JP4000217B2 - マイクロホン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マイクロホンに関し、さらに詳しく言えば、振動雑音の低減手段を有するマイクロホンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
マイクロホン、とりわけ手持ち使用のマイクロホンにおいては、マイクロホンケースが振動することにより発生する振動雑音がしばしば問題とされる。マイクロホンユニットは、振動板を含みマイクロホンケース側に対して振動可能に支持された振動部と、マイクロホンケースに対して固定された磁気回路などの固定部とに大別される。
【0003】
マイクロホンの音波による電気的信号出力は、振動部と固定部との相対変位もしくは相対速度に依存する。この相対変位もしくは相対速度は、マイクロホンケースが振動することによっても生じ、これが振動雑音として取り出される。すなわち、この振動雑音は、マイクロホンケースがある方向に変位した場合、振動部の質量が元の位置に留まろうとすることにより発生する。
【0004】
音波による電気的信号出力を、振動部と固定部との相対変位によって得るものの代表例がコンデンサマイクロホンであり、相対速度によって得るものの代表例がダイナミックマイクロホンであるが、マイクロホンの制御方式別(質量制御、抵抗制御および弾性制御)からすると、一般的に振動雑音の大きさは、指向性ダイナミックマイクロホン>無指向性ダイナミックマイクロホン>無指向性コンデンサマイクロホンの順となる。
【0005】
低い周波数成分の振動雑音は、振動板の振動軸に対してcosθの指向性を持つが、比較的高い周波数成分の振動雑音は、マイクロホンケース→弾性支持部材→振動板の経路で固体伝搬で発生するため、特定の指向性を持たない。このような振動雑音を低減するため、従来では次のような方法が知られている。
【0006】
(1)マイクロホンユニットをマイクロホンケースに搭載する際、ゴムなどの粘弾性体を用いて防振するいわゆるショックマウント法。(2)マイクロホンユニットのほかに、振動雑音のみを検出する振動検出ユニットを搭載し、両ユニットの出力信号を相殺する方法。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記(1)のショックマウント法による防振効果は、振動系の共振周波数と共振鋭度に依存する。したがって、その共振周波数と相関のある周波数以上の周波数帯域でしか振動雑音の低減効果が期待できない。すなわち、振動系の共振周波数を低く設定すると、防振効果のある周波数帯域を広くすることができる。
【0008】
しかしながら、共振周波数を低く設定すると、定常状態においても、重力によってマイクロホンユニットが正常な位置から変位することになるため、外部から衝撃がマイクロホンケースに加わると、マイクロホンユニットの変位が大きくなり、マイクロホンユニットがマイクロホンケースと衝突する。この結果、さらに大きな振動雑音が発生する結果となる。
【0009】
上記(2)の出力信号相殺方法では、音波を収音するマイクロホンユニットと、これと同一の変換方式をもつ振動検出ユニットとを用い、それら両ユニットの出力信号のレベルや位相を調整し減算することにより、ある程度良好に振動雑音を低減することができる。
【0010】
しかしながら、マイクロホンユニットと振動検出ユニットの両出力信号を広い周波数帯域にわたって同一にすることは、極めて緻密な調整を必要とするばかりでなく、実際問題としてかなり困難である。したがって、振動低減対象の周波数帯を適当な範囲に限定し、それ以外の周波数帯についてはショックマウント法などを補助的に併用する必要がある。
【0011】
また、振動検出ユニットには音波が進入しないように囲いが設けられる。すなわち、振動検出ユニットは密閉された空間内で振動を検出することになるため、その振動板の共振周波数が上昇し、出力信号レベルが低下することになる。
【0012】
また、マイクロホンユニットは自由空間内、これに対して振動検出ユニットは密閉空間内というように、両ユニットは異なる環境に置かれるため、温度などによっても、両ユニットの出力信号のバランスが崩れるおそれがある。これらのことが、両ユニットの出力信号のレベル合わせおよび位相合わせの調整作業をより困難なものにしている。
【0013】
さらに、温度上昇等の原因で、あらかじめ調整された位相やレベルが変化し、振動雑音の相殺が正常に動作しなくなった場合には、振動雑音が逆に増加する場合もある。
【0014】
