[go: up one dir, main page]

JP3994862B2 - 排ガス浄化触媒及び浄化方法 - Google Patents

排ガス浄化触媒及び浄化方法 Download PDF

Info

Publication number
JP3994862B2
JP3994862B2 JP2002341623A JP2002341623A JP3994862B2 JP 3994862 B2 JP3994862 B2 JP 3994862B2 JP 2002341623 A JP2002341623 A JP 2002341623A JP 2002341623 A JP2002341623 A JP 2002341623A JP 3994862 B2 JP3994862 B2 JP 3994862B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust gas
catalyst
zeolite
type
nox
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002341623A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004074139A (ja
Inventor
正史 杉山
健吾 曽田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Mining Co Ltd filed Critical Sumitomo Metal Mining Co Ltd
Priority to JP2002341623A priority Critical patent/JP3994862B2/ja
Priority to PCT/JP2003/007017 priority patent/WO2003106026A1/ja
Priority to AU2003244103A priority patent/AU2003244103A1/en
Priority to US10/518,005 priority patent/US7405175B2/en
Priority to CNB038139863A priority patent/CN1305568C/zh
Priority to EP03730799A priority patent/EP1514599A4/en
Publication of JP2004074139A publication Critical patent/JP2004074139A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3994862B2 publication Critical patent/JP3994862B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/92Chemical or biological purification of waste gases of engine exhaust gases
    • B01D53/94Chemical or biological purification of waste gases of engine exhaust gases by catalytic processes
    • B01D53/9404Removing only nitrogen compounds
    • B01D53/9409Nitrogen oxides
    • B01D53/9413Processes characterised by a specific catalyst
    • B01D53/9418Processes characterised by a specific catalyst for removing nitrogen oxides by selective catalytic reduction [SCR] using a reducing agent in a lean exhaust gas
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/34Chemical or biological purification of waste gases
    • B01D53/74General processes for purification of waste gases; Apparatus or devices specially adapted therefor
    • B01D53/86Catalytic processes
    • B01D53/8621Removing nitrogen compounds
    • B01D53/8625Nitrogen oxides
    • B01D53/8628Processes characterised by a specific catalyst
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J29/00Catalysts comprising molecular sieves
    • B01J29/04Catalysts comprising molecular sieves having base-exchange properties, e.g. crystalline zeolites
    • B01J29/06Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof
    • B01J29/70Crystalline aluminosilicate zeolites; Isomorphous compounds thereof of types characterised by their specific structure not provided for in groups B01J29/08 - B01J29/65
    • B01J29/7007Zeolite Beta
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01JCHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
    • B01J37/00Processes, in general, for preparing catalysts; Processes, in general, for activation of catalysts
    • B01J37/02Impregnation, coating or precipitation
    • B01J37/024Multiple impregnation or coating
    • B01J37/0246Coatings comprising a zeolite
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2251/00Reactants
    • B01D2251/20Reductants
    • B01D2251/21Organic compounds not provided for in groups B01D2251/206 or B01D2251/208
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2255/00Catalysts
    • B01D2255/20Metals or compounds thereof
    • B01D2255/207Transition metals
    • B01D2255/20746Cobalt
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2255/00Catalysts
    • B01D2255/50Zeolites
    • B01D2255/502Beta zeolites

