JP3995004B2 - ヌルフィルアンテナ、オムニアンテナ、無線装置 - Google Patents
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Description
このため、これを移動体通信の基地局に適用しようとすると、俯角90度方向の利得が著しく低下してしまうこととなる。
同じ特性のアンテナ素子が等間隔に配置されたコセカント2乗ビームアンテナにおいて、位相中心にさらにアンテナ素子を追加することによりアンテナ直下方向の放射特性が改善することが、本発明者の研究によって判明した。
本発明を好適に実施した第1の実施形態について説明する。図3に本実施形態にかかる広角ヌルフィルアンテナの構成を示す。この広角ヌルフィルアンテナは、基板1の表面に等間隔に配置されたアンテナ素子2及び3を備えている。アンテナ素子2は、放射する電磁波の波長をλとしたとき、位相中心から天頂方向に向かって0.35λの位置を始点として0.7λ間隔で等間隔に配置されている。また、アンテナ素子3は、位相中心から天底方向に向かって0.35λの位置を始点として0.7λ間隔で等間隔に配置されている。基板1の幅方向両端部にはフレア4が取り付けられている。なお、アンテナ素子2及び3の各素子の特性は全て同じである。
アンテナアレイ5は、アンテナ素子2やアンテナ素子3と等価的な放射特性を示す。
なお、アンテナ素子3(地面側)を構成する各素子は、アンテナ素子2(天頂側)を構成する各素子に比べて−60度位相を遅らせる。つまり、追加する4素子の内側2素子の位相を0度とすると、アンテナ素子2の位相は30度進んでおり、アンテナ素子3の位相は30度遅れている。
この時の広角ヌルフィルアンテナの放射パターンを図4に示す。図中、“ELEMENT”はアンテナ素子そのものの放射特性を示し、“ARRAY”はアンテナ素子の並べ方によって定まる放射特性(アレイファクタ)を示し、“TOTAL”はこれらをあわせたアンテナ全体としての放射特性を示す。なお、三者の間にはELEMENT×ARRAY=TOTALという関係が成り立つため、アレイファクタがフラット(=1)であればアンテナ全体としての放射特性は、アンテナ素子そのものの放射特性と一致する。
これにより、俯角方向に発せられる電磁波の振幅を強め、仰角方向に発せられる電磁波の振幅を弱めるという効果も、同様に得られる。
図5及び図6は、アンテナから発せられる電磁波の観測点の位置とその点で観測される電磁波の位相との関係を模式的に表す図である。図中の太い破線は、水平面内で位相中心から等距離にある点(すなわち、細い破線上)でアンテナから発せられた電磁波を観測した場合の位相ずれを示しており、太い破線が細い破線よりも位相中心に近くにある位置では位相がマイナス側にずれた電磁波が観測されることを表し、太い点線が細い破線よりも外側にある位置では位相がプラス側にずれた電磁波が観測されることを示す。すなわち、図5に示すように、位相中心にアンテナ素子を配置した場合には、アンテナ素子から発せられた電磁波は位相中心から等距離にある点では全て同じ位相で観測される。これに対し、図6に示すように、アンテナアレイを配置した場合には、アンテナアレイから発せられた電磁波は位相中心から等距離にある点であっても、場所によって異なった位相で観測される。
なお、ここではアンテナアレイ5が鉛直方向(アンテナ素子2及び3の配列方向)に指向性を持たない場合を例としたが、アンテナアレイ5が鉛直方向に指向性を備えていても良い。アンテナアレイ5の放射特性に俯角方向の指向性を持たせることにより、アンテナ直下(俯角90度付近)での電界強度をさらに向上させることができる。
また、アンテナアレイ5は、全方向に対してほぼ同じレベルで電界を引き上げるため、リップルを小さくできる。
また、天空方向に放射されるサイドローブの位相は、俯角方向に放射される電磁波の位相とは逆相であるため、アンテナアレイ5によって天空方向のサイドローブを弱めることができ、不要な方向に強いビームを放射することが無くなる。
なお、ここでは図3のように、アンテナアレイ5として、位相中心を挟んで等間隔に四素子を配置する例を示したが、二素子配置や六素子配置でもよい。換言すると、2n(nは任意の自然数)個のアンテナ素子でアンテナアレイを形成してもよい。また、ここでは第1のアンテナアレイが素子一列だけで構成された例を示したが、複数列例えば3列並べてマトリックス状にし、その位相中心に上記アンテナアレイ5を設けても良い。
