JP4001871B2 - 液晶表示装置および携帯電子機器 - Google Patents
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Description
この半透過反射型液晶表示装置は、下側偏光板70と下側位相差板73a付きの反射板71の下側位相差板73a上に、反射モードSTN(Super-Twisted Nematic)方式用の液晶セル72、 前方散乱板90、上側位相差板73b、上側偏光板74が下側位相差板73b側から順に積層され、一方、反射板71の下面側に光源としてバックライト95が備えられた概略構成となっている。
液晶セル72は、下側ガラス基板75、カラーフィルタ76、下側透明電極層78、下側配向膜79、この下側配向膜79と隙間を隔てて対向配置された上側配向膜80、上側透明電極層81、上側ガラス基板82が下側偏光板70側から順に積層され、上記下側及び上側の配向膜79,80間にSTN液晶層83が配設された概略構成となっている。カラーフィルタ76と下側透明電極層78との間には、シリカやアクリル樹脂からなるオーバーコート層(図示略)が設けられている。
位相差板73a、73bは、STN液晶を透過する光の位相差を補償することにより表示が青や黄色に着色するのを防止するためのものである。
前方散乱板90は、上側偏光板74、上側位相差板73bを通って入射してきた入射光(外光)を液晶セル72側に散乱させることにより、入射光が反射板71表面で反射した反射光が正反射の方向だけでなく、正反射の近傍の方向にも反射するようにするために設けられたものである。
この反射型液晶表示装置は、反射モードSTN(Super-Twisted Nematic)方式用の液晶セル172上に 第1の位相差板173a、第2の位相差板173b、偏光板174が上側ガラス基板182側から順に積層され、一方、液晶セル172の下面側に光源としてバックライト195が備えられた概略構成となっている。
液晶セル172は、下側ガラス基板175、反射体171、オーバーコート層171c、カラーフィルタ176、オーバーコート層177a、下側透明電極層178、下側配向膜179、この下側配向膜179と隙間を隔てて対向配置された上側配向膜180、トップコート層177b、上側透明電極層181、上側ガラス基板182が順に積層された概略構成となっている。
金属膜171bの厚みは、30nm程度まで薄くすることにより、透過モード時にバックライト195からの光を透過できるようにされている。
上記凹部171・・・の形状は、内面が球面状で、傾斜角分布が−20度〜+20度の範囲で、深さが0.1μm〜3μmの範囲内とされ、その相互距離は隣接する凹部間のピッチ(中心間の距離)が5μm〜50μmの範囲内でばらつくように設定されたものである。
また、携帯電話やノート型PC等の携帯情報端末のように、表示面を斜めにして使用する装置に組み込まれた液晶表示装置は、図14に示すように、一般的に表示面に対する法線方向に近い方向、具体的には法線方向Pから10度の範囲内の方向から見られる場合が多い。また、一般的に観察者(使用者)が表示面(画面)を見るときの主たる観察方向αと法線方向Pとのなす角度θは0度乃至20度の範囲が多い。
図14は、液晶表示装置からなる表示部100が本体105に備えられた携帯電話を使用する状態の説明図である。図14において、Pは表示部100の表示面に対する法線、Qは入射光、ω0は入射角度(例えば30度)である。また、R1は入射角度ω0と反射角度ωが等しいときの反射光(正反射)、R2は反射角度ωが入射角度ω0より小さい反射光、R3は反射角度ωが入射角度ω0より大きい反射光である。
しかしながら図12に示した従来の液晶表示装置においては、反射モード時は前方散乱板を設けていないタイプの液晶表示装置に比べて、入射光が反射する範囲が広くなるものの入射光の大部分は正反射およびその近傍の方向に反射する(反射率のピークは正反射の角度あるいは正反射の近傍の角度にある)ので、正反射およびその周辺の方向から見た表示は明るく見えるものの他の方向から見た表示は暗く見える。
また、図13に示した従来の液晶表示装置においても、入射光の大部分は正反射およびその近傍の方向に反射する(反射率のピークは正反射の角度あるいは正反射の近傍の両側の角度にある)ので、正反射およびその周辺の方向から見た表示は明るく見えるものの他の方向から見た表示は暗く見える。
