JP3992886B2 - 物品または積重ね体を包装するための装置 - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、折畳箱素材が1つの底板と2つの側壁板と正面壁板と少なくとも1つの蓋板と接合片と場合によっては隅片とを有し、これらの部分が折曲げ線と切込みとによって相互に限定されており、かつ物品または積重ね体を底板に載置したのちに折り上げられまたは折り曲げられて物品または積重ね体に当接する、当初平らなこの素材内で物品、または物品の積重ね体、特に封筒積重ね体、を包装するための装置であって、素材用載置面と出発位置のとき載置面の下方に配置される下側工具とを有し、この下側工具が、載置面を越えて90°揺動上昇可能な横折曲げフラップと載置面を越えて上昇変位可能な正面折曲げフラップと他の折曲げフラップとを有し、折曲げフラップにそれぞれ駆動装置が割り当てられており、更に、蓋板および片を折り曲げるための機構と折り曲げて仕上げられた素材の箱形状を固定するための機構とを有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような装置がDE9208784Uにより公知である。この装置ではすべての素材折曲げ操作が下側工具によって行われ、この下側工具は共通の駆動装置を備えた2つの側折曲げ板を有し、これらの側折曲げ板に各1つの蓋折曲げフラップと独自の駆動装置が枢着されている。正面壁板は直線的に斜め上方に載置面を越えて進出可能な突き棒または正面折曲げフラップによって起立させられる。箱の隅領域に割り当てられた4つの仮付け装置が箱形状固定機構として役立ち、これらの仮付け装置によって同時に仮付け片が被包装積重ね体に当てられる。
封筒の包装用に設けられるこの装置では下側工具が定置に配置されており、折曲げフラップはそれらの運転上の折曲げ機能を別として調整可能ではない。従って、公知の装置では所定寸法の素材を加工することができるだけであり、従ってまた適切な大きさの物品もしくは積重ね体を包装することができるだけである。
【0003】
DE19636262A1により素材から折畳箱を製造するための装置が公知であり、この装置では素材の底板の4つの隅点に割り当てられた隅モジュールによって側壁板および正面壁板の起立化が行われ、これらの隅モジュールは2つの縦材と2つの横材とからなる矩形枠で支承されており、縦材と横材の相互距離は縁側調整スピンドルによってその都度変更することができ、寸法の異なる底板を有する素材への適合がこうして可能である。起立した側壁および正面壁の固定は当該接着片に接着剤を塗布することによって行われる。
しかしこの装置では物品または積重ね体が包装されるのではなく、他の箇所で追加的に詰めるために折畳箱が製造されるにすぎない。折畳箱はさしあたり開いたままであり、従って蓋折曲げフラップ等が欠落している。その他、公知の装置は素材フラップを上に延ばして作動し、素材フラップは既に起立した箱素材内に押し込まれ、それらの解放後に上昇位置に留まる。それ故に、既に素材を折り曲げるときに物品または積重ね体が素材に詰め込まれまたは包み込まれるように公知の装置を構成することも不可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明の課題は、冒頭に述べた前提部分に係る包装装置を改良して、簡単な手段で安全確実に物品または積重ね体を、さまざまな寸法および形状の折畳箱素材内に、折曲げ操作と同時に、包装することができるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題は、本発明によれば、下側工具が、載置面に載置された素材の底板の隅点に付属した4つの隅モジュールを有し、これらのモジュールがそれぞれに折曲げフラップを有し、さまざまな寸法の底板に適合するために隅モジュールが対で長手方向および横方向で調整可能であり、下側工具が駆動装置によって、載置面と垂直に交差する軸の周りを回転可能であることによって解決される。
【0006】
4つの隅モジュールが設けられており、またそれらが相互に調整可能であることによって、本発明による装置はさまざまな大きさの底板を有する素材に問題なく適合することができる。下側工具の、従って素材用載置面の、回転可能性または揺動可能性によって、さまざまな箱素材も、設けられた上側工具と固定機構もしくは接着剤ノズルとに対して適切に位置決めすることができる。同様に、素材の可変供給と物品または積重ね体の運び込みと仕上げられた包装体を希望する方向に排出することが可能となる。
【0007】
本発明の望ましい実施態様は従属請求項から明らかとなる。その際特に箱側下側工具と蓋側上側工具とに分割すると、装置の有用性および利用可能性が高まり、装置が多面的に利用可能となるので有利である。それに伴う諸機能の明快性と分離が装置の動作信頼性および性能を高める。
【0008】
下側工具が、従って載置面が、垂直・水平方向で直線的に変位可能となっていることも特別に有利である。垂直に変位可能であることで、箱素材の高さがさまざまな場合でも固定機構(接着剤ノズル)および上側工具への適合が可能となる。水平方向で変位可能であることから、2つの物品もしくは2つの積重ね体を並べて一緒に1つの素材内で包装することが簡単に可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を以下に略示図面に基づいて詳しく説明する。
図1によれば、例えば封筒等の個別品2からなる積重ね体3または任意の他の物品3’を平らな折畳箱素材4内で包装するための装置1が下側工具5と上側工具6と接着剤塗布装置7またはそれに代えて折畳箱部分を仮付けするための装置とを含んでいる。
【0010】
図1によれば、折畳箱素材4が、まだマガジン内にある間に、包装されるべき積重ね体3もしくは物品3’が矢印aの方向から装置1に供給され、折畳箱素材4が下側工具5上にあるときに、この素材4上に下ろされる。下側工具5は基本的に二重矢印bの方向に移動可能であり、既に詰められた折畳箱素材9(図10)が接着剤塗布装置7の脇を通過するとき折畳箱素材9の部分8に接着剤等を塗布することができる。
【0011】
基本的に対称的に設けられる両方の接着剤塗布装置7はそれぞれに二重矢印cに沿って折畳箱素材9に接近離反移動可能である。更に、両方の塗布装置7は折畳箱素材9に対して相対的に垂直方向でも移動可能もしくは調整可能であり、そのことを二重矢印dが示している。
【0012】
上側工具6は好ましくはやはり2つの対称的に設けられる半部10からなり、両方の半部は二重矢印eの方向に一緒に垂直に移動可能、かつ二重矢印fの方向で軸11の周りを揺動可能である。図6に示すように、上側工具6の両方の半部10は例えば手によって案内要素12、13に沿って調整可能である。これらの案内要素は案内棒とすることができる。上側工具6の両方の半部10は案内棒上で例えば支持ブロック14によって摺動可能、かつ調整可能に配置されている。
【0013】
図1に示したすべての構成要素は、図1に略示された機枠15内に配置されている。積重ね体3または物品3’用供給機構と個々の折畳箱素材4を供給するための機構も、見易くする理由から図1には図示されていない。更に、これらは基本的に公知の機械部品である。
【0014】