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
  • Catalysts (AREA)
  • Exhaust Gas After Treatment (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ボイラー、ディーゼルエンジン発電機、またはディーゼルエンジン自動車からの各種燃焼排ガスや、産業設備からの排ガスに含まれる窒素酸化物の除去に有効な排ガス浄化用触媒、並びにその触媒を使用する排ガス浄化方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
工場、発電設備、その他の産業設備や、自動車等から排出される各種の排ガス中には、一酸化窒素や二酸化窒素等の窒素酸化物(NOx)が含まれている。このNOxは人体、特に呼吸器系に悪影響を及ぼすばかりでなく、地球環境保全の上から問題視される酸性雨の原因の1つとなっている。そのため、これら各種の排ガスから、窒素酸化物を効率よく除去する技術の開発が望まれている。
【0003】
このような排煙脱硝法として、自動車(ガソリン車)の排ガス処理に用いられている三元触媒法や、アンモニアを還元剤に用いるアンモニア選択接触還元法が知られている。しかし、上記三元触媒法は、排ガス中に残存する炭化水素や一酸化炭素等の未燃焼分を完全酸化するのに必要な理論量より過剰な酸素を含む排ガスには適用することができない。
【0004】
一方、酸素が過剰に存在する雰囲気下でNOxを還元除去する方法としては、V−TiO触媒を用い、アンモニアを還元剤とするアンモニア選択接触還元法が知られている。しかし、この方法においては、臭気が強く有害なアンモニアを用いるため取り扱いが容易でなく、また未反応のアンモニアの排出を防ぐための特別な装置を必要とするため、設備が大型化することから、小規模な排ガス発生源や移動型発生源への適用には不向きであるうえ、経済性においても好ましいものではなかった。
【0005】
近年、酸素過剰雰囲気の希薄燃焼排ガス中に残存する未燃焼の炭化水素を還元剤として用いることにより、その排ガス中のNOxの還元反応を促進させることができるという報告がなされた。この報告以来、NOxの還元反応を促進するための触媒が種々開発され、例えば、アルミナやアルミナに遷移金属を担持した触媒等が、炭化水素類を還元剤として用いるNOxの還元除去反応に有効であるとする数多くの報告がなされている。
【0006】
このような炭化水素類を還元剤として酸素過剰の燃焼排ガス中の窒素酸化物を還元除去する触媒の一例として、アルミナやアルミナに遷移金属を担持した触媒のほか、0.1〜4重量%のCu、Fe、Cr、Zn、Ni、又はVを含有するアルミナ若しくはシリカ−アルミナからなる還元触媒が報告されている(特許文献1参照)。
【0007】
また、Pt等をアルミナに担持した触媒を用いると、NOxの還元反応が200〜300℃程度の低温領域でも進行することが報告されている(特許文献2〜4参照)。しかしながら、これらの貴金属担持触媒は、還元剤である炭化水素の燃焼反応が過度に促進されたり、地球温暖化の原因物質の1つとされているNOが多量に副生したりするため、無害なNへの還元反応を選択的に進行させることが困難であるという欠点を有していた。
【0008】
更に、アルミナ等に銀を担持した触媒が、酸素過剰雰囲気下で炭化水素を還元剤として、NOxの還元反応を選択的に進行させることが報告されている(特許文献5参照)。この報告後、銀を含有する触媒を用いた類似のNOxの還元除去方法が数多く開発され、報告されている(特許文献6参照)。
【0009】
しかし、上記した脱硝触媒を用いた排ガスの浄化方法は、いずれも、硫黄酸化物を含む酸素過剰の排ガス中ではNOxの除去性能が著しく低下し、実用的な耐久性が不十分であるという問題があった。また、排ガスの温度が300℃〜400℃程度の比較的低温である場合には、NOxの除去性能が低いという問題もあった。
【0010】
また、水素化したゼオライト触媒や、V、Cr、Mn、Fe、Co、Ni等をゼオライトに担持した触媒を用いて、有機化合物の共存下にNOxを還元除去する方法が報告され、そのゼオライトとしてY型ゼオライト、L型ゼオライト、オフレタイト・エリオナイト混晶型ゼオライト、フェリエライト型ゼオライト、ZSM−5型ゼオライトが示されている(特許文献7参照)。更に、プロトン型ゼオライトを用いてメタノールの存在下にNOxを還元除去する方法も報告され、そのゼオライトとしてY型ゼオライト、ZSM−5型ゼオライト、モルデナイトが示されている(特許文献8参照)。
【0011】
しかしながら、上記した特定のゼオライト触媒を用いたNOxの還元除去方法は、いずれも実用的に十分なNOxの除去性能が得られず、未だ実用化に至っていない現状である。
【0012】
【特許文献1】
特開平4−284848号公報
【特許文献2】
特開平4−267946号公報
【特許文献3】
特開平5−68855号公報
【特許文献4】
特開平5−103949号公報
【特許文献5】
特開平4−281844号公報
【特許文献6】
特開平4−354536号公報