また、本発明は、上記のような特性を有する液晶表示装置を表示部に備えた携帯電話、ノート型PC等の携帯電子端末等の携帯電子機器を提供することを目的の1つとする。
前記反射体は、反射部の1側部で傾斜角(反射部表面上の任意の点における接平面と基材表面とのなす角度の絶対値)が最大となり、前記液晶表示装置の表示面に対する法線方向と主たる観察方向とのなす角度が0度乃至20度のときに、前記液晶表示装置に入射した入射光が前記法線方向に対して観察者の視点の反対側から入射し、かつ前記法線方向と入射光の光軸とのなす角度が30度である場合に該入射光が前記反射体で反射した反射光の反射率のピークが、前記法線方向から30度より小さい範囲内にあるように設定され、多数の反射部が互いに不規則に隣接して形成され、前記反射部が前記基板上に形成された樹脂層に凹凸形状を有する転写型を押しつけることにより得られた凹部に金属膜が形成されたものであり、前記反射部の1側部を観察者の視点から遠い方向に揃うように形成されたことを特徴とするものである。
かかる構成の本発明の液晶表示装置によれば、前記液晶表示装置の表示面に対する法線方向から30度の範囲内までの範囲の反射光量が多くなるので、反射光量は観察者の視点に近い方向の分布も高くなり、実用の視点において、特に、前記法線方向と主たる観察方向とのなす角度が0度乃至20度において、明るい表示(画面)の液晶表示装置を実現できる。
かかる構成の本発明の液晶表示装置によれば、前記液晶表示装置の表示面に対する法線方向から20度の範囲内までの範囲の反射光量が多くなり、反射光量は観察者の視点に近い方向の分布も高くなり、しかも反射光量が高い領域が広がるので、実用の視点において、特に、前記法線方向と主たる観察方向とのなす角度が0度乃至20度において、明るい表示(画面)の液晶表示装置を実現できる。
該液晶表示装置の表示面に対する法線方向と主たる観察方向とのなす角度が0度乃至20度のときに、前記液晶表示装置に入射した入射光が前記反射体で反射した反射光の反射率のピークが、前記法線方向から30度より小さい範囲内にあるように設定されたことを特徴とする。
かかる構成の本発明の液晶表示装置によれば、前記液晶表示装置の表示面に対する法線方向から30度より小さい範囲内の反射光量が多くなるので、反射光量は観察者の視点に近い方向の分布が高くなり、実用の視点において、特に、前記法線方向と主たる観察方向とのなす角度が0度乃至20度において、明るい表示(画面)の液晶表示装置を実現できる。
かかる構成の本発明の液晶表示装置によれば、前記液晶表示装置の表示面に対する法線方向から20度の範囲内の反射光量が多くなり、反射光量は観察者の視点に近い方向の分布が高くなり、しかも反射光量が高い領域が広がるので、実用の視点において、特に、前記法線方向と主たる観察方向とのなす角度が0度乃至20度において、明るい表示(画面)の液晶表示装置を実現できる。
前記のような特性を備える液晶表示装置の実現手段の第二の例としては、前記反射体として、基材上に形成した金属膜または基材の表面に光反射性を有する複数の凹部が形成され、これらの凹部は、各々が凹部の最深点を通過する以下の特定縦断面を有し、前記特定縦断面は、その内面の形状が、凹部の一の周辺部から最深点に至る第1曲線と、この第1曲線に連続して、凹部の最深点から第3曲線又は直線に至る第2曲線と、この第2曲線に連続して、他の周辺部に至る第3曲線又は直線とからなり、第1曲線の基材表面に対する傾斜角の絶対値の平均値が、第2曲線の基材表面に対する傾斜角の絶対値の平均値より大きくされ、しかも第3の曲線の基材表面に対する傾斜角の絶対値の平均値より大きくされ、しかも第2曲線の基材表面に対する傾斜角の絶対値の平均値と第3の曲線又は直線の基材表面に対する傾斜角の絶対値の平均値とは異なる構成にしたものを使用することにより実現できる。
前記のような特性を備える液晶表示装置の実現手段の第三の例としては、前記反射体として、基材上に形成した金属膜または基材の表面に光反射性を有する複数の凹部が形成され、前記凹部の内面が、各々半径の異なる2つの球面の一部である周縁曲面と周縁曲面に囲まれた位置に存在する底曲面とを連続させた面からなり、周縁曲面を形成する球面の半径が、底曲面を形成する球面の半径より小さいと共に、各々の球面の中心から反射体表面に立てた法線が、互いに異なる直線上に存在する構成のものを使用することにより実現できる。
