、カセット蓋33がカセットケース本体32を上方から覆うように装着され、その状態、つまりカセット蓋33がテープユニット20よりも上方に位置する状態でテープ印字装置1に装着される場合について説明したが、第10図に示されるように、テープユニット20をテープユニット41に収納し、カセット蓋33を上方から覆うように装着した後、テープ印字装置1への装着時に上下を逆に装着する構成にしても良い。この場合は弾性係止フック体40が下方に位置することになるので、カセットケース本体32がテープ印字装置1に装着された状態でユーザーが摘み片40cを操作してカセット蓋33を開蓋してテープユニット20を交換することが不可能になり、カセットケース本体32がテープ印字装置1に装着された状態でテープユニット20を交換することによるテープユニット20の不完全な装着状態で発生していた印字テープTの蛇行やからみを確実に防止することができる。
また、本実施例では、弾性係止フック体40の摘み片40cを、カセットケース本体32に対してカセット蓋33を閉蓋した状態でカセット蓋33とほぼ同一平面となるように構成したが、弾性片40bを下方に延設し、同様にカセットケース本体32の係止長孔39及び係止片39a、39aも下方に形成することにより、カセット蓋33を閉蓋した状態で、摘み片40cがカセット蓋33と離れた下方に位置するように構成しても良い。この場合も、ユーザーが摘み片40cを操作してカセット蓋33を開蓋してテープユニット20を交換することが不可能になり、上記テープユニット20の不完全な装着状態で発生していた印字テープTの蛇行やからみを確実に防止することができる。
さらに、実施形態における印字テープTは、ベーステープの一面に感熱発色層を形成し、他面には粘着剤層を介して剥離紙を貼付してなる構成を有する。また、印字テープTは、その感熱発色層を内側にして巻管53に巻回されている。これにより、感熱発色層の変色等が防止され得る。そして、前記粘着剤が巻回部T0テープ幅方向の両端面から滲み出して支持体21における回転支持部21aの下面や下スプール22における鍔部23の上面に貼着して印字テープTの引き出しに際して円滑な回転ができなくなるのを、前記PET(ポリエチレンテレフタレート樹脂フィルム)等のセパレータ54の配置にて防止できる。尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
例えば、本実施形態では、カセット蓋33を設けているが、カセット蓋33は必ずしも必要でなく、カセットケース本体32とテープユニット20のみの構成であっても良く、また、テープユニット20の回転支持部21aとカセット蓋33が一体となる構成であっても良い。
また、本実施形態では、カセット蓋33がカセットケース本体32から分離する構成としたが、カセット蓋33を周知のヒンジ機構を用いてカセットケース本体32に連結し、カセットケース本体32に対して開閉するが、カセットケース本体32からは分離しない構成としても良い。
[産業上の利用可能性]
以上説明した通り、本発明のテープカセットは、印字テープが巻回されてなる交換可能なテープユニットを、カセットケース本体と、そのカセット蓋との間に着脱自可能に収納するように構成し、前記カセットケース体に対して係脱する弾性係止フック体をカセット蓋に設けてなるテープ印字装置に使用されるテープカセットにおいて、前記カセットケース体には、その外周壁より内径部にテープ印字装置側の部品が嵌まる凹状空間を形成し、該凹状空間に対峙する中間壁に、前記弾性係止フック体を係止するための係止部を備えたものである。従って、テープカセットを単独で持ち運びするときにカセットケース本体をユーザーが掴んだ場合にも前記凹状空間や中間壁に指が触れることが少ないので、その中間壁に位置する弾性係止フック体に指が触れず、カセット蓋が不用意に外れることがないという効果を奏する。カセット蓋を外す場合には、前記凹状空間に指を入れて弾性係止フック体を外せば良い。そして、テープ印字装置に装着した状態では、前記凹状空間にテープ印字装置側の部品が嵌まった状態となるから、その部品が邪魔して、前記弾性係止フック体に触れることができず、やはりカセット蓋を外すことができなくなり、テープユニットの交換ができず、ユーザーによる誤使用が無くなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、テープカセット収納部のカバー体を閉じて示すテープ印字装置の平面図である。
第2図は、テープカセットの分解斜視図である。
第3図は、カセット蓋を外した状態のテープカセットの斜視図である。
第4A図はカセット蓋の平面図、第4B図はカセットケース本体の平面図である。
第5A図はテープユニットの平面図、第5B図はテープユニットの下面図である。
第6図は、下スプールを外した状態のテープユニットの側面図である。
第7図は、テープユニットにおける回転支持部とテープの巻回部と下スプールの各断面図である。
第8図は、テープユニットにカセット蓋を被せた状態の第2図の VIII −VIII線矢視拡大断面図である。
第9A図は弾性係止フック体の下方から見た拡大斜視図、第9B図は第2係止孔としての係止長孔と弾性係止フック体との拡大斜視図である。
第10図は、別の実施例において、テープカセットをテープ印字装置に装着した状態を示す図である。
Claims (2)
- カセットケース本体と、カセットケース本体に対し着脱可能なカセット蓋と、印字テープが巻回されてなる交換可能なテープユニットと、このテープユニットの収納部とを備えるテープカセットにおいて、
前記カセットケース本体は、
外周壁と、
当該外周壁より内径部にテープ印字装置側の印字部が嵌まる凹状空間と、
該凹状空間に対峙する中間壁と、
前記外周壁を構成する第1外周壁面と、
第1外周壁面に設けた第1係止孔と、
前記外周壁を構成し、第1外周壁面に対して前記テープユニットの収納部及び前記凹状空間を挟んで位置する第2外周壁面と、
前記凹状空間を囲むと共に第2外周壁面側に形成されたテープ引き出し部と、
前記中間壁に設けられた第2係止孔とを備え、
前記カセット蓋は、前記第1係止孔に係止する係止部と、前記第2係止孔に係止する弾性係止フック体とを備え、
前記弾性係止フック体は摘み片を備え、
前記摘み片は、前記テープカセットの平面視形状において、前記中間壁からテープ引き出し部に向かう方向に延出していると共に、前記テープカセットの平面視の外周壁内に位置しており、
前記カセット蓋にてテープユニットの収納部を覆うように構成され、
さらに、前記テープ引き出し部の上方を覆う補助カバー体を備えたことを特徴とするテープカセット。 - 前記カセット蓋の平面視形状は、前記第1外周壁面に沿う第1周縁と、前記凹状空間に対峙する前記中間壁に沿う第2外周縁とを有し、
前記第2外周縁に前記弾性係止フック体が設けられていることを特徴とする請求項1に記載のテープカセット。
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