また、以上の説明では水平方向の放射の指向性はほとんど0の場合を例としたが、最大放射方向が鉛直面内でチルトしている場合でも同様の効果が得られる。最大放射方向のチルトは、励振振幅特性を変えずに励振位相特性のみに傾きを持たせることによって実現される。本実施形態にかかる広角ヌルフィルアンテナの場合には、位相中心から離れるに従ってアンテナ素子2では位相を進め、アンテナ素子3では位相を遅らせることにより、最大放射方向を俯角側へチルトさせられる。図12に、俯角方向にチルトさせた広角ヌルフィルアンテナの振幅分布、位相分布及び垂直指向特性を示す。垂直指向特性から、ビームピークが俯角15度方向にあることがわかる。このようにビームを下向きにチルトさせることにより、隣接するセルへの干渉(オーバリーチ)を軽減でき、小さいセルを形成する基地局用のアンテナとして有用となる。
本発明を好適に実施した第2の実施形態について説明する。図13に、本実施形態にかかる広角ヌルフィルアンテナの構成を示す。この広角ヌルフィルアンテナは第1の実施形態に係る広角ヌルフィルアンテナと同様に、基板1に14個のパッチアンテナ素子2、3を一列に並べて第1のアンテナアレイが構成されている。パッチアンテナ素子は鉛直方向に配列しており図中に×印で示すのが第1のアンテナアレイの位相中心である。第2のアンテナアレイは、第1のアンテナアレイの位相中心を挟んでダイポールアンテナ10を二つ設けたもので、これらの位相中心を第1のアンテナアレイの位相中心と同じ位置としている。ダイポールの方向は、第1のアンテナアレイと平行である。
本発明を好適に実施した第3の実施形態について説明する。図17に、本実施形態にかかる広角ヌルフィルアンテナを示す。この広角ヌルフィルアンテナは、第1の実施形態と同様に、基板1の表面に等間隔に配置されたアンテナ素子2及び3を備えている。アンテナ素子2は、位相中心から天頂方向に向かって0.35波長の位置を始点として0.7波長間隔で等間隔に配置されている。また、アンテナ素子3は、位相中心から天底方向に向かって0.35波長の位置を始点として0.7波長間隔で等間隔に配置されている。基板1の幅方向両端部にはフレア4が取り付けられている。なお、アンテナ素子2及び3の各素子の特性は全て同じである。
また、位相中心の位置で基板1内部に設けられたスロットアンテナ6は、放射する電磁波の波長λの2分の1である。基板1は誘電体で形成されているため、物理的に開口を形成しなくても、スロットアンテナ6はアンテナとして機能する。
図19において、破線は広角ヌルフィルアンテナの放射パターンを示しており、ビームのピークはほぼ水平方向を向いている。これに対して、実線で示されたビームはピークが下向きに設定されている。このようにビームを下向きにチルトさせることで、隣接するエリアへの干渉(オーバーリーチ)を軽減でき、小さいセルを形成したい基地局アンテナとして有用である。
本発明を好適に実施した第4の実施形態について説明する。図22に、本実施形態にかかる広角ヌルフィルアンテナを示す。この広角ヌルフィルアンテナは、第1の実施形態と同様に、基板1の表面に等間隔に配置されたアンテナ素子2及び3を備えている。アンテナ素子2は、位相中心から天頂方向に向かって0.35波長の位置を始点として0.7波長間隔で等間隔に配置されている。また、アンテナ素子3は、位相中心から天底方向に向かって0.35波長の位置を始点として0.7波長間隔で等間隔に配置されている。基板1の幅方向両端部にはフレア4が取り付けられている。なお、アンテナ素子2及び3の各素子の特性は全て同じである。
なお、上記の例では、無給電素子7をアンテナ素子2、3の各素子とほぼ同じ特性の素子であるとしたが、長手方向を偏波している方向と平行にした接地していない帯状の金属片、あるいは、丸い形状の接地していない金属片でもよい。
本実施形態にかかる広角ヌルフィルアンテナは、アンテナ素子2、3については従来のコセカント2乗ビームアンテナと同様であるため、無給電素子7を既存のアンテナに後付けで容易に追加できる。例えば、レドーム(アンテナのカバー)の内側に無給電素子7を設けるなどして、無給電素子7を既存のコセカント2乗ビームアンテナに簡単に追加できる。