本発明は、このような従来の諸問題を解決するためになされたもので、その目的は、構造が簡単で、しかも複雑な調整作業などを不要にして、振動雑音を低減することができるようにしたマイクロホンを提供することにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明は、音を電気信号に変換するマイクロホンユニットと、弾性体を介して上記マイクロホンユニットを弾性的に支持するマイクロホン支持部とを含むマイクロホンにおいて、上記マイクロホン支持部に加えられる振動が上記マイクロホンユニットに対して遅延されて伝達されるように、上記マイクロホンユニットが上記弾性体を介して上記マイクロホン支持部に支持されているとともに、上記マイクロホン支持部に設けられて、上記マイクロホン支持部に加えられた振動を直ちに検出する圧電素子からなる振動検出部と、上記振動検出部からの検出信号に基づいて動作状態になり、上記マイクロホンユニットから出力される変換信号を減衰して出力部に出力する出力信号処理部とを備えていることを特徴としている。
【0016】
この場合、上記出力信号処理部は抵抗素子からなる減衰器を有し、その動作状態時において、上記減衰器にて上記マイクロホンユニットから出力される変換信号を減衰する態様も本発明含まれる。
【0017】
また、上記出力信号処理部はハイパスフィルタを有し、その動作状態時において、上記ハイパスフィルタにて上記マイクロホンユニットから出力される変換信号中の低域成分を減衰するようにしてもよく、この態様も本発明含まれる。
【0018】
本発明によれば、マイクロホン支持部に衝撃が加えられると、振動検出部がこの衝撃を検出して、検出信号を出力する。出力信号処理部は振動検出部からの検出信号に基づいて動作状態になる。
【0019】
一方、機械的に分析すると、マイクロホン支持部に加えられた衝撃は、このマイクロホン支持部を伝わり、マイクロホンユニットに到達するが、マイクロホンユニットが弾性体を介してマイクロホン支持部に支持されているので、衝撃はこの弾性体によって遅延されて、マイクロホンユニットに加えられる。このときには、出力信号処理部がすでに動作状態になっているので、衝撃に起因する雑音が同出力信号処理部にて取り除かれる。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の技術的思想をよりよく理解するために、図面を参照しながら、その好適な実施例について説明する。
【0021】
図1は、このマイクロホンを示す模式的な部分断面図である。これによると、このマイクロホンは、マイクロホンケース(マイクグリップ)1、ショックマウント2、マイクロホンユニット3、振動検出部としてショックセンサ4、出力信号処理部5、および出力部として出力コネクタ6を備える。
【0022】
マイクロホンケース1の形状は筒状であり、ショックマウント2、マイクロホンユニット3、ショックセンサ4、出力信号処理部5および出力コネクタ6をその内側に備える。マイクロホンケース1の上部は、マイクロホンユニット3をカバーするウィンドスクリーン11になっている。また、マイクロホンケース1の下部には、ケーブルに接続される出力コネクタ6が取り付けられている。
【0023】
ショックマウント2は、マイクロホンケース1に加えられた衝撃を低減するものであり、好ましくは粘弾性を示す弾性体が用いられる。ショックマウント2は、リング形状であり、その内部にマイクロホンユニット3が挿入された状態で、マイクロホンケース1の内側に嵌合保持される。この結果、マイクロホンケース1は、図2に示すように、ショックマウント2による等価的なスプリング21によって、マイクロホンユニット3を支持することになる。
【0024】
マイクロホンユニット3は、外部の音を電気的な信号に変換する。音の変換には、ダイナミックマイクロホンやコンデンサマイクロホンなどが用いられる。マイクロホンユニット3は、変換結果である変換信号を出力信号処理部5に出力する。
【0025】
ショックセンサ4は、マイクロホンケース1に加えられる振動や衝撃を検出する。このショックセンサ4は、図3(a)に示すように、一対の圧電素子41,42を備える。衝撃による加速度が、たとえば矢印A方向から圧電素子41,42に加えられると、一方の圧電素子41が伸びると同時に、他方の圧電素子42が縮む。
【0026】
この結果、圧電素子41,42には電荷が発生し、ショックセンサ4は、この電荷による検出信号を出力する。このとき、ショックセンサ4が出力する検出信号は、図3(b)に示すように、衝撃による電圧の振動波形となる。
【0027】
出力信号処理部5は、ショックセンサ4が検出した衝撃に基づいて、マイクロホンユニット3からの変換信号を減衰する。出力信号処理部5は、図4に示すように、増幅器51、検波器52、平滑回路53、比較器54、アナログスイッチ回路55および減衰器56を備える。
【0028】
増幅器51は、ショックセンサ4からの検出信号を増幅し、増幅した検出信号を検波器52に出力する。検波器52は、増幅器51の検出信号を受け取ると、この検出信号を検波し、図5(a)に示す検波信号を生成する。
【0029】