【特許文献7】
特許第2139645号
【特許文献8】
特許第2506598号
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、このような従来の事情に鑑み、硫黄酸化物を含む排ガスにおいても優れたNOxの除去性能と耐久性を有し、排ガス温度が300℃〜400℃程度の比較的低温でも脱硝性能が高く、実用性に優れた排ガス浄化触媒、及びそれを用いた排ガス浄化方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明は、酸素過剰の排ガス中の窒素酸化物を、メタノール及び/又はジメチルエーテルの存在下に還元除去する触媒であって、プロトン型βゼオライトからなることを特徴とする排ガス浄化触媒を提供するものである。
【0015】
また、本発明が提供する排ガス浄化方法は、還元剤としてのメタノール及び/又はジメチルエーテルの存在下に、酸素過剰の排ガスをプロトン型βゼオライト触媒に接触させ、排ガス中の窒素酸化物を還元除去することを特徴とする。
【0016】
上記本発明の排ガス浄化触媒及び排ガス浄化方法においては、前記プロトン型βゼオライトのSiO/Alモル比が、20〜70であることことが好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】
本発明においては、酸素過剰な排ガス中の窒素酸化物NOxを脱硝する際に、触媒としてプロント型βゼオライトを用いる。ゼオライトには、β型のほかに、Y型、L型、ZSM−5(MFI)型、モルデナイト型等多くの種類があるが、その内でも特にβゼオライトを水素化したプロトン型βゼオライトが硫黄酸化物を含む排ガスの浄化に極めて有効であることが分った。即ち、プロント型βゼオライトを用いることで、硫黄酸化物を含む排ガス中の窒素酸化物をメタノール及び/又はジメチルエーテルの存在下に還元除去することができる。
【0018】
βゼオライトをプロトン型にするには、例えば、硝酸アンモニウム水溶液等で処理してアンモニウム型とし、その後焼成してアンモニアを揮散させることによってプロトン型にすることができる。尚、プロトン型βゼオライトは成形加工が可能であり、用途に応じて種々の形状の触媒とすることができる。
【0019】
プロトン型βゼオライトのシリカ(SiO)/アルミナ(Al)比は、NOxを除去する脱硝性能の点から、モル比で20〜70の範囲が好ましい。このモル比が40を超えて大きくなるほど脱硝性能が低下しやすくなり、また熱や水蒸気に対する安定性等を考慮すると、SiO/Alモル比は20〜40の範囲が更に好ましい。
【0020】
上記プロトン型βゼオライトからなる触媒は、従来から知られている成形方法によって、球状、ハニカム状、ペレット状等の種々の形状に成形することができる。これらの形状及び大きさ等は、触媒の使用条件に応じて任意に選択すればよい。また、排ガスの流れ方向に対して多数の貫通孔を有する耐火性一体構造の支持基体の表面に、プロトン型βゼオライトをウォッシュコート法等により被覆して触媒とすることもできる。
【0021】
窒素酸化物を含む酸素過剰な排ガスの浄化方法としては、上記した本発明のプロトン型βゼオライト触媒に、排ガスをメタノール及び/又はジメチルエーテルの存在下で接触させれば良い。還元剤として排ガス中に共存させるメタノール及び/又はジメチルエーテルの量は、操業上求められる脱硝率及びランニングコスト等に応じて適宜選択すればよいが、通常は排ガス中の窒素酸化物に対するモル比(炭素(C)換算)として0.5〜5程度が好ましい。
【0022】
本発明の処理対象となる窒素酸化物を含む排ガスとしては、ボイラー等の各種燃焼設備、ディーゼルエンジン自動車や定置式のディーゼル機関等の内燃機関、硝酸製造設備等の産業設備からの排ガスを挙げることができる。これらの排ガスは、一般に、CO、HC(炭化水素)及びHといった還元性成分と、NOx及びOといった酸化性成分とを含有するが、両者相互の完全な酸化還元反応に必要な化学量論量よりも過剰量の酸素を含有している。このような酸素過剰の排ガスがメタノール及び/又はジメチルエーテルの存在下に本発明の触媒と接触することにより、排ガス中のNOxがNとHOに還元分解される。
【0023】
本発明の触媒を用いた排ガス浄化方法におけるガス空間速度(SV)は、特に限定されるものではないが、1,000〜100,000/hとすることが好ましい。また、排ガスの温度が300〜400℃程度の比較的低温であっても、より高温の場合とほぼ同等の優れた脱硝性能が得られる。更に、硫黄酸化物を含む排ガスであっても優れた脱硝性能を有し、その耐久性にも優れている。
【0024】
尚、本発明方法で排ガスを処理した場合、反応条件によっては、未燃焼のメタノールやジメチルエーテル、不完全燃焼生成物が排ガス中に排出される場合がある。このような場合には、上記本発明の脱硝触媒通過後の排ガスを酸化触媒、例えばPt、Pd系の貴金属担持触媒に接触させて、メタノールやジメチルエーテル、未燃焼成分を除去することができる。
【0025】
【実施例】