この装置1で加工されるべき一体な折畳箱素材4は図11に示すように、底板20と蓋要素21とを含み、底板と蓋要素との間に折曲げ線22、23に沿って側板24が配置されており、これを折畳箱25を仕上げると(図13)この側板が側壁を形成する。蓋要素21はそれ自体蓋板26からなり、この蓋板は3つの側面にそれぞれ折曲げ線を介して結合された縁板27、28、29を有し、またその両方の自由隅には各1つの隅片30、31を有する。両方の隅片30、31は折曲げ線を介して両方の縁板27、29の短辺または正面に結合されている。
【0015】
更に、側板24にそれぞれ側片32、33があり、第2側板36の正面側外側にはそれぞれ側片34、35があり、第2側板は他の折曲げ線37を介して底板20に結合されている。最後になお底板20にも側片38、39があり、これらの側片は、両方の側板24、36の他の側片に妥当するのと同様に折曲げ線を介して底板20に結合されている。
【0016】
折畳箱25が仕上げられると縁板27、28、29は蓋板26の平面に対して垂直に延びて、折畳箱25の側壁に被さる。蓋要素21の隅片30、31は折り込まれる。両方の側板24、36の側片32、33および34、35は、底板20の側片38、39と一緒に、折畳箱25のそれぞれ正面に配置される正面壁を形成する。
【0017】
折畳箱素材4は、被せ蓋を有する開閉蓋付き箱を製造するのに利用され、図1〜図8、図10に示すように加工されるのに対して、図12に示す折畳箱素材4’は単一部材からなる折畳包装箱を製造するのに利用される。そのうち図9には閉じる直前の素材9’が示してある。この折畳箱素材4’はやはり底板20’と、側板24’、36’と、両方の側板24’、36’のそれぞれに設けられる蓋板26’とを含む。更に、側板24’に側片32’、33’があり、他の側板36’には側片34’、35’がある。側片38’、39’は底板20’に設けられており、更に、図12から明らかとなるようにそれらの自由縁に各1つの補助片40’もしくは41’を備えている。側板24’、36’はやはり折畳箱の側壁を形成し、側片32’〜35’、38’、39’は折畳箱の正面壁を形成する。
【0018】
図11、図12に示す両方の折畳箱素材4、4’は任意の折畳箱素材を代表するものとしてここで説明されている。
つまり、基本的に他の折畳箱素材、特に寸法および版型に関して可変な折畳箱素材も、本方法により、そして以下に詳しく説明する装置で、少なくとも1つの積重ね体または物品を同時に包装しながら加工することができることは自明である。
【0019】
第1実施態様によれば、装置1’はその最も単純な変更態様において1つの折曲げ台板もしくは図2の平面図に示す下側工具5のみを含み、この下側工具は機枠15内に配置された受台50上を例えば水平に移動可能である。包装されるべき積重ね体3または物品3’は矢印aの方向から折曲げ台板・下側工具5に供給され、包装後に矢印bの方向に排出される。その際、折曲げ台板・下側工具5は図示しない左側位置から図2の右側に示した位置へと再び戻ることができる。
【0020】
図2に略示された折曲げ台板もしくは下側工具5は、その四隅に図2の平面図でそれぞれ実質的に矩形の支持要素51と、支持要素にそれぞれ外側に揺動可能に支承された折曲げフラップ52、53、54とを有する。折曲げフラップ52は揺動可能に支持要素51の外側短辺面に配置されており、他の2つの折曲げフラップ53、54は支持要素51の外側長辺面で軸線55の周りを一緒に揺動可能である。更に、図3に示すように、折曲げフラップ54はそれを担持する折曲げフラップ53で軸線56の周りを揺動可能に支承されている。更に、軸線56の周りを揺動可能に折曲げフラップ52も支持要素51で支承されている。
【0021】
折曲げ台板もしくは下側工具5の四隅すべてで、支持要素51として役立つ載置面と3つの折曲げフラップ52、53、54とを有する各1つの案内ブロック57が、各2つの直交する案内要素58、59もしくは59、60もしくは60、61もしくは58、61上に配置されている(図3)。案内ブロック57はそれらの載置面もしくはそれらの折曲げフラップと共に接近離反移動可能である。これは、平行な案内要素に沿って同期で可能である。図3は同時に4つの案内ブロック57の最大離反位置と、破線で摺動接近位置を示している。
【0022】
図16、図17が示すように、調整用に設けられる各1つの駆動装置52’、53’もしくは54’が折曲げフラップ52、53、54に割り当てられている。
【0023】
図1〜図3、図16、図17に示す定位置のときすべての折曲げフラップ52〜54は載置面として役立つ支持要素51と一緒に包装平面にある。部品51〜57は、折畳箱素材の底の隅にそれぞれ調整可能に配置される支持・折曲げ工具もしくは隅モジュール51’を形成する。
【0024】
案内ブロック57もしくは隅モジュール51’を接近離反移動もしくは調整するのに役立つ駆動要素62、63は見易くする理由から図2にのみ示してある。駆動要素62、63は実施例によればそれぞれ送りねじ62’もしくは63’であり、これらの送りねじは包装平面の下方に配置され、折曲げ台板もしくは下側工具5の中心64で交差する。各送りねじ62’もしくは63’に各1つの独自のモータ65もしくは66が割り当てられている。
【0025】
送りねじ62’として構成される駆動要素62は案内棒として形成される案内要素59、61に対して平行でそれらの間にあり(図2)、同様に、送りねじ63’として形成される駆動要素63は案内棒として構成される案内要素58、60に対して平行でそれらの間にある。
【0026】
包装平面において支持・支え帯板67、68も、送りねじ62’、63’の上でそれとほぼ整列した位置にある(図1、図2、図4)。支持・支え帯板67、68は、折畳箱素材が被包装積重ね体3または物品3’と一緒に折曲げ台板もしくは下側工具5上にあるとき折畳箱素材が下方に撓むのを防止する。
【0027】
なお、折曲げ台板もしくは下側工具5全体は往復台69、70上に配置されており、往復台と共に受台50に沿って走行可能である。これに役立つ駆動装置71は図1〜図3に示されてはいないが、しかし基本的には、図4に示した実施例の駆動装置71と同様に形成し配置しておくことができる。駆動装置71は望ましくはピストン・シリンダ機構であり、この機構によって折曲げ台板もしくは下側工具5は図1、図2の位置からそれぞれ左方向に、そして図4で右方向に、移動可能である。
【0028】
図2の折曲げ台板もしくは下側工具5は右位置から左位置へと受台50に沿って移動可能であるのに対して、図4の折曲げ台板もしくは下側工具5は二重矢印gの方向に上昇可能もしくは下降可能および/または矢印hの方向に垂直軸72の周りを旋回可能に支承されている。このために折曲げ台板/下側工具5全体が軸72上に配置されて、連続受台73上で支承されている。
【0029】
図4に示した実施例によれば下側工具5はその往復台69、70が、垂直におよび/または回転可能/旋回可能に支承される支持体74上に配置されて、図4の位置において部分的に接続軌条75に向かって移動可能でもある。これに役立つ駆動装置71は一方で支持体74に結合され、他方で、少なくとも部分的に接続軌条75に向かって移動可能な下側工具5に結合されている。
【0030】
図4に示すように、折曲げ台板/下側工具5を図4の上昇位置から下降位置へと移動させるために、ここではその詳細にさして関心のない昇降機構76が設けられている。同じ昇降機構76がこの場合再び折曲げ台板/下側工具5を上昇させるのにも役立つ。
【0031】
折曲げ台板/下側工具5を軸72の周りで回転もしくは旋回させるために歯車装置77が設けられているが、その詳細はここでは省略する。この歯車装置は望ましくは受台73内に一体化されており、望ましくは独自のモータ78を有する。
【0032】