検波器52は、生成した検波信号を平滑回路53に出力する。平滑回路53は、検波器52の検波信号を受け取ると、この検波信号を平滑し、図5(b)の実線で示す平滑信号を生成する。平滑回路53は、生成した平滑信号を比較器54に出力する。
【0030】
比較器54は、平滑回路53の平滑信号に基づいて、アナログスイッチ回路55を制御する。すなわち、比較器54には、基準レベル54Aがあらかじめ設定されている。基準レベル54Aは、衝撃により発生する振動雑音を低減するためのレベルを表すものである。
【0031】
比較器54は、平滑回路53からの平滑信号と、基準レベル54Aとを比較する。平滑信号が基準レベル54A以上であると、比較器54は、アナログスイッチ回路55に駆動信号を出力する。また逆に、平滑信号が基準レベル54Aに比べて小さければ、比較器54は、駆動信号の出力を停止する。
【0032】
アナログスイッチ回路55は、比較器54の駆動信号に基づいて、減衰器56を制御する。すなわち、アナログスイッチ回路55は、スイッチ55Aを備える。アナログスイッチ回路55は、比較器54から駆動信号を受け取ると、スイッチ55Aを閉じて、スイッチ55Aの接点55Bを接点55Cに接続する。また、駆動信号を受け取らないとき、アナログスイッチ回路55は、スイッチ55Aを開く。スイッチ55Aの開閉によって、アナログスイッチ回路55は、次に述べるように、減衰器56の減衰を制御する。
【0033】
減衰器56は、マイクロホンユニット3から出力される変換信号を減衰する。このために、減衰器56は、抵抗56A,56B,56Cを備えている。抵抗56Aは、マイクロホンユニット3の出力端子3Aと出力コネクタ6の出力端子6Aとの間を接続する信号線7Aに挿入されている。抵抗56Bは、マイクロホンユニット3の出力端子3Bと出力コネクタ6の出力端子6Bとの間を接続する信号線7Bに挿入されている。
【0034】
抵抗56Cの一端が抵抗56Aの出力端子6A側の端子に接続され、抵抗56Cの他端がアナログスイッチ回路55の接点55Bに接続されている。抵抗56Bの出力端子6B側の端子がアナログスイッチ回路55の接点55Cに接続されている。
【0035】
アナログスイッチ回路55のスイッチ55Aが閉状態になると、抵抗56Cは、抵抗56Aの出力端子6A側の端子と、抵抗56Bの出力端子6B側の端子との間に接続される。これによって、マイクロホンユニット3の出力端子3A,3Bと出力コネクタ6の出力端子6A,6Bとの間に、抵抗56A,56B,56Cによるアッティネータが挿入されることになる。このアッティネータは、マイクロホンユニット3からの変換信号を減衰して、出力コネクタ6の出力端子6A,6Bに出力する。
【0036】
次に、この実施例1の動作について説明する。人の声などは、マイクロホンユニット3によって電気的な信号に変換される。マイクロホンユニット3からの変換信号は、出力端子3A,3Bから抵抗56A,56Bを経て、出力コネクタ6の出力端子6A,6Bに出力される。
【0037】
この状態のとき、マイクロホンケース1に衝撃が加えられると、ショックセンサ4が直ちにその衝撃を検出する。この結果、出力信号処理部5の比較器54が駆動信号をアナログスイッチ回路55に出力する。これによって、アナログスイッチ回路55のスイッチ55Aが閉じて、減衰器56の抵抗56Cが抵抗56Aと抵抗56Bとの間に接続され、抵抗56A,56B,56Cによるアッティネータが信号線7A,7Bに挿入される。
【0038】
一方、衝撃による振動雑音は、マイクロホンケース1からショックマウント2を伝播して、マイクロホンユニット3に加えられる。このとき、振動雑音は、ショックマウント2によって遅延されて、マイクロホンユニット3に伝わる。この結果、振動雑音がマイクロホンユニット3に到達するときには、抵抗56A,56B,56Cによるアッティネータが既に信号線7A,7Bに挿入されているので、振動雑音で発生した変換信号がこのアッティネータによって低減される。減衰器56は、振動雑音を低減した変換信号を出力コネクタ6の出力端子6A,6Bに出力する。
【0039】
このようにして、本発明によれば、衝撃による振動雑音を低減することができる。このとき、比較器54に設定された基準レベル54A以上の振動雑音に対して、減衰器56が動作するので、バラツキがなく、かつ、複雑な調整作業を不要にして、振動雑音を抑制することができる。
【0040】
また、マイクロホンユニット3にコンデンサマイクロホンを使用した場合、出力信号処理部5をC−MOS−IC等の、消費電力の少ない素子で構成すれば、マイクロホンユニット3に供給する電力を大幅に大きくする必要がなく、マイクロホンを接続する装置をそのまま用いることができる。
【0041】
マイクロホンユニット3にダイナミックマイクロホンを使用した場合、マイクロホンに供給する電源をオン、オフすれば、出力信号処理部5の機能を使用するかどうかの選択を簡単にすることができる。
【0042】