市販のNH型βゼオライト(SiO/Alモル比27)を、450℃で5時間焼成してプロトン型βゼオライトを得た。これを加圧成型した後、粉砕して粒度を350〜500μmに整粒し、本発明の触媒1とした。また、市販のNH型βゼオライト(SiO/Alモル比37)を用いた以外は上記と同様にしてプロトン型βゼオライトを得て、これを本発明の触媒2とした。
【0026】
比較例として、下記する触媒C1〜C4を調整した。即ち、触媒C1は、市販のNH型βゼオライト(SiO/Alモル比75)を、450℃で5時間焼成して得たプロトン型βゼオライトである。触媒C2は、市販のNH型モルデナイト(SiO/Alモル比20)を、450℃で5時間焼成して得たプロトン型モルデナイトである。また、触媒C3は、市販のNH型ZSM−5(SiO/Alモル比27)を、450℃で5時間焼成して得たプロトン型ZSM−5である。
【0027】
比較例の触媒C4としては、100gのイオン交換水に酢酸コバルト四水和物1.3gを溶解し、この溶液に上記触媒1と同様にして得たプロトン型βゼオライト(SiO/Alモル比27)10gを分散させ、温度を60℃に維持して12時間撹拌した。その後、濾過及び水洗を行い、110℃で乾燥した後、空気中にて500℃で3時間焼成して、Co担持βゼオライトからなる触媒C4を得た。尚、この触媒C4中のCo量は、金属換算で触媒全体の2.7重量%であった。
【0028】
上記した本発明の触媒1〜2及び比較例の触媒C1〜C4を、それぞれ内径15mmのステンレス製反応管に充填して触媒体を形成し、これを常圧固定床流通反応装置に装着した。この反応管内に、モデル排ガスとして、NO:1,000ppm、O:10%、メタノール:1,500ppm、HO:10%、SO:100ppm、残部:Nからなる混合ガスを、空間速度30,000/hの条件でに供給して、各触媒の脱硝性能を評価した。その際、ガス温度を300℃、350℃、400℃にそれぞれ変化させた。
【0029】
また、モデル排ガスの組成を変えて、同様に各触媒の脱硝性能を評価した。即ち、上記モデル排ガス中に還元剤として添加したメタノール:1,500ppmをジメチルエーテル:750ppmに変え、触媒1、触媒C2及び触媒C3を用いて脱硝性能を評価した。更に、還元剤をプロピレン:500ppm及び1,000ppmに変え、触媒1を用いて脱硝性能を評価した。
【0030】
尚、反応管出口のガス組成の分析については、NOx濃度は化学発光式NOx計で測定し、NO濃度はPorapack Qカラムを装着したガスクロマトグラフ・熱伝導度検出器を用いて測定した。いずれの触媒の場合も、反応管の出口ガス中にNOは殆ど認められなかった。触媒のNOx除去性能としての脱硝率は、下記の数式1に従って算出した。
【0031】
【数1】
Figure 0003994862
【0032】
上記触媒1〜2及び触媒C1〜C4の脱硝率を、下記表1に示した。この結果から明らかなように、本発明の触媒1〜2は、硫黄酸化物が多量に存在する酸素過剰な排ガスにおいて、排ガスが300〜400℃の比較的低温であっても、比較例の触媒C1〜C4に比べて、著しくNOxの除去性能に優れていることが分る。更に、本発明の触媒1〜2は、還元剤としてメタノール及び/又はジメチルエーテルを用いることによって、優れた脱硝性能が発現することが分る。尚、プロトン型βゼオライトであっても、SiO/Alモル比が75の触媒C1は、脱硝率が極めて小さいことが分る。
【0033】
【表1】
Figure 0003994862
【0034】
次に、触媒の耐久性評価として、上記した本発明の触媒1と比較例の触媒C2〜C4を用い、以下のごとく評価した。即ち、上記と同様に構成した各反応管内に、モデル排ガスとして、NO:1,000ppm、O:10%、メタノール:1,500ppm又はジメチルエーテル:750ppm、HO:10%、SO:1,000ppm、残部:Nからなる混合ガスを、ガス温度350℃、空間速度30,000/hの条件で20時間供給した。
【0035】
上記の耐久試験の後、各反応管内に、SO濃度を100ppmとした以外は上記組成と同じモデル排ガスを、同じくガス温度350℃及び空間速度30,000/hの条件で供給し、上記と同様にして脱硝率を求めた。得られた結果を、下記表2に示した。
【0036】
【表2】
Figure 0003994862
【0037】
この結果から分るように、高濃度のSOを含む排ガスによる20時間の耐久試験後においても、本発明のプロトン型βゼオライトからなる触媒は高い活性を維持しており、耐久性に優れている。尚、比較例の触媒では、脱硝性能が低いプロトン型モルデナイトの触媒C2及びプロトン型ZSM−5の触媒C3は良好な耐久性を示すが、比較的脱硝性能に優れたCo担持βゼオライトからなる触媒C4は耐久性に劣っていることが分る。
【0038】
【発明の効果】
本発明によれば、優れたNOxの除去性能と耐久性を兼ね備えた排ガス浄化触媒を提供することができ、この触媒を用いて酸素過剰の排ガスからNOxを効率よく除去することができる。しかも、本発明の排ガス浄化触媒は、多量の硫黄酸化物を含む排ガスにおいても高い脱硝率を示し、また排ガス温度が300℃〜400℃程度の比較的低温でも脱硝性能が低下しないため、極めて実用性に優れている。