かかる構成の本発明の液晶表示装置によれば、正反射角度より小さい受光角度範囲の反射光量が多くなるので、反射光量は観察者の視点に近い方向の分布が高くなり、実用の視点において、明るい表示(画面)の液晶表示装置を実現できる。
また、前記反射体の反射率分布を示すグラフのプロファイルが階段状であり、前記反射率の最大値は前記階段状のプロファイルの頂部に存在することが好ましい。このような反射率分布を示す反射体を備えた液晶表示装置によれば、正反射角度より小さい反射角度範囲(受光角度範囲)内の特定角度範囲の反射率がさらに高くなるので、反射光量は観察者の視点に近い方向の分布が高くなり、実用の視点において、明るい表示(画面)の液晶表示装置を実現できる。
また、前記のいずれかの構成の本発明の液晶表示装置においては、前記反射体が、基材とこの上に形成した複数の凹部を有する金属膜からなる場合は、前記金属膜の厚みを8nm〜20nmの範囲内とすることで、金属膜の厚みが薄くなり、前記反射体の下方側に設けたバックライトからの光の透光性を高めることができ、光を反射させる場合と、光を透過させる場合の両方において、優れた特性を発揮する半透過反射型液晶表示装置として使用できる。また、前記反射体が、複数の凹部を有する基材からなる場合は、前記基材の厚みを8nm〜20nmの範囲内とすることで、基材の厚みが薄くなり、前記反射体の下方側に設けたバックライトからの光の透光性を高めることができ、光を反射させる場合と、光を透過させる場合の両方において、優れた特性を発揮する半透過反射型液晶表示装置として使用できる。
かかる構成の本発明の携帯電子機器によれば、反射モードの動作、あるいは反射モードと透過モードのいずれの動作においても表示面(画面)の視認性に優れた携帯電話やノート型PC等の携帯電子機器を得ることができる。
また、本発明の液晶表示装置によれば、液晶表示装置の表示面に対する法線方向と主たる観察方向とのなす角度が0度乃至20度のときに、前記液晶表示装置に入射した入射光が前記反射体で反射した反射光の反射率のピークが、前記法線方向から30度より小さい範囲にあるように設定されたことにより、好ましくは、前記液晶表示装置に入射した入射光が前記反射体で反射した反射光の反射率のピークが、前記法線方向から20度の範囲にあるように設定されたことにより、液晶表示装置の表示面に対する法線方向に近い方向から表示を観察したとき、他の視角より明るく見えるような視角特性を有することができる。
また、本発明の携帯電子機器によれば、上記のいずれかの構成の本発明の液晶表示装置が表示部に備えられたことにより、反射モードの動作、あるいは反射モードと透過モードのいずれの動作においても表示面(画面)の視認性に優れた携帯電話やノート型PC等の携帯電子機器が得られる。
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態である半透過反射型液晶表示装置の端部を含む部分断面構造を模式的に示した図である。
図1において、本発明の半透過反射型液晶表示装置1は、液晶層30を挟持して対向する透明なガラスなどからなる第1の基板(一方の基板)10と、第2の基板(他方の基板)20とをこれら2枚の基板10、20の周縁部に環状に設けられたシール材40で接着一体化した構成である。
第1の基板10の液晶層30側には順に、反射体7と、カラー表示を行うためのカラーフィルタ13と、反射体7を被覆して保護するとともに反射体7やカラーフィルタ13による凹凸を平坦化するためのオーバーコート膜14と、液晶層30を駆動するための透明電極層15と、液晶層30を構成する液晶分子の配向を制御するための配向膜16とが積層形成されている。また、第2の基板20の液晶層30側には順に、透明電極層25、オーバーコート膜24、配向膜26が積層形成されている。
第1の基板10の液晶層30側と反対側(第1の基板10の外面側)に、偏光板18が設けられており、第2の基板20の液晶層30側と反対側(第2の基板20の外面側)には、位相差板27と、偏光板28がこの順で積層されている。偏光板28の外側面は表示面1aになっている。