次に、図6の実施例2について説明する。この実施例2では、図4の減衰器56だけが実施例1と異なるので、この異なる部分だけを説明する。この実施例2では、図6に示すように、図4の減衰器56の代わりに、ハイパスフィルタからなる減衰器57を用いる。なお、図6において、図4の出力信号処理部5と同一もしくは同一と見なされる構成要素には、それと同じ参照符号が付されている。
【0043】
この実施例2における減衰器57は、マイクロホンユニット3の変換信号から、低い周波数の変換信号だけを低減する。この低い周波数の変換信号は、主に振動雑音によって発生するものである。このために、減衰器57は、抵抗57A,57Bとコイル57Cとを備える。抵抗57Aは信号線7Aに挿入され、抵抗57Bは信号線7Bに挿入されている。
【0044】
コイル57Cの一端が抵抗57Aの出力端子6A側の端子に接続され、コイル57Cの他端がアナログスイッチ回路55の接点55Bに接続されている。抵抗57Bの出力端子6B側の端子がアナログスイッチ回路55の接点55Cに接続されている。
【0045】
アナログスイッチ回路55のスイッチ55Aが閉状態になると、コイル57Cは、抵抗57Aの出力端子6A側の端子と、抵抗57Bの出力端子6B側の端子との間に接続される。
【0046】
これによって、マイクロホンユニット3の出力端子3A,3Bと出力コネクタ6の出力端子6A,6Bとの間に、抵抗57A,57Bとコイル57Cとによるアッティネータが挿入されることになる。このアッティネータは、コイル57Cによって、マイクロホンユニット3からの変換信号の中の、低い周波数の成分、すなわち、振動雑音による変換信号だけを減衰して、出力コネクタ6の出力端子6A,6Bに出力する。
【0047】
このようにして、本発明によれば、振動雑音によって発生する、低い周波数の変換信号だけをコイル57Cによって選択的に減衰することができる。この結果、振動雑音とともに、人の声などの通常の音声が発生しても、この音声による変換信号だけが出力コネクタ6に出力されるので、音声が途切れることを防ぐことができる。
【0048】
以上、実施例1,2について説明したが、本発明は、これに限定されるものではない。例えば、マイクロホンがスタンドによって卓上に設置されるものである場合には、ショックセンサ4および出力信号処理部5をそのスタンド側に取り付けてもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、振動検出部が衝撃を検出すると、出力信号処理部が動作状態になるので、弾性体で遅延されて出力信号処理部に加えられる、衝撃による変換信号を確実に減衰することができ、かつ、振動検出部や出力信号処理部に対する複雑な調整作業等を不要にすることができる。また、衝撃による変換信号を除くために、振動検出部と出力信号処理部とだけが必要であるので、構造が複雑化することを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す模式的な部分断面図。
【図2】上記実施例でのショックマウントの働きを説明するための模式図。
【図3】上記実施例でのショックセンサを説明するための模式図。
【図4】上記実施例での出力信号処理部を示すブロック図。
【図5】上記実施例での出力信号処理部の波形を示す波形図。
【図6】本発明の別の実施例による出力信号処理部を示すブロック図。
【符号の説明】
1 マイクロホンケース
2 ショックマウント
3 マイクロホンユニット
3A,3B 出力端子
4 ショックセンサ
5 出力信号処理部
6 出力コネクタ
6A,6B 出力端子
Claims (3)
- 音を電気信号に変換するマイクロホンユニットと、弾性体を介して上記マイクロホンユニットを弾性的に支持するマイクロホン支持部とを含むマイクロホンにおいて、
上記マイクロホン支持部に加えられる振動が上記マイクロホンユニットに対して遅延されて伝達されるように、上記マイクロホンユニットが上記弾性体を介して上記マイクロホン支持部に支持されているとともに、
上記マイクロホン支持部に設けられて、上記マイクロホン支持部に加えられた振動を直ちに検出する圧電素子からなる振動検出部と、上記振動検出部からの検出信号に基づいて動作状態になり、上記マイクロホンユニットから出力される変換信号を減衰して出力部に出力する出力信号処理部とを備えていることを特徴とするマイクロホン。 - 上記出力信号処理部は抵抗素子からなる減衰器を有し、その動作状態時において、上記減衰器にて上記マイクロホンユニットから出力される変換信号を減衰することを特徴とする請求項1に記載のマイクロホン。
- 上記出力信号処理部はハイパスフィルタを有し、その動作状態時において、上記ハイパスフィルタにて上記マイクロホンユニットから出力される変換信号中の低域成分を減衰することを特徴とする請求項1に記載のマイクロホン。
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