Claims (4)

  1. 酸素過剰の排ガス中の窒素酸化物を、メタノール及び/又はジメチルエーテルの存在下に還元除去する触媒であって、プロトン型βゼオライトからなることを特徴とする排ガス浄化触媒。
  2. 前記プロトン型βゼオライトのSiO/Alモル比が20〜70であることを特徴とする、請求項1に記載の排ガス浄化触媒。
  3. 還元剤としてのメタノール及び/又はジメチルエーテルの存在下に、酸素過剰の排ガスをプロトン型βゼオライト触媒に接触させ、排ガス中の窒素酸化物を還元除去することを特徴とする排ガス浄化方法。
  4. 前記プロント型βゼオライト触媒のSiO/Alモル比が20〜70であることを特徴とする、請求項3に記載の排ガス浄化方法。
JP2002341623A 2002-06-17 2002-11-26 排ガス浄化触媒及び浄化方法 Expired - Fee Related JP3994862B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002341623A JP3994862B2 (ja) 2002-06-17 2002-11-26 排ガス浄化触媒及び浄化方法
PCT/JP2003/007017 WO2003106026A1 (ja) 2002-06-17 2003-06-03 排ガス浄化用触媒及び排ガス浄化方法
AU2003244103A AU2003244103A1 (en) 2002-06-17 2003-06-03 Catalyst and method for clarifying exhaust gas
US10/518,005 US7405175B2 (en) 2002-06-17 2003-06-03 Catalyst and method for clarifying exhaust gas
CNB038139863A CN1305568C (zh) 2002-06-17 2003-06-03 净化废气的催化剂和方法
EP03730799A EP1514599A4 (en) 2002-06-17 2003-06-03 CATALYST AND METHOD FOR CLEANING EXHAUST GAS