また、第1の基板10の偏光板18の外側には、半透過液晶表示装置1において透過表示を行うための光源としてのバックライト5が配設されている。
図2は有機膜11と、その上に形成された金属反射膜12を備えた反射体7を示す斜視図である。この図に示すように、有機膜11の表面には、その内面が球面の一部をなす多数の凹部12Aが左右に重なり合うようにして連続して形成されており、その面上に金属反射膜12が積層されている。
特に、凹部12A内面の傾斜角分布を−30度〜+30度の範囲に設定する点、隣接する凹部12Aのピッチを平面全方向に対してランダムに配置する点が特に重要である。なぜならば、仮に隣接する凹部12Aのピッチに規則性があると、光の干渉色が出て反射光が色付いてしまうという不具合があるからである。また、凹部12A内面の傾斜角分布が−30度〜30度の範囲を超えると、反射光の拡散角が広がりすぎて反射強度が低下し、明るい表示が得られない(反射光の拡散角が空気中で36度以上になり、液晶表示装置内部の反射強度ピークが低下し、全反射ロスが大きくなるからである。)からである。この液晶表示装置1に設定される反射特性を変更(例えば、反射光の反射率のピークが法線方向P1から30度の範囲内まで至るようにする反射特性から、反射光の反射率のピークが法線方向P1から20度の範囲内まで至るようにする反射特性にする)するには、液晶表示装置1に備える反射体7として、例えば、凹部12A内面の傾斜角分布を異なるものに変更することにより可能である(ただし、凹部12A内面の傾斜角分布は上記の範囲内である)。
隣接する凹部12Aのピッチが2μm未満の場合、有機膜11を形成するために用いる転写型の製作上の制約があり、加工時間が極めて長くなる、所望の反射特性が得られるだけの形状が形成できない、干渉光が発生する等の問題が生じる。また、実用上、前記転写型の製作に使用しうる5μm〜100μm径のダイヤモンド圧子を用いる場合、隣接する凹部12Aのピッチを2μm〜50μmとすることが望ましい。
金属反射膜12には、Al、Agなどの反射率の高い金属材料を用いることが好ましく、これらの金属材料をスパッタリング、真空蒸着などの成膜法により性膜することができる。
金属反射膜12の膜厚は、8nm〜50nm(80Å〜500Å)の範囲であることが好ましい。これは、8nmより膜厚が薄い場合には、金属反射膜12による光の反射率が小さすぎるために反射モード時の表示が暗くなってしまうためであり、50nmより厚い場合には、金属反射膜12の透光性が低下して透過モード時の表示が暗くなってしまうためである。
また、金属反射膜12を8nm〜20nmとするならば、本実施形態の液晶表示装置1は透過モードにおいて格別に明るい表示を実現することができる。これは、金属反射膜12が極めて薄いことによる透光性の向上のみにより実現されるものではなく、上記の有機膜11表面の形状による効果が加えられたことによるものである。すなわち、図2に示すように有機膜11の表面に形成された凹部12Aの内面が球面であることにより、有機膜11に基板10側から入射する光に対してレンズ効果が作用し、有機膜11を通過するバックライト5からの光が増強されることにより、格段に明るい表示を得ることができるものである。
図3では、比較例として、従来から用いられている図12または図13に示した液晶表示装置でバックライトを設けていないタイプのものの受光角と反射率との関係を破線(3)で示した。
これに対して、実線(1)で示される特性を有する第1の実施形態の液晶表示装置1では、受光角30°(正反射角度)を中心に特に反射率が高いピーク領域が存在し、しかもこの反射率のピークは法線方向(受光角0°)から20度の範囲内まで延びている(言い換えれば反射率のピーク領域の一端は受光角0°から20度の間に存在している。)ことから、受光角20°〜0°においては比較例に比べ高い反射率を示しており、法線方向に近い方向から表示を観察したとき、比較例のものより表示が明るく見えると考えられる。また、実線(1)で示される特性を有する第1の実施形態の液晶表示装置1では反射率のピークは受光角30°の±約10°の広い範囲に渡っている。