本発明を好適に実施した第5の実施形態について説明する。図24に本実施形態にかかる広角ヌルフィルアンテナの構成を示す。この広角ヌルフィルアンテナは、基板1の表面に等間隔に配置されたアンテナアレイ2a及び3aを備えている。アンテナアレイ2aは、放射する電磁波の波長をλとしたとき、幅方向両側の位相中心から0.35λ及び1.05λというそれぞれの位置から、天頂方向に向かって0.35λの位置を始点として0.7λ間隔で等間隔にマトリックス状に配置されたアンテナ素子で形成されている。また、アンテナアレイ3aは、幅方向両側の位相中心から0.35λ及び1.05λというそれぞれの位置から、天底方向に向かって0.35λの位置を始点として0.7λ間隔で等間隔にマトリックス状に配置されたアンテナ素子で形成されている。なお、アンテナアレイ21及び3aを構成する各アンテナ素子の特性は全て同じである。
基板1の位相中心には、アンテナ素子8が設けられている。アンテナ素子8は、アンテナアレイ2aやアンテナアレイ3aを構成する各アンテナ素子と等価的な放射特性を示す。
本発明を好適に実施した第6の実施形態について説明する。図26及び図27に本実施形態にかかる広角ヌルフィルアンテナの構成を示す。図17、図24、図25に示した構成では、中心アンテナ素子としてスロットアンテナ、パッチアンテナを用いているが、本実施形態のようにダイポールアンテナ12を中心アンテナ素子として用いるようにしてもよい。図26は広角ヌルフィルアンテナの平面図、図27は位相中心付近の側面の拡大図である。第1のアンテナアレイは、図17に示した構成と同様に鉛直方向に配列している。本実施形態では第1のアンテナアレイを構成する素子のうち、中央の二つの素子の間隔を他と比べて広くすることで、ダイポールアンテナ12との物理的な干渉を回避している。放射電磁波の波長をλ(ラムダ)として、中央の二つの素子の間隔が1.2λであり、それ以外の素子の間隔は第1の実施形態と同様に0.7λである。ダイポールアンテナは間隔1.2λの中央、つまり両隣の素子から0.6λの位置に設け、第1のアンテナアレイの位相中心と一致させている。中央の二つの素子の間隔は1.4λでも良いが、1.2λの方が特性がよい。
本発明を好適に実施した第7の実施形態について説明する。図28及び図29に、本実施形態にかかる広角ヌルフィルアンテナの構成を示す。この広角ヌルフィルアンテナは第2の実施形態に係る構成における中央のダイポールアンテナ12をパッチアンテナ素子13に代えたものである。
素子の間隔は図26に示した第6実施形態の広角ヌルフィルアンテナと同様であり、第1のアンテナアレイを構成する素子のうち、中央の二つの素子の間隔を1.2λとして他と比べて広くした。中央の二つの素子の間隔以外は0.7λである。
第1のアンテナアレイを構成する素子の配列間隔は、第1の実施形態と同じく0.7λである。ここでは両隣の素子の傾斜角を中心付加素子と同じにしているが、要求される照射レベルに応じて決定しても良い。
本発明を好適に実施した第8の実施形態について説明する。図31及び図32に、本実施形態にかかる広角ヌルフィルアンテナの構成を示す。第1のアンテナアレイを構成する素子同士の間隔は第1の実施形態と同様に0.7λの等間隔とし、その位相中心に中心アンテナ素子(ここではダイポールアンテナ15)を設置したものである。中心アンテナ素子を前方(電磁波の放射方向)に突出させることにより、隣接するアンテナ素子と重ならない(物理的な干渉を起こさない)ようにする。
このようにすれば、第1のアンテナアレイを構成するアンテナ素子の間隔を等間隔とできる。
図32に示すように、本実施形態においても、中心アンテナ素子(ここではダイポールアンテナ15)が鉛直方向に対してある角度(俯角)をなすように設置することで、パッチアンテナの最大放射方向が水平方向よりも下を向くようにしている。
本発明を好適に実施した第9の実施形態について説明する。図33及び図34に、本実施形態にかかる広角ヌルフィルアンテナの構成を示す。この広角ヌルフィルアンテナは、第8の実施形態とほぼ同様の構成であるが、中心アンテナ素子としてU字ダイポールアンテナ16を備える。U字ダイポールアンテナ16の線長は、λ/2程度である。U字状のダイポールアンテナ16は、I字状のダイポールアンテナと比べて鉛直方向長さが短いため、隣接する素子との物理的な干渉を回避できる。
U字のアンテナ部分(ヘッド)は、例えば円柱セラミックに細い金属を巻き付けて螺旋コイルとし、その上をプラスチックでカバーしたものが実用化されており、これを適用可能である。
なお、V字ダイポールアンテナ、線長λ/4以下の微小ダイポール素子、電流素子なども用いることができる。
ここで、ビームピークを俯角30度方向に設定した場合を考える。図35は、俯角30度方向にビームピークを設定した場合の励振振幅位相分布を示している。図35の横軸は位置を表しており、第1のアンテナアレイの位相中心を原点として、+が天底方向、−が天頂方向である。実践で示す分布は励振振幅であり、図中の左右(換言するとアンテナの上下)で対称になっている。一方、破線で示す分布は位相分布であり、原点に対して点対称になっている。
第1のアンテナアレイを構成する素子は、位相中心から離れた素子ほど、進相値または遅相値を大きくして位相分布のカーブを傾斜させている。
図37は、遠方界における放射位相特性である。図37に示すように、俯角15〜20度においては所望の照射領域(俯角30〜90度)と逆相となる。
隣接するエリアのオーバリーチを低減するためには、俯角15〜20度のサイドローブを抑制する必要があり、所望の照射領域と同相となる中心素子の振幅を調整することにより、このサイドローブを低減できる。
本発明を好適に実施した第10の実施形態について説明する。図40に、本実施形態にかかるオムニアンテナの構成を示す。このオムニアンテナは、第1の実施形態にかかる広角ヌルフィルアンテナを同心円上に六つ配置して構成している。
本発明を好適に実施した第11の実施形態について説明する。図41に、本実施形態にかかる基地局装置の構成を示す。本実施形態にかかる基地局装置は、アンテナが地上に設置されている。ここで用いられるアンテナは、第1の実施形態にかかる広角ヌルフィルアンテナと同様の構成である。なお、第1の実施形態において天底側であった方を、建造物に向け、アンテナを水平面から所定の角度傾けた状態で設置する。
本発明を好適に実施した第12の実施形態について説明する。図42に、本実施形態にかかる基地局装置の構成を示す。本実施形態にかかる基地局装置は、第1の実施形態にかかる広角ヌルフィルアンテナをアンテナとして備えている。なお、従来の基地局装置とは異なり、アンテナ面は水平面内に配置されている。この際、第1の実施形態において天底方向であった側を先端側として配置する。
例えば、上記各実施形態では、14のアンテナ素子を有するコセカント2乗ビームアンテナの位相中心にアンテナ素子を等価的に追加する場合を例に説明を行ったが、コセカント2乗ビームをアンテナを構成するアンテナ素子はこれより多くても少なくても良い。
また、第10の実施形態においては、同じ特性を持つ六つのセクタアンテナを同心円状に組み合わせたオムニアンテナを例として示したが、オムニアンテナを構成するセクタアンテナの数は6より多くても少なくても良い。例えば、±45度の範囲でアレイファクタがフラットとなるアンテナアレイを備えた広角ヌルフィルアンテナを四つ組み合わせてオムニアンテナを構成しても良いし、±20度の範囲でアレイファクタがフラットとなるアンテナアレイを備えた広角ヌルフィルアンテナを八つ組み合わせてオムニアンテナを構成しても良い。
また、本発明においてコセカント2乗ビームは、修正コセカント2乗ビームを含む。また、本発明は移動体通信の基地局装置のみならず、他の無線装置にも適用可能である。
また、上記各実施形態において説明したものは第1のアンテナ素子の物理的中心と位相中心とが一致している場合である。しかし、例えば図3の例で、アンテナ素子2の近傍に微弱な振幅の素子を一つ追加して設けると、位相中心はほとんど変化しないが、物理的中心はずれて、両者の位置は一致しなくなる。このような場合でも、位相中心に第2のアンテナアレイ、スロットアンテナ、ダイポールアンテナ、U字(V字)ダイポールアンテナなどを設ければ良い。無給電素子であれば位相中心から所定の距離だけ離間させて設ければ良い。
このように、本発明は様々な変形が可能である。
2、3、8 アンテナ素子
4 フレア
2a、3a、5 アンテナアレイ
2b、3b、6 スロットアンテナ
7 無給電素子
9 励振アンテナ
12 給電線路
13 パッチアンテナ素子
14 パッチ基盤
15 ダイポールアンテナ
16 U字ダイポールアンテナ
17 矩形非励振素子
18 非励振V字ダイポール素子
Claims (48)
- 位相中心を中心としてアンテナ素子が配列され、励振振幅分布が前記位相中心に対して対称で、励振位相分布が前記位相中心に対して略点対称となるように励振される第1のアンテナアレイと、
前記第1のアンテナアレイを構成するアンテナ素子のうち前記位相中心に隣接するアンテナ素子と励振振幅が略同一又はそれよりも小さく、かつ位相中心が前記第1のアンテナアレイの位相中心と略同一である第2のアンテナアレイとを有することを特徴とするヌルフィルアンテナ。 - 前記第1のアンテナアレイと前記第2のアンテナアレイとが、同じ基板上に設けられたことを特徴とする請求項1記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第2のアンテナアレイは、少なくとも二つのアンテナ素子で構成されており、該第2のアンテナアレイのアンテナ素子は、前記位相中心に近い素子ほど励振振幅が大きいことを特徴とする請求項1又は2記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第2のアンテナアレイは、前記位相中心を中心とし、前記第1のアンテナアレイを対称軸として該第1のアンテナアレイと直交するようにアンテナ素子が直列に配置されたアンテナアレイであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第2のアンテナアレイを構成するアンテナ素子は、前記第1のアンテナアレイの位相中心と重ならないように配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第2のアンテナアレイを構成するアンテナ素子として、ダイポールアンテナを用いたことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第2のアンテナアレイの周辺に電波吸収体を設けたことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記電波吸収体が、前記第2のアンテナアレイを構成するアンテナ素子を中心として、前記第1のアンテナアレイを構成するアンテナ素子のうち前記位相中心に隣接するアンテナ素子にまで延長して設けられたことを特徴とする請求項7記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記電波吸収体の前記第1のアンテナアレイの配列方向の長さは、前記第1のアンテナアレイを構成し前記位相中心に隣接するアンテナ素子と前記位相中心との距離よりも長いことを特徴とする請求項8記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第2のアンテナアレイの最大放射方向が前記第1のアンテナアレイの配列方向に沿って傾くように、前記第2のアンテナアレイを構成するアンテナ素子を配置したことを特徴とする請求項1から9のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第1のアンテナアレイを構成するアンテナ素子のうち、前記位相中心を挟んで向かい合う二つのアンテナ素子の間隔を、前記第1のアンテナアレイの他のアンテナ素子の間隔よりも大きくしたことを特徴とする請求項1から10のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第1のアンテナアレイを構成する個々のアンテナ素子同士の間隔を、不等間隔としたことを特徴とする請求項1から11のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第2のアンテナアレイに代えて、前記第1のアンテナアレイを構成するアンテナ素子のうち前記位相中心に隣接するアンテナ素子よりも励振振幅が大きく、かつ位相中心が前記第1のアンテナアレイと略同一である第3のアンテナアレイを有することを特徴とする請求項1から12のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第1のアンテナアレイと前記第3のアンテナアレイとが、同じ基板上に設けられたことを特徴とする請求項13記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第2のアンテナアレイに代えて、前記第1のアンテナアレイを構成するアンテナ素子のうち前記位相中心に隣接するアンテナ素子と励振振幅が略同一又はそれよりも小さく、かつ前記第1のアンテナアレイの位相中心と略同一の位置に位相中心を有するスロットアンテナ又はダイポールアンテナを備えたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第2のアンテナアレイに代えて、前記第1のアンテナアレイの位相中心と略同一の位置から該第1のアンテナアレイに垂直な方向に所定間隔離して無給電素子が配置されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記ダイポールアンテナ、前記スロットアンテナ又は前記無給電素子の励振振幅は、前記第1のアンテナアレイを構成するアンテナ素子のうち、前記第1のアンテナアレイの位相中心に隣接するアンテナ素子の励振振幅よりも小さいことを特徴とする請求項6から16のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第2のアンテナアレイ、前記ダイポールアンテナ、前記スロットアンテナ又は前記無給電素子は、前記第1のアンテナアレイを構成するアンテナ素子を前記第1のアンテナアレイの位相中心に設けた場合に該アンテナ素子が放射する電磁波との位相差が±60°以内の電磁波を放射することを特徴とする請求項1から17のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第2のアンテナアレイ、前記ダイポールアンテナ、前記スロットアンテナ又は前記無給電素子は、前記第1のアンテナアレイの配列方向に沿った指向性を有することを特徴とする請求項1から16のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記スロットアンテナ又は前記ダイポールアンテナに代えて、前記第1のアンテナアレイを構成するアンテナ素子のうち前記位相中心に隣接するアンテナ素子よりも励振振幅が大きく、かつ前記第1のアンテナアレイと略同一の位置に位相中心を有する第2のスロットアンテナ又は第2のダイポールアンテナを有することを特徴とする請求項15から19のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 位相中心を通る直線と直交して配列され、励振振幅分布が前記位相中心を通る直線に対して軸対称で、励振位相分布が前記位相中心を通る直線に対して点対称となるように励振される第1のアンテナアレイと、
前記第1のアンテナアレイを構成するアンテナ素子のうち前記位相中心に隣接する素子と励振振幅が略同一又はそれよりも小さく、前記第1のアンテナアレイの位相中心と略同一の位置に配置された中心アンテナ素子とを有することを特徴とするヌルフィルアンテナ。 - 前記第1のアンテナアレイは、前記位相中心を通る直線と平行にアンテナ素子を配列してなる二次元アレイであることを特徴とする請求項21記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第1のアンテナアレイは、前記位相中心を通る直線と平行な方向を長手方向とするスロットアンテナを、前記位相中心を通る直線と直交するように配列させてなることを特徴とする請求項21又は22記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記中心アンテナ素子として、ダイポールアンテナ素子を用いたことを特徴とする請求項21から23のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記中心アンテナ素子の周辺に電波吸収体を設けたことを特徴とする請求項21から24のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記電波吸収体の前記第1のアンテナアレイの配列方向の長さは、前記第1のアンテナアレイを構成し前記位相中心に隣接するアンテナ素子と前記位相中心との距離よりも長いことを特徴とする請求項25記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記電波吸収体は、前記アンテナ素子の近傍から隣接する前記第1のアンテナアレイを構成するアンテナ素子にかけて設けられたことを特徴とする請求項26記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記中心アンテナ素子を、前記第1のアンテナアレイの配列方向に沿って最大放射方向が傾くように設置したことを特徴とする請求項21から27のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第1のアンテナアレイを構成するアンテナ素子のうち、前記位相中心に最も近いアンテナ素子同士の間隔を、他のアンテナ素子同士の間隔よりも広くしたことを特徴とする請求項21から28のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第1のアンテナアレイを構成する個々のアンテナ素子間の間隔を不等間隔としたことを特徴とする請求項21から29のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記中心アンテナ素子を、前記第1のアンテナアレイよりも電磁波の放射方向側に位置するように配置したことを特徴とする請求項21から30のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記中心アンテナ素子は、前記第1のアンテナアレイの配列方向に沿った指向性を有することを特徴とする請求項21から31のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記中心アンテナ素子に代えて、前記第1のアンテナアレイを構成するアンテナ素子のうち前記位相中心に隣接する素子よりも励振振幅が大きく、かつ前記第1のアンテナアレイの位相中心と略同一の位置に配置された第2の中心アンテナ素子を有することを特徴とする請求項21から32のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第1のアンテナアレイの最大放射方向を、前記第1のアンテナアレイの配列方向に沿ってチルトさせたことを特徴とする請求項1から33のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第1のアンテナアレイを構成するアンテナ素子の励振位相を、アレイの一方では前記位相中心から離れるに従って進ませ、他方では前記位相中心から離れるに従って遅らせたことを特徴とする請求項34記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第1のアンテナアレイを構成する素子のうち、少なくとも前記位相中心に隣接するアンテナ素子が該第1のアンテナアレイの最大放射方向と同じ側に傾けられたことを特徴とする請求項34又は35記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第1のアンテナアレイを構成する各々のアンテナ素子上に、素子の寸法よりも小さい非励振素子を設けたことを特徴とする請求項1から36のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第1のアンテナアレイの位相中心の位置から所定の距離だけ離して、前記第1のアンテナアレイからの放射によって励振される間接励振素子を設けたことを特徴とする請求項21から37のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第1のアンテナアレイが形成されている基板の、該第1のアンテナアレイと直交する方向の両端近傍にフレアが設けられていることを特徴とする請求項1から38のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- ヌルフィルアンテナは広角ヌルフィルアンテナであることを特徴とする請求項1から39のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 前記第1のアンテナアレイは、アンテナ素子の配列方向にコセカント2乗形状の指向性を有することを特徴とする請求項1から40のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナ。
- 請求項1から41のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナを備えた無線装置。
- 前記第1のアンテナアレイが鉛直方向に配列するように、前記ヌルフィルアンテナを高所に設置したことを特徴とする請求項42記載の無線装置。
- 前記第1のアンテナアレイが形成されている基板が略水平となり、電磁波が天底方向へ放射されるように前記ヌルフィルアンテナを高所に設置したことを特徴とする請求項42記載の無線装置。
- 前記第1のアンテナアレイが形成されている基板が水平面から所定角度傾いた状態で低所に配置されたことを特徴とする請求項42記載の無線装置。
- 請求項1から41のいずれか1項記載のヌルフィルアンテナを、電磁波の放射方向を外側に向けて同心円状に配置したことを特徴とするオムニアンテナ。
- 請求項46記載のオムニアンテナを備えた無線装置。
- 無線装置は基地局装置であることを特徴とする請求項42から45又は47記載の無線装置。
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