自明のことであるが、昇降機構76を、および/または折曲げ台板/下側工具5の回転可能もしくは旋回可能支承部を、設けておくことができるが、必ずしも両方の機能を設けておく必要はない。
【0033】
折畳箱素材4もしくは4’を加工するために素材は、底20、20’の隅点79(図11,図12)が支持要素51のそれぞれ外側の隅80(図1〜図3)に載るように、折曲げ台板もしくは下側工具5上に配置される。
【0034】
図示していない吸引要素が折畳箱素材4、4’を正常な位置で保持し、次に積重ね体3もしくは物品3’が折畳箱素材4、4’の包装内面上に下ろされる。このために必要な搬送機構は図示されてはいない。
【0035】
包装時、まず折曲げフラップ53に付属した駆動装置53’(図16)が作動され、こうして、折曲げ線を介して底20に結合された側板24、36が水平位置から垂直位置へと移動する。側板24、36と一緒に、その正面側にある側片32〜35も垂直位置に揺動し、次に、次の作業工程のとき折曲げフラップ54によって折り曲げられ、被包装積重ね体3もしくは物品3’は既に5面が包装資材内にある。
【0036】
次に折曲げ台板もしくは下側工具5が両方の接着剤塗布装置7の脇を通過し、即ち図1で左に移動する。同時に、接着剤もしくは微量接着剤が側片32〜35に塗布される。
【0037】
積重ね体3が包装される限り、折曲げ台板/下側工具5が接着剤ノズルの脇を通過する前に、望ましくは、積重ね体を保持するのに役立つ刃体も引き上げられて側方に運び去られる。刃体は、例えば、積重ね体3を折畳箱素材上に下ろす図示しない搬送機構に付属している。
【0038】
側片32〜35に接着剤が塗付されたら、底板20の正面にある側片38、39は折曲げフラップ52によって揺動上昇し、接着剤が十分な強度となるまで微量接着剤もしくは側片32〜35に押し付けられる。
【0039】
装置1内のそれぞれ左右に配置される接着剤塗布装置7は案内棒81に沿って調整可能である(図5)。接着剤塗布装置7が各1つの昇降機構82を含み、昇降機構はそれぞれ1つのサーボモータ83を有することができる。各1つの接着剤塗布機構84が各昇降機構82に配置されて、少なくとも1つの接着剤ノズルを被加工折畳箱素材9に向けている。各1つのホース85を介して接着剤塗布機構84に接着剤が供給される。
【0040】
折畳箱素材9が接着剤塗布後に上側工具6の下の端位置に移動したなら、接着剤ノズルは蓋要素21の隅片30、31に後に接着剤を塗布するのに好ましい位置に置くことができる。
蓋要素21はその縁板27〜29およびその隅片30、31と共にまず上側工具全体によって上昇位置から図6〜図8の水平位置へと曲げられる。その際、上側工具6の両方の半部10が蓋要素21を、下側工具5によって準備される折畳箱素材9上に押し付ける。同時に蓋板26の縁板27、29もそれらの隅片30、31と共に垂直位置(図6)に、もしくは蓋板26の平面に対して垂直な位置に倒される。これを達成するために、上側工具6の諸部分が両方の縁板27、29を押圧して、それらを垂直位置にする。
【0041】
図6に示すように、両方の半部10からなる上側工具6全体は好適な案内機構90とこれに付属した駆動装置91とによって高さ調整可能に機枠15内で支承されている。それぞれ軸11の周りを揺動可能に支持アーム92が支持ブロック14で支承されており、この支持アームは図6の下降位置のときその自由アーム部分93が水平、もしくは包装平面に対して平行である。ピストン・シリンダ機構94は支持アーム92を図1、図6の位置に下降もしくは上昇させるのに役立つ。
【0042】
揺動可能、かつそれ自体移動可能に支承された3つの折曲げフラップ95、96、97と蓋ガイド98が各支持アーム92に配置されている(図6,図7,図8)。駆動装置99、100もしくは101が各折曲げフラップ95〜97に付属している。折曲げフラップ95、96、97は軸102、103もしくは104の周りを揺動可能に好適な態様でアーム部分93上で支承されている。自明のことであるが、すべての折曲げフラップ95〜97はそれらに付属した駆動装置99〜101によって、相互に調整された仕方で調整可能であり、駆動装置はそれぞれ空気圧駆動装置とすることができる。付属の供給管路等は図示されていない。折曲げフラップと下側工具5の駆動装置とには基本的に同じことが妥当する。
【0043】
上側工具6によって蓋要素21を押し下げるとき折曲げフラップ95、96は蓋要素21が折畳箱素材9に当接するまで蓋要素を押圧する一方、特に上側工具6の各半部10のアーム部分93は縁板27、29を隅片30、31と共に、図6〜図8に示した位置に押圧する。その際、アーム部分93は上から下へと、側片38、39の横の領域内にまで移動し、それらの箱側縁で各縁板27もしくは29を押圧する。こうして縁板は折り下げられる。縁板27、29はこうして、底板20に結合された側片38、39上に当接することになる。
【0044】
実施例によれば、図6に示すように、隅片30、31の折曲げは望ましくはそれぞれ指体105によって行われる。この指体は駆動装置101によって折曲げフラップ97で軸104の周りを旋回可能である。隅片30、31が側板36に当接するや、折曲げフラップ96が縁板28を閉位置へと押圧する。折曲げフラップ96の自由端は図が示すように指体105用に多少切欠かれている。
自明のことであるが、接着剤は隅片30、31を折り曲げる前に隅片に塗布されている。
【0045】
蓋のすべての縁板27〜29を折り曲げたのち、従って折畳箱25を閉じたのち、折畳箱は例えば上側工具6の下で排出される。
図9に示されているように蓋要素ではなく、それに代えて2つの蓋板26’を有する図12の折畳箱素材4’の加工は同じ装置1において基本的に同様の操作工程で行われる。しかし図9から認めることができるように、折曲げフラップ97の指体105はまったく必要としない。それ故に、折畳箱素材4’を加工するとき指体105用駆動装置101のみを停止させねばならない。他の要素の機能および作用様式は基本的に同じであり、多重機能用折曲げフラップ96は2つの折曲げ要素106、107からなる。折曲げフラップ96は側板36’と蓋板26’との間の折曲げ線108に被さり、折畳箱素材4を加工するときには図7に示すように折曲げ要素106を縁板28に当接させ、折畳箱素材4’を加工するときには折曲げ要素107で蓋板26’を押圧する(図9)。この理由から、異なる折畳箱素材を加工するために装置1を装備変更する必要はまったくない。
【0046】
図8に認めることのできる蓋ガイド98は、それぞれ、図9で折畳箱素材9’のそれぞれ正面に配置される補助片40’、41’の1つを折り曲げるのに役立つ。蓋ガイドは支持アーム92に配置されており、補助片40、40’を備えていない他の折畳箱素材を加工するのには必要としない。
【0047】
上側工具6の折曲げフラップと駆動装置は望ましくは支持アーム92上に調整可能に配置されている。これは、寸法の異なる折畳箱素材にそれらを調整することができるようにするために必要である。
【0048】
図13〜図15は、一部で異なる折畳箱素材内でさまざまな物品を包装するときの図系列を略示図で示す。
図13によれば、例えば封筒からなる積重ね体3または物品3’が矢印aの方向で装置1の下側工具5に供給される。折畳箱素材4は図13の図Iではなおマガジン内にある。
【0049】
図IIによれば折畳箱素材4は下側工具5上に下ろされている。
【0050】
図IIIでは、積重ね体3もしくは物品3’は下側工具内にある折畳箱素材の底板上に配置されている。
【0051】