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002175187 2002-06-17
JP2002341623A JP3994862B2 (ja) 2002-06-17 2002-11-26 排ガス浄化触媒及び浄化方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004074139A JP2004074139A (ja) 2004-03-11
JP3994862B2 true JP3994862B2 (ja) 2007-10-24

Family

ID=29738412

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002341623A Expired - Fee Related JP3994862B2 (ja) 2002-06-17 2002-11-26 排ガス浄化触媒及び浄化方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US7405175B2 (ja)
EP (1) EP1514599A4 (ja)
JP (1) JP3994862B2 (ja)
CN (1) CN1305568C (ja)
AU (1) AU2003244103A1 (ja)
WO (1) WO2003106026A1 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ATE406507T1 (de) * 2004-10-11 2008-09-15 Volvo Lastvagnar Ab System und verfahren zur verringerung von stickoxiden aus durch verbrennungsmotoren mit magerer verbrennung erzeugten abgasen
AT517862A1 (de) * 2015-11-09 2017-05-15 M A L Umwelttechnik - Gmbh Verfahren zur selektiven Reduktion von Stickoxiden in heißen Gasen
GB201608643D0 (en) * 2016-05-17 2016-06-29 Thermo Fisher Scient Bremen Elemental analysis system and method
CN106423297A (zh) * 2016-11-02 2017-02-22 金福兴 一种汽车尾气处理净化剂及其制备方法
CN110711465A (zh) * 2018-07-11 2020-01-21 陕西捷强科贸有限公司 一种高温脱硝剂及采用其进行烟气脱硝处理的方法
CN112156630B (zh) * 2020-10-10 2022-02-08 清华大学 一种500-900度脱硝增效方法

Family Cites Families (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3308069A (en) * 1964-05-01 1967-03-07 Mobil Oil Corp Catalytic composition of a crystalline zeolite
EP0330424A3 (en) 1988-02-23 1992-03-11 Digital Equipment Corporation Expert system for identifying performance limitations of processing operations of digital data processing system
JPH07106300B2 (ja) 1989-12-08 1995-11-15 財団法人産業創造研究所 燃焼排ガス中の窒素酸化物除去法
KR100201748B1 (ko) * 1990-05-28 1999-06-15 사또 다께오 배기가스로부터 질소산화물을 제거하는 방법
JPH07112527B2 (ja) 1991-02-01 1995-12-06 工業技術院長 気体中の窒素酸化物の除去方法
JPH04267946A (ja) 1991-02-25 1992-09-24 Toyota Motor Corp 排気ガス浄化用触媒
JPH04354536A (ja) 1991-05-29 1992-12-08 Asahi Glass Co Ltd 窒素酸化物分解触媒と窒素酸化物の分解方法
US5279997A (en) * 1991-10-07 1994-01-18 Ford Motor Company Selective reduction of NOx
JPH05103949A (ja) 1991-10-21 1993-04-27 Nippon Shokubai Co Ltd 窒素酸化物除去用触媒及びそれを用いてなる窒素酸化物除去方法
JP2506598B2 (ja) 1992-03-12 1996-06-12 工業技術院長 窒素酸化物の除去方法
US5316661A (en) * 1992-07-08 1994-05-31 Mobil Oil Corporation Processes for converting feedstock organic compounds
US5407880A (en) * 1992-11-09 1995-04-18 Nissan Motor Co., Ltd. Catalysts for adsorption of hydrocarbons
KR950704598A (ko) * 1992-11-19 1995-11-20 스티븐 아이. 밀러 엔진 배기 가스 스트림 처리 방법 및 장치(Method and Apparatus for Treating an Engine Exhaust Gas Stream)
ATE191363T1 (de) * 1993-11-04 2000-04-15 Enitecnologie Spa Verfahren und katalysator zur reduktion von nox in verbrennungsabgasen
US5776423A (en) * 1994-05-10 1998-07-07 Engelhard Corporation Trimetallic zeolite catalyst and method of NOx abatement using the same
CN1043313C (zh) * 1994-06-29 1999-05-12 中国石油化工总公司抚顺石油化工研究院 一种由苯胺合成二苯胺的催化剂及其制备方法
JPH0838906A (ja) 1994-08-01 1996-02-13 Shin A C Ii:Kk 窒素酸化物除去触媒および窒素酸化物除去方法
US6080377A (en) * 1995-04-27 2000-06-27 Engelhard Corporation Method of abating NOx and a catalytic material therefor
JP4203926B2 (ja) * 1995-06-16 2009-01-07 バブコック日立株式会社 排ガス中の亜酸化窒素などの除去方法と装置
JP3446184B2 (ja) 1995-07-28 2003-09-16 株式会社新エィシーイー 窒素酸化物除去方法
JPH10286466A (ja) * 1997-04-15 1998-10-27 Shin A C Ii:Kk 窒素酸化物除去触媒および窒素酸化物除去方法
CN1094074C (zh) * 1998-11-18 2002-11-13 中国石油化工集团公司 甲苯歧化与烷基转移的催化剂及工艺
DE19854502A1 (de) * 1998-11-25 2000-05-31 Siemens Ag Katalysatorkörper und Verfahren zum Abbau von Stickoxiden
KR100284936B1 (ko) * 1998-12-31 2001-04-02 김충섭 촉매 활성 귀금속 담지 제올라이트계 탈질 촉매의 제조 방법
DE60122243T2 (de) * 2000-06-28 2007-06-28 Ict Co. Ltd. Abgasreinigungskatalysator
JP2002219338A (ja) * 2000-11-27 2002-08-06 National Institute Of Advanced Industrial & Technology 窒素酸化物の還元処理方法