また、実線(2)で示される特性を有する第1の実施形態の液晶表示装置1では、受光角30°を中心に特に反射率が高いピーク領域が存在し、しかもこの反射率のピークは法線方向(受光角0°)から10度の範囲内まで延びている(言い換えれば反射率のピーク領域の一端は受光角0°から10度の間に存在している。)ことから、受光角10°〜0°においては比較例に比べ高い反射率を示しており、法線方向に近い方向から表示を観察したとき、比較例のものより表示が明るく見えると考えられる。また、実線(2)で示される特性を有する第1の実施形態の液晶表示装置1では反射率のピークは受光角30°の±約20°の広い範囲に渡っている。
このため、本実施形態の液晶表示装置を携帯電話やノート型PCなどの携帯電子機器の表示部に上記のいずれかの構成の本実施形態の液晶表示装置に組み込むと、特に視認性が良好なものとなる。
上記第1の実施形態においては、外部から入射した光を反射させる反射体7を基板10と基板20の間に内蔵した反射体内付けタイプの場合を説明したが、液晶層を挟持した2枚の基板の外側に反射体を設けた反射体外付けタイプとすることもできる。この構成を本発明の第2の実施形態とし、図4を参照して以下に説明する。尚、第1の実施形態と同一構成部分には、同一符号を付して説明を簡略化する。
第2の実施形態の半透過反射型液晶表示装置2が、第1の実施形態の半透過反射型液晶表示装置1と異なるところは、第1の基板10と電極15との間にオーバーコート膜14とカラーフィルタ13と反射体7が設けられておらず、第1の基板10とバックライト5の間に第1の実施形態で説明したものと同様の反射体7が設けられている点である。
第1の基板10と第2の基板20と、これら基板間に設けられた各構成部材により、液晶セル35aが構成されている。
なお、上記第1の基板10と電極15との間に、図示されていないが、カラーフィルタ層を印刷などの方法により形成することによって、この液晶表示装置2をカラー表示できるようにしてもよい。
また、この実施形態2で用いられた反射体7は、液晶セルを構成する基板の外側に配設可能なものであるため、透過型の液晶表示装置であれば問題なく装着して反射モード、透過モードいずれにおいても明るい表示が可能な半透過反射型液晶装置を形成することができる。
尚、上記第2の実施の形態においては、本発明をパッシブマトリクス型の半透過反射型液晶表示装置に適用した例について説明したが、3端子型(TFT:薄膜トランジスタ)アクティブマトリクス型や、2端子型アクティブマトリクス型の液晶表示装置についても、本発明は問題なく適用することができる。
なお、上記第1〜第2の実施形態においては、第1の基板10の外側に偏光板18が設けられた場合について説明したが、第1の基板10の外側に偏光板18が設けなくても良く、その場合には、液晶表示装置を構成する各部材の光学条件を良好な表示特性が得られるように調整される。
また、上記第1〜第2の実施形態においては、本発明の液晶表示装置を半透過反射型液晶表示装置に適用した場合について説明したが、反射型液晶表示装置にも適用でき、その場合にはバックライト5を設けなくてもよく、また、金属反射膜12の厚みは50nmより厚くてもよい。
図5は、本発明の第3の実施形態である反射型液晶表示装置の部分断面構造を模式的に示した図である。
図5においてこの反射型液晶表示装置3は、液晶層30を挟持して対向する透明なガラスなどからなる第1の基板(一方の基板)10と、第2の基板(他方の基板)20とをこれら2枚の基板10、20の周縁部に環状に設けられたシール材で接着一体化した構成である。
第1の基板10の液晶層30側には順に、反射体47と、透明介在層53と、カラー表示を行うためのカラーフィルタ13と、カラーフィルタ13による凹凸を平坦化するためのオーバーコート膜(透明平坦化層)14と、液晶層30を駆動するための透明電極層15と、液晶層30を構成する液晶分子の配向を制御するための配向膜16とが積層形成されている。また、第2の基板20の液晶層30側には順に、透明電極層25、オーバーコート膜24、配向膜26が積層形成されている。
第1の基板10の液晶層30側と反対側(第1の基板10の外面側)に、偏光板18が設けられており、第2の基板20の液晶層30側と反対側(第2の基板20の外面側)には、位相差板27と、偏光板28がこの順で積層されている。この偏光板28の外側面は表示面1aになっている。
また、この反射型液晶表示装置3では、該液晶表示装置3の表示面1aに対する法線方向P1と主たる観察方向α1とのなす角度θ1が0度乃至20度のときに、液晶セル35bに入射した入射光が反射体47で反射した反射光の反射率のピークが、法線方向P1から30度より小さい範囲内にあるように設定されており、好ましくは、上記反射光の反射率のピークが、法線方向P1から20度の範囲内にあるように設定されている。
また、凹部63a、63b、63cは、隣接する凹部のピッチが2μm〜50μmの範囲内で不規則に配置されている。
一般に外光は様々な方向から凹部63に入射し、凹部63の曲面上で入射点の傾斜角に応じて様々な方向に反射するので、反射光は全体として広い視野角の範囲に拡散するが、図10に示すように、例えばOa方向から入射する外光に注目してその反射の方向を追跡すると、反射光は最大傾斜角δmaxを有する側部Aとは反対の方向、すなわち観察者側の、図10に示すWの範囲(明視範囲)に、より多くの光が偏って集まる傾向がある。
従ってこの明視範囲Wの範囲内に観察者の視点Ob1を置くようにすれば、他の方向から観察する場合に比べ、より明るく見えるようになる。言い換えれば、観察者の視点Ob1は通常表示面1aの法線方向P1に近い方向、より具体的には法線方向P1から20度までの範囲内の方向に集中するので、この範囲に、より多くの光が集まるように設定(設計)しておけば、液晶表示装置の表示面1aに対する法線方向P1に近い方向から観察すると、他の方向から観察する場合に比べ、より明るく見えるようになる。
この明視範囲Wの広がりおよび方向は、凹部63の形状と配列方向を調整することにより制御することができる。
各凹部63a、63b、63c、・・・の最大傾斜角δmaxは2°〜90°の範囲内とされているが、中でも4°〜35°の範囲内とされているものが多い。従って凹部63の全面に入射した光は反射光が無駄にならならない範囲で広範囲に散乱し視界が全体として明るいが、中でも特定の視野角内(法線方向P1から30度より小さい範囲内の方向、特に、法線方向P1から20度までの範囲内の方向)に多くの光が偏って反射され、この視野角内で観察するとき(実用の視点において、特に、前記法線方向と主たる観察方向とのなす角度が0度乃至20度において観察するとき)特に明るく見える。
凹部63の深さは、0.1μm〜3μmの範囲内で不規則に形成されかつ各凹部63が不規則に隣接して配置されているので、反射型液晶表示装置に組み込んだときモアレ模様が発生せず、また特定視角における反射光量のピーク的な集中が緩和され、視界内の反射光量の変化がなだらかになっている。
また、液晶層30を挟む透明電極層15と透明電極層25とは、互いに直交するストライプ状に形成されていてその交点領域が画素となる単純マトリックス型の液晶装置を構成している。
また、第3の実施形態においては、外部から入射した光を反射させる反射体47を基板10と基板20の間に内蔵した反射体内付けタイプの場合を説明したが、液晶層を挟持した2枚の基板の外側に反射体を設けた反射体外付けタイプとすることもできる。
また、第3の実施形態においては、本発明の液晶表示装置を反射型液晶表示装置に適用した場合について説明したが、半透過反射型液晶表示装置にも適用でき、その場合には反射体47の厚みを8nm〜50nm(80Å〜500Å)の範囲、好ましくは8nm〜30nm(80Å〜300Å)の範囲、さらに好ましくは8nm〜20nm(80Å〜200Å)の範囲にし、第1の基板10の外面側にバックライトを備えるようにすればよい。
なお、第1〜第3の実施形態においては、第2の基板20と偏光板28との間に位相差板が1枚設けられた場合について説明したが、位相差板は複数設けられていてもよい。
図11では、比較例として、従来から用いられている図12または図13に示した液晶表示装置でバックライトを設けていないタイプのものの受光角と反射率との関係を破線(3)で示した。
これに対して、実線(4)で示される特性を有する第3の実施形態の液晶表示装置3では反射率のピークが法線方向(受光角0°)から30度より小さい範囲内にあり、受光角約25°を中心に特に反射率が高いピーク領域が存在しており、受光角0°〜30°においては比較例に比べ高い反射率を示しており、法線方向に近い方向から表示を観察したとき、比較例のものより表示が明るく見えると考えられる。また、実線(5)で示される特性を有する第3の実施形態の液晶表示装置3では反射率のピークが法線方向(受光角0°)から20度の範囲内にあり、受光角約15°を中心に特に反射率が高いピーク領域が存在しており、受光角0°〜22°においては比較例に比べ高い反射率を示しており、法線方向に近い方向から表示を観察したとき、比較例のものより表示が明るく見えると考えられる。また、一点鎖線(6)で示される特性を有する第3の実施形態の液晶表示装置3では反射率のピークが法線方向(受光角0°)から約20度の範囲内にあり、受光角約20°付近の反射率は、正反射の角度の反射率より高くなっており、受光角0°〜25°においては比較例に比べ高い反射率を示しており、法線方向に近い方向から表示を観察したとき、比較例のものより表示が明るく見えると考えられる。 また、実線(4)又は(5)又は一点鎖線(6)で示される特性を有する第3の実施形態の液晶表示装置3においては、入射光の正反射角度に対して非対称の反射率分布となる反射特性を備えており、しかも反射率の最大値は入射光の正反射角度(本実施形態では受光角30°)より小さい反射角度範囲(受光角度範囲)にある反射特性を備えており、また、特に、一点鎖線(6)で示される特性を有する第3の実施形態の液晶表示装置3では反射率分布を示すグラフのプロファイルが階段状であり、反射率の最大値は受光角20°付近にあり、該最大値は上記階段状のプロファイルの頂部に存在しているが、比較例のものでは入射光の正反射角度に対して対称の反射率分布となる反射特性を備えている。
このため、本実施形態の液晶表示装置を携帯電話やノート型PCなどの携帯電子機器の表示部に上記のいずれかの構成の本実施形態の液晶表示装置に組み込むと、特に視認性が良好なものとなる。
図15は、本発明の第4の実施形態である反射型液晶表示装置の部分断面構造を模式的に示した図である。
図15の反射型液晶表示装置4が図5に示した反射型液晶表示装置3と異なるところは、液晶セル35b内に設けられる反射体の構成が異なる点である。
本実施形態の反射型液晶表示装置4に備えられた反射体47は、例えばアルミニウムからなる平板状の基材61の表面(基準面)に多数の光反射性を有する凹部163a、163b、163c、・・・(一般に凹部163と称する)が互いに不規則に隣接して形成されている。
本実施形態の反射体において、凹部163a、163b、163c、・・・におけるそれぞれの最大傾斜角δmaxは、2〜90゜の範囲内で不規則にばらついている。しかし多くの凹部は最大傾斜角δmaxが4°〜35°の範囲内で不規則にばらついている。
さらに、本実施形態の反射体147では、各々第2曲線K、第3曲線又は直線Lが第1曲線Jと反対方向に配向するように形成されており、さらに第3の曲線又は直線Lの傾斜角の平均値の方が第2曲線Kの傾斜角の平均値よりも大きくされているので、特定縦断面Yにおける総合的な反射特性としては、第2曲線K周辺の面によって反射される方向の反射率が増加し、さらにこの反射率の大きさよりも第3曲線又は直線L周辺の面によって反射される方向の反射率が大きくなったものとなる。したがって、特定の方向に反射光を適度に集中させた反射特性とすることができる。
図17では、比較例として、従来から用いられている図12または図13に示した液晶表示装置でバックライトを設けていないタイプのものの受光角と反射率との関係を破線(3)で示し、この比較例の液晶表示装置の反射特性は図3や図11を用いて説明した通りであるので説明を略す。
次に、本発明の第5の実施形態である反射型液晶表示装置について説明する。
第5の実施形態の反射型液晶表示装置が図15に示した第4の実施形態の反射型液晶表示装置4と異なるところは、液晶セル内に設けられる反射体の構成が異なる点である。
本実施の形態の反射型液晶表示装置に備えられた反射体が第4の実施形態の反射型液晶表示装置に備えられた反射体と異なるところは、平板状の基材61の表面(基準面)に形成された凹部の形状が異なるところである。
図18は本実施の形態の反射型液晶表示装置に備えられた反射体247の凹部263の説明図であり、図18(a)は、凹部263の断面図、図18(b)は凹部263の平面図である。
なお、平面方向から見た周縁曲面264aの半径r4及び底曲面264bの半径r5は、各々の半径、R4,R5及び傾斜角θ4、θ5に応じて決まるものである。
隣接する凹部263のピッチは2μmないし50μmの範囲でランダムに配置する。なぜなら、仮に隣接する凹部263のピッチに規則性があると、光の干渉色が出て反射光が色付いてしまうという不具合があるからである。また、隣接する凹部263のピッチが2μm未満の場合、反射体の凹部を製作上の制約があり、加工時間が極めて長くなる。
このように、反射体247が備えられた本実施形態の反射型液晶表示装置においては、凹部263の内面に、半径の小さい球面の一部からなる周縁曲面264aが存在し、比較的絶対値の大きい傾斜角の範囲を与えるので、受光角約15゜〜45゜という広い反射角度範囲で良好な反射率を有している。また、半径の大きい球面の一部からなる底曲面264b、すなわち平坦面に近い曲面が偏在するので、特定の範囲の傾斜角を与える内面の割合が高くなる。その結果、正反射角度(本実施形態では受光角30度)よりも小さい反射角度における反射率が最も高くなり、その方向をピークとして近傍の反射率も高くなっている。
なお、図18の左側の方向から入射した場合には、入射角度である30度と対象な方向の反射角度30度よりも、大きい反射角度における反射率が最も高くなり、その方向をピークとして近傍の反射率も高くなる。
1a 表示面
5 バックライト
7、47、147、247 反射体
10 基板(一方の基板)
11 有機膜(基材)
12 金属反射膜(金属膜)
12A、63、63a、63b、63c、163、263 凹部
13 カラーフィルタ
14、24 オーバーコート膜
15、25 透明電極層(電極)
16、26 配向膜
18、28 偏光板
20 基板(他方の基板)
27 位相差板
30 液晶層
35、35a、35b 液晶セル
40 シール材
53 透明介在層
61 基材
264a 周縁曲面
264b 底曲面
P1 法線方向
Ob1 視点
θ1 角度
α1 観察方向
Claims (6)
- 液晶層を挟んで対向する基板の一方の基板の内面側に電極および配向膜を該一方の基板側から順に設け、他方の基板の内面側に電極および配向膜を該他方の基板側から順に設けた液晶セルの前記一方の基板の外面側または前記一方の基板とこれの内面側に設けられた電極の間に反射体を設け、前記他方の基板の外面側に位相差板および偏光板を前記他方の基板側から順に設けてなる液晶表示装置であって、
前記反射体は、反射部の1側部で傾斜角(反射部表面上の任意の点における接平面と基材表面とのなす角度の絶対値)が最大となり、前記液晶表示装置の表示面に対する法線方向と主たる観察方向とのなす角度が0度乃至20度のときに、前記液晶表示装置に入射した入射光が前記法線方向に対して観察者の視点の反対側から入射し、かつ前記法線方向と入射光の光軸とのなす角度が30度である場合に該入射光が前記反射体で反射した反射光の反射率のピークが、前記法線方向から30度より小さい範囲内にあるように設定され、多数の反射部が互いに不規則に隣接して形成され、前記反射部が前記基板上に形成された樹脂層に凹凸形状を有する転写型を押しつけることにより得られた凹部に、金属膜が形成されたものであり、前記反射部の1側部を観察者の視点から遠い方向に揃うように形成されたことを特徴とする液晶表示装置。 - 前記液晶表示装置に入射した入射光が前記反射体で反射した反射光の反射率のピークが、前記法線方向から20度の範囲内にあるように設定されたことを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
- 前記凹部における最大傾斜角を有する1側部は、最大傾斜角が4度〜35度であることを特徴とする請求項1又は2に記載の液晶表示装置。
- 前記凹部の深さが0.1μm〜3μmの範囲内で不規則に形成され、前記複数の凹部は隣接する凹部のピッチが2μm〜50μmの範囲内で不規則に配置されたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
- 前記金属膜の厚みが8nm〜20nmであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の液晶表示装置。
- 請求項1乃至5のいずれか一項に記載の液晶表示装置が表示部に備えられたことを特徴とする携帯電子機器。
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