図IVによれば折畳箱素材9が殆ど製造されている。図示しない上側工具6によってなお加工されるべき蓋要素21のみがはじめて多少曲げられて折畳箱素材9に接近している。
【0052】
図Vによれば、積重ね体3もしくは物品3’が完全に包装されており、次に図VIに示す位置に転向されて横にずらされる。包装済み積重ね体もしくは物品は次に矢印a’の方向で排出することができる。
【0053】
図14は図13と基本的に同じ装置1を、但し寸法のまったく異なる積重ね体または物品3''を包装するときを示している。折畳箱素材4''も、図13の図系列の場合とは別の態様でそのマガジン内に配置されている。
【0054】
図14の図Iによれば、まず下側工具が被包装積重ね体/物品3''に適合される。自明のことであるが、折畳箱素材4''も素材4とは異なっている。
【0055】
図IIによれば、やはりまず別の態様に形成され、かつ別の態様でマガジン内に配置された折畳箱素材4''が下側工具5上に配置される。次に、積重ね体/物品3''が折畳箱素材4''の底板上で位置決めされる(図III)。次に折畳箱素材が被包装積重ね体/物品3''と一緒に図IVの位置に回され、折畳箱素材4''は被包装積重ね体/物品3''の周りに完全に置くことができる(図V)。仕上げられた製品もしくは折畳箱25''は次にその内容物と共に装置1内でなお図VIに従って再度旋回されたのちに横にずらされ、最後に矢印a''の方向に排出される。
【0056】
図15は2つの積重ね体/物品3'''を折畳箱素材4'''内で並べて包装する様子を示しており、この素材は折畳箱素材4と類似の形状および造形を有するが、しかし2つの部品を包装するので多少大きい。
【0057】
両方の積重ね体/物品3'''の包装はやはり同じ装置1内で同じ下側工具5上で行われる。但し下側工具の隅モジュール51’は、図III以下が示すように2つの積重ね体/物品3'''が相並んで底板20'''上に配置されて最終的に包装され得るような位置を占める。
【0058】
まず図Iの下側工具5が積重ね体/物品3'''の供給方向を横切って移動されて、下側工具5は積重ね体/物品3'''の供給に対して偏心で正常な位置にある。次に、最も上の折畳箱素材4'''が図IIに従って下側工具5上で位置決めされる。
【0059】
次に、積重ね体/物品3'''は折畳箱素材4'''の底板20'''の一方の半部上に偏心で下ろされ、最後に折畳箱素材4'''の諸部分は図IVに従って折り上げられる。これは、特に一方の側板36'''がその側片と共に折り上げられ、そして側片34'''、35'''が折り曲げられることを意味する。
【0060】
次に、下側工具5全体がその上にある折畳箱素材4'''もしくは積重ね体/物品3'''と共に次の積重ね体/物品3'''の供給方向を横切って図Vの位置に移動され、次に次の積重ね体/物品3'''が底板20'''のなお空いている面110に下ろされる(図VI)。
【0061】
次に積重ね体/物品3'''は折畳箱素材4'''内で完全に包装され(図VII)、場合によっては装置1内部で更にずらされたのちに図VIIIに従って最終的に排出される。
【0062】
折畳箱の個々の部分は平らな折畳箱素材内での位置に対して90°もしくは180°曲げられる。当初平らなこれらの折畳箱素材は下側工具上で図示しない吸引器(負圧)によって保持される。詰めて仕上げられた折畳箱25を横にずらすとき吸引要素が破損してはならない。この理由から、折畳箱25の排出時に折畳箱25と吸引要素との間で接触が起きないようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置と主要構成要素の斜視図である。
【図2】第1実施例による下側工具の要部を略示する拡大平面図である。
【図3】2つの異なる位置における下側工具の主要部品を略示した斜視図である。
【図4】第2実施例による下側工具の主要部品を一部断面で示す略示側面図である。
【図5】一部を断面で示す図1の矢印A方向から見た図である。
【図6】上側工具のガイドと上側工具の一方の半部との主要部品の斜視図である。
【図7】図6の細部の拡大図である。
【図8】図6、図7に示す部品の別の斜視図である。
【図9】図6の部品を別の折畳箱と共に示す同様の拡大斜視図である。
【図10】2列の封筒を詰めた折畳箱(被せ蓋を有する開閉蓋付き箱)の蓋を閉じる前の斜視図である。
【図11】図10に示す折畳箱用の折畳箱素材の平面図である。
【図12】別の折畳箱(一体な折畳包装箱)用の折畳箱素材の平面図である。
【図13】単一の積重ね体または物品を包装もしくは箱詰めするときの個々の操作ステップの図系列において、下側工具と積重ねられた折畳箱素材とを示す縮小略示平面図である。
【図14】別の物品を包装するときの図13と同様の平面図である。
【図15】2つの並置された積重ね体または物品を包装するときの図13、図14と同じ平面図である。
【図16】一部断面で示す隅モジュールの拡大図である。
【図17】図16に示す隅モジュールの平面図である。
【発明の属する技術分野】
本発明は、折畳箱素材が1つの底板と2つの側壁板と正面壁板と少なくとも1つの蓋板と接合片と場合によっては隅片とを有し、これらの部分が折曲げ線と切込みとによって相互に限定されており、かつ物品または積重ね体を底板に載置したのちに折り上げられまたは折り曲げられて物品または積重ね体に当接する、当初平らなこの素材内で物品、または物品の積重ね体、特に封筒積重ね体、を包装するための装置であって、素材用載置面と出発位置のとき載置面の下方に配置される下側工具とを有し、この下側工具が、載置面を越えて90°揺動上昇可能な横折曲げフラップと載置面を越えて上昇変位可能な正面折曲げフラップと他の折曲げフラップとを有し、折曲げフラップにそれぞれ駆動装置が割り当てられており、更に、蓋板および片を折り曲げるための機構と折り曲げて仕上げられた素材の箱形状を固定するための機構とを有するものに関する。
【0002】
【従来の技術】
このような装置がDE9208784Uにより公知である。この装置ではすべての素材折曲げ操作が下側工具によって行われ、この下側工具は共通の駆動装置を備えた2つの側折曲げ板を有し、これらの側折曲げ板に各1つの蓋折曲げフラップと独自の駆動装置が枢着されている。正面壁板は直線的に斜め上方に載置面を越えて進出可能な突き棒または正面折曲げフラップによって起立させられる。箱の隅領域に割り当てられた4つの仮付け装置が箱形状固定機構として役立ち、これらの仮付け装置によって同時に仮付け片が被包装積重ね体に当てられる。
封筒の包装用に設けられるこの装置では下側工具が定置に配置されており、折曲げフラップはそれらの運転上の折曲げ機能を別として調整可能ではない。従って、公知の装置では所定寸法の素材を加工することができるだけであり、従ってまた適切な大きさの物品もしくは積重ね体を包装することができるだけである。
【0003】
DE19636262A1により素材から折畳箱を製造するための装置が公知であり、この装置では素材の底板の4つの隅点に割り当てられた隅モジュールによって側壁板および正面壁板の起立化が行われ、これらの隅モジュールは2つの縦材と2つの横材とからなる矩形枠で支承されており、縦材と横材の相互距離は縁側調整スピンドルによってその都度変更することができ、寸法の異なる底板を有する素材への適合がこうして可能である。起立した側壁および正面壁の固定は当該接着片に接着剤を塗布することによって行われる。
しかしこの装置では物品または積重ね体が包装されるのではなく、他の箇所で追加的に詰めるために折畳箱が製造されるにすぎない。折畳箱はさしあたり開いたままであり、従って蓋折曲げフラップ等が欠落している。その他、公知の装置は素材フラップを上に延ばして作動し、素材フラップは既に起立した箱素材内に押し込まれ、それらの解放後に上昇位置に留まる。それ故に、既に素材を折り曲げるときに物品または積重ね体が素材に詰め込まれまたは包み込まれるように公知の装置を構成することも不可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
そこで本発明の課題は、冒頭に述べた前提部分に係る包装装置を改良して、簡単な手段で安全確実に物品または積重ね体を、さまざまな寸法および形状の折畳箱素材内に、折曲げ操作と同時に、包装することができるようにすることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この課題は、本発明によれば、下側工具が、載置面に載置された素材の底板の隅点に付属した4つの隅モジュールを有し、これらのモジュールがそれぞれに折曲げフラップを有し、さまざまな寸法の底板に適合するために隅モジュールが対で長手方向および横方向で調整可能であり、下側工具が駆動装置によって、載置面と垂直に交差する軸の周りを回転可能であることによって解決される。
【0006】
4つの隅モジュールが設けられており、またそれらが相互に調整可能であることによって、本発明による装置はさまざまな大きさの底板を有する素材に問題なく適合することができる。下側工具の、従って素材用載置面の、回転可能性または揺動可能性によって、さまざまな箱素材も、設けられた上側工具と固定機構もしくは接着剤ノズルとに対して適切に位置決めすることができる。同様に、素材の可変供給と物品または積重ね体の運び込みと仕上げられた包装体を希望する方向に排出することが可能となる。
【0007】
本発明の望ましい実施態様は従属請求項から明らかとなる。その際特に箱側下側工具と蓋側上側工具とに分割すると、装置の有用性および利用可能性が高まり、装置が多面的に利用可能となるので有利である。それに伴う諸機能の明快性と分離が装置の動作信頼性および性能を高める。
【0008】
下側工具が、従って載置面が、垂直・水平方向で直線的に変位可能となっていることも特別に有利である。垂直に変位可能であることで、箱素材の高さがさまざまな場合でも固定機構(接着剤ノズル)および上側工具への適合が可能となる。水平方向で変位可能であることから、2つの物品もしくは2つの積重ね体を並べて一緒に1つの素材内で包装することが簡単に可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を以下に略示図面に基づいて詳しく説明する。
図1によれば、例えば封筒等の個別品2からなる積重ね体3または任意の他の物品3’を平らな折畳箱素材4内で包装するための装置1が下側工具5と上側工具6と接着剤塗布装置7またはそれに代えて折畳箱部分を仮付けするための装置とを含んでいる。
【0010】
図1によれば、折畳箱素材4が、まだマガジン内にある間に、包装されるべき積重ね体3もしくは物品3’が矢印aの方向から装置1に供給され、折畳箱素材4が下側工具5上にあるときに、この素材4上に下ろされる。下側工具5は基本的に二重矢印bの方向に移動可能であり、既に詰められた折畳箱素材9(図10)が接着剤塗布装置7の脇を通過するとき折畳箱素材9の部分8に接着剤等を塗布することができる。
【0011】
基本的に対称的に設けられる両方の接着剤塗布装置7はそれぞれに二重矢印cに沿って折畳箱素材9に接近離反移動可能である。更に、両方の塗布装置7は折畳箱素材9に対して相対的に垂直方向でも移動可能もしくは調整可能であり、そのことを二重矢印dが示している。
【0012】
上側工具6は好ましくはやはり2つの対称的に設けられる半部10からなり、両方の半部は二重矢印eの方向に一緒に垂直に移動可能、かつ二重矢印fの方向で軸11の周りを揺動可能である。図6に示すように、上側工具6の両方の半部10は例えば手によって案内要素12、13に沿って調整可能である。これらの案内要素は案内棒とすることができる。上側工具6の両方の半部10は案内棒上で例えば支持ブロック14によって摺動可能、かつ調整可能に配置されている。
【0013】
図1に示したすべての構成要素は、図1に略示された機枠15内に配置されている。積重ね体3または物品3’用供給機構と個々の折畳箱素材4を供給するための機構も、見易くする理由から図1には図示されていない。更に、これらは基本的に公知の機械部品である。
【0014】
この装置1で加工されるべき一体な折畳箱素材4は図11に示すように、底板20と蓋要素21とを含み、底板と蓋要素との間に折曲げ線22、23に沿って側板24が配置されており、これを折畳箱25を仕上げると(図13)この側板が側壁を形成する。蓋要素21はそれ自体蓋板26からなり、この蓋板は3つの側面にそれぞれ折曲げ線を介して結合された縁板27、28、29を有し、またその両方の自由隅には各1つの隅片30、31を有する。両方の隅片30、31は折曲げ線を介して両方の縁板27、29の短辺または正面に結合されている。
【0015】
更に、側板24にそれぞれ側片32、33があり、第2側板36の正面側外側にはそれぞれ側片34、35があり、第2側板は他の折曲げ線37を介して底板20に結合されている。最後になお底板20にも側片38、39があり、これらの側片は、両方の側板24、36の他の側片に妥当するのと同様に折曲げ線を介して底板20に結合されている。
【0016】
折畳箱25が仕上げられると縁板27、28、29は蓋板26の平面に対して垂直に延びて、折畳箱25の側壁に被さる。蓋要素21の隅片30、31は折り込まれる。両方の側板24、36の側片32、33および34、35は、底板20の側片38、39と一緒に、折畳箱25のそれぞれ正面に配置される正面壁を形成する。
【0017】
折畳箱素材4は、被せ蓋を有する開閉蓋付き箱を製造するのに利用され、図1〜図8、図10に示すように加工されるのに対して、図12に示す折畳箱素材4’は単一部材からなる折畳包装箱を製造するのに利用される。そのうち図9には閉じる直前の素材9’が示してある。この折畳箱素材4’はやはり底板20’と、側板24’、36’と、両方の側板24’、36’のそれぞれに設けられる蓋板26’とを含む。更に、側板24’に側片32’、33’があり、他の側板36’には側片34’、35’がある。側片38’、39’は底板20’に設けられており、更に、図12から明らかとなるようにそれらの自由縁に各1つの補助片40’もしくは41’を備えている。側板24’、36’はやはり折畳箱の側壁を形成し、側片32’〜35’、38’、39’は折畳箱の正面壁を形成する。
【0018】
図11、図12に示す両方の折畳箱素材4、4’は任意の折畳箱素材を代表するものとしてここで説明されている。
つまり、基本的に他の折畳箱素材、特に寸法および版型に関して可変な折畳箱素材も、本方法により、そして以下に詳しく説明する装置で、少なくとも1つの積重ね体または物品を同時に包装しながら加工することができることは自明である。
【0019】
第1実施態様によれば、装置1’はその最も単純な変更態様において1つの折曲げ台板もしくは図2の平面図に示す下側工具5のみを含み、この下側工具は機枠15内に配置された受台50上を例えば水平に移動可能である。包装されるべき積重ね体3または物品3’は矢印aの方向から折曲げ台板・下側工具5に供給され、包装後に矢印bの方向に排出される。その際、折曲げ台板・下側工具5は図示しない左側位置から図2の右側に示した位置へと再び戻ることができる。