Also Published As

Publication number Publication date
AU2003244103A1 (en) 2003-12-31
US7405175B2 (en) 2008-07-29
EP1514599A4 (en) 2006-04-19
US20050207957A1 (en) 2005-09-22
CN1305568C (zh) 2007-03-21
JP2004074139A (ja) 2004-03-11
WO2003106026A1 (ja) 2003-12-24
EP1514599A1 (en) 2005-03-16
CN1662305A (zh) 2005-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7691769B2 (en) Catalyst for reduction of nitrogen oxides
US7413720B2 (en) Catalyst and method for reduction of nitrogen oxides
JP2013537846A (ja) ディーゼルエンジンの排ガスから窒素酸化物を除去するための触媒
JP3994862B2 (ja) 排ガス浄化触媒及び浄化方法
JP2004358454A (ja) 排ガス浄化触媒及び浄化方法
JP4901129B2 (ja) 窒素酸化物接触還元用触媒
JP3276678B2 (ja) 排ガス浄化用触媒及びこれを使用した排ガスの浄化方法
JP2005111436A (ja) 窒素酸化物を接触的に除去するための方法とそのための装置
JP2605956B2 (ja) 排気ガス浄化触媒
JPH06126177A (ja) 排ガス中の亜酸化窒素除去触媒
KR20100064926A (ko) 질소 산화물 제거용 제올라이트 촉매, 이의 제조 방법 및 이를 이용한 질소 산화물 제거 방법
JP5285459B2 (ja) 排ガス浄化用触媒および排ガス浄化方法
JP2004261754A (ja) 排ガス浄化触媒及び浄化方法
JP4290391B2 (ja) 窒素酸化物を接触的に除去するための方法とそのための装置
JP2004322077A (ja) 排ガス浄化触媒及び浄化方法
JP2006220107A (ja) 排ガスの脱硝浄化方法及びその装置
JP3291316B2 (ja) 排気ガス浄化用触媒
JP3952823B2 (ja) 燃焼排ガス浄化用触媒及び排ガス浄化方法
JP3257686B2 (ja) 排ガス浄化用触媒及びこれを使用した排ガスの浄化方法
JP2005023895A (ja) 希薄燃焼方式内燃機関の排ガス浄化方法及び排ガス浄化装置
JP2006150301A (ja) 排ガス浄化触媒及び排ガス浄化方法
KR20050019708A (ko) 배기가스 정화용 촉매 및 배기 가스 정화 방법
JPH06126184A (ja) 排ガス浄化用触媒及びこれを使用した排ガスの浄化方法
JP2004268021A (ja) 窒素酸化物浄化方法及び浄化装置
JPH06154602A (ja) 窒素酸化物浄化用触媒

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070710

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070723

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100810

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110810

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120810

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees