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JP3990872B2 - 車両用シートリクライニング装置 - Google Patents

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JP3990872B2
JP3990872B2 JP2001155749A JP2001155749A JP3990872B2 JP 3990872 B2 JP3990872 B2 JP 3990872B2 JP 2001155749 A JP2001155749 A JP 2001155749A JP 2001155749 A JP2001155749 A JP 2001155749A JP 3990872 B2 JP3990872 B2 JP 3990872B2
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寛 松浦
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Fuji Kiko Co Ltd
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、座面となるシートクッションに対して背もたれとなるシートバックを回転可能に取り付けるための車両用シートリクライニング装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の車両用シートリクライニング装置としては、シートクッション側のベースプレートに取り付けられる機枠と、シートバック側のアームプレートに取り付けられる蓋体とが相互に回動可能に構成され、機枠に取り付けられたロックツースの外歯ギヤ(歯)と蓋体の内周面に形成した内歯ギヤとの噛合によって機枠と蓋体との相互回転を阻止するように構成されたものが知られている。
【0003】
上記機枠には、内歯ギヤの近傍に軸部が設けられており、ロックツースにはこの軸部に揺動自在に係合する凹状の軸受部が設けられている。また、ロックツースには、軸受部を挟んで歯とは反対側の位置に、軸受部と同軸状に形成された円弧状の被摺動保持面が形成され、機枠に設けたガイド部に摺接して、ロックツースの揺動をガイドするようになっている。
【0004】
一方、機枠と蓋体との相対的な回転力は内歯ギヤ及び外歯ギヤを介して直線方向の外力となってロックツースに作用することになるが、このロアーツースを軸部とガイド部とで保持しているため、機枠と蓋体とは回動することなくロックされた状態を保持する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、通常の考え方では、上述したガイド部の剛性が外力に対して大きいほど、即ちガイド部が外力に対して弾性変形しにくいほど、軸部を確実にバックアップすることができるので、強度上優れたものになるといえる。しかし、ガイド部の剛性が軸部の剛性より大きくなると、軸部が変形を開始しても、ガイド部は変形しないため、ロックツースの軸受部を変形させようとする内部応力が作用し、ロックツースの軸受部が破損してしまう場合がある。そのため、ガイド部を設けることによる強度向上のねらいに対し、充分な強度向上の効果が得られないという問題がある。
【0006】
また、内部応力が作用する分だけロックツースの厚さを厚くしたり、高級な材料を使用したりしてロックツースの剛性を向上させてあげればよいがロックツースの成形性が悪くなり、コストが高くなるという問題があった。
【0007】
この発明は、上記問題点を解決するためなされたもので、強度の向上を図ると共にコストの低減を図るとができる車両用シートリクライニング装置を提供することを課題としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、請求項1記載の発明は、機枠(10)と、この機枠(10)に回転可能に取り付けられ、内周面に沿って内歯ギヤ(61)を有する蓋体(60)と、前記機枠(10)に揺動自在に支持され、前記内歯ギヤ(61)に噛合可能な歯(21)を有するロックツース(20)と、前記機枠(10)における前記内歯ギヤ(61)の近傍に設けられ、前記ロックツース(20)を揺動自在に支持する軸部(16)と、前記機枠(10)に設けられ、前記軸部(16)とともに前記ロックツース(20)を揺動自在に支持する一対のガイド部(11A、11B)とを備えた車両用シートリクライニング装置であって、前記ロックツース(20)には、前記軸部(16)に揺動自在に係合する凹状の軸受部(23)を設けると共に、この軸受部(23)を挟んで前記歯(21)とは反対側の位置に、軸受部(23)と同軸状に形成された円弧状の被摺動保持面(24)と、該被摺動保持面(24)に隣接する前記機枠(10)の回転中心側の位置に外周面(27)とを設け、一方のガイド部(11A)は、前記外周面(27)に摺接してロックツース(20)の軸部(16)回りの揺動をガイドするガイド面(11a)を有するとともに、前記被摺動保持面(24)との間に隙間を有することで、前記機枠(10)と蓋体(60)との相対的な回転力によって内歯ギヤ(61)及び歯(21)を介して作用する外力(P)に対する剛性が軸部(16)以下に設定されるとともに、前記被摺動保持面(24)に当接して保持可能なバックアップ面(11d)を有することを特徴としている。
【0009】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、バックアップ面(11d)には、凹部(11e)が形成されていることを特徴としている。
【0010】
請求項3記載の発明は、請求項1又は2記載の発明において、ガイド部(11A)は、被摺動保持面(24)を保持するバックアップ面(11d)が被摺動保持面(24)と接触する面積を小さくすることにより、外力(P)に対する剛性が軸部(16)以下に設定されていることを特徴としている。
【0015】
そして、上記のように構成された請求項1記載の発明においては、外力(P)に対するガイド部(11A)の剛性が同じく外力(P)に対する軸部(16)の剛性以下になっているので、ロックツース(20)からガイド部(11A)及び軸部(16)に作用した外力はガイド部(11A)からロックツース(20)に作用する反力の方が軸部(16)からロックツース(20)に作用する反力より小さくなる。このため、ロックツース(20)に発生する内部応力も小さくなるので、ロックツース(20)の軸受部(23)の破損を防止することができる。
これにより、ガイド部(11A)、軸部(16)及びロックツース(20)の剛性バランスの最適化が図れ、軸部(16)及びガイド部(11A)は設定した強度でロックツース(20)を保持できるため、全体として強度の向上が図れる。
また、ロックツース(20)に作用する力が減少するので、ロックツース(20)の厚さを薄くしたり、より汎用性のある低下価格の材料を使用したりすることが可能となる。よって、コストの低減を図ることができる。
また、ガイド部(11A)のバックアップ面(11d)が、外力(P)が作用しない状態では被摺動保持面(24)との間に隙間があくような位置に設けられているので、外力(P)が大きくなってきて、バックアップが必要になったときのみ、バックアップ面(11d)が被摺動保持面(24)に当接して軸部(16)をバックアップすることになる。従って、外力(P)が小さい段階ではバックアップ面(11d)に被摺動保持面(24)が当接することがなく、また、外力(P)が大きい場合でもバックアップ面(11d)が被摺動保持面(24)に当接してからのガイド部(11A)を変形する量が小さくなって被摺動保持面(24)に作用する反力が小さくなることから、ガイド部(11A)によってロックツース(20)に作用する内部応力が極めて小さくできる。
【0016】
請求項2記載の発明においては、被摺動保持面(24)を保持するガイド部(11A)のバックアップ面(11d)に凹部(11e)を形成することによって、外力(P)に対するガイド部(11A)の剛性を簡単に低下させることができる。従って、バックアップ面(11d)から被摺動保持面(24)に作用する反力を低下させることができる。
【0017】
請求項3記載の発明においては、被摺動保持面(24)を保持するガイド部(11A)のバックアップ面(11d)の面積を小さくすることにより、外力(P)に対するガイド部(11A)の剛性を簡単に低下させることができる。従って、バックアップ面(11d)から被摺動保持面(24)に作用する反力を低下させることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を実施例に基づき、図1〜図11を参照して説明する。
【0023】
まず、第1実施例を図1〜図9を参照して説明する。この第1実施例で示す車両用シートリクライニング装置Eは、機枠10に形成した円形凹部14の内面側に嵌合すると共に、円形凹部14の内周面に沿って同軸状に回転可能な蓋体60を有し、これらの機枠10及び蓋体60の軸方向の間に配置された揺動式のロックツース20及び回転式のカム状板40を有している。
【0024】
蓋体60には、内周面に沿う互いに対向する2ヶ所の位置に内歯ギヤ61が形成されている。ロックツース20は、機枠10における2ヶ所の位置に軸部16を介して揺動自在に取り付けられている共に、上記各内歯ギヤ61に対向する位置にその内歯ギヤ61に噛合可能な外歯ギヤ(歯)21を有している。カム状板40は、このカム状板40の回転中心孔42を中心にして一方向(反時計方向)に回転することにより、2つの各ロックツース20を半径方向外側に押して外歯ギヤ21を内歯ギヤ61に噛合させたり、他方向(時計方向)に回転することによりその噛合を解除させたりするようになっている。
【0025】
また、機枠10及び蓋体60は、その一方がシートクッション150側に連結され、他方がシートバック160側に連結された状態で、前記ロックツース20の外歯ギヤ21が内歯ギヤ61に噛合することにより、シートバック160をシートクッション150に対して所定の角度に保持するようになっている。なお、この実施例では、機枠10をシートクッション150側における幅方向の左右両側の各位置にそれぞれ配置して固定すると共に、蓋体60をシートバック160側における幅方向の左右両側の各位置にそれぞれ固定し、左右両側の操作軸30を後述するセレーション(継手部)32を介して円筒状のシャフト50で連結するようになっている。
【0026】
カム状板40の回転中心孔42には、操作軸30が圧入により固定されるようになっており、この操作軸30は、外部との回転力の伝達を行うためのセレーション32、34を有し、このセレーション32、34における回転方向の所定の位置が機枠10の所定の位置に合わされた状態で、カム状板40の回転中心孔42に圧入されるようになっている。なお、セレーション32は、シャフト50の内面に形成したセレーション(継手部)51に噛み合うように形成されたものであり、セレーション34は、操作レバー31の連結孔に形成されたセレーション35に噛み合うように形成されている。また、これらのセレーション32、34は、凹凸の位置や形状が周方向において一致したものとなっている。
【0027】
また、操作軸30は、カム状板40の回転によりロックツース20の外歯ギヤ21を内歯ギヤ61に噛合し終え、かつ操作軸30のセレーション32、34における回転方向の所定の位置と機枠10の所定の位置と合わせた状態で、その圧入軸部30aをカム状板40の回転中心孔42に圧入するようになっている。回転中心孔42にはセレーション42aが形成されているが、このセレーション42aは、操作軸30の圧入軸部30aを圧入する際の力を軽減すると共に、圧入後の圧入軸部30aをより強固に保持する上で役立つようになっている。
【0028】
更に、シートの左右に配置された各操作軸30のセレーション32とシャフト50のセレーション51とは、回転方向に所定の角度の遊びが生じる噛み合いをもって連結されるようになっている。この遊びは、例えばシートクッション150の左側などの一方の側にベルトアンカなどから大きな力が作用し、その際のシートクッション150の強度メンバ等の弾性変形によりその一方の側の操作軸30が回転してその回転がシャフト50を介して他方の側の操作軸30に伝わり、同他方の側の外歯ギヤ21と内歯ギヤ61との噛合が解除されるのを防止することができる最小限の量に設定されている。
【0029】
また、ロックツース20は、機枠10における周方向に180度離れた位置に配置され、ロックカム面41は、カム状板40における回転中心孔(回転軸)42回りに180度離れた位置に形成されている。カム状板40は、各ロックカム面41を結ぶ線L1に対して略直交する線L2上の位置であって回転中心孔42回りに180度離れた位置に被拘束外周面45を有し、機枠10は、各ロックツース20の被ロックカム面25を結ぶ線L3に対して略直交する線L4上の位置であって周方向に180度離れた位置に後述する第1ガイド凸部(ガイド部)11Aを有している。この第1ガイド凸部11Aには、各被拘束外周面45に摺接する摺接面11cが形成されている。そして、各被拘束外周面45は、カム状板40の回転中心孔42を中心とする円弧状の曲面によって形成され、該カム状板40の回転範囲において常に第1ガイド凸部11Aの摺接面11cに摺接するようになっている。なお、摺接面11cは各ロックツース20の被ロックカム面25を結ぶ線に対して略平行な平面状に形成されおり、カム状板(40)が各被ロックカム面25方向に移動するのを許容するようになっている。
【0030】
また、機枠10には、内歯ギヤ61の近傍に、ロックツース20を揺動自在に支持する半円柱状の軸部16が設けられている。ロックツース20には、軸部16に揺動自在に係合する半円状の凹状の軸受部23が形成されていると共に、この軸受部23を挟んで外歯ギヤ21とは反対側の位置に、軸受部23と同軸状に円弧状の被摺動保持面24が形成されている。
【0031】
更に、機枠10には、この機枠10と蓋体60との相対的な回転力が内歯ギヤ61と外歯ギヤ21との噛合部及びロックツース20を介して軸部16に作用する外力Pを、被摺動保持面24に当接して更に保持する上述した第1ガイド凸部11Aが設けられている。この第1ガイド凸部11Aは、外力Pに対する剛性が軸部16以下(あるいは未満)に設定されている。即ち、外力Pによって同じ量の変位がロックツース20から第1ガイド凸部11A及び軸部16に作用した場合には、第1ガイド凸部11Aの方が軸部16より同程度以上に撓みやすくなっている。
【0032】
そして、この実施例では、第1ガイド凸部11Aにおける被摺動保持面24を保持するバックアップ面11dに凹部11eを形成することにより、外力Pに対する第1ガイド凸部11Aの更なる剛性の低下を図っている。なお、凹部11eを形成することによって、被摺動保持面24と接触するバックアップ面11dの面積が小さくなることによっても、外力Pに対する第1ガイド凸部11Aの剛性の低下が図られている。また、バックアップ面11dは、外力Pが作用しない状態では被摺動保持面24との間に隙間があくような位置に形成されている。なお、外力Pは、シートバック160を後方に移動させるような力が作用した際に生じる力である。
【0033】
以下、上記構成についてさらに詳細に説明する。
【0034】
機枠10は、その外側面がシートクッション150の強度メンバの一部を構成するベースプレート110に溶接やボルト等で固定され、蓋体60は、その外側面がシートバック160の強度メンバの一部を構成するアームプレート120に溶接やボルト等で固定されるようになっている。また、機枠10及び蓋体60と同軸状の位置には、アームプレート120をフロント(F)方向に付勢して、シートバック160を前方に倒すためのうず巻スプリング130が装着されている。
【0035】
機枠10は、全体として円板状に形成されたものであって、円形状の内周面14aを外周近傍位置に同軸状に形成することにより、円形凹部14を有するように構成したものである。また、機枠10には、その軸心位置に、操作軸30を挿通するための回転中心孔17が形成されている。
【0036】
また、円形凹部14の底面からは、第1ガイド凸部11A、第2ガイド凸部11B、凸部13、軸部16が2つずつ突設されている。軸部16は、その半円状の外周面をロックツース20の半円状の軸受部23に係合することによって、該ロックツース20を揺動自在に支持するようになっている。第1ガイド凸部11Aは、軸部16回りに揺動するロックツース20の第1外周面27を摺動自在に案内するガイド面11aを有しており、第2ガイド凸部11Bは、同じく軸部16回りに揺動するロックツース20の第2外周面28を摺動自在に案内するガイド面11bを有している。なお、第1外周面27は、軸部16に対して機枠10の回転中心側に位置しており、上述した外力Pをガイド面11aに作用させることがほとんどない位置に設けられている。即ち、第1外周面27とガイド面11aは、ロックツース20が軸部16回りに揺動するのをガイドすると共に、ロックツース20が軸部16から脱落するのを防止するようになっている。
【0037】
第1外周面27、第2外周面28、ガイド面11a、11bは、軸部16によるロックツース20の回転中心、即ち軸受部23に対して同軸状の円弧状に形成されている。また、第1ガイド凸部11Aには、回転中心側を向く面に上述した摺接面11cが形成されていると共に、被摺動保持面24側を向く面に上述したバックアップ面11dが形成されている。そして、被摺動保持面24及びバックアップ面11dも軸受部23に対して同軸状の円弧状に形成されている。
【0038】
凸部13は、一方の第1ガイド凸部11Aと他方の第2ガイド凸部11Bとの間、及び他方の第1ガイド凸部11Aと一方の第2ガイド凸部11Bとの間に配置されており、ロックスプリング70の基部70aを保持するようになっている。
【0039】
ロックスプリング70は、うず巻スプリング状に形成されており、カム状板40を、図1において反時計方向に回転するように付勢するようになっている。また、ロックスプリング70は、カム状板40を反時計方向に回転させることにより、ロックツース20の外歯ギヤ21を内歯ギヤ61に常時噛合させるように付勢するようになっている。
【0040】
また、上記第1ガイド凸部11A、第2ガイド凸部11B、凸部13、軸部16は、プレスを用いたエンボス加工により機枠10に一体に形成されている。
【0041】
蓋体60も、機枠10と同様に円板状に形成されたものであり、機枠10の内周面14aに回転自在に嵌合するリム部60aの内周面に沿って、上述した内歯ギヤ61が設けられている。この蓋体60には、その軸心位置に、操作軸30を挿通するための回転中心孔62が形成されている。
【0042】
また、蓋体60及び機枠10は、その外周部がリング状のホルダ80によって挟持するように覆われており、これにより軸方向に分離されることなく相互に回転可能に保持されている。
【0043】
ロックツース20は、軸部16の一方の側であって内歯ギヤ61に対向する部分に上述した外歯ギヤ21を有し、また、この外歯ギヤ21の背面側にカム状板40のロックカム面41から力を受ける被ロックカム面25を有している。即ち、ロックツース20は、その被ロックカム面25でロックカム面41から力を受けることにより、軸部16を中心にして時計方向に揺動し、外歯ギヤ21が内歯ギヤ61に噛合するようになっている。
【0044】
外歯ギヤ21は、軸部16に接近した位置まで形成され、この外歯ギヤ21と、内歯ギヤ61の歯は、その圧力角を60〜90°に設定されている。しかも、外歯ギヤ21は、軸部16側の歯の高さを、他の歯の高さと比較して低く形成すると共に、軸部16側の歯の歯先円の半径を、他の歯の歯先円の半径よりも大きく形成してある。
【0045】
また、軸部16を挟んで外歯ギヤ21とは反対側の外周面22は、内歯ギヤ61と干渉しないように扁平に切断されている。この外周面22の背面側にカム状板40のロック解除カム面44から力を受ける被ロック解除カム面26を有している。即ち、ロックツース20は、その被ロック解除カム面26でロック解除カム面44から力を受けることにより、反時計方向に揺動し、外歯ギヤ21が内歯ギヤ61から離れるようになっている。
【0046】
操作軸30は、機枠10及び蓋体60のそれぞれの回転中心孔17,62に遊嵌されており、ベースプレート110及びアームプレート120にそれぞれ形成された支持孔112,122にも遊嵌により挿通されている。また、操作軸30は、そのセレーション35がベースプレート110の外方に突出し、セレーション32がアームプレート120の外方に突出している。なお、セレーション35に取り付けられた操作レバー31には、更に操作ノブ33が取り付けられている。
【0047】
カム状板40は、その回転中心孔42に操作軸30の圧入軸部30aを圧入により固定するようになっており、外周面には上述したロックカム面41、ロック解除カム面44がそれぞれ2つずつ形成されている。更に、カム状板40の外周面には、ロックスプリング70の外側端70bが係止する係止部43が形成されている。
【0048】
ロックスプリング70は、うず巻スプリングによって構成されており、その基部70aが凸部13によって保持され、その外側端70bがカム状板40の係止部43に係止して、カム状板40を図1において反時計方向に回転させるべく該カム状板40に付勢力を付すようになっている。なお、カム状板40は、軸対称の2ヶ所の位置に設けられた係止部43を介して、2つのロックスプリング70からの付勢力を接線方向に効率よく受けるようになっている。
【0049】
アームプレート120は、シートバック160側への取付部121と、うず巻スプリング130の内側部131を保持する保持手段140を有している。
【0050】
この保持手段140は、アームプレート120の回転中心孔122の下部側に設けられており、回転中心孔122を中心とする所定の曲率半径の軌跡に沿って、アームプレート120を半円状に切り起こして形成されている。この切り起こし部141の一側端側に形成された凹部(図示せず)にうず巻スプリング130の内側端132が係止されている。
【0051】
また、うず巻スプリング130の外側端133は、ベースプレート110に設けた係止ピン111に係止されている。そして、このうず巻スプリング130によりアームプレート120は常時フロント(F)方向に回転するように付勢されている。
【0052】
なお、図9において、123は前倒れストッパで、アームプレート120、すなわちシートバック160がフロント(F)方向に回転したとき、ベースプレート110の係止ピン111に前倒れストッパ123が当接し、これによりシートバック160のフロント(F)方向の回転を規制している。また、本実施例に限られるのではなく上記構造とは逆に機枠10にアームプレート120を取り付け、蓋体60をシートクッション150側に取り付けても良い。
【0053】
つぎに、上述した車両用シートリクライニング装置Eの作用、効果等について説明する。
【0054】
車両用シートリクライニング装置Eを組み立てるには、まず機枠10側にカム状板40及びロックスプリング70を設置する。この状態ではロックスプリング70の付勢力によりロックスプリング70の外側端70bが第1ガイド凸部11Aの摺接面11cに係合しており、カム状板40の係止部43とは係合していない。
【0055】
次に、カム状板40の回転中心孔42に形成したセレーション42aに噛合するセレーションを有するシャフト状の保持具(図示せず)を用いて、カム状板40を時計方向に回転させ、これによってカム状板40の係止部43にロックスプリング70の外側端70bが係合することになり、この状態でロックツース20を機枠10側に設置した上で、機枠10の円形凹部14に蓋体60を嵌合する。即ち、保持具のセレーション部を回転中心孔42に挿入して時計方向に回転した状態では、ロック解除カム面44、被ロック解除カム面26を介してロックツース20が反計方向に回転し、外歯ギヤ21が仮想上の蓋体60の内歯ギヤ61の位置より半径方向の内側に移動することになる。そこで、機枠10の内周面14aとロックツース20の外歯ギヤ21との間にリム部60aを挿入するようにして、蓋体60を機枠10の円形凹部14に嵌合する。その後、保持具に作用させていた力を抜くことにより、ロックスプリング70の付勢力により、カム状板40を介して、ロックツース20が時計方向に揺動し、外歯ギヤ21が内歯ギヤ61に噛合した状態になる。即ち、ロックツース20は、外歯ギヤ21が内歯ギヤ61に噛合し終わるまで時計方向に揺動する。蓋体60を組み付けた後は、保持具を取り外す。
【0056】
次に、機枠10及び蓋体60の外周部をホルダ80で覆う。これにより、機枠10及び蓋体60は、軸方向に分離されることなく相互に回転可能に支持された状態になる。
【0057】
このようにして、機枠10、ロックツース20、カム状板40、蓋体60、ロックスプリング70、ホルダ80を全て組み立てた後に、セレーション32、4部における回転方向の所定の位置を機枠10の所定の位置に合わせた状態で、操作軸30の圧入軸部30aをカム状板40の回転中心孔42に圧入する。
【0058】
このようにして組立が完成した車両用シートリクライニング装置Eは、シートの左右両側の位置に組み付けられることになる。この組み付けの際に、各操作軸30のセレーション32にシャフト50のセレーション51を嵌合させる。
【0059】
また、運転席の場合には、シートの右側(ドア側)に位置する操作軸30のセレーション34に操作レバー31のセレーション35を嵌合させて、ボルト(図示せず)等により、操作レバー31を操作軸30に固定する。また、助手席の場合には、シートの左側(ドア側)に位置する操作軸30に操作レバー31を取り付ける。
【0060】
このようにしてシートに組み付けられた車両用シートリクライニング装置Eにおいては、通常時は図1に示すように、カム状板40がロックスプリング70の付勢力により反時計方向に回転しているので、ロックカム面41によってロックツース20の被ロックカム面25が押圧され、ロックツース20が軸部16を介して時計方向に揺動し、外歯ギヤ21が蓋体60の内歯ギヤ61に噛合した状態になっている。即ち、シートバック160の回転が阻止された状態になっている。この状態においては、線L1と線L2、線L3と線L4がそれぞれ図1に示すように、ほぼ重なった状態になる。
【0061】
一方、操作レバー31の操作ノブ33を操作して操作軸30を時計方向に回転させると、カム状板40のロックカム面41とロックツース20の被ロックカム面25との係合が解かれると共に、ロック解除カム面44がロックツース20の被ロック解除カム面26を押圧することになる。
【0062】
このため、ロックツース20は、軸部16を中心として反時計方向に揺動し、外歯ギヤ21と蓋体60の内歯ギヤ61との噛合が解かれてロック解除状態となり、蓋体60に取り付けられたアームプレート120,すなわちシートバック160がうず巻スプリング130の付勢力によりフロント(F)方向に回転する。
【0063】
このロック解除状態から再びロック状態に復帰させるには、所望するシートバック160の傾動位置で把持している操作ノブ33を放す操作を行う。そうすると、ロックスプリング70の付勢力によりカム状板40が反時計方向に回転し、これによりロックツース20が時計方向に回転し、その外歯ギヤ21が内歯ギヤ61と噛合してロック状態となる。
【0064】
そして、上記車両用シートリクライニング装置Eによれば、外力Pに対する第1ガイド凸部11Aの剛性が同じく外力Pに対する軸部16の剛性以下になっているので、ロックツース20から第1ガイド凸部11A及び軸部16に作用した外力Pは第1ガイド凸部11Aからロックツース20に作用する反力の方が軸部16からロックツース20に作用する反力より小さくなる。このため、ロックツース20に発生する内部応力も小さくなるので、内歯ギヤ61から外歯ギヤ21に作用する外力Pによってロックツース20の軸受部23の破損を防止することができる。これにより、第1ガイド凸部11A、軸部16及びロックツース20の剛性バランスの最適化が図れ、軸部16及び第1ガイド凸部11Aは設定した強度でロックツース20を保持できるため、全体として強度の向上が図れる。また、ロックツース20に作用する力が減少するので、ロックツース20の厚さを薄くしたり、より汎用性のある低下価格の材料を使用したりすることが可能となる。よって、コストの低減を図ることができる。
【0065】
また、バックアップ面11dに凹部11eを形成することによって、外力Pに対する第1ガイド凸部11Aの剛性を簡単に低下させることができる。そして、この実施例では、凹部11eによって被摺動保持面24に当接するバックアップ面11dの面積が小さくなるので、このバックアップ面11dの面積が小さくなることによっても第1ガイド凸部11Aの剛性を小さくすることができる効果がある。更に、バックアップ面11dは、外力Pが作用しない状態では被摺動保持面24と離れた状態になっているので、外力Pが大きくなってきて、バックアップが必要になったときにのみ、バックアップ面11dが被摺動保持面24に当接して軸部16をバックアップすることができる。従って、外力Pが小さい段階ではバックアップ面11dに被摺動保持面24が当接することがなく、また、外力Pが大きい場合でも、バックアップ面11dが被摺動保持面24に当接してからの第1ガイド凸部11Aを変形させる量が小さくなり、しかも外力Pが最大のときにおけるロックツース20から第1ガイド凸部11Aに作用する力が小さくなるので、第1ガイド凸部11Aによってロックツース20に作用する内部応力
が極めて小さくなる。従って、更に、コストの低減を図ることができる。
【0070】
更に、上記実施例では、車両用シートリクライニング装置Eをシートの左右両側に設けるように構成したが、この車両用シートリクライニング装置Eは、シートの一方の側に設けるように構成してもよい。
【0071】
【発明の効果】
請求項1記載の発明においては、外力(P)に対するガイド部(11A)の剛性が同じく外力(P)に対する軸部(16)の剛性以下になっているので、ロックツース(20)からガイド部(11A)及び軸部(16)に作用した外力はガイド部(11A)からロックツース(20)に作用する反力の方が軸部(16)からロックツース(20)に作用する反力より小さくなる。このため、ロックツース(20)に発生する内部応力も小さくなるので、ロックツース(20)の軸受部(23)が破損するのを防止できる。これにより、ガイド部(11A)、軸部(16)及びロックツース(20)の剛性バランスの最適化が図れ、軸部(16)及びガイド部(11A)は設定した強度でロックツース(20)を保持できるため、全体としてロック強度の向上が図れる。また、ロックツース(20)に作用する力が減少するので、ロックツース(20)の厚さを薄くしたり、より汎用性のある低下価格の材料を使用したりすることが可能となる。よって、コストの低減を図ることができる。
また、ガイド部(11A)のバックアップ面(11d)が、外力(P)が作用しない状態では被摺動保持面(24)との間に隙間があくような位置に設けられているので、外力(P)が大きくなってきて、バックアップが必要になったときのみ、バックアップ面(11d)が被摺動保持面(24)に当接して軸部(16)をバックアップすることになる。従って、外力(P)が小さい段階ではロックツース(20)の回転が自由であること、バックアップ面(11d)が被摺動保持面(24)に当接してからのロックツース(20)の回転角度は極めて僅かになること、ガイド部(11A)を変形する量が小さくなって被摺動保持面(24)に作用する反力が小さくなることから、ガイド部(11A)によってロックツース(20)の回転を阻止しようとする力が極めて小さくなる。
【0072】
請求項2記載の発明においては、被摺動保持面(24)を保持するガイド部(11A)のバックアップ面(11d)に凹部(11e)を形成することによって、外力(P)に対するガイド部(11A)の剛性を簡単に調整することができる。従って、バックアップ面(11d)から被摺動保持面(24)に作用する反力を低下させることができる。
【0073】
請求項3記載の発明においては、被摺動保持面(24)を保持するガイド部(11A)のバックアップ面(11d)の面積を小さくすることにより、外力(P)に対するガイド部(11A)の剛性を簡単に低下させることができる。従って、バックアップ面(11d)から被摺動保持面(24)に作用する反力を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例に係る車両用シートリクライニング装置を示す要部正面視説明図である。
【図2】 同車両用シートリクライニング装置を示す図であって、図1のII-II断面説明図である。
【図3】 同車両用シートリクライニング装置を示す図であって、図1のIII-III断面説明図である。
【図4】 同車両用シートリクライニング装置のロックツースを示す正面視拡大説明図である。
【図5】 同車両用シートリクライニング装置を示す図であって、図4の一点鎖線で囲んだ部分の拡大図である。
【図6】 同車両用シートリクライニング装置の要部分解斜視説明図である。
【図7】 同車両用シートリクライニング装置の正面視説明図である。
【図8】 同車両用シートリクライニング装置を示す図であって、図7のVIII-VIII断面説明図である。
【図9】 同車両用シートリクライニング装置を示す図であって、図8のIX-IX矢視説明図である。
【符号の説明】
10 機枠
11A 第1ガイド凸部(ガイド部) 11d バックアップ面
11e 凹部
11f 窪み部
16 軸部
20 ロックツース
21 外歯ギヤ(歯)
23 軸受部
24 被摺動保持面
60 蓋体
61 内歯ギヤ
150 シートクッション
160 シートバック
E 車両用シートリクライニング装置
P 外力

Claims (3)

  1. 機枠(10)と、この機枠(10)に回転可能に取り付けられ、内周面に沿って内歯ギヤ(61)を有する蓋体(60)と、前記機枠(10)に揺動自在に支持され、前記内歯ギヤ(61)に噛合可能な歯(21)を有するロックツース(20)と、前記機枠(10)における前記内歯ギヤ(61)の近傍に設けられ、前記ロックツース(20)を揺動自在に支持する軸部(16)と、前記機枠(10)に設けられ、前記軸部(16)とともに前記ロックツース(20)を揺動自在に支持する一対のガイド部(11A、11B)とを備えた車両用シートリクライニング装置であって、
    前記ロックツース(20)には、前記軸部(16)に揺動自在に係合する凹状の軸受部(23)を設けると共に、この軸受部(23)を挟んで前記歯(21)とは反対側の位置に、軸受部(23)と同軸状に形成された円弧状の被摺動保持面(24)と、該被摺動保持面(24)に隣接する前記機枠(10)の回転中心側の位置に外周面(27)とを設け、
    一方のガイド部(11A)は、前記外周面(27)に摺接してロックツース(20)の軸部(16)回りの揺動をガイドするガイド面(11a)を有するとともに、前記被摺動保持面(24)との間に隙間を有することで、前記機枠(10)と蓋体(60)との相対的な回転力によって内歯ギヤ(61)及び歯(21)を介して作用する外力(P)に対する剛性が軸部(16)以下に設定されるとともに、前記被摺動保持面(24)に当接して保持可能なバックアップ面(11d)を有することを特徴とする車両用シートリクライニング装置。
  2. バックアップ面(11d)には、凹部(11e)が形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両用シートリクライニング装置。
  3. ガイド部(11A)は、被摺動保持面(24)を保持するバックアップ面(11d)が被摺動保持面(24)と接触する面積を小さくすることにより、外力(P)に対する剛性が軸部(16)以下に設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の車両用シートリクライニング装置。
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