【0020】
図2に略示された折曲げ台板もしくは下側工具5は、その四隅に図2の平面図でそれぞれ実質的に矩形の支持要素51と、支持要素にそれぞれ外側に揺動可能に支承された折曲げフラップ52、53、54とを有する。折曲げフラップ52は揺動可能に支持要素51の外側短辺面に配置されており、他の2つの折曲げフラップ53、54は支持要素51の外側長辺面で軸線55の周りを一緒に揺動可能である。更に、図3に示すように、折曲げフラップ54はそれを担持する折曲げフラップ53で軸線56の周りを揺動可能に支承されている。更に、軸線56の周りを揺動可能に折曲げフラップ52も支持要素51で支承されている。
【0021】
折曲げ台板もしくは下側工具5の四隅すべてで、支持要素51として役立つ載置面と3つの折曲げフラップ52、53、54とを有する各1つの案内ブロック57が、各2つの直交する案内要素58、59もしくは59、60もしくは60、61もしくは58、61上に配置されている(図3)。案内ブロック57はそれらの載置面もしくはそれらの折曲げフラップと共に接近離反移動可能である。これは、平行な案内要素に沿って同期で可能である。図3は同時に4つの案内ブロック57の最大離反位置と、破線で摺動接近位置を示している。
【0022】
図16、図17が示すように、調整用に設けられる各1つの駆動装置52’、53’もしくは54’が折曲げフラップ52、53、54に割り当てられている。
【0023】
図1〜図3、図16、図17に示す定位置のときすべての折曲げフラップ52〜54は載置面として役立つ支持要素51と一緒に包装平面にある。部品51〜57は、折畳箱素材の底の隅にそれぞれ調整可能に配置される支持・折曲げ工具もしくは隅モジュール51’を形成する。
【0024】
案内ブロック57もしくは隅モジュール51’を接近離反移動もしくは調整するのに役立つ駆動要素62、63は見易くする理由から図2にのみ示してある。駆動要素62、63は実施例によればそれぞれ送りねじ62’もしくは63’であり、これらの送りねじは包装平面の下方に配置され、折曲げ台板もしくは下側工具5の中心64で交差する。各送りねじ62’もしくは63’に各1つの独自のモータ65もしくは66が割り当てられている。
【0025】
送りねじ62’として構成される駆動要素62は案内棒として形成される案内要素59、61に対して平行でそれらの間にあり(図2)、同様に、送りねじ63’として形成される駆動要素63は案内棒として構成される案内要素58、60に対して平行でそれらの間にある。
【0026】
包装平面において支持・支え帯板67、68も、送りねじ62’、63’の上でそれとほぼ整列した位置にある(図1、図2、図4)。支持・支え帯板67、68は、折畳箱素材が被包装積重ね体3または物品3’と一緒に折曲げ台板もしくは下側工具5上にあるとき折畳箱素材が下方に撓むのを防止する。
【0027】
なお、折曲げ台板もしくは下側工具5全体は往復台69、70上に配置されており、往復台と共に受台50に沿って走行可能である。これに役立つ駆動装置71は図1〜図3に示されてはいないが、しかし基本的には、図4に示した実施例の駆動装置71と同様に形成し配置しておくことができる。駆動装置71は望ましくはピストン・シリンダ機構であり、この機構によって折曲げ台板もしくは下側工具5は図1、図2の位置からそれぞれ左方向に、そして図4で右方向に、移動可能である。
【0028】
図2の折曲げ台板もしくは下側工具5は右位置から左位置へと受台50に沿って移動可能であるのに対して、図4の折曲げ台板もしくは下側工具5は二重矢印gの方向に上昇可能もしくは下降可能および/または矢印hの方向に垂直軸72の周りを旋回可能に支承されている。このために折曲げ台板/下側工具5全体が軸72上に配置されて、連続受台73上で支承されている。
【0029】
図4に示した実施例によれば下側工具5はその往復台69、70が、垂直におよび/または回転可能/旋回可能に支承される支持体74上に配置されて、図4の位置において部分的に接続軌条75に向かって移動可能でもある。これに役立つ駆動装置71は一方で支持体74に結合され、他方で、少なくとも部分的に接続軌条75に向かって移動可能な下側工具5に結合されている。
【0030】
図4に示すように、折曲げ台板/下側工具5を図4の上昇位置から下降位置へと移動させるために、ここではその詳細にさして関心のない昇降機構76が設けられている。同じ昇降機構76がこの場合再び折曲げ台板/下側工具5を上昇させるのにも役立つ。
【0031】
折曲げ台板/下側工具5を軸72の周りで回転もしくは旋回させるために歯車装置77が設けられているが、その詳細はここでは省略する。この歯車装置は望ましくは受台73内に一体化されており、望ましくは独自のモータ78を有する。
【0032】
自明のことであるが、昇降機構76を、および/または折曲げ台板/下側工具5の回転可能もしくは旋回可能支承部を、設けておくことができるが、必ずしも両方の機能を設けておく必要はない。
【0033】
折畳箱素材4もしくは4’を加工するために素材は、底20、20’の隅点79(図11,図12)が支持要素51のそれぞれ外側の隅80(図1〜図3)に載るように、折曲げ台板もしくは下側工具5上に配置される。
【0034】
図示していない吸引要素が折畳箱素材4、4’を正常な位置で保持し、次に積重ね体3もしくは物品3’が折畳箱素材4、4’の包装内面上に下ろされる。このために必要な搬送機構は図示されてはいない。
【0035】
包装時、まず折曲げフラップ53に付属した駆動装置53’(図16)が作動され、こうして、折曲げ線を介して底20に結合された側板24、36が水平位置から垂直位置へと移動する。側板24、36と一緒に、その正面側にある側片32〜35も垂直位置に揺動し、次に、次の作業工程のとき折曲げフラップ54によって折り曲げられ、被包装積重ね体3もしくは物品3’は既に5面が包装資材内にある。
【0036】
次に折曲げ台板もしくは下側工具5が両方の接着剤塗布装置7の脇を通過し、即ち図1で左に移動する。同時に、接着剤もしくは微量接着剤が側片32〜35に塗布される。
【0037】
積重ね体3が包装される限り、折曲げ台板/下側工具5が接着剤ノズルの脇を通過する前に、望ましくは、積重ね体を保持するのに役立つ刃体も引き上げられて側方に運び去られる。刃体は、例えば、積重ね体3を折畳箱素材上に下ろす図示しない搬送機構に付属している。
【0038】
側片32〜35に接着剤が塗付されたら、底板20の正面にある側片38、39は折曲げフラップ52によって揺動上昇し、接着剤が十分な強度となるまで微量接着剤もしくは側片32〜35に押し付けられる。
【0039】
装置1内のそれぞれ左右に配置される接着剤塗布装置7は案内棒81に沿って調整可能である(図5)。接着剤塗布装置7が各1つの昇降機構82を含み、昇降機構はそれぞれ1つのサーボモータ83を有することができる。各1つの接着剤塗布機構84が各昇降機構82に配置されて、少なくとも1つの接着剤ノズルを被加工折畳箱素材9に向けている。各1つのホース85を介して接着剤塗布機構84に接着剤が供給される。
【0040】
折畳箱素材9が接着剤塗布後に上側工具6の下の端位置に移動したなら、接着剤ノズルは蓋要素21の隅片30、31に後に接着剤を塗布するのに好ましい位置に置くことができる。
蓋要素21はその縁板27〜29およびその隅片30、31と共にまず上側工具全体によって上昇位置から図6〜図8の水平位置へと曲げられる。その際、上側工具6の両方の半部10が蓋要素21を、下側工具5によって準備される折畳箱素材9上に押し付ける。同時に蓋板26の縁板27、29もそれらの隅片30、31と共に垂直位置(図6)に、もしくは蓋板26の平面に対して垂直な位置に倒される。これを達成するために、上側工具6の諸部分が両方の縁板27、29を押圧して、それらを垂直位置にする。
【0041】
図6に示すように、両方の半部10からなる上側工具6全体は好適な案内機構90とこれに付属した駆動装置91とによって高さ調整可能に機枠15内で支承されている。それぞれ軸11の周りを揺動可能に支持アーム92が支持ブロック14で支承されており、この支持アームは図6の下降位置のときその自由アーム部分93が水平、もしくは包装平面に対して平行である。ピストン・シリンダ機構94は支持アーム92を図1、図6の位置に下降もしくは上昇させるのに役立つ。
【0042】
揺動可能、かつそれ自体移動可能に支承された3つの折曲げフラップ95、96、97と蓋ガイド98が各支持アーム92に配置されている(図6,図7,図8)。駆動装置99、100もしくは101が各折曲げフラップ95〜97に付属している。折曲げフラップ95、96、97は軸102、103もしくは104の周りを揺動可能に好適な態様でアーム部分93上で支承されている。自明のことであるが、すべての折曲げフラップ95〜97はそれらに付属した駆動装置99〜101によって、相互に調整された仕方で調整可能であり、駆動装置はそれぞれ空気圧駆動装置とすることができる。付属の供給管路等は図示されていない。折曲げフラップと下側工具5の駆動装置とには基本的に同じことが妥当する。
【0043】
上側工具6によって蓋要素21を押し下げるとき折曲げフラップ95、96は蓋要素21が折畳箱素材9に当接するまで蓋要素を押圧する一方、特に上側工具6の各半部10のアーム部分93は縁板27、29を隅片30、31と共に、図6〜図8に示した位置に押圧する。その際、アーム部分93は上から下へと、側片38、39の横の領域内にまで移動し、それらの箱側縁で各縁板27もしくは29を押圧する。こうして縁板は折り下げられる。縁板27、29はこうして、底板20に結合された側片38、39上に当接することになる。
【0044】
実施例によれば、図6に示すように、隅片30、31の折曲げは望ましくはそれぞれ指体105によって行われる。この指体は駆動装置101によって折曲げフラップ97で軸104の周りを旋回可能である。隅片30、31が側板36に当接するや、折曲げフラップ96が縁板28を閉位置へと押圧する。折曲げフラップ96の自由端は図が示すように指体105用に多少切欠かれている。
自明のことであるが、接着剤は隅片30、31を折り曲げる前に隅片に塗布されている。
【0045】
蓋のすべての縁板27〜29を折り曲げたのち、従って折畳箱25を閉じたのち、折畳箱は例えば上側工具6の下で排出される。
図9に示されているように蓋要素ではなく、それに代えて2つの蓋板26’を有する図12の折畳箱素材4’の加工は同じ装置1において基本的に同様の操作工程で行われる。しかし図9から認めることができるように、折曲げフラップ97の指体105はまったく必要としない。それ故に、折畳箱素材4’を加工するとき指体105用駆動装置101のみを停止させねばならない。他の要素の機能および作用様式は基本的に同じであり、多重機能用折曲げフラップ96は2つの折曲げ要素106、107からなる。折曲げフラップ96は側板36’と蓋板26’との間の折曲げ線108に被さり、折畳箱素材4を加工するときには図7に示すように折曲げ要素106を縁板28に当接させ、折畳箱素材4’を加工するときには折曲げ要素107で蓋板26’を押圧する(図9)。この理由から、異なる折畳箱素材を加工するために装置1を装備変更する必要はまったくない。
【0046】
図8に認めることのできる蓋ガイド98は、それぞれ、図9で折畳箱素材9’のそれぞれ正面に配置される補助片40’、41’の1つを折り曲げるのに役立つ。蓋ガイドは支持アーム92に配置されており、補助片40、40’を備えていない他の折畳箱素材を加工するのには必要としない。
【0047】
上側工具6の折曲げフラップと駆動装置は望ましくは支持アーム92上に調整可能に配置されている。これは、寸法の異なる折畳箱素材にそれらを調整することができるようにするために必要である。
【0048】
図13〜図15は、一部で異なる折畳箱素材内でさまざまな物品を包装するときの図系列を略示図で示す。
図13によれば、例えば封筒からなる積重ね体3または物品3’が矢印aの方向で装置1の下側工具5に供給される。折畳箱素材4は図13の図Iではなおマガジン内にある。
【0049】
図IIによれば折畳箱素材4は下側工具5上に下ろされている。
【0050】
図IIIでは、積重ね体3もしくは物品3’は下側工具内にある折畳箱素材の底板上に配置されている。
【0051】
図IVによれば折畳箱素材9が殆ど製造されている。図示しない上側工具6によってなお加工されるべき蓋要素21のみがはじめて多少曲げられて折畳箱素材9に接近している。
【0052】
図Vによれば、積重ね体3もしくは物品3’が完全に包装されており、次に図VIに示す位置に転向されて横にずらされる。包装済み積重ね体もしくは物品は次に矢印a’の方向で排出することができる。
【0053】
図14は図13と基本的に同じ装置1を、但し寸法のまったく異なる積重ね体または物品3''を包装するときを示している。折畳箱素材4''も、図13の図系列の場合とは別の態様でそのマガジン内に配置されている。
【0054】
図14の図Iによれば、まず下側工具が被包装積重ね体/物品3''に適合される。自明のことであるが、折畳箱素材4''も素材4とは異なっている。
【0055】
図IIによれば、やはりまず別の態様に形成され、かつ別の態様でマガジン内に配置された折畳箱素材4''が下側工具5上に配置される。次に、積重ね体/物品3''が折畳箱素材4''の底板上で位置決めされる(図III)。次に折畳箱素材が被包装積重ね体/物品3''と一緒に図IVの位置に回され、折畳箱素材4''は被包装積重ね体/物品3''の周りに完全に置くことができる(図V)。仕上げられた製品もしくは折畳箱25''は次にその内容物と共に装置1内でなお図VIに従って再度旋回されたのちに横にずらされ、最後に矢印a''の方向に排出される。
【0056】
図15は2つの積重ね体/物品3'''を折畳箱素材4'''内で並べて包装する様子を示しており、この素材は折畳箱素材4と類似の形状および造形を有するが、しかし2つの部品を包装するので多少大きい。
【0057】
両方の積重ね体/物品3'''の包装はやはり同じ装置1内で同じ下側工具5上で行われる。但し下側工具の隅モジュール51’は、図III以下が示すように2つの積重ね体/物品3'''が相並んで底板20'''上に配置されて最終的に包装され得るような位置を占める。
【0058】
まず図Iの下側工具5が積重ね体/物品3'''の供給方向を横切って移動されて、下側工具5は積重ね体/物品3'''の供給に対して偏心で正常な位置にある。次に、最も上の折畳箱素材4'''が図IIに従って下側工具5上で位置決めされる。
【0059】
次に、積重ね体/物品3'''は折畳箱素材4'''の底板20'''の一方の半部上に偏心で下ろされ、最後に折畳箱素材4'''の諸部分は図IVに従って折り上げられる。これは、特に一方の側板36'''がその側片と共に折り上げられ、そして側片34'''、35'''が折り曲げられることを意味する。
【0060】
次に、下側工具5全体がその上にある折畳箱素材4'''もしくは積重ね体/物品3'''と共に次の積重ね体/物品3'''の供給方向を横切って図Vの位置に移動され、次に次の積重ね体/物品3'''が底板20'''のなお空いている面110に下ろされる(図VI)。
【0061】
次に積重ね体/物品3'''は折畳箱素材4'''内で完全に包装され(図VII)、場合によっては装置1内部で更にずらされたのちに図VIIIに従って最終的に排出される。
【0062】
折畳箱の個々の部分は平らな折畳箱素材内での位置に対して90°もしくは180°曲げられる。当初平らなこれらの折畳箱素材は下側工具上で図示しない吸引器(負圧)によって保持される。詰めて仕上げられた折畳箱25を横にずらすとき吸引要素が破損してはならない。この理由から、折畳箱25の排出時に折畳箱25と吸引要素との間で接触が起きないようになっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】装置と主要構成要素の斜視図である。
【図2】第1実施例による下側工具の要部を略示する拡大平面図である。
【図3】2つの異なる位置における下側工具の主要部品を略示した斜視図である。
【図4】第2実施例による下側工具の主要部品を一部断面で示す略示側面図である。
【図5】一部を断面で示す図1の矢印A方向から見た図である。
【図6】上側工具のガイドと上側工具の一方の半部との主要部品の斜視図である。
【図7】図6の細部の拡大図である。
【図8】図6、図7に示す部品の別の斜視図である。
【図9】図6の部品を別の折畳箱と共に示す同様の拡大斜視図である。
【図10】2列の封筒を詰めた折畳箱(被せ蓋を有する開閉蓋付き箱)の蓋を閉じる前の斜視図である。
【図11】図10に示す折畳箱用の折畳箱素材の平面図である。
【図12】別の折畳箱(一体な折畳包装箱)用の折畳箱素材の平面図である。
【図13】単一の積重ね体または物品を包装もしくは箱詰めするときの個々の操作ステップの図系列において、下側工具と積重ねられた折畳箱素材とを示す縮小略示平面図である。
【図14】別の物品を包装するときの図13と同様の平面図である。
【図15】2つの並置された積重ね体または物品を包装するときの図13、図14と同じ平面図である。
【図16】一部断面で示す隅モジュールの拡大図である。
【図17】図16に示す隅モジュールの平面図である。
Claims (13)
- 折畳箱素材(4;4’)が1つの底板(20;20’)と2つの側壁板(24、36;24’、36’)と正面壁板(27、29、38、39;38’、39’)と少なくとも1つの蓋板(26、26’)と接合片(28、32〜35;32’〜35’、40’、41’)と場合によっては隅片(30、31)とを有し、これらの部分が折曲げ線(22、23、37)と切込みとによって相互に限定されており、かつ物品(3’)または積重ね体(3)を底板(20;20’)に載せたのちに折り上げられまたは折り曲げられて物品または積重ね体に当接する、当初平らなこの素材内で物品(3’)、または物品の積重ね体(3)、特に封筒積重ね体を包装するための装置であって、素材(4、4’)用載置面(51)と出発位置のとき載置面(51)の下方に配置される下側工具(5)とを有し、この下側工具が、載置面(51)を越えて90°揺動上昇可能な横折曲げフラップ(52)と載置面(51)を越えて上昇変位可能な正面折曲げフラップ(53)と他の折曲げフラップ(54)とを有し、折曲げフラップ(52、53、54)にそれぞれ駆動装置(52’、53’、54’)が割り当てられており、更に、蓋板(26;26’)および片(28、30〜35;32’〜35’、40’、41’)を折り曲げるための機構(6)と、折り曲げて仕上げられた素材(4;4’)の箱形状を固定するための機構(7)とを有するものにおいて、
下側工具(5)が、載置面(51)に載置された素材(4;4’)の底板(20;20’)の隅点(79)に付属した4つの隅モジュール(51’)を有し、これらのモジュールがそれぞれに折曲げフラップ(52、53、54)を有し、さまざまな寸法の底板(20;20’)に適合するために隅モジュール(51’)が対で長手方向および横方向で調整可能であり、下側工具(5)が駆動装置(77、78)によって、載置面(51)と垂直に交差する軸(72)の周りを回転可能であることを特徴とする装置。 - 下側工具(5)が昇降機構(76)によって上昇可能、下降可能であることを特徴とする、請求項1記載の装置。
- 長手方向および/または横方向に延びる支持帯材(67、68)が対の隅モジュール(51’)の間に配置されており、隅モジュール(51’)によって共同で形成される載置面(51)の平面に支持帯材の上面があることを特徴とする、請求項1または2記載の装置。
- 下側工具(5)の各1つの折曲げフラップ(54)が他の1つの折曲げフラップ(53)と共に移動可能かつ付加的に後者に対して揺動可能であることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載の装置。
- 2つの平行な縦ガイド(58、60)と2つの平行な横ガイド(59、61)が設けられており、これらのガイド上で4つの隅モジュール(51’)が対で摺動可能に支承されていることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項記載の装置。
- 隅モジュール(51’)を調整するための駆動機構(62、66;63、65)が設けられていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項記載の装置。
- 駆動機構(62、66;63、65)が、下側工具(5)の中心(64)で交差する2つの送りねじ(62、63)を有し、これらの送りねじが縦ガイド(58、60)もしくは横ガイド(59、61)を互い違いに摺動可能に相互に結合することを特徴とする、請求項5または6記載の装置。
- 機枠(15)で支えられる受台(50)に沿って下側工具(5)が水平に移動可能であることを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項記載の装置。
- 箱形状固定機構が、下側工具(5)に対して相対的に移動可能な接着剤塗布装置(7)を有することを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項記載の装置。
- 接着剤塗布装置(7)のノズルが高さ調整可能、かつ載置面(51)上にある折畳箱素材(9)に接近離反移動可能であることを特徴とする、請求項9記載の装置。
- 片(28、30〜35;32’〜35’、40’、41’)を折り曲げるための機構が、載置面(51)の上方に配置される上側工具(6)によって形成されており、この上側工具が、それぞれに調整可能な折曲げフラップ(95、96、97)を備えて相接近離反移動可能な半部(10)を有することを特徴とする、請求項1〜10のいずれか1項記載の装置。
- 上側工具(6)の各半部(10)が、駆動装置(94)によって水平軸(11)の周りを揺動可能な支持アーム(92)を有し、この支持アームが折曲げフラップ(95、96、97)とそれらの駆動装置(99、100、101)とを担持していることを特徴とする、請求項11記載の装置。
- 上昇した定位置と下降した動作位置との間を変位可能な上側工具(6)が、同時に、直立した蓋板(26、26’)を折畳箱素材(9、9’)もしくは積重ね体(3)または物品(3’)上に押し下げることを特徴とする、請求項12記載の装置。
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